JP2001330094A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

Info

Publication number
JP2001330094A
JP2001330094A JP2000147553A JP2000147553A JP2001330094A JP 2001330094 A JP2001330094 A JP 2001330094A JP 2000147553 A JP2000147553 A JP 2000147553A JP 2000147553 A JP2000147553 A JP 2000147553A JP 2001330094 A JP2001330094 A JP 2001330094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
tension
tension roller
shaft
continuously variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000147553A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayasu Murakami
久康 村上
Takafumi Oshibuchi
孝文 鴛渕
Keizo Nonaka
敬三 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd, Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP2000147553A priority Critical patent/JP2001330094A/ja
Publication of JP2001330094A publication Critical patent/JP2001330094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力トルクに応じた望ましいベルト張力に調整
できる無段変速機を提供する。 【解決手段】駆動プーリ11と従動プーリ21の間にベ
ルト15を巻き掛け、両プーリのベルト巻き掛け径を互
いに逆方向に可変とする変速比可変機構を設けるととも
に、ベルト15の緩み側をテンションローラ51で押圧
してベルト張力を得るテンショナ装置50を設ける。テ
ンショナ装置50は、ベルト15の緩み側に圧接するテ
ンションローラ51と、一端部が変速機ケース6に揺動
可能に支持されたアーム53と、一端部がテンションロ
ーラ51の軸を回転可能に支承し、他端部がアーム53
の他端部と回転可能に連結されたリンク52と、アーム
53をテンションローラ51がベルト15を押圧する方
向に揺動付勢するスプリング54と、アーム53を駆動
してテンションローラ51の押圧力を制御する張力調整
用アシストモータ55とを備える。アシストモータ55
は駆動プーリ11の入力トルクが大きい程ベルト張力が
大きくなるように、テンションローラ51の押圧力を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無段変速機、特に車
両用のVベルト式無段変速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の形式の無段変速機が提
案され、一部が実用化されている。無段変速機は、駆動
プーリと、従動プーリと、両プーリ間に巻き掛けられた
ベルトとを備えており、駆動プーリと従動プーリのベル
ト巻き掛け径を逆方向に変化させることにより、変速比
を無段階に可変としたものである。そのため、変速ショ
ックがなく、効率のよい走行を実現できるという利点が
ある。
【0003】特開平5−280613号公報には、駆動
プーリと従動プーリのベルト巻き掛け径を変化させる駆
動機構と、両プーリのベルト巻き掛け径が互いに逆方向
に変化するように駆動機構を連動させて変速比を可変と
する変速切換機構と、両プーリに巻き掛けられたベルト
の緩み側を変速比に対応して発生するベルト張力よりも
大きな張力となるように押圧してベルト推力を発生させ
る推力発生機構とを備えた無段変速機が開示されてい
る。この推力発生機構は、変速機ケースに揺動可能に支
持されたアームと、アームの先端部に回転可能に支持さ
れたテンションローラと、アームをテンションローラが
ベルトの緩み側背面を押圧する方向に回動付勢するバネ
とで構成されている。この無段変速機の場合、変速切換
機構は両プーリを強制的に動かして変速比を可変するも
のであるから、推力発生機構が発生するベルト張力によ
っては変速比は変化しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにアームの
先端部にテンションローラを回転可能に取り付け、アー
ムをバネで回動付勢してテンションローラをベルトに押
し付ける構造の推力発生機構の場合、ベルトを押圧する
テンションローラの押圧力はバネによってほぼ一定に維
持されている。
【0005】ところが、車両用の無段変速機の場合、走
行状態によって入力トルクは大きく変動する。ベルトの
伝達効率およびベルトの寿命を考慮すると、入力トルク
が大きい程、ベルト張力を大きくするのが望ましい。し
かしながら、上記推力発生機構では、ベルトを押圧する
テンションローラの押圧力はバネによってほぼ一定に維
持されているため、入力トルクに応じたベルト張力に調
整することができないという欠点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、入力トルクに応
じた望ましいベルト張力に調整できる無段変速機を提供
することにある。また、他の目的は、変速比に応じた望
ましいベルト張力に調整できる無段変速機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、駆動プーリと従動プーリ
との間にベルトを巻き掛け、両プーリのベルト巻き掛け
径を互いに逆方向に可変とする変速比可変機構を設ける
とともに、上記ベルトの緩み側をテンションローラで押
圧してベルト張力を得るテンショナ装置を設けた無段変
速機において、上記テンショナ装置に、駆動プーリの入
力トルクが大きい程ベルト張力が大きくなるように、テ
ンションローラの押圧力を制御する張力調整手段を設け
たことを特徴とする無段変速機を提供する。また、請求
項2に記載の発明は、駆動プーリと従動プーリとの間に
ベルトを巻き掛け、両プーリのベルト巻き掛け径を互い
に逆方向に可変とする変速比可変機構を設けるととも
に、上記ベルトの緩み側をテンションローラで押圧して
ベルト張力を得るテンショナ装置を設けた無段変速機に
おいて、上記テンショナ装置に、ベルト張力が高速比側
に比べて低速比側で大きくなるように、テンションロー
ラの押圧力を制御する張力調整手段を設けたことを特徴
とする無段変速機を提供する。
【0008】変速比可変機構は駆動プーリと従動プーリ
とを強制的に動かして変速比を可変するものであり、テ
ンショナ装置が発生するベルト張力によっては変速比は
変化しない。一方、テンショナ装置はベルトの緩み側を
テンションローラで押圧してベルト張力を得るものであ
るから、トルクカム装置のように入力トルクに応じてベ
ルト張力が自動的に変化するものではない。そこで、請
求項1では、テンショナ装置に、駆動プーリの入力トル
クが大きい程ベルト張力が大きくなるように、テンショ
ンローラの押圧力を制御する張力調整手段を設けた。こ
れにより、入力トルクに応じた望ましいベルト張力に調
整でき、ベルトの伝達効率およびベルトの寿命を向上さ
せることができる。この発明の場合、駆動プーリに伝わ
る入力トルクを検出または推定する必要があるが、その
入力トルクの検出方法としては、例えば駆動プーリを支
持する駆動軸またはそれより上流側の軸にトルクセンサ
を設けたり、エンジン負荷に対応する吸気管負圧を検出
し、この負圧から入力トルクを推定してもよい。なお、
入力トルクの検出もしくは推定方法はこれに限定されな
い。なお、テンショナ装置のテンションローラはベルト
の緩み側を押圧するものであるが、ベルトの外側または
内側のいずれの方向から押圧してもよい。
【0009】一般に車両用無段変速機の場合、エンジン
から駆動プーリに伝達される入力トルクは、発進時や登
坂路走行時のように低速比時には大きく、高速走行時の
ように高速比時には小さい。また、低速比時には駆動プ
ーリのベルト巻き掛け径が小さいので、良好な伝達効率
を得るには大きなベルト張力が必要である。さらに、使
用頻度の高い中間比および高速比でのベルト張力は必要
最低限のベルト張力に設定するのが、寿命の点で望まし
い。そこで、請求項2では、ベルト張力を低速比側で高
く、高速比側で低く制御することで、ベルトの伝達効率
およびベルトの寿命を向上させている。
【0010】請求項1のように入力トルクに応じてテン
ションローラの押圧力を制御する張力調整手段、または
請求項2のように変速比に応じてテンションローラの押
圧力を制御する張力調整手段としては、請求項3のよう
に、テンションローラをベルト押圧方向に付勢するばね
と、テンションローラの押圧力を調節するアシストモー
タとを備えるのが望ましい。すなわち、ばねだけでテン
ションローラをベルトに押し付けると、ばね力はほぼ一
定であるから、入力トルクや変速比に応じた望ましいベ
ルト張力に調整できない。そこで、ばねとは別にアシス
トモータを設け、ばね力にアシストモータのアシスト力
を加算または減算するようにし、このアシストモータの
アシスト力を入力トルクや変速比に応じて制御すること
で、任意のベルト張力に調整することができる。また、
ばねで与えられる初期推力にアシストモータの力を加算
または減算することでベルト張力を得るので、発生トル
クの小さなアシストモータでも、ベルト張力を広範囲に
可変できる。アシストモータの力をテンションローラに
伝える方法としては、例えばテンションローラを揺動自
在なアームの先端部に支持し、このアームの先端部にギ
ヤ部を形成し、このギヤ部に噛み合うピニオンギヤをア
シストモータで駆動してもよいし、アームの揺動軸をア
シストモータで駆動してもよい。
【0011】ベルト張力が高速比側に比べて低速比側で
大きくなるようにするため、請求項4のように、張力調
整手段を、変位量と荷重とが比例する線形ばねと、変位
量と荷重とが比例しない非線形ばねとの組み合わせによ
って構成することができる。この場合には、複雑な制御
機構を必要とせず、2種類のばねを組み合わせることに
より、必要なベルト張力特性を得ることができる。線形
ばねとしては、例えばコイルスプリングを用いればよ
く、非線形ばねとしては、例えばダイヤフラムスプリン
グを用いることができる。
【0012】ベルト張力が高速比側に比べて低速比側で
大きくなるようにするため、請求項5のように、テンシ
ョナ装置は、テンションローラの軸を揺動可能に支持す
るアームと、テンションローラの軸をガイドするガイド
部を持つ揺動可能なカムレバーと、ベルトに対してテン
ションローラを押しつける方向にカムレバーを揺動付勢
するばね手段とを備え、高速比側から低速比側にかけて
テンションローラの軸がガイド部によってカムレバーの
揺動軸側へ近づくようにガイドされるようにしてもよ
い。すなわち、高速比側から低速比側にかけてテンショ
ンローラの軸がカムレバーの揺動軸側へ近づくので、カ
ムレバーに加わるばねの付勢力により、テンションロー
ラに加わる力は低速比側の方が大きくなる。つまり、テ
ンションローラのベルトに対する押圧力も増大し、高速
比側に比べて低速比側のベルト張力を大きくすることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明にかかる無段
変速機の一例の具体的構造を示し、図5はその骨格構造
を示す。この無段変速機はFF横置き式の変速機であ
り、大略、エンジン出力軸1によって駆動される発進機
構2、発進機構2の出力軸である入力軸3、動力軸4、
駆動プーリ11を有する駆動軸10、従動プーリ21を
有する従動軸20、駆動プーリ11と従動プーリ21に
巻き掛けられたVベルト15、減速軸30、車輪と連結
された出力軸32、変速用モータ40、テンショナ装置
50などで構成されている。入力軸3,動力軸4,駆動
軸10,従動軸20,減速軸30および出力軸32はい
ずれも非同軸で、かつ平行に配置されている。
【0014】この実施例の発進機構2は乾式クラッチで
構成され、レリーズフォーク2aを発進制御用モータ
(図示せず)によって作動させることにより、断接制御
および半クラッチ制御を行なうことが可能である。入力
軸3は軸受を介して変速機ケース6によって回転自在に
支持され、入力軸3に一体回転可能に設けられた前進用
ギヤ3aと後進用ギヤ3bとが変速機ケース6の第2ギ
ヤ室6c内に挿入されている。
【0015】動力軸4は変速機ケース6の左右の側壁に
架け渡して設けられ、両端部が軸受によって回転自在に
支持されている。動力軸4のエンジン側端部には、入力
軸3の前進用ギヤ3aと噛み合う前進用ギヤ4aが一体
に設けられ、反エンジン側端部には減速ギヤ4bが固定
されている。動力軸4の減速ギヤ4bは、駆動軸10の
反エンジン側の端部に回転自在に支持された減速ギヤ1
0aと噛み合い、動力軸4から駆動軸10へ駆動力をベ
ルト駆動に適した減速比で伝達している。減速ギヤ10
aは駆動軸10の反エンジン側に設けられたシンクロ式
の前進切替手段12によって駆動軸10に対して選択的
に連結される。つまり、切替手段12は前進位置Dと中
立位置Nの2位置に切替可能である。減速ギヤ4b,減
速ギヤ10a,前進切替手段12は前進用直結伝達機構
13を構成しており、この前進用直結伝達機構13は変
速機ケース6の反エンジン側に形成された第1ギヤ室6
a内に収容されている。第1ギヤ室6a内は油で潤滑さ
れている。
【0016】駆動プーリ11は、駆動軸10上に固定さ
れた固定シーブ11aと、駆動軸10上に軸方向移動自
在に支持された可動シーブ11bと、可動シーブ11b
の背後に設けられたアクチュエータ14とを備え、アク
チュエータ14はVベルト15よりエンジン側に配置さ
れている。この実施例のアクチュエータ14は、変速用
モータ40によって軸方向に移動されるボールネジ機構
であり、可動シーブ11bに軸受14aを介して相対回
転自在に支持された雌ねじ部材14bと、変速機ケース
6に支持された雄ねじ部材14cとを備え、雌ねじ部材
14bの外周部には変速ギヤ14dが固定されている。
変速ギヤ14dは駆動プーリ11を構成する可動シーブ
11bより大径で、かつ薄肉なギヤである。変速ギヤ1
4dを回転させると、雌ねじ部材14bが一体に回転し
て雄ねじ部材14cに対して螺進し、可動シーブ11b
を軸方向へ移動させることができる。
【0017】従動プーリ21は、従動軸20上に固定さ
れた固定シーブ21aと、従動軸20上に軸方向移動自
在に支持された可動シーブ21bと、可動シーブ21b
の背後に設けられたアクチュエータ22とを備え、アク
チュエータ22はVベルト15より反エンジン側に配置
されている。このアクチュエータ22も駆動プーリ11
のアクチュエータ14と同様の構成を有するボールネジ
機構であり、可動シーブ21bに軸受22aを介して相
対回転自在に支持された雌ねじ部材22bと、変速機ケ
ース6に支持された雄ねじ部材22cとを備え、雌ねじ
部材22bの外周部には変速ギヤ22dが固定されてい
る。この変速ギヤ22dも従動プーリ21を構成する可
動シーブ21bより大径で、かつ薄肉なギヤである。変
速ギヤ22dを回転させると、雌ねじ部材22bが一体
に回転して雄ねじ部材22cに対して螺進し、可動シー
ブ21bを軸方向へ移動させることができる。
【0018】従動軸20の従動プーリ21よりエンジン
側の部位には、後進用ギヤ24が回転自在に支持されて
おり、このギヤ24は入力軸3に固定された後進用ギヤ
3bと噛み合っている。ギヤ24はシンクロ式の後進切
替手段25によって従動軸20に対して選択的に連結さ
れる。つまり、切替手段25は後進位置Rと中立位置N
の2位置に切替可能である。上記後進用ギヤ3bとギヤ
24と後進切替手段25とで後進用直結伝達機構26が
構成される。
【0019】従動軸20のエンジン側端部には、減速ギ
ヤ27が一体に形成されており、この減速ギヤ27は減
速軸30に固定されたギヤ30aと噛み合い、さらに減
速軸30に一体に形成されたギヤ30bは差動装置31
のリングギヤ31aに噛み合っている。減速軸30のギ
ヤ30a,30bおよびリングギヤ31aによって減速
機構29が構成されている。そして、差動装置31に設
けられた出力軸32を介して車輪が駆動される。上記後
進用直結伝達機構26、減速軸30および差動装置31
は変速機ケース6のエンジン側に形成された第2ギヤ室
6b内に収容されている。このギヤ室6bは油で潤滑さ
れている。なお、ギヤ室6bには入力軸3の前進用ギヤ
3aと動力軸4の前進用ギヤ4aも収容され、同様に潤
滑されている。
【0020】変速機ケース6の第1ギヤ室6aと第2ギ
ヤ室6bとは、上述のように潤滑されており、駆動プー
リ11と従動プーリ21は、第1ギヤ室6aと第2ギヤ
室6bとの間に挟まれたプーリ室6c内に配置されてい
る。この実施例ではプーリ室6cは無潤滑空間であり、
Vベルト15も乾式駆動ベルトが用いられている。
【0021】軸方向に分離された第1ギヤ室6a内の潤
滑油と第2ギヤ室6b内の潤滑油とを循環させるため、
動力軸4の軸心穴4cと、後述する第2変速軸46と動
力軸4との半径方向隙間5とによって、供給油路とリタ
ーン油路とが形成されている。軸心穴4cと半径方向隙
間5は、いずれが供給油路またはリターン油路であって
もよい。このように動力軸4と第2変速軸46との隙間
5に油を流通させることで、両軸の間を潤滑することが
できる。
【0022】上記構成よりなる無段変速機の前進時およ
び後進時の動力伝達経路について、図6,図7を参照し
て説明する。シフトレバーを前進位置(D)へ操作する
と、前進切替手段12が前進位置Dへ切り替わるととも
に、後進切替手段25が中立位置Nへ切り替わる。発進
機構2から入力軸3を介して入力されたエンジン動力
は、図6に太線矢印で示すように、前進用ギヤ3a、前
進用ギヤ4a、動力軸4、前進用直結伝達機構13
(減速ギヤ4b,減速ギヤ10a,前進切替手段1
2)、駆動軸10、駆動プーリ11、Vベルト15、従
動プーリ21、従動軸20、減速ギヤ27、減速軸3
0、差動装置31を介して出力軸32に伝達される。一
方、シフトレバーを後退位置(R)へ操作すると、後進
切替手段25が後進位置Rへ切り替わるとともに、前進
切替手段12は中立位置Nへ切り替わる。発進機構2か
ら入力軸3を介して入力されたエンジン動力は、図7に
太線矢印で示すように、後進用直結伝達機構26(後進
用ギヤ3b,後進用ギヤ24,後進切替手段25)、従
動軸20、減速ギヤ27、減速軸30、差動装置31を
介して出力軸32に伝達される。後述するように、Vベ
ルト15の緩み側を押し付けてベルト張力を与えるテン
ショナ装置50が設けられているが、Vベルト15が逆
回転すると緩み側も逆転するので、テンショナ装置50
が緊張側を押しつけることになり、Vベルト15に過大
な負荷がかかる。しかしながら、この実施例では、駆動
プーリ11、従動プーリ21およびVベルト15からな
る無段変速部は、前進時のみ駆動され、後退時には駆動
されないので、Vベルト15には逆負荷が掛からず、負
担を軽減できる。
【0023】次に、この無段変速機における変速比可変
機構について説明する。変速機ケース6の外側部、特に
駆動プーリ11より斜め上方の部位に変速用モータ40
が取り付けられている。変速用モータ40はブレーキ機
構41を有するサーボモータであり、その出力ギヤ42
は減速ギヤ43に噛み合い、これらギヤ42,43は油
で潤滑されたモータハウジング44内に収容され、予め
組み立てられている。減速ギヤ43の軸部43aはモー
タハウジング44から突出しており、モータハウジング
44を変速機ケース6に固定したとき、軸部43aは変
速機ケース6に回転自在に支持されたスリーブ状の第1
変速軸45にインロー嵌合され、一体回転可能に連結さ
れる。このようにモータハウジング44と変速機ケース
6の内部とが隔離されているので、モータハウジング4
4内の潤滑油が変速機ケース6(プーリ室6c)内に流
れ込むのを防止できる。第1変速軸45に設けられたギ
ヤ45aは可動シーブ11bの移動ストローク分の長さ
を有する台形ギヤであり、駆動プーリ21に設けられた
変速ギヤ14dと噛み合っている。第1変速軸45のギ
ヤ45aを回転させると、変速ギヤ14dが追随回転す
ることでボールネジ機構(アクチュエータ14)の作用
により、可動シーブ11bを軸方向へ移動させることが
できる。つまり、駆動プーリ11のベルト巻き掛け径を
連続的に変化させることができる。
【0024】駆動プーリ11の変速ギヤ14dは、動力
軸4の外周に相対回転自在に挿通されたスリーブ状の第
2変速軸46の第1アイドラギヤ46aと噛み合い、さ
らに第2変速軸46の第2アイドラギヤ46bは従動プ
ーリ21の変速ギヤ22dと噛み合っている。これらア
イドラギヤ46a,46bも、第1変速軸45のギヤ4
5aと同様に、可動シーブ11b,21bの移動ストロ
ーク分の長さを有する台形ギヤで構成されている。変速
用モータ40の回転力は、第1変速軸45,駆動プーリ
11の変速ギヤ14d,第2変速軸46を介して従動プ
ーリ21の変速ギヤ22dへと伝達される。そのため、
駆動プーリ11の可動シーブ11aと従動プーリ21の
可動シーブ21aは互いに同期し、かつ互いにベルト巻
き掛け径を逆方向に変化させながら軸方向へ移動するこ
とができる。
【0025】なお、変速用モータ40としてブレーキ付
きモータを用いた理由は、変速用モータ40の回転力を
伝達するギヤ列(42,43,45,14d,46a,
46b,22d)がすべて可逆ギヤで構成されている関
係で、ベルト張力による可動シーブの反力によってギヤ
列が回転して変速比が変化する恐れがあるので、ブレー
キ機構41の制動力によってギヤ列が回転するのを防止
するためである。
【0026】次に、Vベルト15にベルト推力を与える
機構について説明する。上記のようにプーリ11,21
のベルト巻き掛け径は変速用モータ40によって可変さ
れるが、それだけでは伝達トルクによってVベルト15
とプーリ11,21との間に滑りが発生してしまう。そ
こで、伝達トルクに応じたベルト推力(ベルト張力)を
与えるため、図3,図4に示されるようなテンショナ装
置50が設けられている。テンショナ装置50はテンシ
ョンローラ51を備え、このテンションローラ51はリ
ンク52を介してアーム53によって揺動可能に支持さ
れている。アーム53の揺動軸53aは駆動プーリ11
の斜め上方の部位に設けられ、スプリング54によって
Vベルト15方向に付勢されている。そのため、テンシ
ョンローラ51は所定の荷重でVベルト15の緩み側を
内側に向かって押し付けている。このように外側から内
側に向かってVベルト15を押圧することで、所定のベ
ルト推力を得るとともに、プーリ11,21に対するV
ベルト15の巻き付け長さを長くし、伝達効率を高めて
いる。リンク52は、その一端部の軸52aがアーム5
2の先端部に回動自在に支承され、他端部の軸52bに
テンションローラ51の中心部が回転自在に支持されて
いる。アーム53の先端部外周面にはギヤ部53bが形
成され、このギヤ部53bに張力調整用アシストモータ
55のピニオンギヤ56が噛み合っている。
【0027】上記スプリング54は初期推力を与えてお
り、アシストモータ55を正逆いずれかの方向に駆動す
ることによって、初期推力に対してモータ推力を加算ま
たは減算し、最適なベルト張力が得られるように調整し
ている。すなわち、スプリング54のばね力によるベル
ト張力をTsとし、アシストモータ55によるベルト張
力をTaとすると、最終的なベルト張力Tbは、Tb=
Ts±Taとすることができる。例えばTs=500N
・m,Ta=200N・mとすると、Tbは300N・
m〜700N・mの範囲で可変とすることができる。し
たがって、比較的小さな発生トルクのアシストモータ5
5であっても、広範囲でベルト張力を可変とすることが
できる。なお、テンションローラ51はVベルト15を
外側から内側に向かって押圧するものに限らず、内側か
ら外側に向かって押圧してもよい。
【0028】上記アシストモータ55は図示しないコン
トローラによって制御される。コントローラには、駆動
軸の回転数、従動軸の回転数、入力トルク(駆動プーリ
に入力されるトルク)などの各種運転信号が入力され、
アシストモータ55を入力トルクまたは変速比に応じて
制御し、ベルト張力を図11,図12に示すような任意
の特性に設定することができる。図11は入力トルクと
ベルトの緩み側張力との関係を示したものであり、入力
トルクが大きくなる程、ベルト張力も大きくなるように
設定してある。一般に、入力トルクが大きくなると、ベ
ルトの伝達トルクも増大するので、ベルト張力を大きく
し、滑りをなくすことが、伝達効率の点で望ましい。そ
こで、駆動側プーリに伝えられる入力トルクに応じてア
シストモータ55を制御することで、ベルト張力を図1
1に示すような特性に制御することができる。なお、入
力トルクを検出するために、駆動軸にトルクセンサを設
けてもよいし、エンジン吸気管負圧から入力トルクを推
定するようにしてもよい。図12は変速比とベルトの緩
み側張力との関係を示したものであり、Lowでのベル
ト張力は大きく、Mid,Highでのベルト張力が小
さくなるように設定してある。一般に、発進時や登坂路
走行時のようにLow時にはエンジントルクが大きく、
高速走行時のようにHigh時にはエンジントルクは小
さい。また、Low時には駆動プーリのベルト巻き掛け
径が小さいので、良好な伝達効率を得るには大きなベル
ト張力が必要である。一方、使用頻度の高いMidおよ
びHighでのベルト張力は必要最低限のベルト張力に
設定するのが、寿命の点でよい。そこで、変速比に応じ
てアシストモータ55を制御し、図12のようなベルト
張力特性に設定すれば、良好な伝達効率が得られるとと
もに、ベルト寿命の点でも望ましい特性とすることがで
きる。なお、変速比は駆動軸と従動軸の回転速度比から
容易に求めることができる。
【0029】上記テンショナ装置50の場合、テンショ
ンローラ51はリンク52を介してアーム53に取り付
けられている。このようにテンションローラ51をリン
ク52を介してアーム53に取り付けると、2自由度の
リンク構造となり、図8に示すLow(最低速比)状
態、図9に示すMid(中間比)状態、図10に示すH
igh(最高速比)状態での各変速比において、アーム
53とリンク52との間の角度θが自動的に変化し、テ
ンションローラ51が自動的にプーリ11,21と干渉
しない位置へ移動できる。したがって、実施例のように
大径のテンションローラ51を用いた場合でも、テンシ
ョンローラ51とプーリ11,21との干渉を確実に防
止できる。なお、2自由度のリンク構造に限らず、2本
のリンクを用いることで3自由度のリンク構造としても
よい。
【0030】図13は本発明にかかるテンショナ装置の
第2実施例を示す。この実施例では、第1実施例と同様
にアーム60の先端部にリンク61を介してテンション
ローラ62を取り付けるとともに、テンションローラ6
2のベルト15への押圧力を制御する張力調整手段とし
て、変位量と荷重とが比例する線形ばね63と、変位量
と荷重とが比例しない非線形ばね64とを用いたもので
ある。この実施例では、線形ばね63としてコイルスプ
リングを用い、非線形ばね64としてダイヤフラムスプ
リングを用いた。
【0031】この場合、アーム60に対して線形ばね6
3の引張力と非線形ばね64の圧縮力とが作用し、その
荷重−ストローク特性は、図14に示すように、線形ば
ね63による荷重−ストローク特性Aと、非線形ばね6
4による荷重−ストローク特性Bとの和A+Bとなる。
図8〜図10に示したように、テンションローラ62を
ベルト15の緩み側に対して外側から押圧する場合、L
ow/High時に比べてMid時におけるテンション
ローラ62の沈み込み量が大きい。そのため、図14に
示すように、線形ばね63のばね荷重はMid時に比べ
てHigh/Low時に大きくなる。そして、非線形ば
ね64の荷重の極大点をMid位置に合わせ、荷重の極
小点をHigh/Low位置に合わせることで、両者の
ばねの合力(A+B)を目標とする特性に近づけること
ができる。
【0032】図15は本発明にかかるテンショナ装置の
第3実施例を示す。この実施例では、アーム70の先端
部に取り付けたテンションローラ71によって、ベルト
15の緩み側を内側から外側に向かって押圧するととも
に、テンションローラ71の回転軸71aを摺動自在に
ガイドするガイド穴72aを有するカムレバー72を揺
動可能に設け、このカムレバー72をばね73によって
揺動付勢するようにしたものである。ガイド穴72a
は、カムレバー72の揺動軸72bに対してほぼ半径方
向に形成されている。上記テンションローラ71の回転
軸71aと、カムレバー72のガイド穴72aとによっ
て張力調整手段が構成される。なお、この実施例では、
アーム70の揺動軸70aは駆動プーリ11付近もしく
は中間部付近の変速機ケース6に取り付けられ、カムレ
バー72の揺動軸72bは従動プーリ21付近の変速機
ケース6に取り付けられている。
【0033】この実施例の場合、Low時にはテンショ
ンローラ71が従動プーリ21側に近づくので、テンシ
ョンローラ71の回転軸71aもガイド穴72の揺動軸
72b側に近づき、ばね73によるテンションローラ7
1への荷重が大きくなり、ベルト張力が増大する。一
方、High時にはテンションローラ71が従動プーリ
21から離れるので、テンションローラ71の回転軸7
1aもガイド穴72の揺動軸72bから遠くなり、ばね
73によるテンションローラ71への荷重が小さくな
り、ベルト張力が減少する。この場合も、外部から何ら
の調整力を必要とせず、ベルト張力を変速比に応じて自
動的に望ましい特性に調整することができる。
【0034】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、第1,第2実施例のテンショナ装置で
は、テンションローラをアームの先端部にリンクを介し
て取り付けた構造としたが、例えばアームの先端部にテ
ンションローラの回転軸を直接支持してもよい。アーム
を揺動付勢する手段として、スプリングとアシストモー
タとを用いたが、モータに代えて油圧シリンダや空圧シ
リンダ、ソレノイドなどを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、テンショナ装置に、駆動プーリ
の入力トルクが大きい程ベルト張力が大きくなるよう
に、テンションローラの押圧力を制御する張力調整手段
を設けたので、入力トルクに応じた適切なベルト張力に
調整でき、ベルトの伝達効率およびベルトの寿命を向上
させることができる。また、請求項2に記載の発明によ
れば、テンショナ装置に、ベルト張力が高速比側に比べ
て低速比側で大きくなるように、テンションローラの押
圧力を制御する張力調整手段を設けたので、変速比に応
じた望ましいベルト張力に調整することができ、ベルト
の伝達効率およびベルトの寿命を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無段変速機の第1実施例の展開
断面図である。
【図2】図1の無段変速機の内部構造の側面図である。
【図3】図1の無段変速機のプーリ部分の断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1の無段変速機のスケルトン図である。
【図6】前進時における無段変速機の動力伝達経路を示
すスケルトン図である。
【図7】後進時における無段変速機の動力伝達経路を示
すスケルトン図である。
【図8】低速比におけるテンションローラとベルトとの
接触位置を示す図である。
【図9】中間比におけるテンションローラとベルトとの
接触位置を示す図である。
【図10】高速比におけるテンションローラとベルトと
の接触位置を示す図である。
【図11】入力トルクとベルト緩み側張力との関係を示
す図である。
【図12】変速比とベルト緩み側張力との関係を示す図
である。
【図13】本発明におけるテンショナ装置の第2実施例
の概略図である。
【図14】図13のテンショナ装置のストローク−荷重
特性図である。
【図15】本発明におけるテンショナ装置の第3実施例
の概略図である。
【符号の説明】
6 変速機ケース 10 駆動軸 11 駆動プーリ 15 Vベルト 20 従動軸 21 従動プーリ 40 変速用モータ 50 テンショナ装置 51 テンションローラ 52 リンク 53 アーム 54 スプリング 55 アシストモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴛渕 孝文 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 野中 敬三 和歌山県那賀郡桃山町最上亀澤 バンドー 化学株式会社内 Fターム(参考) 3J050 AA02 AB03 AB07 BA03 CC01 CC06 CC07 CC08 CC10 DA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動プーリと従動プーリとの間にベルトを
    巻き掛け、両プーリのベルト巻き掛け径を互いに逆方向
    に可変とする変速比可変機構を設けるとともに、上記ベ
    ルトの緩み側をテンションローラで押圧してベルト張力
    を得るテンショナ装置を設けた無段変速機において、上
    記テンショナ装置に、駆動プーリの入力トルクが大きい
    程ベルト張力が大きくなるように、テンションローラの
    押圧力を制御する張力調整手段を設けたことを特徴とす
    る無段変速機。
  2. 【請求項2】駆動プーリと従動プーリとの間にベルトを
    巻き掛け、両プーリのベルト巻き掛け径を互いに逆方向
    に可変とする変速比可変機構を設けるとともに、上記ベ
    ルトの緩み側をテンションローラで押圧してベルト張力
    を得るテンショナ装置を設けた無段変速機において、上
    記テンショナ装置に、ベルト張力が高速比側に比べて低
    速比側で大きくなるように、テンションローラの押圧力
    を制御する張力調整手段を設けたことを特徴とする無段
    変速機。
  3. 【請求項3】上記張力調整手段は、上記テンションロー
    ラをベルト押圧方向に付勢するばねと、上記テンション
    ローラの押圧力を調節するアシストモータとを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の無段変速機。
  4. 【請求項4】上記張力調整手段は、変位量と荷重とが比
    例する線形ばねと、変位量と荷重とが比例しない非線形
    ばねとの組み合わせによって構成されることを特徴とす
    る請求項2に記載の無段変速機。
  5. 【請求項5】上記テンショナ装置は、テンションローラ
    の軸を回転可能に支承する揺動可能なアームと、テンシ
    ョンローラの軸をガイドするガイド部を持つ揺動可能な
    カムレバーと、テンションローラがベルトに対して押圧
    する方向にカムレバーを揺動付勢するばね手段とを備
    え、高速比側から低速比側にかけてテンションローラの
    軸は上記ガイド部によってカムレバーの揺動軸側へ近づ
    くようにガイドされることを特徴とする請求項2に記載
    の無段変速機。
JP2000147553A 2000-05-19 2000-05-19 無段変速機 Pending JP2001330094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000147553A JP2001330094A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 無段変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000147553A JP2001330094A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 無段変速機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001330094A true JP2001330094A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18653721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000147553A Pending JP2001330094A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 無段変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001330094A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322583A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Nissan Motor Co Ltd ベルト式無断変速装置およびそのベルト調圧方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322583A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Nissan Motor Co Ltd ベルト式無断変速装置およびそのベルト調圧方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3267596B2 (ja) 無段変速機
US6902502B2 (en) Continuously variable transmission
JP2790627B2 (ja) ベルト無段変速機の制御方法および制御装置
JP3469182B2 (ja) 車両用無段変速機の制御装置
JP3712345B2 (ja) 無段変速機
JP2001330094A (ja) 無段変速機
JP3652218B2 (ja) 無段変速機
JP3290647B1 (ja) 無段変速機
JPH0743013B2 (ja) Vベルト式無段変速機
JP2001330093A (ja) 無段変速機
JP2007155095A (ja) 伝動リング式無段変速機
JP2001330095A (ja) 無段変速機
JP3933430B2 (ja) 無段変速機
KR100460903B1 (ko) 차량용 무단 변속기
JP2002039321A (ja) 無段変速機
JP4090228B2 (ja) 無段変速機
JP2918878B1 (ja) 自動車用無段変速機
JP2005331079A (ja) ベルト式無段変速機およびその制御装置
JP3637958B2 (ja) 無段変速機の油圧回路構造
JP2005226662A (ja) 無段変速機
JP2004116536A (ja) 無段変速機
JP3510193B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
KR200207525Y1 (ko) 무단변속기
JP2002039302A (ja) ベルト式無段変速装置
JP2001330098A (ja) 無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628