JP2000040158A - 注釈の表示方法 - Google Patents

注釈の表示方法

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JP2000040158A
JP2000040158A JP11164393A JP16439399A JP2000040158A JP 2000040158 A JP2000040158 A JP 2000040158A JP 11164393 A JP11164393 A JP 11164393A JP 16439399 A JP16439399 A JP 16439399A JP 2000040158 A JP2000040158 A JP 2000040158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本文に関する注釈をすばやく円滑に提示す
る。 【解決手段】 データ本文は画面上に表示可能であり、
テキスト型データ本文内に存在する注釈タグに補足デー
タ部が関連付け可能である。データ本文内に所定のサイ
ズを有する注釈タグが選択され、データ本文と補足デー
タ部の間で交渉が開始され、データ本文を実質的に遮ら
ない状態を維持しながら補足データ部を収容できるスペ
ース136を決定する。一般に、交渉の結果得られたス
ペース136は注釈タグ元の所定サイズよりも大きいサ
イズになる。アニメーションシーケンスを用いて補足デ
ータ部138を交渉の結果得られたスペースに位置づけ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータが介
在するテキストおよび図形の表示方法に関し、特にテキ
ストおよび図形による補足的な注釈を本文ページ上へ動
的に表示することに関する。
【0002】
【従来の技術】本やその他の印刷物、または電子的に閲
覧される出版物において、本文に補助的または補足的情
報をアクセスが容易なフォーマットで提示するために、
脚注、頭注、傍注等、余白に記述された注釈が広く採用
されている。注釈は一般に本文よりも小さい活字サイズ
で組まれ、ボールド、カーシブ等の異なる活字体で組ま
れたり、注釈を本文から目立たせるために各種の変わっ
たフォーマットを有することがある。理想的には、その
ような注釈により著者が不必要に読者の注意を本文から
そらせることなく(差し込み注記や長い説明的従属節で
はよくそうなる)、本文に関するテキストまたは図形に
よる補足的な説明を与えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】不都合なことに、余白
の大きさ、活字サイズ、および紙の上で読み取り可能な
テキストも密度の物理的限界のため、注釈として提示で
きる情報量が限られる。注釈は余白、脚注、または頭注
に収めるには大き過ぎるかも知れず、たとえそれが可能
であっても本文を読むのを邪魔したり読む速度を低下さ
せかねない。そこで本文に関する注釈をすばやく円滑に
提示できる柔軟性を十分に備え、読者が必要とする時の
み注釈を見ることができるような注釈システムが求めら
れている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、画面に表示
されたテキストや図形のページを再フォーマットできる
能力を有することから、高性能モニターまたはフラット
パネルディスプレイ対応のコンピュータにより注釈付与
技術の可能性が大幅に拡張され、かつ著者にとって、余
白スペースが限られているという問題から解放される。
本発明は、画面に表示可能なデータの本文およびそのデ
ータ本文に関係付けられる補足データ部を動的に表示す
るための方法を提供する。データの本文には特定の領域
に対応付けられて補足データ部を参照する注釈タグが含
まれていてよい。データ本文内で、注釈タグまたはその
近傍にユーザーフォーカスの領域(ユーザの注目する領
域またはユーザが選択する領域)が選択されると、補足
データ部が動的に表示され(そこにユーザーフォーカス
が留まっている間)、補足データ部の提示を強調するた
めにデータ本文内にあるデータは同時に変更される。ユ
ーザーフォーカスが変わると注釈タグは置き換えられて
データ本文は元のフォーマットに戻る。
【0005】以下で理解されるように、データにはテキ
ストと図形の両方が含まれていてよい。本発明は小説、
ソフトウェアコード、詩等のテキスト型アプリケーショ
ン、および地図、写真、地理情報システム等の図形アプ
リケーションを対象とする。絵図入りの教科書、指導マ
ニュアル、スプレッドシート等テキストと図形の両方が
相当量あるアプリケーションもまた本発明の方法の利用
対象として適している。
【0006】同様に、注釈タグもテキスト主体、図形主
体、あるいはテキストと図形要素の混合であってもよ
い。想定されている注釈タグとして、数字タグ(例:脚
注の数字)、ギリシャ文字で書かれたか、判読不能なほ
ど小さい行間または余白テキスト、記号(例:アスタリ
スク)、ハイパーテキストリンク、あるいは余白に置か
れた親指大の絵や図等がある。ある好適な実施例におい
て、注釈タグは非常に小さいが判読可能な、補足データ
部分のバージョンであってよい。また他のアプリケーシ
ョンでは、線、曲線、あるいは図形やテキストのアニメ
ーションによりユーザーがデータ本文を調べて補足デー
タが利用できるか否かを確認することができる。典型的
には視覚的な目印ではあるが、あるアプリケーションに
おいて注釈タグはユーザーフォーカスのポインタやその
他のインジケータが注釈タグ周辺の領域を指すまではユ
ーザーには見えないようにできる。あるアプリケーショ
ンにおいて、注釈タグは聴覚または触覚フィードバック
に基づく場合もあり、それらは例えば、聴覚または触覚
注釈を与える音声、フォースフィードバックマウスの操
作、または触覚ディスプレイ等である。
【0007】注釈タグ上のユーザーフォーカスを決定す
るには、マウス、スタイラス、キーボードで操作可能
な、画面に表示された通常のポインタの位置を追跡した
り、画面に重ねたタッチパネルの様な触覚センサーや、
視線や頭方向の追跡システム、あるいは画面ディスプレ
イの領域上でユーザーフォーカスを確実に決定可能なそ
の他のいかなる通常の機構を用いて行なうことができ
る。ユーザーフォーカス内で補足情報の動的表示は、ユ
ーザーが行なったマウスクリック、キーボード入力、フ
ィンガータップ、持続時間(例:注釈タグ上または近傍
にマウスカーソルを1/10秒から2秒の間、通常は1
秒間、留めておく)、あるいは補足データ部を見たいと
いうユーザー要求が確認可能なその他の任意の入力法に
応答して開始される。
【0008】データ本文の閲覧を遮蔽することなく(少
なくとも遮蔽を最小限に抑えて)補足データ部の提示を
強調するためにデータ本文の変更(ユーザーフォーカス
に応答して)を行なうには補足データ部をデータ本文の
中に収容することが必要である。収容が行なわれるため
には、補足データ部はデータ本文と”交渉(ネゴシエー
ト:negotiate)”してデータ本文または補足データの
位置、向き、大きさ、色、空間的モーフォロジー(モー
フィング:形態素処理)、その他の印刷上または描画上
の特徴を適宜調整する必要がある。収容により従来のハ
イパーテキストウインドウや”バルーンヘルプ”技術に
伴なう重要な問題が克服される。そのような注釈付加技
術は単に小さい図形やウインドウをデータ本文の上に重
ねるだけであり、しばしばデータ本文の必要な情報を覆
い隠してしまう。それに対して本発明はデータ本文と補
足データ部の間の交渉をつかさどり、データ本文の顕著
な部分を最適に提示しながら同時に補足データ部の閲覧
も可能にすべくテキストや図形の位置、向き、大きさ、
色、空間的形態の適切な変更を決定する。理想的には、
データ本文と補足データ部両方について閲覧時の妨害が
最小限に抑えられるが、ある実施例では顕著な情報の表
示を収容するためにデータ本文の一部を見えなくする必
要な場合もあろう。
【0009】補足データ部の収容はデータ本文へのオー
バーレイまたは空間的モーフィングにより行なわれる。
オーバーレイ提示では注釈タグを補足データで置き換え
ると同時に、注釈を余白、行間、または段落間領域に置
く適当なコールアウト、線、マーカーまたはアニメーシ
ョンにより本文の注釈付けられた領域を識別しながら、
引き続きユーザーの注意を本文の関連領域に向けさせ
る。一方、注釈を付けられる本文の領域は色やフォント
を適当に変えることにより視覚的に目立たせることがで
きる。これにより、例えば本文の領域の色を変えたり、
色相を調整したり、”グレーで目立たなく”でき、注釈
の補足データを視覚的に目立たされた領域の最上位に配
置することができる。オーバーレイ提示は一般に単語、
行や段落、または図形要素の位置を変える必要が無く、
その代わりデータ本文中の利用可能なスペース(例:”
空いている”余白スペース、またはテキストを”グレー
アウト”して作ったスペース)に依存する。
【0010】これに対して、データ本文の空間的モーフ
ィングは一般的に、ユーザーフォーカスが当たっている
注釈タグの近傍にある単語や行の置き換えや差分のサイ
ズ変更が必要である。データ本文での単語、行、段落、
あるいは図形要素の位置は(移行アニメーションを用い
て)補足データ部を収容する必要に応じて調整される。
これにより、データ本文の前後関係を維持しながら補足
データ部を判読可能なフルサイズで提示できる。これに
は注釈タグの近傍で行の活字サイズを動的に小さくした
り、補助記号、単語、文を行内または行間に差し込むこ
とも含まれる。注釈その他の補足データのために場所を
空けるために、単語、行、段落、図形要素、あるいは余
白を移動させることができる。
【0011】本分野に精通する者に理解されるように、
本発明の方法は余白注記、行間訳文、グラフィックス、
手書きおよびその他の適当な注釈の作成支援に利用する
ことができる。データ本文は画面上に表示可能であり、
ユーザーは注釈を付けるためのユーザーフォーカスの領
域を選択することができる。キーボード、ペン操作のタ
ッチパッド、音声制御ソフトウェア、あるいはその他の
適当な入力装置を用いて、ユーザーはユーザーフォーカ
スの領域に関連付ける補足データ入力を行なう。注釈の
作成を支援するために、画面に表示された本文データが
変更される。変更にはオーバーレイ提示があり、その中
で注釈を付けられる(すなわち、ユーザーが入力した補
足データ部が伴なう)領域がカラーハイライトやグレー
アウトされるか、あるいは空間的モーフィング提示技術
により本文の行が移動させられてテキストまたは手書き
入力の場所を収容する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、コンピュータ
システム10は陰極線管(CRT)モニター15あるい
はフラットパネルディスプレイ14の少なくとも一つに
接続したコンピュータ20を含む。コンピュータ20は
本発明に従い、パッケージまたは注文製のソフトウェア
アプリケーションを実行するのに適した従来のパーソナ
ルコンピュータあるいはワークステーションであって、
プロセッサ21、電子メモリ22および長期記憶装置2
3を含む。入力モジュール28はコンピュータ20に対
し、ペン装置13、従来型キーボード16、2ないし3
自由度のマウス装置17、ペンベースあるいは身振り
(ジェスチャー)入力、紙スキャナ入力、オーディオ入
力用マイクロホン18、あるいはサポートされる他の任
意の入力機構によっても入力を与える。モニター15あ
るいはフラットパネルディスプレイ14を介した視覚的
表示出力に加えて、各種の非視覚的コンピュータ出力が
出力モジュール29により可能であり、これは音声出
力、触覚出力、フォースフィードバック出力(フォース
フィードバックマウスあるいはジョイスティックによ
る)、テキスト/グラフィックプリンタ、あるいは他の
任意の適当な出力機構も含んでもよいが、これらに限定
されない。コンピュータ20はローカルネットワーク2
4により付随するオペレーティングまたはアーカイビン
グ記憶装置25と接続でき、さらにデータの検索または
普及のために任意の従来のインターネットワーク26と
も接続できる。
【0013】本発明の目的のために、ディスプレイ1
4、モニター15として高品質のCRTモニター、受動
または能動マトリクス液晶フラットパネルディスプレ
イ、各種のプラズマ、電気光学式、または微小光学機械
式ディスプレイ、あるいは他の任意の従来型ビジュアル
ディスプレイを用いてもよい。1280×1024ピク
セル対応のCRTモニターを使えば良い結果が得られ
る。カリフォルニア州パロアルトにあるdpiX社から
販売されているようなアモルファスシリコンや能動マト
リクスフラットパネルディスプレイを使用することによ
り、さらに良い結果を得ることができる。例えば、ある
適当なdpiX社製フラットパネルディスプレイは対角
線長が13.5インチであり、視認可能な表示領域が2
76×200ミリメートル、3072×2240ピクセ
ルにより16グレー階調で約300dpiの解像度をサ
ポートする。そのような高解像度ディスプレイは、3ポ
イント程度に小さいフォントピッチのテキスト情報でも
読みやすく提示することができるが、より一般的には目
の痛みを最小限に抑えるために4ないし5ポイントテキ
ストがフォントサイズの下限として用いられる。これら
のディスプレイはコンピュータ20に接続されたPCI
コントローラカードに接続でき、現在WindowsN
Tコンピュータオペレーティングシステムの下でサポー
トされている。以下に理解されるように、前述のディス
プレイは、いずれも従来型ペンベース入力技術を介して
画面への直接的な注釈付けを許すために(オプションと
してディスプレイに重ねあわせるか、あるいは別個にコ
ンピュータ20に接続し得る)絶対/相対位置を検知す
る各種のタッチパッドあるいは書込みタブレットと組み
合わせて用いることができる。
【0014】図2でわかるように、(先に図1で示し
た)フラットパネルディスプレイ14はユーザーに対
し、コンピュータ制御される図形およびテキスト型ディ
スプレイ40を提示する。ディスプレイ40は、(ボッ
クス34により表現される)データ本文と(一般にボッ
クス32により表現され、補足データは各種のデータソ
ース62、64、66から得られる)補足データ部との
間の交渉(図1のコンピュータ20上で実行されている
ソフトウェアモジュールである交渉モジュール36を用
いる)によって作成される。図2を参照してわかるよう
に、ディスプレイ40はテキスト48、グラフィックス
46、テーブル 50、および各種の注釈タグ(注釈タ
グ52を含む)を含む。注釈タグ52(データ62、6
4、66のソースの一つからのテキストデータと結び付
けられている)は、マウス操作によるカーソル58をユ
ーザーフォーカス59の領域内へ動かすことにより選ば
れ、結果的に”コールアウト”のテキスト型注釈56を
表示させるアニメーション起動シーケンスを開始する。
この拡張アニメーション(徐々に大きくなる)は典型的
に約1/4秒ないし約2秒間かかるが、これはユーザー
が拡張する注釈を目で追跡して、文脈上のフォーカスを
適切に維持するのに十分な時間である。ユーザーフォー
カスがマウスカーソルの動きによって変化すると、注釈
タグは置き換えられ、データ本文は逆向き、収縮アニメ
ーションによって元のフォーマットに戻る。以下に理解
されるように、アニメーション速度は完全に制御可能で
あり、短い注釈には高速の”ポップアップ”ディスプレ
イ注釈が提示され、注釈タグから遠い位置に置かれたよ
り複雑な注釈にはより長いアニメーションが使われる。
【0015】以下に理解されるように、ディスプレイ4
0で示されるデータはテキスト、図形、あるいはテキス
トと図形要素(図2のスプレッドシート表50のよう
な)の混合を含んでいてよい。本発明は、電子メール
文、小説、ソフトウェアコード、あるいは詩のようなテ
キストとともに、地図、写真、あるいは地理情報システ
ムのような図形データからなるデータ本文34の表示を
包含する。絵図入りの教科書、指導マニュアル、スプレ
ッドシート等テキストと図形の両方が相当量あるアプリ
ケーションもまた表示対象として適している。
【0016】補足データ32は表示されたテキスト本文
の余白あるいは行間に置かれた短い説明から成る注釈を
含んでいてよい。注釈はハイパーテキストにリンクされ
たデスティネーションの記述、リンクされたデスティネ
ーションからの実際の抜粋、リンクされたデスティネー
ションのソース資料との関係、ソース資料についての注
釈、著者や作成日付等のメタ情報、ハイパーリンク人気
度または推奨データ、および他のインフォメーションと
同様にこれらの組み合わせを含んでいてよい。著述され
た注釈は脚注、相互参照、差し込み説明、書誌的な参
照、現在の段落、ページ番号、数字、表、雑感記事、
表、著作権、あるいは定義を含む場合もある。個人的な
注釈は訂正、追加、削除、注記、評者のコメント、ある
いは1ページ中のブックマークを含んでいてよい。数学
的な証明、アウトライン小見出し、目次、図コールアウ
ト、あるいは段階的な指導等の階層的な情報もまた本発
明のある実施例に適していよう。ある種の実施例におい
て、テキストや段落のフォーマッティング、あるいはス
プレッドシート制約グラフ情報によって与えられるよう
な論理的または関係的構造をデータ本文34の理解を深
めるために用いてよい。
【0017】同様に、注釈タグはテキスト主体、図形主
体、あるいはテキストと図形要素の何らかの混合であり
得る。想定されている注釈タグとして、数字タグ(例:
脚注の数字)、ギリシャ文字で書かれたか判読不能なほ
ど小さい行間または余白テキスト、記号(例:アスタリ
スク、星型記号)、あるいは余白に置かれた親指大の絵
や図等がある。ある好適な実施例において、注釈タグは
非常に小さいが判読可能な、補足データ部分のバージョ
ンであってよい。例えば、注釈は補足データ部から切り
取ったバージョンであってよく、データ本文が12ポイ
ントタイプとして提示されている時に最初の行あるいは
最初の数単語だけを3、4、または5ポイントタイプで
示す。スケーリングアニメーションの間、補足データ部
がいっそう目立つにつれて、フォントは1、2秒の間に
次第に大きくなり、大きくなるフォントポイントサイズ
でますます多くの行が表示される。一方、情報は、例え
ば補足データ部から得られた要約語句やタイトルを示し
て、注釈タグ内で要約できる。再び述べるに、ユーザー
フォーカスに応答して補足的資料がスケールアップする
につれて、要約は全文で置き換えられる。
【0018】あるアプリケーションにおいて注釈タグは
ユーザーフォーカスのポインタやその他のインジケータ
が注釈タグ周辺の領域を指すまではユーザーには見えな
いようにできる。例えば、注釈タグは、図1の非視覚的
出力モジュール29で与えられるような聴覚または触覚
フィードバックに基づく場合もあり、それらは例えば、
聴覚または触覚注釈を与える音声、フォースフィードバ
ックマウスの操作、または触覚ディスプレイ等である。
【0019】表示されているマウス、あるいはキーボー
ド制御されたポインタやカーソル58に加えて、ユーザ
ーフォーカスを決定するには、入力モジュール28や、
オプション的に備えられた任意の画面に重ねたタッチパ
ネルのような触覚センサーや視線や頭方向の追跡システ
ム、音声入力、あるいは画面ディスプレイの領域上を確
実に決定可能なその他のいかなる通常の機構を用いて行
なうことができる。ユーザーフォーカス内で補足情報の
動的表示は、ユーザーが行なったマウスクリック、キー
ボード入力、フィンガータップ、持続時間(例:注釈タ
グ上または近傍にマウスカーソルを1/10秒から2秒
の間、通常は1秒間、留めておく)、あるいは補足デー
タ部を見たいというユーザー要求が確認可能なその他の
任意の入力法に応答して開始される。
【0020】本分野に精通する者に理解されるように、
補足データ部の提示を強調するためにデータ本文の変更
(ユーザーフォーカスに応答して)を行なうには補足デ
ータ部をデータ本文の中に収容することが必要である。
収容が行なわれるためには、補足データ部はデータ本文
と(交渉モジュール36を用いて)”交渉”してデータ
本文または補足データの位置、向き、大きさ、色、その
他の印刷上または描画上の特徴を適宜調整する必要があ
る。ある注釈タグにユーザーが関心を示した後で短いア
ニメーション表示することができ、典型的なものとし
て、注釈を拡張しながら同時に重ねあわせたり、データ
本文の空間的および位置的モーフィングが含まれる。
【0021】好都合なことに、収容により、データ本文
の前後関係を維持しながら補足データを判読可能なフル
サイズで提示できる。実際上、本発明による方法は本文
と補足データの相対的な目立ち具合を調整する。最初
は、データ本文にフォーカスが当たっており、スペース
の大部分とユーザーの注意の大部分を占める。補足デー
タは図形の目印(例:注釈タグ)によって示唆される。
補足データの上にユーザーがフォーカスを当てると、よ
り図形的に目立つために変化する。例えば、サイズが大
きくなったり、目立つ場所に移動する、あるいは色付き
またはボールド体で表示される。同時に、データ本文は
自身がより目立たなくなるように自己調整する。例え
ば、サイズが小さくなり、中心から離れたり、あるいは
より薄い色相またはグレー階調に薄れていく。以下で理
解されるように、複数レベルの目立ち具合がサポートさ
れており、追加された第二レベルの補足データが第一レ
ベルの補足データにリンクされて(例えばハイパーリン
クされた文書に見られるように)ユーザーフォーカスに
より選択されるとデータ本文と第一レベル補足データの
両方よりも目立つようにできる。
【0022】以下で理解されるように、データ本文と補
足データ部との交渉の間に用いた特定の実装や設計パラ
メータは、特定のアプリケーションに依存し、そして図
形デザインの領域である。データ本文と補足データ部
は、データ本文が元の大きさ、スペースや位置を本質的
に変えない各種のオーバーレイ技術によって、あるいは
データ本文が元の大きさ、スペースや位置を本質的に変
える各種の空間的モーフィング技術によって修正される
ことができる。表示されたデータ本文に対する変更を最
小限にすることで、オーバーレイ技術はユーザーが方向
感覚を喪失することを最小限に抑える点で有利にであ
る。一方、空間的モーフィング技術は補足データ部の認
識度を高め、一般にデータ本文と補足データ部の両方か
らのより多くの情報をディスプレイ上に同時に提示する
ことを可能にする。
【0023】本発明をよりよく理解するために、本文と
補足データ部を選択的に修正するための各種の方策を用
いることができ、その中でスペースを空けるための変更
として、下記がある。
【0024】1)位置変更:データ本文を所定の位置か
ら移動させ、補足データがその場所を占める。
【0025】2)サイズ変更:データ本文が縮小し、同
時に補足データが大きくなる。
【0026】3)色変更:データ本文がより目立たない
陰影や色相(例:”グレーアウト”)に変化し、一方補
足データは(大きさが)拡張してより目立つ陰影や色相
(例:”ボールド体”)になることにより、視覚的に補
足データ部を目立たせたり補足データをデータ本文に重
ねあわせることも可能にする。
【0027】4)変形:データ本文を垂直または水平方
向につぶしたり引き伸ばしたり、あるいは変形させて補
足データのための場所を空ける。
【0028】テキスト本文でのスペースは、(全体的な
混乱をより小さくするため)ローカルな領域で、あるい
は(おそらく関心の対象であろうローカルな領域をより
認識可能にかつ混乱を小さくするため)離れた領域で変
更することができる。表示の変更(例:拡張中の余白コ
ールアウトやサイズ変更中の注釈テキストのアニメーシ
ョン)の起動は、拡張したい注釈タグをスタイラスペン
/マウスでクリックするか、注釈タグ上でスタイラスペ
ン/マウスを保持することで注釈タグ上が大きくなって
補足データ部から得られたより多くの情報が現われ、ま
たさらに大きくなる(ポインタがその上にいる限り)
か、ディスプレイ上でスタイラスペン/マウスポインタ
を動かしながらある特定の位置で留めると補足データ部
が拡張(フォーカスポイントを動かしながら)し始める
か、スタイラスペン/マウスが他へ移動した(複数のユ
ーザーフォーカス点を許す)時にマウスクリックまたは
キーボード入力に応答してデータを拡張したままにする
か、あるいは他の任意の適当なユーザー起動/制御操作
により行なわれる。
【0029】ある好適な実施例において、補足データは
インターネットワーク (インターネットワーク26の
ような)を介してのみ利用可能であるか、あるいはコン
ピュータ20に多数の別々のファイルとして保守されて
いる。図2の補足データ32がデータ本文34から得ら
れた別々のHTMLまたは他の類似のフォーマットファ
イルに存在しているテキストや図形であるならば当ては
まる。このような状況で、従来の”ハイパーリンク”注
釈がハイパーリンクされたサイトからのあるデータで構
成された小さいフォントタイプの注釈を与えることがで
き、読者は現在のソース資料から離れて目的とする文書
(デスティネーション)へ行ってしまう前に、目的とす
る文書について何かを学ぶことができよう。役に立つ別
の方式では、デスティネーションの情報(タイトルまた
は第一文等の)を少しだけ抄録して、それを注釈として
用いることが求められる。そのような注釈リンクは手作
業でも作成できるが、ハイパーリンクされたデスティネ
ーションのタイトル、第一行、第一段落、小さい画像、
デスティネーション文書の著者から提供された要約から
動的に導くことができ、さらにはデスティネーションテ
キストの自動要約として提供することさえ可能である。
部分的なノードフェッチに対する指定とシステムサポー
トを含むことにより、そしてすべての動的に導かれたリ
ンク注釈コンテンツをノードのソースコンテンツ検索の
最終ステップとしてプリフェッチすることにより、動作
性能を向上させることができる。たとえ注釈ステップが
時折遅いとしても、標準的な方法でリンクを追跡するよ
りも遅くないことが保証されており、デスティネーショ
ンへ完全に移行するように要求するよりも、現在の文脈
の中で現われる方が認知上における利点がある。
【0030】さらに、本発明に従いハイパーリンクされ
た注釈タグはまた、その著者、作成日付、大きさ等のハ
イパーリンクおよび/またはデスティネーションについ
てのメタ情報を含んでいてよい。リンクを追いかけるべ
きか否かを考える点で、リンクの人気度と推奨情報はま
たユーザーにとって貴重であろう。ユーザーフォーカス
に応答して複数のハイパーテキストURLを提示するマ
ルチウェイ・リンクが可能であり、これは読み手が各段
階で文脈を変えるオーバーヘッドを被ること無く深い所
に埋まっているデスティネーションまでジャンプするた
めにハイパーテキストのいくつかのノードを通って掘り
進めるようにネスト化されたハイパーテキスト注釈と同
様である。デスティネーションの資料がソースとデステ
ィネーションの可読性を維持するようにソースページに
収まる程度に十分短ければ、その注釈はデスティネーシ
ョン全体を包括することができる。この場合、注釈/デ
スティネーションはそれ以上のリンクを含んでいない
(定義あるいは注釈のような)ハイパーテキストの終点
ノードであるかもしれない。たとえデスティネーション
が相当量の補足データを含んでいても、本発明によるア
ニメーション化された注釈リンクは、提示内容を連続的
に開示していくアプローチサポートする。例えば、注釈
は動的に導かれたデスティネーションの初期サブセット
として開始できよう。マウスを注釈タグ59の近傍に残
すことによって、ユーザーが注釈に焦点を合わせ続ける
と、デスティネーションの内容がますます到着して、ハ
イパーテキストの選択可能な注釈56として表示されよ
う。
【0031】本発明のさまざまな側面をよりよく理解す
るために、データ本文のオーバーレイあるいは空間的モ
ーフィングを実装するためのいくつかの特定の技術につ
いて以下に述べる。例えば、図3および4は、情報を与
える注釈タグ104を有するテキスト本文102がある
テキストサンプル100を示す。注釈タグ104の選択
はアニメーションのシーケンスを引き起こし、その中で
タグのサイズが拡張してテキストサンプル100の余白
で注釈108を提示する。テキスト102におけるアン
カー位置に関する注釈タグの位置と余白コールアウト1
08の間を視覚的リンクするためにコールアウト106
も表示される。このような余白コールアウト108は、
注釈を示すためにデータ本文(すなわちテキスト10
2)を変更しないが、それはコールアウト行がテキスト
行の間を移動するからである。この技術により、大量の
注釈資料がテキストサンプルの元のレイアウトと共存す
ることが可能になる。余白コールアウトは注釈タグとの
緊密な近さを犠牲にするものの、コールアウト行のアニ
メーションとそれに続く注釈のアニメーション化された
拡張は読み手の目を効率よく注釈に向け、そしてコール
アウト行が縮小して注釈タグに戻るときに再び戻す。
【0032】アニメーションシーケンス動作の理解を深
めるため、以下に本発明による余白コールアウトの生成
および消滅を記述した疑似コードを示す。
【0033】 //余白コールアウト効果// fsn = normal readable font size set font size to fsn draw the primary text fs0 = very small font size set font size to fs0 for each annotation: draw the annotation fragment below its anchor text when mouse is over an annotation: //アニメーションの第一部、”行の増大”を計算 (x0,y0) = (x,y) location of annota tion x1 = x location of closest margin t = total desired animation time fl = fraction of t devoted to lin e growth //アニメーションをセットアップ t1 = t * fl xj = x0 t0 = currenttime //注釈を全面に押し出しながら、行の”増大”効果のアニメーションを 実施 repeat until currenttime > t0 + t l : xi = interpolate(currenttime − t0,x0,x1) erase annotation drawline(xj,y0,xi,y0) draw annotation in front of li ne xj = xi erase annotation drawline(xj,y0,x1,y0) draw annotation in front of line //アニメーションの第二部、”テキストの増大”を計算 h = line height of annotation tex t at font size fsn n = number of lines of full annot ation ya=n * h y2 = y0 − (ya / 2) if x1 is at the right margin: x2 = x1 + small offset else: //x2は左マージンにある xa = width of longest annotati on line at full size x2 = x1 − small offset − xa xp = current x location of annota tion t2 = t * (1 − f1) t0 = currenttime //テキスト増大効果のアニメーションを実施 repeat until currenttime > t0 + t 2: ct = currenttime − t0 fs = interpolate (ct,fs0,fsn) (xi,yi) = interpolate(ct,(xp,y 0),(x2,y2)) erase annotation set font size to fs draw full annotation at (xi,yi ) drawline(x1,yi,x1,y0 − yi + y0 ) erase annotation set font size to fsn draw full annotation at (x2,y2) drawline(x1,y2,x1,y0 − y2 + y0) when mouse is no longer over annotat ion or margin callout: reverse above animation 図5、6に見られるように、テキストサンプル110の
レイアウトを保存するもう一つのオーバーレイ技術が文
字型オーバーレイとして知られている。文字型オーバー
レイは注釈タグ114下部のスペース中へ拡張して行
く。注釈タグ114が選択されると、そのスペース11
6内のテキスト本文112は移動せず、その代わり図6
で見られるように色相が褪せるか、あるいはグレー階調
が薄くなる。続いて注釈タグ114は拡張してグレーア
ウトしたスペース116に横たわる完全な注釈になる。
二つのテキストレイヤ間で明るさが異なるため、データ
本文との文脈を維持しながら注釈が読みやすくなる。
【0034】本オーバレイ技術の動作の理解を深めるた
め、以下に本発明によるグレーアウト効果の生成を記述
した疑似コードを示す。
【0035】 //グレーアウト効果 fsn = normal readable font size set font size to fsn draw the primary text fs0 = very small font size set font size to fs0 for each annotation: draw the annotation fragment belo w its anchor text when mouse is over an annotation: //重なり領域を計算 (x0,y0) = (x,y) location of annota tion h = line height of annotation tex t at font size fsn n = number of lines of full annot ation ya = n * h xa = width of longest annotation line at font size fsn bbox = rectangle(x0,y0,x0+xa,y0+y a) foreach character c in primary te xt: if c is in bbox: add c to graychars //アニメーションをセットアップ grl = final gray value of overlap ped text t = total desired animation time t0 = currenttime //注釈を全面に押し出しながら、行の”増大”効果のアニメーションを 実施 repeat until currenttime > t0 + t : ct = currenttime − t0 erase annotation gr = interpolate(ct,black,gr1) draw graychars with color gr fs = interpolate(ct,fs0,fsn) set font size to fs draw full annotation at(x0,y0) //拡張された注釈の最終状態を描画 erase annotation draw graychars with color gr1 set font size to fsn draw full annotation at (x0,y0) when mouse is no longer over annotat ion: reverse above animation 図7、8に見られるように、さらに別のグレーアウトオ
ーバーレイ技術により、ユーザーが作成した文字注釈を
テキスト120に付加することが容易になる。サンプル
120は、ユーザーが注釈128を手書き可能な電子ペ
ン感受式タブレットコンピュータ上に表示される。図7
と図8に続けて見られるように、注釈の下に位置するテ
キスト126は注釈の見やすさを強調するためにグレー
アウトされる。好みに応じて、付加されたテキストは後
で注釈タグ(図示せず)を付けられて手書き注釈の検索
と閲覧が簡単に行なえるようにできる。
【0036】利用可能な各種のオーバーレイ技術に加
え、補足的注釈を収容するためにデータ本文の差し込
み、分割、サイズ変更、位置変更に基づく空間的モーフ
ィング技術も利用可能である。例えば、図9、10に見
られるようにテキストサンプル130は下線を引かれた
注釈タグ134を備えたテキスト132を含む。図10
に見られるように、注釈タグ134を起動すると、差し
込み注釈136収容するために、周囲のテキスト行を空
間的にモーフィングして外側に向かって歪ませる。
【0037】同様に、図11、12は星型記号の注釈タ
グ144を備えたテキスト142を含むテキストサンプ
ル140を示す。図12に見られるように、注釈144
を起動すると、差し込み注釈146を収容するために、
行間調整により周囲のテキスト行を空間的にモーフィン
グして、互いに離れさせる。そのような空間的モーフィ
ングの動作をよりよく理解するために、行間拡張の疑似
コードを以下に提示する。
【0038】 //行間拡張効果 fsn = normal readable font size set font size to fsn draw the primary text fs0 = very small font size set font size to fs0 for each annotation: draw the first line of the annota tion below its anchor text when mouse is over an annotation: //必要な拡張量を計算 (x0,y0) = (x,y) location of annot ation ha = line height of annotation te xt at font size fsn na = number of lines of full anno tation //yaは注釈テキストがフルサイズ時の高さ ya = na * ha n = number of lines of primary te xt //eはテキスト本文の高さを縮める量 e = ya / n h = line height of primary text //hはテキスト本文の新しい高さ h1 = h − e //各行の新しい位置を計算 foreach line l: origy[l] = y position of l y1 = y location of first line of primary text y = yl newy[l] = y1 la = line number of anchor text w ith the annotation to be expanded for line l starting at line2 up t o and including la: y = y + h1 newy[l] = y y = y + ya + h1 for line l starting at line (la+1 ) to last line: y = y + y1 newy[l] = y //アニメーションをセットアップ t = total desired animation time t0 = currenttime //注釈の増大過程と行拡張の効果のアニメーションを実行 xp = x position of primary text yoff = y offset of annotation fro m anchor text repeat until currenttime > t0 + t : ct = currenttime − t0 foreach line l in primary text : erase l ly = interpolate(ct,origy[l ],newy[l]) draw line l at (xp,ly) erase annotation fs = interpolate(ct,fs0,fsn) lay = interpolate(ct,origy[la] ,newy[la]) set font size to fs draw full annotation at (x0,la y + yoff) //拡張された注釈の最終状態を描画 foreach line l in primary text: erase l draw line l at (xp,newy[l]) erase annotation set font size to fsn draw full annotation at (x0,newy[ la] + yoff) when mouse is no longer over annotat ion: reverse above animation 図13、14はさらに別の空間的モーフィング技術を提
示する。図13に見られるように、テキストサンプル1
50は表型アイコン注釈154を備えたテキスト154
を含む。図14に見られるように、注釈タグ154を起
動すると、差し込み表型注釈158を収容するために、
周囲のテキストおよび図形行を空間的にモーフィングし
ながら脇へずらせる。
【0039】図15〜19に各種の空間的モーフィング
技術を提示する。図15に、本文162とそれに付随す
る注釈164を備えたレシピ160の記述を示す。図1
6に見られるように、プロフィトロールを作るのに必要
な材料またはレシピのいずれかを強調するためにテキス
ト162と注釈164の相対的なサイズを逆転させるこ
とができる。図17に見られるように、(レシピ160
の記述と同様に)レシピ170の記述は空間的に変形
(つぶれた)した本文174と合わせて本文172を含
めることができる。行選択が逆である場合(図示せ
ず)、テキスト172はつぶれてもテキスト172は歪
みなく提示される。同様に、図18は特定の行182が
ユーザーフォーカスの対象になっているテキストサンプ
ル180を示し、一方、選択された行を強調するために
テキスト行184の余白サイズが狭められる。テキスト
行182から離れた行(テキスト行186等)のサイズ
は変わらず、ユーザーが選択したテキスト行182のサ
イズと釣り合いがとれる。
【0040】図19、20は、本発明をスプレッドシー
ト、複雑なテキストの配置、公式や制約条件で結ばれた
数値データ、セルレイアウトを定義する図形と組み合わ
せた動作を示す。図19に見られるように、スプレッド
シート190は数値データ192、図形要素193、お
よび数値データ192に隣接して置かれた公式注釈タグ
194を含んでいてよい。図20に見られるように、ユ
ーザーが特定のセル(5A)にフォーカスを当てると図
形要素が空間的にモーフィングされて間隙ができ、そこ
へ注釈198が収まる。
【0041】図21、22は三次元物体のコンプレック
ス二次元表現200を示す。物体が図21に見られるビ
ューと図22に見られるビューの間で仮想的に回転され
ると、ユーザーの仮想オブジェクトに対する視点に応じ
て各種の注釈204、206のサイズが大きくまたは小
さくなる。注釈202、208の場合のように視点が本
質的に変わらないとき、注釈も基本的に不変のままであ
る。
【0042】図23、24は本発明のさらに別の実施例
を示す。図23に見られるように、テキスト表現210
は拡張ハイパーテキストとして機能する多重ネスティン
グリンクを可能にする。例えば、注釈タグ212を選択
するとテキストが分かれて多重リンク214の提示を収
容する。図24に見られるように、リンクの一つ(この
場合”Biography”)を選択すると”Biog
raphy”に関連する別のリンクが開く。以下に理解
されるように、多重リンク214は依然として視野に留
まり、多重リンクを検索している間、前後関係を保つ。
このような多重ハイパーテキストリンクをよりよく理解
するために、行間拡張用疑似コードを以下に示す。
【0043】 //流動ハイパーテキストリンク //仕様入力:テキスト本文入力に加えて //各ハイパーテキストアンカーhaは以下を指定: ha.location = e.g.,(line,startcha r,length) ha.jumpfile = iink destination fi lename (or URL) ha.glosstype = one of {simple,dyn amic,nestable} ha.glossfield = if simple,then ac tual text of gloss if dynamic,then <empty/unu sed> if nestable,then gloss file name //ha.glossfieldからgloss text,とha.g losstextを計算 if ha.glosstype = simple: ha.glosstext = ha.glossfiel d else if ha.glosstype = dynamic: ha.glosstext = fetch first lin e or title dynamically from ha.jumpf ile //ページがロードされていればフェッチが行なえる //またはglossが起動されるまで待てる else if ha.glosstype = nestable: ha.glosstext = contents of the gloss file //glossファイルはネストされたアンカーを含んでいてよい def load_fluid_file(filename): clear page open(filename) read contents fsn = normal readable font size set font size to fsn draw the primary text fs0 = very small font size for each hypertext anchor ha: draw_hypertext_anchor(ha) def draw_hypertext_anchor(anchor): draw a solid line under the ancho r set font size to fs0 set font visibility to invisible //glossテキストは拡張されるまで見えない draw the associated gloss text be low its anchor text when mouse moves over a visible anch or: //ハイパーテキストリンクをプレビュー、すなわちglossを表示 change anchor underline style to dotted change visibility of all lines of the associated gloss to visible for each hypertext anchor subha i n the gloss: draw_hypertext_anchor(subha) //サブglossの次のレベルについてテキストのフェッチとド ローのみ行なう //対話的応答を許すがglossの再帰的なローディングは避け る animate growth of gloss text to f ull size //既に示した効果の任意のものが使用可能: //行間拡張、余白コールアウト、またはテキストオーバーレイ when mouse is clicked over a visible anchor or its associated gloss text : //ハイパーテキストリンクに従う load_fluid_file(anchor.jumpfile) when mouse moves away from an anchor or its associated gloss text: //マウスが接触していないすべてのglossレベルを閉じる for all glosses at levels below t he level that the mouse is touching: animate shrink of gloss text t o small size, reversing the graphical effect used to show the gloss text change visibility of all lines of gloss text to invisible change anchor underline style to solid 上述の例で示したように、本文が補足的注釈を付加的に
提示することを可能にするために必要な空間的および時
間的な交渉(ネゴシエーション)機能を実装するには各
種のソフトウェアアーキテクチャが適していることは本
分野に精通する者には理解されよう。
【0044】例えば、図2の交渉モジュール36(およ
び本発明の先に示した例)で用いるのに適している、あ
る熟慮された交渉アーキテクチャでは、データ本文と補
足データ部の両方の空間的広がりと図形提示のニーズを
流動的に考慮する(これらをアーキテクチャの観点から
より明確に記述するために、以下の説明においてデータ
本文と補足データは時として”流動オブジェクト”、本
文または補足オブジェクト”、あるいは”親子オブジェ
クト”と呼ばれる)。調査のために補足オブジェクトが
呼び出されると、それと本文オブジェクトの間で構造化
された交渉セッションが生起し、両者が協調した視覚表
現が得られる。このやりとりにおいていずれの側もレイ
アウトや提示方式の決定を完全に支配することがないた
め、この過程は”交渉”である。本文オブジェクトは補
足オブジェクトがどのように提示されるかを支配できな
いし、補足オブジェクトも自身を拡張させるための特定
の領域を要求することはできない。その代わり、両者は
自身のレイアウトや提示ニーズについて持っている情報
に基づいて要求や提案を出す。これらの要求や応答の一
連のやりとりにより十分な情報交換が効率的に行なわ
れ、互いに満足すべき状態に到達する。
【0045】この”流動”交渉アーキテクチャにより、
異なる流動オブジェクトが互いにやり取りすべく特別に
設計されていなくても共存が可能な流動文書の構成要素
モデルが実現できる。階層的図形特徴言語用のフレーム
ワークにより、流動オブジェクトは異なる。またはより
複雑な図形特徴を提示する他の流動オブジェクトからの
要求を丁重に扱い、どの流動オブジェクトが影響を受け
るかを決定し、スペース空け方策を選択・構成し、拡張
された補足オブジェクトの目立ち具合と多重図形ドメイ
ン用プロトコルを保証し、スペース割り当てや提示を解
決すべく一連の交渉を行ない、拡張する補足オブジェク
トとそれを収容する本文オブジェクトの様子をアニメー
ション表示することができる。
【0046】ユーザーがある補足資料(子オブジェク
ト)に関心を示すと、子オブジェクトとその周辺の本文
資料(親オブジェクト)との間で一連の要求と応答のや
りとりが行なわれる。以下にそのシーケンスを示す。
【0047】1.拡張の意図:子オブジェクトは親オブ
ジェクトに連絡し、拡張したい旨を伝える。その際、子
が制御できる図形パラメータを記述する情報を渡す。
【0048】2.初期指針:親は子オブジェクトがどこ
で拡張して提示するかについて予備的な決定を行なう。
決定は、子のためにスペースを空けるのに採用するつも
りの方策を検討しながら行なう。続いて親は子に対し、
提示の指針を返す。
【0049】3.スペースの要求:子は指針を用いて、
自分が拡張した時に必要なスペースを計算する。指針に
従う必要はないが、可能であれば従うであろう。子が準
拠するつもりである図形特徴を含むスペース要求が親に
送られる。
【0050】4.スペースの提案:親は最も好ましい方
策から始めて再度スペース空けの方策を検討する。方策
を順に試しながら、可能ならば求められたサイズを、あ
るいは要求された範囲内で子の要求を最も満足させる方
策に到達する(または複数の方策を組み合わせる)。そ
の方策は、親が自分の親にスペースを要請する場合に連
鎖的に交渉を行なうことも含まれる場合がある。
【0051】5.提案の検討:子オブジェクトはスペー
スの提案およびそれに付随する図形条件を検討する。子
は条件に合う図形提示方式を選択し、どのように提案を
受理するかを選択したかを親に通知する。新たに拡張し
た状態へ移行する様子を示すアニメーションが開始され
る。
【0052】以下の節で、交渉モジュール36による交
渉の各段階について詳細に考察する。
【0053】このステップは単に交渉を開始するだけで
ある。子オブジェクトはそれが遵守する図形特徴プロト
コル(次節を参照)を渡すことにより、親に対し自分が
どの図形オブジェクト種類か、またどの提示機能に適応
可能かを通知する。
【0054】一般に、子オブジェクトは自分の親の提示
について何も知らない。従って、最初は自分が拡張され
た形状が周囲の親情報と対照的な提示効果を与え得るか
を知らない。親オブジェクトは子オブジェクトに対し、
望まれる図形特徴に関する指針を通知する義務がある。
例えば、親オブジェクトがタイムズ12ポイントのフォ
ントを用いた黒色テキストのページである場合、拡張し
ようとするテキスト型注釈に以下の指針を与えるであろ
う。10〜14ポイントの間のサンセリフフォント、色
は高度に飽和しているものを用いることが推奨されれ
る。これにより、拡張した注釈は、大きさは同程度であ
ってもフォントが異なり、色が明るいので目立つ。子オ
ブジェクトは可能ならば指針に合わせようとするが、そ
れに従わなければならない制約はない。これが本アーキ
テクチャにおける交渉の第一の証拠である。すなわち、
子オブジェクトは親に拡張のための指針を求め、親は推
奨案を出す。子は最初の公式なスペース要求を出す準備
をしながら推奨案を助言の下に受け取る。
【0055】流動オブジェクトの図形特徴および図形特
徴プロトコルをやりとりするための特定の言語は流動オ
ブジェクトのクラスに固有である。例えば、前段で述べ
たテキスト型オブジェクトは以下のものに類似した簡単
なプロトコルを用いる。
【0056】font:{serif|sans−se
rif|Times|Helvetical...} fontsize:{integer−range} color:{dark|light|%gray|h
ue−range|...} 指針提案フェーズの間、プロトコル要素は定量的または
定性的な範囲としてとして記述される。上記「提案の検
討」により、子が提案された状況に同意すればプロトコ
ル要素は流動オブジェクトが意図した、サイズや位置を
含む提示の特定の記述になる。
【0057】以下に理解されるように、プロトコルは交
渉にあたる両者に知られていなければならない。最も単
純なケースでは、交渉において子オブジェクトとして振
る舞う流動オブジェクトはその図形種類のためのプロト
コルのみ知っていればよい。しかし、いかなる流動オブ
ジェクトも無関係なオブジェクトに直面する場合があ
る。親オブジェクトはさまざまな種類の子を持つ場合が
あり、どのオブジェクトもあらゆる種類の兄弟オブジェ
クトにより脇へどかされるような交渉に巻き込まれる可
能性がある。
【0058】これらの状況を扱うために、プロトコルを
階層的に構成することができ、階層の下位に位置するプ
ロトコルはそれより階層が上位のプロトコルの厳密なサ
ブセットとして振る舞う。あらゆるプロトコルは、すべ
てのプロトコルが従う基本プロトコルであるサイズと位
置である共通のルートの子孫である。動作中に、無関係
なプロトコルに直面した流動オブジェクトは自分が知っ
ているプロトコルを見つけるまで単にそのプロトコルの
親チェインをたどる。次にこのより単純なプロトコルを
用いて指針を示唆するためのやりとりを行なう。より簡
単なプロトコルはあまり多くの特徴を含まないため、指
針のやりとりに伴う内容はより少ないであろう。ルート
プロトコルを用いる必要がある場合、全く何の指針もや
りとりされず、後ほどサイズと位置のみが交渉されよ
う。そのようなプロトコル階層では新規タイプの流動オ
ブジェクトを生成し、再コーディングせずに既存流動文
書中で用いることが許される。新規流動オブジェクトは
既存文書が知らされていない図形パラメータを備えてい
る場合もあるが、システムは依然として合理的な提示に
到達する可能性が高い。
【0059】一旦子オブジェクトが指針を得ると、どの
程度指針に従うことが可能かを決定でき、続いて自身の
選択に基づいてスペースの要求を生成する。
【0060】例えば、親が子に10〜14ポイントのサ
ンセリフフォントを使うべきだと指示したとする。しか
し、子オブジェクトはコードの抜粋であって、セリフフ
ォントであるクーリアを使う方を望んだとする。子は1
2ポイントのクーリアを選択し、その字体とサイズに基
づいてコードの抜粋テキストがどれくらいのスペースを
必要とするかを計算する。スペースは望まれる量と子が
扱える最小および最大値として指定される。この要求は
暗にアンカー付近のスペースを求めている。それに対し
て、あるプロトコルではスペースを最小幅と最小高とと
もに面積として指定することが許される。例えば、テキ
スト型注釈は複数行にわたって還流することで柔軟にレ
イアウトすることが可能である。特定の幅や高さよりも
面積で要求する方が親は余裕を持って有効なスペースを
選択することができる。
【0061】選択された方策は、親が最初に子に指示し
た指針を拡張したり変更するよう要求する場合がある。
初期の指針は親の当て推量に基づいていた。子から得
た、スペースおよび可能な図形提示という付加情報によ
り選択された方策を親が最初に予想したものから変更す
る場合がある。これらの条件は子に返される要求仕様
(図形特徴プロトコルに基づく)内で指定される。例え
ば、親がオーバーレイ方策を選択する結論に達した場
合、親がなる予定の明色に対照的に見えるように子に暗
色で提示するよう求める。別の可能性として、許された
スペースがアンカー付近でない場合、親オブジェクトは
子オブジェクトに結合線が用いられる旨を注意する。
【0062】流動オブジェクトは、拡張したいと希望す
る子オブジェクトのためにスペースを空けることができ
なければならない。スペースを生み出すために各流動オ
ブジェクトは自分自身の方策を与える。すなわち、アー
キテクチャの一部というよりもむしろ開発者により設計
される。方策は宣言的に記述されているのではなく、む
しろ拡張している子オブジェクトを収容するために如何
に流動オブジェクトのレイアウトを変更するかを考える
手続きである。
【0063】スペースを生み出す方策は4種のカテゴリ
ーに分類できる。
【0064】1.固定的動作:親オブジェクトはセクシ
ョンに分かれ、それらは離れるように固定的に動く。子
オブジェクトは続いてセクション間のスペースの中へ拡
張することができる。
【0065】2.変形:親オブジェクトはセクションに
分かれ、それらはある仕方で変形してセクション間にス
ペースを作る。セクションが離れるように動くことで、
親オブジェクトの境界枠のサイズは大きくならない。
子オブジェクトはセクション間のスペースの中へ拡張す
る。
【0066】このカテゴリーに入る多くの方策には、行
間の圧縮、本文全体の縮小、拡張している子オブジェク
トの周りの“出っぱり”の中への行の湾曲、およびテキ
スト自身の文字の押しつぶしがある。 3.オーバーレイ:親オブジェクトは今の位置から動か
ず、その代わりに子オブジェクトが親自身の上方のある
領域の使用を許可する。
【0067】4.外部割り当て:オブジェクトは子オブ
ジェクトのために自身の境界枠の外のスペースを交渉す
る。他のオブジェクトは固定的動作、変形、および/ま
たはオーバーレイにより、拡張しているオブジェクトの
ためにスペースを空けることに同意しなくてはならな
い。
【0068】最初の2つのケース、固定的動作と変形に
おいて、拡張している子オブジェクトに自分自身を表示
するスペースを与えられる。子オブジェクトは親オブジ
ェクトの近傍部と比較した場合のみ目立つようでなけれ
ばならない。
【0069】しかしオーバーレイのケースでは、親と子
オブジェクトは子オブジェクトが認識可能であることを
保証するために協働する必要がある。受容できる図形提
示を交渉するためにオブジェクト用の図形特徴プロトコ
ルが用いられる。
【0070】最後に、外部割り当てのケースでは、親は
通常自分自身のどの部分に子オブジェクトが固定される
かを指示しなくてはならない。これを達成するのにアン
カーと子オブジェクトを結ぶ線を引くことがよくある。
これらの結合“コールアウト”線のルート決めは、線を
最適な位置に置くために参考になる自身のレイアウト情
報を有する親オブジェクトの責任である。各流動オブジ
ェクトが有する上述のスペース空け方策は、(最も美観
があるか、納得できるレイアウトをもたらすため)最も
望ましい方策から最も望ましくないものへと順序付けら
れている。各方策には収容できる最大サイズの限界があ
る。交渉フェーズの間、流動オブジェクトは拡張中の子
オブジェクトが求めるスペース要件を満たすものが見つ
かるまで、各方策を順に評価する。
【0071】さらに、カテゴリーをまたがるかその範囲
内の方策は組み合わせが可能である。(実装者によっ
て)方策に組み合わせ可能であるというマークが付けら
れていると、アーキテクチャはその方策がどれぐらいの
スペースを与えるかを記録する。続いて次の方策を評価
する際に、要求されている残りのスペースを求める。方
策の順序はまた多数の方策の組み合わせを順序付けるた
めに用いられる。
【0072】流動文書の相互作用の一次記述は、単に
“補足オブジェクトが拡張できるスペースを空けよ”で
あろう。これを達成するために、アプリケーションは他
のどのオブジェクトがスペースを断念しなくてはならな
いか、またそのことでさらに別のオブジェクトにスペー
スを放棄させることになるか否かを決定しなければなら
ない。流動アーキテクチャは、すべての流動オブジェク
トを典型的なオブジェクト封入階層に組織化すべく指定
することによってこの問題を処理する。封入階層はスペ
ースをネスティングされた境界枠に分割する。拡張して
いない子オブジェクトC1は自身の目印に対応する境界
枠を持ち、自分の子オブジェクトは通常C1が拡張され
るまで、全くスペース提示を持たないであろう。単純な
テキスト注釈アプリケーションにおいて、(キャンバズ
全体を表現している)ルート、テキストオブジェクトお
よび多くの子(注釈)オブジェクトのみがあり、それら
は自分の子オブジェクトを持たない。
【0073】スペース確保のための交渉を満足させるた
めに、オブジェクトは自分の境界枠の中で必要に応じて
提示を変更することができる。また、その位置へ子オブ
ジェクトを拡張した取り決めが同じのままならば子オブ
ジェクトを操ることもできる(さもなければ別の交渉が
生じる)。もしオブジェクトP1とその子オブジェクト
の一つC1の間の交渉が、P1が動くか、あるいはその
親の(P2の)領域内でその境界枠を拡張しなければな
らないと示唆するなら、P1とP2の間でさらに交渉が
必要である。このような連鎖的交渉はルートオブジェク
トよりも先へは進まない。
【0074】最後に、ある場合にはスペース確保の交渉
により、拡張された子オブジェクトが、親オブジェクト
の境界枠から外へ出て、親オブジェクトの兄弟になると
いう結果もあろう。これは例えばコールアウトスタイル
の流動拡張で生じることがある。
【0075】交渉の最終ステップは、子が親からの完全
な提案を検討することである。 提案は、通常受理可能
な値の範囲として表現されたスペース、位置、およびそ
の図形の提示に関するある潜在的な条件を含む。子が条
件を受け入れることができず、そして提案を拒絶しなけ
ればならないことも有り得る。しかし、このケースは極
めて稀にしか起きないと思われ、交渉モジュール36は
制約的というよりはむしろ寛容な交渉方策に従うため、
通常は起きない。従って、アーキテクチャは親と子から
の極めて特殊な要求の可能性も認めるものの、実際には
大部分の条件は非常に緩く、流動オブジェクトに受け入
れられやすい。
【0076】子オブジェクトが提案を拒絶しなければな
らない場合、例えば非常に多くの他のすでに拡張した子
オブジェクトがスペースを占有していれば、自分を提示
する非流動の代替方策(例えば、新しいウインドウで開
かれる)に訴える。子オブジェクトが提案を受け入れる
場合、選択した正確な図形特徴を親に知らせる。親は続
いて自分自身の方策を完成させ、自分自身の親と携わっ
たいかなる交渉からの提案でも受け入れる。交渉の各レ
ベルが終了するにつれて、各流動オブジェクトをアニメ
ーション表示するために必要な情報が集められる。これ
らのアニメーションは文書全体が一回の滑らかな動きで
変化することを保証すべく調整される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作に適したコンピュータおよび電
子表示システムの模式図である。
【図2】 テキストおよび図形表示図、データ本文の視
覚的表現、およびデータ本文と統合されて一緒にテキス
トおよび図形表示図を与える補足データ部の視覚的表現
を示す模式図である。
【図3】 小型の注釈タグを有するテキスト表示のサン
プル図である。
【図4】 小型注釈タグの一つを選択した後の図3のテ
キスト表示の図で、拡張された注釈が余白にはめ込まれ
ている。
【図5】 小サイズのテキストが注釈として振る舞うテ
キスト表示のサンプル図である。
【図6】 小サイズのテキストの一つを選択した後の図
5のテキスト表示の図で、拡張されたテキスト型注釈が
行にオーバ−レイされている。
【図7】 手書き注釈に対応するため、テキスト表示の
ある領域がグレーアウトされた様子を示す図である。
【図8】 図7のテキスト表示においてグレー化された
テキスト表示が拡張されてさらに多くの手書き注釈に対
応している様子を示す図である。
【図9】 注釈タグとして下線を有するテキスト表示の
サンプル図である。
【図10】 注釈タグを選択した後の図9のテキスト表
示の図で、拡張された注釈が行内の隣接する単語の位置
を限定的に変化させて行間に差し込まれている様子を示
す図である。
【図11】 注釈タグとして星型記号を有するテキスト
表示のサンプル図である。
【図12】 星型注釈タグの一つを選択した後の図11
のテキスト表示の図で、注釈を収容するために行間のス
ペースを変化させて行間に注釈が差し込まれている様子
を示す図である。
【図13】 注釈タグとして表形アイコンを有するテ
キストおよび図形表示のサンプル図である。
【図14】 表型注釈タグを選択した後の図13のテキ
ストおよび図形表示の図で、注釈を収容するためにテキ
ストおよび図形要素間のスペースを変化させてテキスト
および図形要素間に注釈表が差し込まれている様子を示
す図である。
【図15】 テキスト表示のためのさまざまな空間的モ
ーフィングやテキストサイズの変化を示す図である。
【図16】 テキスト表示のためのさまざまな空間的モ
ーフィングやテキストサイズの変化を示す図である。
【図17】 テキスト表示のためのさまざまな空間的モ
ーフィングやテキストサイズの変化を示す図である。
【図18】 テキスト表示のためのさまざまな空間的モ
ーフィングやテキストサイズの変化を示す図である。
【図19】 表形スプレッドシート表示のためのさまざ
まな空間的モーフィングやテキストサイズの変化を示す
図である。
【図20】 表形スプレッドシート表示のためのさまざ
まな空間的モーフィングやテキストサイズの変化を示す
図である。
【図21】 3次元装置の2次元表現への注釈表示のた
めのさまざまな空間的モーフィングやテキストサイズの
変化を示す図である。
【図22】 3次元装置の2次元表現への注釈表示のた
めのさまざまな空間的モーフィングやテキストサイズの
変化を示す図である。
【図23】 注釈情報の発展的な表示のための多重ネス
ティングリンクを示す図である。
【図24】 注釈情報の発展的な表示のための多重ネス
ティングリンクを示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム、13 ペン装置、14
フラットパネルディスプレイ、15 モニター、16
従来型キーボード、17 マウス装置、18オーディオ
入力用マイクロホン、20 コンピュータ、21 プロ
セッサ、22電子メモリ、23 長期記憶装置、24
ローカルネットワーク、25 アーカイビング記憶装
置、26 インターネットワーク、29 出力モジュー
ル。
フロントページの続き (72)発明者 ポル ティ ゼルウエガー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロ アルト ロス ロード 3240 (72)発明者 ジョック ディ マッキンレー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロ アルト ロス ロード 3240 (72)発明者 ケネス ピー フィッシュキン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 レッ ドウッド シティ ヘブン アベニュー 924 (72)発明者 タエコ イガラシ 神奈川県茅ヶ崎市松が丘2−5−11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上にデータ本文およびデータ本文内
    に存在する注釈タグに関連付けられる補足データ部を提
    示する方法であって、 前記データ本文内にある所定のサイズを有する注釈タグ
    を選択するステップと、 前記データ本文の遮蔽を低減にしながら、前記注釈タグ
    の所定サイズよりも大きなサイズをスペースを前記デー
    タ本文中に調整するステップと、 前記スペース内に前記補足データを配置するステップ
    と、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 文書に注釈を付加する方法であって、 画面上にデータ本文を提示するステップと、 前記データ本文の選択された領域の視覚的な目立ち具合
    を低減させるステップと、 前記データ本文の選択された領域に重なり合うユーザー
    定義入力を与えるステップと、 を有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 画面上にデータ本文およびデータ本文内
    に存在する注釈タグに関連付けられた補足データ部を提
    示する方法であって、 前記データ本文内にある所定のサイズを有する注釈タグ
    を選択するステップと、 前記データ本文を実質的に遮蔽しない状態を維持しなが
    ら、前記注釈タグの所定サイズよりも大きなサイズのス
    ペースを前記データ本文の少なくとも一部の空間的なモ
    ーフィングにより調整するステップと、 前記補足データ部を前記スペース内に配置するステップ
    と、 を有することを特徴とする方法。
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