JPS636355Y2 - - Google Patents

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JPS636355Y2
JPS636355Y2 JP1981105731U JP10573181U JPS636355Y2 JP S636355 Y2 JPS636355 Y2 JP S636355Y2 JP 1981105731 U JP1981105731 U JP 1981105731U JP 10573181 U JP10573181 U JP 10573181U JP S636355 Y2 JPS636355 Y2 JP S636355Y2
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JP
Japan
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joist
fixed
bolt
cushion
floor
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JP1981105731U
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JPS5811543U (ja
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Publication of JPS5811543U publication Critical patent/JPS5811543U/ja
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Publication of JPS636355Y2 publication Critical patent/JPS636355Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、集合住宅、オフイス、病院及び教室
等の多層コンクリート建物における床下地装置に
用いられる床下地用器具に関する。
先に、本出願人は、コンクリート床スラブ上に
自己水平性プラスターを流し込み、該プラスター
上に多数の根太材を載置・固定し、更にこれら根
太材上に床下板を固定し、もつて簡単に施行する
ことができる床下地装置を提案したが(特願昭55
−6650号参照)、該装置は、プラスター上に防振
ゴム又は防振用ベースを介して直接根太材を載
置・固定したため、床下空間が少なくて配管を交
差することができず、特に病院等の大型建物の場
合に設計を困難にしていた。
そこで、本考案は、床下地用器具を、根太クツ
シヨン及び該クツシヨン下面に固定されている所
定長さのボルトにより構成し、根太クツシヨン上
面に、根太材の立上り縁部を備えた鍔部を係合・
抱持すべくL字状の切れ目を有する抱持部を形成
し、またボルトの所定位置に、水平かつ平滑に形
成された床面上に当接し得るベース板を螺合・位
置決めして構成し、もつて上述欠点を解消した床
下地器具を提供することを目的とするものであ
る。
以下、図面に沿つて、本考案による実施例につ
いて説明する。
床下地装置1は、第1図に示すように、コンク
リート床スラブ2上に流し込まれている自己水平
性プラスター3を有している。該プラスター3は
流動性に富み、スラブ2上に流し込むと自然に水
平面を保ち、所定時間後硬化して、精度の高い平
滑な床面が得られる。そして、該水平で平滑なプ
ラスター3上には本考案の床下地用器具5を介し
て断面ハツト状の鋼製の根太材6が固定され、根
太材6上には大型積層合板等よりなる床下板7が
タツプネジ9により固定され、更に床下板7上に
はカーペツト又はビニタイル等の表面材10が載
置される。なお、根太材6の両側部にはその端に
立上り縁部6a′を備えた鍔部6aが形成されてい
る。
床下地用器具5は、ゴム等の弾性体からなる根
太クツシヨン11を有しており、該クツシヨン1
1の上面には根太材6を載置する平坦面11a及
びその両側において根太材6の両側鍔部6aを係
合・抱持するL字状の切れ目11b′を有する抱持
部11b,11bが形成されていると共に、クツ
シヨン11の下面には所定長さのボルト12に固
定されている支持板12aが焼付け・固定されて
いる。更に、ボルト12には、第2図に詳示する
ように、所定面積を有するベース板13がそのネ
ジ孔13aにより螺合されて所定位置に位置決め
されている。なお、ベース板13は、第3図に示
すように、ボルト12に所定高さHに螺合した
後、溶接して位置決め固定しても良く、また第4
図に示すように、ロツクナツト15により位置決
め固定しても良い。
次に、本床下地用器具5を用いた工法について
説明する。まず、水平かつ平滑に形成されたプラ
スター3上に複数個の所定位置にドリル等により
下層のスラブ2に達する所定深さの孔16をあ
け、そこにエポキシ系接着剤17を注入する。そ
して、施行する床高さHに合わせて予め位置決め
固定したベース板13をプラスター3上面に当接
するようにして、ボルト12を該孔16に挿入
し、床下地用器具5を所定高さで強固に固定す
る。ついで、根太クツシヨン11の抱持部11b
を拡開するようにして根太材6の鍔部6aを係
合・抱持し、順次根太クツシヨン11に根太材6
を載置・固定していく。なお、予め根太材6を根
太クツシヨン11に組付けておき、該根太材6と
一体の床下地用器具5のボルト12を、所定高さ
に位置決め固定されているベース板13により一
定高さで孔16に固着するようにしても良い。こ
うして、根太材6が所定高さHに多数平行に設置
され、この状態で適宜配管作業を行なつた後、床
下板7を根太材6にタツプネジ9により張り、更
に該床下板7上に表面材10を配設して、床工事
が完了する。なおこの際、床下地用器具5はボル
ト12により所定高さを有するので、床下板7と
プラスター3との間に配管を交差できる空間を有
し、多数の配管を縦横自由に配設することができ
る。
また、第5図は一部変更した実施例を示すもの
であり、根太クツシヨン11に埋込むようにして
ナツト19を支持板12aに固定し、かつ根太ク
ツシヨン11にボルト12が貫通し得る孔20を
形成している。従つて、該実施例によると、ボル
ト12をナツト19に螺合してロツクナツト21
により位置決め固定することにより、ベース板1
3からの根太クツシヨン11の高さ、即ち床高さ
Hを容易に調整することができる。なお、該実施
例によつても、先に述べた実施例と同様に、ボル
ト12は根太材6とは直接接触せず、金属的に縁
が切れている。
なお、上述実施例は、ボルト12を接着剤17
により固定したが、スラブ2にアンカープラグを
植設し、該プラグにボルト12を螺合・固定する
ようにしてもよく、また、床面に自己水平性プラ
スター3を用いなくとも、金ゴテ仕上げでコンク
リート表面を水平に保ち、該表面に床下地用器具
5を固定しても良いことは勿論である。
以上説明したように、本考案の床下地用器具5
は、弾性体よりなる根太クツシヨン11の上面に
根太材6を係合・抱持し得る抱持部11bを形成
し、また該根太クツシヨン11の下面に所定長さ
のボルト12を固定し、更に該ボルト12の所定
位置にベース板13を螺合・位置決めして構成さ
れているので、ボルト12により床下地用器具5
は所定高さを有し、床下に配管を交差できる空間
を設置できると共に、プラスター3等から直接床
上に湿気が放散されることを防止でき、更に床面
に当接するベース板13の位置を調節することに
より、床下地用器具5の高さを任意に設定でき、
あらゆる床高さHの床下地装置1に適用すること
ができる。また、ベース板13は予め所定高さに
位置決めされているので、現場においてすべての
床下地用器具を同一レベルに調節する困難な作業
を必要とせず、現場での施工を容易にし、施工期
間を短縮することができる。また、根太クツシヨ
ン11はゴム等の弾性体よりなるので、床の振動
及び騒音を遮断して静粛な環境を維持することが
できる。更に、床下地用器具5は所定面積を有す
るベース板13が床面に当接して支持されるの
で、偏荷重が作用しても安定して支持することが
でき、根太材6を根太クツシヨン11の抱持部1
1bが強固に係合・抱持することと相埃つて、堅
牢な床下地装置1を得ることができる。更に、弾
性体よりなる根太クツシヨン11の上面に、L字
状の切れ目11b′を有する抱持部11bを形成し
たので、該抱持部11bを押し拡げてその切れ目
11b′に根太材6の鍔部6aを係合することによ
り、長尺の根太材6の任意の位置に容易に本床下
地用器具を装着でき、かつ根太クツシヨン11の
みにて根太材6を抱持でき、根太材6とボルト1
2とは直接接触せず、金属的に完全に縁を切るこ
とができる。また、ボルト12の所定位置に、水
平かつ平滑に形成された床面3上に当接し得るベ
ース板13を螺合・位置決めしたので、単にベー
ス板13をボルト12に装着するだけの極めて簡
単な構成で足りるものでありながら、床下地用器
具5の高さを任意にかつ正確に確定できると共
に、水平かつ平滑な床面と相俟つて、床下地用器
具5を正確に直立して取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による床下地用器具が
適用されている床下地装置を示す断面図、第2図
はそのベース板を示す平面図、第3図及び第4図
はベース板の位置決め固定手段の例を示すそれぞ
れ異なる実施例の断面図、第5図は一部変更した
床下地用器具を示す断面図である。 1……床下地装置、3……水平かつ平滑に形成
された床面(プラスター)、5……床下地用器具、
6……根太材、6a……鍔部、6a′……立上り縁
部、11……根太クツシヨン、11b……抱持
部、11b′……切れ目、12……ボルト、13…
…ベース板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平かつ平滑に形成された床面上に固定され、
    かつその上に、両側端に立上り縁部を備えた鍔部
    を有する断面ハツト状の根太材が載置・固定され
    る床下地用器具であつて、弾性体よりなる根太ク
    ツシヨンの上面に、前記根太材の鍔部を係合・抱
    持すべくL字状の切れ目を有する抱持部を形成
    し、また該根太クツシヨンの下面に所定長さのボ
    ルトを固定し、更に該ボルトの所定位置に、前記
    床面上に当接し得るベース板を螺合・位置決めし
    て構成した床下地用器具。
JP10573181U 1981-07-15 1981-07-15 床下地用器具 Granted JPS5811543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10573181U JPS5811543U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 床下地用器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10573181U JPS5811543U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 床下地用器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811543U JPS5811543U (ja) 1983-01-25
JPS636355Y2 true JPS636355Y2 (ja) 1988-02-23

Family

ID=29900257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10573181U Granted JPS5811543U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 床下地用器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811543U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110910U (ja) * 1973-01-18 1974-09-21
JPS5468413U (ja) * 1977-10-24 1979-05-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5811543U (ja) 1983-01-25

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