JP2001334282A - 廃水処理装置及び廃水処理方法 - Google Patents
廃水処理装置及び廃水処理方法Info
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Abstract
生物処理することを課題とし、より詳しくは、流動床式
生物処理法と膜分離活性汚泥処理法の利点を生かすこと
によって高濃度の有機物含有廃水を効率的に生物処理す
ることを課題とする。 【解決手段】微生物固定化担体が流動状態で収容された
流動床式生物処理槽と、活性汚泥を含む液中に膜分離装
置が設けられた膜分離活性汚泥処理槽とが個別に設けら
れ、廃水を前記流動床式生物処理槽によって生物処理
し、さらに前記膜分離活性汚泥処理槽で生物処理した
後、前記膜分離装置を通して排出すべく構成されたこと
を特徴とする廃水処理装置による。
Description
含有する廃水、特に、食品工場廃水、化学工場廃水、又
はし尿等のように、高濃度で有機物を含有する廃水を処
理するための廃水処理装置及び廃水処理方法に関する。
処理するための廃水処理法としては、微生物が固定化さ
れた担体(「微生物固定化担体」ともいう)が処理水中
に流動状態で収容された流動床式生物処理槽によって生
物処理を行う、いわゆる流動床式生物処理法が有効であ
ることが知られている。該流動床式生物処理法は、担体
に担持された微生物によって前記廃水を効率的に生物処
理した後、該生物処理に伴なう増殖汚泥等の余剰の浮遊
性汚泥を処理水と共に下流側に設けた沈殿槽に流し、該
沈殿槽にて浮遊性汚泥を沈降分離することにより、浄化
された処理水を得るものである。
担持された微生物によって増殖した汚泥と旧来から付着
していた汚泥との世代交代が担体上で行われ、単体上に
は常に新世代の活性の高い微生物が保持されると共に、
旧来から付着していた汚泥及び増殖した一部の余剰汚泥
が浮遊汚泥として処理水と共に下流側に設けた沈殿槽へ
流出されることとなる。新世代の活性の高い微生物が担
体に担持されることにより、より高負荷処理が可能とな
る。従って、前記流動床生物処理槽からは比較的高濃度
の活性汚泥が排出されることとなり、該活性汚泥を処理
するために、多大な沈殿スペースを有する沈殿槽が必要
となる。また、このような沈殿スペースを小さくするた
めには、凝集沈殿や加圧浮上を採用しなければならず、
この場合には凝集剤を注入する必要がある。
法として、膜分離活性汚泥処理法が知られている。該膜
分離活性汚泥処理法とは、廃水を活性汚泥処理槽にて活
性汚泥によって生物処理するとともに、活性汚泥処理槽
中に設置した膜分離装置によって活性汚泥と処理水とを
膜分離することにより浮遊性汚泥を含まない清澄な処理
水が得られるという利点を有するものである。
は、新世代汚泥とともに死活汚泥も一緒に槽内に含有し
ており、単位重量当たりの有機物除去能力が小さいた
め、低い有機物負荷で処理しなければならず、水槽を大
型化しなければならないという問題がある。
6(a)又は(b)に示すように、水槽37をスクリー
ン33によって複数領域に区分し、一方に微生物固定化
担体31を収容するとともに他方に膜分離装置32を設
けたような廃水処理装置も検討されている。かかる廃水
処理装置は、流動状態で保持された担体31によって高
濃度の有機物含有廃水を効率良く生物処理するととも
に、槽内に保持された活性汚泥によってさらに生物処理
した後、膜分離装置32によって活性汚泥と処理水とを
分離して清澄な処理水を得ようとするものである。
ような廃水処理装置は、微生物固定化担体31の収容さ
れた領域と、膜分離装置32の設けられた領域とが、単
にスクリーン33等によって区分されただけのものであ
り、膜分離装置32によって高濃度となった活性汚泥
と、微生物固定化担体31とを別々の処理水中に収容す
ることを意図して構成されたものではない。即ち、微生
物固定化担体31と、高濃度の活性汚泥とは、(b)の
ように同一の処理水中に共存した状態で収容されている
か、あるいは(a)のように単にスクリーン33によっ
て区分された領域において、水槽37内の流動状態によ
っては処理水がスクリーン33を逆流して両者が混合さ
れる虞のある状態で収容されている。
濃度の有機物含有の廃水を処理すれば、上述したように
微生物固定化担体31より発生する多量の活性汚泥が、
膜分離装置32によって濃縮されることとなるため、水
槽37内には高濃度の活性汚泥が保持されることとな
る。
した領域と高濃度の活性汚泥を収容した領域とを区分し
ていない場合のみならず、(a)のように、単にスクリ
ーン33等によって該領域を区分した場合であっても、
処理水の流動状態によっては高濃度の活性汚泥が担体3
1を収容した領域に流入して該担体31の表面を覆い、
担体31に付着している新世代の活性の高い微生物と被
処理有機物との接触を妨げ、また底部に設置した散気装
置4より散気した空気中の酸素と担体付着微生物との接
触を妨げ、担体付着微生物への酸素供給が不足すること
によって、該微生物の活性を阻害する虞がある。このよ
うな場合には該廃水処理装置の処理能力が低下するか、
あるいは処理水の水質が低下するという問題がある。
高濃度の有機物含有廃水を効率的に生物処理することを
課題とするものであり、より詳しくは、流動床式生物処
理法と膜分離活性汚泥処理法の利点を生かすことによっ
て高濃度の有機物含有廃水を効率的に生物処理すること
を課題とするものである。
題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、以下の発明を完成す
るに至った。
担体が流動状態で収容された流動床式生物処理槽と、活
性汚泥を含む液中に膜分離装置が設けられた膜分離活性
汚泥処理槽とが個別に設けられ、廃水を前記流動床式生
物処理槽によって生物処理し、さらに前記膜分離活性汚
泥処理槽で生物処理した後、前記膜分離装置を通して排
出すべく構成されたことを特徴とする廃水処理装置にあ
る。
床式生物処理槽と膜分離活性汚泥処理槽とが個別に設け
られているため、両処理槽内に保有される処理水が不用
意に混じる虞がなく、よって担体に担持された微生物の
働きが高濃度の活性汚泥によって阻害されることなく効
率的に生物処理を行うことができるため、流動床式生物
処理と膜分離活性汚泥処理のそれぞれの利点を生かしつ
つ高濃度の有機物含有廃水を生物処理することができ
る。
生物処理槽と膜分離活性汚泥処理槽との間に、膜分離活
性汚泥処理槽内の処理水が流動床式生物処理槽へ流入す
ることを防止する逆流防止手段が具備されていることが
好ましい。
り、膜分離活性汚泥処理槽内の処理水が流動床式生物処
理槽へ流入することを確実に防止することが可能とな
る。
生物処理槽より排出された処理水が溜められる中間槽が
設けられ、前記中間槽より排出された処理水が前記膜分
離活性汚泥処理槽へ流入するように構成された前記廃水
処理装置にある。
を溜める中間槽が設けられたことにより、膜分離活性汚
泥処理槽から流動床式生物処理槽への逆流をさらに確実
に防止できるとともに、流動床式生物処理槽から不用意
に微生物固定化担体が流出した際にも、膜分離活性汚泥
処理槽へ流入する前に該中間槽において回収することが
でき、膜分離装置の損傷を防止することができる。ま
た、流動床式生物処理槽からの水量の変動を緩和して膜
分離活性汚泥処理槽へ送ることができるため、膜分離活
性汚泥処理槽に対する負荷変動を少なくし、より水質の
高い処理水を得ることができる。さらに、膜分離装置は
周期的な薬品洗浄を施す必要があり、このような薬品洗
浄を行う際にも、中間槽を設けることによって流動床式
生物処理槽の運転は可能となり、原水流入を停止するこ
となく廃水処理を継続することが可能となる。
性汚泥処理槽より汚泥を回収し、該汚泥を可溶化させた
後、前記膜分離活性汚泥処理槽へ返送すベく構成された
汚泥可溶化装置が設けられた前記廃水処理装置にある。
水処理装置では、前記膜分離活性汚泥処理槽において余
剰の活性汚泥が生じることとなるため、該汚泥可溶化処
理装置によって汚泥を可溶化して汚泥処理量を適宜減量
することは、系外で特別な汚泥処理を行う必要がないと
いう点で好ましい。また、膜分離活性汚泥槽の活性汚泥
濃度を容易に調整できる点で好ましい。
廃水を、微生物固定化担体が流動状態で収容された流動
床式生物処理槽によって生物処理し、さらに膜分離装置
が設けられた膜分離活性汚泥処理槽内の活性汚泥によっ
て生物処理し、前記膜分離装置を通して排出する廃水処
理方法であって、前記膜分離活性汚泥処理槽内の処理水
を前記流動床式生物処理槽へ逆流させることなく前記有
機物含有廃水を処理することを特徴とする廃水処理方法
にある。
の実施形態とともに、その廃水処理方法について、図面
を参照しつつ説明する。
装置1の実施形態は、流動床式生物処理槽2と膜分離活
性汚泥処理槽3とが隣接して配置されてなり、前記流動
床式生物処理槽2には、送風機9より空気Aが供給され
る散気装置6、及びスクリーン7が設けられ、さらに多
数の微生物固定化担体4、4…が流動状態で収容されて
構成され、一方、前記膜分離活性汚泥処理槽3には活性
汚泥を含んだ処理水中に、同じく送風機9より空気Aが
供給される散気装置6、及びポンプ8によって処理水を
吸引する膜分離装置5が設けられて構成されている。ま
た、該廃水処理装置1は、膜分離活性汚泥処理槽3にお
いて高濃度に濃縮される活性汚泥を含んだ液が流動床式
生物処理槽1へ流入するのを防ぐための逆流防止手段と
して、膜分離活性汚泥処理槽3の水面よりも、流動床式
生物処理槽2の水面が高い位置に保持されており、流動
床式生物処理槽2よりスクリーン7を通過してオーバー
フローした処理水が膜分離活性汚泥処理槽3へ流下する
よう構成されている。
性汚泥処理槽3との間には、中間槽10が設けられてお
り、流動床式生物処理槽2より流下した処理水は、一旦
中間槽10へ溜められた後、さらに膜分離活性汚泥処理
槽3へ流下するよう構成されている。
について説明すれば、高濃度の有機物含有廃水Xが配管
20より流動床式生物処理槽2に注入され(注入された
後は「処理水」という)、主として担体4に担持された
微生物によって生物処理された後、スクリーン7によっ
て該担体4と分離されて流下し、中間槽10を経由して
膜分離活性汚泥処理槽3へ流下する。該処理水は、膜分
離活性汚泥処理槽3の液中に存在する高濃度の活性汚泥
によってさらに生物処理された後、膜分離装置5によっ
て活性汚泥と分離ろ過されて、ポンプ8を介して配管2
1より浄化された処理水Yとして排出される。また、膜
分離活性汚泥処理槽3内の活性汚泥濃度を調整するため
に、配管22からは余剰汚泥Zが適宜引き抜かれる。
流防止手段として膜分離活性汚泥処理槽3の水面より
も、流動床式生物処理槽2の水面が高い位置に保持され
いるため、膜分離活性汚泥処理槽3の高濃度の活性汚泥
を含んだ処理水が、流動床式生物処理槽2へ流入する虞
がなく、担体4に担持された微生物の活性を阻害する虞
がない。従って、流動床式生物処理槽2においては、担
体4に担持された微生物によって高濃度の有機物含有廃
水を効率的に生物処理することが可能となり、且つ膜分
離活性汚泥処理槽3によって高濃度の活性汚泥による生
物処理を行うとともに膜分離装置5によって水質の良い
処理水Yを得ることが可能となる。即ち、上記構成によ
る廃水処理装置1によれば、各々の処理方式の利点を生
かしつつ効率的に高濃度の有機物含有廃水を処理するこ
とが可能となる。
が設けられているため、流動床式生物処理槽2より排出
される処理水の流量が変動した場合にも、かかる変動を
緩衝させることができるとともに、万一、担体4がスク
リーン7を通過して流下した場合にも該中間槽10で捕
獲することが可能となり、担体4が膜分離装置5に吸引
されて該装置を破損することを防止でき、さらには、逆
流防止を確実に図ることができる。そして、膜分離装置
を薬剤によって洗浄する際には、一時的に処理水を溜め
ることがかできるため、廃水の処理を中断する必要がな
いという利点がある。
の実施形態としては、図2に示したように、流動床式生
物処理槽2と、その下流側に設けられた膜分離活性汚泥
処理槽3とから構成されたものを例示することができ
る。ここで、流動床式生物処理槽2及び膜分離活性汚泥
処理槽3は、前記第1実施形態と同様に構成されてお
り、説明を省略するとともに図番は適宜援用する。
水を一方向にのみ流通させるポンプ8’及び配管11に
よって構成されており、前記流動床生物処理槽2よりス
クリーン7を通して排出された処理水が、前記ポンプ
8’及び配管11を介して膜分離活性汚泥処理槽3の方
向にのみ流通可能となるように構成されている。
ば、逆流防止手段である前記ポンプ8’及び配管11に
よって、流動床式生物処理槽2から膜分離活性汚泥処理
槽3へのみ流通可能に構成されているため、前記と同様
に高濃度の活性汚泥を含んだ処理水が逆流する虞がな
い。
いては、図3に示したように、配管11の途中に中間槽
10を設けることが好ましく、中間槽10を設けること
によって上記と同様の効果を奏することができる。
に示したように、膜分離活性汚泥処理槽3に汚泥可溶化
装置12を設けることが好ましい。該汚泥可溶化装置1
2は、膜分離活性汚泥処理槽3において発生する高濃度
の活性汚泥を、例えばオゾン、酸、アルカリ、熱、酵素
又は微生物(例えば好熱菌)の作用により、特に好まし
くは好気性好熱菌の作用により可溶化処理するものであ
る。オゾン、酸、アルカリを用いた場合には、処理液に
残存するオゾン、酸、アルカリにより膜分離活性汚泥処
理槽中の活性汚泥に悪影響を及ぼすために、これらを除
去あるいは中和する必要が生じるが、好気性好熱菌を用
いた場合には、そのような悪影響を及ぼす虞がないため
に好ましい。
て、高濃度の有機物含有廃水を流動床式生物処理槽2で
生物処理する際に多量の活性汚泥が発生し、さらに膜分
離活性汚泥処理槽3で高濃度に濃縮された場合にも、該
汚泥可溶化装置12によって該活性汚泥を適宜可溶化す
ることが可能となり、膜分離活性汚泥処理槽3の活性汚
泥濃度を調整することが可能となる。
れる微生物固定化担体としては、特に限定されるもので
はなく、種々の形状および大きさによって形成された公
知のものを使用することができるが、中でも図5に示し
たように、円筒形の担体本体4aの内側に十字状の隔壁
4bが設けられてなり、さらに担体本体4aの外側に該
円筒の中心軸に対して平行な複数のフィン4cが形成さ
れてなる微生物固定化担体4を好適に使用することがで
きる。
置によれば、流動床式生物処理における処理水と膜分離
活性汚泥処理における処理水とが混ざる虞がないため
に、両者の利点を生かしつつ高濃度の有機物含有廃水を
効率的に生物処理することが可能となる。
離活性汚泥処理槽から流動床式生物処理槽への逆流をよ
り確実に防止できるとともに、微生物固定化担体が膜分
離活性汚泥処理槽へ流入することを防止することができ
る。
って、該廃水処理装置において発生する高濃度の活性汚
泥を可溶化させることが可能となるため、系外で処理す
べき汚泥処理を減らすことが可能となるという点におい
て特に好ましいものとなる。
た概略図。
した概略図。
した概略図。
した概略図。
化担体の一例を示した斜視図。
図。 (b)従来の廃水処理装置の他の一例を示した概略図。
離活性汚泥処理槽、4…微生物固定化担体、5…膜分離
装置、6…散気装置、7…スクリーン、8…ポンプ、9
…送風機、10…中間槽、11、20、21…配管、1
2…汚泥可溶化処理装置、X…有機物含有廃水、Y…処
理水、Z…余剰汚泥、A…空気
Claims (5)
- 【請求項1】 微生物固定化担体が流動状態で収容され
た流動床式生物処理槽と、活性汚泥を含む液中に膜分離
装置が設けられた膜分離活性汚泥処理槽とが個別に設け
られ、廃水を前記流動床式生物処理槽によって生物処理
し、さらに前記膜分離活性汚泥処理槽で生物処理した
後、前記膜分離装置を通して排出すべく構成されたこと
を特徴とする廃水処理装置。 - 【請求項2】 前記流動床式生物処理槽と前記膜分離活
性汚泥処理槽との間に、前記膜分離活性汚泥処理槽内の
処理水が前記流動床式生物処理槽へ流入することを防止
する逆流防止手段が具備された請求項1記載の廃水処理
装置。 - 【請求項3】 前記流動床式生物処理槽より排出された
処理水が溜められる中間槽が設けられ、前記中間槽より
排出された処理水が前記膜分離活性汚泥処理槽へ流入す
るように構成された請求項1又は2に記載の廃水処理装
置。 - 【請求項4】 前記膜分離活性汚泥処理槽より汚泥を回
収し、該汚泥を可溶化させた後、前記膜分離活性汚泥処
理槽へ返送すベく構成された汚泥可溶化装置が設けられ
た請求項1〜3のいずれかに記載の廃水処理装置。 - 【請求項5】 有機物含有廃水を、微生物固定化担体が
流動状態で収容された流動床式生物処理槽によって生物
処理し、さらに膜分離装置が設けられた膜分離活性汚泥
処理槽内の活性汚泥によって生物処理し、前記膜分離装
置を通して排出する廃水処理方法であって、前記膜分離
活性汚泥処理槽内の処理水を前記流動床式生物処理槽へ
逆流させることなく前記有機物含有廃水を処理すること
を特徴とする廃水処理方法。
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