JP2002516757A - 廃水処理方法 - Google Patents

廃水処理方法

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JP2002516757A
JP2002516757A JP2000552051A JP2000552051A JP2002516757A JP 2002516757 A JP2002516757 A JP 2002516757A JP 2000552051 A JP2000552051 A JP 2000552051A JP 2000552051 A JP2000552051 A JP 2000552051A JP 2002516757 A JP2002516757 A JP 2002516757A
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nitrogen
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wastewater
dissolved oxygen
biological
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JP2000552051A
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ダニエル, ジェームズ ゲイプス,
トマス クラーク,
ニコラ, マリー フロスト,
アリソン, ハイド スレイド,
Original Assignee
ニュージーランド フォレスト リサーチ インスティテュート リミテッド
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Publication date
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/34Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2209/00Controlling or monitoring parameters in water treatment
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Abstract

(57)【要約】 本発明は窒素欠乏廃水を処理するための廃水処理方法に関する。その方法は低い溶解性窒素処理廃水の生成を可能にし、排水処理方法において窒素補給の必要性を回避する。その方法は制御された環境への窒素欠乏廃水の供給を与えることを含む。制御された環境における条件は特に溶存酸素レベルの安定性の制御によって窒素固定微生物の増殖を促進する。この方法は窒素補給の必要性なしで、非窒素固定微生物に依存する従来の排水処理方法と組合わせて又は単独で使用されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は廃水処理方法、特に窒素欠乏廃水の処理方法に関する。
【0002】背 景 好気的生物を用いた処理は有機汚染物を含有する工業廃水の処理の大黒柱の一
つである。かかる方法では、細菌は廃水汚染物を消費し、強いエアレーション下
のリアクタシステムにおいて増殖するように促進される。これらの細菌は汚染物
を消費するとともに処理方法の終了時に最終的に廃棄されなければならない汚泥
を作る。かかる汚染された汚泥は廃水放出を律する特定の規則内で脱水及び廃棄
することが難しい。高い細菌の増殖は汚染物消費量を増加するが、汚泥生成量も
増加するため、廃棄コストを増加する。
【0003】 活性汚泥移動床生物膜リアクタ(activated sludge moving bed biofilm reac
tors)、ばっ気されたラグーン(aerated lagoons)及びエアレーション安定溜
め池(aeration stabilisation basins)の如き様々な処理形態が工業規模の生
物学的処理のために使用されている。ばっ気されたラグーン及び安定溜め池は低
速生物学的処理システムであり、一方活性汚泥及び変形システムのもの及び移動
床生物膜リアクタは高速生物学的処理システムである。
【0004】 活性汚泥の如き高速処理システムに対して、入って来る廃水における100:
5の生物化学的酸素要求量(BOD):窒素の比が細菌増殖のための窒素要求量
を供給するのに十分であると一般に考えられている。他の工業非窒素欠乏廃水及
び市の下水に対する典型的なBOD:窒素の比は以下に与えられる(Couper and
Maclennan,(1997)“Process design aspects of activated sludge for indust
rial wastewater treatment”,Proceedings of the 1997 Annual Conference of
the New Zealand Water and Wastes Association,pp 74-81;and Metcalf and E
ddy(1979)“Wastewater engineering treatment disposal reuse”,Tata McGraw
-Hill,New Delhi)。
【0005】
【表1】
【0006】 パルプ及びペーパーミル廃水は廃水の生物学的処理のために要求される細菌増
殖を支えるために不可欠である栄養窒素が典型的に不足している。一般的に、パ
ルプ及び紙工業に使用される活性汚泥法は典型的には尿素の形のシステムへの窒
素の添加で運転されている。これはかなりの運転費用でありうる。さらに、それ
は放出廃水において過剰レベルのアンモニア窒素を生じる場合があり、それは受
け入れる水環境において極めて大きな問題になりうる。同様の問題は窒素の不足
している工業廃水で起こる。
【0007】 窒素欠乏廃水は、廃水中の利用可能な窒素の不足によって、追加の窒素源が存
在する生分解性有機材料の生物学的消費のために要求される廃水としてここでは
規定される。
【0008】 本発明の目的は上述の問題を克服する又は少なくとも低減するか、又は公衆に
有用な代替手段を少なくとも与える、特に窒素欠乏廃水のための廃水処理方法を
提供することである。
【0009】 本発明の他の目的は例としてのみ与えられる以下の記載から明らかになるだろ
う。
【0010】発明の記述 本発明の一つの側面によれば、窒素固定微生物の発育促進に対して制御された
環境が与えられる生物学的廃水処理方法であって、前記制御された環境が前記制
御された環境における実質的に安定的な溶存酸素レベルの維持及び窒素欠乏の供
給材料の供給を通して与えられる生物学的廃水処理方法が提供される。
【0011】 好ましくは、窒素欠乏の供給材料におけるBOD:窒素の比が100:5以下
、より好ましくは100:2以下、最も好ましくは100:1以下であってもよ
い。
【0012】 好ましくは、方法は制御された環境において溶存酸素レベルを監視することを
さらに含んでもよい。
【0013】 好ましくは、溶存酸素レベルはバイオマス産出量(biomass yield)又は沈降
性(settleability)に対して有機物質除去量を最適化するレベルで制御されて
もよい。
【0014】 一つの好ましい形態では本発明の方法は第1の実質的に安定的な溶存酸素レベ
ルを有する第1タンク又は領域から第2の実質的に安定的な溶存酸素レベルを有
する第2タンク又は領域への実質的に窒素欠乏の供給材料の移動をさらに含んで
もよい。
【0015】 本発明の一つの好ましい方法では、実質的に窒素欠乏の供給材料は工業的に製
造された実質的に窒素欠乏の廃水からの工業廃水を含んでもよい。
【0016】 好ましくは、前記方法は前記制御された環境に窒素固定細菌を接種することを
さらに含んでもよい。
【0017】 本発明のさらなる側面によれば、窒素補給なしで、低溶解性窒素処理廃水を生
成する、窒素欠乏廃水のための生物学的廃水処理方法が提供される。
【0018】 本発明のさらなる側面によれば、下記のものを含む生物学的廃水処理装置が提
供される: − 窒素固定生物を含む制御された環境を収容するための手段; − 制御された環境に窒素欠乏廃水を供給するための手段; − 実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するためのエアレーション手段;
及び − 制御された環境からの流出物。
【0019】 好ましくは、制御された環境は少なくとも二つのタンク又は領域を含み、少な
くとも一つのものは低い実質的に安定的な溶存酸素レベルを有し、少なくともも
う一つのものは高い実質的に安定的な溶存酸素レベルを有する。
【0020】 本発明のさらなる側面によれば下記のものを含む生物学的廃水処理装置が提供
される: − 実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するための手段及び窒素固定生物
を含む第1の制御された環境; − 第1の制御された環境に窒素欠乏廃水を供給するための手段; − 非窒素固定生物を含む第2の制御された環境; − 部分的に処理された廃水を第1の制御された環境から第2の制御された環
境へ移すための手段;及び − 第2の制御された環境からの処理された廃水の流出物。
【0021】 好ましくは、本発明の方法及び装置は高速生物学的処理システム(high rate
biological processing system)を含む。
【0022】 本発明の他の側面は例としてのみ与えられる以下の記載から明らかになるだろ
う。
【0023】図面の簡単な説明 図1は一つの好ましい例における本発明の方法の概略図を示す。 図2は二つの工程を含む別の例における本発明の方法の概略図を示す。
【0024】発明の詳細な記述 生物学的に連続的に撹拌されたタンクリアクタにおける窒素欠乏のパルプ及び
紙工業廃水の処理の研究(以下の実施例1)は細菌が雰囲気窒素の固定によって
増殖のための十分な窒素を得ることができることを示した。
【0025】 それらの予備的な検討の結果として、活性窒素固定を維持するために要求され
る環境条件を決定し最適化する調査が実施され、さらに処理廃水における汚染物
除去量、バイオマス産出量及び残留溶解性窒素のレベルについてのかかる条件を
維持する商業的適用の調査が実施された。
【0026】 好ましい廃水処理方法は、生物学的増殖を促進するための通常の操作pH、燐
レベル及び温度で極めて低い溶解性の窒素レベル(処理廃水中の溶解性窒素<1
.0mg/L)を有し、かつ実質的に安定的なレベルで溶存酸素レベルを維持す
るためのエアレーション制御を有する環境を与えるために、窒素欠乏廃水が窒素
固定生物学的システムに供給される廃水処理方法である。溶存酸素レベルは許容
可能なバイオマス産出量を生成するか又は許容可能な沈降性を可能にしながら有
機物質の除去量に対して最適化されたレベルで制御される。溶存酸素レベルの安
定性は特定されたレベルより重要な意味を持つ。なぜならばレベルの変化は窒素
固定細菌における窒素固定のためのニトロゲナーゼ酵素の阻害を起こすかもしれ
ないからである。
【0027】 この方法は活性汚泥生物学的処理法、移動床生物膜法又は他の好適な生物学的
処理法を使用して実施されてもよいが、高速システムに対して特別な適用を有す
る。
【0028】 活性汚泥システムを用いると、有機物負荷量(organic loading)、固形物保
持時間(solids retention time)、食料対微生物の比(food to microorganism
ratio)と結合した溶存酸素レベルは(汚泥体積率(sludge volume index)又
はバイオマス産出量によって測定されるような)許容可能なバイオマス特性を伴
って(COD,BOD又はTOCによって測定されるような)有機物質の最良の
除去量を与えるように選択される。
【0029】 移動床生物膜リアクタ又はばっ気されたラグーンを用いると、有機物負荷速度
(organic loading rate)と結合された溶存酸素濃度は許容可能なバイオマス特
性(沈降性及びバイオマス産出量)を伴って(COD,BOD又はTOCによっ
て測定されるような)有機物質の最良の除去量を与えるように選択される。
【0030】実験結果 以下の結果は100:0.4〜100:0.8の範囲のBOD:窒素の比を有
する窒素欠乏廃水を使用して得られた。
【0031】実施例1 細菌性バイオマス産出量及び溶解性有機材料の除去量は循環処理のない連続撹
拌タンクリアクタ(CSTR)において検討された。一つのリアクタは補給尿素
及びオルトホスフェートを受ける窒素補給システムであった。他の二つのリアク
タは窒素補給の全くない窒素固定システムとして操作され、二つのシステムのう
ち一つは補給オルトホスフェートを受けた。
【0032】 溶存酸素濃度(2.24mg/L)、液圧保持時間((hydraulic retention
time)HRT)及びメンテナンス体制は各システムにおいて同じであった。
【0033】 結果を表Iに示す。
【0034】 結果は、オルトホスフェートの添加は窒素固定システムの性能に対して何らイ
ンパクトがなかったことを示し、廃水が燐制限されないことを示す。。
【0035】
【表2】
【0036】 窒素固定CSTRは約0.5日の液圧保持時間で操作され、同様の量の容易に
生分解可能な材料(BOD5として)を除去したが、窒素補給の条件下で操作す
るシステムよりわずかに低い化学的酸素要求量又は全有機炭素を示した。
【0037】 窒素固定システムにおけるバイオマス産出量は窒素補給システムにおけるそれ
より20−35%低い。窒素固定細菌についてのこれらの低い産出量は雰囲気二
窒素を固定するための大きなエネルギー条件、及び酸素感受性ニトロゲナーゼ酵
素を保護するための無益な方法において有機材料を消費する呼吸消耗機構の作用
のためかもしれない。
【0038】 この実施例はばっ気されたラグーン(又はばっ気された安定溜め池)への窒素
固定技術の潜在的な適用を示し、そこではかかるシステム(又はこのシステムの
一部)は低いバイオマス産出量、従って低い固形物生産量を与えるために窒素固
定条件下で操作されることができる。
【0039】 処理前の窒素欠乏廃水のBODは実施例1では184mg/Lであった。これ
は窒素固定システムでは54mg/Lに減少され、約70%の減少率であった。
全ケルダール窒素(TKN)含有量は0.7から2.9に増大し、一方溶解性T
KN含有量は低いままであった(表Iでは0.5mg/L)。窒素欠乏廃水のB
OD:窒素の比は100:0.4であり、これはシステムの全部にわたって処理
廃水において100:5.4に増大した。溶解性窒素含有量は低いままであり、
それはバイオマスにおける窒素の増加を示していることに注意することは重要で
ある。
【0040】 BODをさらに減少するために、本発明の廃水処理方法は図2に示されたよう
な2工程を含むように変更されてもよい。第1工程は窒素補給のない、窒素欠乏
廃水のBODを実質的に低減できる窒素固定システムを含む。第2工程は第1工
程からの部分処理された廃水がさらなる処理のために通過される従来の廃水処理
プラントを含む。
【0041】 窒素補給は要求されないだろう。なぜならば第1工程からの部分処理廃水は第
2工程の従来の非窒素固定システムに存在する多くの生物の作用及び/又はバイ
オマスの内因性腐敗によってバイオマスから溶液中へ遊離されるバイオマスにお
ける十分な窒素を含むからである。結果として、従来の窒素補給廃水処理方法で
一貫して達成されるものより低い溶解性窒素含有量を有する処理廃水が達成され
るだろう。
【0042】実施例2 CSTRシステムにおける窒素固定についての低い及び高い溶存酸素レベルの
効果の比較を行った。
【0043】
【表3】
【0044】 CSTR2(高い溶存酸素レベル)のバイオマス産出量はCSTR1(低い溶
存酸素レベル)のそれより約29%低く、一方維持係数は約28%高かった。様
々な液圧保持時間における二つのリアクタの比酸素取込速度の測定はCSTR2
が一貫して高い比呼吸速度(specific respiration rate)を有することを示し
た。
【0045】 これらの結果は高い溶存酸素レベルからニトロゲナーゼ酵素を保護するように
作用する酸素消耗効果の証拠を与える。高い溶存酸素レベルでの低い産出量はば
っ気されたラグーン(又はばっ気された安定溜め池)の如きシステムにおける減
少したバイオマス生産に対して高くされた溶存酸素レベルにおいて窒素固定シス
テムを使用する潜在性の示唆を与える。
【0046】実施例3 活性汚泥及び移動床生物膜システムへの窒素固定の適用が調査された。
【0047】 結果は表IIIに示されたようなリアクタ操作の四つの様々な条件下で得られた
【0048】
【表4】
【0049】 塩化アンモニウムの形の窒素、及びナトリウム二水素オルトホスフェートの形
の燐が栄養補給のために使用された。R4リアクタ(窒素補給)では200:5
:0.5のCOD:N:Pの比が目標とされた。窒素固定システムでは200:
0.5のCOD:Pの比を目標として燐供給原料が使用された。
【0050】 各リアクタの完全な仕様及び結果のさらなる詳細を表IVに示す:
【0051】
【表5】
【0052】 結果は、窒素欠乏廃水及び一定の溶存酸素レベルの条件下では、雰囲気からの
窒素の固定は活性汚泥及び移動床生物膜処理構成の両方とも有効であることを示
す。
【0053】 全ての四つのシステムにおいて優れたバルク有機物除去率及び優れた追跡有機
物の除去率を示した。窒素固定システムからの処理廃水は極めて低い溶解性窒素
含有量を有していた。それに対して、窒素固定が起こらない非窒素欠乏環境の処
理廃水の溶解性窒素含有量は数倍高かった。
【0054】 CODの減少及びTOCの除去は窒素固定システムにおけるより窒素補給シス
テムにおいてわずかに良好であった。しかしながら、全ての四つのシステムでの
COD及びsTOCの50−70%除去率、及びBOD5の>90%除去率は活
性汚泥システムでのバルク有機物除去率の文献報告と比べて勝るとも劣らない。
【0055】 窒素固定活性汚泥では、低い溶存酸素レベルでのわずかに良好な処理性能であ
った。
【0056】 溶存酸素レベルの選択は極めて低いレベルではバイオマスがすぐには沈降しな
くなり、一方極めて高いレベルでは有機材料の不十分な除去率を生じる点で重要
である。最も重要なことは、窒素固定細菌の最適活性に対して、溶存酸素レベル
は安定的に維持されるべきである。
【0057】 四つのシステムの各々におけるメタノール/エタノールの96%より大きい除
去率はシステムの良好な性能のさらなる指標であった。同様に全てのシステムに
おいて木材抽出物の>95%除去率、テルペン類及び樹脂酸類の>97%減少率
及びフェノール類の>88%除去率があった。
【0058】 活性汚泥における窒素固定システムと関連したバイオマス産出量は窒素補給シ
ステムに対してよりわずかに低いにすぎない。窒素補給生物膜リアクタは試され
なかったが、生物膜リアクタ窒素固定システムでは低いバイオマス産出量であっ
た。全てのバイオマス産出量の数字は0.15−0.2mg TSS/mg C
ODの範囲であり、それは拡張されたエアレーション活性汚泥システムにおいて
従来記録されている。
【0059】実施例4 溶存酸素レベルを安定的に操作する重要性は簡単な実験で証明された。1%の
飽和から3%の飽和への溶存酸素レベルの突然の増加の効果はアセチレン減少速
度に関して監視された。結果を表Vにまとめる。リアクタは1.65dのHRT
においてCSTRのように操作され、940mg/Lの容易に生分解性のCOD
を有する窒素欠乏廃水を受けた。
【0060】
【表6】
【0061】 溶存酸素レベルが突然上昇すると、アセチレン減少速度は低下し、約24時間
で元のレベルに戻った。
【0062】実施例5 1%の飽和の溶存酸素レベルでCSTRを使用してCOD除去率、混合された
薬液TSS濃度及び窒素固定の程度に対して増殖速度を変える効果を測定する実
験を実施した。リアクタ操作条件を表VIに記載し、結果を表VIIに示す。
【0063】
【表7】
【0064】
【表8】
【0065】 結果は増殖速度の範囲にわたってCOD除去率が窒素固定によって制限されな
い証拠を与える。試験された条件下では、単位バイオマスあたりに固定されたT
KNはほぼ同じままであった。
【0066】 従って、適切な環境条件下では、窒素欠乏廃水は補給窒素を与える必要なしで
、しかも廃水の高い溶解性窒素含有量の関連した問題なしで、生物学的処理方法
で効果的に処理されることができる。
【0067】 本発明の方法に規定された条件下では、窒素固定細菌は増殖することが認識さ
れるだろう。しかしながら、商業的な理由のため、制御された環境に適切な窒素
固定生物を接種することが好ましい。制御された環境に接種するために使用され
ることができる窒素を固定することが知られている種を含有する従属栄養細菌と
しては以下のものが挙げられる:
【0068】 このリストは余す所なく述べたものではなく、本発明の方法に等しく又はそれ
以上に有効である他の種類の窒素固定生物であってもよいことが認識されるだろ
う。
【0069】 本発明の方法は活性汚泥システム、移動床生物膜システム又はばっ気されたラ
グーン型環境において有効に操作しうることが証明された。活性汚泥及び生物膜
システムは一般に異なる条件下で操作する多数のタンク又は領域を有するので、
本発明の方法は排水処理方法の一部として組入れてもよく、それらのタンク又は
領域の1以上が本発明の方法に従って制御された環境を有するようにしてもよい
と考えられる。
【0070】 多数のタンク/領域システムでは、本発明の方法は例えば異なるが安定的に溶
存酸素レベルを各々有する二つの別個の環境において操作してもよいと考えられ
る。低い溶存酸素レベルを有する第1タンク/領域は有機物除去率を最適化し、
一方高い溶存酸素レベルを有する第2タンク/領域はバイオマス産出量を減らし
、良好な汚泥沈降特性を与えるだろう。両タンクは窒素固定環境であるだろう。
【0071】 さらに、窒素固定システムは単一又は多数のタンクシステムであるか否かにか
かわらず、従来の非窒素固定システムと結合して使用され、補給窒素の必要なし
で窒素欠乏廃水を処理し、低い溶解性窒素含有量を有する処理廃水を生成しても
よい。
【0072】 上記実施例はパルプ及び紙工業からの窒素欠乏廃水を使用して実施されたが、
窒素欠乏廃水を生成する他の多くの工業であってもよく、本発明の方法はそれら
に対して等しく適用可能であることが認識されるだろう。
【0073】 異なる工業からの廃水は異なる組成及び特性を有する。異なる窒素固定細菌は
特定の廃水に対して特定の利点を有してもよい。従って、本発明の方法に使用さ
れる窒素固定環境の条件(例えば溶存酸素レベル、pH、温度、及び他の条件)
の調整又は変更は特定の廃水に対して好ましい窒素固定生物の増殖を促進するた
めに有利であると考えらえる。
【0074】 本発明の方法は窒素固定細菌の増殖に依存することが認識されるだろう。商業
的な操作の有効な開始のためには、本発明の方法を実施する生物学的プラントは
窒素固定微生物で接種されることが好ましいと考えられる。
【0075】 前述の記載において公知の均等物を有する本発明の特定の構成要素又は完全体
を参照したが、かかる均等物はあたかもここに述べられているかの如くここに組
入れられる。
【0076】 本発明は実施例及び添付図面に示された好ましい例を特に参照して記載された
が、本発明の範囲から逸脱しない限り変形及び修正を本発明になしてもよいこと
が認識される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一つの好ましい例における本発明の方法の概略図を示す。
【図2】 二つの工程を含む別の例における本発明の方法の概略図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月5日(2000.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 好ましくは、窒素欠乏の供給材料におけるBOD:窒素の比が100:5以上
、より好ましくは100:2以上、最も好ましくは100:1より大であっても
よい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 好ましくは、本発明の生物学的廃水処理方法は窒素補給なしで、低溶解性窒素
処理廃水を生成してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 本発明のさらなる側面によれば、下記のものを含む生物学的廃水処理装置が提
供される: − 窒素固定生物を含む制御された環境; − 制御された環境に実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するための手段
; − 制御された環境に窒素欠乏廃水を供給するための手段; 及び − 制御された環境からの流出物。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月5日(2000.12.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 好ましくは、本発明の方法及び装置は高速生物学的処理システムを含む。 本発明のさらなる側面によれば、ここに記載されたような生物学的廃水処理方
法から導かれるバイオマスが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 フロスト, ニコラ, マリー ニュー・ジーランド, ロトルア, イル ス ロード 27 (72)発明者 スレイド, アリソン, ハイド ニュー・ジーランド, ロトルア, レイ ク タラウェラ, スペンサー ロード 490 Fターム(参考) 4D028 AA02 AB00 AC03 BB02 BD06 CA07 CB01 CC07 4D040 DD03 DD11 DD31

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素固定生物の発育促進に対して制御された環境が与えられ
    る生物学的廃水処理方法であって、前記制御された環境が制御された環境におけ
    る実質的に安定的な溶存酸素レベルの維持及び窒素欠乏の供給材料の供給を通し
    て与えられる生物学的廃水処理方法。
  2. 【請求項2】 窒素欠乏の供給材料におけるBOD:窒素の比が100:5
    以下である請求項1記載の生物学的廃水処理方法。
  3. 【請求項3】 BOD:窒素の比が100:2以下である請求項2記載の生
    物学的廃水処理方法。
  4. 【請求項4】 BOD:窒素の比が100:1以下である請求項3記載の生
    物学的廃水処理方法。
  5. 【請求項5】 制御された環境における溶存酸素レベルが監視され、エアレ
    ーションが実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するために制御される請求項
    1〜4のいずれか一つに記載の生物学的廃水処理方法。
  6. 【請求項6】 溶存酸素レベルがバイオマス産出量又は沈降性に対して有機
    物質除去量を最適化するレベルで制御される請求項5記載の生物学的廃水処理方
    法。
  7. 【請求項7】 制御された環境が高速生物学的処理システムを含む請求項1
    〜6のいずれか一つに記載の生物学的廃水処理方法。
  8. 【請求項8】 制御された環境が窒素固定細菌を接種される請求項1〜7の
    いずれか一つに記載の生物学的廃水処理方法。
  9. 【請求項9】 制御された環境が少なくとも二つの制御された領域を含み、
    溶存酸素レベルが一つの領域において低い実質的に安定的なレベルで、さらなる
    領域において高い実質的に安定的なレベルで維持され、部分的に処理された廃水
    が処理中第1領域から続く領域へ移される請求項1〜8のいずれか一つに記載の
    生物学的廃水処理方法。
  10. 【請求項10】 窒素補給なしの、非窒素固定生物を含む通常の廃水処理プ
    ラントを通して制御された環境からの流出物の続く処理をさらに含む請求項1〜
    9のいずれか一つに記載の生物学的廃水処理方法。
  11. 【請求項11】 窒素補給なしで、低溶解性窒素処理廃水を生成する、窒素
    欠乏廃水のための生物学的廃水処理方法。
  12. 【請求項12】 高速生物学的処理システムを含む請求項11記載の生物学
    的廃水処理方法。
  13. 【請求項13】 下記のものを含む生物学的廃水処理装置: − 窒素固定生物を含む制御された環境を収容するための手段; − 制御された環境に窒素欠乏廃水を供給するための手段; − 実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するためのエアレーション手段;
    及び − 制御された環境からの流出物。
  14. 【請求項14】 制御された環境を収容するための手段が少なくとも二つの
    相互連結されたタンク又は領域を含み、少なくとも一つのタンク又は領域が低い
    実質的に安定的な溶存酸素レベルを有し、少なくとももう一つのタンク又は領域
    が高い実質的に安定的な溶存酸素レベルを有する請求項13記載の生物学的廃水
    処理装置。
  15. 【請求項15】 制御された環境を収容するための手段が高速生物学的処理
    システムである請求項13又は14記載の生物学的廃水処理装置。
  16. 【請求項16】 下記のものを含む生物学的廃水処理装置: − 実質的に安定的な溶存酸素レベルを維持するための手段及び窒素固定生物
    を含む第1の制御された環境; − 第1の制御された環境に窒素欠乏廃水を供給するための手段; − 非窒素固定生物を含む第2の制御された環境; − 部分的に処理された廃水を第1の制御された環境から第2の制御された環
    境へ移すための手段;及び − 第2の制御された環境からの処理された廃水の流出物。
  17. 【請求項17】 第1の制御された環境が高速生物学的処理システムである
    請求項16記載の生物学的廃水処理装置。
  18. 【請求項18】 添付図面及び/又は実施例を参照してここで実質的に記載
    されたような生物学的廃水処理方法。
  19. 【請求項19】 添付図面及び/又は実施例を参照してここで実質的に記載
    されたような生物学的廃水処理装置。
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