JPH06131328A - 文書処理方法及び装置 - Google Patents

文書処理方法及び装置

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JPH06131328A
JPH06131328A JP4278859A JP27885992A JPH06131328A JP H06131328 A JPH06131328 A JP H06131328A JP 4278859 A JP4278859 A JP 4278859A JP 27885992 A JP27885992 A JP 27885992A JP H06131328 A JPH06131328 A JP H06131328A
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JP
Japan
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user
dictionary
candidate
target candidate
registered
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Pending
Application number
JP4278859A
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English (en)
Inventor
Junichi Aoe
順一 青江
Yumiko Oonishi
由実子 大西
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JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々のユーザ毎に自分自身のユーザ辞書を
簡単に構築することができ、他のユーザの辞書に全く影
響を与えない文書処理方法及び装置を提供しようとする
ものである。 【構成】 装置を使用するときにはユーザは自身が扱
う1つのユーザ辞書を選択する。そして、その後でキー
ボード4から読みかなを入力してかな漢字変換処理を行
って文書を作成する。このとき、入力された読みかな
は、ユーザ辞書を検索することで目的の候補が探し出さ
れる。その目的の候補がユーザ辞書に存在しなかった場
合には、基本辞書8を検索する。そして、この基本辞書
8内に目的の候補が存在した場合には、その候補単語を
自身のユーザ辞書に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理方法及び装置、
詳しくはかな漢字変換等の文字変換機能を使用して文書
を作成・編集する文書処理方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】かな漢字変換を行うためには、そのため
の辞書が必要になることは周知のところである。そし
て、その辞書にはある程度の学習機能が付加させている
こともまた周知である。
【0003】学習機能とは、一度かな漢字変換した読み
が再度入力された場合には、最後に変換された内容を優
先して変換結果とする機能である。つまり、1つの読み
かなに対して複数の候補がある場合、その候補に優先順
位を付け、それを記憶する機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1つの装置
或いはシステムを複数の人間が共有する場合、せっかく
学習させた辞書が他人によって変更されてしまって、学
習効果が得られないという問題が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来技術
に鑑みなされたものであり、個々のユーザ毎に自分自身
のユーザ辞書を簡単に構築することができ、他のユーザ
の辞書に全く影響を与えない文書処理方法及び装置を提
供しようとするものである。
【0006】この課題を解決するため、本発明の文書処
理方法は以下に示す行程を備える。すなわち、ユーザを
特定する情報を入力し、当該情報に基づいて複数のユー
ザ辞書の中の1つを選択する行程と、入力された読みか
なで、選択されたユーザ辞書を検索する第1の検索行程
と、当該第1の検索行程で目的の候補が検索できなかっ
た場合に各ユーザに共通な基本辞書を検索する第2の検
索行程と、該第2の検索行程で目的の候補が検索できた
場合、当該候補を前記ユーザ辞書に登録する登録行程と
を備える。
【0007】また、本発明の文書処理装置は以下に示す
構成を備える。すなわち、共通な基本辞書と、各ユーザ
毎に独立したユーザ辞書を記憶する記憶手段と、前記ユ
ーザ辞書の1つを選択する選択手段と、入力された読み
かなで、前記選択手段で選択されたユーザ辞書を検索す
る第1の検索手段と、当該第1の検索手段で目的の候補
が検索できなかった場合に前記基本辞書を検索する第2
の検索行程と、該第2の検索手段で目的の候補が検索で
きた場合、当該候補を選択された前記ユーザ辞書に登録
する登録手段とを備える。
【0008】
【作用】かかる本発明の行程及び構成において、ユーザ
辞書の1つを選択し、かな漢字変換のための読みかなが
入力された場合には、選択されたユーザ辞書を検索す
る。そして、そのユーザ辞書を検索しても目的とする候
補が検索できなかった場合には、共通な基本辞書を検索
する。その結果、目的の候補が検索できれば、その候補
をユーザ辞書に登録する。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る実施例を
詳細に説明する。
【0010】実施例における文書処理装置のブロック構
成を図1に示す。図示において、1は本装置全体の制御
を司るCPU、2はブートプログラムを記憶しているR
OM、3は文書編集に係るプログラム(後述する図3、
4のフローチャートを含む)及び編集中の文書情報等を
記憶するRAMである。4は文字入力や各種指示コマン
ドを入力するためのキーボードである。5は表示される
文字を展開するVRAM、6はVRAM5に展開された
文字等を表示する表示装置である。7は本装置のOS、
前述したプログラム、文書ファイルを記憶するための外
部記憶装置(ハードディスク装置やフロッピーディスク
装置等)であって、図示の如く基本辞書8、複数のユー
ザ辞書9−1〜9−nを備えている。
【0011】上記構成における実施例のかな漢字変換処
理を以下に説明する。
【0012】本装置は、ユーザ毎に辞書を保有すること
ができ、本装置を操作するに当たって使用するユーザ辞
書の1つを指定する。これ以後、指定されたユーザ辞書
9−i(但し、i=1〜n)と基本辞書8を使用してか
な漢字変換を行う。尚、各ユーザ辞書の名前はユーザ自
身が決めるものとするが、格別名前を付けるという意識
を持たせる必要はない。つまり、本装置を使用すると
き、操作者名(もしくはID)を入力することでもっ
て、そのユーザに対応するユーザ辞書を内部的に認識す
るようにしているからである。
【0013】いずれにせよ、実施例では、ユーザはユー
ザ辞書の1つを指定し、文書作成を行うことになるが、
その作業中におけるかな漢字変換処理の具体的な一例を
図2に従って説明する。
【0014】今、キーボード4から読みかな“こうえ
ん”という文字列が入力されたとする。かな入力の場合
には直接、ローマ字入力のときにはアルファベットの組
み合わせで入力する。
【0015】さて、現在操作しているユーザが指定した
ユーザ辞書9−iに“こうえん”に対する候補(単語)
が1つも登録されていない場合、基本辞書8を参照して
対応する候補を探し出す。“こうえん”に対する候補と
しては図示の如く、公演、公園、講演、後援、…と複数
あるが、ここでユーザは変換結果として“講演”を選択
したとする。これでユーザは“講演”という変換結果を
得ることが可能になる。
【0016】ところで、基本辞書8をアクセスし、それ
で得られた単語候補群の1つを変換結果とするというこ
とは、裏を返せば、その変換結果となった単語はユーザ
辞書に登録されていなかったことを意味している。従っ
て、実施例では、この場合のユーザ辞書9−iには、読
み“こうえん”に対する単語“講演”が追加登録され
る。
【0017】以後、同じユーザが(同じユーザ辞書を使
用する人間が)、“講演”という変換結果を期待して
“こうえん”を入力した場合には、ユーザ辞書の検索段
階で目的とする文字列を得ることができる。
【0018】尚、同じユーザが今度は“後援”という文
字を期待して“こうえん”を入力した場合、上記の状態
であれば第1候補として“講演”が表示される。この場
合には、次候補キー(キーボード4に設けれている)を
押下することで、ユーザ辞書9−iに他の候補があるか
どうか調べる。もし他の候補が登録されているのであれ
ば、その候補群を表示して選択させる。また、ユーザ辞
書9−iに他の候補が登録されていないと判断した場
合、或いはユーザ辞書に他の候補が登録されていてもそ
の中に目的とする候補が存在しない場合には、基本辞書
8を検索し、ユーザ辞書9−iに登録されていた候補群
を除く候補群を表示させ、ユーザに選択させる。
【0019】いずれにしても、ユーザ辞書9−iからは
目的とする候補が見つからなず、基本辞書8から目的の
候補を探しだした場合、その候補である単語をユーザ辞
書9−iに新規に登録する。但し、新規に登録する単語
が最も優先順位の高くなるようにする。優先順位を高く
するためには、ユーザ辞書の登録単語の順序を変更する
か、或いは、各々の登録単語に番号付けすれば良い。
【0020】尚、或る読みに対する複数の単語がユーザ
辞書9−iに登録されている場合であって、ユーザ辞書
に目的の単語がない場合、上記説明によれば2回次候補
キーを押下しなければならないが、これに限定されるも
のではない。
【0021】例えば、ユーザ辞書9−iに、読み“こう
えん”に対する登録単語として“講演”と“公園”の2
つがこの優先順位で登録され、ユーザが“後援”を期待
してキー入力を行ったとする。また、画面最下行に4つ
の候補が表示できるものとする。
【0022】このような場合、変換当初は“講演”がカ
ーソル位置(編集画面上に表示されている)に表示され
ることになるが、次候補キーを押下した場合には画面に
4つの候補が表示できるわけであるから、表示できる個
数分の候補をユーザ辞書及び基本辞書から探し出して表
示するようにしても良い。但し、表示する順番はユーザ
辞書9−i内の単語を基本辞書8内の単語より先にす
る。
【0023】このようにすると、ユーザは辞書が複数に
分割されて管理されていることすら意識せずに文書を作
成することができる。
【0024】上記処理を図3、4に従って説明する。
【0025】図3は実施例の文書処理装置においてその
使用を開始するときに実行されるルーチンである。
【0026】本装置を使用しようとして所定の操作(文
書作成を開始指示するキーの押下等)を行うと、先ず、
ステップS1においてユーザ辞書の1つを指定する。
【0027】ステップS2では指定されたユーザ辞書が
外部記憶装置7内に存在するかどうかを判断する。存在
しない場合には、ステップS1で指定された内容に従っ
て外部記憶装置7内に空のユーザ辞書を作成する。
【0028】ステップS4では指定されたユーザ辞書名
をRAM3中の所定アドレス位置に記憶する。
【0029】次に実際における文書作成時のかな漢字変
換処理を図4のフローチャートに従って説明する。
【0030】先ず、ステップS11でキーボード4から
読みかなの文字列を入力する。ステップS12では、入
力された文字列で、記憶しておいたユーザ辞書名によっ
て特定されるユーザ辞書を検索する。
【0031】ステップS13では該当する候補(単語)
がユーザ辞書に存在したかどうかを判断する。少なくと
も1つの候補が存在していると判断した場合には、ステ
ップS14に進んでその候補群を出力し、ユーザに選択
させる。
【0032】もし、出力した候補群中に目的の候補が発
見できれば、すなわち、ユーザから特定の候補の1つを
選択する旨の指示を受けた場合には本処理を終える。
【0033】また、ユーザ辞書内に目的の候補が見あた
らず、次候補キーが押下された場合(ステップS15の
判断が“No”の場合)、或いは、はじめから対応する
候補がユーザ辞書に存在しなと判断した場合(ステップ
S13の判断が“No”の場合)には、ステップS16
に進むことになる。
【0034】このステップS16では、入力された文字
列で基本辞書8を検索する。そして、ステップS17に
おいて、入力された読みに対する候補が存在しないと判
断した場合には本処理を終える。また、いくつか候補が
発見できた場合にはステップS18に進み、先のステッ
プS14で出力対象になった候補群を除いた候補群を出
力し、ユーザにどれかを選択させる。
【0035】この結果、ユーザがその内のどれかを選択
したと判断した場合には、ステップS20に進み、選択
された単語をユーザ辞書に新規登録させる。勿論、この
とき登録される単語はそれ以前に登録されていた他の候
補より優先順位を高くする。
【0036】また、基本辞書8内にも目的とする単語が
発見できなかった場合には、本処理を終えることにな
る。
【0037】ユーザ辞書及び基本辞書にも存在しない単
語は、別途単語登録の指示を受けて、ユーザ辞書に登録
できるようになっている。
【0038】単語登録は前述した通り、ユーザ辞書に対
して行うものとするが、登録に係る処理は、登録しよう
とする文字列、読み及び品詞を入力するだけであるの
で、その詳述は割愛する。
【0039】以上説明したように本実施例によれば、ユ
ーザ毎に自分辞書を備え、且つ、基本辞書をアクセスし
て得られた単語は自動的に自身のユーザ辞書に登録され
ていくので、ユーザに合った辞書を作成することが可能
になる。
【0040】尚、実施例では基本辞書8をアクセスし、
そこで得られた単語は無条件にユーザ辞書に登録される
ので、厳密に言えば、基本辞書8内に登録されている単
語全てをアクセスすれば基本辞書8と同じかそれ以上の
サイズのユーザ辞書が生成されることになるが、実際問
題として基本辞書8内の登録単語がユーザ辞書に新規追
加される割合は小さく、数割程度の大きさになるだけで
ある。
【0041】従って、ユーザ辞書のみを例えばフロッピ
ーディスク等に容易にバックアップさせることが可能に
なる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、個
々のユーザ毎に自分自身のユーザ辞書を簡単に構築する
ことができ、他のユーザの辞書に全く影響を与えないよ
うにすることが可能になる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の文書処理装置のブロック構成図であ
る。
【図2】実施例におけるかな漢字変換の処理概要を示す
図である。
【図3】実施例におけるユーザ辞書指定の処理内容を示
すフローチャートである。
【図4】実施例におけるかな漢字変換の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 VRAM 6 表示装置 7 外部記憶装置 8 基本辞書 9−1〜9−n ユーザ辞書

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザを特定する情報を入力し、当該情
    報に基づいて複数のユーザ辞書の中の1つを選択する行
    程と、 入力された読みかなで、選択されたユーザ辞書を検索す
    る第1の検索行程と、 当該第1の検索行程で目的の候補が検索できなかった場
    合に各ユーザに共通な基本辞書を検索する第2の検索行
    程と、 該第2の検索行程で目的の候補が検索できた場合、当該
    候補を前記ユーザ辞書に登録する登録行程とを備えるこ
    とを特徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 共通な基本辞書と、各ユーザ毎に独立し
    たユーザ辞書を記憶する記憶手段と、 前記ユーザ辞書の1つを選択する選択手段と、 入力された読みかなで、前記選択手段で選択されたユー
    ザ辞書を検索する第1の検索手段と、 当該第1の検索手段で目的の候補が検索できなかった場
    合に前記基本辞書を検索する第2の検索行程と、 該第2の検索手段で目的の候補が検索できた場合、当該
    候補を選択された前記ユーザ辞書に登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする文書処理装置。
JP4278859A 1992-10-16 1992-10-16 文書処理方法及び装置 Pending JPH06131328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512923A (ja) * 2005-10-22 2009-03-26 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおいてテキスト入力を改善するためのシステム、コンピュータ・プログラムおよび方法(キーボード上のショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおけるテキスト入力の改良)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512923A (ja) * 2005-10-22 2009-03-26 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおいてテキスト入力を改善するためのシステム、コンピュータ・プログラムおよび方法(キーボード上のショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおけるテキスト入力の改良)
JP2012256354A (ja) * 2005-10-22 2012-12-27 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおいてテキスト入力を改善するためのシステム、コンピュータ・プログラムおよび方法(キーボード上のショートハンド・オン・キーボード・インタフェースにおけるテキスト入力の改良)
US9256580B2 (en) 2005-10-22 2016-02-09 Nuance Communications, Inc. System and method for improving text input in a shorthand-on-keyboard interface

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