JPH061436Y2 - ノツク式シヤープペンシルのチヤツク - Google Patents

ノツク式シヤープペンシルのチヤツク

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JPH061436Y2
JPH061436Y2 JP1276888U JP1276888U JPH061436Y2 JP H061436 Y2 JPH061436 Y2 JP H061436Y2 JP 1276888 U JP1276888 U JP 1276888U JP 1276888 U JP1276888 U JP 1276888U JP H061436 Y2 JPH061436 Y2 JP H061436Y2
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JP
Japan
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chuck
conical diameter
tip conical
tip
fastener
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JP1276888U
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JPH01116694U (ja
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陽一 安藤
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、ノック式シャープペンシルにおける芯を把持
する先端円錘状径拡大部が軸方向に２分割された合成樹
脂製チャックの改良に関するものである。
（従来の技術） 従来、芯を把持する先端円錘状径拡大部が等分に３分割
された真鍮製等のノック式シャープペンシルのチャック
が存在するが、近時は合成樹脂製で先端円錘状径拡大部
が２分割された安価に製造できるチャックが出現してい
る。然しながら２つ割りチャックは３つ割りチャックに
比べて、先端円錘状径拡大部が締め具から開放されて拡
開した場合のセンタリングが劣り、芯の繰り出し性能が
低下する欠点があった。
（考案が解決しようとする問題点） 本考案は、２つ割りチャックのセンタリングを確実にし
て芯の繰り出し性を向上させ、またチャックを振動移送
方式のパーツフィーダーの溝に嵌入して移送可能とする
ことにより自動組立を容易化して組立性を向上させるこ
とを目的とする。
（目的達成の手段） 本考案は、芯を把持する先端円錘状径拡大部が軸方向に
２分割された合成樹脂製チャックにおいて、先端円錘状
径拡大部の両側面部に割り面と略垂直な平面部を設け、
先端円錘状径拡大部が締め具から開放されて拡開した状
態における外接円に略内接する高さを有する突起を上記
の平面部に設けたことを特徴とするノック式シャープペ
ンシルのチャックを提供することにより上記目的の達成
を図るものである。
（実施例） 図面に基づき本考案の実施例を説明する。
軸筒(1)の先端に口金(2)が螺着し、その内部に継手(3)
が固定し、更にその内部にチャック(4)が軸方向に所要
ストローク移動可能に収納されている。チャック(4)は
後端を芯ケース(5)と連結し、継手(3)と芯ケース(5)の
間に介装したコイルばね(6)によって後方に付勢されて
いる。チャック(4)は合成樹脂製で前端に芯を把持する
先端円錘状径拡大部(7)を有し、当該先端円錘状径拡大
部(7)は前端から所要距離後方まで設けられた軸方向の
割りによって上下に２分割されて上下方向に弾性的に拡
開する性質を有しその両横側面部には割り面(8)と垂直
な平面部(9)を形成して当該平面部(9)に突起(10)を設け
ている。チャック(4)の先端円錘状径拡大部(7)の外周に
は締め具(11)が被嵌され、上記の突起(10)は締め具(11)
の前端より前方に位置設定されている。口金(2)の内部
には、チャック(4)が前進した場合に締め具(11)の前端
が当接する段部(12)と、その前方に、締め具(11)から開
放されて拡開するチャック(4)の先端円錘状径拡大部(7)
の上下面がその内面に接する円形断面のチャック開放孔
(13)が設けられている。チャック(4)の先端円錘状径拡
大部(7)の両横側面部に形成した平面部(9)に設けた上記
の突起(10)は、先端円錘状径拡大部(7)が締め具(11)か
ら開放されて拡開した状態における外接円に内接する高
さ、即ち、チャック開放孔(13)の内面に接する高さを有
している。
（作用） 第２図に示すように、チャック(4)が前進してその先端
円錘状径拡大部(7)が締め具(11)から開放されて拡開す
るとその上下面のみならず両横側面部に設けられた突起
(10)も口金(2)のチャック開放孔(13)の内面に接して４
方向で位置決めされることになるのでセンタリングが正
確となり芯の繰り出し性が向上する。これに対して従来
の２つ割りチャックは上下の２面のみが位置決めされて
横側面は自由状態にあるので移動しやすくセンタリング
が不正確となりやすい。次に第３図に示すように先端円
錘状径大部(7)の側面部に形成した平面部(9)に設けた突
起(10)を溝(14)の縁に掛合することにより振動移送方式
のパーツフィーダー(15)に保持して移送することができ
る。即ち、チャック(4)の開き方向は溝(14)の壁と平行
なので開き量が多少変動していても支障なく、また平面
部(9)の存在によりチャック(4)は回転止めされるので移
送中に落下することはない。尚、実施例のように突起(1
0)を締め具(11)の前端より前方に設ければ締め具(11)の
前進を阻止してチャック(4)の分解を防止することがで
きる。
（考案の効果） 本考案は上記の如く２つ割りチャックのセンタリングを
正確にして芯の繰り出し性を向上し、また自動組立工程
にのせることができて組立性も向上し、よって安価で高
品質のシャープペンシルの提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示したもので、第１図はチャック
拡開状態の要部縦断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線の横
断面図、第３図はパーツフィーダーによる移送状態を示
す断面図である。 (1)…軸筒、(2)…口金、(3)…継手、(4)…チャック、
(5)…芯ケース、(6)…コイルばね、(7)…先端円錘状径
拡大部、(8)…割り面、(9)…平面部、(10)…突起、(11)
…締め具、(12)…段部、(13)…チャック開放孔、(14)…
溝、(15)…パーツフィーダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】芯を把持する先端円錘状径拡大部が軸方向
    に２分割された合成樹脂製チャックにおいて、先端円錘
    状径拡大部の両側面部に割り面と略垂直な平面部を設
    け、先端円錘状径拡大部が締め具から開放されて拡開し
    た状態における外接円に略内接する高さを有する突起を
    上記の平面部に設けたことを特徴とするノック式シャー
    プペンシルのチャック。
JP1276888U 1988-02-02 1988-02-02 ノツク式シヤープペンシルのチヤツク Expired - Lifetime JPH061436Y2 (ja)

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JP1276888U JPH061436Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02 ノツク式シヤープペンシルのチヤツク

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JPH01116694U JPH01116694U (ja) 1989-08-07
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JP5563344B2 (ja) * 2010-03-23 2014-07-30 ゼブラ株式会社 筆記具用軸筒の搬送構造

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JPH01116694U (ja) 1989-08-07

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