JPH11300242A - 粉末エアゾール用定量型バルブ装置 - Google Patents
粉末エアゾール用定量型バルブ装置Info
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- JPH11300242A JPH11300242A JP10114914A JP11491498A JPH11300242A JP H11300242 A JPH11300242 A JP H11300242A JP 10114914 A JP10114914 A JP 10114914A JP 11491498 A JP11491498 A JP 11491498A JP H11300242 A JPH11300242 A JP H11300242A
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Abstract
も、所期の粉末含有組成物が確実に噴射される粉末エア
ゾール用定量型バルブ装置を提供すること。 【解決手段】 粉末を含有する組成物が充填されるエア
ゾール容器のための定量型バルブ装置であって、エアゾ
ール容器の開口部に気密に設けられたハウジングと、こ
のハウジング内に上下方向に移動可能に設けられたステ
ムとを有し、ステムとハウジングとの間に区画される定
量室の下部には、粉体貯留用凹部が形成されている。こ
の定量型バルブ装置によれば、粉末が粉体貯留用凹部に
沈降するために定量室内に粉末が原液および噴射剤成分
と共に残留し、長時間の放置後の再度使用時に、その第
1回目の噴射操作から所期の粉末を含有する組成物を確
実に噴射することができる。
Description
アゾール組成物が充填されるエアゾール容器に設けられ
る定量型バルブ装置に関する。
おり、例えば制汗剤、喘息薬、傷薬、外用薬などの粉末
を含有するエアゾール製品も広く使用されている。そし
て、このような粉末エアゾール製品のある種のものの容
器として、定量型バルブ装置を設けたものが用いられて
いる。
粉末エアゾール容器の構成を示す説明用断面図、図4は
そのバルブ装置を拡大して示す説明用断面図である。図
において、10はエアゾール容器を構成する耐圧容器で
あり、例えば有底円筒状のアルミニウムなどの金属製で
ある。この耐圧容器10の上端開口部分は、アウターガ
スケット12を介して樹脂リング11に対して気密に巻
締められており、この樹脂リング11によりハウジング
21が保持されることにより、バルブ装置20が装着さ
れている。14はカバーである。
された全体が円筒状のハウジング21と、このハウジン
グ21に上下方向に移動可能に支持されたステム25と
を有する。ステム25の上部は、内部にステム通路32
を有する筒状部分25Aとされると共に下部が円柱状の
ロッド部分25Bとされ、筒状部分25Aとロッド部分
25Bとの間には鍔状のバルブ部分25Cが形成されて
いる。そして、バルブ部分25Cの上方には、ステム2
5を包囲する環状のステムガスケット30がハウジング
21の縁部により保持された状態で配置されている。
バルブ部分25Cの下面との間にはステム25を常時上
方に押し上げるよう抑制するスプリング27が介挿され
ており、このスプリング27の作用により、バルブ部分
25Cの上面がステムガスケット30に押圧された状態
とされている。
10の開口から外部に突出して伸びる状態とされ、この
筒状部分25Aの下端部には、ステム通路32から径方
向に伸びてその外周面に開口するステム孔34が形成さ
れている。
ブッシュ35が固定されると共に、このブッシュ35の
下端部に、耐圧容器10の内底部にまで伸びるディップ
チューブ37が接続されている。そして、当該ブッシュ
35により、上方に向かうに従って次第に拡開するテー
パ筒状部41を有するカップゴム42が、ハウジング2
1の段部との間に保持されており、このカップゴム42
のテーパ筒状部41の上向きの内周面と、ロッド部分2
5Bのテーパ状の下端部26とにより弁が構成されてい
る。
に設けられたアクチュエータであって、このアクチュエ
ータ38には、ステム通路32に連通するアクチュエー
タ通路39を介して噴射口40が形成されている。
アクチュエータ38が押下操作されない非動作時には、
ステム25がスプリング27によって上方に押し上げら
れてバルブ部分25Cの上部がステムガスケット30の
下面に押圧されると共に、ステム孔34の開口が当該ス
テムガスケット30の内周面により塞がれた状態とされ
ることにより、ハウジング21とステム25のロッド部
分25Bとにより区画される空間Sはステム通路32と
遮断された状態とされる。
ング27に抗してバルブが押下操作された動作時は、ス
テム25が降下されてステム孔34の開口がステムガス
ケット30より下方に外れた位置となるために、ステム
通路32がハウジング21内の空間Sと連通された状態
となり、これにより、当該空間S内の内容物が、ステム
孔34、ステム通路32およびアクチュエータ通路39
を介して噴射口40から外部に噴射される。
Bの下端部26はカップゴム42のテーパ筒状部41の
上向き内周面に押圧されることにより、ブッシュ35内
の空間Cがハウジング21内の空間Sと遮断された状態
となり、従って実際に噴射されるものは当該空間S内の
内容物のみとなる。
力が除かれてバルブ部分25Cがスプリング27の作用
によって上昇位置に復帰すると、この非動作時には、ロ
ッド部分25Bの下端部26がカップゴム42から離間
する結果、ハウジング21内の空間Sがブッシュ35内
の空間Cおよびディップチューブ37を介して耐圧容器
10内と連通することにより、空間S内には再び耐圧容
器10内の粉末エアゾール組成物が充満される。従っ
て、1回の噴射操作により、ハウジング21内の空間S
内の容積によって定まる量の粉末エアゾール組成物が定
量的に噴射されることとなる。すなわち、ハウジング2
1内の空間Sが定量室となる。
回の操作で噴射される粉末エアゾール組成物の量が定量
室の容積によって規制されるため、適用対象面に噴射さ
れて付着される粉末の量を噴射回数によって制御するこ
とが可能となり、使用上大きな利便性が得られる利点が
ある。
装置では、使用後に長時間放置されると、定量室内が耐
圧容器10内と連通された状態であってしかも粉末の比
重が大きいため、定量室内の粉末が、重力により、ハウ
ジング21とロッド部分25Bとの間の間隙を通って沈
降して耐圧容器10内に移動してしまう。その結果、定
量室内には粉末がほとんど存在せずに原液および噴射剤
成分のみとなり、再度使用する場合に全体を震盪しても
十分な量の粉末が定量室内に供給されることができない
ため、放置後第1回目の噴射操作では、粉末がほとんど
含有されない原液および噴射剤が噴射されるに過ぎず
(いわゆるカラ打ち)、所期の粉末を含有したエアゾー
ル組成物を噴射させることができない。
粉末噴射効果が得られるが、第1回目の噴射操作によっ
て所期の粉末噴射効果が得られないことにより、噴射操
作の回数によって粉末適用量を制御することができると
いう、当該定量型バルブ装置を用いることによる利点が
大きく損なわれることとなる。
定量型バルブ装置においては、放置後第1回目の噴射操
作では所期の粉末エアゾール組成物を噴射させることが
できない、という問題点がある。本発明は、このような
問題点を解決するためになされたものであって、その目
的は、長時間放置された後の第1回目の噴射操作によっ
ても、所期の粉末エアゾール組成物を確実に噴射させる
ことのできる粉末エアゾール用定量型バルブ装置を提供
することにある。
を含有するエアゾール組成物が充填されるエアゾール容
器に設けられる定量型バルブ装置であって、エアゾール
容器の開口部に気密に設けられた上下方向に伸びる筒状
のハウジングと、このハウジング内に上下方向に移動可
能に設けられたステムとを有し、前記ハウジングとステ
ムとにより定量室が区画され、この定量室の下部に粉体
貯留用凹部が形成されていることを特徴とする。
向内方に伸びる底壁部分と、この底壁部分の内周側にお
いて前記ステムの外周面に沿って上方に伸びる内側筒状
部分とが一体的に形成されており、粉体貯留用凹部が、
ハウジングの内周面と底壁部分と内側筒状部分とにより
形成されている構成とすることができる。また、ハウジ
ングの内周面には、径方向内方に伸びる底壁部分および
この底壁部分の内周縁において前記ステムの外周面に沿
って上方に伸びる内側筒状部分とを有するリング部材の
外周縁が固定されており、粉体貯留用凹部が、ハウジン
グとリング部材とにより形成されている構成とすること
ができる。
れば、ハウジングとステムのロッド部分とにより区画さ
れる定量室の下部に粉体貯留用凹部が形成されているた
め、当該エアゾール製品の非使用時には粉末が当該粉体
貯留用凹部内に貯留することとなり、従って定量室内に
は原液および噴射剤成分と共に粉末が存在するので、長
時間の放置後に再度使用する場合にも、その第1回目の
噴射操作から所期の粉末を含有したエアゾール組成物を
確実に噴射することができ、噴射操作の回数によって適
用量を制御することができるという、当該定量型バルブ
装置の利点が十分に実現される。
粉末エアゾール用定量型バルブ装置の構成を拡大して示
す説明用断面図である。この図において、10は耐圧容
器、11は樹脂リング、12はアウターガスケット、1
4はカバーであり、これらは図3の例と同様である。
されているものと同一の構成に加えて、次の構成を有す
る。すなわち、このバルブ装置50においては、ハウジ
ング21の下部に、径方向内方に伸びる底壁部分51
と、この底壁部分51の内周縁部においてステム25の
ロッド部分25Bの外周面に沿って上方に伸びる内側筒
状部分52とが連続して一体的に形成されており、これ
により、ハウジング21の下部の内周面と、これに連続
する底壁部分51の上面と、内側筒状部分52の外周面
とにより、断面形状が上方に開口する凹溝がハウジング
21の内周面に沿って環状に伸びる状態の粉体貯留用凹
部55が形成されている。
5Bの外周面と、内側筒状部分52の内周面との間の間
隙は、実際上、粉末が通過し得る大きさであればできる
だけの小さいことが好ましい。この場合に、内側筒状部
分52の内周面には、弾性材層を設けることもできる。
径方向に伸びる板状のリブ28により周方向において複
数に分割されており、スプリング27は内側筒状部分5
2の上面とバルブ部分25Cの下面との間に介挿され、
また底壁部分51の下面とブッシュ35との間にカップ
ゴム42が保持されている。
ール容器では、基本的に、図3に示されている構成のバ
ルブ装置20と同一の動作により、アクチュエータ38
による1回の噴射操作により、ハウジング21とステム
25のロッド部分25Bとによって区画されている定量
室、すなわち空間S内の容積によって定まる量の粉末エ
アゾール組成物が定量的に噴射されることとなる。
量室の下部に粉体貯留用凹部55が形成されているた
め、噴射操作後に長時間放置した場合にも、先行して行
われた噴射操作の直後に定量室内に存在する粉末は粉体
貯留用凹部55内に沈降して貯留するようになり、ロッ
ド部分25Bと内側筒状部分52との間の間隙を介して
ブッシュ35内の空間Cへ、更にはディップチューブ3
7を介して耐圧容器10内に移動することがない。
液および噴射剤成分と共に存在するようになり、長時間
の放置後に再度使用する場合に全体を軽く震盪すれば定
量室内の粉末が噴射されるので、結局、放置後第1回目
の噴射操作から所期の粉末を含有したエアゾール組成物
を確実に噴射することができる。そして、第2回目の噴
射操作以降も所期の噴射効果が得られることは勿論であ
る。このように、放置後第1回目の噴射操作から所期の
粉末エアゾール組成物を定量で噴射させることができる
ので、噴射操作の回数によって適用量を制御することが
できるという、当該定量型バルブ装置の利点が十分に実
現される。
置は、耐圧容器10内に充填されるものが粉末エアゾー
ル組成物である場合に上記のような技術的効果が得られ
るものである。ここに、粉末エアゾール組成物の具体的
内容は特に限定されるものではなく、任意のものとする
ことができる。典型的な一例としては、例えば粉末と、
原液成分と、噴射剤と、懸濁剤と、更に必要に応じて用
いられる添加成分とを適宜の割合で含有してなるものを
挙げることができる。
オリン、シリカ、アルミニウムクロロハイドレート、ウ
ンデシリン酸亜鉛、無水珪酸、珪酸マグネシウム、マイ
カ、雲母チタン、酸化マグネシウム、、酸化亜鉛、酸化
チタン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどの無機
物質の粉末、並びにナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12などのポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ホリエステル、
アクリル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、その他の
物質の粉末を挙げることができる。これらの粉末は、単
独でまたは混合して用いることができる。
1μm以上で100μm以下のものであり、好ましくは
5〜70μmであり、特に好ましくは5〜50μmであ
る。平均粒子径が過大の粉末を用いるとバルブの詰まり
や漏洩が生ずるおそれが大きくなり、過小の粉末では、
飛散しやすいために取扱いが面倒である上に汚染の原因
となることがある。粉末エアゾール組成物において、粉
末成分の含有割合は、その目的や用途によって異なり、
通常、5重量%以上で50重量%以下である。50重量
%を超える割合の粉末成分が含有される組成物を用いる
と、バルブの詰まりや漏洩が生ずるおそれが大きくなり
実用上問題となる。
液化石油ガス、ジメチルエーテル、その他の任意の噴射
剤を用いることができる。液化石油ガスの具体例として
は、例えばプロパン、n−ブタン、iso−ブタン、n
−ペンタン、iso−ペンタンおよびこれらの混合物を
挙げることができ、液化石油ガスとジメチルエーテルを
混合して用いることもできる。
が含有される。この懸濁剤は、粉末成分を噴射剤中に懸
濁させる作用を有するものであれば特に限定されるもの
ではないが、例えばHLBの値が10以下、好ましくは
1〜5の界面活性剤を好ましいものとして用いることが
できる。その具体例としては、ソルビタンセスキオレエ
ート、ポリオキシエチレングリコールモノイソステアレ
ート、ポリオキシエチレングリコールトリイソステアレ
ート、ポリオキシエチレングリコールトリステアレー
ト、ポリオキシエチレンラウリルエーテルイソステアレ
ート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノラウ
レートなどの非イオン性界面活性剤を挙げることができ
る。
しては、例えば、粉末の凝集防止効果あるいは粉末の潤
滑効果を発揮するイソプロピルミリステートやミネラル
オイル、香料、着色剤、レシチン、スクワラン、ラノリ
ンなどの薬剤をを用いることができる。
アゾール用定量型バルブ装置の構成を示す説明用断面図
である。この例におけるバルブ装置80は、粉体貯留用
凹部55を構成する要素が異なる点を除けば、図1に示
されているバルブ装置50と同一の構成を有し、また同
様の機能を発揮する。従って、同一の構成部分について
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
示されているバルブ装置50と相違する構成は次のとお
りである。すなわち、このバルブ装置80では、ハウジ
ング21の下部における底壁部分51およびこれに続く
内側筒状部分52が形成される代わりに、弾性ゴムより
なるカップリング83が設けられている。このカップリ
ング83は、ディスク部分82と、このディスク部分8
2の内周縁に形成された、上方に向かうに従って次第に
小径となるテーパ状のスカート部84とを有してなり、
ディスク部分82の外周がハウジング21の下部の内周
面に固定されることによって設けられている。
周面には、その外周部分が除去された小径部分85が形
成されており、この小径部分85の外周面に、ディスク
部分82のスカート部84の先端部分が僅かな間隙を介
して対向する状態とされている。ここに、小径部分85
の上下方向(軸方向)の長さは、ステム25の上下方向
移動に必要な長さ以上とされる。
は、ハウジング21の下部の内周面とカップリング83
とにより粉体貯留用凹部55が形成されるので、既述の
例と全く同様に、使用されずに放置されたときに、定量
室(空間S)内の粉末が定量室から移動することが防止
されて当該粉体貯留用凹部55に貯留されることとな
り、従って放置後第1回目の噴射操作から所期の粉末を
含有する粉末エアゾール組成物を噴射することができ
る。
1と別個の部材として構成されているので、ハウジング
21と異なる材質によって形成することができ、例えば
上記のように弾性ゴム製とすることができる。そして、
この場合には、当該カップリング83のスカート部84
の先端縁をロッド部分25Bの外周面に弾性的に接触さ
せることにより、ステム25の上下方向の移動を阻害す
ることなく、確実に粉末の定量室からの移動を防止する
ことができる。
形成してその外周面にカップリング83のスカート部8
4の先端縁を接触させる構成とすることにより、上記の
粉末の移動防止効果が一層確実となると共に、当該スカ
ート部84と小径部分85との接触部に粉末が付着する
ことが抑制されるので、当該摺動部に付着する粉末によ
ってステム25の移動が阻害されることがなく、長期間
にわたって安定な動作を得ることができる。
3の形態をカップゴム42と同一とすることができ、カ
ップゴム42と同一のゴム製材料を上下反転させた姿勢
で配置することのみによってカップリング83を構成す
ることができる。この場合には、カップリング83を単
独の部材として製作する必要がないので、製造コストの
点からも非常に有利である。なお、図2の例において、
カップリング83を弾性ゴム製とすることが必須のこと
ではなく、またロッド部分25Bに小径部分85を形成
することが必須のことでもない。
について具体的に説明したが、本発明においては、種々
変更を加えることができる。例えば、耐圧容器としては
従来公知の種々のタイプのものを利用することができ、
また、当該耐圧容器のタイプに応じて、バルブ装置を装
着するための構造を適宜選定することができる。従っ
て、図示の例のようなバルブ装置を耐圧容器に巻締めあ
るいはカシメによって装着する構造ではなく、マウンテ
ンカップによるいわゆるインチカップバルブの構造、あ
るいはいわゆる金環巻締めによって装着する構造などの
所望の方式を採用することもできる。
置は、粉末を成分として含有する組成物が充填されて粉
末エアゾール製品とされる場合に有用であり、例えば、
喘息薬、傷薬、外用薬などの各種医薬品、制汗剤、害虫
忌避剤、ドライシャンプー、ボディパウダーなどの医薬
部外品あるいは化粧品、殺虫剤、その他の薬剤、並びに
工業用品などとして用いられる多種多様の粉末含有エア
ゾール製品の容器に有用に用いることができる。
する。 (1)制汗剤 タルク 3.0重量%、 アルミニウムクロロハイドレート 2.0重量%、 イソプロピルミリステート 3.8重量%、 ソルビタンセスキオレエート 1.0重量%、 香料 0.2重量%、 液化石油ガス(LPG) 90.0重量%。
装置によれば、ハウジングとステムのロッド部分とによ
り区画される定量室の下部に粉体貯留用凹部が形成され
ているため、当該エアゾール製品の非使用時にも、定量
室内に粉末が原液および噴射剤成分と共に存在し、従っ
て長時間の放置後に再度使用する場合に、その第1回目
の噴射操作から所期の粉末を含有したエアゾール組成物
を確実に噴射することができ、噴射操作の回数によって
適用量を制御することができるという、当該定量型バル
ブ装置の利点が十分に実現される。
型バルブ装置の構成を拡大して示す説明用断面図であ
る。
量型バルブ装置の構成を示す説明用断面図である。
ル容器の構成を示す説明用断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 粉末を含有するエアゾール組成物が充填
されるエアゾール容器に設けられる定量型バルブ装置で
あって、 エアゾール容器の開口部に気密に設けられた上下方向に
伸びる筒状のハウジングと、このハウジング内に上下方
向に移動可能に設けられたステムとを有し、 前記ハウジングとステムとにより定量室が区画され、こ
の定量室の下部に粉体貯留用凹部が形成されていること
を特徴とする粉末エアゾール用定量型バルブ装置。 - 【請求項2】 ハウジングには、その径方向内方に伸び
る底壁部分と、この底壁部分の内周側において前記ステ
ムの外周面に沿って上方に伸びる内側筒状部分とが一体
的に形成されており、粉体貯留用凹部は、ハウジングの
内周面と底壁部分と内側筒状部分とにより形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の粉末エアゾール用
定量型バルブ装置。 - 【請求項3】 ハウジングの内周面には、径方向内方に
伸びる底壁部分およびこの底壁部分の内周縁において前
記ステムの外周面に沿って上方に伸びる内側筒状部分と
を有するリング部材の外周縁が固定されており、粉体貯
留用凹部が、ハウジングとリング部材とにより形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の粉末エアゾー
ル用定量型バルブ装置。
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JP11491498A JP3578626B2 (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 粉末エアゾール用定量型バルブ装置 |
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