JP2001329641A - 床先行工法における間仕切壁支持装置及びその間仕切壁支持脚 - Google Patents

床先行工法における間仕切壁支持装置及びその間仕切壁支持脚

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JP2001329641A
JP2001329641A JP2000153420A JP2000153420A JP2001329641A JP 2001329641 A JP2001329641 A JP 2001329641A JP 2000153420 A JP2000153420 A JP 2000153420A JP 2000153420 A JP2000153420 A JP 2000153420A JP 2001329641 A JP2001329641 A JP 2001329641A
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Yoshiharu Takahashi
善晴 高橋
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 床先行工法によって置床上に間仕切壁を設置
すると,置床の振動が階下に伝わり易くなるのを防止す
る。 【解決手段】 置床4に置床透孔41を透設して,これ
に間仕切壁支持脚5を装着して,この支持脚5によって
間仕切を支持するようにする一方,間仕切壁支持脚5に
は,その支持脚基板51の下面及びナット6の外周に,
置床4との間を絶縁する合成ゴムの防振材7を装着する
とともにナット6に螺装して床スラブ1に接触する高さ
調整用の支持ボルト8の下端にも同様の防振材9を設置
することによって,置床4の振動が床スラブ1に伝達
し,階下に伝わるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,マンション等の建
築物において置床に間仕切を設置するに使用する床先行
工法における間仕切支持装置及びその間仕切壁支持脚に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種置床に間仕切を設置する工法とし
て,床スラブ上に置床を設置した後に間仕切壁を設置す
る床先行工法が知られており,これによれば,床スラブ
上に所定間隔多数にして下端に防振材を設置した支持ボ
ルトを有する床支持脚を介して置床を水平に設置した後
に,間仕切壁の荷重を支持し得るように支持ボルトで置
床を支持した位置で置床面に,例えばスチールランナー
を載置固定し,該スチールランナーに所定間隔のスタッ
ドを立設し,その表面にボードを張設することによって
間仕切壁を形成設置するものとされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この床先行工法によれ
ば,置床上に間仕切壁を設置すればよいから,間仕切壁
設置の自在性が比較的得られ易く,例えばマンション購
入者の希望に応じて比較的自由に間取りを設定すること
ができ,また家族構成の変化に応じて間取りを変更する
ことも可能になるメリットがある。
【0004】しかし乍ら床支持脚の設置ピッチは一般に
約45cm程度とされるから,間仕切壁設置の自在性が
必ずしも充分ではないという問題点が残されている。更
に床先行工法による場合,間仕切壁は置床面に載置固定
された状態に設置されるから,置床の振動が間仕切壁部
分に集中し,間仕切壁設置位置の床支持脚を介して床ス
ラブに伝達される結果,階上の振動が階下に伝達され易
く,この振動を床支持脚に設置した防振材によって吸収
するのは一般に困難であり,従ってマンション等にあっ
ては間仕切壁設置が置床振動を床スラブに伝達する要因
となるという問題点が残されている。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,置床の任意の位置に
間仕切壁を設置し得るように床先行工法における間仕切
壁設置の自在性を可及的に向上するとともに間仕切壁設
置による置床振動の床スラブへの伝達を可及的に解消し
得るようにした床先行工法における間仕切壁支持装置及
びその間仕切壁支持脚を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題にそって本発明
は,間仕切壁の支持を,その支持専用の間仕切壁支持脚
を使用し,これを置床に透設した透孔に装着して間仕切
壁の荷重支持を行なうようにして,置床の床支持脚と間
仕切壁の荷重支持の関係を解消して,設置の自在性を高
度に確保し得るようにする一方,間仕切壁支持脚の装着
に際して,この間仕切壁支持脚と置床との間を防振材に
よって絶縁し,置床の振動が間仕切壁支持脚乃至これを
介した床スラブに伝達するのを遮断して,間仕切壁設置
による振動伝達の可能性を解消し得るようにしたもので
あって,即ち請求項1に記載の発明を,床スラブ上に置
床を設置した後に間仕切壁を設置する床先行工法用にし
て,上記床スラブ上に設置した置床における間仕切壁設
置位置にしてその長手方向所定間隔に透設した置床透孔
と,上記置床及び/又は置床透孔との間に防振材を介し
て該置床透孔に落し込み状に装着し且つ下端に配設した
防振材を介して床スラブ上に起立配設した間仕切壁支持
脚と,該間仕切壁支持脚によって支持して設置した間仕
切壁とを備え,置床から床スラブへの振動伝達を遮断自
在としてなることを特徴とする床先行工法における間仕
切壁支持装置とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は,上記間仕切壁支
持装置に用い,間仕切壁の支持と上記置床との絶縁を行
なうに好適な間仕切壁支持脚を提供するように,これ
を,床スラブ上に置床を設置した後に間仕切壁を設置す
る床先行工法用にして,上記スラブ上に設置した置床に
おける間仕切壁設置位置にしてその長手方向所定間隔に
透設した置床透孔の縁部に載置し,該置床透孔の縁部と
の接触面に防振材を有する支持脚基板と,該支持脚基板
に一体に設置し上記置床透孔に落し込み状に挿通する上
下貫通の筒状ナットと,該筒状ナットに回転自在に螺装
しその上方の開口からの回転操作によって下向きに突出
長さを調整自在とし且つ下端に防振材を有する支持ボル
トとを備え,上記置床から床スラブへの振動伝達を遮断
自在としてなることを特徴とする床先行工法における間
仕切壁支持装置用の間仕切壁支持脚とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は,上記に加えて,
間仕切壁支持脚による置床との絶縁を更に確実に行い,
床スラブに対する置床の振動伝達の遮断性を向上し,振
動伝達を解消し得るものとするように,これを,上記筒
状ナットの外周面の全部又は一部に,上記置床透孔との
間に介設する防振材を備えてなることを特徴とする請求
項2に記載の床先行工法における間仕切壁支持装置用の
間仕切壁支持脚とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は,同じく上記に加
えて,間仕切壁支持脚を,置床の透孔に装着して使用す
るものとしたことにより,その水平にして床スラブに充
分に支持された状態に設置し,間仕切壁の支持を確実に
なし得るとともに現場作業を可及的に容易とし,間仕切
壁設置の作業性を高度に確保し得るように,これを,上
記支持ボルトの上方からの回転操作を,支持ボルトの上
端に設置したドライバー受によるドライバー操作として
なることを特徴とする請求項2又は3に記載の床先行工
法における間仕切壁支持装置用の間仕切壁支持脚とする
ものである。
【0010】本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨とし
て,上記課題解決の手段としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,図1は間仕切壁支持装置の分解
斜視図,図2は間仕切壁設置状態を示す間仕切壁交差方
向の縦断面図,図3は図2の下部の拡大縦断面図,図4
は間仕切壁設置状態を示す間仕切壁長手方向下部の拡大
縦断面図,図5は間仕切壁支持脚の分解斜視図である。
【0012】図示の間仕切壁支持装置は,床スラブ1上
に置床4を設置した後に間仕切壁10を設置する床先行
工法用にして,上記床スラブ1上に設置した置床4にお
ける間仕切壁10設置位置にしてその長手方向所定間隔
に透設した置床透孔41と,上記置床4及び/又は置床
透孔41との間,本例にあってはその双方間に防振材7
を介して該置床透孔41に落し込み状に装着し且つ下端
に配設した防振材9を介して床スラブ1上に起立配設し
た間仕切壁支持脚5と,該間仕切壁支持脚5によって支
持して設置した間仕切壁10とを備え,置床4から床ス
ラブ1への振動伝達を遮断自在としたものとしてある。
【0013】置床4は,例えばパーティクルボード等の
厚肉床材を用いて,床先行工法によって間仕切壁10に
先行して床スラブ1状に設置してあり,該置床4の設置
は,常法に従って所定間隔に配置した多数の床支持脚3
により,該床支持脚3を介して床スラブ1上に水平に設
置してある。
【0014】このとき本例にあって床支持脚3は,これ
を幅広方形又は矩形にして厚肉の支持基板31と,該支
持基板31に埋込設置したナット32と,該ナット32
に螺装した支持ボルト33と,該支持ボルト33に設置
した防振材34とを備えた金属製のものとしてあり,本
例の床支持脚3にあって上記支持ボルト33の防振材3
4は,これを支持ボルト33の下方を埋込保持し,床ス
ラブ1との接触を点状,線状等可及的に小さくした,例
えば球形,逆円錐形,逆角錐形,楕円形,側面逆錐形等
のブロック形状,本例にあっては球形ブロック状のもの
としてあり,該床支持脚3を使用することによって本例
の置床4にあって,その振動が床スラブ1に伝達される
可能性を可及的に減少し,その防振性を高度に確保する
とともに置床4を安定且つ確実に水平支持し得るように
してある。
【0015】置床4の設置後には,その任意の位置に間
仕切壁10を設置することができ,このとき置床4の間
仕切壁10を設置する位置には,間仕切壁10に沿って
その長手方向に所定間隔,例えば60cmのピッチに透
設した置床透孔41を透設し,この置床透孔41に間仕
切支持脚5を装着し,該間仕切壁支持脚5によって間仕
切壁10を支持してこれを設置するようにしてある。
【0016】本例にあって間仕切壁支持脚5は,これ
を,上記置床4に透設した置床透孔41の縁部に載置
し,該置床透孔41の縁部との接触面に防振材7aを有
する支持脚基板51と,該支持脚基板51に一体に設置
し上記置床透孔41に落し込み状に挿通する上下貫通の
筒状ナット6と,該筒状ナット6に回転自在に螺装しそ
の上方の開口からの回転操作によって下向きに突出長さ
を調整自在とし且つ下端に防振材9を有する支持ボルト
8とを備え,上記置床4から床スラブ1への振動伝達を
遮断自在としたものとしてある。
【0017】本例の間仕切壁支持脚5は,その上記支持
脚基板51を面内中央位置に透孔を有する平板状の金属
板とし,その下面の上記透孔縁部に筒状ナット6を,例
えば溶着によって一体に設置して,該筒状ナット6を支
持脚基板51の上下に貫通するように設置し,該筒状ナ
ット6に,円盤状の底板81を有する上記支持ボルト8
を回転自在に螺装したものとする一方,上記支持脚基板
51の裏面には,例えばその全面に亘るように又は更に
その周縁から張り出すように厚肉の合成ゴム等の弾性体
により振動を吸収可能の防振材7aを設置したものとし
てあり,このとき本例の間仕切壁支持脚5にあっては,
その上記筒状ナット6の外周面の全部又は一部,本例に
あっては外周面の全部に,上記置床透孔41との間に介
設する,同様に弾性体による防振材7bを備えたものと
し,本例にあっては,上記支持脚基板51裏面の防振材
7aと筒状ナット6の防振材7bとを弾性体をなす成形
材料によって一体に成形した正面乃至側面T字状の防振
材7を用いて,これを支持脚基板の下から嵌め込み設置
したものとしてある。
【0018】上記支持ボルト8下端の防振材9は,これ
を同様に厚肉の弾性体により支持ボルト8の振動を吸収
可能にして,例えばキャップ状のものとして上記支持ボ
ルト8の底板81の全面に及んでこれを被覆するように
該底板81に嵌着してある。
【0019】一方このとき本例の支持ボルト8は,その
上端にマイナス溝又はプラス溝のドライバー受82を設
置して,上記支持ボルト8の上方からの回転操作を,該
ドライバー受82によるドライバー操作とするようにし
てある。
【0020】一方53は,本例の上記平板状の支持脚基
板51の長手方向両端に起立片52を設けるとともに該
起立片52間に嵌着状態に載置固定することによって支
持脚基板51上に一体に設置したネジ12止め可能な木
製等のスペーサーであり,該スペーサー53を設置する
ことによって,間仕切壁支持脚5を上記置床透孔41に
装着することによって,別部材を用いることなく,後述
の間仕切壁10のスチールランナー11を直ちに載置し
て,これをネジ12止めし得るようにしてある。
【0021】このように形成した間仕切壁支持脚5を用
いた床先行工法における上記間仕切壁10の設置方法
を,その例に基づいて説明すると,間仕切壁10設置位
置に上記所定間隔の置床透孔41を,上記支持ボルト8
の底板81の防振材9を通過可能にして,間仕切壁支持
脚5の筒状ナット6に設置した防振材7bの外径に沿う
内径として,例えば電動工具によって所定数透設し,該
置床透孔41にそれぞれ筒状ナット6を挿入するととも
に支持脚基板51を置床透孔41の縁部に載置して,該
支持脚基板51及び筒状ナット6と置床4との間を防振
材7(7a)によって絶縁するように,その上記置床透
孔41への落し込み状の装着を行ない,必要に応じて支
持脚基板51の透孔からドライバーによるドライバー受
82の操作によって支持ボルト8を回転操作して,それ
ぞれの水平を確保するようにし,その後,例えば支持脚
基板51の上記本例において設置した木製等のスペーサ
ー53上にスチールランナー11を各間仕切壁支持脚5
に架設状とするように載置して,該スチールランナー1
1をそれぞれネジ12止めし,該スチールランナー11
を介して間仕切壁10のスタッド13を立設して,該ス
タッド13に石膏ボード,合板等の壁材14を固定する
ようにして,間仕切壁10を設置するとともにこれを上
記間仕切壁支持脚5に支持するようにすればよい。
【0022】図中15は間仕切支持脚5間,特にその上
記支持脚基板51間に充填した吸音材,16は間仕切壁
10の軟質舌片付き幅木,17は天井スラブ2側に設置
したスチールランナー,18は天井スラブ2とスチール
ランナー17間に介設し,天井スラブ2の振動を吸収す
る,上記合成ゴム等弾性体による防振材,42は置床4
上に配置した床仕上材,55は本例の上記木製等のスペ
ーサー53の上面に設けた,剥離紙54を剥離して使用
することによってスチールランナー11の仮止めをなし
得るようにした粘着テープ等による粘着仮止め面をそれ
ぞれ示す。
【0023】本例の間仕切壁支持装置を用いた間仕切壁
10の支持設置によれば,先行して設置した置床4の任
意の位置に置床透孔41を透設し,間仕切壁支持脚5を
装着することによって間仕切壁10の荷重支持を行なう
ようにしてその設置が可能になるから,間仕切壁10設
置位置の自在性を高度に確保することができるととも
に,間仕切壁10設置部位において,間仕切壁10が置
床4上に載置されることなく,該間仕切壁10専用の間
仕切壁支持脚5によって支持され且つ該間仕切壁支持脚
5と置床4との間が防振材7によって絶縁されるから,
置床4の振動が間仕切壁10設置位置から床支持脚5を
介して床スラブ1に伝達される可能性を解消し,間仕切
壁10設置によって,これが振動伝達要因になるのを解
消することができる。
【0024】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当って,間仕切壁支持脚の支持脚基板を平板
状にして端部に上記起立片の設置を省略したフラットな
平板によるものとすること,支持脚基板に起立片を設け
るとき,これを平板状の基板の全周端部に設けてこれを
上面開口のボックス状とすること,上記支持脚基板裏面
の防振材を,その両端を立上げて,該立上げ部分上面に
間仕切壁の壁材を載置するようにして,該壁材と置床と
の直接の接触を回避して,振動伝達の可能性を更に高度
に解消したものとすること,上記ネジ止め可能のスペー
サーを,上記一体に設置することなく,これを別部材と
して現場で載置固定し又は起立片間に嵌着して載置固定
するものとすること,支持脚基板への筒状ナットの設置
を,鋳造,樹脂成形等によって一体に成形したものとす
ること,支持ボルト下端の防振材を,床スラブとの接触
を小さくした上記各ブロック状のものとすること等を含
めて,床スラブ,置床,置床透孔,防振材,間仕切壁,
間仕切壁支持脚,その支持脚基板,筒状ナット,支持ボ
ルト等の具体的形状,構造,材質,これらの関係,これ
らに対する付加,間仕切壁の設置方法等は,上記発明の
要旨に反しない限り,様々な形態のものとすることがで
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから,請
求項1に記載の発明は,間仕切壁の支持を,その支持専
用の間仕切壁支持脚を使用し,これを置床に透設した透
孔に装着して間仕切壁の荷重支持を行なうようにして,
置床の床支持脚と間仕切壁の荷重支持の関係を解消し
て,設置の自在性を高度に確保し得るようにする一方,
間仕切壁支持脚の装着に際して,この間仕切壁支持脚と
置床との間を防振材によって絶縁し,置床の振動が間仕
切壁支持脚乃至これを介した床スラブに伝達するのを遮
断して,間仕切壁設置による振動伝達の可能性を解消し
得るようにした床先行工法における間仕切壁支持装置を
提供することができる。
【0026】請求項2に記載の発明は,上記発明の効果
を有する間仕切壁支持装置に好適に用い得るとともに,
間仕切壁の支持と上記置床との絶縁を確実に行ない,コ
ンパクトにして操作性のよい間仕切壁支持脚を提供する
ことができる。
【0027】請求項3に記載の発明は,上記に加えて,
間仕切壁支持脚による置床との絶縁を更に確実に行い,
床スラブに対する置床の振動伝達の遮断性を向上し,振
動伝達を解消し得るものとすることができる。
【0028】請求項4に記載の発明は,同じく上記に加
えて,間仕切壁支持脚を,置床の透孔に装着して使用す
るものとしたことにより,その水平にして床スラブに充
分に支持された状態に設置し,間仕切壁の支持を確実に
なし得るとともに現場作業を可及的に容易とし,間仕切
壁設置の作業性を高度に確保し得るものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切壁支持装置の分解斜視図である。
【図2】間仕切壁設置状態を示す間仕切壁交差方向の縦
断面図である。
【図3】図2の下部の拡大縦断面図である。
【図4】間仕切壁設置状態を示す間仕切壁長手方向下部
の拡大縦断面図である。
【図5】間仕切壁支持脚の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 床スラブ 4 置床 41 置床透孔 5 間仕切壁支持脚 51 支持基板 6 筒状ナット 7 防振材 8 支持ボルト 9 防振材 10 間仕切壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブ上に置床を設置した後に間仕切
    壁を設置する床先行工法用にして,上記床スラブ上に設
    置した置床における間仕切壁設置位置にしてその長手方
    向所定間隔に透設した置床透孔と,上記置床及び/又は
    置床透孔との間に防振材を介して該置床透孔に落し込み
    状に装着し且つ下端に配設した防振材を介して床スラブ
    上に起立配設した間仕切壁支持脚と,該間仕切壁支持脚
    によって支持して設置した間仕切壁とを備え,置床から
    床スラブへの振動伝達を遮断自在としてなることを特徴
    とする床先行工法における間仕切壁支持装置。
  2. 【請求項2】 床スラブ上に置床を設置した後に間仕切
    壁を設置する床先行工法用にして,上記スラブ上に設置
    した置床における間仕切壁設置位置にしてその長手方向
    所定間隔に透設した置床透孔の縁部に載置し,該置床透
    孔の縁部との接触面に防振材を有する支持脚基板と,該
    支持脚基板に一体に設置し上記置床透孔に落し込み状に
    挿通する上下貫通の筒状ナットと,該筒状ナットに回転
    自在に螺装しその上方の開口からの回転操作によって下
    向きに突出長さを調整自在とし且つ下端に防振材を有す
    る支持ボルトとを備え,上記置床から床スラブへの振動
    伝達を遮断自在としてなることを特徴とする床先行工法
    における間仕切壁支持装置用の間仕切壁支持脚。
  3. 【請求項3】 上記筒状ナットの外周面の全部又は一部
    に,上記置床透孔との間に介設する防振材を備えてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の床先行工法における
    間仕切壁支持装置用の間仕切壁支持脚。
  4. 【請求項4】 上記支持ボルトの上方からの回転操作
    を,支持ボルトの上端に設置したドライバー受によるド
    ライバー操作としてなることを特徴とする請求項2又は
    3に記載の床先行工法における間仕切壁支持装置用の間
    仕切壁支持脚。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101644298B1 (ko) * 2016-03-04 2016-08-01 장승원 소화전의 내함 지지용 보강 지지체
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CN116427659A (zh) * 2023-06-15 2023-07-14 中国建筑设计研究院有限公司 一种适用于装配式内装修的拼接地面系统及可变空间建筑

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