JP2001333197A - ドアホン装置 - Google Patents

ドアホン装置

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JP2001333197A
JP2001333197A JP2000151011A JP2000151011A JP2001333197A JP 2001333197 A JP2001333197 A JP 2001333197A JP 2000151011 A JP2000151011 A JP 2000151011A JP 2000151011 A JP2000151011 A JP 2000151011A JP 2001333197 A JP2001333197 A JP 2001333197A
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JP
Japan
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light
light emitting
speaker
brightness
lock
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Application number
JP2000151011A
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English (en)
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Yasutaka Kataoka
康孝 片岡
Mitsuo Mori
森  光男
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた場所から錠の開閉状態を確認すること
が可能なドアホン装置を提供する。 【解決手段】 親機2と子機1とを備え、その親機2と
子機1との間で送受話が可能なドアホン装置であって、
遠隔操作によってドアの錠14を開閉する制御手段1
1、24、20、15と、子機1において、制御手段に
よってドアの錠14が開閉されたことを示す通知手段1
2、23、20、3、25、22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はドアホン装置に関
し、より特定的には、親機と子機とを備え、その親機と
子機との間で送受話が可能なドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、親機と子機とを備えたドアホン装
置が知られている。図5は、従来のドアホン装置を説明
するための模式図である。図5を参照して、ドアホン装
置を説明する。
【0003】図5を参照して、従来のドアホン装置は室
外子機(以下子機という)101と室内親機(以下親機
という)102とを備える。子機101においては、訪
問者が訪問を知らせるための呼出しボタン105と、親
機102へと送話するためのマイク104と、親機10
2から受話するためのスピーカ103とが設置されてい
る。また、子機101においては、これらの呼出しボタ
ン105、スピーカ103およびマイク104を制御す
るための電子回路が備えられている。
【0004】親機102においては、スピーカ107、
マイク108、モニタボタン109、通話ボタン110
が配置されている。子機101と親機102とは伝送線
106を介して接続されている。
【0005】なお、ドアホン装置においては、親機10
2側にモニタテレビなどの表示装置を設置し、子機10
1側に訪問者を撮影するためのカメラと、訪問者などの
被写体に照光するための照明装置を備えるドアホン装置
も知られている。さらに、子機101の呼出しボタン1
05近くには、夜間においても呼出しボタン105の所
在を訪問者が容易に認識できるように可視光を発光する
発光素子を設けている場合もある。
【0006】ドアホン装置の子機101が設置されるド
アの錠としては、近年電気錠が用いられることが多い。
電気錠では、通常鍵を鍵穴に挿入し、その鍵を回転させ
ることによって錠の開閉動作を行なう。このような電気
錠については、外部から一見しただけでは錠の状態が開
状態であるか閉状態であるかを認識することが難しい。
また、この電気錠を無線式のリモートコントロール(遠
隔操作)によるオートロックシステムとする場合には、
遠隔操作を行なうための無線信号を受信するための受信
部をドアの付近に配置することが必要である。また、こ
の受信部に対して電源を供給する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、遠隔操
作によるオートロックシステムにおいては遠隔操作のた
めの信号を受信する受信部に電源を供給する必要がある
が、ドアの付近に設置されるドアホン装置の子機にはそ
の動作のための電源が供給されている。そのため、上記
のようなドアホン装置とオートロックシステムとを組合
せる(ドアホン装置の子機に遠隔操作のための信号を受
信する受信部を設置する)ことによって、受信部の電源
を確保できる。しかし、このようにドアホン装置にオー
トロックシステムを組合せた場合においても、電気錠の
開状態もしくは閉状態を外部から一見しただけでは判別
できないという問題は解決されない。
【0008】また、親機102が設置された室内の明る
さなどの情報が子機101において表示されれば、親機
102が設置されている室内の照明の消し忘れなどを防
止することに有効であると思われるが、従来のドアホン
装置においてそのような表示機能は何ら付加されていな
かった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の目的は、オート
ロックシステムを備えるドアホン装置において、外部か
ら錠の状態を容易に把握することが可能なドアホン装置
を提供することである。
【0010】この発明のもう一つの目的は、オートロッ
クシステムを備えるドアホン装置において、室内の明る
さなどの情報を外部から容易に知ることができるドアホ
ン装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によるドアホン
装置は、親機と子機とを備え、その親機と子機との間で
送受話が可能なドアホン装置であって、制御手段と通知
手段とを備える。制御手段は遠隔操作によってドアの錠
を開閉する。通知手段は、子機において制御手段によっ
てドアの錠が開閉されたことを示す。
【0012】このようにすれば、ドアの錠が遠隔操作に
よって開閉された場合に、子機から離れた場所から、錠
の開閉の状態を通知手段によって確認することが可能に
なる。
【0013】また、錠の開閉動作が行われた時にのみ、
子機において通知手段によって錠の開閉状態を示すよう
にしてもよい。そして、通常は錠の開閉状態について子
機にて特に表示しないようにしてもよい。このようにす
れば、第3者に戸外からドアの錠の開閉状態を知られる
ことを防止できる。
【0014】この発明によるドアホン装置では、通知手
段が発光部材と発光制御手段とを含むことが好ましい。
発光部材はドアホン装置の子機に設置されていてもよ
く、発光制御手段は発光部材の動作を制御してもよい。
【0015】この場合、通知手段として発光部材を利用
するので、発光部材の発光動作を錠の開閉状態に合わせ
変えることにより、視覚を通じて容易にドアの錠の開閉
状態を確認することができる。
【0016】この発明によるドアホン装置では、発光制
御手段が、ドアの錠が開状態から閉状態に変化した場合
に発光部材を第1の発光パターンに沿って動作させるよ
うに制御するとともに、ドアの錠が閉状態から開状態に
変化した場合に発光部材を第1の発光パターンとは異な
る第2の発光パターンに沿って動作させるように制御す
ることが好ましい。
【0017】このように、錠の開閉動作に対応する第1
および第2の発光パターンに沿って発光部材を動作させ
れば、発光パターンの違いにより、離れた場所から錠の
開閉状態を容易に確認することができる。
【0018】この発明によるドアホン装置では、第1の
発光パターンが発光部材を1回点滅させるものであって
もよく、第2の発光パターンは発光部材を2回点滅させ
るものであってもよい。
【0019】この場合、発光部材の点滅回数によって錠
の開閉状態を確実に認識することができる。
【0020】この発明によるドアホン装置では、発光部
材が第1および第2の発光部材を含むことが好ましい。
【0021】この場合、発光部材が第1および第2の発
光部材という複数個存在しているので、子機から離れた
場所からの発光部材の視認性を向上させることができ
る。この結果、より確実に錠の開閉状態を確認すること
が可能になる。
【0022】この発明によるドアホン装置では、第1の
発光部材が第1の色に発光し、第2の発光部材は第1の
色とは異なる第2の色に発光してもよい。
【0023】この場合、錠の開閉動作に対応して第1お
よび第2の発光部材をそれぞれ異なる色に発光させるこ
とができるので、子機から離れた位置から、より確実に
錠の開閉状態を確認することができる。
【0024】この発明によるドアホン装置では、子機に
は発光部材を内蔵する呼出しボタンが設置されていても
よい。
【0025】この場合、発光部材は錠の開閉状態を示す
通知手段として作用する一方、呼出しボタンの位置を示
す位置表示手段としても作用させることができる。この
結果、子機において容易に呼出しボタンの位置を確認す
ることができる。
【0026】この発明によるドアホン装置では、親機が
設置された室内の明るさを検知する検知手段と、検知手
段によって検知された明るさのデータに基づいて、子機
において室内の明るさを示す手段とをさらに備えること
が好ましい。
【0027】この場合、たとえば外出の際に親機が設置
された室内の照明の消し忘れなどが発生している際に
は、親機が設置された室内の明るさは所定の基準値より
も明るくなっている。そして、室内の明るさについての
情報を子機において表示できれば、外出の際に室内の照
明を消し忘れるといったことを防止できる。したがっ
て、ドアホン装置の利便性をより高めることができる。
【0028】この発明によるドアホン装置では、室内の
明るさを示す手段が、室内の明るさのデータに基づい
て、発光制御手段において室内の明るさが基準値よりも
明るい場合には発光部材を第3の発光パターンに沿って
動作させるように制御するとともに、室内の明るさが基
準値より暗い場合には発光部材を第4の発光パターンに
沿って動作させるように制御することを含んでいてもよ
い。
【0029】このように、親機が設置された室内の明る
さのレベルによって発光部材の発光パターンを変化させ
ることにより、子機から離れた場所で容易に室内の照明
の消し忘れの有無を確認することができる。
【0030】この発明によるドアホン装置では、通知手
段がスピーカとスピーカ制御手段とを含んでいてもよ
い。スピーカはドアホン装置の子機に設置されていても
よく、スピーカ制御手段はスピーカの動作を制御しても
よい。
【0031】この場合、錠の開閉状態をスピーカからの
音によって聴覚を通して確認することができる。このた
め、子機を直接目視で確認できないような場所からでも
錠の開閉状態を確認できる。
【0032】この発明によるドアホン装置では、スピー
カ制御手段が、ドアの錠が開状態から閉状態に変化した
場合にスピーカを第1の音声パターンに沿って動作させ
るように制御するとともに、ドアの錠が閉状態から開状
態に変化した場合には、スピーカを第1の音声パターン
とは異なる第2の音声パターンに沿って動作させるよう
に制御することが好ましい。
【0033】この場合、錠が開状態になった時と閉状態
になった時とのそれぞれについて異なった音声パターン
をスピーカから発生させることにより、容易に錠の開閉
状態を確認することができる。
【0034】この発明によるドアホン装置では、第1の
音声パターンはスピーカにおいて音を1回発生させるも
のであり、第2の音声パターンはスピーカにおいて音を
2回発生させるものであってもよい。
【0035】この場合、音の発生回数によって錠の開閉
状態を容易に確認することができる。
【0036】この発明によるドアホン装置では、室内の
明るさを示す手段が、室内の明るさのデータに基づい
て、スピーカ制御手段において室内の明るさが基準値よ
りも明るい場合にはスピーカを第3の音声パターンに沿
って動作させるように制御するとともに、室内の明るさ
が基準値より暗い場合にはスピーカを第4の音声パター
ンに沿って動作させるように制御することを含んでいて
もよい。
【0037】このように、親機が設置された室内の明る
さのレベルによってスピーカでの音声パターンを変化さ
せることにより、子機から離れた場所で容易に室内の照
明の消し忘れの有無を確認することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は
繰返さない。
【0039】図1は、本発明によるドアホン装置を示す
模式図である。また、図2は、図1に示したドアホン装
置の構成を示すブロック図である。図1および2を参照
して、ドアホン装置を説明する。
【0040】図1を参照して、ドアホン装置は室外子機
(以下子機という)1と室内親機(以下親機という)2
とを備える。子機1と親機2とは音声信号などを伝送す
るための伝送線6により接続されている。子機1におい
ては、呼出しボタン5とスピーカ3とマイク4と遠隔操
作により錠の開閉を行なうための信号を受信するリモコ
ン受光部11と発光部材としての発光素子12とが設置
されている。また、親機2には、スピーカ7とマイク8
とモニタボタン9と通話ボタン10と室内の明るさを検
出するための検知手段としての照度検知センサ13とが
設置されている。
【0041】図2に示すように、子機1においては、信
号処理回路20に発光素子駆動回路23、受光信号処理
回路24、発信音制御回路22、および変調回路21が
接続されている。この信号処理回路20にはロック制御
回路15が伝送線32を介して接続されている。ロック
制御回路15には子機1の近傍のドアの錠14が接続さ
れている。発光素子駆動回路23には発光素子12が接
続されている。受光信号処理回路24にはリモコン受光
部11が接続されている。発信音制御回路22には伝送
線を介してスピーカ駆動回路25が接続されている。こ
のスピーカ駆動回路25にはスピーカ3が接続されてい
る。変調回路21にはマイク駆動回路26が接続されて
いる。マイク駆動回路26にはマイク4が接続されてい
る。変調回路21には親機2と接続するための伝送線6
が接続されている。
【0042】親機2においては、信号処理回路30に照
度検知制御回路27および変調回路31が接続されてい
る。照度検知制御回路27には検知手段としての照度検
知センサ13が接続されている。変調回路31には、子
機1から延びる伝送線6が接続されている。また、変調
回路31には伝送線を介してスピーカ駆動回路28およ
びマイク駆動回路29が接続されている。スピーカ駆動
回路28にはスピーカ7が接続されている。マイク駆動
回路29にはマイク8が接続されている。なお、図示し
ていないが、子機1においては呼出しボタン5を制御す
るための呼出しボタン制御回路が設置されている。ま
た、親機2においてはモニタボタン9を制御するための
モニタボタン制御回路および通話ボタン10を制御する
ための通話ボタン制御回路が設置されている。
【0043】また、錠14を開閉するためのリモコンキ
ー16には、ボタン18と信号発生回路19と送信部1
7とが設置されている。信号発生回路19にはボタン1
8と送信部17とが接続されている。
【0044】図1および2に示したドアホン装置の動作
について以下説明する。図3は、図1および2に示した
ドアホン装置の動作の一例を説明するためのフローチャ
ートである。図3を参照して、ドアホン装置では、リモ
コンキー16(図2参照)から錠の開閉を指示する無線
信号Zが発信される。この無線信号Zが子機1のリモコ
ン受光部11において受光される(S1)。すると、錠
14の状況をチェックする工程(S2)が実施される。
次に、錠の開閉動作を実施する工程(S3)および錠の
開閉動作結果を示す工程(S4)が実施される。このよ
うにして、一連の処理が終了する。
【0045】次に、図3に示したフローチャートで説明
した動作を図1〜3を用いてより詳しく説明する。
【0046】図1〜3を参照して、まず、リモコンキー
16においてボタン18が押されるたびに、信号発生回
路19より送信部17を介して無線信号Zが発信され
る。この無線信号Zは子機1のリモコン受光部11にお
いて受信される。このようにして受光工程(S1)が実
施される。リモコン受光部11において受信された無線
信号Zは、受光信号処理回路24に伝えられる。受光信
号処理回路24において処理された受光信号は信号処理
回路20へと伝送される。この受光信号を受け取った信
号処理回路20では、伝送線32を介してロック制御回
路15から錠14の開閉状態についてのデータを取得す
る。たとえば、錠14が開の状態であれば、ロック制御
回路15に保持された指示信号がL(論理ロー)レベル
状態にあり、錠14が閉の状態であれば、ロック制御回
路15における指示信号はH(論理ハイ)レベル状態に
ある。そして、この指示信号がLレベル状態かHレベル
状態にあるかどうかを信号処理回路20において検知す
る。このようにして錠の状況をチェックする工程(S
2)が実施される。
【0047】そして、錠14が開状態であれば、ロック
制御回路15へ信号処理回路20から制御信号を送信
し、ロック制御回路15を介して錠14を開状態から閉
状態へと動作させる。そして、ロック制御回路15にお
いて指示信号がLレベル状態からHレベル状態へと変化
する。
【0048】あるいは、錠14が閉状態であれば、信号
処理回路20からロック制御回路15へと制御信号を送
信し、ロック制御回路15によって錠14を閉状態から
開状態へと動作させる。この結果、ロック制御回路15
における指示信号は、Hレベル状態からLレベル状態へ
と変化する。このようにして錠の開閉動作実施工程(S
3)を実施する。リモコン受光部11、受光信号処理回
路24、信号処理回路20およびロック制御回路15は
錠14を開閉する制御手段として作用する。
【0049】そして、錠14の開閉状態を変更すると同
時に、信号処理回路20から発光素子駆動回路23へと
制御信号を送信する。そして、発光素子駆動回路23に
より発光素子12を動作させる。たとえば、上述のよう
に錠14を開状態から閉状態へと動作させる場合、ロッ
ク制御回路15へと信号処理回路20から制御信号を送
信すると同時に、発光素子駆動回路23へ発光素子12
を第1の発光パターンとして1度点滅させるように制御
信号を送信する。あるいは、錠14を閉状態から開状態
へと制御する場合には、信号処理回路20から発光素子
駆動回路23へと発光素子12を第2の発光パターンと
して2度点滅させるように制御信号を送信する。発光素
子駆動回路23と信号処理回路20とは発光制御手段と
して作用する。このようにして、錠の開閉動作結果を表
示する工程(S4)を実施する。
【0050】この場合、通知手段として発光素子12を
利用するので、視覚を通じて容易にドアの錠14の開閉
状態を確認できる。また、発光素子12の発光パターン
を錠14の開閉動作結果によって変えることで、発光パ
ターンの違いにより、離れた場所から錠14の開閉状態
を容易に確認することができる。
【0051】また、図1および2に示したように、子機
1において第1および第2の発光素子として複数の発光
素子12を設けた場合、錠14を開状態から閉状態にし
た場合、これらの複数の発光素子12を同時に1度点滅
させてもよく、また、錠14を閉状態から開除去にした
場合は、これらの複数の発光素子12を同時に2度点滅
させてもよい。
【0052】この場合、発光素子12が複数個存在して
いるので、子機1から離れた場所からの発光素子12の
視認性を向上させることができる。
【0053】また、複数の発光素子12について、それ
ぞれ発光する色を変えるように設定してもよい。この場
合、錠14を開状態から閉状態にした場合は、複数の発
光素子12のうちの1つを特定の第1の色に発光させ
る。そして、錠14が閉状態から開除去へと制御された
場合には、複数の発光素子12のうち他の発光素子12
が第1の色とは異なる第2の色に発光するように設定し
てもよい。
【0054】このようにしても、子機1から離れた場所
から、確実に錠14の開閉状態を確認できる。
【0055】また、錠の開閉動作結果を表示する工程
(S4)においては、発光素子12に代えてスピーカ3
を用いてもよい。すなわち、信号Zをリモコン受光部1
1において受信した後、錠14を開状態から閉状態とす
る場合、信号処理回路20から発信音制御回路22およ
びスピーカ駆動回路25を介して、スピーカ3から第1
の音声パターンとして特定の音(たとえばビープ音)を
1回発生させる。また、逆に、錠14を閉状態から開状
態へと制御すると同時に、信号処理回路20から発信音
制御回路22、スピーカ駆動回路25を介してスピーカ
3から第2の音声パターンとして特定の音を2度発生さ
せるようにスピーカ3を制御することも可能である。
【0056】スピーカ駆動回路25、発信音制御回路2
2および信号処理回路22からスピーカ制御手段が構成
される。発光素子12、発光素子駆動回路23および信
号処理回路20、あるいはスピーカ3、スピーカ駆動回
路25、発信音制御回路22および信号処理回路20錠
14が開閉されたことを示す通知手段として作用する。
【0057】この場合、錠14の開閉状態をスピーカ3
からの音の発生回数によって聴覚を通して確認すること
ができる。このため、子機1を直接目視で確認できない
ような場所からでも錠14の開閉状態を確認できる。
【0058】このように、発光素子12あるいはスピー
カ3を用いて錠14が開状態から閉状態あるいは閉状態
から開状態へと動作する状況を子機1において示すこと
ができるので、離れた位置から錠14の状態を容易に判
別することができる。
【0059】また、図1に示したドアホン装置では、呼
出しボタン5とは独立して発光素子12を設けている
が、この呼出しボタン5の表面を透明あるいは半透明で
あって光を透過することが可能な材料で構成し、この呼
出しボタン5の内部に発光素子12を内蔵してもよい。
このようにすれば、呼出しボタン5における発光素子1
2を、錠14の状況を確認する通知手段として用いると
ともに、呼出しボタン5の位置を示すための位置表示手
段として用いることもできる。このため、発光素子12
を点灯させることにより呼出しボタン5の位置を容易に
確認できる。また、従来は呼出しボタン5の位置を夜間
でも確認できるように呼出しボタン5の近辺に照明用の
発光素子を設ける場合があったが、このような照明用の
発光素子を設ける必要がなくなるので、ドアホン装置の
製造コストの上昇を抑制できる。
【0060】なお、図3に示したフローチャートでは錠
の開閉動作を実施する工程(S3)および錠の開閉動作
結果を示す工程(S4)を並行して実施しているが、錠
の開閉動作を実施する工程(S3)が完了したこと(錠
14の開閉動作が完了したこと)を確認後、錠の開閉動
作結果を示す工程(S4)を実施するようにしてもよ
い。
【0061】図1および2に示したドアホン装置では、
親機2が設置された室内の明るさを検知するための照度
検知センサ13が親機2に設置されている。このため、
親機2が設置された室内の明るさについての情報を以下
に示すように子機1において示すことも可能となる。図
4は、図1および2に示したドアホン装置における無線
信号Zを受信した場合の動作の変形例を説明するための
フローチャートである。図4を参照して、本発明による
ドアホン装置の動作の変形例を説明する。
【0062】図4を参照して、図3に示したフローチャ
ートと同様に、まず子機1において無線信号Zが受信さ
れる受光工程(S1)が実施される。
【0063】次に、図3に示したフローチャートと同様
に、錠14の状況をチェックする工程(S2)が実施さ
れるとともに、親機2が設置された室内の明るさを検知
する工程(S5)が実施される。
【0064】その後、錠の開閉動作実施工程(S3)が
実施されるとともに、錠の開閉動作および親機2が設置
された室内の明るさレベルを表示する工程(S6)が実
施される。このようにして、一連の処理が終了する。
【0065】図4に示した動作を、図1、2および4を
参照してより詳しく説明する。図4を参照して、受光工
程(S1)および錠の状況をチェックする工程(S2)
については、図3において説明した動作と同様の動作が
子機1において行なわれる。そして、室内の明るさを検
知する工程(S5)では、親機2に設置された照度検知
センサ13においてまず親機2が設置された室内の明る
さを検知する。この明るさのデータは、照度検知センサ
13から照度検知制御回路27へと伝送される。この照
度検知制御回路27においては、上記明るさのデータと
基準データとに基づいて、室内の明るさが所定の基準値
よりも明るいか暗いかを判別して、その結果である判定
結果データを出力する。
【0066】この判別結果データは照度検知制御回路2
7から信号処理回路30へ送信される。この信号処理回
路30においては、たとえば、室内の明るさが基準値よ
りも明るいことを示す判別結果データを受け取った場合
には、照度判別データとしてH(論理ハイ)レベル信号
を出力する。また、室内の明るさが基準値よりも暗いこ
とを示す判別結果データを信号処理回路30が受け取っ
た場合には、照度判別データとしてL(論理ロー)レベ
ル信号が信号処理回路30から出力される。照度判別デ
ータは、変調回路31、伝送路6、変調回路21を介し
て子機1の信号処理回路20へ伝送される。
【0067】信号処理回路20においては、リモコンキ
ー16からの無線信号Zをリモコン受光部11および受
光信号処理回路24を介して検出した場合、図3に示し
たように錠14の状況をチェックする工程(S2)を実
施すると同時に、親機2の信号処理回路30から判別結
果データを取得するような機能を持たせることが好まし
い。
【0068】そして、図3に示した場合と同様に錠14
の開閉動作を実施する工程(S3)を行なう。このとき
同時に錠の開閉動作および親機2が設置された室内の明
るさレベルを表示する工程(S6)として、信号処理回
路20において、錠14の動作状況と照度判別データと
の組合せのケースに応じて、発光素子12あるいはスピ
ーカ3をそれぞれのケースに対応した発光パターンある
いは音声パターンに沿って動作させる。
【0069】たとえば、錠の状況をチェックする工程
(S2)において、ロック制御回路15における錠の状
態を示す信号がLレベル信号(錠が開の状態)であり、
かつ、親機2の信号処理回路30から照度判別データと
してHレベル信号(室内の明るさが所定の基準値よりも
明るい場合)が信号処理回路20へ送信された場合、信
号処理回路20から発光素子駆動回路23へ制御信号を
送信し、発光素子12を第3の発光パターンとして連続
点滅するように制御してもよい。
【0070】また、親機2の信号処理回路30から送信
される照度判別データがLレベル信号(室内の明るさが
ある基準値よりも暗いことを示す信号)である場合に
は、図3において説明したように錠14を開状態から閉
状態へ、あるいは閉状態から開状態へという動作状況に
対応して、信号処理回路20から発光素子駆動回路23
へと制御信号を送信し、発光素子12を1回あるいは2
回点滅させるように制御してもよい。また、発光素子1
2を第4の発光パターンとして点滅のペースが変化する
ようなパターンで点滅させてもよい。
【0071】この場合、子機1の発光素子12によって
子機1から離れた場所で室内の照明が点灯しているかど
うかを知ることができるので、室内の照明の消し忘れな
どを防止できる。
【0072】また、このとき発光素子12に代えて、ス
ピーカ3にて発生させる音声によって室内の明るさレベ
ルを示すようにしてもよい。この場合、親機2が設置さ
れた室内の明るさのレベルによってスピーカ3での音声
パターンを変化させることにより、子機1から離れた場
所で容易に室内の照明の消し忘れの有無を確認すること
ができる。
【0073】このように、発光素子12、発光素子駆動
回路23、信号処理回路20もしくはスピーカ3、スピ
ーカ駆動回路25、発信音制御回路22および信号処理
回路20により室内の明るさを示す手段が構成される。
【0074】この場合、親機2が設置された室内の照明
が点灯しているかどうかを、屋外の子機1から離れた場
所から子機1の発光素子12あるいはスピーカ3を介し
て容易に確認することができる。
【0075】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、インターホン装置にド
アの錠が開閉されたことを示す通知手段を設置すること
により、離れた場所から容易に錠の開閉状態を確認する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるドアホン装置を示す模式図であ
る。
【図2】 図1に示したドアホン装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 本発明によるドアホン装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】 本発明によるドアホン装置の動作の変形例を
説明するためのフローチャートである。
【図5】 従来のドアホン装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 室外子機、2 室内親機、3 スピーカ、4 マイ
ク、5 呼出しボタン、6 伝送線、7 スピーカ、8
マイク、9 モニタボタン、10 通話ボタン、11
リモコン受光部、12 発光素子、13 照度検知セ
ンサ、14 錠、15 ロック制御回路、16 リモコ
ンキー、17 送信部、18 ボタン、19 信号発生
回路、20,30 信号処理回路、21,31 変調回
路、22発信音制御回路、23 発光素子駆動回路、2
4 受光信号処理回路、25,28 スピーカ駆動回
路、26,29 マイク駆動回路、27 照度検知制御
回路、32 伝送路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5D108 CA15 CA29 5K027 AA09 FF01 FF22 HH26 HH30 MM15 5K038 AA06 CC02 DD13 DD16 DD18 GG06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機とを備え、その親機と子機と
    の間で送受話が可能なドアホン装置であって、 遠隔操作によってドアの錠を開閉する制御手段と、 前記子機において、前記制御手段によって前記ドアの錠
    が開閉されたことを示す通知手段とを備える、ドアホン
    装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、 前記ドアホン装置の子機に設置された発光部材と、 前記発光部材の動作を制御する発光制御手段とを含む、
    請求項1に記載のドアホン装置。
  3. 【請求項3】 前記発光制御手段は、前記ドアの錠が開
    状態から閉状態に変化した場合に前記発光部材を第1の
    発光パターンに沿って動作させるように制御するととも
    に、前記ドアの錠が閉状態から開状態に変化した場合に
    前記発光部材を前記第1の発光パターンとは異なる第2
    の発光パターンに沿って動作させるように制御すること
    を含む、請求項2に記載のドアホン装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の発光パターンは、前記発光部
    材を1回点滅させるものであり、前記第2の発光パター
    ンは前記発光部材を2回点滅させるものである、請求項
    3に記載のドアホン装置。
  5. 【請求項5】 前記発光部材は、第1および第2の発光
    部材を含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載のドア
    ホン装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の発光部材は第1の色に発光
    し、 前記第2の発光部材は前記第1の色と異なる第2の色に
    発光する、請求項5に記載のドアホン装置。
  7. 【請求項7】 前記子機には前記発光部材を内蔵する呼
    出しボタンが設置されている、請求項2〜6のいずれか
    1項に記載のドアホン装置。
  8. 【請求項8】 前記親機が設置された室内の明るさを検
    知する検知手段と、 前記検知手段によって検知された明るさのデータに基づ
    いて、前記子機において前記室内の明るさを示す手段と
    をさらに備える、請求項2〜7のいずれか1項に記載の
    ドアホン装置。
  9. 【請求項9】 前記室内の明るさを示す手段は、前記室
    内の明るさのデータに基づいて、前記発光制御手段にお
    いて前記室内の明るさが基準値より明るい場合には前記
    発光部材を第3の発光パターンに沿って動作させるよう
    に制御するとともに、前記室内の明るさが基準値より暗
    い場合には前記発光部材を第4の発光パターンに沿って
    動作させるように制御することを含む、請求項8に記載
    のドアホン装置。
  10. 【請求項10】 前記通知手段は、 前記ドアホン装置の子機に設置されたスピーカと、 前記スピーカの動作を制御するスピーカ制御手段とを含
    む、請求項1に記載のドアホン装置。
  11. 【請求項11】 前記スピーカ制御手段は、前記ドアの
    錠が開状態から閉状態に変化した場合に前記スピーカを
    第1の音声パターンに沿って動作させるように制御する
    とともに、前記ドアの錠が閉状態から開状態に変化した
    場合に前記スピーカを前記第1の音声パターンとは異な
    る第2の音声パターンに沿って動作させるように制御す
    ることを含む、請求項10に記載のドアホン装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の音声パターンは前記スピー
    カにおいて音を1回発生させるものであり、前記第2の
    音声パターンは前記スピーカにおいて音を2回発生させ
    るものである、請求項11に記載のドアホン装置。
  13. 【請求項13】 前記親機が設置された室内の明るさを
    検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知された明るさのデータに基づ
    いて、前記子機において前記室内の明るさを示す手段と
    をさらに備える、請求項10〜12のいずれか1項に記
    載のドアホン装置。
  14. 【請求項14】 前記室内の明るさを示す手段は、前記
    室内の明るさのデータに基づいて、前記スピーカ制御手
    段において前記室内の明るさが基準値より明るい場合に
    は前記スピーカを第3の音声パターンに沿って動作させ
    るように制御するとともに、前記室内の明るさが基準値
    より暗い場合には前記スピーカを第4の音声パターンに
    沿って動作させるように制御することを含む、請求項1
    3に記載のドアホン装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004257072A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Tokyo Gas Co Ltd 施錠状態確認制御システム
JP2007177480A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Aiphone Co Ltd 無線防犯装置
JP2009239620A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Nohmi Bosai Ltd インターホンシステム

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