JP2001333751A - クエン酸含有発酵飲料及びその製造方法 - Google Patents

クエン酸含有発酵飲料及びその製造方法

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JP2001333751A
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citric acid
barley
koji
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aspergillus
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Toshinaka Iwamoto
敏央 岩本
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Tochigi Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二条大麦、六条大麦等の麦を出発原料とし
て、健康増進に資するクエン酸を含有する発酵飲料及び
その製造方法を開発する。 【解決手段】本発明クエン酸を含有する発酵飲料の製造
方法は、(a)原麦及び/又は玄皮麦を乾燥後、破砕
し、水に浸漬後蒸煮する工程と、(b)該蒸煮後の麦粒
にアスペルギルス属の菌を接種すると共に接種後の麦粒
を20℃〜30℃程度の通常より低い温度で製麹する工
程と、(c)製麹した麹に約55℃の湯を加えてアスペ
ルギルス属の菌が生産したアミラーゼによりデンプン質
をブドウ糖や麦芽糖の糖類に分解すると共に、クエン酸
発酵を促して糖類からクエン酸を生成する工程と、
(d)ろ過、殺菌等の後処理を施す工程とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二条大麦、六条大
麦等の麦を出発原料として、健康増進に資するクエン酸
を含有する発酵飲料及びその製造方法に関し、更に、詳
細には主にビールの原料に用いられる二条大麦等のビー
ルに対して規格外とされた従来飼料とされていた麦を原
料として、アスペルギルス属によるクエン酸発酵により
クエン酸を含有する飲料及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【技術の背景】発明者の住まう栃木県は、ビール用の二
条大麦の生産が日本一であるが、ビール麦としての規格
条件は厳しく、一定割合で規格外麦が生じてしまうのが
避けられず、当該規格外麦は、規格品の1/8程度の価
格とされ、その大部分は家畜等の飼料として用いられて
いるのが現状である。
【0003】
【従来の技術】そこで、本発明者は、斯かる規格外麦を
原料として付加価値の高い製品を生み出そうと、麦芽酢
の製造を試みた経験がある。その概要は、規格外麦を浸
漬し、発芽を促した後、徐々に温度を上げて乾燥させて
焙燥し、アルコール発酵で糖化して麦酒とし、酢酸菌で
酢酸発酵した後麦芽酢もろみとして、濾過、殺菌したも
のである。
【0004】しかし、上記麦芽酢製造には、(a)大型
の焙燥機、発芽室が必要であり、(b)酢酸菌による酢
酸発酵はデリケートで、製造が不安定となり易く、
(c)完成までに3週間以上を要し、(d)収穫直後の
麦は休眠状態にあり、発芽しないため3ヶ月後からしか
利用できない、等の問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、上
記問題点を有さない新たな用途展開を模索し、アスペル
ギルス属によるクエン酸発酵を試みたところ、良好なク
エン酸を含有する飲料を得ることができ、本発明を完成
させたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】先ず、原料として、二条
大麦、六条大麦その他の麦を用いることができ、特に、
上述の通りビール製造用の規格外とされた二条大麦及び
六条大麦を用いることができる。そして、当該表皮を被
ったままの原麦を採取し、これをそのまま(原麦)、又
は、桴皮を除いた玄皮麦とし、これを約12パーセント
程度に乾燥させる。
【0007】次いで、乾燥後の原麦をミキサー等の破砕
機で、粗く砕き、例えば一粒の麦粒を2分割〜10分割
程度に分割するのが望ましい。粗砕としたのは、細かす
ぎる破砕は、急激な乾燥を招くのでこれを防止する為で
あり、又、破砕はデンプン質を表面に露出させる為であ
る。
【0008】上記は表皮付きの原麦及び玄皮麦を利用す
る場合を説明したが、該表皮を脱穀して精麦としたもの
を利用することもできる。該精麦は、研削、摩擦によっ
て籾、糠、身部分を適当割合に除いたものである。
【0009】次いで、浸漬工程に移り、前記破砕後の表
皮付き原麦及び玄皮麦のいずれか一方又は両者を混合さ
せたもの、又は、精麦を、約40℃の水に2時間程度浸
漬させる。該浸漬により後の長時間の蒸す工程を短縮さ
せることができる為で、約40℃としたのは、最も吸水
率が良好だからである。因みに、上記浸漬で80ml/
100gの吸水率を得た。
【0010】次いで、蒸煮工程に移り、浸漬後の麦粒を
30分程度蒸煮し、デンプン質をα化させて、後述の製
麹を容易とする。そして、これを放冷して、約40℃以
下にまで温度を低下させる。
【0011】そして、接種の工程に移り、当該麦をクエ
ン酸発酵させるに適した菌の存否を検討した。このと
き、クエン酸発酵に着目したのは、クエン酸が疲労物質
である乳酸の蓄積の抑制や、その他人体内の生理作用の
促進に有効で、健康増進に資する効果が期待できるから
である。試験は、後述の実施例1及び実施例2で得られ
た製品の含有するクエン酸の割合を中和滴定(0.1N
のNaOH溶液を加えて中和点を観る)で測定した。そ
の結果は、実施例1の製品をサンプリングしたものに基
づく結果が表1に、実施例2の製品をサンプリングした
ものに基づく結果が表2に示す通りであった。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】この結果、アスペルギルス アワモリ及び
アスペルギルス サイトイが極めて多くのクエン酸を生
成して有効なことが判明したが、この他にも、アスペル
ギルス ウサミAspergillus usamii、アスペルギルス ル
チネンスAspergillus luchuensis、アスペルギルス カ
ワチAspergillus kawachii、アスペルギルス オーレン
スAspergillus aureus等のアスペルギルス属を用いるこ
とができる。
【0015】さて、接種工程の後、製麹に移り、1日目
を約30℃で適湿の環境に保ち、2日目及び3日目を約
25℃の温度に保ち、計3日間の製麹を行う。このと
き、通常は35℃から40℃の温度環境下で製麹される
ものを、上述の如く、1日目を約30℃で2日目以降を
25℃と、相対的に低い温度での製麹条件とする。これ
は原料に皮付きの原麦又は玄皮麦を用いた場合は、栄養
分が豊かで、発酵熱が余剰となり易く、通常の温度条件
では、菌が衰えてしまうのに加えて、発酵熱で水分が蒸
発し乾燥してしまうので、これを防止する為である。斯
かる製麹工程により、3日目には真黒に繁殖したアスペ
ルギルス属の姿が観察できる。
【0016】原料に精麦を利用した場合の製麹には、通
常の35℃から40℃の温度環境下で3日日保存して製
麹するが、このとき精麦で除かれた表皮部分を混入させ
ることができ、当該混合物を製麹させれば、後述の栄養
分に優れた飲料が得られる。
【0017】上記工程で得られた麹を、原料麦の約4倍
重量で且つ55℃の湯中に3〜10時間程度保温させ
る。すると、上記製麹工程にあって、アスペルギルス属
が増殖する際にアミラーゼを生産しており、該アミラー
ゼが作用して麦成分中に含まれるデンプン質をブドウ
糖、麦芽糖等の糖類に分解する。このとき、βアミラー
ゼが麦芽糖に、αアミラーゼがオリゴ糖に、グルコアミ
ラーゼがブドウ糖に分解する。
【0018】次いで、該ブドウ糖等に対し、クエン酸発
酵により、 の反応が促され、クエン酸が生成される。
【0019】その後、ろ過し、濁りの原因となる余分な
タンパク質除去のために煮沸し、静置の後上澄み液を容
器に封入し、殺菌を行い製品が得られる。
【0020】斯くして得られた製品のアミノ酸成分、糖
度及びクエン酸含有割合の分析及び測定を行ったとこ
ろ、下記の如き、特性があることが判明した。
【表3】 試料1:実施例1で得られた製品を試料としたもの 試料2:実施例3で得られた製品を試料としたもの この結果、試料1及び試料2とも、多くのアミノ酸を含
む栄養豊かな飲料であることが判明し、特に試料1はア
ミノ酸の含有割合に富むものであることが認められた。
【0021】又、得られた試料1,2の糖度及びクエン
酸の含有割合を測定した。
【表4】 更に、表皮部分には、β−グルカン、ポリフェノール等
の抗酸化物質の存在が確認されている。
【0022】更に、玄皮麦と玄米との成分比較を行った
ところ、表5の如き結果を得た。
【表5】 玄皮麦には、Ca等のミネラル成分が多く含まれること
が確認された。
【0023】即ち、上記特性から、下記の作用がもたら
される。 (a)クエン酸サイクルの出発物質となるクエン酸が多
量に含まれる為、これを摂取することで、人体の代謝機
能を活発化させ、健康増進に資する。 (b)又、麦成分中のデンプン質から糖化された糖が多
分に含まれるので、上記クエン酸のみでは飲料としての
味の点で酸っぱ味が強すぎる嫌いがあるが、これを緩和
し、甘みと酸味とをバランスさせる。 (c)麦成分を発酵させることで、栄養豊かな各種アミ
ノ酸が生成され、特に表皮部分を含んだ形態で原麦を利
用すると、アミノ酸の含有割合が増すと共に、β−グル
カン、ポリフェノール等の抗酸化物質が含まれ、更なる
健康作用が促される。
【0024】因みに、本発明飲料(実施例1で得た製
品)及び比較の為の米黒酢とを高校生に飲ませて、飲料
前と飲料後の血流の改善効果を試験したところ下表の如
き結果を得た。 試験条件:飲料前に血液を採取し、本発明飲料及び米黒
酢の30mlを飲んだ後、1時間経過後に再度血液採取
して、血流測定器(MC−FAN)にて血液の流下時間
を比較した。血流測定器(MC−FAN)とは、一定量
(200μl)の血液を容器に入れ、それを毛細血管と
同じ口径7μmの擬毛細血管(マイクロチャンネル)に
通して、その流下時間(秒)を測定する方法をいう。そ
の結果は図1に示す如くで、飲料前から血流の良好な者
には大幅は変化は見られないが、飲料前に血流の不良な
者(例えば、C子、D男、G男)に対しては、飲料前の
大きな値が飲料後に極めて小さな値に減少しており、大
幅な改善効果の得られることが確認された。これに対
し、米黒酢の場合を比較したのが図2で、米黒酢の飲料
前と後では数値的にそれほど大きな変化はみられなかっ
た。ここで米黒酢成分は、糖0.6g、タンパク質1.
0g、脂質0g、酸度4.2%のものを用いた。
【0025】
【実施例1】二条大麦の規格外品5kgを購入し(乾燥
度12wt%のもの)、ミキサーで2〜6分割し、40
℃の水に2時間浸漬後、約30分蒸煮した。40℃に放
冷後、種菌としてアスペルギルス アワモリを接種し、
1日目は30℃の恒温器で製麹し、2日目及び3日目は
25℃で製麹した。表面に菌が真っ黒に繁殖した。次い
で、55℃で20lのお湯を加え、5時間恒温器の中で
保温し、糖化を促した。ザルで大まかなろ過を行い、そ
れから90℃で30分間煮沸し、2日間静置し、ろ紙を
用いてろ過し、瓶詰めしたものを70℃で30分の低温
殺菌を行って製品とした。この結果、クエン酸1.81
wt%で糖度14%の飲料が得られた。
【0026】
【実施例2】二条大麦の規格外品5kgを購入し(乾燥
度12wt%のもの)、ミキサーで2〜6分割し、40
℃の水に2時間浸漬後、約30分蒸煮した。40℃に放
冷後、種菌としてアスペルギルス サイトイを接種し、
1日目は30℃の恒温器で製麹し、2日目及び3日目は
25℃で製麹した。表面に菌が真っ黒に繁殖した。次い
で、55℃で20lのお湯を加え、5時間恒温器の中で
保温し、糖化を促した。ザルで大まかなろ過を行い、そ
れから90℃で30分間煮沸し、2日間静置し、ろ紙を
用いてろ過し、瓶詰めしたものを70℃で30分の低温
殺菌を行って製品とした。この結果、クエン酸1.64
wt%で糖度12%の飲料が得られた。
【0027】
【実施例3】二条大麦の規格外品5kgを購入し(乾燥
度12wt%のもの)、これを精麦機にかけて50%ま
で削り、これを40℃の水に2時間浸漬後、約30分蒸
煮した。40℃に放冷後、種菌としてアスペルギルス
アワモリを接種し、1日目は30℃の恒温器で製麹し、
2日目及び3日目は25℃で製麹した。表面に菌が真っ
黒に繁殖した。次いで、55℃で20lのお湯を加え、
5時間恒温器の中で保温し、糖化を促した。ザルで大ま
かなろ過を行い、それから90℃で30分間煮沸し、2
日間静置し、ろ紙を用いてろ過し、瓶詰めしたものを7
0℃で30分の低温殺菌を行って製品とした。この結
果、クエン酸3.02wt%で糖度14%の飲料が得ら
れた。
【0028】
【発明の効果】上記構成に係わる本発明は以下の如き優
れた効果を奏する。 (1)ビール製造の規格外品として飼料等として処理さ
れていた麦を付加価値の高い健康飲料として生まれ変わ
らせることができる。 (2)クエン酸を多分に含有して健康増進効果が高いこ
とはもちろん、クエン酸の強すぎる酸味がブドウ糖、麦
芽糖等の糖類に緩和されて、味的にバランスされて毎日
飲んでも飽きない飲料となる。 (3)発酵後の成分を分析すると多くのアミノ酸が含ま
れ、栄養豊かであることが判明し、特に表皮の付いた原
麦を利用したものはこの傾向が顕著で、且つ表皮部分に
はβ−グルカン、ポリフェノール等の抗酸化作用及びミ
ネラル成分の多さで健康増進効果が期待できる。 (4)アスペルギルス属の接種から製麹及びクエン酸発
酵までの工程が約3日程度で完了するので、量産にあた
って極めて短期間の効率的製造が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明飲料を飲んだ前後のMC−FANによ
る血流試験の結果を示すグラフ図。
【図2】 米黒酢を飲んだ前後のMC−FANによる血
流試験の結果を示すグラフ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C12P 7/48 C12R 1:665) C12R 1:665) A23L 2/00 F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)原麦及び/又は玄皮麦を乾燥後、破
    砕し、水に浸漬後蒸煮する工程と、(b)該蒸煮後の麦
    粒にアスペルギルス属の菌を接種すると共に接種後の麦
    粒を20℃〜30℃程度の通常より低い温度で製麹する
    工程と、(c)製麹した麹に約55℃の湯を加えてアス
    ペルギルス属の菌が生産したアミラーゼによりデンプン
    質をブドウ糖や麦芽糖の糖類に分解すると共に、クエン
    酸発酵を促して糖類からクエン酸を生成する工程と、
    (d)ろ過、殺菌等の後処理を施す工程と、から成るク
    エン酸を含有する発酵飲料の製造方法。
  2. 【請求項2】(a)精麦を水に浸漬後蒸煮する工程と、
    (b)該蒸煮後の麦粒にアスペルギルス属の菌を接種す
    ると共に接種後の麦粒を製麹する工程と、(c)該製麹
    した麹に約55℃の湯を加えて、アスペルギルス属の菌
    が生産したアミラーゼによりデンプン質をブドウ糖や麦
    芽糖の糖類に分解すると共に、クエン酸発酵を促して糖
    類からクエン酸を生成する工程と(e)ろ過、殺菌等の
    後処理を施す工程と、から成るクエン酸を含有する発酵
    飲料の製造方法。
  3. 【請求項3】 製麹した麹に、精麦で除かれた表皮部分
    を混合させる請求項2記載のクエン酸を含有する発酵飲
    料の製造方法。
  4. 【請求項4】 原料麦にビール製造の規格外となった麦
    を用いる請求項1ないし3のうちいずれか1項記載のク
    エン酸を含有する発酵飲料の製造方法。
  5. 【請求項5】 アスペルギルス属の菌をアスペルギルス
    アワモリとした請求項1ないし4のうちいずれか1項
    記載のクエン酸を含有する発酵飲料の製造方法。
  6. 【請求項6】(a)原麦及び/又は玄皮麦を乾燥後、破
    砕し、水に浸漬後蒸煮し、(b)該蒸煮後の麦粒にアス
    ペルギルス属の菌を接種すると共に接種後の麦粒を20
    ℃〜30℃程度の通常より低い温度で製麹し、(c)製
    麹した麹に約55℃の湯を加えてアスペルギルス属の菌
    が生産したアミラーゼによりデンプン質をブドウ糖や麦
    芽糖の糖類に分解すると共に、クエン酸発酵を促して糖
    類からクエン酸を生成し、(d)ろ過、殺菌等の後処理
    を施して得られるクエン酸を含有する発酵飲料。
  7. 【請求項7】(a)精麦を水に浸漬後蒸煮し、(b)該
    蒸煮後の麦粒にアスペルギルス属の菌を接種すると共に
    接種後の麦粒を製麹し、(c)該製麹した麹に約55℃
    の湯を加えて、アスペルギルス属の菌が生産したアミラ
    ーゼによりデンプン質をブドウ糖や麦芽糖の糖類に分解
    すると共に、クエン酸発酵を促して糖類からクエン酸を
    生成し、(e)ろ過、殺菌等の後処理を施して得られる
    クエン酸を含有する発酵飲料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016093104A1 (ja) * 2014-12-09 2016-06-16 株式会社日本自然発酵 老化抑制剤

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