JP2001327806A - 浄水用凝集剤自動注入装置 - Google Patents

浄水用凝集剤自動注入装置

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JP2001327806A
JP2001327806A JP2000148824A JP2000148824A JP2001327806A JP 2001327806 A JP2001327806 A JP 2001327806A JP 2000148824 A JP2000148824 A JP 2000148824A JP 2000148824 A JP2000148824 A JP 2000148824A JP 2001327806 A JP2001327806 A JP 2001327806A
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季之 佐藤
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攻 片多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄水処理すべき流入原水の性状が変動して
も、その変動に応じた最適の凝集剤注入率となるように
薬注ポンプを自動制御することができるようにする。 【解決手段】 流入原水に凝集剤を注入する薬注ポンプ
と、凝集剤注入前の流入原水の導電率を測定する導電率
測定手段と、前記薬注ポンプによる凝集剤注入後の凝集
剤混和水の流動電流値を測定する電流測定手段と、前記
導電率測定手段および前記電流測定手段からそれぞれの
測定値信号を入力し、その測定値信号に基づいて前記流
入原水の性状変動に応じた凝集剤注入量となるように薬
注ポンプの駆動を制御するポンプ制御手段とを備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば浄水場や
下水処理の三次処理で使用する浄水用凝集剤自動注入装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浄水用凝集剤自動注入装置とし
て、浄水処理すべき原水に凝集剤を注入する薬注ポンプ
と、この薬注ポンプによる凝集剤注入後の混和水に含ま
れた懸濁物質のコロイド表面電荷を流動電流として測定
する流動電流計と、前記原水に対する凝集剤最適注入時
の流動電流値が管理目標のセットポイントとして予め設
定され、前記流動電流計から流動電流測定値信号を入力
することで、その流動電流測定値が前記セットポイント
の流動電流値となるように前記薬注ポンプの駆動を制御
するためのポンプ制御信号を出力するPID調節計とを
備えたものは既に知られている。
【0003】すなわち、前記PID調節計は、これに予
め設定された流動電流値(セットポイント)と、前記流
動電流計から入力した流動電流測定値との偏差電流値に
基づいて前記薬注ポンプの駆動を制御することで、該薬
注ポンプからの凝集剤注入量が管理目標値となるように
フィードバック制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の浄水用凝集剤自
動注入装置は以上にように構成されているので、流動電
流計によって凝集剤混和水の流動電流値を測定し、その
測定値信号をPID調節計に入力させることにより、い
わゆる流動電流だけで薬注ポンプによる凝集剤注入量が
管理目標値となるようにフィードバック制御しているた
め、次のような幾多の課題があった。 PID調節計に予め設定する凝集剤最適注入時の流動
電流値(セットポイント)は、例えば晴天時の流入原水
の水質が安定している時の流動電流値であって、それを
人為的に設定しているため、凝集剤注入量の過不足の判
定が曖昧になる。すなわち、晴天時と降雨時または地下
水混入時とでは流入原水の性状が変動するが、その変動
時においても前記セットポイントの流動電流値は一定と
するため、流入原水の流動電流測定値だけで凝集剤注入
量を制御したのでは、流入原水の性状の変動に応じた凝
集剤注入量となるように薬注ポンプを自動制御すること
ができなかった。 流入原水の流動電流だけによる凝集剤注入量の自動制
御は、流入原水の性状が安定している場所でしか達成で
きなかった。 特に降雨時や地下水混入時の河川等からの流入原水は
性状が急激に変動するため、その変動を見込んだ凝集剤
注入量の自動制御を行う場合には、浄水処理上の安全の
ために凝集剤注入量を経験的に多くする傾向にあり、こ
れによって、凝集剤が過剰注入される結果となるため、
次のような弊害を起こす。 ・処理水へのAl+3イオンが増大して人体の健康上で
好ましくない。 ・凝集剤の過剰注入により処理コストがアップする。 ・余剰汚泥が増量する。 ・浄水処理工程の後段のろ過池でのろ過時継続時間が短
縮される。 ・逆洗水量の増大と逆洗時のクリプトスポリジウムな
ど、原虫の漏洩機会が増大する。 ・流動電流値は相対値であるため、過去のデータは参考
としかならず、凝集剤注入量の自動制御上で信頼性が劣
る。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、流入原水の性状が変動しても、そ
の変動に応じた最適の凝集剤注入量となるように薬注ポ
ンプを自動制御することができ、浄水処理の信頼性を向
上させることができる浄水用凝集剤自動注入装置を得る
ことを目的とする。
【0006】また、この発明は、凝集剤最適注入時の流
動電流値を管理目標のセットポイントとして予め設定
し、そのセットポイントを流入原水の性状の変動に応じ
て自動的に補正することができ、凝集剤の過剰注入を防
止することができると共に、浄水処理ランニングコスト
の低減、余剰汚泥の大量発生防止等を図ることができる
浄水用凝集剤自動注入装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る浄水用凝
集剤自動注入装置は、浄水処理すべき原水に凝集剤を自
動注入する浄水用凝集剤自動注入装置において、流入原
水に凝集剤を注入する薬注ポンプと、凝集剤注入前の流
入原水の導電率を測定する導電率測定手段と、前記薬注
ポンプによる凝集剤注入後の凝集剤混和水の流動電流値
を測定する電流測定手段と、前記導電率測定手段および
前記電流測定手段からそれぞれの測定値信号を入力し、
その測定値信号に基づいて前記流入原水の性状変動に応
じた凝集剤注入量となるように薬注ポンプの駆動を制御
するポンプ制御手段とを備えたものである。
【0008】この発明に係る浄水用凝集剤自動注入装置
のポンプ制御手段は、定常状態時の流入原水の導電率σ
o および流動電流値Io が、その定常状態時の流入原水
に対する凝集剤最適注入時のセットポイントとして設定
され、前記流動電流値Io の変動に伴って変化する前記
セットポイントの導電率σo を補正することによる補正
セットポイントIsを、前記電流測定手段および前記導
電率測定手段からの入力信号に基づいて算出し、前記電
流測定手段からの入力信号による流動電流測定値iが前
記補正セットポイントIsとなるように薬注ポンプの駆
動を制御するものである。
【0009】この発明に係る浄水用凝集剤自動注入装置
のポンプ駆動手段は、流入原水に対する凝集剤の最適注
入時の導電率σo がσo =安定であるか否かを判断し、
σo=安定の時には、流動電流測定手段からの入力信号
による流動電流測定値iと凝集剤最適注入時の流入原水
の流動電流値Io とを比較し、i≦Ioの時には、流入
原水に対する凝集剤の注入量を増やし、そうでない時に
は凝集剤の注入量を減らしてiがIsとなるように薬注
ポンプの駆動を制御するものである。
【0010】この発明に係る浄水用凝集剤自動注入装置
のポンプ制御手段は、σo=安定でない時には、In=
Io ×σo/σn を算出した後、ΔI=Io −Inを算出
し、次いでi≦Io +ΔI=Is であるか否かを判定
し、i≦Io +ΔI=Is の時には凝集剤注入量の増量
値を算出し、そうでない時にはiがIsになるように凝
集剤注入量の減量値を算出し、前記凝集剤注入量の増量
値および減量値に基づいた濁度制御信号または流動電流
制御信号を薬注ポンプに出力するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態
1による浄水用凝集剤自動注入装置を示す概略的なブロ
ック図であり、同図において、1は浄化処理すべき流入
原水を受け入れる着水井、2は着水井1から次の急速撹
拌池3に向って移流する原水に凝集剤を注入する薬注ポ
ンプであり、前記急速撹拌池3は、前記薬注ポンプ2に
よる凝集剤注入後の混和水を受け入れて急速撹拌するも
のである。4は前記急速撹拌池3から撹拌処理後の凝集
剤混和水を受け入れてフロックを形成するフロック形成
池、5はそのフロック形成池4から混和水を導入して固
液分離を行う凝集沈殿池、6はその凝集沈殿池5から上
澄水を導入して急速ろ過処理を行う急速ろ過池、7はそ
の急速ろ過池6からの処理水を導入する配水池である。
【0012】10は前記着水井1に流入した凝集剤注入
前の原水の導電率を測定する電気電導率計(導電率測定
手段)、11は前記急速撹拌池3で撹拌された凝集剤混
和水の流動電流値を測定する流動電流計(電流測定手
段)、12は前記電気電導率計10および前記流動電流
計11からの測定値信号を入力し、該入力信号に基づい
てポンプ制御(凝集剤注入制御)信号を出力するPID
調節計(ポンプ制御手段)であり、このPID調節計1
2の詳細な機能については後述する。13は前記凝集沈
殿池5で凝集沈殿処理された分離水(上澄水(a)また
は中間澄水(b))の濁度を測定するモニタ用の濁度計
(濁度測定手段)である。
【0013】次に動作について説明する。着水井1に流
入した原水は、急速撹拌池3に向かう途中で薬注ポンプ
2から凝集剤が注入され、その凝集剤混和水は、急速撹
拌池3→フロック形成池4→凝集沈殿池5→急速ろ過池
6を順次通ることで、浄水処理されて配水池7に至る。
【0014】このような浄水処理プロセスにおいて、着
水井1に流入する原水の性状は、例えば晴天時と降雨時
とでは大きく変動するが、その変動が生じた場合でも、
薬注ポンプ2による凝集剤注入量が最適となるように制
御する必要がある。その制御のために、着水井1に流入
した凝集剤注入前の原水の導電率が電気電導率計10に
よって測定(24時間連続測定)され、その測定値信号
がPID調節計11に出力される。また、薬注ポンプ2
で凝集剤が注入され、急速撹拌池3で流入原水と凝集剤
が充分に撹拌混合された後のマイクロフロック状態の混
和水の流動電流が流動電流計11によって測定され、そ
の測定値信号がPID調節計12に出力される。
【0015】従って、PID調節計12は、電気電導率
10から凝集剤注入前の導電率測定値信号を、かつ、流
動電流計11から凝集剤注入後の混和水の流動電流測定
値信号をそれぞれ入力するが、そのPID調節計12に
は、流入原水に対する凝集剤最適注入時の流動電流値が
セットポイントとして予め設定されており、前記流動電
流計11から入力した流動電流測定値が前記セットポイ
ントの流動電流値となるように薬注ポンプ2の駆動を制
御する。
【0016】ここで、流入原水に対する凝集剤の注入率
が最適となっている時、凝集剤注入前の原水の導電率σ
oと凝集剤注入後の混和水の流動電流値Ioとは、σoIo
=一定となる関係が成立している。例えば、晴天時の導
電率σo と流動電流値Io は安定するので、その時の導
電率σo と一定の関係になる流動電流値Ioを管理目標
のセットポイントとしてPID調節計12に設定する。
【0017】次に、凝集剤混和水の流動電流について述
べる。一般に、原水中の懸濁物質には粘度やフミン質な
どのコロイド粒子が含まれており、このコロイド粒子
は、表面がマイナスに帯電して相互に反発し合い、沈殿
し難い状態にある。そこで、プラスの電荷を持つ凝集剤
を原水に注入することで、荷電を中和して反発力を減
じ、また、撹拌することで、コロイド粒子を衝突させ、
フロック化させるが、凝集の良否が、後段の沈殿・ろ過
処理の効率および処理水質に大きく影響する。凝集の良
否は、マイナス帯電の懸濁物質とプラス帯電の凝集剤の
電荷に割合に依存する。この割合は直接測定できない
が、コロイド粒子に運動を加えた時に発生する流動電流
に相関することが確認されている。
【0018】ここで、前記コロイド粒子に運動を加えた
時に発生する流動電流について、さらに詳しく述べる
と、毛細管中にサンプリング水に入れて圧力を加え、そ
のサンプリング水を毛細管中で押し流すと、サンプリン
グ水の滑り面が生じ、コロイド表面のイオンがサンプリ
ング水の流れ方向に移動する。そのイオンの移動で流れ
る電流を流動電流という。この流動電流は式(1)で求
めることができる。 I=−Kεζ ・・・(1) ここで、I:流動電流、K:センサ係数、ε:水の比誘
電率、ζ:ゼータ電位である。また、この時の流動電位
は式(2)で求めることができる。 E=κPζ ・・・(2) ここで、E:流動電位、κ:物理係数、P:圧力差であ
る。
【0019】前記式(1)および式(2)から、流動電
流Iと流動電位Eはいずれも電気2重層の滑り面電位、
すなわちゼータ電位ζに比例することが分かる。そのゼ
ータ電位ζは、−イオンと+イオンの電位差を表し、処
理水に含まれるコロイド状の懸濁物質は、静電気的に−
イオンで帯電されている。一方、原水に投入する凝集剤
は+イオンを持っているので、その凝集剤を原水に投入
すれば電気的中和反応が起きる。これにより、流動電流
Iは、−表示からやがて+表示になる。従って、ゼータ
電位ζを測定する代わりに、流動電流Iを測定すること
で、原水に注入された凝集剤が適量であるか否かを判断
することができる。
【0020】そこで、流入原水(サンプリング水)のp
Hおよび水温を一定に保ち、Kclを蒸留水に溶解さ
せ、流動電流値と導電率を測定したところ、式(3)を
得た。 Iσ=−Ko ・・・(3) ここで、σo:導電率、Ko :正の定数である。式
(3)による流動電流値Iと導電率σの相関関係を図2
に示す。なお、図2の説明については後述する。
【0021】また、流入原水(サンプリング水)のpH
および水温が一定の時、カリオンで濁度を10〜100
0度まで変化させ、PAC(凝集剤の一種でポリ塩化ア
ルミニウム)を注入しながら処理水濁度がいずれも2度
になるようにPAC注入量を制御し、そのPACの最適
注入時の流動電流Iとゼータ電位ζを測定したところ、
式(4)および式(5)を得ることができた。 I=Io (一定) ・・・(4) ζ=ζo (一定) ・・・(5) 式(4)と式(5)は、図1中の凝集剤沈殿池6で懸濁
物質を沈殿分離させた後の上澄水の濁度が目標とする濁
度(例えば1度)以下で一定の時に成立するものであ
る。
【0022】いま、図2に示すように、晴天時のSC値
(管理目標のセットポイントとする流動電流値)Ioが
Io =−2、晴天時の導電率σoがσo =150μs/
cmであって、降雨時の導電率σn が100μs/cm
に下がったとする。その時の補正セットポイントIsを
計算するために、まず、式(3)よりIn(補正すべき
電流値)を式(6)で求めることができる。 In=Io ×σo /σn ・・・(6) ∴In=−2×150/100=−3
【0023】式(6)でInを求めることで、薬注ポン
プ2の駆動力ΔIを式(7)で定義することができる。 ΔI=Io −In ・・・(7) ∴ΔI=−2+3=1
【0024】また、前記補正セットポイントIsは式
(8)で定義できる。 Is=Io +ΔI=Io +Io−In=2Io −In ∴Is=−2×2+3=−1 ・・・(8)
【0025】ここで、前記SC値は、通常、−で表示さ
れるため式(7)のように、ポンプ駆動力ΔIがプラス
(+)かマイナス(−)かを判断することは特に重要で
ある。そこで、流動電流値Iと導電率σとのセットポイ
ントの相関関係を図3に示しす。図3において、Io :
晴天時のSC値(セットポイント)、In:計算途中の
のSC値、σo :晴天時の導電率、σn:σo 以外の導
電率、ΔI:ポンプ駆動力とすることで、補正セットポ
イントIsは、上述のように、式(8)で求めることが
できる。いま、図3において、降雨時のSC値を晴天時
のSC値と同じに保つと、降雨時の流入原水は雨水で希
釈されていることから、流入原水の流動電流だけで、凝
集剤の注入量を制御したのでは、凝集剤の注入量不足
(薬注不足)が生じる結果となり、このことは実際のプ
ラントで確認されている。
【0026】そこで、この発明の実施の形態1では、P
ID調節計12が、電気電導率10から入力する導電率
測定値および流動電流計11から入力する流動電流値に
基づいて、流入原水に対する凝集剤注入量が最適量とな
るように薬注ポンプ2を自動制御するものである。
【0027】次に前記薬注ポンプ2の自動制御動作を図
4のフローチャートによって説明する。まず、ステップ
ST1では、浄水処理すべき原水を着水井1に取り込む
ための原水取り込み用ポンプ(図示せず)および薬注ポ
ンプ2の運転信号をPID調節計12が入力しているか
否かを判断し、前記運転信号の入力時にはステップST
2に進む。ステップST2では、晴天時(凝集剤最適注
入時)の流動電流値Ioと一定の関係にある導電率σo
がσo =安定であるか否かを判断し、その安定時にはス
テップST3に進む。
【0028】前記ステップST3では、PID調節計1
2が流動電流計11から入力した流動電流測定値iと、
PID調節計12に設定されたセットポイントの流動電
流値Io とを比較し、i≦Io であるか否かを判断し、
i≦Io である時にはステップST4に進み、i≦Io
でない時にはステップST8に進む。
【0029】前記ステップST4では、流入原水に対す
る凝集剤注入量を増やすようにPID調節計12がポン
プ制御指令信号を薬注ポンプ2に出力することで、凝集
剤注入量が流入原水の性状に応じた最適量となるように
前記薬注ポンプ12の駆動を制御する。一方、前記ステ
ップST8では、流入原水に対する凝集剤注入量を減ら
すようにPID調節計12がポンプ制御指令信号を薬注
ポンプ12に出力することで、凝集剤注入量が流入原水
の性状に応じた最適量となるように前記薬注ポンプ12
の駆動を制御する。
【0030】一方、前記ステップST2での判断結果が
σo =安定でない時には、ステップST5に進む。この
ステップST5では、前記式(6)による演算、すなわ
ち、In=Io ×σo /σnの演算を行った後にステッ
プST6に進む。このステップST6では、前記ステッ
プST5で求めたInをIo から減算、すなわち前記式
(7)でポンプ駆動力ΔIを求めた後、ステップST7
に進む。このステップST7では、前記式(8)で求め
たIsがi≦Io +ΔI=Isであるか否かの判断を行
い、その判断の結果、i≦Io +ΔI=Isの時は前記
ステップST4に進んで凝集剤注入量を増やすべく薬注
ポンプ2の駆動を制御し、i≦Io +ΔI=Isでない
時には、前記ステップST8に進んで凝集剤注入量を減
らすべく薬注ポンプ2の駆動を制御する。
【0031】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、流入原水に対する凝集剤の最適注入時における
凝集剤注入前の導電率および凝集剤注入後の流動電流値
を、管理目標のセットポイントとしてPID調節計12
に予め設定しておき、電気電導率計10で測定された導
電率測定値と、流動電流計11で測定された流動電流測
定値を前記PID調節計12に入力させることで、前記
導電率測定値および前記流動電流計測定値が前記セット
ポイントの導電率および流動電流値となるように薬注ポ
ンプ2の駆動を制御する構成としたので、流入原水に対
する凝集剤注入量を重の性状に応じた最適注入量となる
ように自動制御することができ、凝集剤の注入不足や過
剰注入を防止でき、浄水処理のランニングコストの低減
および浄水処理効率の向上を図ることができ、信頼性が
向上するという効果がある。
【0032】また、この実施の形態1によれば、定常状
態にある流入原水の安定した導電率σoおよび流動電流
値Io を、流入原水に対する凝集剤最適注入時のセット
ポイントとしてPID調節計12に設定し、電気電導率
計10で測定した導電率測定値σnおよび流動電流計1
1で測定した流動電流測定値Inを前記PID調節計1
2が入力することで、流入原水の性状が例えば降雨や地
下水の混入によって大きく変動した際に、その変動に応
じた最適の凝集剤注入量となるように前記セットポイン
トの補正、すなわち補正セットポイントIsを原水性状
変動時の前記導電率測定値σnおよび前記流動電流測定
値Inに基づいて自動的に算出し、原水性状変動時の前
記導電率測定値σnおよび前記流動電流測定値Inが前
記補正セットポイントIsの導電率σoおよび流動電流
値Io となるように凝集剤注入量を自動制御すべく薬注
ポンプ2の駆動を制御するように構成したので、流入原
水の性状が大きく変動した場合でも、その変動に応じた
最適の凝集剤注入量となるように、その凝集剤注入量を
自動制御することができるという効果がある。
【0033】さらに、上記実施の形態1によれば、PI
D調節計12は、流入原水に対する凝集剤の最適注入時
の導電率σo がσo =安定であるか否かを判断し、σo
=安定の時には、流動電流測定手段からの入力信号によ
る流動電流測定値iと凝集剤最適注入時の流入原水の流
動電流値Io とを比較し、i≦Io の時には、流入原水
に対する凝集剤の注入量を増やし、そうでない時には凝
集剤の注入量を減らしてiがIsとなるように薬注ポン
プの駆動を制御するように構成したので、流入原水の性
状が変動した場合でも、その変動に応じて流入原水に対
する凝集剤注入量を増やしたり減らしたりして、流入原
水の性状変動時の凝集剤注入量が最適量となるように自
動制御することができるという効果がある。
【0034】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による浄水用凝集剤自動注入装置を示す概略的なブ
ロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。図5において、8は原水の流入量
を測定し該測定値信号をPID調節計12に出力する流
量計、9は凝集剤注入前の流入原水の濁度を測定し該測
定値信号PID調節計12に出力する濁度計である。
【0035】すなわち、この実施の形態2では、前記流
量計8と前記濁度計9および前記実施の形態1の場合と
同じ電気電導率10、流動電流計11のそれぞれから測
定値信号をPID調節計12が入力することで、そのP
ID調節計12は、前記流量計8から入力する原水流入
量測定値および前記濁度計9から入力する濁度測定値に
基づく濁度制御と、前記実施の形態1の場合と同じく前
記電気電導率計10から入力する導電率測定値および前
記流動電流計11から入力する流動電流測定値に基づく
流動電流の制御とを同時に行うもので、その制御によっ
て、流入原水に対する凝集剤注入量が最適となるように
薬注ポンプ2を自動制御するように構成したものであ
る。
【0036】前記薬注ポンプ2の自動制御動作を図6に
示すフローチャートによって説明する。まず、ステップ
ST1では、前記実施の形態1の場合と同様に、原水取
り込み用ポンプ(図示せず)および薬注ポンプ2の運転
信号をPID調節計12が入力しているか否かを判断
し、前記運転信号の入力時にはステップST2に進む。
【0037】ステップST2では、PID調節計12が
流量計8から原水流入量測定値を、かつ濁度計9から濁
度測定値をそれぞれ入力することで、その原水流入量測
定値および濁度測定値に基づいて、原水の流入量×濁度
係数=A(濁度制御による凝集剤注入量)を算出した
後、ステップST3に進む。
【0038】ステップST3では、前記実施の形態1に
よる図4のステップST2と同様に、σo =安定である
か否かを判断し、σo =安定の時にはステップST4に
進んでi≦Io であるか否かを判断し、i≦Io の時に
はステップST5に進み、i≦Io でない時にはステッ
プST12に進む。
【0039】前記ステップST5では、PID調節計1
2が流動電流計11から入力する流動電流測定値に基づ
いて流動電流制御で増量すべき凝集剤注入量Bを求め、
また、前記ステップST12では、PID調節計12が
流動電流計11から入力する流動電流測定値に基づいて
流動電流制御で減量すべき凝集剤注入量Bの減量値を求
めた後、前記ステップST5および前記ステップST1
2からステップST6にそれぞれ進む。このステップS
T6では、0.8(SC制御による凝集剤注入量Bの推
定値)×A≦Bであるか否かを判断し、0.8×A≦B
の時にはステップST8に進んでB≦1.2(濁度制御
による凝集剤注入量Aの推定値)×Aであるか否かを判
断し、B≦1.2×Aの時にはSC制御による凝集剤注
入量Bの制御信号を薬注ポンプ2に出力し、また、前記
ステップST6での判断結果が0.8×A≦Bでない時
および前記ステップST8での判断結果がB≦1.2×
Aでない時にはステップST13に進んで濁度制御によ
る凝集剤注入量Aの制御信号を薬注ポンプ2に出力する
ことで、流入原水に対する凝集剤注入量が流入原水の性
状に応じて最適注入量となるように、前記薬注ポンプ2
を自動制御する。
【0040】また、前記ステップST3での判断結果が
σo =安定でない時には、ステップST9に進んでセッ
トポイントを補正すべき計算途上のSC値Inを算出し
た後に、ステップST10に進んでポンプ駆動手段ΔI
を求め、次いでステップST11でi≦Io +ΔI=I
sであるか否かの判断を行い、その判断の結果、i≦I
o +ΔI=Isの時は前記ステップST5に進み、i≦
Io +ΔI=Isでない時には、前記ステップST12
に進むことで、前記ステップST6から前記ステップS
T8または前記ステップST6およびステップST7か
らステップST13を経ることで、流入原水に対する凝
集剤注入量が流入原水の性状に応じて最適注入量となる
ように、前記薬注ポンプ2を自動制御する。
【0041】実施例.図7は図5中の流量計8と濁度計
9および電気電導率計10と流動電流計12を用いて原
水濁度(度)、PAC注入率(mg/l)、流動電流値
(−)、図5中の着水井1に流入した着水流量(m3/
h)、電気伝導率(導電率μs/cm)、横流式沈殿池
出口での濁度(度)を測定した結果を示す表図である。
図7中の濁度は、晴天時の濁度が3〜5度の状態から降
雨があり、その降雨によって濁度が40度近くまで上昇
した時の測定例である。PAC注入率は20ppmから
45ppmまで上昇させところ、沈殿池出口での濁度が
徐々に上昇したため、その濁度を管理目標の1度以下に
保持できなかった。この時の流動電流値は、ほぼ水平と
なって殆ど変化しないが、電気伝導率は大きく変化して
いることが図7によって明らかである。ここで、降雨前
2日間の流動電流値と電気伝導率(導電率)の平均値を
それぞれIo σo としたとき、式(9)によって、Io
=−3.4、σo =164μs/cmの時に図8中に示
す斜線部分が薬注不足となった。 In=Ioσo/σn ・・・(9)
【0042】図8は実測SC値と電気伝導率による補正
後のSC値との相関関係を示す表図であり、図8から明
らかなように、降雨時の流動電流のセットポイントは、
晴天時と流動電流値と一致しないことを実証できる。
【0043】そこで、この実施の形態2では、図7中に
示すように電気伝導率が降雨等によって変動しても、図
7中の流動電流曲線がほぼ水平となるように、その導電
率を補正する。よって、図8中の斜線部分の薬注不足が
生じないように、薬注ポンプ2の自動制御を行えばよ
い。
【0044】以上説明した実施の形態2によれば、流動
電流制御と濁度制御とを組み合わせ、その流動電流制御
と濁度制御のいずれかを自動的に選択して薬注ポンプの
自動制御を行うように構成したので、流入原水の性状が
変動しても、その流入原水に対する凝集剤の注入精度が
さらに増すという効果がある。すなわち、濁度制御の場
合は、流入原水のpHおよび水温に関係なく、流入原水
の濁度と流入水量とで凝集剤注入量が決定されるのに対
し、流動電流制御の場合は、着水井、凝集剤混和池での
滞留時間が影響し、さらに、流入原水のpH変化がSC
値やPAC注入率の振幅を増幅させるので、例えば、各
々の制御に目標値の50%の責任を持たせることで、信
頼性が高く、かつ、より実用的な凝集剤注入量の制御を
行うことができるという効果がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、凝集沈殿反応で常時最適な凝集剤注入率を決定する
ので、流入原水に対する凝集剤の注入不足や過剰注入を
防止することができるという効果がある。
【0046】この発明によれば、特に降雨や地下水混入
で流入原水の性状が変動した場合でも、その変動時の凝
集剤注入率を原水性状の変動に応じた最適な凝集剤注入
率に自動的に補正変更することが可能になるという効果
がある。
【0047】この発明によれば、流動電流制御と濁度制
御とを組み合わせ、その流動電流制御と濁度制御のいず
れかを自動的に選択して薬注ポンプを自動制御するよう
に構成したので、流入原水の性状が変動しても、その流
入原水に対する凝集剤の注入精度がさらに増すという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による浄水用凝集剤自
動注入装置を示す概略的なブロック図である。
【図2】流動電流値Iと導電率σの相関関係を特性図で
ある。
【図3】流動電流値Iと導電率σとのセットポイントの
相関関係を示す特性図である。
【図4】図1中の薬注ポンプの自動制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
【図5】この発明の実施の形態2による浄水用凝集剤自
動注入装置を示す概略的なブロック図である。
【図6】図5中の薬注ポンプの自動制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
【図7】流入原水の濁度や流動電流値およびPAC注入
率など実測した結果を示す表図である。
【図8】実測SC値と電気伝導率による補正後のSC値
との相関関係を示す表図である。
【符号の説明】
1 着水井 2 薬注ポンプ 3 急速撹拌池 4 フロック形成池 5 凝集沈殿池 7 配水池 8 流量計 9 濁度計 10 電気電導率計 11 流動電流計 12 PID調節計 13 濁度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 季之 東京都港区芝浦三丁目6番18号 株式会社 西原環境衛生研究所内 (72)発明者 片多 攻 東京都港区芝浦三丁目16番1号 株式会社 西原ウォーターテック内 Fターム(参考) 2G060 AA05 AE17 AF08 EA06 FB07 HC10 4D062 BA21 BB05 CA14 EA03 EA32 FA02 FA15 5H309 AA07 BB08 CC07 DD13 DD37 EE04 FF17 GG04 GG06 HH01 HH02 JJ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄水処理すべき原水に凝集剤を自動注入
    する浄水用凝集剤自動注入装置において、流入原水に凝
    集剤を注入する薬注ポンプと、凝集剤注入前の流入原水
    の導電率を測定する導電率測定手段と、前記薬注ポンプ
    による凝集剤注入後の凝集剤混和水の流動電流値を測定
    する電流測定手段と、前記導電率測定手段および前記電
    流測定手段からそれぞれの測定値信号を入力し、その測
    定値信号に基づいて前記流入原水の性状変動に応じた凝
    集剤注入量となるように薬注ポンプの駆動を制御するポ
    ンプ制御手段とを備えたことを特徴とする浄水用凝集剤
    自動注入装置。
  2. 【請求項2】 ポンプ制御手段は、定常状態時の流入原
    水の導電率σo および流動電流値Io が、その定常状態
    時の流入原水に対する凝集剤最適注入時のセットポイン
    トとして設定され、前記流動電流値Io の変動に伴って
    変化する前記セットポイントの導電率σo を補正するこ
    とによる補正セットポイントIsを、前記電流測定手段
    および前記導電率測定手段からの入力信号に基づいて算
    出し、前記電流測定手段からの入力信号による流動電流
    測定値iが前記補正セットポイントIsとなるように薬
    注ポンプの駆動を制御することを特徴とする請求項1記
    載の浄水用凝集剤自動注入装置。
  3. 【請求項3】 ポンプ制御手段は、流入原水に対する凝
    集剤の最適注入時の導電率σo がσo =安定であるか否
    かを判断し、σo =安定の時には、流動電流測定手段か
    らの入力信号による流動電流測定値iと凝集剤最適注入
    時の流入原水の流動電流値Io とを比較し、i≦Ioの
    時には、流入原水に対する凝集剤の注入量を増やし、そ
    うでない時には凝集剤の注入量を減らしてiがIsとな
    るように薬注ポンプの駆動を制御するようになっている
    ことを特徴とする請求項2記載の浄水用凝集剤自動注入
    装置。
  4. 【請求項4】 ポンプ制御手段は、σo=安定でない時
    には、In=Io ×σo/σn を算出した後、ΔI=Io
    −Inを算出し、次いでi≦Io +ΔI=Is であるか
    否かを判定し、i≦Io +ΔI=Is の時には凝集剤注
    入量の増量値を算出し、そうでない時にはiがIsにな
    るように凝集剤注入量の減量値を算出し、前記凝集剤注
    入量の増量値および減量値に基づいた濁度制御信号また
    は流動電流制御信号を薬注ポンプに出力するようになっ
    ていることを特徴とする請求項2記載の浄水用凝集剤自
    動注入装置。
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