JP2001329529A - 軟弱地盤改良工法およびその装置 - Google Patents
軟弱地盤改良工法およびその装置Info
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- JP2001329529A JP2001329529A JP2000151150A JP2000151150A JP2001329529A JP 2001329529 A JP2001329529 A JP 2001329529A JP 2000151150 A JP2000151150 A JP 2000151150A JP 2000151150 A JP2000151150 A JP 2000151150A JP 2001329529 A JP2001329529 A JP 2001329529A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/40—Protecting water resources
- Y02A20/402—River restoration
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軟弱地盤を改良するためにスラリーを混合さ
せる方法がある。その混合精度を高めるためには同一装
置による場合は、混合時間を長くすることが求められ、
それによって施工効率が極端に低下するという問題があ
る。 【解決手段】 軟弱地盤中にスラリーを吐出混合させる
軟弱地盤改良工法において、スラリーに空気を混入させ
て混気スラリーとして吐出飛散させる方法とすることを
特徴とし、さらには、その施工装置を、スラリープラン
トで製造されたスラリーに攪拌装置までの間に送気装置
を配置してスラリーに空気を混入するようにした軟弱地
盤改良装置とすることを特徴とする。
せる方法がある。その混合精度を高めるためには同一装
置による場合は、混合時間を長くすることが求められ、
それによって施工効率が極端に低下するという問題があ
る。 【解決手段】 軟弱地盤中にスラリーを吐出混合させる
軟弱地盤改良工法において、スラリーに空気を混入させ
て混気スラリーとして吐出飛散させる方法とすることを
特徴とし、さらには、その施工装置を、スラリープラン
トで製造されたスラリーに攪拌装置までの間に送気装置
を配置してスラリーに空気を混入するようにした軟弱地
盤改良装置とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋め立て地や河川
等の各種軟弱地盤の改良工法およびその装置に関する。
等の各種軟弱地盤の改良工法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械攪拌方式による軟弱地盤改良工法
は、ロータリー式、トレンチャー式、垂直軸攪拌翼式等
多くの形式の攪拌装置によって行われている。これらの
攪拌装置によって固化材を軟弱地盤に混合する方法のひ
とつにスラリー圧送方法がある。
は、ロータリー式、トレンチャー式、垂直軸攪拌翼式等
多くの形式の攪拌装置によって行われている。これらの
攪拌装置によって固化材を軟弱地盤に混合する方法のひ
とつにスラリー圧送方法がある。
【0003】このスラリー圧送方法は、粉塵問題、圧送
距離、混合精度等において優れた点が多く、広く普及し
ている。
距離、混合精度等において優れた点が多く、広く普及し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このスラリ
ーによる方法でも、さらに混合精度を高めるためには同
一装置による場合は、混合時間を長くすることが求めら
れ、それによって施工効率が低下するという問題があ
る。
ーによる方法でも、さらに混合精度を高めるためには同
一装置による場合は、混合時間を長くすることが求めら
れ、それによって施工効率が低下するという問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、軟弱地
盤中にスラリーを吐出混合させる軟弱地盤改良工法にお
いて、スラリーに空気を混入させて混気スラリーとして
吐出飛散させる方法とすることを特徴とし、さらには、
その施工装置を、スラリープラントで製造されたスラリ
ーに攪拌装置までの間に送気装置を配置してスラリーに
空気を混入するようにした軟弱地盤改良装置とすること
を特徴とする。
盤中にスラリーを吐出混合させる軟弱地盤改良工法にお
いて、スラリーに空気を混入させて混気スラリーとして
吐出飛散させる方法とすることを特徴とし、さらには、
その施工装置を、スラリープラントで製造されたスラリ
ーに攪拌装置までの間に送気装置を配置してスラリーに
空気を混入するようにした軟弱地盤改良装置とすること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態例を図
面を用いて説明する。本発明は、固化材であるスラリー
に空気を混入させて混気スラリーとして攪拌装置から吐
出させて軟弱地盤に混合させて地盤の改良を行うもので
ある。そこで、そのシステムを図1を用いて説明する。
面を用いて説明する。本発明は、固化材であるスラリー
に空気を混入させて混気スラリーとして攪拌装置から吐
出させて軟弱地盤に混合させて地盤の改良を行うもので
ある。そこで、そのシステムを図1を用いて説明する。
【0007】図はブロック図であり、大部分は従来のシ
ステムと同様である。図において、1はスラリープラン
トであり、水計量器2、粉末固化材計量器3がミキサー
4に接続しており、このミキサー4で練られた固化材を
一時溜めるアジテータ5とより構成されている。6は上
記水計量器2に水を供給する水槽、7は水槽6に水を供
給するポンプであり、水源は池、河川等の天然水、水道
等なんでもよい。
ステムと同様である。図において、1はスラリープラン
トであり、水計量器2、粉末固化材計量器3がミキサー
4に接続しており、このミキサー4で練られた固化材を
一時溜めるアジテータ5とより構成されている。6は上
記水計量器2に水を供給する水槽、7は水槽6に水を供
給するポンプであり、水源は池、河川等の天然水、水道
等なんでもよい。
【0008】8は上記粉末固化材計量器3に粉末固化材
を供給する粉末固化材サイロである。9は上記アジテー
タ5に接続するグラウトポンプ、10はそのグラウトポ
ンプ9に続く流量計であり、この流量計10には記録計
11が接続される。このようにしたスラリーは、攪拌装
置12に送給ホース13によって送られるが、上記グラ
ウトポンプ9もしくは流量計10と攪拌装置12との間
にエアーコンプレッサー等の送気装置14を配置して送
給ホース13中に空気を送り込んで空気を混入させたス
ラリー(以下混気スラリーという。)とする。15は圧
力計、16は空気量計であり、圧力計と一体に構成され
ているものもある。
を供給する粉末固化材サイロである。9は上記アジテー
タ5に接続するグラウトポンプ、10はそのグラウトポ
ンプ9に続く流量計であり、この流量計10には記録計
11が接続される。このようにしたスラリーは、攪拌装
置12に送給ホース13によって送られるが、上記グラ
ウトポンプ9もしくは流量計10と攪拌装置12との間
にエアーコンプレッサー等の送気装置14を配置して送
給ホース13中に空気を送り込んで空気を混入させたス
ラリー(以下混気スラリーという。)とする。15は圧
力計、16は空気量計であり、圧力計と一体に構成され
ているものもある。
【0009】このようにした混気スラリーを各種攪拌装
置12によって改良対象土中に吐出させて混合させるこ
とにより、その混合が均一化して混合精度を高めること
ができる。その理由は、混気スラリーが飛沫状態で攪拌
範囲外縁まで広範囲に平均的に散布されることと放出さ
れる気泡状の空気の作用によると考えられる。なお、飛
散距離の設定は、改良対象土の性状、スラリーの添加
量、使用装置の形態等の諸条件により異なり、事前のキ
ャリブレーション時に空気量を調節・設定することによ
り行う。
置12によって改良対象土中に吐出させて混合させるこ
とにより、その混合が均一化して混合精度を高めること
ができる。その理由は、混気スラリーが飛沫状態で攪拌
範囲外縁まで広範囲に平均的に散布されることと放出さ
れる気泡状の空気の作用によると考えられる。なお、飛
散距離の設定は、改良対象土の性状、スラリーの添加
量、使用装置の形態等の諸条件により異なり、事前のキ
ャリブレーション時に空気量を調節・設定することによ
り行う。
【0010】以下に攪拌装置による混合例を説明する。
図2は一般的な垂直軸攪拌機の先端の説明図であり、中
空の垂直回転軸17の下端の攪拌翼18の直下に吐出口
19があり、図3に示す如く、混気スラリー20は攪拌
翼18の先端付近まで飛散して攪拌されることになり、
平均的に混気スラリー20が散布されて均一な混合が行
われる。
図2は一般的な垂直軸攪拌機の先端の説明図であり、中
空の垂直回転軸17の下端の攪拌翼18の直下に吐出口
19があり、図3に示す如く、混気スラリー20は攪拌
翼18の先端付近まで飛散して攪拌されることになり、
平均的に混気スラリー20が散布されて均一な混合が行
われる。
【0011】また、図4はロータリー式攪拌機による場
合であり、吐出口21から吐出される混気スラリー20
は攪拌翼22の回転による攪拌範囲外縁まで飛散して攪
拌されることになり、これも平均的に混気スラリー20
が散布されて均一な混合が行われる。このように改良対
象土と均一な混合が行われる結果、混合むらによる未処
理部の発生がほとんどなく、しかも、垂直軸攪拌機によ
る接円施工の試験施工では円柱列間の隙間も減少してい
た。
合であり、吐出口21から吐出される混気スラリー20
は攪拌翼22の回転による攪拌範囲外縁まで飛散して攪
拌されることになり、これも平均的に混気スラリー20
が散布されて均一な混合が行われる。このように改良対
象土と均一な混合が行われる結果、混合むらによる未処
理部の発生がほとんどなく、しかも、垂直軸攪拌機によ
る接円施工の試験施工では円柱列間の隙間も減少してい
た。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、ス
ラリーに空気を混入させて混気スラリーとして吐出飛散
させることにより、改良対象土中に平均的に散布されて
均一な混合が可能となって信頼性の高い地盤改良が行わ
れる効果を有する。またその結果、従来より施工時間の
短縮が可能となる効果を有する。
ラリーに空気を混入させて混気スラリーとして吐出飛散
させることにより、改良対象土中に平均的に散布されて
均一な混合が可能となって信頼性の高い地盤改良が行わ
れる効果を有する。またその結果、従来より施工時間の
短縮が可能となる効果を有する。
【図1】システムのブロック図
【図2】垂直軸攪拌機の先端の説明図
【図3】使用状態を示す説明図
【図4】ロータリー式攪拌機使用状態を示す説明図
1 スラリープラント 2 水計量器 3 粉末固化材計量器 4 ミキサー 5 アジテータ 6 水槽 7 ポンプ 8 粉末固化材サイロ 9 定量ポンプ 10 流量計 11 記録計 12 攪拌装置 13 ホース 14 エアーコンプレッサー 15 圧力計 16 空気量計 17 垂直回転軸 18 攪拌翼 19 吐出口 20 混気スラリー 21 吐出口 22 攪拌翼
Claims (2)
- 【請求項1】 軟弱地盤中にスラリーを吐出混合させる
軟弱地盤改良工法において、スラリーに空気を混入させ
て混気スラリーとして改良対象土中に吐出させることを
特徴とする軟弱地盤改良工法。 - 【請求項2】 スラリープラントで製造されたスラリー
に攪拌装置までの間に送気装置を配置してスラリーに空
気を混入するようにしたことを特徴とする軟弱地盤改良
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000151150A JP2001329529A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 軟弱地盤改良工法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000151150A JP2001329529A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 軟弱地盤改良工法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001329529A true JP2001329529A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18656755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000151150A Pending JP2001329529A (ja) | 2000-05-23 | 2000-05-23 | 軟弱地盤改良工法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001329529A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05202514A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-10 | Marutoku Kigyo:Kk | 地盤改良工法 |
JP2000290993A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Fudo Constr Co Ltd | 地盤の混合処理工法及び装置 |
-
2000
- 2000-05-23 JP JP2000151150A patent/JP2001329529A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05202514A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-10 | Marutoku Kigyo:Kk | 地盤改良工法 |
JP2000290993A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Fudo Constr Co Ltd | 地盤の混合処理工法及び装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040325 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060314 |