JPH0944486A - 文書作成装置及び注釈作成方法 - Google Patents

文書作成装置及び注釈作成方法

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JPH0944486A
JPH0944486A JP7193449A JP19344995A JPH0944486A JP H0944486 A JPH0944486 A JP H0944486A JP 7193449 A JP7193449 A JP 7193449A JP 19344995 A JP19344995 A JP 19344995A JP H0944486 A JPH0944486 A JP H0944486A
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JP7193449A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Goto
浩文 後藤
Shigemi Nakazato
茂美 中里
Yuichiro Saito
裕一郎 斉藤
Takahiro Suzuki
孝弘 鈴木
Kunihiro Sakamoto
国博 坂本
Hisaya Azuma
久弥 東
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Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面倒な作業を必要とせずに、文書入力中に電子
辞書内の単語の意味情報を注釈情報として作成文書に反
映させる。 【解決手段】制御部12はかな漢字変換部14を通じて
入力読み文字列をかな漢字変換し、その変換結果を候補
記憶部19に格納して出力部13に表示する。また、制
御部12は電子辞書検索部16を通じて入力読み文字列
をキーワードとして電子辞書17を検索し、その検索結
果を変換結果との別にして出力部13に表示する。ここ
で、制御部12は上記検索結果の中で当該変換結果と一
致する単語の意味情報を注釈情報として生成し、これを
候補記憶部19内の当該変換結果の後ろに付加して出力
部13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサ等の文書作成装置に係り、特
にCD−ROM、PCカードなどに搭載された電子辞書
を有し、この電子辞書に登録された単語の情報を注釈と
して文書に反映させるための注釈作成機能を有する文書
作成装置及び注釈作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の文書作成装置に用いられるかな漢字変換
システムには、例えばCD−ROM、PCカードなどに
搭載された電子辞書から単語検索する機能の付いたもの
がある。
【0003】電子辞書とは、国語辞書を電子化したもの
である。電子辞書検索機能では、単語の読みあるいは見
出しを入力することにより、電子辞書の中から該当する
単語を検索し、その意味情報等を表示する。
【0004】ところで、このような電子辞書検索機能
は、通常それ単独で動作するものであり、かな漢字変換
システムの処理をサポートするものではない。したがっ
て、例えば電子辞書の検索結果の中に注釈として利用で
きる単語の意味情報があり、それを作成文書に反映させ
るためには、その検索結果の中から所望の単語の意味情
報をカット・アンド・ペーストにより取得するか、ある
いは、その単語の意味情報を参照しながら、注釈情報を
新たに入力するなど、ユーザ自身が手作業にて作成文書
に反映させなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、かな漢字変換と連動する電子辞書検索がなかったた
め、電子辞書の検索結果を単語の注釈として作成文書に
反映させる場合には、注釈とする部分をカット・アンド
・ペーストするか、あるいは、注釈情報を新たに入力す
るなどの面倒な作業が必要となり、文書作成効率向上の
妨げとなる等の問題があった。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、面倒な作業を必要とせずに、文書入力中に電子辞
書内の単語の意味情報を注釈情報として作成文書に反映
させることのできる文書作成装置及び注釈作成方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の文書作成装置は、読み文字列情報を入力
するための入力手段と、この入力手段によって入力され
た読み文字列情報をかな漢字変換する変換手段と、電子
辞書情報を記憶した電子辞書記憶手段と、この電子辞書
記憶手段に記憶された電子辞書情報の中から上記入力読
み文字列情報と同じ読みの単語を検索する検索手段と、
この検索手段によって得られた検索結果の中で上記変換
手段によって得られた変換結果と一致する単語の意味情
報を注釈情報として生成し、上記変換結果に付加する注
釈生成手段と、この注釈生成手段によって注釈情報が付
加された上記変換結果を表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、入力された読み
文字列情報がかな漢字変換された際に、当該入力読み文
字列情報をキーワードとして電子辞書情報が検索され
る。その検索結果の中でかな漢字変換により得られた変
換結果と一致する単語の意味情報が注釈情報として生成
され、同変換結果の後ろなどに付加されて表示される。
【0009】(2)また、本発明の文書作成装置は、読
み文字列情報を入力するための入力手段と、この入力手
段によって入力された読み文字列情報をかな漢字変換す
る変換手段と、電子辞書情報を記憶した電子辞書記憶手
段と、この電子辞書記憶手段に記憶された電子辞書情報
の中から上記入力読み文字列情報と同じ読みの単語を検
索する検索手段と、この検索手段によって得られた検索
結果の中で上記変換手段によって得られた変換結果と一
致する単語の意味情報を注釈情報とし、その注釈情報に
対応する注釈番号情報を生成して上記変換結果に付加す
る注釈生成手段と、この注釈生成手段によって生成され
た注釈情報と注釈番号情報とを対応付けて記憶する注釈
記憶手段と、上記注釈番号情報が付加された上記変換結
果を表示し、上記入力手段からの注釈呼出し指示によ
り、上記注釈番号情報に対応する上記注釈情報を上記注
釈記憶手段から読出して表示する表示手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0010】このような構成によれば、入力された読み
文字列情報がかな漢字変換された際に、当該入力読み文
字列情報をキーワードとして電子辞書情報が検索され
る。その検索結果の中でかな漢字変換により得られた変
換結果と一致する単語の意味情報が注釈情報とされ、そ
の注釈情報に対応する注釈番号情報が生成され、その注
釈番号情報が同変換結果の後ろなどに付加されて表示さ
れる。また、注釈情報は注釈番号情報に対応付けられて
記憶され、注釈呼出し指示によって呼び出される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
文書作成装置の構成を示すブロック図である。本装置
は、かな漢字変換システムとして動作するパーソナルコ
ンピュータまたはワードプロセッサであり、ここでは入
力部11、制御部12、出力部13、かな漢字変換部1
4、かな漢字変換辞書15、電子辞書検索部16、電子
辞書17、注釈記憶部18、候補記憶部19を有する。
【0012】入力部11は、例えばキーボード等からな
り、文字列の入力や特定の指示を行うための入力装置で
ある。この入力部11には、文字キーや数字キー、カー
ソルキー等の他に、特にここでは電子辞書検索キー11
a、注釈生成キー11b、注釈呼出しキー11c、次候
補キー11dが設けられている。
【0013】電子辞書検索キー11aは、電子辞書17
の検索を指示するためのファンクションキーである。注
釈生成キー11bは、注釈生成を指示するためのファン
クションキーである。注釈呼出しキー11cは、注釈呼
出しを指示するためのファンクションキーである。次候
補キー11bは、かな漢字変換結果として得られる変換
候補の中の他の候補を指示するためのファンクションキ
ーである。
【0014】制御部12は、例えばマイクロプロセッサ
からなり、本装置全体を制御するものであり、ここでは
入力部11からの指示に従って電子辞書検索処理および
注釈作成処理等を実行する。
【0015】出力部13は、例えばCRT (Cathode Ra
y Tube) やLCD (Liquid CrystalDisplay) 等の表示
装置からなり、入力データの表示や特定画面の表示を行
う。かな漢字変換部14は、制御部12の制御の下で、
入力された読み文字列をかな漢字変換辞書15を参照し
てかな漢字混じり文に変換する。
【0016】かな漢字変換辞書15は、かな漢字変換処
理に用いられる辞書であり、各単語の読みとその読みに
対応する見出し(変換語)等の情報を記憶している。電
子辞書検索部16は、制御部12の制御の下で、電子辞
書17の中から指定された単語を検索する。
【0017】電子辞書17は、例えば国語辞書を電子化
したものであり、各単語の意味情報等を記憶している。
この電子辞書17は、例えばCD−ROMやPCカード
などの外部記憶装置内に搭載されている。
【0018】注釈記憶部18は、注釈番号と注釈情報と
を対応付けて記憶するためのメモリである。候補記憶部
19は、かな漢字変換部14により変換結果として得ら
れた変換候補(同音語)を記憶するためのメモリであ
る。
【0019】図2は同実施形態における辞書検索画面を
示す図である。文書入力時において、入力部11を通じ
て変換対象となる読み文字列を入力すると、その読み文
字列がかな漢字変換され、その変換結果(変換候補)が
同入力読み文字列に代わって表示される。
【0020】ここで、入力部11に設けられた電子辞書
検索キー11aの押下により電子辞書検索を指示する
と、当該入力読み文字列をキーワードとして電子辞書1
7が検索が行われ、その検索結果として図2に示すよう
な辞書検索画面21がウインドウ表示される。
【0021】この辞書検索画面21において、現在表示
される変換結果(変換候補)と一致する単語がある場合
には、その単語にアトリビュート(例えば反転表示)2
2が付加される。
【0022】また、一致する単語がない場合には、例え
ば「この辞書の中には該当する単語が存在しません」と
いったエラーメッセージ23が表示される。一方、この
辞書検索画面21の下部には当該入力読み文字列に対す
る変換候補群(同音語)24が表示され、また、その上
にカレント候補(現在表示される変換結果)25が表示
される。
【0023】この例では、「かんじ」という読みに対す
る変換候補群24として、「漢字」,「感じ」,「幹
事」,「寛治」,「寛次」,「完治」,「寛二」,「か
んじ」が表示され、そのカレント候補22として「幹
事」が表示されている。
【0024】この場合、かな漢字変換での次候補表示と
電子辞書検索での候補表示は連動しており、かな漢字変
換結果として他の変換候補を選択すると、その選択され
た変換候補と一致する辞書検索画面21内の単語にアト
リビュート22が付加される。
【0025】例えば、変換候補群24の中で「漢字」と
いった変換候補を次候補として選択すると、辞書検索画
面21で変換候補「漢字」に対応する電子辞書17内の
単語「かん−じ[漢字]」にアトリビュート22が付加
される。
【0026】図3は同実施形態における注釈記憶部18
の内容を示す図である。注釈記憶部18には、注釈作成
処理によって得られた注釈番号と注釈情報(内容)が対
応付けられて記憶されている。
【0027】この例では、注釈番号「1」に対して「閑
中=ひまなうち、用事のない間。」という注釈情報が記
憶されている。また、注釈番号「2」に対して「寒中=
冬の寒さの厳しい時期。」という注釈情報が記憶されて
いる。
【0028】次に、同実施形態の動作を説明する。ここ
では、(a)電子辞書検索処理、(b)注釈生成処理、
(c)注釈番号処理、(d)注釈内容選択処理、(e)
注釈内容編集処理の各動作について説明する。
【0029】(a)電子辞書検索処理 図4は同実施形態における電子辞書検索処理の動作を示
すフローチャートである。まず、入力部11により変換
対象となる読み文字列を入力する。入力された読み文字
列は制御部12からかな漢字変換部14に渡される。
【0030】かな漢字変換部14では、入力された読み
文字列をかな漢字変換辞書15を参照し、それをかな漢
字混じり文に変換し、その変換結果を制御部12に返
す。制御部12は、かな漢字変換部14によって得られ
た変換結果を候補記憶部19に一旦格納した後、その中
の1つの変換候補を出力部13に表示する。
【0031】なお、変換結果として複数の変換候補が得
られた場合には、予め設定された優先順位(例えば辞書
の登録順や使用頻度順等)に従って、その中の第1候補
を優先表示後、次候補キー11bの操作により、その他
の変換候補を順に表示するものとする。
【0032】ここで、電子辞書検索キー11aの押下に
より入力部11から電子辞書検索ファンクションが入力
されると(ステップA11のYes)、制御部12はそ
のときの変換結果と入力読み文字列を電子辞書検索部1
6に渡す。
【0033】これにより、電子辞書検索部16は、ま
ず、入力読み文字列をキーワードとして、電子辞書(C
D−ROM、PCカードなど)17の中から当該入力読
み文字列と同じ読みの単語を検索し、その検索結果を制
御部12に渡す(ステップA12)。
【0034】制御部12は、電子辞書検索部16によっ
て得られた検索結果を出力部13に出力する。これによ
り、出力部13では、現在表示されている変換結果とは
別のエリア(例えばウインドウ画面)に上記検索結果を
表示する(ステップA13)。
【0035】また、このとき、制御部12は上記検索結
果の中で現在表示されている変換結果(変換候補)と一
致する単語を電子辞書検索部16を通じて検索し、該当
する単語があれば(ステップA14のYes)、その単
語にアトリビュート(反転表示など)を付けて出力部1
3に出力する(ステップA15)。
【0036】このときの様子を図2に示す。図2の例で
は、「かんじ」という読み文字列をキーワードとして電
子辞書17を検索した結果を示している。ここで、現在
表示される変換結果つまりカレント候補25が「幹事」
だとすると、辞書検索画面21の中で変換結果「幹事」
に対応する単語である「かん−じ[幹事]」にアトリビ
ュート(反転表示など)22が付けられる。
【0037】一方、現在表示されている変換結果(変換
候補)と一致する単語がなかった場合には(ステップA
14のNo)、制御部12は例えば「この辞書の中には
該当する単語が存在しません」といったエラーメッセー
ジを出力部13に表示する(ステップA16)。
【0038】(b)注釈生成処理 図5は同実施形態における注釈生成処理の動作を示すフ
ローチャートである。上記電子辞書検索処理の動作中
に、注釈生成キー11bの押下により入力部11から注
釈生成ファンクションが入力されると(ステップB11
のYes)、制御部12は辞書検索結果の中に指定され
た単語(変換結果として現在表示されている変換候補と
一致する単語)の意味情報が存在するか否かを調べる
(ステップB12)。
【0039】意味情報が存在する場合には(ステップB
13のYes)、制御部12はその意味情報を注釈情報
として読出し、これを候補記憶部19に格納された当該
変換結果の後ろに括弧を付けて付加する(ステップB1
4)。
【0040】しかして、制御部12はその意味情報が付
加された変換結果を候補記憶部19から読出し、これを
出力部13に表示する(ステップB15)。この様子を
図6に示す。
【0041】例えば図6(a)に示すように、かな漢字
変換結果として「閑中を利用し北海道に行った」といっ
たかな漢字混じり文が表示されているものとする。な
お、このかな漢字混じり文の中で各単語に付されたオー
バラインは次候補ありの状態を示すものである。この状
態では、変換結果は未確定状態であり、次候補キー11
dの操作により他の変換候補に切り換えることができ
る。
【0042】ここで、「閑中」という変換結果をカーソ
ルにより選択した後、注釈生成キー11bを押下する
と、同音語未確定状態のまま電子辞書17が検索され、
図6(b)に示すような検索結果が得られる。この検索
結果の中から「かん−ちゅう[閑中]」といった単語の
意味情報が注釈情報として生成される。
【0043】このようにして得られた注釈情報は、当該
変換結果の後ろに括弧付きで付加される。これにより、
図6(c)に示すように「閑中(ひまなうち、用事のな
い間。)」といった変換結果が得られる。
【0044】また、この状態で、例えば次候補キー11
dの操作により、「閑中」とは別の変換候補(同音語)
を選択、表示させた場合には、その選択された変換候補
に対応する意味情報が辞書検索結果の中から読出され、
当該変換候補の後ろに付加されることになる。
【0045】(c)注釈番号処理 図7は同実施形態における注釈番号処理の動作を示すフ
ローチャートであり、同図(a)は記憶処理、同図
(a)は呼出し処理を示している。
【0046】まず、図7(a)に示すように、上記電子
辞書検索処理の動作中に、注釈生成キー11bの押下に
より入力部11から注釈生成ファンクションが入力され
ると(ステップC11のYes)、制御部12は辞書検
索結果の中に指定された単語(変換結果として現在表示
されている変換候補と一致する単語)の意味情報が存在
するか否かを調べる(ステップC12)。
【0047】意味情報が存在する場合には(ステップC
13のYes)、制御部12は、まず、注釈記憶部18
に現在登録されている注釈番号の中で最新の番号を検索
し、その番号に1インクリメントした値を新たな注釈番
号として生成する(ステップC14)。つまり、例えば
「注2」が現在登録されている注釈番号の中で最新の番
号だとすれば、「注3」を新たな注釈番号として生成す
ることになる。
【0048】次に、制御部12は上記意味情報を注釈情
報として読出し、その注釈情報と上記生成した注釈番号
とを対応付けて注釈記憶部18に格納すると共に(ステ
ップC15)、その注釈番号を候補記憶部19に格納さ
れた当該変換結果の後ろに括弧を付けて付加する(ステ
ップC16)。
【0049】ここで、注釈情報は注釈呼出しファンクシ
ョンにより呼び出すことができる。すなわち、図7
(b)に示すように、注釈呼出しキー11cの押下によ
り入力部11から注釈呼出しファンクションが入力され
ると(ステップC11のYes)、制御部12は注釈番
号入力画面を出力部13に表示する(ステップC2
2)。
【0050】この注釈番号入力画面にて所望の注釈番号
を入力部11により入力すると(ステップC23)、制
御部12はその入力番号に対応する注釈情報を注釈記憶
部18から読出し(ステップC24)、これを出力部1
3に表示する(ステップC25)。
【0051】この様子を図8に示す。例えば図8(a)
に示すように、かな漢字変換結果として「閑中を利用し
北海道に行った」といったかな漢字混じり文が表示され
ているものとする。
【0052】なお、このかな漢字混じり文の中で各単語
に付されたオーバラインは次候補ありの状態を示すもの
である。この状態では、変換結果は未確定状態であり、
次候補キー11dの操作により他の変換候補に切り換え
ることができる。
【0053】ここで、「閑中」という変換結果をカーソ
ルにより選択した後、注釈生成キー11bを押下する
と、同音語未確定状態のまま電子辞書17が検索され、
「かん−ちゅう[閑中]」といった単語の意味情報が注
釈情報として生成される。
【0054】この場合、この注釈情報に対応する注釈番
号が生成され、その注釈番号が当該変換結果の後ろに括
弧付きで付加される。これにより、図8(b)に示すよ
うに「閑中(注1)」といった変換結果が得られる。
【0055】また、注釈情報は上記注釈番号に対応付け
られて注釈記憶部18に記憶されており、注釈呼出しキ
ー11cの押下により呼出され、図8(c)のようにし
て表示される。
【0056】この場合の注釈呼出し方法として、上記実
施形態では、注釈呼出しキー11cの押下後、注釈番号
を入力し、その入力番号に対応する注釈情報を呼出すよ
うにしたが、本発明はこれに限るものではない。
【0057】すなわち、例えば注釈呼出しキー11cの
押下後、表示画面上で所望の注釈番号をカーソルにより
選択し、その選択された注釈番号に対応する注釈情報を
呼出すようにしても良い。
【0058】また、注釈呼出しキー11cの押下によ
り、現在記憶されている注釈情報の全てを一覧表示した
り、あるいは、次候補キー11dの操作により番号順に
順次表示するようにしても良い。
【0059】なお、ここで説明したような注釈番号を変
換結果に付加する方法と、上記(b)で説明した注釈情
報を変換結果に付加する方法は、予めモード設定等によ
り、どちらか一方を選択できるものとする。
【0060】(d)注釈内容選択処理 図9は同実施形態における注釈内容選択処理の動作を示
すフローチャートである。上記電子辞書検索処理の動作
中に、注釈生成キー11bの押下により入力部11から
注釈生成ファンクションが入力されると(ステップD1
1のYes)、制御部12は辞書検索結果の中に指定さ
れた単語(現在表示されている変換結果と一致する候
補)の意味情報が存在するか否かを調べる(ステップD
12)。
【0061】意味情報が1つ存在する場合には(ステッ
プD13のNo)、制御部12はその意味情報を注釈情
報として読出し、これを候補記憶部19に格納された当
該変換結果の後ろに括弧を付けて付加する(ステップD
16)。
【0062】一方、意味情報が複数存在する場合には
(ステップD13のYes)、制御部12はその意味情
報をユーザに選択させるための選択画面を出力部13に
表示する(ステップD14)。
【0063】この選択画面にて、所望の意味情報が選択
されると(ステップD15)、制御部12はその選択さ
れた意味情報を注釈情報として読出し、これを候補記憶
部19に格納された当該変換結果の後ろに括弧を付けて
付加する(ステップD16)。
【0064】しかして、制御部12はその意味情報が付
加された変換結果を候補記憶部19から読出し、これを
出力部13に表示する(ステップD17)。この様子を
図10に示す。
【0065】例えば「寒中」という単語の意味情報を検
索した際に、複数の意味情報が得られた場合には、図1
0(a)に示すような選択画面が表示される。この選択
画面にて、ユーザは所望の意味情報をカーソルにより選
択する。
【0066】この例では、「寒中」の2番目の意味情報
である「小寒の初めから大寒の終りまでの間。かんのう
ち。」が選択されている。これにより、この選択された
意味情報「小寒の初めから大寒の終りまでの間。かんの
うち。」が注釈情報として、図10(b)に示すように
変換結果の後ろに付加されることになる。
【0067】なお、ここでの処理を上記(c)の注釈番
号処理に適用することも可能である。この場合、変換結
果の後ろに注釈番号が付され、上記選択画面にて選択さ
れた意味情報は注釈情報として注釈番号と共に注釈記憶
部18に記憶され、注釈呼出しキー11cの押下により
呼び出されることになる。
【0068】(e)注釈内容編集処理 図11は同実施形態における注釈内容編集処理の動作を
示すフローチャートである。上記電子辞書検索処理の動
作中に、注釈生成キー11bの押下により入力部11か
ら注釈生成ファンクションが入力されると(ステップE
11のYes)、制御部12は辞書検索結果の中に指定
された単語(現在表示されている変換結果と一致する候
補)の意味情報が存在するか否かを調べる(ステップE
12)。
【0069】意味情報が存在する場合には(ステップE
13のYes)、制御部12はその意味情報の内容をユ
ーザに編集させるための編集画面を出力部13に表示す
る(ステップE14)。
【0070】この編集画面にて、当該意味情報の内容が
編集されると(ステップE15)、制御部12はその編
集された意味情報を注釈情報として読出し、これを候補
記憶部19に格納された当該変換結果の後ろに括弧を付
けて付加する(ステップE16)。
【0071】しかして、制御部12はその意味情報が付
加された変換結果を候補記憶部19から読出し、これを
出力部13に表示する(ステップE17)。この様子を
図12に示す。
【0072】例えば「閑中」という単語の意味情報を検
索した際に、図12(b)に示すような編集画面が表示
される。この編集画面にて、ユーザは意味情報の内容を
入力部11を通じて編集する。この場合の編集操作とし
ては、内容の削除、挿入といった変更を行う。
【0073】この例では、提示された意味情報である
「ひまなうち、用事のない間。」を「用事のない間。」
というように編集している。これにより、この編集され
た意味情報「用事のない間。」が注釈情報として、図1
2(b)に示すように変換結果の後ろに付加されること
になる。
【0074】なお、ここでの処理を上記(c)の注釈番
号処理に適用することも可能である。この場合、変換結
果の後ろに注釈番号が付され、上記選択画面にて選択さ
れた意味情報は注釈情報として注釈番号と共に注釈記憶
部18に記憶され、注釈呼出しキー11cの押下により
呼び出されることになる。
【0075】また、本発明は、CD−ROM、PCカー
ドなどに内蔵された電子辞書に関しての内容だが、例え
ばHDD(ハードディスク装置)等のいかなるメディア
上に存在する外部媒体辞書であっても応用可能である。
さらに、本発明は、かな漢字変換に関する内容である
が、例えば機械翻訳や文書推敲といった処理を行う文書
処理装置にも応用可能である。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、CD−R
OM、PCカードなどに搭載された電子辞書を有する文
書作成装置において、電子辞書の検索結果を単語の注釈
として利用する場合に、従来のように注釈とする部分を
カット・アンド・ペーストするか、あるいは、検索結果
のデータを新たに入力するなどの面倒な作業を必要とせ
ずに、文書入力中に簡単なキー操作だけで、電子辞書の
検索結果を単語の注釈として作成文書に反映させること
ができ、これにより、文書作成効率の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書作成装置の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施形態における辞書検索画面を示す図。
【図3】同実施形態における注釈記憶部の内容を示す
図。
【図4】同実施形態における電子辞書検索処理の動作を
示すフローチャート。
【図5】同実施形態における注釈生成処理の動作を示す
フローチャート。
【図6】上記注釈生成処理の具体例を説明するための
図。
【図7】同実施形態における注釈番号処理の動作を示す
フローチャート。
【図8】上記注釈番号処理の具体例を説明するための
図。
【図9】同実施形態における注釈内容選択処理の動作を
示すフローチャート。
【図10】上記注釈内容選択処理の具体例を説明するた
めの図。
【図11】同実施形態における注釈内容編集処理の動作
を示すフローチャート。
【図12】上記注釈内容編集処理の具体例を説明するた
めの図。
【符号の説明】
11…入力部、 11a…電子辞書検索キー、 11b…注釈生成キー、 11c…注釈呼出しキー、 11d…次候補キー、 12…制御部、 13…出力部、 14…かな漢字変換部、 15…かな漢字変換辞書、 16…電子辞書検索部、 17…電子辞書、 18…注釈記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 茂美 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 斉藤 裕一郎 東京都青梅市新町1385番地 東芝ソフトウ ェアエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝弘 東京都青梅市新町1385番地 東芝ソフトウ ェアエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 坂本 国博 東京都青梅市新町1385番地 東芝ソフトウ ェアエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 東 久弥 東京都青梅市新町1385番地 東芝ソフトウ ェアエンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み文字列情報を入力するための入力手
    段と、 この入力手段によって入力された読み文字列情報をかな
    漢字変換する変換手段と、 電子辞書情報を記憶した電子辞書記憶手段と、 この電子辞書記憶手段に記憶された電子辞書情報の中か
    ら上記入力読み文字列情報と同じ読みの単語を検索する
    検索手段と、 この検索手段によって得られた検索結果の中で上記変換
    手段によって得られた変換結果と一致する単語の意味情
    報を注釈情報として生成し、上記変換結果に付加する注
    釈生成手段と、 この注釈生成手段によって注釈情報が付加された上記変
    換結果を表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
    る文書作成装置。
  2. 【請求項2】 読み文字列情報を入力するための入力手
    段と、 この入力手段によって入力された読み文字列情報をかな
    漢字変換する変換手段と、 電子辞書情報を記憶した電子辞書記憶手段と、 この電子辞書記憶手段に記憶された電子辞書情報の中か
    ら上記入力読み文字列情報と同じ読みの単語を検索する
    検索手段と、 この検索手段によって得られた検索結果の中で上記変換
    手段によって得られた変換結果と一致する単語の意味情
    報を注釈情報とし、その注釈情報に対応する注釈番号情
    報を生成して上記変換結果に付加する注釈生成手段と、 この注釈生成手段によって生成された注釈情報と注釈番
    号情報とを対応付けて記憶する注釈記憶手段と、 上記注釈番号情報が付加された上記変換結果を表示し、
    上記入力手段からの注釈呼出し指示により、上記注釈番
    号情報に対応する上記注釈情報を上記注釈記憶手段から
    読出して表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
    る文書作成装置。
  3. 【請求項3】 上記注釈生成手段は、該当する単語が複
    数存在した場合に、その中で選択された単語の意味情報
    を注釈情報として生成することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の文書作成装置。
  4. 【請求項4】 上記注釈生成手段は、該当する単語の意
    味情報を編集後、その編集された意味情報を注釈情報と
    して生成することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の文書作成装置。
  5. 【請求項5】 電子辞書情報を記憶した記憶装置を有
    し、 入力された読み文字列情報をかな漢字変換した際に、 上記記憶装置に記憶された電子辞書情報の中から上記入
    力読み文字列情報と同じ読みの単語を検索し、 この検索結果の中で上記かな漢字変換により得られた変
    換結果と一致する単語の意味情報を注釈情報として生成
    し、上記変換結果に付加して表示するようにしたことを
    特徴とする注釈作成方法。
  6. 【請求項6】 電子辞書情報を記憶した記憶装置を有
    し、 入力された読み文字列情報をかな漢字変換した際に、 上記記憶装置に記憶された電子辞書情報の中から上記入
    力読み文字列情報と同じ読みの単語を検索し、 この検索結果の中で上記かな漢字変換により得られた変
    換結果と一致する単語の意味情報を注釈情報とし、その
    注釈情報に対応する注釈番号情報を生成して上記変換結
    果に付加して表示し、 上記注釈情報を注釈番号情報に対応付けて注釈メモリに
    記憶しておき、 注釈呼出し指示により、上記注釈番号情報に対応する上
    記注釈情報を上記注釈メモリから読出して表示するよう
    にしたことを特徴とする注釈作成方法。
JP7193449A 1995-07-28 1995-07-28 文書作成装置及び注釈作成方法 Pending JPH0944486A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242654A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Just Syst Corp 情報処理装置、情報処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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CN100452023C (zh) * 2005-04-12 2009-01-14 国际商业机器公司 提供与原始电子文档一起传送的临时词典的系统和方法
JP2015125769A (ja) * 2014-03-25 2015-07-06 利仁 曽根 入力支援方法

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