JPH08137841A - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

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JPH08137841A
JPH08137841A JP6270943A JP27094394A JPH08137841A JP H08137841 A JPH08137841 A JP H08137841A JP 6270943 A JP6270943 A JP 6270943A JP 27094394 A JP27094394 A JP 27094394A JP H08137841 A JPH08137841 A JP H08137841A
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JP
Japan
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character string
search
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character
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JP6270943A
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Koji Oka
弘次 岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確定文字列による検索であるか、不確定文字
列による検索であるかを選択し、不確定文字列による検
索であれば入力文字列から検索文字列候補を推測するこ
とにより、不確定な文字列入力においても所望する文字
列の検索が可能となる文書処理装置及び方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 ステップS201において、検索処理のモー
ド設定を行うためのダイアログを表示し、固定コードに
よる確定検索モードか不確定検索モードとを選択し、検
索対象文字列の「読み」を入力する。そして不確定検索
モードである場合はステップS206で任意の数の検索
候補を漢字辞書から抽出し、ステップS207で格納す
る。以降、全ての検索候補の検索が最初にいずれかの文
字列が見つかったアドレスまで終了すれば、次アドレス
から同様に検索を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理装置及び方法に
関し、例えば、日本語の検索機能を有する文書処理装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の日本語ワードプロセッサ等の文書
処理装置の発展は目覚ましく、編集機能として、標準的
に検索機能を有する様になっている。
【0003】従来の文書処理装置において検索対象の文
書中の文字列を検索する際には、まずユーザが検索対象
文字列と同一の文字列を入力し、文書処理装置では検索
対象文字列を装置の内部コードに変換し、検索対象文書
内において該内部コードを比較することにより、検索を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の検索機能では、入力された文字列と全く同一の
内部コードを有する文字列しか検索されないため、検索
対象文字列が曖昧であった場合等には、ユーザは入力文
字列を何度も変更しながら検索を行わねばならなかっ
た。そのため、同音異義語はもちろん、例えば「ヴァイ
キング」と「バイキング」や「スタック」と「スタツ
ク」のように、コード配列の異なる文字列に対しては、
同義語であるにも係らず検索不可能であった。従って、
ユーザが所望する検索対象文字列が不確定であった場
合、もしくは多少の入力ミス等により、かなり近似した
文字列を入力しても消耗の文字列は検索できなかった。
従って、検索処理を伴う文書編集において、作業効率の
低下という問題点があった。
【0005】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、確定文字列による検索であるか、不
確定文字列による検索であるかを選択し、不確定文字列
による検索であれば入力文字列から検索文字列候補を推
測することにより、不確定な文字列入力においても所望
する文字列の検索が可能となる文書処理装置及び方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本実施例は以下の構成を備える。
【0007】即ち、第1の文字列を指定する指定手段
と、前記第1の文字列に基づいて少なくとも1つの文字
列を第2の文字列として抽出する抽出手段と、前記第1
の文字列と前記第2の文字列のいずれにより検索するか
を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された
文字列を文書中から検索する検索手段とを有することを
特徴とする。
【0008】例えば、前記抽出手段は、前記第1の文字
列の同音異義語を前記第2の文字列として抽出すること
を特徴とする。
【0009】例えば、前記抽出手段は、前記第1の文字
列の異音同義語を前記第2の文字列として抽出すること
を特徴とする。
【0010】例えば、前記抽出手段は、前記第1の文字
列と同分類の語を前記第2の文字列として抽出すること
を特徴とする。
【0011】更に、前記第2の文字列から所望の文字列
を少なくとも1つ指定する文字列指定手段を有し、前記
検索手段は前記文字列指定手段により指定された文字列
を検索することを特徴とする。
【0012】また、第1の文字列を指定する指定手段
と、前記第1の文字列の少なくとも1つの同音異義語を
第2の文字列として抽出する第1の抽出手段と、前記第
1の文字列の少なくとも1つの異音同義語を第3の文字
列として抽出する第2の抽出手段と、前記第1の文字列
と前記第2の文字列と前記第3の文字列とのいずれによ
り検索するかを選択する選択手段と、前記選択手段によ
り選択された文字列を文書中から検索する検索手段とを
有することを特徴とする。
【0013】また、第1の文字列を指定する指定手段
と、前記第1の文字列の少なくとも1つの同音異義語を
第2の文字列として抽出する第1の抽出手段と、前記第
1の文字列の少なくとも1つの異音同義語を第3の文字
列として抽出する第2の抽出手段と、前記第1の文字列
と同分類に属する語の少なくとも1つを第4の文字列と
して抽出する第3の抽出手段と、前記第1の文字列と前
記第2の文字列と前記第3の文字列と前記第4の文字列
のいずれにより検索するかを選択する選択手段と、前記
選択手段により選択された文字列を文書中から検索する
検索手段とを有することを特徴とする。
【0014】更に、前記第1乃至第4のいずれかの文字
列から所望の文字列を少なくとも1つ指定する文字列指
定手段を有し、前記検索手段は前記文字列指定手段によ
り指定された文字列を検索することを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成により、同音異義語の不確定検索が
可能となり、また、異音同義語のシソーラス検索が可能
となり、また、同分類に属する語のカテゴリ検索が可能
となる。また、複数の検索候補からユーザが所望する検
索語のみを指定して効率的な検索を行うことができると
いう特有の作用効果が得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0017】<第1実施例>図1は本実施例の文書処理
装置の基本的な構成を示すブロック図である。図1にお
いて、101は本実施例の文書処理装置を統括的に制御
するCPU、102はかな漢字変換を行うFEP(Fron
t End Processor)、103は文書の編集処理を行う編
集処理部、104は編集処理部103により起動され、
本実施例における検索処理を行う検索処理部である。1
05は検索対象となる文字列を抽出する漢字辞書を備え
た漢字辞書部、106はユーザ文書を格納するユーザ文
書部、107は検索モードを記憶する検索モード記憶
部、108はユーザの入力した文字列を記憶する入力文
字記憶部、109は検索対象の文字列を記憶する検索文
字記憶部、110は検索を行うユーザ文書内の検索開始
アドレス及び終了アドレスを記憶するアドレス記憶部で
ある。尚、ユーザ文書部106,検索モード記憶部10
7,入力文字記憶部108,検索文字記憶部109,ア
ドレス記憶部110はRAMにより構成されている。図
1における各構成は、CPUバスによりCPU11に接
続されている。
【0018】以上の構成からなる本実施例における検索
処理を、図2のフローチャートに示し詳細に説明する。
尚、本実施例において検索を行う範囲は行単位、パラグ
ラフ単位、ページ単位、文書全体等任意であり、得に限
定するものではない。以下、ページ単位での検索の例に
ついて説明する。
【0019】文書編集時に、ユーザが任意のキー操作に
よって検索処理の実行を指定すると、まずステップS2
01において、検索処理のモード設定を行うためのダイ
アログを表示する。このダイアログの例を図3に示す。
本実施例においては、検索モードとして従来の固定コー
ドによる検索方法である確定検索モードと、本実施例に
特有の不確定検索モードとを備える。設定された検索モ
ードは、検索モード記憶部107に格納される。図3に
示すダイアログでは、検索モードの設定と同時に検索文
字列の入力も行われる。検索文字列入力の際には検索文
字列の「読み」を入力するが、「読み」の入力は「ひら
がな入力」、「カタカナ入力」、「ローマ字入力」の全
てを対象とする。即ち、図3にも示すようにダイアログ
ボックスに入力される「読み」としては、例えば「しよ
う」に限らず、「シヨウ」や「siyou」でも良い。
【0020】また、ステップS201において、ユーザ
文書部106内の、検索を行うユーザ文書の当該ページ
の先頭アドレスをアドレス記憶部110内の検索開始ア
ドレスに、また、当該ページの終端アドレスを検索終了
アドレスに格納する。
【0021】そしてステップS202において、設定さ
れている検索モードが確定検索モードであるか否かを判
定する。確定検索モードであればステップS203に進
み、入力された「読み」に対してFEP102により文
字変換を行ってから、入力文字記憶部108に格納す
る。そして、ステップS204において、従来と同様に
入力文字記憶部108に格納されている文字列の文字コ
ードを検索文字記憶部109に格納することにより、検
索対象として確定し、ステップS210に進む。
【0022】一方、ステップS202において検索モー
ドが確定検索モードでない、即ち、不確定検索モードで
あると判定された場合はステップS205に進む。ステ
ップS205では、入力された検索文字列の「読み」を
変換すること無く入力文字記憶部108にそのまま記憶
する。そしてステップS206で入力文字記憶部108
に格納されている検索文字列に基づいて、FEP102
により変換対象となる任意の数の文字列を漢字辞書10
5から抽出し、ステップS207で検索文字記憶部10
9に格納する。以下、検索文字記憶部109に格納され
た複数の文字列を、「候補」と称する。尚、抽出した複
数の候補を表示してユーザに報知するようにしてもよ
い。そしてステップS208において、変数nに「1」
を設定し、ステップS209で検索文字記憶部109内
におけるn番目の候補を検索対象として決定する。
【0023】そしてステップS210において検索文字
記憶部109内で検索対象として決定された文字コード
列により、ユーザ文書部106内の検索対象文書中のア
ドレス記憶部110の検索開始アドレスから検索終了ア
ドレスまでを検索する。次にステップS211におい
て、ステップS210における検索の結果、検索対象文
字列が発見されたか否かを判定する。該当ページ内で検
索対象文字列が発見されなかった場合にはステップS2
14に進み、他の候補が存在するか否かを確認する。存
在する場合にはステップS215において変数nに1加
算してステップS209戻り、次の候補に変更して同一
ページの先頭から検索を再開する。
【0024】一方、ステップS211において検索対象
文字列が発見されたのであればステップS212に進
み、検索対象であったユーザ文書中において発見された
検索対象文字列にカーソルを位置付けて表示すると同時
に、アドレス記憶部110の検索終了アドレスを、検索
された該文字列のアドレス情報に置き替える。そしてス
テップS213において検索を続行するか否かを判定す
る。検索続行の指示がなければそのまま検索処理は終了
するが、検索続行の指示があればステップS214に進
む。
【0025】ステップS214において未検索の候補が
残っていれば、ステップS215で変数nに1加算し
て、ステップS209で更に次の候補を検索対象とし、
ステップS210において検索する。このとき、既に他
候補による検索でアドレス記憶部110の検索終了アド
レスが更新されていた場合、更新されたアドレスまでを
検索範囲とする。
【0026】一方、ステップS214において他の検索
候補が残っていない、即ち、全ての候補による同範囲の
検索が終了した場合にはステップS216に進み、アド
レス記憶部110の検索終了アドレスがユーザ文書の検
索ページの終端に等しいか否かを判定し、等しければ検
索処理を終了する。等しくなければ、ステップS217
に進み変数nに「1」を設定し、アドレス記憶部110
の検索開始アドレスを検索終了アドレスの次のアドレス
に置換し、そして検索終了アドレスをページの終端アド
レスに置換する。そしてステップS209に戻り、以下
同様に残りのページ内を検索する。
【0027】以上説明したようにして本実施例における
検索処理が行われるが、図4を参照してユーザ文書内に
おける更に具体的な例について説明する。
【0028】図4において、読み「しよう」に対応する
検索候補として、「仕様」,「使用」,「試用」,「私
用」等が検索文字記憶部109に格納されているとす
る。図4に示すユーザ文書の例においては、まずページ
の先頭より第一番目の検索候補「仕様」で検索を行い、
最初に見つかった位置にカーソルを位置付けて表示す
る。これにより、ページ先頭よりカーソル位置まで(図
中の範囲a)が、一回目の検索範囲となる。そして検索
を続行する旨の指示があれば、第二番目の検索候補「使
用」でページ先頭より同検索範囲(範囲a)で同様の検
索処理を行う。この様にして最後の検索候補まで順に検
索を実施してゆく。全ての検索候補についての範囲aに
おける検索が終了し、更に検索継続の指示があれば、検
索範囲aの次の位置からページ終端までの範囲(範囲
b)について、上記と同様の処理をユーザの指示に従っ
て繰り返し行う。
【0029】以上説明したように本発明によれば、同音
異義語の検索を容易に行うことが可能となる。
【0030】<第2実施例>以下、本発明に係る第2実
施例について説明する。
【0031】第2実施例として、上述した第1実施例の
不確定検索モードにおいて、更に異音同義語の検索処理
を行う例について説明する。
【0032】例えば、検索対象が「アメリカ」という国
を表現する文字列である場合について考えると、「アメ
リカ」、「米国」、「US」、「U.S.」、「U.
S.A」等が異音同義語として考えられる。このような
場合には、検索対象は異音であるため、上述した第1実
施例では検索不可能である。従って第2実施例において
は、上述した第1実施例に更にシソーラスの思想を適用
した「シソーラス検索モード」を追加する。
【0033】図5に、第2実施例における文書処理装置
の基本構成のブロック図を示す。図5において、上述し
た第1実施例における図1と同様の構成には同一番号を
付し、説明を省略する。図5において、501は第2実
施例の「シソーラス検索モード」による検索を含む検索
処理を行う検索処理部であり、502はシソーラス検索
で使用するシソーラス辞書を格納するシソーラス辞書部
である。
【0034】図6に、第2実施例における検索処理のフ
ローチャートを示す。図6において、上述した第1実施
例の図2と同様の処理については同一ステップ番号を付
し、説明を省略する。
【0035】ユーザにより検索開始が指示されると、ま
ずステップS201において図7に示すようなダイアロ
グが表示され、検索モード、及び検索文字列が入力され
る。ここでは、例えば「アメリカ」が入力されたとす
る。
【0036】そしてステップS202において、設定さ
れた検索モードが確定検索モードでないと判定されると
ステップS601に進み、更に検索モードが更にシソー
ラス検索モードであるか否かを判定する。ステップS6
01でシソーラス検索モードでないと判定されると不確
定検索モードであるとしてステップS205に進み、以
下、第1実施例と同様に処理を行うが、シソーラス検索
モードであると判定されるとステップS602に進む。
【0037】ステップS602においては、入力された
検索文字列を入力文字記憶部108に格納する。尚、入
力された検索文字列をFEP102により文字変換を行
ってから、格納しても良い。そしてステップS603に
おいて、シソーラス辞書部502に格納されているシソ
ーラス辞書を参照して、検索文字列「アメリカ」に該当
する複数の文字列を検索し、抽出する。
【0038】そして、ステップS207に進んで複数の
候補を検索文字列記憶部109に格納し、以下、第1実
施例と同様の処理を行う。
【0039】尚、シソーラス辞書部502に格納されて
いるシソーラス辞書の構成は、従来のシソーラスと同様
で良い。
【0040】以上説明したように第2実施例において
は、シソーラス辞書の内容を充実させることにより、カ
タカナ表現の異音同義語として認識される別文字列、例
えば、「バイキング」と「ヴァイキング」や、「スタッ
ク」と「スタツク」等の検索や、更に「ゐ」,「ゑ」等
の旧かなづかいや、旧漢字等を含む文字列検索にも有効
となる。
【0041】以上説明したように第2実施例によれば、
異音同義語の検索を容易に行うことができる。
【0042】<第3実施例>以下、本発明に係る第3実
施例について説明する。第3実施例においては、上述し
た第2実施例における検索処理に、更にカテゴリ検索を
追加した例について説明する。
【0043】図8に、第3実施例における文書処理装置
の基本構成のブロック図を示す。図8において、上述し
た第2実施例の図5と同様の構成には同一番号を付し、
説明を省略する。図8において、801は第3実施例に
おけるカテゴリ検索を含む検索処理部、802は名詞が
系統的に整理されてる名詞辞書を格納する名詞辞書部で
ある。名詞辞書の構造及び内容は公知の辞書と同様で良
く、任意に更新可能であっても良い。
【0044】図9に、第3実施例における検索処理のフ
ローチャートを示す。図9において、上述した第2実施
例の図6と同様の処理については同一ステップ番号を付
し、説明を省略する。
【0045】ユーザにより検索開始が指示されると、ま
ずステップS201において図10に示すようなダイア
ログが表示され、検索モード、及びカテゴリ名が入力さ
れる。ここでは、例えば「地域」が入力されたとする。
【0046】そしてステップS901において、設定さ
れた検索モードがカテゴリ検索モードであるか否かを判
定する。ステップS601でシソーラス検索モードでな
いと判定されるとステップS901に進み、カテゴリ検
索モードであるか否かが判定される。ステップS901
でカテゴリ検索モードでないと判定されると不確定検索
モードであるとしてステップS205に進み、以下、第
1実施例と同様に処理を行うが、カテゴリ検索モードで
あると判定されるとステップS902に進む。
【0047】ステップS902においては、入力された
カテゴリ名「地域」を入力文字記憶部108に格納す
る。そしてS903において、名詞辞書部802に格納
されている名詞辞書を参照して、カテゴリ名「地域」に
対応する複数の階層を表示し、ユーザにカテゴリ階層を
指定させる。この例を図11に示す。
【0048】まず、カテゴリ名「地域」に対応する複数
の次階層(「北米」、「南米」、「欧州」、「アジ
ア」、「アフリカ」、「オセアニア」等)が、名詞辞書
を参照することにより図11の(a)に示す様に表示さ
れる。図11の(a)においてユーザがいずれかの地域
を指定すると、図11の(b)に示すように、各地域の
次階層である国名一覧(「イギリス」、「フランス」、
「ドイツ」、「オランダ」等)が表示される。例えば図
11の(b)は、図11の(a)で「欧州」が指定され
た場合の表示例を示す。そして、いずれかの国名を指定
すると、その後は同様に「州」、「市」、「町」と階層
を下げて行く。図11の(c)は、図11の(b)で
「イギリス」が指定された場合の表示例を示す。
【0049】このように第3実施例においては、各カテ
ゴリを順次指定していき、最終的な階層において選択さ
れた名詞が、検索文字列として決定される。尚、最終階
層で選択される名詞は1つに限定されるものではなく、
複数の名詞が選択可能である。尚、各階層において表示
される名詞は、名詞辞書において各階層毎に登録されて
いる全ての名詞である。
【0050】そして次にステップS207に進み、ステ
ップS903において最終階層で選択された単数又は複
数の名詞を検索文字列として検索文字列記憶部109に
格納し、以下、第1実施例と同様の処理を行う。
【0051】以上説明した様に第3実施例によれば、名
詞辞書により関連付けられる複数の文字列を、簡単な操
作で容易に検索することが可能となる。特に、名詞辞書
をユーザの所望するように構成することにより、更に操
作性に優れた検索が可能となる。
【0052】尚、第3実施例において示した図10及び
図11のダイアログにおけるカテゴリ名の入力方法とし
ては、例えばユーザが直接「地名」と入力する方法の
他、ハイライトボックスを移動させることによる指定、
又はマウスカーソルを使用した選択等の方法が可能であ
り、1つの方法に限定されるものではない。
【0053】また、図10及び図11に示すダイアログ
には各種ボタンが備えられており、例えば「了解」ボタ
ンが押下された時点で、指定済み階層の最下層の名詞が
検索文字列として決定される。また、「前階層」,「次
階層」ボタンにより、指定の修正が可能である。尚、ボ
タンの種類もこの例に限定されないことは言うまでもな
い。
【0054】<第4実施例>以下、本発明に係る第4実
施例について説明する。
【0055】上述した第1〜第3実施例においては、漢
字辞書、シソーラス辞書、名詞辞書等から検索候補を抽
出し、抽出された全ての検索候補を検索文字記憶部に登
録することにより、全ての検索候補について検索を行っ
ていた。従って、抽出された検索候補が非常に大量であ
った場合には、操作者が必要としない検索候補による無
駄な検索処理を含め、膨大な処理時間が必要となってし
まい、作業効率の低下が生じてしまう。従って第4実施
例においては、第3実施例で説明した検索処理に、更に
検索候補文字列選択処理を追加する。
【0056】図12に、第4実施例における文書処理装
置の基本構成のブロック図を示す。図12において、上
述した第3実施例の図8に示す構成と同様の構成には同
一番号を付し、説明を省略する。図12において、12
01は第4実施例の検索候補文字列選択処理を含む検索
処理を行う検索処理部であり、1202は各辞書によっ
て抽出された文字列中から、ユーザが検索候補を選択す
る検索候補選択部である。
【0057】図13に、第4実施例における検索処理の
フローチャートを示す。図13において、上述した第3
実施例の図9と同様の処理については同一ステップ番号
を付し、説明を省略する。
【0058】図13のステップS1301においては、
S206,S603,及びS903において各辞書から
抽出された複数の検索候補の中から、ユーザに任意の数
の検索候補を選択させる。この例を図14に示す。図1
4の(a)は、上述した第1実施例における漢字辞書か
ら抽出された候補からの選択、図14の(b)は、上述
した第2実施例におけるシソーラス辞書から抽出された
候補からの選択、図14の(c)は、上述した第3実施
例における名詞辞書から抽出された候補からの選択の例
を示す。図14に示す各図において、ユーザはキーボー
ド或はマウスによって必要な検索候補を選択し、選択さ
れた各検索候補は検索文字記憶部109に格納される。
【0059】以下、上述した各実施例と同様の処理を行
う。
【0060】以上説明したように第4実施例によれば、
ユーザが検索を必要とする文字列のみを選択することが
可能となるため、無駄な検索処理を行わず、最適な処理
効率による検索処理が可能となる。
【0061】尚、上述した各実施例においてはユーザか
らの入力をダイアログを使用して行う例について説明し
たが、特に限定されるものではなく、他の入力方法によ
って行ってもかまわない。
【0062】また、上述した各実施例の各検索モードに
おける辞書の構成、及びその参照方法等は任意であり、
各文書処理装置に最も適した方法を採用すればよく、本
発明の例に限定されるものではない。
【0063】また、上述した各実施例において説明した
各検索モードは、その組み合せを説明した例に限定され
るものではなく、いかような組み合せでも実現可能であ
る。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステム
に適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良
い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供
給することによって達成される場合にも適用できること
は言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、複数
の検索候補による検索が可能となるため、同音異義語、
異音同義語(シソーラス)のみでなく、所定のカテゴリ
に分類される文字列をも検索することが容易となり、文
書編集において検索を伴う作業効率の向上が望める。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例である文書処理装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における検索処理を示すフローチャー
トである。
【図3】本実施例における検索処理において表示される
ダイアログの例を示す図である。
【図4】本実施例における検索処理の具体例を示す図で
ある。
【図5】本発明に係る第2実施例の文書処理装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施例における検索処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】第2実施例における検索処理において表示され
るダイアログの例を示す図である。
【図8】本発明に係る第3実施例の文書処理装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図9】第3実施例における検索処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】第3実施例における検索処理において表示さ
れるダイアログの例を示す図である。
【図11】第3実施例における検索処理において表示さ
れるダイアログの例を示す図である。
【図12】本発明に係る第4実施例の文書処理装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図13】第4実施例における検索処理を示すフローチ
ャートである。
【図14】第4実施例における検索処理において表示さ
れるダイアログの例を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU102 FEP 103 編集処理部 104,501,801,1201 検索処理部 105 漢字辞書部 106 ユーザ文書部 107 検索モード記憶部 108 入力文字記憶部 109 検索文字記憶部 110 アドレス記憶部 502 シソーラス辞書部 802 名詞辞書部 1202 検索候補選択部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の文字列を指定する指定手段と、 前記第1の文字列に基づいて少なくとも1つの文字列を
    第2の文字列として抽出する抽出手段と、 前記第1の文字列と前記第2の文字列のいずれにより検
    索するかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された文字列を文書中から検索
    する検索手段とを有することを特徴とする文書処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記抽出手段は、前記第1の文字列の同
    音異義語を前記第2の文字列として抽出することを特徴
    とする請求項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、前記第1の文字列の異
    音同義語を前記第2の文字列として抽出することを特徴
    とする請求項1記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記抽出手段は、前記第1の文字列と同
    分類の語を前記第2の文字列として抽出することを特徴
    とする請求項1記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の文字列から所望の文字列を少
    なくとも1つ指定する文字列指定手段を更に有し、 前記検索手段は前記文字列指定手段により指定された文
    字列を検索することを特徴とする請求項1記載の文書処
    理装置。
  6. 【請求項6】 第1の文字列を指定する指定手段と、 前記第1の文字列の少なくとも1つの同音異義語を第2
    の文字列として抽出する第1の抽出手段と、 前記第1の文字列の少なくとも1つの異音同義語を第3
    の文字列として抽出する第2の抽出手段と、 前記第1の文字列と前記第2の文字列と前記第3の文字
    列とのいずれにより検索するかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された文字列を文書中から検索
    する検索手段とを有することを特徴とする文書処理装
    置。
  7. 【請求項7】 第1の文字列を指定する指定手段と、 前記第1の文字列の少なくとも1つの同音異義語を第2
    の文字列として抽出する第1の抽出手段と、 前記第1の文字列の少なくとも1つの異音同義語を第3
    の文字列として抽出する第2の抽出手段と、 前記第1の文字列と同分類に属する語の少なくとも1つ
    を第4の文字列として抽出する第3の抽出手段と、 前記第1の文字列と前記第2の文字列と前記第3の文字
    列と前記第4の文字列のいずれにより検索するかを選択
    する選択手段と、 前記選択手段により選択された文字列を文書中から検索
    する検索手段とを有することを特徴とする文書処理装
    置。
  8. 【請求項8】 更に、 前記第1乃至第4のいずれかの文字列から所望の文字列
    を少なくとも1つ指定する文字列指定手段を有し、 前記検索手段は前記文字列指定手段により指定された文
    字列を検索することを特徴とする請求項7記載の文書処
    理装置。
  9. 【請求項9】 第1の文字列を指定し、 前記第1の文字列と、前記第1の文字列に基づいて抽出
    された少なくとも1つの第2の文字列とのいずれかを選
    択して、該選択された文字列を文書中から検索すること
    を特徴とする文書処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の文字列は、前記第1の文字
    列の同音異義語であることを特徴とする請求項9記載の
    文書処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の文字列は、前記第1の文字
    列の異音同義語であることを特徴とする請求項9記載の
    文書処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の文字列は、前記第1の文字
    列と同分類の語であることを特徴とする請求項9記載の
    文書処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の文字列から所望の文字列を
    少なくとも1つ指定し、該指定された検索文字列を検索
    することを特徴とする請求項9記載の文書処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049543A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書検索装置
JP2010067209A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Kyocera Mita Corp 表示制御装置、画像形成装置、及び表示制御プログラム
JP2017027518A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 日本精工株式会社 文字入力支援装置及び文字入力支援プログラム

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