JP3388427B2 - ノック式シャ−プペンシルのコネクタ−組立体及びこれを用いた組立方法 - Google Patents

ノック式シャ−プペンシルのコネクタ−組立体及びこれを用いた組立方法

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JP3388427B2 JP03730299A JP3730299A JP3388427B2 JP 3388427 B2 JP3388427 B2 JP 3388427B2 JP 03730299 A JP03730299 A JP 03730299A JP 3730299 A JP3730299 A JP 3730299A JP 3388427 B2 JP3388427 B2 JP 3388427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノック式シャ−プペ
ンシルに関し、特に詳しくは組み立てを簡単にできるよ
うにしたノック式シャ−プペンシルのコネクタ−組立体
及びこれを用いたノック式シャ−プペンシルの組立方法
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】ノック式シャ−プペンシルは、一般に、
軸筒、該軸筒に取付ける口金、芯を収納する芯タンク、
芯を保持するチャック及び該チャックを操作するチャッ
クリング、コネクタ−、上記芯タンクを軸筒の軸方向後
方に付勢するばね、上記チャックと芯タンクを連結する
チャックガイド等の部品を有している。そして、組み立
てる際は、上記チャック、チャックリング、コネクタ
−、ばね、チャックガイド等の部品を一度に揃えて組み
立てなければならなかった。このような組立作業は、一
回の組立工程で多数の部品を取り扱うことになるので、
組立ミスを生じたり、組立単価が高くなる等の原因とな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
上記のように多数の部品から構成されるノック式シャ−
プペンシルにおいて、一回の組立工程における部品数を
少なくして、少数の部品毎に組み立てられるようにした
ノック式シャ−プペンシルの組立方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、組み立
てに際して、コネクタ−とチャックガイドとばねを一回
に組み立ててコネクタ−組立体を最初に構成し、次にこ
のコネクタ−組立体にチャック、チャックリング、口金
等を順次取付けて組み立てるようにしたコネクタ−組立
体及びこれを用いたノック式シャ−プペンシルの組立方
法が提供され、上記課題が解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(A),(B)には、本発明
によるコネクタ−組立体(1)の一実施例が示されてい
る。図において、コネクタ−組立体(1)は、筒状のコ
ネクタ−(2)を有している。該コネクタ−(2)は、
小径部(3)と大径部(4)を有し、小径部(3)には
後記する口金(5)に連結するための連結部が設けら
れ、該連結部はシャ−プペンシルの構造に応じて種々に
構成される。図においては、連結部として口金(5)の
受孔(6)に係合するよう小径部(3)の外周に突設し
た口金係合突起(7)と、口金(5)の雌ねじ部(8)
にねじ着するよう小径部(3)の先端に形成した雄ねじ
部(9)を有しているが、これらの口金係合突起(7)
や雄ねじ部(9)は、口金の構造に応じていずれか一方
を選択的に設けてもよいし、図に示すものとは違った構
成にしてもよい。なお、上記口金係合突起(7)は、挿
入側の端面(10)及び円周方向の一方の端面(11)が斜面に
形成されている(図2参照)が、円周方向の他方の端面
(12)も斜面に形成することができ、斜面方向に回転する
ことにより口金から外せるようにしてある。
【0006】上記コネクタ−(2)内には、芯挿通孔(1
3)を有するチャックガイド(14)の先端部と該チャックガ
イド(14)を軸方向後方へ付勢するばね(15)が挿入されて
いる。該ばね(15)は、上記コネクタ−(2)の内部に形
成した肩部(16)と上記チャックガイド(14)に形成した肩
部(17)間に介装される。上記チャックガイド(14)は、外
方に突出するチャックガイド係合突起(18)を有し、上記
コネクタ−(2)の大径部(4)に形成した長孔(19)に
該チャックガイド係合突起(18)を係合させることにより
該チャックガイド(14)は長孔(19)の端壁(20)にチャック
ガイド係合突起(18)が当るまで軸方向後方に移動する。
【0007】上記コネクタ−(2)の大径部(4)の後
端側には、上記チャックガイド(14)のチャックガイド係
合突起(18)の挿入を案内するよう後端方向に開口する切
欠き部(21)を形成してあり、該チャックガイド係合突起
(18)の挿入側の端面(22)は、上記切欠き部(21)を通り上
記端壁(20)を越えて上記長孔(19)内に容易に嵌入するよ
う傾斜している。該チャックガイド係合突起(18)の後端
側の端面(23)は、上記端壁(20)に確実に係合するよう該
端壁に沿う平面に形成されている。該チャックガイド(1
4)は、上記コネクタ−(2)から突出する後端側に後記
する芯タンク(24)を嵌入して接続できるよう後方に延出
しており、該芯タンク(24)の内壁に係合する突起(25)と
該芯タンク(24)を位置決めするフランジ(26)が形成され
ている。
【0008】上記コネクタ−組立体(1)には、チャッ
クリング(27)を有するチャック(28)が取付けられる。図
3に示すように、上記チャック(28)には、公知のように
後端の外周に突起(29)が形成され、上記コネクタ−
(2)の前端から該チャック(28)の後端を上記チャック
ガイド(14)の先端に嵌入することにより該チャック(28)
とチャックガイド(14)を接続する。図において、チャッ
クをコネクタ−に接続した状態において、上記チャック
リング(27)のフランジ(30)は上記コネクタ−(2)の先
面に当接しているが、コネクタ−の小径部内に段部を
形成してチャックリングの後端が該段部に当って後退が
阻止されるようにしてもよい(図示略)。
【0009】上記のようにチャック(28)を取付けたコネ
クタ−組立体(1)は、口金(5)に取付けられる。図
4に示す実施例では、口金(5)は連結筒(31)を有し、
該連結筒(31)は上記コネクタ−(2)の大径部(4)よ
りも大径に形成することができるが、図においては該大
径部とほぼ同径に形成され、該連結筒(31)には上記コネ
クタ−(2)の外周に突設した上記口金係合突起(7)
が係合するよう受孔(6)を形成してあり、該受孔
(6)への上記口金係合突起(7)の係合を案内するよ
う後端方向に開口する切欠き部(32)を形成してある。な
お、口金係合突起(7)に、図2に示す如き斜面を形成
した場合、斜面方向にコネクタ−を回転させれば口金と
コネクタ−組立体を容易に分離することができ、口金内
に残った折れ芯の除去等を簡単に行うことができる。
【0010】上記口金(5)内には、上記チャックリン
グ(27)が当接する段部(33)や芯(34)を弾性的に保持する
保持部(35)が形成され、先端には芯保護パイプ(36)が設
けられている。なお、公知のように、上記保持部を別体
のゴム材料等で形成した弾性片で構成したり、芯保護パ
イプをスライダ−式に構成したり種々に構成することが
できる。
【0011】次に、上記口金(5)には、軸筒(37)が取
付けられる。該軸筒(37)の内径は、コネクタ−(2)の
大径部(4)がほぼ内接する大きさに形成されている
が、大径部(4)よりも内径を大きく形成することもで
き、口金と軸筒の連結構造は、図5に示すように口金
(5)に軸筒係合突起(38)を設けて軸筒(37)の受溝(39)
と連結したり、図6に示すように口金(5)に雄ねじ(4
0)を形成して軸筒(37)の雌ねじ(41)をねじ着するように
したり適宜にできる。
【0012】図7に示す実施例は、コネクタ−(2)に
形成した雄ねじ部(9)に口金(5)の雌ねじ部(8)
を連結する場合の実施例である。軸筒(37)にはコネクタ
−(2)の小径部(3)が嵌合する受孔(42)と該コネク
タ−(2)の先端の肩部(43)に係合するフランジ(44)を
有する。上記受孔(42)の一部には軸方向に沿って上記コ
ネクタ−(2)の口金係合突起(7)が入り込む長溝(4
5)(図8参照)が形成されており、該長溝(45)に口金係
合突起(7)を挿入することによりコネクタ−組立体
(1)と軸筒(37)を回り止めし、口金(5)を容易かつ
確実にコネクタ−組立体(1)にねじ着することができ
るようにしてある。
【0013】上記の構成により、本発明のノック式シャ
−プペンシルは、最初に図1に示すようにコネクタ−
(2)にばね(15)とチャックガイド(14)を挿入して該チ
ャックガイドを軸方向に移動可能に連結し、コネクタ−
組立体(1)を組み立てる。次に、このコネクタ−組立
体(1)にチャック(28)、チャックリング(27)を取付け
た後、口金(5)、芯タンク(24)、軸筒(37)等を取付け
ればノック式シャ−プペンシルを組み立てることができ
る。
【0014】なお、上記各部材のうち、突起等を嵌入し
て接続する部分は少くとも一方若しくは両方の部材が合
成樹脂材料で作られ、容易に突起を嵌入できるようにし
てある。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、口金に
連結するための連結部を有し筒状に形成されたコネクタ
−を具備し、該コネクタ−にチャックガイド係合突起
有するチャックガイドと該チャックガイドを軸方向の後
方に付勢するばねを挿入し、該チャックガイド係合突起
をコネクタ−に形成した長孔に嵌入し、該チャックガイ
を軸方向に移動可能にコネクタ−に連結してコネクタ
−組立体を構成するようにしたので、コネクタ−とばね
とチャックガイドを前組立することができ、その後にチ
ャック、チャックリング等を取付ければよいから、少数
の部品に分けて組み立てが可能になり、自動化すること
によって組立効率を大幅に向上させることができ、組立
ミスや組立費を低減させ、経済的にノック式シャ−プペ
ンシルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ−組立体の一実施例を示し、
(A)は側面図、(B)は断面図。
【図2】図1(B)のA−A線断面図。
【図3】コネクタ−組立体にチャック及びチャックリン
グを取付ける状態を示す説明図。
【図4】コネクタ−組立体に口金を取付けた状態を示
し、(A)は側面図、(B)は断面図。
【図5】軸筒を取付けた状態の一実施例を示す断面図。
【図6】軸筒を取付けた状態の他の実施例を示す断面
図。
【図7】軸筒を取付けた状態の他の実施例を示す断面
図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 コネクタ−組立体 2 コネクタ− 5 口金 6 受孔 7 口金係合突起 14 チャックガイド 15 ばね 18 チャックガイド係合突起 19 長孔 24 芯タンク 27 チャックリング 28 チャック 37 軸筒

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ−内に挿入したチャックガイド
    の先端にチャックを接続し該チャックガイドの後端に芯
    タンクを接続するようにしたノック式シャ−プペンシル
    において、該コネクタ−に口金に連結するための連結部
    を形成し、該コネクタ−に外方に突出するチャックガイ
    ド係合突起を有するチャックガイドと該チャックガイド
    を軸方向後方へ付勢するばねを挿入し、該チャックガイ
    係合突起をコネクタ−に形成した長孔に嵌入し、該チ
    ャックガイドを軸方向に移動可能にコネクタ−に連結し
    たことを特徴とするノック式シャ−プペンシルのコネク
    タ−組立体。
  2. 【請求項2】 上記連結部は、口金に形成した受孔に係
    合するようコネクタ−の外周に突設した口金係合突起で
    ある請求項1に記載のノック式シャ−プペンシルのコネ
    クタ−組立体。
  3. 【請求項3】 上記口金係合突起の周方向の端面は、斜
    面に形成されている請求項2に記載のノック式シャ−プ
    ペンシルのコネクタ−組立体。
  4. 【請求項4】 上記連結部は、口金にねじ着するようコ
    ネクタ−の先端に形成したねじ部である請求項1に記載
    のノック式シャ−プペンシルのコネクタ−組立体。
  5. 【請求項5】 上記コネクタ−は、連結部として外周に
    突設した口金係合突起及び先端に形成したねじ部を有す
    る請求項1に記載のノック式シャ−プペンシルのコネク
    タ−組立体。
  6. 【請求項6】 上記コネクタ−の後端側には上記チャッ
    クガイドに設けたチャックガイド係合突起を上記コネク
    タ−の長孔に案内するための切欠き部が形成されている
    請求項1に記載のノック式シャ−プペンシルのコネクタ
    −組立体。
  7. 【請求項7】 筒状のコネクタ−の後端からチャックガ
    イド係合突起を有するチャックガイドと該チャックガイ
    ドを軸方向後方へ付勢するばねを挿入し、該チャックガ
    イド係合突起をコネクタ−に形成した長孔に嵌入し、該
    チャックガイドをコネクタ−の軸方向に移動可能に連結
    してコネクタ−組立体を形成し、該コネクタ−組立体を
    組立て後上記コネクタ−の前端からチャックリングを有
    するチャックを挿入して該チャックの後端を上記チャッ
    クリングの先端に接続し、上記チャックを取付けた上記
    コネクタ−組立体を口金内に挿入して該口金とコネクタ
    −組立体を連結し、上記チャックガイドに芯タンクを接
    続し該芯タンクを軸筒に挿入して該軸筒と上記口金を連
    結するようにしたノック式シャ−プペンシルの組立方
    法。
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