JP2001326804A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置及び画像処理システム

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JP2001326804A
JP2001326804A JP2000143688A JP2000143688A JP2001326804A JP 2001326804 A JP2001326804 A JP 2001326804A JP 2000143688 A JP2000143688 A JP 2000143688A JP 2000143688 A JP2000143688 A JP 2000143688A JP 2001326804 A JP2001326804 A JP 2001326804A
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JP2000143688A
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Hitoshi Tanaka
仁 田中
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読み取った画像を文字認識によって文字データ
を抽出し、この文字データによって検索した注釈や付加
情報を、その情報量が多い場合でも原画像の相対的な位
置関係を崩さずに、原画像と共に印刷出力する画像処理
装置を提供する。 【解決手段】画像処理装置1において、画像読取部2で
読み取った画像を制御部5で行単位の文字画像データに
切り出して、文字認識を行う。そして、文字認識を行な
った文字列から注釈をつける文字列を抽出し、注釈デー
タベース54から文字列の注釈を検索して、注釈をつけ
る文字列を含む文字画像データの近傍で、行単位に切り
出した文字画像データの間に、注釈のデータ量に応じて
文字画像データの間隔を変更可能に注釈の画像を合成し
て、画像形成部4で記録材上にこの合成画像を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの文字
認識を行い、画像中の文字データに注釈を付加して印刷
する画像処理装置及び画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】意味を知らない単語が含まれている文章
を読む場合、辞書などで意味を調べながら読み進める
が、文章を読む速度が低下してしまう。そこで、文章の
画像を読み込んで文字認識を行い、外国語の単語に訳を
つけたり、単語や文字列にその意味を注釈としてつける
画像処理装置が開発されてきた。
【0003】例えば、特開平5−274397号公報に
は、画像処理装置で読み込んだ画像をサーバに取り込ん
で文字認識などによってコード化して、ネットワークを
通じて送信したり、コード化したデータを翻訳して画像
処理装置で印刷する画像処理システム及び画像処理装置
に関する技術が開示されている。
【0004】また、特開平9−311859号公報に
は、読み込んだ画像を文字認識により文字コード化して
翻訳し、原画像の単語の下方に訳語を配置する対訳形式
で画像形成を行なう対訳画像形成装置に関する技術が開
示されている。
【0005】さらに、特開平9−6787号公報におい
て本願出願人は、原文を機械翻訳ですべて翻訳すると、
原文との対応がわかりにくく場合があるため、ある程度
外国語がわかる人のために、難しい単語にのみ訳を振っ
て出力する訳振り機械翻訳装置に関する技術を提案して
いる。
【0006】また、特開平5−204914号公報にお
いて本願出願人は、型番など専門家以外には理解しにく
い技術単語などに対して、正確な理解を支援する表現を
付加するルビ付加機能処理装置及び処理方法に関する技
術を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術には、以下のような問題があった。すなわち、
特開平5−274397号公報に開示された画像処理シ
ステム及び画像処理装置においては、読み込んだ画像に
対して文字認識や機械翻訳を行なえるようになっている
が、これらの結果と原画像との対応付けが不明確であっ
た。
【0008】また、特開平9−311859号公報に開
示された対訳画像形成装置においては、異なる言語の対
訳で単語間の対応をとった画像形成を行なっているが、
短縮語や訳語の注釈など原文字列に比べて付加される文
字列が長くなる場合については、考慮されていない。
【0009】さらに、特開平9−6787号公報に開示
された訳振り機械翻訳装置や特開平5−204914号
公報に開示されたルビ付加機能処理装置及び処理方法に
おいては、効果的に情報を付加する提案であるため、ス
キャナなどで読み取った画像データを入力した場合、付
加情報の対応付けが成されていなかった。
【0010】そこで、本発明は、読み取った画像を文字
認識によって文字データを抽出し、この文字データによ
って検索した注釈や付加情報を、その情報量が多い場合
でも原画像の相対的な位置関係を崩さずに、原画像と共
に印刷出力する画像処理装置を提案するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1) 画像を読み取る画像読取部と、読み取
った画像及び出力する画像に画像処理を施す画像処理部
と、記録材上に画像を形成する画像形成部と、行単位の
文字画像データ及びその位置関係の情報と、注釈をつけ
る文字列の位置情報と、文字列の注釈とを記憶した記憶
部と、文字画像データを行単位に切り出し、行単位の文
字画像データの文字認識を行い、文字認識した文字列か
ら注釈をつける文字列を抽出し、注釈をつける文字列の
注釈を上記記憶部から検索し、行単位の文字列と注釈と
を合成する制御部と、を備え、上記制御部は、注釈をつ
ける文字列を含む文字画像データの近傍で、行単位に切
り出した文字画像データの間に、文字画像データの間隔
を変更可能に注釈を合成することを特徴とする。
【0013】この構成において、画像処理装置は、画像
読取部で画像を読み取って画像処理部で画像処理を施
し、制御部で文字画像データを行単位に切り出し、行単
位の文字画像データ及びその位置関係の情報を記憶部で
記憶し、制御部で行単位の文字画像データの文字認識を
行って、この認識を行なった文字列から注釈をつける文
字列を抽出し、注釈をつける文字列の位置情報を記憶部
で記憶し、制御部でこの注釈をつける文字列の注釈を検
索して、注釈をつける文字列を含む文字画像データの近
傍で、行単位に切り出した文字画像データの間に、文字
画像データの間隔を変更可能に注釈を合成し、画像処理
部で画像処理を行い、画像形成部で記録材上に画像を形
成する。したがって、文字画像データの間隔を変更可能
であるため、注釈の情報量に応じて、行単位に切り出し
た文字画像データの間隔を変更して注釈を合成できるの
で、行単位に切り出した文字画像データと注釈とが重な
ることがなく、注釈を確実に読み取ることができる。ま
た、行単位に切り出した文字画像データの間隔を変更す
るだけであるため、注釈の合成が容易である。
【0014】(2) 前記制御部は、文字コード列を画像デ
ータに変換し、前記記憶部は、文字列の注釈を文字コー
ド列または文字コード列と画像データとして記憶したこ
とを特徴とする。
【0015】この構成においては、文字列の注釈を文字
コード列、または文字コード列と画像データとして記憶
部に記憶され、制御部で文字コード列は画像データに変
換される。したがって、文字列の注釈は少なくとも文字
コード列として記憶されているので、記憶部の記憶容量
を小さくすることができる。
【0016】(3) 前記記憶部は、文字列の注釈を画像デ
ータとして記憶したことを特徴とする。
【0017】この構成においては、文字列の注釈が画像
データとして記憶部に記憶されている。したがって、文
字列の注釈を画像データに変換する手段を設けなくても
よくなるため、装置の構成を簡略化することができる。
【0018】(4) 前記画像処理部は、読み取った画像デ
ータを少なくとも文字画像領域と非文字画像領域とに分
離し、前記制御部は、非文字画像データを切り出して、
注釈をつける文字を含む文字画像データの近傍で行単位
に切り出した文字画像データ及び非文字画像データの間
に、行単位に切り出した文字画像データ及び非文字画像
データの間隔を変更可能に注釈を合成し、前記記憶部
は、非文字画像データ及びその位置関係の情報を記憶す
ることを特徴とする。
【0019】この構成においては、画像読取部で読み取
った画像データが、画像処理部によって少なくとも文字
画像領域と非文字画像領域とに分離され、制御部で文字
画像データと非文字画像データとが切り出され、切り出
された両画像データとその位置関係の情報とが記憶部に
よって記憶され、制御部によって注釈をつける文字を含
む文字画像データの近傍で、行単位に切り出した文字画
像データ及び非文字画像データの間に、行単位に切り出
した文字画像データ及び非文字データの間隔を変更可能
に注釈が合成される。したがって、読み取った画像デー
タに非文字画像データが含まれていた場合でも、元の画
像と注釈とが重なることなく、容易に注釈を合成するこ
とができる。
【0020】(5) 前記制御部は、行単位の文字画像デー
タの表記形態を判別し、注釈の画像データを注釈をつけ
る文字列を含む行単位の文字画像データと異なる表記形
態にして合成することを特徴とする。
【0021】この構成においては、制御部によって行単
位の文字画像データの表記形態が判別され、注釈の画像
データは注釈をつける文字列を含む行単位の文字画像デ
ータと異なる表記形態にされて合成される。したがっ
て、原画像の文字列と注釈の文字列とを容易に区別する
ことができる。
【0022】(6) 前記制御部は、注釈をつける文字列毎
にその文字画像データ及び注釈の画像データを同じ表記
形態にして合成することを特徴とする。
【0023】この構成においては、注釈をつける文字列
毎に、その文字画像データ及び注釈の画像データを同じ
表記形態にして制御部は合成を行なう。したがって、原
画像の文字列のどの部分に対して、どの注釈が付加され
ているかが容易に識別できるようになる。
【0024】(7) 前記制御部は、所定行数以内に同じ注
釈をつける文字列が複数個所ある場合、複数の同じ注釈
をつける文字列を同じ表記形態にして合成するととも
に、1つの注釈をつける文字列に対してのみ注釈の画像
データを合成することを特徴とする。
【0025】この構成においては、所定行数以内に同じ
注釈をつける文字列が複数箇所ある場合、制御部によっ
て複数の同じ注釈をつける文字列が同じ表記形態にされ
るとともに、1つの注釈をつける文字列に対してのみ注
釈の画像データが合成される。したがって、同じ注釈が
短い間隔で繰り返して表示されることを防ぐことができ
る。また、同じ注釈をつける文字列に対して近くの文字
列を参照することが容易になる。
【0026】(8) 前記表記形態とは、行単位の文字画像
データの色、文字の形状、及び文字に対する修飾の少な
くとも1つであることを特徴とする。
【0027】この構成においては、制御部によって行単
位の文字画像データの文字列の色、形状、及び文字列に
施す修飾が判別されて、注釈の画像データや注釈をつけ
る文字列の色、形状、及び文字列に施す修飾の少なくと
も1つが行単位の文字画像データと異なるようにして合
成される。したがって、注釈をつける文字列の色、形
状、及び文字列に施す修飾の少なくとも1つが、他の文
字列と異なるため、注釈や注釈をつける文字列を容易に
判別することができる。
【0028】(9) (5) 乃至(7) のいずれかの構成におい
て、前記記憶部は表記形態のデータを記憶し、前記制御
部は前記記憶部の表記形態のデータを参照するとするこ
とができる。
【0029】この構成においては、制御部は、記憶部に
記憶された表記形態のデータを参照して、注釈をつける
文字列や注釈の合成を行う。したがって、確実に注釈を
つける文字列や注釈を他の文字列と異なる表記形態にし
て合成することができる。
【0030】(10)前記制御部は、前記記憶部から検索し
た注釈をつける文字列の注釈に、該注釈をつける文字列
を付加して合成することを特徴とする。
【0031】この構成においては、制御部において、注
釈をつける文字列が、記憶部から検索された注釈をつけ
る文字列の注釈に付加されて合成される。したがって、
行単位の文字画像データの間に合成された注釈が、どの
文字列に対する注釈かを容易に判別することができる。
また、文字認識を誤ったために関係のない注釈が付加さ
れた場合でも、容易に誤りを判別することができる。
【0032】(11)前記制御部は、行単位の文字列に所定
の印がついた文字列を注釈をつける文字列として認識
し、該文字列を注釈をつける文字列として抽出すること
を特徴とする。
【0033】この構成においては、制御部では、行単位
の文字列に所定の印がついた文字列が注釈をつける文字
列として文字認識されて、この文字列が注釈をつける文
字列として抽出される。したがって、ユーザが所望の文
字列に所定の印をつけることによって、所望の文字列の
みに注釈が付加された画像データを得ることができる。
【0034】(12)ネットワークを介してデータのやり取
りを行う複数の画像処理装置とサーバ装置とによって構
成された画像処理システムであって、上記画像処理装置
は、画像を読み取る画像読取部と、読み取った画像及び
出力する画像に画像処理を施す画像処理部と、文字画像
データの行単位の切り出しと行単位の文字列及び注釈の
合成とを行う制御部と、切り出した行単位の文字画像デ
ータを上記サーバ装置へ送る送信部と、行単位の文字画
像データに含まれる注釈をつける文字列の位置情報及び
注釈の文字列を上記サーバ装置から受信する受信部と、
記録材上に画像を形成する画像形成部と、行単位の文字
画像データ及びその位置関係の情報を記憶する記憶部
と、を備え、上記サーバ装置は、行単位の文字画像デー
タを上記画像処理装置から受け取る受信部と、注釈をつ
ける文字列の位置情報及び文字列の注釈を記憶した記憶
部と、行単位の文字画像データの文字認識を行い、文字
認識した文字列から注釈をつける文字列を抽出し、注釈
をつける文字列の注釈を上記サーバ装置の記憶部から検
索する制御部と、行単位の文字画像データに含まれる注
釈をつける文字列の位置情報及び注釈を画像処理装置へ
送信する送信手段とを、備え、上記画像処理装置の制御
部は、注釈をつける文字を含む文字画像データの近傍
で、行単位に切り出した文字画像データの間に、行単位
に切り出した文字画像データの間隔を変更可能に注釈を
合成することを特徴とする。
【0035】この構成においては、画像処理装置では、
画像読取部で画像が読み取られ、この画像は画像処理部
によって画像処理され、制御部で手段によって文字画像
データが行単位に切り出され、行単位の文字画像データ
及びその位置関係の情報は記憶部に記憶され、行単位の
文字画像データは送信部によってネットワークを介して
サーバ装置に送られる。サーバ装置では、受信部によっ
て行単位の文字画像データが受信され、制御部で行単位
の文字画像データの文字認識が行なわれ、認識した文字
列から注釈をつける文字列が抽出される。そして、記憶
部で注釈をつける文字列の位置情報が記憶され、記憶部
に記憶された文字列の注釈が、制御部によって検索され
て、送信部によって行単位の文字画像データに含まれる
注釈をつける文字列の位置情報及び検索された注釈がネ
ットワークを介して画像処理装置へ送られる。画像処理
装置では、受信部でサーバ装置から送られたデータを受
信し、制御部によって注釈をつける文字を含む文字画像
データの近傍で、行単位に切り出した文字画像データの
間に、行単位に切り出した文字画像データの間隔を変更
可能に注釈が合成され、この画像が画像形成部で記録材
上に形成される。したがって、サーバ装置で、文字認識
や注釈の検索を行うので、文字認識のための辞書や注釈
のデータ更新はサーバ装置においてのみ行えばよく、文
字認識の精度向上や、注釈の記憶量の増加を容易に行な
える。また、注釈の情報量に応じて、行単位の文字画像
データの間隔を変更して文字画像データと注釈とが重な
ることなく画像を合成して印刷することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態を図1に基づいて説明する。図1は、画像処理装
置であるディジタル複写機1の概略の構成を示すブロッ
ク図である。
【0037】ディジタル複写機1は、原稿などの画像を
読み取る画像読取部2、画像の処理を行う画像処理部
3、記録材上に画像を形成する画像形成部4、ディジタ
ル複写機1の各部の制御をデータの送受信を行う制御部
5、各種データを記憶する記憶部6、ユーザインタフェ
ース7、及び通信部8を備えている。
【0038】制御部5は、文字認識用の辞書13及び検
索した注釈を一時的に記憶する注釈検索バッファ41を
備えている。また、制御部5は、読み取った画像を行単
位の文字画像データや領域毎の非文字画像データに切り
出す画像切出処理、行単位に切り出した文字画像データ
の表記を判別する表記判別処理、行単位に切り出した文
字画像データの文字認識を行う文字認識処理、文字認識
を行った文字列から注釈をつける所定の文字列を抽出す
る文字抽出処理、及び注釈をつける文字列の注釈を記憶
部6から検索する注釈検索処理、文字コード列を画像デ
ータに変換する画像変換処理、及び行単位の文字列と注
釈とを合成する画像合成処理を行う。
【0039】記憶部6は、フォントや網かけなどの文字
に対する修飾などのデータを記憶した表記データ記憶部
53、及び文字列の注釈を記憶した注釈データベース5
4を備えている。また、記憶部6は、行単位の文字画像
データ及びその位置関係の情報である画像位置情報、注
釈をつける文字列の位置情報である文字位置情報を記憶
する。
【0040】ユーザインタフェース7は、ユーザに対し
て情報を提示したり、ユーザがディジタル複写機1に対
して指示を入力するための、ユーザとディジタル複写機
1とのインタフェースである。ユーザインタフェース7
としては、例えばタッチパネルを備えた液晶表示パネル
などが好適である。
【0041】通信部8は、LANケーブル9に接続され
ており、LANケーブル9に接続された図外の他の機器
と情報のやり取りを行なう。
【0042】次に、ディジタル複写機1で読み込んだ画
像に対して注釈を追加する動作について説明する。図3
は、ディジタル複写機1で読み込む原稿及び注釈が追加
されて出力された出力結果を示す図である。図4は、デ
ィジタル複写機1で読み込む特定の文字列に印のついた
原稿及び注釈が追加されて出力された出力結果を示す図
である。図5は、記憶部6が記憶する行単位に切り出し
た画像データの情報管理テーブルである。図6は、行単
位に切り出された文字画像データと文字認識された文字
列の認識結果との対応を示す図である。図7は、注釈デ
ータベースの概略の構成を示す図である。図8は、記憶
部6に記憶された注釈をつける文字列と注釈データベー
ス54から検索された注釈との関係を示す図である。図
9は、制御部5における注釈を変換する際の管理テーブ
ルである。
【0043】図3(A)及び図4(A)に示した原稿に
おいては、11行の文字列と1つの非文字部分とによっ
て構成されている。なお、図3・図4の原稿において、
枠で囲まれた‥は文字列を表し、注釈をつける文字は文
字を表示している。
【0044】画像読取部2で読み取られた原稿の画像デ
ータは、非文字領域がある場合は、画像処理部3で文字
画像領域と非文字画像領域とに領域分離される。原稿の
画像データに非文字領域がない場合は、画像データの領
域分離は行われない。そして、制御部5で、文字画像領
域は行単位の文字画像データとして切り出される。非文
字領域は非文字画像データとして、その領域が切り出さ
れる。この時、行単位の文字画像データ及び非文字画像
データにおける位置、長さ、幅、画像の色、画像データ
の格納アドレスなどが、図5に示したテーブルのよう
に、記憶部6に記憶される。また、行単位の文字画像デ
ータ及び非文字画像データも、記憶部6に記憶される。
【0045】行単位に切り出された文字画像データは、
制御部5によって文字認識される。そして、図6に示す
ように、文字認識された文字列の中から、注釈をつける
文字列が抽出される。
【0046】ここで、注釈をつける文字列の抽出は、自
動的に行うようにしてもよい。また、注釈をつける文字
列(単語)に対して、ディジタル複写機1のユーザが、
事前にユーザインタフェース7から、文章の内容に応じ
て注釈をつける文字列の分野を指定するようにしてもよ
い。さらに、文字列(単語)の難易度に応じて注釈をつ
ける文字列を選択できるようにすることによって、ユー
ザの知識に応じて注釈をつける文字列が抽出されるよう
にしてもよい。
【0047】抽出された注釈をつける文字列は、その文
字列自身や文字列中における位置が、図8に示すテーブ
ルのように、記憶部6に記憶される。また、同じ注釈を
つける文字列が複数個あった場合、その行単位の距離を
示す近傍データも記憶される。
【0048】注釈データベース54は、図7に示すよう
に見出し部とデータベース本体とによって構成される。
見出し部は、文字列と、データベース本体に格納された
文字列のアドレスを表記するアドレス部と、によって構
成される。また、データベース本体には、文字列の注釈
が文字コード列として格納されている。
【0049】抽出した文字列について注釈データベース
を検索した結果は、注釈検索バッファ41に一旦記憶さ
れる。
【0050】また、制御部5において、注釈の文字コー
ド列が文字画像データに変換される。さらに、図5に示
すように、制御部5において、行単位に切り出した文字
画像データや非文字データの格納アドレスが参照され
て、記憶部6から読み出される。そして、注釈をつける
文字列の近傍で、行単位に切り出された文字画像データ
間または行単位に切り出された文字画像データと非文字
画像データとの間に、注釈をつける文字列の注釈の画像
データ量に応じて画像データの間隔が変更されて、注釈
の画像と元の画像とが合成される。
【0051】制御部5で合成された画像データは、画像
処理部3において画像形成を行う記録材(記録用紙)の
サイズに応じて画像処理が施され、画像形成部4におい
て記録材上に画像形成が行なわれて、ディジタル複写機
1の外部に出力される。
【0052】ここで、制御部5において、注釈は注釈を
つける文字列と一緒に合成するようにする。つまり、図
3(B)示すように、注釈をつける文字列の後に文字列
の意味などの解説である注釈が合成されて、記録材上に
印刷されるように設定する。これにより、どの文字列に
ついての注釈かが、容易に判別できる。
【0053】また、制御部5で文字認識を行った際に、
誤って文字認識してしまった場合にも、容易に誤認識を
判別することができる。例えば、図3(B)に示すよう
に、行05において、”DFT”という文字列を”DP
I”として認識した場合、”DFT”の近傍には、”D
PI”の注釈が合成されることとなる。
【0054】さらに、注釈の画像データを、元の画像デ
ータである行単位に切り出した文字画像データや非文字
画像データと異なる表記形態にして合成するようにす
る。これにより、ユーザは注釈を容易に判別することが
できる。
【0055】ここで、表記形態の変更とは、文字のフォ
ントや色を変えたり、太字、斜体、下線及び網かけなど
の文字の修飾を変えることであり、例えば同じ文字列の
フォントと色とを同時に変更するというように、同時に
2つ以上の変更処理を行っても良い。
【0056】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、制御部5で行単位に切り出した文字列の
文字認識を行う際に、文字列の表記形態を判別し、記憶
部6にこの情報を記憶させる。そして、その結果に基づ
いて、記憶部6の表記データ記憶部53から元の文字画
像データと異なる文字のフォントデータや文字の修飾デ
ータなどを呼び出して、注釈データベース54から検索
した注釈の文字列の画像を所定の表記形態に変換処理す
る。そして、この注釈の文字列と行単位に切り出した文
字画像データとを合成する。
【0057】加えて、元の文字画像データである行単位
に切り出した文字画像データにおける注釈を付ける文字
列毎に、注釈と同じ表記形態に変更して合成しても良
い。これにより、元の文字画像データにおける他の文字
列との判別が容易になる。例えば、図9に示したように
注釈をつける文字列は、表記形態として文字画像データ
の色を変更するようにする。
【0058】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、制御部5で行単位に切り出した文字列の
文字認識を行う際に、文字列の表記形態を判別し、記憶
部6にこの情報を記憶させる。また、抽出する注釈をつ
ける文字列の表記形態も記憶部6に記憶させる。そし
て、その結果に基づいて、記憶部6の表記データ記憶部
53から元の画像データと異なる文字のフォントデータ
や文字の修飾データなどを呼び出して、注釈データベー
ス54から検索した注釈の文字列及び行単位に切り出し
た文字画像データにおける注釈をつける文字列の画像を
所定の表記形態に変換処理する。そして、この注釈の文
字列と行単位に切り出した文字画像データとを合成す
る。
【0059】このように、注釈をつける文字列毎に色な
どの表記形態を変えることにより、各注釈をつける文字
列を容易に判別することができ、注釈毎に区別すること
も容易にできる。
【0060】また、同じ注釈をつける文字列が、所定の
行数(距離)内に複数箇所有る場合は、制御部5によっ
て、複数の同じ注釈をつける文字列を同じ表記形態にし
て、1つの注釈をつける文字列に対してのみ注釈の文字
画像データを合成するようにしても良い。例えば、図3
(A)において、”DCT”という文字列は行02と行
05とに含まれるが、この文字列が所定の行数(距離)
内にあるため、図3(B)に示すように行02の”DC
T”の近傍にのみ注釈を合成する。
【0061】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、制御部5で行単位に切り出した文字列の
文字認識を行う際に、文字列の表記形態を判別し、記憶
部6にこの情報を記憶させる。また、抽出する注釈をつ
ける文字列の表記形態も記憶部6に記憶させる。この
時、図8に示したように同じ注釈をつける文字列の距離
情報も記憶部6に記憶させる。そして、その結果に基づ
いて、記憶部6の表記データ記憶部53から元の画像デ
ータと異なる文字のフォントデータや文字の修飾データ
などを呼び出して、注釈データベース54から検索した
注釈の文字列及び行単位に切り出した文字画像データに
おける注釈をつける文字列の画像を所定の表記形態に変
換処理する。そして、複数の同じ注釈をつける文字列に
対して、事前に決めた手順に従って、1つの注釈をつけ
る文字列に対してのみ注釈の文字画像データを付加する
ようにして、この注釈の文字列と行単位に切り出した文
字画像データとを合成する。
【0062】このようにすることによって、同じ注釈が
短い間隔で繰り返して表示されることを防ぐことができ
る。また、同じ注釈をつける文字列に対して近くの文字
列を参照することが容易になる。
【0063】なお、同じ注釈をつける文字列が所定の行
数内に複数箇所有る場合でも、画像形成を行う記録材の
ページが変わる場合は、ページが変わった後の注釈をつ
ける文字列の近傍に、再度注釈を合成するようにしても
良い。
【0064】また、注釈は文字データに限らず、非文字
画像データである例えば挿絵などの画像データでも良
い。
【0065】さらに、図1に示したディジタル複写機1
において、記憶部6の注釈データベース54において
は、文字列の注釈を画像データとして記憶し、制御部5
では画像変換を行わない構成としてもよい。この場合、
画像変換を行わなくても良いため、ディジタル複写機1
の制御プログラムを簡略化できる。
【0066】また、制御部5で、読み取った行単位の文
字画像データの文字認識を行う際に、図4(A)に示し
たようなユーザによって付けられた所定の印がついた文
字列を、注釈をつける文字列として抽出する文字列とし
て認識し、この所定の印がついた文字列を文字コード列
に変換する際に、所定の情報を付加するようにしても良
い。所定の印としては、例えば、丸や下線などを認識す
るようにしておく。そして、制御部5では、この所定の
情報がついた文字列のみを注釈をつける文字列として、
抽出するようにする。
【0067】さらに、同じ注釈をつける文字列が、所定
の行数内に複数箇所有る場合は、1ヵ所だけに所定の印
を付ければ、制御部5によって、複数の同じ注釈をつけ
る文字列を同じ表記形態にして、1つの注釈をつける文
字列に対してのみ注釈の文字画像データを合成するよう
にしても良い。
【0068】これにより、原稿の文章の中で、幾つかの
特定の単語の意味が分かれば、文章の内容をすべて理解
できる場合などに、ユーザは原稿の文章中に注釈の欲し
い文字列に所定の印を付け、その原稿の画像データをデ
ィジタル複写機1で読み取らせることで、ユーザは、図
4(B)に示すように所望の文字列に対してのみ注釈の
ついた出力結果を得ることができる。
【0069】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態を説明する。本発明の第2実施形態に示す画像処理
システムは、第1実施形態に示したディジタル複写機1
における各部、及び各部の処理を、複数の装置において
実施したものである。一実施形態として、複数のディジ
タル複写機とサーバ装置71とがネットワークを介して
接続されて構成された画像処理システムを図2に基づい
て説明する。図2は、ネットワークを介して接続された
複数のディジタル複写機とサーバ装置との概略の構成を
示すブロック図である。なお、図2において図1と同じ
動作をする部位には、同じ符号を付してその説明を省略
または簡略化する。
【0070】ネットワーク81には、ディジタル複写機
61及び図外の複数のディジタル複写機とサーバ装置7
1とが接続されて画像処理システムが構成されている。
ディジタル複写機61及び図外の複数のディジタル複写
機とサーバ装置71との間では、ネットワーク81を介
してデータのやり取りが行なわれる。
【0071】ディジタル複写機61は、画像読取部2、
画像処理部3、印刷部4、制御部5a、記憶部6a、ユ
ーザインタフェース7、送信部及び受信部である通信部
8aを備えた構成である。制御部5aは、通信部8aで
受信した注釈などを一時的に記憶する注釈受信バッファ
42を備えている。また、制御部5aは、読み取った画
像を行単位の文字画像データや領域毎の非文字画像デー
タに切り出す画像切出処理、文字コード列を画像データ
に変換する画像変換処理、及び行単位の文字列と注釈と
を合成する画像合成処理を行う。記憶部6aは、フォン
トや網かけなどの文字に対する修飾などのデータを記憶
した表記データ記憶部53を備えている。また、記憶部
6aは、行単位の文字画像データ及びその位置関係の情
報である画像位置情報を記憶する。
【0072】また、図外のディジタル複写機も、ディジ
タル複写機61と同様の構成である。
【0073】サーバ装置71は、制御部5b、記憶部6
b、及び送信部及び受信部である通信部8bを備えてい
る。制御部5bは、文字認識用の辞書13及び検索した
注釈を一時的に記憶する注釈検索バッファ41を備えて
いる。また、制御部5bは、行単位に切り出した文字画
像データの文字認識を行う文字認識処理、行単位に切り
出した文字画像データの表記を判別する表記判別処理、
文字認識を行った文字列から注釈をつける所定の文字列
を抽出する文字抽出処理、及び注釈をつける文字列の注
釈を記憶部6bから検索する注釈検索処理を行う。記憶
部6bは、文字列の注釈を記憶した注釈データ54を備
えている。また、記憶部6bは、注釈をつける文字列の
位置情報である文字位置情報を記憶する。
【0074】ディジタル複写機61及び図外の複数のデ
ィジタル複写機の通信部8aとサーバ装置71の通信部
8bとは、ネットワーク81を介してデータのやり取り
を行なう。
【0075】次に、図2に示した画像処理システムにお
いて、読み取った画像データに対して注釈を付加する処
理を説明する。ディジタル複写機61の画像読取部2で
読み取られた原稿の画像データは、画像処理部3におい
て画像処理される。この時、画像データに文字画像領域
と非文字画像領域とが含まれる場合は、画像処理部3に
おいて各々の領域が分離される。領域分離された画像デ
ータは、ディジタル複写機61の制御部5aにおいて行
単位の画像データに切り出される。
【0076】そして、元の画像データにおける行単位に
切り出した文字画像データの位置関係や画像データは、
記憶部6aに記憶される。また、元の画像データに非文
字画像データを含む場合、非文字画像データの位置関係
及び画像データも記憶部6aに記憶される。
【0077】行単位に切り出された文字画像データは、
通信部8aからネットワーク81を介して、サーバ装置
71に送信される。
【0078】サーバ装置71の通信部8bは、行単位に
切り出された文字画像データを受信し、制御部5bに文
字画像データを送る。行単位に切り出された文字画像デ
ータは、制御部5bで文字認識される。そして、図6に
示すように、文字認識された文字列の中から、注釈をつ
ける文字列が制御部5bで抽出される。
【0079】ここで、注釈をつける文字列の抽出は、自
動的に行うようにしてもよい。また、注釈をつける文字
列に対して、ディジタル複写機61のユーザは、第1実
施形態と同様に、事前にユーザインタフェース7から文
章の内容に応じて、注釈をつける文字列の分野を指定す
ることができる。さらに、文字列(単語)の難易度に応
じて注釈をつける文字列を選択できるようにすることに
よって、ユーザの知識に応じて注釈をつける文字列が抽
出されるようにしてもよい。
【0080】抽出された注釈をつける文字列の位置は、
図8に示すように、サーバ装置71の記憶部6bに記憶
される。そして、サーバ装置71の制御部5bは、抽出
された注釈をつける文字列の注釈を注釈データベース5
4から検索する。そして、検索した結果である注釈を注
釈検索バッファ41に格納する。検索された注釈及び注
釈をつける文字列の行単位の画像データにおける位置関
係は、通信部8bからネットワーク81を介して、ディ
ジタル複写機61に送信される。
【0081】ディジタル複写機61の通信部8aは、サ
ーバ装置71から送信されたデータを受信し、制御部5
aの注釈受信バッファ42に格納する。
【0082】そして、制御部5aにおいて、注釈をつけ
る文字列の注釈が、文字コード列から画像データに変換
される。そして、注釈をつける文字列の近傍で、行単位
に切り出された文字画像データ間、または行単位に切り
出された文字画像データと非文字画像データとの間に、
注釈をつける文字列の注釈の画像データ量に応じて、画
像データの間隔が変更されて、注釈の画像が合成され
る。
【0083】制御部5aで合成された画像データは、画
像処理部3において画像形成を行う記録材(記録用紙)
のサイズに応じて画像処理が施され、画像形成部4にお
いて記録材上に画像形成が行なわれて、ディジタル複写
機1の外部に出力される。
【0084】ここで、第1実施形態と同様に、注釈は注
釈をつける文字列と一緒に合成するようにする。つま
り、図3(B)示すように、注釈をつける文字列の後
に、文字列の意味などの解説である注釈が合成されて、
記録材上に印刷されるように設定する。これにより、ど
の文字列についての注釈かが、容易に判別できる。
【0085】また、サーバ装置71の制御部5bにおい
て、誤って文字認識してしまった場合にも、容易に誤認
識を判別することができる。例えば、図3(B)に示す
ように、行05において、”DFT”という文字列を”
DPI”として認識した場合、”DFT”の近傍に
は、”DPI”の注釈が合成されることとなる。
【0086】さらに、注釈の画像データを、元の画像デ
ータである行単位に切り出した文字画像データや非文字
画像データと異なる表記形態にして合成するようにす
る。これにより、ユーザは注釈を容易に判別することが
できる。
【0087】ここで、表記形態の変更とは、第1実施形
態と同様に、文字のフォント、文字の色、及び太字・斜
体・下線・網かけなどの文字の修飾の少なくとも1つを
変更することである。
【0088】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、ディジタル複写機61から送信されて通
信部8bで受信した行単位に切り出した文字画像データ
の文字認識を行う際に、文字列の表記形態を判別し、サ
ーバ装置71の記憶部6bにこの情報を記憶させる。そ
して、検索した注釈をつける文字列の注釈とともに、文
字列の表記形態と注釈をつける文字列の情報が通信部8
bからディジタル複写機61に送られる。ディジタル複
写機61の通信部8aで受信されたこれらのデータは制
御部5aに送られ、注釈受信バッファ42に一旦記憶さ
れる。そして、制御部5aは注釈の文字列の画像変換を
行う際に、記憶部6aの表記データ記憶部53から元の
画像データと異なる文字のフォントデータや文字の修飾
データなどを呼び出して、記憶部6の注釈データベース
54から検索した注釈の文字列の画像を所定の表記形態
に変換処理する。そして、この注釈の文字列と行単位に
切り出した文字画像データとを合成する。
【0089】加えて、元の文字画像データである行単位
に切り出した文字画像データにおける注釈を付ける文字
列毎に、注釈と同じ表記形態に変更して合成しても良
い。これにより、元の文字画像データにおける他の文字
列との判別が容易になる。例えば、図9に示したように
注釈をつける文字列は、表記形態として文字画像データ
の色を変更するようにする。
【0090】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、ディジタル複写機61から送信されて通
信部8bで受信した行単位に切り出した文字画像データ
の文字認識を行う際に、文字列の表記形態を判別し、サ
ーバ装置71の記憶部6bにこの情報を記憶させる。ま
た、抽出する注釈をつける文字列の表記形態も記憶部6
bに記憶させる。そして、検索した注釈をつける文字列
の注釈とともに、文字列の表記形態及び注釈をつける文
字列の表記形態の情報が通信部8bからディジタル複写
機61に送られる。ディジタル複写機61の通信部8a
で受信されたこれらのデータは制御部5aに送られ、注
釈受信バッファ42に一旦記憶される。そして、制御部
5aは注釈の文字列の画像変換を行う際に、記憶部6a
の表記データ記憶部53から元の画像データと異なる文
字のフォントデータや文字の修飾データなどを呼び出し
て、注釈データベース54から検索した注釈の文字列及
び行単位に切り出した文字画像データにおける注釈をつ
ける文字列の画像を所定の表記形態に変換処理する。そ
して、この注釈の文字列と行単位に切り出した文字画像
データとを合成する。
【0091】このように、注釈をつける文字列毎に色な
どの表記形態を変えることにより、各注釈をつける文字
列を容易に判別することができ、注釈毎に区別すること
も容易にできる。
【0092】また、同じ注釈をつける文字列が、所定の
行数(距離)内に複数箇所有る場合は、画像合成部33
によって、複数の同じ注釈をつける文字列を同じ表記形
態にして、1つの注釈をつける文字列に対してのみ注釈
の文字画像データを合成するようにしても良い。例え
ば、図3(A)において、”DCT”という文字列は行
02と行05とに含まれるが、この文字列が所定の行数
(距離)内にあるため、行02の”DCT”の近傍にの
み注釈を合成する。
【0093】上記の処理は、次のような手順で行われ
る。すなわち、通信部8bで受信した行単位に切り出し
た文字画像データの文字認識を行う際に、文字列の表記
形態を判別し、サーバ装置71の記憶部6bにこの情報
を記憶させる。また、抽出する注釈をつける文字列の表
記形態も記憶部6bに記憶させる。そして、検索した注
釈をつける文字列の注釈とともに、これらの情報が通信
部8bからディジタル複写機61に送られる。そして、
ディジタル複写機61の通信部8aで受信されたこれら
のデータは制御部5aに送られ、注釈受信バッファ42
に一旦記憶される。そして、制御部5aは注釈の文字列
の画像変換を行う際に、記憶部6aの表記データ記憶部
53から元の画像データと異なる文字のフォントデータ
や文字の修飾データなどを呼び出して、記憶部6の注釈
データベース54から検索した注釈の文字列及び行単位
に切り出した文字画像データにおける注釈をつける文字
列の画像を所定の表記形態に変換処理する。そして、複
数の同じ注釈をつける文字列に対して、事前に決めた手
順に従って、1つの注釈をつける文字列に対してのみ注
釈の文字画像データを付加するようにして、この注釈の
文字列と行単位に切り出した文字画像データとを合成す
る。
【0094】このようにすることによって、同じ注釈が
短い間隔で繰り返して表示されることを防ぐことができ
る。また、同じ注釈をつける文字列に対して近くの文字
列を参照することが容易になる。
【0095】なお、同じ注釈をつける文字列が所定の行
数内に複数箇所有る場合でも、画像形成を行う記録材の
ページが変わる場合は、ページが変わった後の注釈をつ
ける文字列の近傍に、再度注釈を合成するようにしても
良い。
【0096】また、注釈は文字データに限らず、非文字
画像データである例えば挿絵などの画像データでも良
い。
【0097】さらに、図2に示した画像処理システムに
おいて、サーバ装置71の記憶部6bの注釈データベー
ス54においては、文字列の注釈を画像データとして記
憶し、ディジタル複写機61の制御部5aでは画像変換
処理を行わない構成としてもよい。この場合、画像変換
処理を行わなくても良いため、ディジタル複写機1の制
御プログラムを簡略化できる。
【0098】また、図2に示した画像処理システムにお
いては、ディジタル複合機61及び複数のディジタル複
合機に対してサーバ装置71においてのみ、文字認識が
行われ、また注釈の検索が行われる。そのため、サーバ
装置71の文字認識用の辞書13や注釈データベース5
4の更新を行うことにより、画像処理システム全体のの
精度向上を行うことができ、メンテナンスが容易であ
る。
【0099】また、第1実施形態と同様に、文字認識部
12では、読み取った行単位の文字画像データの文字認
識を行う際に図4に示したように、ユーザによって付け
られた丸や下線などの所定の印がついた文字列を、文字
抽出部14で注釈をつける文字列として抽出する文字列
として認識し、この所定の印がついた文字列を文字コー
ド列に変換する際に、所定の情報を付加するようにす
る。そして、文字抽出部14では、この所定の情報がつ
いた文字列のみを注釈をつける文字列として、抽出する
ようにしても良い。
【0100】これにより、原稿の文章の中で、幾つかの
特定の単語の意味が分かれば、文章の内容をすべて理解
できる場合などに、ユーザは原稿の文章中に注釈の欲し
い文字列に所定の印を付け、その原稿の画像データをデ
ィジタル複写機61で読み取らせることで、ユーザは、
所望の文字列に対してのみ注釈のついた出力を得ること
ができる。
【0101】以上のように、読み取った画像を文字認識
によって文字データを抽出し、この文字データによって
検索した注釈や付加情報を、その情報量が多い場合でも
原画像の相対的な位置関係を崩さずに、原画像と共に画
像データを記録材上に画像形成することができる。
【0102】なお、本発明の第2実施形態に係る画像処
理システムは、図2に示した構成に限るものではない。
例えば、文字認識をディジタル複写機で実施するような
構成でもよい。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0104】(1) 画像処理装置は、画像読取部で画像を
読み取って画像処理部で画像処理を施し、制御部で文字
画像データを行単位に切り出し、行単位の文字画像デー
タ及びその位置関係の情報を記憶部で記憶し、制御部で
行単位の文字画像データの文字認識を行って、この認識
を行なった文字列から注釈をつける文字列を抽出し、注
釈をつける文字列の位置情報を記憶部で記憶し、制御部
でこの注釈をつける文字列の注釈を検索して、注釈をつ
ける文字列を含む文字画像データの近傍で、行単位に切
り出した文字画像データの間に、文字画像データの間隔
を変更可能に注釈を合成し、画像処理部で画像処理を行
い、画像形成部で記録材上に画像を形成するので、文字
画像データの間隔を変更可能であるため、注釈の情報量
に応じて、行単位に切り出した文字画像データの間隔を
変更して注釈を合成できるので、行単位に切り出した文
字画像データと注釈とが重なることがなく、注釈を確実
に読み取ることができる。また、行単位に切り出した文
字画像データの間隔を変更するだけであるため、注釈の
合成が容易である。
【0105】(2) 文字列の注釈を文字コード列、または
文字コード列と画像データとして記憶部に記憶され、制
御部で文字コード列は画像データに変換されるため、文
字列の注釈は少なくとも文字コード列として記憶されて
いるので、記憶部の記憶容量を小さくすることができ
る。
【0106】(3) 文字列の注釈が画像データとして記憶
部に記憶されているので、文字列の注釈を画像データに
変換する手段を設けなくてもよくなるため、装置の構成
を簡略化することができる。
【0107】(4) 画像読取部で読み取った画像データ
が、画像処理部によって少なくとも文字画像領域と非文
字画像領域とに分離され、制御部で文字画像データと非
文字画像データとが切り出され、切り出された両画像デ
ータとその位置関係の情報とが記憶部によって記憶さ
れ、制御部によって注釈をつける文字を含む文字画像デ
ータの近傍で、行単位に切り出した文字画像データ及び
非文字画像データの間に、行単位に切り出した文字画像
データ及び非文字データの間隔を変更可能に注釈が合成
されるため、読み取った画像データに非文字画像データ
が含まれていた場合でも、元の画像と注釈とが重なるこ
となく、容易に注釈を合成することができる。
【0108】(5) 制御部によって行単位の文字画像デー
タの表記形態が判別され、注釈の画像データは注釈をつ
ける文字列を含む行単位の文字画像データと異なる表記
形態にされて合成されるので、原画像の文字列と注釈の
文字列とを容易に区別することができる。
【0109】(6) 注釈をつける文字列毎に、その文字画
像データ及び注釈の画像データを同じ表記形態にして制
御部は合成を行なうため、原画像の文字列のどの部分に
対して、どの注釈が付加されているかが容易に識別でき
るようになる。
【0110】(7) 所定行数以内に同じ注釈をつける文字
列が複数箇所ある場合、制御部によって複数の同じ注釈
をつける文字列が同じ表記形態にされるとともに、1つ
の注釈をつける文字列に対してのみ注釈の画像データが
合成されるため、同じ注釈が短い間隔で繰り返して表示
されることを防ぐことができる。また、同じ注釈をつけ
る文字列に対して近くの文字列を参照することが容易に
行うことができる。
【0111】(8) 制御部によって行単位の文字画像デー
タの文字列の色、形状、及び文字列に施す修飾が判別さ
れて、注釈の画像データや注釈をつける文字列の色、形
状、及び文字列に施す修飾の少なくとも1つが行単位の
文字画像データと異なるようにして合成されるので、注
釈をつける文字列の色、形状、及び文字列に施す修飾の
少なくとも1つが、他の文字列と異なるため、注釈や注
釈をつける文字列を容易に判別することができる。
【0112】(9) 制御部において、注釈をつける文字列
が、記憶部から検索された注釈をつける文字列の注釈に
付加されて合成されるため、行単位の文字画像データの
間に合成された注釈が、どの文字列に対する注釈かを容
易に判別することができる。また、文字認識を誤ったた
めに関係のない注釈が付加された場合でも、容易に誤り
を判別することができる。
【0113】(10)制御部では、行単位の文字列に所定の
印がついた文字列が注釈をつける文字列として文字認識
されて、この文字列が注釈をつける文字列として抽出さ
れるため、ユーザが所望の文字列に所定の印をつけるこ
とによって、所望の文字列のみに注釈が付加された画像
データを得ることができる。
【0114】(11)画像処理装置では、画像読取部で画像
が読み取られ、この画像は画像処理部によって画像処理
され、制御部で手段によって文字画像データが行単位に
切り出され、行単位の文字画像データ及びその位置関係
の情報は記憶部に記憶され、行単位の文字画像データは
送信部によってネットワークを介してサーバ装置に送ら
れる。サーバ装置では、受信部によって行単位の文字画
像データが受信され、制御部で行単位の文字画像データ
の文字認識が行なわれ、認識した文字列から注釈をつけ
る文字列が抽出される。そして、記憶部で注釈をつける
文字列の位置情報が記憶され、記憶部に記憶された文字
列の注釈が、制御部によって検索されて、送信部によっ
て行単位の文字画像データに含まれる注釈をつける文字
列の位置情報及び検索された注釈がネットワークを介し
て画像処理装置へ送られる。画像処理装置では、受信部
でサーバ装置から送られたデータを受信し、制御部によ
って注釈をつける文字を含む文字画像データの近傍で、
行単位に切り出した文字画像データの間に、行単位に切
り出した文字画像データの間隔を変更可能に注釈が合成
され、この画像が画像形成部で記録材上に形成されるた
め、サーバ装置で、文字認識や注釈の検索を行うので、
文字認識のための辞書や注釈のデータ更新はサーバ装置
においてのみ行えばよく、文字認識の精度向上や、注釈
の記憶量の増加を容易に行なえる。また、注釈の情報量
に応じて、行単位の文字画像データの間隔を変更して文
字画像データと注釈とが重なることなく画像を合成して
印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置であるディジタル複写機の概略の
構成を示すブロック図である。
【図2】ネットワークを介して接続されたディジタル複
写機とサーバ装置との概略の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ディジタル複写機で読み込む原稿及び注釈が追
加されて出力された出力結果を示す図である。
【図4】ディジタル複写機で読み込む特定の文字列に印
のついた原稿及び注釈が追加されて出力された出力結果
を示す図である。
【図5】記憶部が記憶する行単位に切り出した画像デー
タの情報管理テーブルである。
【図6】行単位に切り出された文字画像データと文字認
識された文字列の認識結果との対応を示す図である。
【図7】注釈データベースの概略の構成を示す図であ
る。
【図8】記憶部に記憶された注釈をつける文字列と注釈
データベースから検索された注釈との関係を示す図であ
る。
【図9】制御部における注釈を変換する際の管理テーブ
ルである。
【符号の説明】
1−画像処理装置 2−画像読取部 3−画像処理部 4−画像形成部 5−制御部 6−記憶部 54−注釈データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2C087 AA09 AA13 AA15 BA01 BA03 BA05 BA07 BA09 BB10 BD07 CA02 5B050 AA10 BA16 DA06 EA06 EA12 EA13 EA19 FA03 5C062 AA05 AA27 AB02 AB20 AB23 AC24 AE08 AF00 5C076 AA14 AA17 AA36 BA03 BA06 CA10 5C077 LL15 MP05 MP06 PP19 PP23 PP27 PP31 PQ23 TT06 9A001 HH11 HH22 JZ35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取る画像読取部と、 読み取った画像及び出力する画像に画像処理を施す画像
    処理部と、 記録材上に画像を形成する画像形成部と、 行単位の文字画像データ及びその位置関係の情報と、注
    釈をつける文字列の位置情報と、文字列の注釈とを記憶
    した記憶部と、 文字画像データを行単位に切り出し、行単位の文字画像
    データの文字認識を行い、文字認識した文字列から注釈
    をつける文字列を抽出し、注釈をつける文字列の注釈を
    上記記憶部から検索し、行単位の文字列と注釈とを合成
    する制御部と、を備え、 上記制御部は、注釈をつける文字列を含む文字画像デー
    タの近傍で、行単位に切り出した文字画像データの間
    に、文字画像データの間隔を変更可能に注釈を合成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、文字コード列を画像デー
    タに変換し、前記記憶部は、文字列の注釈を文字コード
    列または文字コード列と画像データとして記憶したこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶部は、文字列の注釈を画像デー
    タとして記憶したことを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理部は、読み取った画像デー
    タを少なくとも文字画像領域と非文字画像領域とに分離
    し、 前記制御部は、非文字画像データを切り出して、注釈を
    つける文字を含む文字画像データの近傍で行単位に切り
    出した文字画像データ及び非文字画像データの間に、行
    単位に切り出した文字画像データ及び非文字画像データ
    の間隔を変更可能に注釈を合成し、 前記記憶部は、非文字画像データ及びその位置関係の情
    報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、行単位の文字画像データ
    の表記形態を判別し、注釈の画像データを注釈をつける
    文字列を含む行単位の文字画像データと異なる表記形態
    にして合成することを特徴とする請求項2または3に記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、注釈をつける文字列毎に
    その文字画像データ及び注釈の画像データを同じ表記形
    態にして合成することを特徴とする請求項5に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、所定行数以内に同じ注釈
    をつける文字列が複数個所ある場合、複数の同じ注釈を
    つける文字列を同じ表記形態にして合成するとともに、
    1つの注釈をつける文字列に対してのみ注釈の画像デー
    タを合成することを特徴とする請求項6に記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記表記形態とは、行単位の文字画像デ
    ータの色、文字の形状、及び文字に対する修飾の少なく
    とも1つであることを特徴とする請求項5乃至7のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、前記記憶部から検索した
    注釈をつける文字列の注釈に、該注釈をつける文字列を
    付加して合成することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、行単位の文字列に所定
    の印がついた文字列を注釈をつける文字列として認識
    し、該文字列を注釈をつける文字列として抽出すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介してデータのやり取
    りを行う複数の画像処理装置とサーバ装置とによって構
    成された画像処理システムであって、 上記画像処理装置は、画像を読み取る画像読取部と、読
    み取った画像及び出力する画像に画像処理を施す画像処
    理部と、文字画像データの行単位の切り出しと行単位の
    文字列及び注釈の合成とを行う制御部と、切り出した行
    単位の文字画像データを上記サーバ装置へ送る送信部
    と、行単位の文字画像データに含まれる注釈をつける文
    字列の位置情報及び注釈の文字列を上記サーバ装置から
    受信する受信部と、記録材上に画像を形成する画像形成
    部と、行単位の文字画像データ及びその位置関係の情報
    を記憶する記憶部と、を備え、 上記サーバ装置は、行単位の文字画像データを上記画像
    処理装置から受け取る受信部と、注釈をつける文字列の
    位置情報及び文字列の注釈を記憶した記憶部と、行単位
    の文字画像データの文字認識を行い、文字認識した文字
    列から注釈をつける文字列を抽出し、注釈をつける文字
    列の注釈を上記サーバ装置の記憶部から検索する制御部
    と、行単位の文字画像データに含まれる注釈をつける文
    字列の位置情報及び注釈を画像処理装置へ送信する送信
    手段とを、備え、 上記画像処理装置の制御部は、注釈をつける文字を含む
    文字画像データの近傍で、行単位に切り出した文字画像
    データの間に、行単位に切り出した文字画像データの間
    隔を変更可能に注釈を合成することを特徴とする画像処
    理システム。
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