JP2001334894A - 車両の床部配索方法、床部配索構造 - Google Patents

車両の床部配索方法、床部配索構造

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JP2001334894A JP2000159879A JP2000159879A JP2001334894A JP 2001334894 A JP2001334894 A JP 2001334894A JP 2000159879 A JP2000159879 A JP 2000159879A JP 2000159879 A JP2000159879 A JP 2000159879A JP 2001334894 A JP2001334894 A JP 2001334894A
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Masahiko Yasugadaira
雅彦 安ヶ平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中配管を容易に取り付けることができ、チ
ッピングプロテクタを不要としながら保護性能向上を可
能とする。 【解決手段】 車両のフロアを構成するフロア構造体1
を、押し出し方向が車体前後方向の軽金属による複数の
構成部分3,5を車幅方向で結合して形成し、構成部分
3,5の少なくとも一方の結合縁部に、車体前後方向に
連続し各構成部分3,5の結合後は結合部間に車体前後
方向に貫通する閉空間を構成する凹部15を設けると共
に、結合により他方の構成部分3から力を受けて凹部1
5内へ変位する爪部27を設け、凹部15内に沿って収
容し配索した車両用長尺配索部品Wを、各構成部分3,
5の結合により凹部15内へ変位する爪部27と凹部1
5の内面とにより支持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の床部にブレ
ーキ配管、フューエル配管などを配索する車両の床部配
索方法、床部配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の配索構造としては、例え
ば図7,図8に示すものがある。図7は自動車1の底面
を示したもので、図8は図7のSA−SA矢視概略断面
図である。この図7,図8のように、自動車101のフ
ロアパネル103の下面には、ブレーキ配管、フューエ
ル配管などを束ねた集中配管105が配索されている。
この集中配管105を覆うようにフロアパネル103の
下面には、チッピングプロテクタ107が取り付けられ
ている。なお、109はフロアメンバ、111はサイド
シルである。
【0003】そして図7の矢印のように、前輪113や
115から小石などが跳ね上げられたときは、小石など
が集中配管105に衝突しないようにチッピングプロテ
クタ107によって保護することができる。特に前輪1
13,115が駆動輪である場合には、小石などの跳ね
上げを起こしやすく、チッピングプロテクタ107によ
る保護は有効なものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造では、特別なチッピングプロテクタ107を
必要とし、部品点数が増大し、部品管理、組み付けが煩
雑であり、また重量増を招くものとなっていた。さら
に、チッピングプロテクタ107を設けているため、最
低地上高を確保しずらいと言う問題がある。
【0005】また、前記のようなチッピングプロテクタ
105等のトリム部品は、自動車工学全書第19巻自動
車の製造法、昭和55年4月20日、山海堂発行の17
8頁乃至179頁の項目7.4「車体組み立て工程」に
記載の内容から明らかなように、パネル材をプレス工程
においてプレス成形し、次いで車体組立工程において順
次溶接接合してホワイトボディを構成し、これを塗装工
程を経たあと順次組み付けを行うものとなっていた。
【0006】従って、フロアパネル単体の状態で集中配
管を配索することはできず、その取付手順が制約される
ものとなっていた。このため、集中配管105やチッピ
ングプロテクタ107の取り付けは車体の床下に入り、
上向きに作業を行う必要があり、極めて困難な作業とな
っていた。
【0007】本発明は、部品点数が少なく、取り付けを
容易にすることのできる車両の床部配索方法、床部配索
構造の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
のフロアを構成するフロア構造体を、押し出し方向が車
体前後方向の軽金属材による複数の構成部分を車幅方向
で結合して形成し、前記構成部分の少なくとも一方の結
合縁部に、車体前後方向に連続し各構成部分の結合後は
結合部間に車体前後方向に貫通する閉空間を構成する凹
部を設けると共に、前記結合により他方の構成部分から
力を受けて前記凹部内へ変位する爪部を設け、前記各構
成部分の結合の際に、前記凹部内に沿って車両用長尺配
索部品を予め収容して配索し、その後、前記各構成部分
を結合して前記爪部を前記凹部内へ変位させ、該爪部と
前記凹部の内面とにより前記車両用長尺配索部品を支持
することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の車両の
床部配索方法であって、前記爪部は、仮止め用の係合部
を有し、前記凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め
収容して配索するに際し、前記仮止め用の係合部に前記
車両用長尺配索部品を仮止めすることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、車両のフロアを構成す
るフロア構造体を、押し出し方向が車体前後方向の軽金
属による複数の構成部分を車幅方向で結合して形成し、
前記構成部分の少なくとも一方の結合縁部に、車体前後
方向に連続し各構成部分の結合後は結合部間に車体前後
方向に貫通する閉空間を構成する凹部を設けると共に、
前記結合により他方の構成部分から力を受けて前記凹部
内へ変位する爪部を設け、前記凹部内に沿って収容し配
索した車両用長尺配索部品を、前記各構成部分の結合に
より前記凹部内へ変位する前記爪部と前記凹部の内面と
により支持することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載の車両の
床部配索構造であって、前記爪部は、仮止め用の係合部
を有し、前記凹部内に沿って車両用長尺配索部品を収容
して配索するに際し、前記仮止め用の係合部に前記車両
用長尺配索部品を仮止めすることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
車両の床部配索構造であって、前記車両用長尺配索部品
は、樹脂製のクランプで相互に束ねられた複数の配管で
あり、前記爪部と凹部内面とにより前記クランプを支持
することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、フロア構造体を形
成するに際して、車体前後方向に沿って車幅方向に分割
された複数の構成部分を結合するが、その各構成部分の
結合の際に構成部分の少なくとも一方の結合縁部に設け
た凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め収容して配
索し、その後、各構成部分を結合して爪部を凹部内へ変
位させ、爪部と凹部の内面とにより車両用長尺配索部品
を支持することができる。従って、従来のようなチッピ
ングプロテクタを不要とし、部品点数を少なくし、組
立、部品管理を容易にすると共に、重量増を抑制するこ
とができる。またチッピングプロテクタ等が床下に露出
することがないので、車体の最低地上高も容易に確保す
ることができる。車両用長尺配索部品は、閉空間に収容
されることになるから、水などの影響が少なく、防錆性
能を向上させることができる。さらにフロア構造体を形
成するときに車両用長尺配索部品を組み込むことができ
るので、上向き作業を廃止することができ、作業性を向
上することができる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め収
容して配索するに際し、爪部の仮止め用の係合部に車両
用長尺配索部品を仮止めすることができる。従って、車
両用長尺配索部品を仮止めしたフロア構造体の構成部分
を一体として取り扱うことができ、組み付けをさらに容
易にすることができる。
【0015】請求項3の発明では、フロア構造体を形成
するに際して、車体前後方向に沿って車幅方向に分割さ
れた複数の構成部分を結合するが、その各構成部分の結
合の際に構成部分の少なくとも一方の結合縁部に設けた
凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め収容して配索
し、その後、各構成部分を結合して爪部を凹部内へ変位
させ、爪部と凹部の内面とにより車両用長尺配索部品を
支持することができる。従って、従来のようなチッピン
グプロテクタを不要とし、部品点数を少なくし、組立、
部品管理を容易にすると共に、重量増を抑制することが
できる。またチッピングプロテクタ等が床下に露出する
ことがないので、車体の最低地上高も確保することがで
きる。車両用長尺配索部品は、閉空間に収容されること
になるから、水などの影響が少なく、防錆性能を向上さ
せることができる。さらにフロア構造体を形成するとき
に車両用長尺配索部品を組み込むことができるので、上
向き作業を廃止することができ、作業性を向上すること
ができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め収
容して配索するに際し、爪部の仮止め用の係合部に車両
用長尺配索部品を仮止めすることができる。従って、車
両用長尺配索部品を仮止めしたフロア構造体の構成部分
を一体として取り扱うことができ、組み付けをさらに容
易にすることができる。
【0017】請求項5の発明では、請求項3または4の
発明の効果に加え、複数の配管を束ねた樹脂製のクラン
プの部分を爪部と凹部内面とにより支持することがで
き、配管とフロア構造体の凹部内面とのメタル接触を避
けることができ、防錆性能をさらに向上させることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を適用
したフロア構造体の一部を示す分解斜視図である。図2
は同フロア構造体の一部を示す斜視図、図3は図2のS
B−SB矢視断面図、図4は図3のC部拡大断面図、図
5は要部の拡大断面図、図6は作用説明図である。
【0019】まず図1〜図4のように、車両のフロアを
構成するフロア構造体1は、フロアセンタ3と、左右両
側のフロアサイド5とからなっている。ただし図1,図
2では左側のフロアサイド5のみを示している。このフ
ロアセンタ3及びフロアサイド5は、複数の構成部分を
なすもので、アルミ合金、マグネシウム合金等の軽金属
材により押し出し方向が車体前後方向となるように形成
され、相互の結合は車幅方向で行われている。従って、
フロアセンタ3及びフロアサイド5の結合縁部にはそれ
ぞれ結合構造7,9が設けられている。本実施形態にお
いては、フロアセンタ3の結合構造7が雌側であり、フ
ロアサイド5の結合構造9が雄側となっている。ただ
し、この雌雄は逆に構成することも可能である。
【0020】また前記フロアセンタ3には、車体前後方
向に沿ってトンネル部11が設けられ、前記フロアサイ
ド5には車幅方向縁部にサイドシルインナ13が一体に
設けられている。
【0021】そして前記雄側の結合構造9は、図3のC
部の拡大で示す図4のように、車体前後方向に連続した
凹部15が設けられている。凹部15は、フロアサイド
5の上壁17を延長した凹部上壁19と、フロアサイド
5の下壁21を延長した凹部下壁23と、フロアサイド
5の上下壁17,21間を連結する縦壁25を凹部縦壁
として共用し形成されている。
【0022】前記凹部下壁23には、爪部27が設けら
れている。爪部27は、図5のように凹部下壁23に対
し湾曲部29をもって連続し、凸部31、爪部先端3
3、仮止め用の係合部35を備えている。係合用の凸部
31は、凹部下壁15の下面の延長線63よりも下方へ
突出し、爪部先端33は同上方に突出している。前記凹
部上壁19の先端には、突き当て壁37が設けられ、該
突き当て壁37に結合爪39が突設されている。
【0023】前記フロアセンタ3の雌側の結合構造7
は、凹部41を備えている。凹部41はフロアセンタ3
の上壁を延長した凹部上壁45と、下壁47を延長した
凹部下壁49と、上下壁43,47を結合する縦壁51
を凹部縦壁として共用し、構成されている。
【0024】前記凹部下壁49には、係止部53が設け
られ、該係止部53には図5のようにガイド面55と係
止面57とが設けられている。ガイド面55は、前記凸
部31を案内するように傾斜して設けられ、係止面57
は前記凸部31の抜けを阻止するように傾斜して設けら
れている。そして、この係止部53と前記爪27との関
係は、フロアセンタ3とフロアサイド5との両上壁4
3,17が同一上下位置にあるとすると、凸部31の下
端延長線59は雌側の凹部下壁49の上面61よりも下
側を通り、前記係合部53の上端を通る延長線63は前
記雄側の凹部下壁23の下面65を通るようになってい
る。
【0025】前記凹部上壁45の先端には突き当て壁4
6が設けられ、該突き当て壁46の奥側に係止凹部48
が設けられ、その下側にガイド凸部50が設けられてい
る。
【0026】そして、凹部15内に収容される車両用長
尺配索部品Wは、例えばブレーキ配管、フューエル配管
などの集中配管あるいは各種電線を束ねた集中ハーネス
である。この車両用長尺配索部品Wを集中配管として説
明すると、集中配管Wには所定間隔で樹脂製のクランプ
67が設けられている。
【0027】次に作用を説明する。まず、フロアセンタ
3とフロアサイド5とを結合する前に、図6のように凹
部15内に集中配管W9を予め収容して配索する。この
とき爪部27の仮止め用の係合部35に集中配管Wのク
ランプ67を係合させて仮止めし、集中配管Wを凹部1
5内に予め収容することができる。これによって、フロ
アセンタ3にフロアサイド5を結合するに際し、集中配
管Wをフロアサイド5と一体に取り扱うことができる。
従って、フロアセンタ3とフロアサイド5との結合作業
は、通常の結合作業と変わることがなく、作業性低下を
招くことがない。
【0028】そして、前記雌雄の結合構造7,9を対向
させ、車幅方向に押し込めることによって、爪部27の
凸部31が係合部53のガイド面55に案内されて変位
し、ガイド面55を乗り越えることによって、係止面5
7側へ落ち込む。凸部31は、凹部下壁49の上面61
上に乗ることになるが、この状態で爪部27は図4の鎖
線図示から実線図示のように、凹部15内へ変位してい
る。これによって、集中配管9のクランプ67が爪部2
7と凹部15の内面とにより挟持するようにして支持さ
れることになる。
【0029】凹部上壁19側では、係合爪39が自らの
湾曲と相手側の突き当て壁46の湾曲部によるガイドと
によって、係止凹部48内へ容易に入り込んで係止され
る。このとき係合爪39は相手側の係止凸部50に当接
して係止凹部48内への位置決めが行われている。従っ
て、係合爪39が係止凹部48から容易に抜けるような
ことはない。
【0030】そしてこの状態で、突き当て壁37,46
が相互に突き当たり、凹部上壁19,45、フロアセン
タ3、フロアサイド5の上壁43,17が面一となる。
なお、図4のような結合状態では、係合爪39上に保持
した接着剤などによって突き当て壁37,46間を接着
することができる。また突き当て壁37,46を接着、
レーザ溶接、リベットなどによって固定することも可能
である。さらに係止部53と凹部下壁23との間を接着
あるいはレーザ溶接、リベットなどによって接合する。
【0031】こうしてフロアセンタ3とフロアサイド5
との結合により、両結合部間に車体前後方向に貫通する
閉空間が構成され、集中配管Wを該閉空間を構成する凹
部15内に収容して保護することができる。従って、チ
ッピングプロテクタなどを設けることなく、走行中の小
石の跳ね上げなどから集中配管Wを保護することができ
る。
【0032】そして、チッピングプロテクタを設ける必
要がないため、部品点数が減少し、組み付け、部品管理
が容易になると共に、重量増も抑制することができる。
さらに、フロア構造体1の下面側に集中配管Wやチッピ
ングプロテクタが突出することはないので、最低地上高
を容易に確保することができる。また集中配管Wは、凹
部15内でクランプ67の全体を保持することができる
ため、確実な支持を行うことができ、支持構造の耐久性
が著しく向上する。また集中配管Wを閉空間内に収納す
るため、水の影響が少なく、防錆性能も向上する。さら
に集中配管Wは樹脂製のクランプ67を保持する構造で
あるため、メタルタッチを防止し、かかる点からも防錆
性能を向上させることができる。
【0033】フロアセンタ3、フロアサイド5は、軽金
属の押し出し材で形成されており、防錆性のための塗装
を廃止することができ、集中配管Wをフロア構造体1の
組み立て工程において組み付けることができる。すなわ
ち、軽金属で形成されたフロアセンタ3、フロアサイド
5を作業台の上で結合することができ、フロアセンタ3
とフロアサイド5との結合作業を極めて容易に行うこと
ができる。しかも、集中配管Wを同時に組み込むことが
できるため、従来のように上向き作業を廃止することが
でき、かかる点からも作業性が著しく向上する。
【0034】なお上記実施形態では、雌側の結合構造7
にも凹部41を設けたが、この凹部41は特に設ける必
要はない。また雌側の結合構造7をフロアサイド5側
に、雄側の結合構造9をフロアセンタ3側に設ける構造
にすることもできる。
【0035】さらに、係合爪27の凹部15内への変位
によって爪部27と凹部15の内面とでクランプ67を
保持できればよく、爪部27に設けた仮止め用の係合部
35は省くこともできる。また、集中配管Wは、一体的
に形成されたものであればクランプ67を省略すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る斜視図である。
【図3】図2のSB−SB矢視断面図である。
【図4】図3のC拡大断面図である。
【図5】一実施形態に係り、要部拡大断面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】従来例に係り、車両の底面図である。
【図8】図7のSA−SA矢視断面図である。
【符号の説明】
1 フロア構造体 3 フロアセンタ(構成部分) 5 フロアサイド(構成部分) 7 雌側の結合構造 9 雄側の結合構造 15 凹部 27 爪部 35 仮止め用の係合部 67 クランプ W 集中配管(車両用長尺配索部品)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロアを構成するフロア構造体
    を、押し出し方向が車体前後方向の軽金属材による複数
    の構成部分を車幅方向で結合して形成し、 前記構成部分の少なくとも一方の結合縁部に、車体前後
    方向に連続し各構成部分の結合後は結合部間に車体前後
    方向に貫通する閉空間を構成する凹部を設けると共に、
    前記結合により他方の構成部分から力を受けて前記凹部
    内へ変位する爪部を設け、 前記各構成部分の結合の際に、前記凹部内に沿って車両
    用長尺部品を予め収容して配索し、 その後、前記各構成部分を結合して前記爪部を前記凹部
    内へ変位させ、 該爪部と前記凹部の内面とにより前記車両用長尺配索部
    品を支持することを特徴とする車両の床部配索方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の床部配索方法であ
    って、 前記爪部は、仮止め用の係合部を有し、 前記凹部内に沿って車両用長尺配索部品を予め収容して
    配索するに際し、前記仮止め用の係合部に前記車両用長
    尺配索部品を仮止めすることを特徴とする車両の床部配
    索方法。
  3. 【請求項3】 車両のフロアを構成するフロア構造体
    を、押し出し方向が車体前後方向の軽金属による複数の
    構成部分を車幅方向で結合して形成し、 前記構成部分の少なくとも一方の結合縁部に、車体前後
    方向に連続し各構成部分の結合後は結合部間に車体前後
    方向に貫通する閉空間を構成する凹部を設けると共に、
    前記結合により他方の構成部分から力を受けて前記凹部
    内へ変位する爪部を設け、 前記凹部内に沿って収容し配索した車両用長尺配索部品
    を、前記各構成部分の結合により前記凹部内へ変位する
    前記爪部と前記凹部の内面とにより支持することを特徴
    とする車両の床部配索構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両の床部配索構造であ
    って、 前記爪部は、仮止め用の係合部を有し、 前記凹部内に沿って車両用長尺配索部品を収容して配索
    するに際し、前記仮止め用の係合部に前記車両用長尺配
    索部品を仮止めすることを特徴とする車両の床部配索構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の車両の床部配索構
    造であって、 前記車両用長尺配索部品は、樹脂製のクランプで相互に
    束ねられた複数の配管であり、 前記爪部と凹部内面とにより前記クランプを支持するこ
    とを特徴とする車両の床部配索方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056980A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Fuji Heavy Ind Ltd 配管仮保持構造
JP2011131714A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujikura Ltd 車輌のフロアパネル
JP2018002039A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 ボッシュ株式会社 車両の還元剤供給装置のレイアウト構造

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