JP2001328389A - 筆記具の軸筒 - Google Patents
筆記具の軸筒Info
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- JP2001328389A JP2001328389A JP2000147166A JP2000147166A JP2001328389A JP 2001328389 A JP2001328389 A JP 2001328389A JP 2000147166 A JP2000147166 A JP 2000147166A JP 2000147166 A JP2000147166 A JP 2000147166A JP 2001328389 A JP2001328389 A JP 2001328389A
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
用突起とガイド溝の位置ズレによる機械停止や組立にお
ける付設部材の破損が起こり難い、機械組みに適した筆
記具の軸筒を提供する。 【解決手段】軸筒の後端開口部内に、付設部材の外周面
に形成したガイド用突起を、前記開口端部の内壁面に設
けた軸心に沿って延びるガイド溝に挿嵌して、付設部材
を装着してなる筆記具の軸筒において、前記軸筒の後端
部に、ガイド用突起の外径より大きく、前記ガイド溝に
連通する段部を形成する。
Description
に、付設部材を装着してなる筆記具の軸筒に関する。
筒本体102の後端開口部103内に、後端部6にノッ
ク部を有する付設部材4の外周面に形成したガイド用突
起7を、軸筒の開口部103の内壁面に、周り止め及び
位置出しのために設けた軸心に沿って延びるガイド溝1
08に遊挿し、軸筒後端102a側からノック体(付設
部材)4を押圧することにより、ガイド用突起7がガイ
ド溝108に案内されて軸筒の開口部103内に挿入
し、係合突起9がガイド溝の壁面に形成した凸部(係合
部)10に乗り越し係合して、ノック体の一部が軸筒後
端102aより突出した状態で、ノック体4を装着して
なる筆記具の軸筒101は知られている。
組みであれば、ガイド用突起7とガイド溝108の位置
関係を目視で確認し挿入することができるが、機械組み
の場合には例えば、軸筒後端102aにガイド用突起7
を当接させ、付設部材4を回転(図7矢印方向)するこ
とによりガイド用突起7とガイド溝108の位置出しを
行っていた。
の筆記具では大量生産が望まれており、生産数アップを
鑑みて機械組みを行うことが一般的であり、そのために
作業効率のよい機械組みに適した筆記具の軸筒が望まれ
ている。
たように機械組みにおいて軸筒後端102aにガイド用
突起7を当接させ、付設部材4を回転することによりガ
イド用突起7とガイド溝108の位置出しを行う際に、
機械の振動や製品のバラツキ等により図8に示すように
ガイド用突起7とガイド溝108が径方向での位置ずれ
が生じていることがあった。こうした場合には、付設部
材4を回転(図9矢印方向)してもガイド用突起7とガ
イド溝108の位置出しを行えないため、機械停止の原
因となり作業効率が著しく低下してしまう。また、正常
な位置(ガイド用突起7とガイド溝108の位置が合っ
ている状態)と前記位置ずれが起こった時の状態では、
機械的に判断することは難しく、機械は停止することな
く作動してしまう。そのため、この状態で付設部材4を
軸筒後端102a側から押圧することにより付設部材4
を破損してしまう恐れがあった。
ので、機械の振動や製品のバラツキ等により、ガイド用
突起とガイド溝の位置ズレによる機械停止や組立におけ
る付設部材の破損が起こり難い、機械組みに適した筆記
具の軸筒を提供するものである。
口部内に、付設部材の外周面に形成したガイド用突起
を、前記開口端部の内壁面に設けた軸心に沿って延びる
ガイド溝に挿嵌して、付設部材を装着してなる筆記具の
軸筒において、前記軸筒の後端部に、ガイド用突起の外
径より大きく、前記ガイド溝に連通する段部を形成した
ことを特徴とする筆記具の軸筒である。
パー状に形成したことを特徴とする筆記具の軸筒であ
る。
プ部材等、一般的に知られている筆記具における軸筒の
後端部に付設する部材のことである。
いて説明すると、本発明の筆記具の軸筒1は、ノック式
筆記具における軸筒で、軸筒本体2の後端部2aが開口
した開口部3にノック体(付設部材)4を、ノック体4
の後端部6の外周に形成したガイド用突起7をガイド溝
8に遊挿させ、軸筒後端2a側から付設部材4を押圧す
ることにより、ガイド用突起7がガイド溝8に案内され
て軸筒の開口部内に挿入し、先端部5の外周に、ガイド
用突起7と同軸上に形成した係子用突起9がガイド溝8
の壁面に形成した抜け防止用凸部(係合部)10に乗り
越し係合して、ノック体4の一部が軸筒後端2aより突
出した状態に軸筒の開口部3に装着してなる構造であ
る。軸筒の外周面にはクリップ13を一体に形成してあ
る。
操出機構である回転カム12を配設し、軸筒の内壁面に
は回転カム11を前後に摺動案内し回転させるためのカ
ム溝(図示せず)を形成し、先端部5の先端には、回転
カム11を前後に摺動し回転を付与するカム部(図示せ
ず)を形成してある。さらに回転カム11の前方には筆
記具用インキ(図示せず)を収容したインキ収容管12
を摺動可能に配設した構造である。
軸筒1は、軸筒の開口部2にガイド用突起6の外径Cよ
り大きく、ガイド溝7に連通する段部8を形成してあ
る。まず付設部材の先端部5を軸筒の開口部に遊挿す
る。先端部5の外径Fは、開口部3の内径Dよりかなり
小さく設定されているので容易に遊挿することができ
る。また、段部の内径Bは、ガイド用突起の外径Cより
大きく形成してあるので、段部9にガイド用突起を有す
る後端部6を遊挿し易い。その後、ノック体3を回転
(図4の矢印)させることにより、ガイド用突起7とガ
イド溝8の位置出しを行い、さらに軸筒後端2a側から
ノック体4を押圧することにより、ガイド用突起7がガ
イド溝8に案内されて軸筒の開口部3に進入させ、前記
係合突起9がガイド溝の壁面に形成した凸部(係合部)
10に乗り越し係合して、ノック体(付設部材)4を装
着するものである。後端部6の外径Eは、ノック体を摺
動自在及びガタツキ防止のため、開口部の内径Dとほぼ
同等に設定してある。
きなかった場合には、後端部6を遊挿した位置と、遊挿
できなかった位置で、高さの違いによる組立時の管理が
できるので、この時点で機械を停止することができる。
そのため、位置がズレたままでノック体(付設部材)4
を押圧し破損することを防止することができる。好まし
くは、段部9を軸筒後端2aに向けてテーパー状に形成
することにより、付設部材4が傾いても容易に段部9に
遊挿することができる。
端部に装着される付設部材としてノック体を例にとる
が、これに限定されるものではなく、頭冠やクリップ等
の一般的に知られている筆記具の軸筒に付設することの
できるものであればよい。また、付設部材の装着方法も
特に限定されるものではなく、軸筒に切り欠き部を形成
し、該切り欠き部にガイド用突起を係合させる方法や圧
入方法等、一般的に知られている係合方法を適宜選択し
て用いることができる。さらに、付設部材の先端部は付
設部材と一体または別体のどちらでもよい。
な構造なので、機械の振動や製品のバラツキ等により、
ガイド用突起とガイド溝の位置ズレによる機械停止や組
立における付設部材の破損が起こり難い、機械組みに適
した筆記具の軸筒を提供することができた。
ある。
である。
である。
を示す要部拡大縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】軸筒の後端開口部内に、付設部材の外周面
に形成したガイド用突起を、前記開口端部の内壁面に設
けた軸心に沿って延びるガイド溝に遊挿する、付設部材
を装着してなる筆記具の軸筒において、前記軸筒の後端
部に、ガイド用突起の外径より大きく、前記ガイド溝に
連通する段部を形成したことを特徴とする筆記具の軸
筒。 - 【請求項2】前記段部が、軸筒後端に向けてテーパー状
に形成したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具の
軸筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147166A JP4412810B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 筆記具の軸筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147166A JP4412810B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 筆記具の軸筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001328389A true JP2001328389A (ja) | 2001-11-27 |
JP4412810B2 JP4412810B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=18653381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147166A Expired - Lifetime JP4412810B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 筆記具の軸筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4412810B2 (ja) |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147166A patent/JP4412810B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4412810B2 (ja) | 2010-02-10 |
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