JPS6316551Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316551Y2 JPS6316551Y2 JP1985047442U JP4744285U JPS6316551Y2 JP S6316551 Y2 JPS6316551 Y2 JP S6316551Y2 JP 1985047442 U JP1985047442 U JP 1985047442U JP 4744285 U JP4744285 U JP 4744285U JP S6316551 Y2 JPS6316551 Y2 JP S6316551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixture
- cap
- tightening ring
- chuck
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は口金内に締リングを遊嵌したノツク
式シヤープペンシルに関する。
式シヤープペンシルに関する。
従来のノツク式シヤープペンシルには、第１図
に示したように、口金１と軸２を連結する連結具
３内に締リング４を遊嵌したものや、第２図に示
したように、軸１２の内段１２Ａと口金１１の係
止段１１Ａとの間に締リング１４を遊嵌してい
た。したがつて第１図に示したノツク式シヤープ
ペンシルの場合には、芯の繰出量は一定となると
いつた利点を有している反面、連結具３内に締リ
ング４を遊嵌する組立が大変面倒であり、しかも
連結具が必要となるために価格が高くなるといつ
た欠点を有していた。又、第２図に示したノツク
式シヤープペンシルの場合には、口金１１と軸１
２のねじ部がゆるみやすく、したがつて芯出量が
ばらつくとともに口金１１の先端穴１１Ｂとチヤ
ツク５の芯保持部５Ａの穴が食違い芯を折損して
しまうといつた欠点を有していた。又、口金の後
部を折り曲げて口金の係止段と折曲内鍔との間に
締リングを遊嵌したものは、折り曲げた時の折曲
内鍔の位置が規制できず、締リングの摺動距離で
ある芯繰出量がばらつくという欠点を有してい
た。
に示したように、口金１と軸２を連結する連結具
３内に締リング４を遊嵌したものや、第２図に示
したように、軸１２の内段１２Ａと口金１１の係
止段１１Ａとの間に締リング１４を遊嵌してい
た。したがつて第１図に示したノツク式シヤープ
ペンシルの場合には、芯の繰出量は一定となると
いつた利点を有している反面、連結具３内に締リ
ング４を遊嵌する組立が大変面倒であり、しかも
連結具が必要となるために価格が高くなるといつ
た欠点を有していた。又、第２図に示したノツク
式シヤープペンシルの場合には、口金１１と軸１
２のねじ部がゆるみやすく、したがつて芯出量が
ばらつくとともに口金１１の先端穴１１Ｂとチヤ
ツク５の芯保持部５Ａの穴が食違い芯を折損して
しまうといつた欠点を有していた。又、口金の後
部を折り曲げて口金の係止段と折曲内鍔との間に
締リングを遊嵌したものは、折り曲げた時の折曲
内鍔の位置が規制できず、締リングの摺動距離で
ある芯繰出量がばらつくという欠点を有してい
た。
この考案は、口金の係止段と、口金に固着され
た固定具との間に締リングを遊嵌することにより
上記した従来の欠点をすべて解消し、しかも口金
の後部を折り曲げて折曲内鍔を構成し、口金の係
止段と折曲内鍔との間に締リングを遊嵌したもの
に比べて芯繰出量のばらつきが少ないノツク式シ
ヤープペンシルを提供することを目的としたもの
である。
た固定具との間に締リングを遊嵌することにより
上記した従来の欠点をすべて解消し、しかも口金
の後部を折り曲げて折曲内鍔を構成し、口金の係
止段と折曲内鍔との間に締リングを遊嵌したもの
に比べて芯繰出量のばらつきが少ないノツク式シ
ヤープペンシルを提供することを目的としたもの
である。
この考案の構成を図面にもとづいて説明する
と、第３図に示したようにチヤツク１５の頭部１
５Ｂ外周に締リング２４を嵌合し、さらにチヤツ
ク１５に締リング２４の後方より環状の固定具６
とスプリング７を外嵌し、その後にチヤツク１５
の後部に芯タンク８を固着することにより、スプ
リング７は固定具６に芯タンク８の間に張架され
る。したがつてスプリング７の弾発力によりチヤ
ツク１５の頭部１５Ｂは締リング２４に当接さ
れ、かつ締リング２４は固定具６に当接されてチ
ヤツク１５が閉じられ芯を保持して機構部が構成
される。芯タンク８の外径８Ａは口金２１の後部
外径２１Ｄより細径に構成されている。該機構部
の締リング２４を口金２１の後部穴２１Ｃに挿入
した後、口金２１の後端を内側に折り曲げて固定
具６を挾持し、締リング２４は固定具６と口金２
１の係止段２１Ａとの間に遊嵌されて口金２１に
機構部が取り付けられる。該口金２１には芯ホル
ダー９が内蔵されている。さらに口金２１に取り
付けられた機構部品である芯タンク８をパイプ材
で構成された軸１０の前端より挿入し、口金２１
の後部を軸１０の前部に圧入してノツク式シヤー
プペンシルが構成される。この口金２１の後部を
軸１１の前部に挿入する時、口金２１の後端が内
側に折り曲げられているために、口金の後端の縁
がわずかに丸みを帯びてしかも切削バリが生じな
いので、容易に軸１１内に挿入される。しかも口
金２１の折り曲げ部は軸１１に挿入される時に内
側に縮められるように力が加えられるので折り曲
げ部による固定具６の挾持はより確実のものとな
る。
と、第３図に示したようにチヤツク１５の頭部１
５Ｂ外周に締リング２４を嵌合し、さらにチヤツ
ク１５に締リング２４の後方より環状の固定具６
とスプリング７を外嵌し、その後にチヤツク１５
の後部に芯タンク８を固着することにより、スプ
リング７は固定具６に芯タンク８の間に張架され
る。したがつてスプリング７の弾発力によりチヤ
ツク１５の頭部１５Ｂは締リング２４に当接さ
れ、かつ締リング２４は固定具６に当接されてチ
ヤツク１５が閉じられ芯を保持して機構部が構成
される。芯タンク８の外径８Ａは口金２１の後部
外径２１Ｄより細径に構成されている。該機構部
の締リング２４を口金２１の後部穴２１Ｃに挿入
した後、口金２１の後端を内側に折り曲げて固定
具６を挾持し、締リング２４は固定具６と口金２
１の係止段２１Ａとの間に遊嵌されて口金２１に
機構部が取り付けられる。該口金２１には芯ホル
ダー９が内蔵されている。さらに口金２１に取り
付けられた機構部品である芯タンク８をパイプ材
で構成された軸１０の前端より挿入し、口金２１
の後部を軸１０の前部に圧入してノツク式シヤー
プペンシルが構成される。この口金２１の後部を
軸１１の前部に挿入する時、口金２１の後端が内
側に折り曲げられているために、口金の後端の縁
がわずかに丸みを帯びてしかも切削バリが生じな
いので、容易に軸１１内に挿入される。しかも口
金２１の折り曲げ部は軸１１に挿入される時に内
側に縮められるように力が加えられるので折り曲
げ部による固定具６の挾持はより確実のものとな
る。
第４図はこの考案の他の実施態様を示したもの
で、チヤツク２５の頭部２５Ｂ外周に締リング３
４を嵌合し、さらにチヤツク２５に締リング３４
の後方より固定具１６とスプリング１７を外嵌
し、その後にチヤツク２５の後部に芯タンク１８
を固着することにより、スプリング１７は固定具
１６と芯タンク１８の間に張架され機構部が構成
される。芯タンク１８の外径１８Ａは口金３１の
後部外径３１Ｄより細径に構成されている。該機
構部の締リング３４を口金３１の後部穴３１Ｃに
挿入した後、固定具１６の前部を折り曲げて口金
３１の後端外鍔３１Ｅを挾持し、該固定具１６と
口金３１の係止段３１Ａとの間に締リング３４が
遊嵌されて口金３１に機構部が取り付けられる。
該口金３１には芯ホルダー１９が内蔵されてい
る。さらに口金３１に取付けらた機構部品である
芯タンク１８をパイプ材で構成された軸１１０の
前端より挿入し、口金３１の後部を軸１１０の前
部に圧入してノツク式シヤープペンシルが構成さ
れている。この口金１１の後部を軸１１０の前部
に挿入する時、固定具１６の折り曲げ部は軸１１
０の内面により縮められるように力が加えられる
ので、折り曲げ部による口金３１の後端外鍔３１
Ｅを挾持する力はより確実のものとなる。
で、チヤツク２５の頭部２５Ｂ外周に締リング３
４を嵌合し、さらにチヤツク２５に締リング３４
の後方より固定具１６とスプリング１７を外嵌
し、その後にチヤツク２５の後部に芯タンク１８
を固着することにより、スプリング１７は固定具
１６と芯タンク１８の間に張架され機構部が構成
される。芯タンク１８の外径１８Ａは口金３１の
後部外径３１Ｄより細径に構成されている。該機
構部の締リング３４を口金３１の後部穴３１Ｃに
挿入した後、固定具１６の前部を折り曲げて口金
３１の後端外鍔３１Ｅを挾持し、該固定具１６と
口金３１の係止段３１Ａとの間に締リング３４が
遊嵌されて口金３１に機構部が取り付けられる。
該口金３１には芯ホルダー１９が内蔵されてい
る。さらに口金３１に取付けらた機構部品である
芯タンク１８をパイプ材で構成された軸１１０の
前端より挿入し、口金３１の後部を軸１１０の前
部に圧入してノツク式シヤープペンシルが構成さ
れている。この口金１１の後部を軸１１０の前部
に挿入する時、固定具１６の折り曲げ部は軸１１
０の内面により縮められるように力が加えられる
ので、折り曲げ部による口金３１の後端外鍔３１
Ｅを挾持する力はより確実のものとなる。
以上説明したように本考案は、口金の後部ある
いは固定具の前部のどちらか一方の部材を内側に
折り曲げて他方の部材を挾持し口金に固定具を連
結するとともに、口金の後部をパイプ材からなる
軸の前部に圧入固着した点に特徴がある。
いは固定具の前部のどちらか一方の部材を内側に
折り曲げて他方の部材を挾持し口金に固定具を連
結するとともに、口金の後部をパイプ材からなる
軸の前部に圧入固着した点に特徴がある。
このことにより、軸がパイプ材で構成でき、し
かも機構部を口金に固定した後に、該口金を市場
の要望に合わせた色あるいは模様の軸に取り付け
てノツク式シヤープペンシルが組み立てられるの
で生産性及び部品の単価が安く廉価に生産できる
ものである。しかも口金を軸に挿入する時、折り
曲げ部がより内側に縮められるので口金と固定具
の連結はより確実になるとともに、折り曲げ部が
内側に向いているので軸の内側に引つ掛かる恐れ
はなく容易に口金が軸内に挿入できるいう格別の
効果を奏するものである。
かも機構部を口金に固定した後に、該口金を市場
の要望に合わせた色あるいは模様の軸に取り付け
てノツク式シヤープペンシルが組み立てられるの
で生産性及び部品の単価が安く廉価に生産できる
ものである。しかも口金を軸に挿入する時、折り
曲げ部がより内側に縮められるので口金と固定具
の連結はより確実になるとともに、折り曲げ部が
内側に向いているので軸の内側に引つ掛かる恐れ
はなく容易に口金が軸内に挿入できるいう格別の
効果を奏するものである。
第１図・第２図は従来のノツク式シヤープペン
シルを示す主要部縦断面図、第３図および第４図
はこの考案のノツク式シヤープペンシルを示す主
要部縦断面図である。 ２１・３１……口金、２１Ａ・３１Ａ……口金
２１・３１の係止段、２１Ｃ・３１Ｃ……口金２
１・３１の後部穴、２１Ｄ・３１Ｄ……口金２
１・３１の後部外径、３１Ｅ……口金３１の後端
外鍔、２４・３４……締リング、１５・２５……
チヤツク、１５Ｂ・２５Ｂ……チヤツク１５・２
５の頭部、６・１６……固定具、７・１７……ス
プリング、８・１８……芯タンク、８Ａ・１８Ａ
……芯タンク８・１８の外径、９・１９……芯ホ
ルダー、１０・１１０……軸。
シルを示す主要部縦断面図、第３図および第４図
はこの考案のノツク式シヤープペンシルを示す主
要部縦断面図である。 ２１・３１……口金、２１Ａ・３１Ａ……口金
２１・３１の係止段、２１Ｃ・３１Ｃ……口金２
１・３１の後部穴、２１Ｄ・３１Ｄ……口金２
１・３１の後部外径、３１Ｅ……口金３１の後端
外鍔、２４・３４……締リング、１５・２５……
チヤツク、１５Ｂ・２５Ｂ……チヤツク１５・２
５の頭部、６・１６……固定具、７・１７……ス
プリング、８・１８……芯タンク、８Ａ・１８Ａ
……芯タンク８・１８の外径、９・１９……芯ホ
ルダー、１０・１１０……軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ チヤツクと、チヤツクの後部に固着された芯
タンクと、チヤツクの頭部に外嵌された締リン
グと、前記芯タンクと固定具との間にスプリン
グを張架することにより、チヤツクの頭部を締
リングに当接するとともに締リングを固定具に
当接させ、該固定具を芯ホルダーを内蔵した口
金に連結することにより、口金の係止段と固定
具の間に締リングを遊嵌させたノツク式シヤー
プペンシルにおいて、口金の後部あるいは固定
具の前部のどちらか一方の部材を内側に折り曲
げて他方の部材を挾持し口金に固定具を連結す
るとともに、口金の後部をパイプ材からなる軸
の前部に圧入固着したことを特徴とするノツク
式シヤープペンシル。 ２ 口金の後端を内側に折り曲げて環状の固定具
を挾持し、口金に固定具を連結したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第１項記載のノ
ツク式シヤープペンシル。 ３ 固定具の前端を折り曲げて口金の後端外鍔を
挾持し、口金に固定具を連結したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項記載のノツ
ク式シヤープペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4744285U JPS60178183U (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | ノツク式シヤ−プペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4744285U JPS60178183U (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | ノツク式シヤ−プペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60178183U JPS60178183U (ja) | 1985-11-26 |
| JPS6316551Y2 true JPS6316551Y2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=30562775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4744285U Granted JPS60178183U (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | ノツク式シヤ−プペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60178183U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125124A (ja) * | 1972-08-16 | 1974-11-29 | ||
| JPS5532789U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-03 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP4744285U patent/JPS60178183U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125124A (ja) * | 1972-08-16 | 1974-11-29 | ||
| JPS5532789U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60178183U (ja) | 1985-11-26 |
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