JPH08215695A - 有機性排液の好気性処理方法 - Google Patents
有機性排液の好気性処理方法Info
- Publication number
- JPH08215695A JPH08215695A JP2539095A JP2539095A JPH08215695A JP H08215695 A JPH08215695 A JP H08215695A JP 2539095 A JP2539095 A JP 2539095A JP 2539095 A JP2539095 A JP 2539095A JP H08215695 A JPH08215695 A JP H08215695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- treatment
- aeration tank
- liquid
- aerobic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
色度やCODMnの上昇等の処理水質の悪化を防止して高
処理水質を得ることが可能な有機性排液の好気性生物処
理方法を提案する。 【構成】 被処理液13を返送汚泥14とともに曝気槽
11に導入して好気性生物処理し、この処理液を固液分
離装置12で固液分離し、分離汚泥の一部を返送汚泥1
4として曝気槽11に返送する好気性処理方法におい
て、分離汚泥の一部を可溶化処理槽21に導入し、pH
2.8〜5、温度40〜90℃の条件で15分間〜2時
間汚泥の可溶化処理を行った後、曝気槽11に返送す
る。
Description
生物を含む生物汚泥の存在下に生物処理する方法、特に
好気性生物処理系における余剰汚泥を減容化することが
できる有機性排液の生物処理方法に関する。
生物の作用を利用して有機性排液を好気条件で処理する
好気性生物処理方法は処理コストが安く、処理性能も優
れているため一般に広く利用されているが、離脱水性の
余剰汚泥が大量に生成する。この余剰汚泥は処理BOD
量の約30〜60%にも達し、その処理は困難である。
従来、このような余剰汚泥は投棄処分されていたが、そ
の処分場の確保が困難となり、汚泥の減容化が必要とな
っている。
94号には、余剰汚泥をpH2.5以下、温度50℃以
上で可溶化したのち曝気槽に返送する有機性汚水の処理
方法が記載されている。
来の方法では汚泥の減容化は可能であるが、難生物分解
性の有機物が生成して処理液の色度やCODMnが上昇
し、処理水質が悪化するという問題点がある。
め、汚泥の減容化を行うとともに、処理水質の悪化を防
止することができる有機性排液の好気性処理方法を提案
することである。
処理液の水質悪化の原因は、汚泥を可溶化処理するとき
のpHが低すぎる場合または温度が高すぎる場合に生成
する難生物分解性の有機物によるものであることが判明
した。そして弱酸性かつ比較的低温で加熱処理すること
により、難生物分解性の有機物を生成させることなく、
上記目的を達成できることがわかり、本発明を完成し
た。
曝気槽において、好気性微生物を含む生物汚泥の存在下
に好気性生物処理する方法であって、有機性排液を曝気
槽に導入して、好気性微生物を含む生物汚泥の存在下に
好気性生物処理する好気性生物処理工程と、曝気槽の混
合液を固液分離し、分離液を処理液として排出し、分離
汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送する固液分離工程
と、曝気槽内の混合液または分離汚泥の一部を引抜き、
この引抜汚泥をpH2.8〜5、温度40〜90℃の条
件で15分間〜2時間可溶化処理したのち、曝気槽に返
送する可溶化処理工程とを有することを特徴とする有機
性排液の好気性処理方法である。
液は、通常の好気性生物処理法により処理される有機物
を含有する排液であるが、難生物分解性の有機物または
無機物が含有されていてもよい。このような有機性排液
としては、下水、し尿、食品工場排水その他の産業排液
などがあげられる。
排液を好気性微生物を含む生物汚泥の存在下に好気性生
物処理を行う。このような処理としては、有機性排液を
曝気槽で活性汚泥と混合して曝気し、混合液を固液分離
装置で固液分離し、分離汚泥の一部を曝気槽に返送する
標準活性汚泥処理法における好気性生物処理が一般的で
あるが、これを変形した他の処理でもよい。
おける処理系から生物汚泥の一部を引抜き、この引抜汚
泥を可溶化処理する。生物汚泥を引抜く場合、固液分離
装置で分離された分離汚泥の一部を引抜くのが好ましい
が、曝気槽から混合液の状態で引抜いてもよい。分離汚
泥から引抜く場合、余剰汚泥として排出される部分の一
部または全部を引抜汚泥として引抜くことができるが、
余剰汚泥に加えて、返送汚泥として曝気槽に返送される
汚泥の一部をさらに引抜いて可溶化処理するのが好まし
く、この場合余剰汚泥の発生量をより少なくすることが
でき、条件によっては余剰汚泥の発生量をゼロにするこ
ともできる。この点については、後で詳しく述べる。
て穏和な条件、すなわちpH2.8〜5、好ましくは3
〜4、温度40〜90℃、好ましくは60〜80℃で、
15分間〜2時間、好ましくは30分間〜1時間行う。
このような条件で可溶化処理することにより、難生物分
解性有機物の生成を抑制して汚泥をBOD化することが
できる。可溶化処理はバッチ式でも連続式でも行うこと
ができ、連続式の場合上記処理時間は帯留時間である。
pHの調整には塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸などを使用
することができる。可溶化処理の継続によりpHが上記
範囲外になるときは、さらに上記の酸を添加して所定p
Hに維持することができるが、上記pH範囲内で所定時
間処理を行った場合、上記pH範囲外でさらに処理を行
ってもよい。
ム、水酸化カリウムなどのアルカリにより中和した後、
あるいは中和することなく好気性生物処理工程の曝気槽
に導入して好気性生物処理を行う。これにより可溶化処
理によってBOD化された成分が炭酸ガス等に無機化さ
れて除去され、系全体から排出される余剰汚泥の量が低
減する。この場合、可溶化処理における難生物分解性有
機物の生成が抑制されているので、色度やCODMnは低
く、高処理水質が得られる。
理を行うため、処理装置に対する腐食性は小さくなり、
作業に対する危険性も軽減される。また可溶化処理後の
中和に要するアルカリの量も少なくなり、通常は曝気槽
のアルカリ度(炭酸ガス)により中和できるため、中和
を行わないでそのまま曝気槽に返送することも可能であ
る。
泥の量を多くするほど汚泥の減容率は高くなる。ただ
し、可溶化処理した汚泥中の有機物を生物分解する際に
汚泥が増殖するので、単に余剰汚泥を可溶化処理しただ
けでは余剰汚泥をゼロにすることはできないが、増殖す
る汚泥量が見かけ上ゼロになるように過剰の汚泥を引抜
いて可溶化処理する場合には、系全体から生じる余剰汚
泥の量をゼロにすることもできる。この場合、可溶化処
理する汚泥の量が多くなると、生物処理性能が低下する
場合があるが、このようなときには、汚泥を担持するた
めの担体を曝気槽内に設け、一定量の汚泥量を保持する
ことにより、生物処理性能を高く維持することができ
る。
いて説明する。図1は汚泥減容化の原理を説明するため
の模式図である。図において、1は好気性生物処理系、
2は可溶化処理系である。好気性生物処理系1は、活性
汚泥処理装置のように、有機性排液を生物汚泥と接触さ
せて好気的に分解する処理系であり、曝気槽と固液分離
装置とが別々に設けられるが、これらを含めた全体の処
理系として図示されている。可溶化処理系2は混合液ま
たは濃縮液の状態で引抜かれる引抜汚泥を可溶化処理す
る処理系として図示されている。可溶化処理により汚泥
は加水分解され、BOD源になる。
物処理を行うために一定量の生物汚泥3aが保持されて
いる。このような好気性生物処理系1に被処理液4を導
入して好気性生物処理を行うと、被処理液4に含まれる
BODは生物汚泥3aに同化され、その増殖により新た
に生成汚泥3bが生成する。一方、系内の生物汚泥3a
は自己分解により、自己分解分3cが消失する。従って
定常状態では、生成汚泥3bと自己分解分3cの差が増
殖汚泥3dとして増殖する。
系2で処理する場合を、図1に破線5で示しているが、
増殖汚泥3dを可溶化処理して好気性生物処理系1に戻
すと、可溶化処理により生成するBODが汚泥に転換し
て、別の生成汚泥3eが生成し、この分が実質的な汚泥
増殖分となり、余剰汚泥として排出されなければならな
い。これに対し、増殖汚泥3dよりも多い量の引抜汚泥
3fを好気性生物処理系1から引抜き、可溶化処理系2
で可溶化処理してBODに転換し、可溶化処理汚泥6を
好気性生物処理系1に戻すことにより、可溶化処理で生
成したBODから別の生成汚泥3gが生成する。この場
合、引抜汚泥3fと生成汚泥3gの差が無機化部分3h
となる。
泥3fを可溶化処理してBODに転換することにより、
増殖汚泥3dのみを可溶化処理する場合よりも、無機化
部分が多くなり、汚泥減容化率は高くなる。増殖汚泥3
dと無機化部分3hが等しくなるように、引抜汚泥3f
の量を決めると、余剰汚泥は実質的にゼロになる。増殖
汚泥3dが無機化部分3hより多い場合は、その差が実
質的な増加部分3iとなり、余剰汚泥7として系外に排
出される。8は好気性生物処理系1の処理液である。
量をV、その生物汚泥濃度をX、汚泥収率をY、被処理
液流量(処理液流量)をQ、被処理液の有機物濃度をC
i、処理液の有機物濃度をCe、生物処理された有機物
濃度を(Ci−Ce)、汚泥自己分解定数をKd、余剰
汚泥排出量をq、可溶化処理槽への引抜量をQ′、可溶
化処理された汚泥が生物汚泥に再変換された割合をkと
すると、物質収支は次の〔1〕式で表される。
処理系1における生物汚泥3aの変化量、Y Q (Ci−C
e)は生成汚泥3bの量、V Kd Xは自己分解分3cの
量、q Xは余剰汚泥7の排出量、Q′Xは引抜汚泥3fの
量、k Q′Xは生成汚泥3gの量を示している。ここでQ
(Ci−Ce)/V=LV(槽負荷)、q/v=1/SRT(余剰汚泥
滞留時間比)、Q′/V=θ(可溶化処理系への生物汚泥
の循環比)、(1−k)=δ(無機化率)とおくと、定
常状態では、〔1〕式は次の〔2〕式のように簡略化さ
れる。
生物処理系では、〔2〕式の第3項(δθ)がないの
で、汚泥負荷を一定としたとき第2項で余剰汚泥(X/S
RT)が決定される。これに対して可溶化処理を組合せた
処理系では、〔2〕式から明らかなように、第3項の値
により余剰汚泥が減容化する。そして第3項の値が第2
項の値に匹敵するような条件下では、余剰汚泥を排出し
なくても(1/SRT=0)、汚泥負荷を通常の値に設定
することが可能である。
および図3はそれぞれ別の実施例の好気性処理装置を示
す系統図であり、図2は固液分離装置の分離汚泥を可溶
化処理する例、図3は曝気槽内の混合液を可溶化処理す
る例を示している。図2において、好気性生物処理系1
は曝気槽11および固液分離装置12から構成されてい
る。曝気槽11には被処理液路13、返送汚泥路14お
よび可溶化処理汚泥路26が連絡し、また底部には散気
装置15が設けられて、空気供給路16が連絡してい
る。曝気槽11から固液分離装置12に連絡路17が連
絡している。固液分離装置12には、処理液路18およ
び分離汚泥排出路19が連絡し、分離汚泥排出路19か
ら返送汚泥路14が分岐している。20は必要により設
けられる余剰汚泥排出路である。
成され、可溶化処理槽21には汚泥引抜路22および酸
供給路23が連絡し、内部には加熱器24および攪拌器
25が設けられている。また可溶化処理槽21から曝気
槽11に可溶化処理汚泥路26が接続している。
生物処理方法は、被処理液路13から有機性排液を曝気
槽11に導入し、返送汚泥路14を通して返送される返
送汚泥および曝気槽11内の活性汚泥と混合し、空気供
給路16から供給される空気を散気装置15から散気し
て好気性生物処理を行う。これにより、排液中の有機物
は生物酸化反応によって分解される。曝気槽11内の混
合液(反応液)の一部は連絡路17を通して固液分離装
置12に導入し、沈降分離により分離液と分離汚泥とに
分離する。分離液は処理液として処理液路18から系外
に排出し、分離汚泥は分離汚泥排出路19から取出し、
その一部は返送汚泥として返送汚泥路14から曝気槽1
1に返送し、残部の一部または全部は引抜汚泥路22を
通して可溶化処理槽21に導入して可溶化処理を行う。
酸を添加して槽内液のpHを前記値に調整するととも
に、加熱器24により加熱して前記温度に維持し、前記
時間可溶化処理する。これにより汚泥が加水分解されて
BOD化する。可溶化処理汚泥は可溶化処理汚泥路26
から曝気槽11に連続的に戻し、好気性生物処理する。
これにより可溶化処理により変換されたBOD成分が分
解除去され、好気性生物処理系1から生じる余剰汚泥が
減容化する。余剰汚泥が生じる場合は余剰汚泥排出路2
0から系外へ排出する。
引抜汚泥として汚泥引抜路22から引抜いて可溶化処理
槽21に導入するように構成されている。酸供給路23
は汚泥引抜路22に接続している。図3の装置による処
理方法は、曝気槽11内の混合液の一部を引抜汚泥とし
て引抜汚泥路22から引抜き、この引抜汚泥に酸供給路
23から酸を加えてpHを前記値に調整した後、可溶化
処理槽21に導入して可溶化処理を行う。他の操作は図
2の場合と同様である。
SS 5000mg/lの曝気槽でBOD負荷0.2g
−BOD/g−汚泥・日で処理し、この曝気槽から引抜
いた汚泥に、硫酸を加えてpHを0.5〜5に調整し、
温度80℃で1時間可溶化処理を行った。処理汚泥のB
OD化率(g−BOD/g−汚泥)および難生物分解性
有機物の生成率(g−CODMn/g−汚泥)を図4に示
す。図4の結果から、処理汚泥のBOD化率はpH5か
らpH2にpHが低下するに従って0.47から0.6
に徐々に大きくなるが、pH2以下では約0.6で一定
していることがわかる。一方難生物分解性有機物の生成
率はpH5からpH2.8の範囲では0.01以下でほ
とんど難生物分解性有機物の生成が認められないが、p
H2.8よりpHが小さくなるに従って急激に上昇し、
pH2.5以下の強酸性領域で難生物分解性有機物が急
激に生成されることがわかる。以上のことから、pH
2.8〜5の範囲では難生物分解性有機物をほとんど生
成させることなく、高いBOD化率を得られることがわ
かる。
整し、20〜100℃で1時間可溶化処理を行った。処
理汚泥のBOD化率および難生物分解性有機物の生成率
を図5に示す。図5の結果から、処理汚泥のBOD化率
は40〜60℃に処理温度が上昇するに従って急激に大
きくなり、その後は約0.6で一定していることがわか
る。一方難生物分解性有機物の生成率は90℃を超える
と急激に上昇することがわかる。以上のことから、温度
40〜90℃の範囲では難生物分解性有機物をほとんど
生成させることなく、高いBOD化率を得られることが
わかる。
で好気性生物処理を行った。すなわち、食品工場排水
(BOD=1000ppm,SS=100ppm)を1
m3の曝気槽において、槽負荷1kg−BOD/m3、汚
泥負荷0.2kg−BOD/kg−MLSS/日で処理
を行った。処理水質はCODMnとして20mg/lが得
られ、余剰汚泥は一日あたり0.4kg排出された。
物処理した。すなわち、比較例1の生物処理条件下で、
活性汚泥を固液分離装置から一日0.8kg引抜き、1
0000mg/lの汚泥に対して硫酸を10000mg
/l添加した。pHは2.9であった。この引抜汚泥を
60℃で1時間保温し、中和後に曝気槽に連続的に返送
した。汚泥負荷を比較例1と同様に維持するために系外
へ排出した余剰汚泥量は一日0.12kgとなり、余剰
汚泥量は比較例1の約1/3になった。処理水質はCO
DMnとして22mg/lであり、汚泥の減容化処理を行
っていない比較例1と同程度の処理水質が得られた。
気性生物処理を行った。すなわち、活性汚泥を固液分離
装置から一日0.8kg引抜き、10000mg/lの
汚泥に対して硫酸を3000mg/l添加した。pHは
4.8であった。この引抜汚泥を80℃で1時間保温
し、中和後に曝気槽に連続的に返送した。汚泥負荷を比
較例1と同様に維持するために系外へ排出した余剰汚泥
量は一日0.12kgとなり、余剰汚泥量は比較例1の
約1/3になった。処理水質はCODMnとして21mg
/lであり、汚泥の減容化処理を行っていない比較例1
と同程度の処理水質が得られた。
した他は実施例3と同様にして運転を行った。余剰汚泥
量は一日あたり0.12kgの値になり同様な値が得ら
れたが、処理水質はCODMnとして80mg/lとな
り、顕著な悪化が確認された。
同様にして運転を行った。余剰汚泥量は一日あたり0.
10kgの値になり、減容効果はあったものの、処理水
質は悪化し、CODMnとして120mg/lとなった。
また汚泥のバルキングがひどくなり、沈降性は極度に悪
化した。
は分離汚泥の一部を温和な酸性および加熱条件で可溶化
処理したのち曝気槽に返送するようにしたので、難生物
分解性の有機物を生成させることなく汚泥の減容化を行
うことができるとともに、処理水質の悪化を防止して高
処理水質を得ることができ、また装置に対する腐食性や
作業に対する危険性も低く、中和のためのアルカリも少
なくなる。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 有機性排液を曝気槽において、好気性微
生物を含む生物汚泥の存在下に好気性生物処理する方法
であって、 有機性排液を曝気槽に導入して、好気性微生物を含む生
物汚泥の存在下に好気性生物処理する好気性生物処理工
程と、 曝気槽の混合液を固液分離し、分離液を処理液として排
出し、分離汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送する固
液分離工程と、 曝気槽内の混合液または分離汚泥の一部を引抜き、この
引抜汚泥をpH2.8〜5、温度40〜90℃の条件で
15分間〜2時間可溶化処理したのち、曝気槽に返送す
る可溶化処理工程とを有することを特徴とする有機性排
液の好気性処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02539095A JP3493783B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 有機性排液の好気性処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02539095A JP3493783B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 有機性排液の好気性処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215695A true JPH08215695A (ja) | 1996-08-27 |
JP3493783B2 JP3493783B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=12164562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02539095A Expired - Fee Related JP3493783B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 有機性排液の好気性処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3493783B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334282A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Shinko Pantec Co Ltd | 廃水処理装置及び廃水処理方法 |
JP2005334886A (ja) * | 2005-08-23 | 2005-12-08 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置 |
JP2005349252A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Kurita Water Ind Ltd | 有機性排水の生物処理方法 |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP02539095A patent/JP3493783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334282A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Shinko Pantec Co Ltd | 廃水処理装置及び廃水処理方法 |
JP2005349252A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Kurita Water Ind Ltd | 有機性排水の生物処理方法 |
JP2005334886A (ja) * | 2005-08-23 | 2005-12-08 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 活性汚泥処理方法及びそのための活性汚泥処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3493783B2 (ja) | 2004-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3521535B2 (ja) | 有機性排液の好気性生物処理装置 | |
US4173531A (en) | Nitrification-denitrification of wastewater | |
JP2007105631A (ja) | 有機性排水の処理方法及び装置 | |
JP2973761B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
KR100546991B1 (ko) | 유기성 폐수의 처리방법과 그 장치 | |
JP3591086B2 (ja) | 有機性排液の生物処理方法 | |
CN106219872A (zh) | 有机废水的处理方法以及有机废水处理系统 | |
JPH07116685A (ja) | 有機性排液の好気性生物処理方法 | |
JPH08215695A (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JP3493769B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JP3407405B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法および装置 | |
JPH08103786A (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JP4818594B2 (ja) | 有機酸生成方法、有機酸生成装置及び排水処理装置 | |
JP3311925B2 (ja) | 有機性汚水の処理方法 | |
JP3661354B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JPH0483594A (ja) | 有機性汚水の生物学的処理方法 | |
JP3525458B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JP3206102B2 (ja) | アンモニア性または有機性窒素化合物を含む廃水の処理方法 | |
JPH0788495A (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JP3780407B2 (ja) | 汚泥の減容化方法 | |
JP3414007B2 (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 | |
JPH08276197A (ja) | 有機性排液の処理方法 | |
JPH03161095A (ja) | し尿処理方法 | |
JP2002516757A (ja) | 廃水処理方法 | |
JP2007061786A (ja) | 有機性排液の好気性処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |