JP2007025980A - 情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラム - Google Patents

情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 用紙等に印刷された文書中の単語情報を容易に指定することができ、特に部分的に入力される単語情報からの指定を容易かつ正確に行うことができるようにする。
【解決手段】 情報指定装置100として携帯端末、例えば携帯電話機が用いられる。この情報指定装置100は、基地局200を通じてインターネットなどの通信網300に接続され、さらにこの通信網300には、電子文書の収められた文書管理データベース401を有する外部サーバ400が接続されている。一方、ユーザーの手元には電子文書が用紙にプリントアウトされた紙文書500が配布されており、この紙文書500には、外部サーバ400に収められた電子文書をアクセスするための2次元コード情報501が印刷され、この2次元コード情報501を用いて情報指定装置100により文書管理データベース401に保存された電子文書が特定されて、単語情報の指定が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば文書中の単語情報を指定する際に使用して好適な情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムに関する。詳しくは、情報指定装置から部分的に入力される単語情報を用いて、容易に所望の単語情報の指定を行うことができるようにしたものである。
従来の単語情報を指定する技術では、例えばディスプレイに表示されている文書中の単語を、ポインティングデバイス等を用いて指定することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
また、単語情報の指定を行う際の単語情報の入力方法として、入力に使用する文字種より少ない数のキーを用いて指定を行う方法も提案されているものである(例えば、特許文献2参照。)。
すなわち従来から、例えば文書中の単語情報を指定するためには、各種の手段が提案されているものである。
特開2001−101218号公報 特開2002−251390号公報
例えば提示された文書中で意味の判らない単語を発見したり、発見した誤りの訂正や文章の校正等を行う場合に、その文書が例えばディスプレイ上に表示されている場合には、特許文献1に記載の技術のようにポインティングデバイスを用いて、その単語情報を指定してその意味の表示や訂正・校正のためのアプリケーションを起動させることが可能である。しかしその文書が、例えば用紙にプリントアウトされていた場合には、上述のようなポインティングデバイスでの指定はできない。
そこでそのような場合には、キーボードを用いて単語情報を再度入力する必要が生じる。そしてこのような単語入力の方法として、特許文献2に記載の技術のように、入力に使用する文字種より少ない数のキーを用いて入力を行う方法が提案されている。すなわち、特許文献2に記載の技術では、単語を発音する際の子音に相当するキーのみを用いて入力を行ったり、アルファベットをいくつかのグループに分けて、それぞれのグループを代表するキーを用いて入力を行うものである。
しかしながら特許文献2に記載の技術においては、候補単語の選択の処理が極めて煩雑であり、この選択には例えば過去の入力から学習を行うような技術も用いられるが、初めて接する文書や他人の文書に対する場合には効果を期待できない。また、意味の判らない単語や誤った単語に対しては、学習自体が無効である。さらに、対象となる文書全体に使用されている単語の傾向などを判断して候補の選択を行うことも提案されているが、極めて膨大な処理が必要とされ、そのためのプログラム等も複雑になってしまう。
なお、その他の単語の指定手段としては、例えば携帯端末のカメラ機能を利用して文書内から単語の含まれる部分の画像を撮影し、撮影された単語の画像をOCR(Optical Character Recognition)処理によって認識する方法や、文書全体にバーコード等を付加して、ペン型スキャナ等でこのコード情報を読み取り、それに対応する単語を指定する方法も提案されているが、いずれも特殊な処理や機材を要求されるものであり、あるいは、文書自体が通常の文書としては利用できないなどの問題を生じてしまうものである。
この発明はこのような問題点に鑑みて成されたものであって、本発明の目的は、文書中の単語情報の指定を容易に行うことができるようにするものである。
上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムであって、文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とがネットワークを通じて接続され、情報指定装置には、サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と、単語情報の入力を行う文字入力手段とが設けられ、文字入力手段から部分的に入力される単語情報により、文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、指定される単語情報の候補を選出することを特徴とする情報指定システムである。
請求項2の記載による情報指定システムにおいては、情報指定装置には、選出された候補の単語情報を表示する候補情報表示手段と、候補情報表示手段に表示された単語情報の候補から所望の単語情報を選択する候補情報選択手段とがさらに設けられることを特徴とするものである。
請求項3の記載による情報指定システムにおいては、情報指定装置の文字入力手段には、単語情報の入力を行う際の文字種より少ない数のキーを設け、それぞれのキーは複数の文字種を代表して入力を行うことを特徴とするものである。
請求項4の記載による情報指定システムにおいては、文書特定手段は、文書の表示に付加されたコード情報の表示と、コード情報の表示を取得するコード情報取得手段からなることを特徴とするものである。
請求項5の記載による情報指定システムにおいては、文書特定手段は、サーバ装置に保存された文書の管理情報に基づく情報を情報指定装置に送信して情報の中から選択することを特徴とするものである。
請求項6の記載による情報指定システムにおいては、文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を並べ替えて辞書情報を形成し、この辞書情報を情報指定装置が取得して単語情報の候補の選出の処理を行うことを特徴とするものである。
請求項7の記載による情報指定システムにおいては、文書特定手段で特定された文書の全部または一部のテキスト情報を情報指定装置が取得して単語情報の候補の選出の処理を行うことを特徴とするものである。
請求項8の記載による情報指定システムにおいては、文字入力手段から部分的に入力される単語情報をサーバ装置に送信して単語情報の候補の選出の処理を行い、この選出された候補を情報指定装置に返信することを特徴とするものである。
請求項9の記載による情報指定システムにおいては、指定された単語情報を用いて、この単語情報および/またはこの単語情報を含む文書の任意の範囲を設定し、単語情報および/または範囲の文書に対して任意のアプリケーションを実行することを特徴とするものである。
請求項10の記載による情報指定システムにおいては、アプリケーションは、単語情報および/または範囲の文書に含まれる単語情報に対する意味情報の提示を行うことを特徴とするものである。
請求項11の記載による情報指定システムにおいては、アプリケーションは、単語情報および/または範囲の文書に含まれる単語情報に対するネットワーク上の検索を行うことを特徴とするものである。
請求項12の記載による情報指定システムにおいては、アプリケーションは、単語情報および/または範囲の文書に対する編集を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の目的を達成するため、請求項13に記載された発明は、文書中の任意の単語情報を指定する情報指定方法であって、文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とをネットワークを通じて接続し、情報指定装置に、サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と単語情報の入力を行う文字入力手段とを設け、文字入力手段から部分的に入力される単語情報により、文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、指定される単語情報の候補を選出することを特徴とする情報指定方法である。
また、本発明の目的を達成するため、請求項14に記載された発明は、文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムに用いるサーバ装置であって、文書が保存されると共に情報指定装置がネットワークを通じて接続され、情報指定装置からの識別情報に従って保存された文書を特定し、情報指定装置から部分的に受信される単語情報により特定された文書に含まれる単語情報を検索して指定される単語情報の候補を選出し、候補の単語情報を情報指定装置に送信することを特徴とする情報指定システムに用いるサーバ装置である。
また、本発明の目的を達成するため、請求項15に記載された発明は、文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムに用いる情報指定装置であって、ネットワークを通じて文書の保存されるサーバ装置に接続されると共に、サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と単語情報の入力を行う文字入力手段とが設けられ、文字入力手段から部分的に入力される単語情報により、文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、指定される単語情報の候補を選出することを特徴とする情報指定システムに用いる情報指定装置である。
また、本発明の目的を達成するため、請求項16に記載された発明は、文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とがネットワークを通じて接続されたシステムにおいて文書中の任意の単語情報の指定を行う情報指定プログラムであって、情報指定装置の文書特定手段によりサーバ装置に保存された文書を特定する機能と、情報指定装置の文字入力手段から部分的に入力される単語情報により文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して指定される単語情報の候補を選出する機能とをサーバ装置または情報指定装置で実現するための情報指定プログラムである。
以上述べたように、本発明の情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムによれば、情報指定装置によりサーバ装置に保存された文書を特定し、特定された文書に含まれる単語情報を検索して指定される単語情報の候補を選出することによって、部分的に入力される単語情報からの指定を容易かつ正確に行うことができ、特に情報指定装置の文字入力手段に設けられるキーの数が少数の場合にも、迅速な単語情報の指定を行うことができる。
〔実施の形態1〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1を説明する。図1は本発明による情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムを適用したシステムの全体構成の一実施形態を示すブロック図である。
図1のシステムにおいては、情報指定装置100として携帯端末、例えば携帯電話機が用いられる。この情報指定装置100は、基地局200を通じてインターネットなどの通信網300に接続され、さらにこの通信網300には、電子文書の収められた文書管理データベース401を有する外部サーバ400が接続されている。一方、ユーザーの手元には電子文書が用紙にプリントアウトされた紙文書500が配布されており、この紙文書500には、外部サーバ400に収められた電子文書をアクセスするための2次元コード情報501が印刷されている。
次に、図2には、2次元コード情報501の付加された紙文書500の具体例を示す。この紙文書500には、外部サーバ400に収められた電子文書が印刷された印字領域502と、その領域外に2次元コード情報501が印刷されている。なお、このような2次元コード情報501は、例えば外部サーバ400に収められた電子文書に対してプリントアウトの指示を行うと、その電子文書の保存場所などを特定してアクセスが行われるように自動的に生成されて印刷されるものである。
この2次元コード情報501は、例えば図3に示すような情報により生成されている。なお、この実施形態における情報ではコード情報をXML等のタグ形式言語で記述しているものである。そして図3中の<Document Attribute>タグは、紙文書500の属性情報を示し、このタグ内に文書のタイトル名等の情報が記録されている。この文書のタイトル名は、例えばコード情報を抽出した際には任意の画面等に表示して、ユーザーへ取得した文書を確認させるために利用しても良い。
また、<Document Location>タグは、紙文書500に対応する電子文書が保存されている場所を示す。場所情報は、電子文書が管理されている外部サーバ400が設置されている場所を示すURL情報<Document-DB>タグと、外部サーバ400内にある電子文書の場所を特定する情報<Document-ID>タグとから構成される。このように場所情報を分割することで、外部サーバ400の設置場所を示すURL情報の管理は通信業者等で行い、電子文書を特定する場所情報の管理は外部サーバ400の運営者側で行うことできる。
そしてこのシステムにおいて、情報指定装置100により紙文書500に対応する電子文書を特定し、その中の任意の単語を指定することで、その単語情報に従って紙文書500に対応する外部サーバ400に保存された電子文書を検索し、その位置情報や単語情報そのものを指定することができる。さらに、この指定された位置情報や単語情報から、その情報に関連した辞書機能や検索機能、編集機能など任意のアプリケーションを起動させることが可能となるものである。
そこで情報指定装置100としては、例えば図4に示すような携帯端末が用いられる。この携帯端末には、いわゆる携帯電話機が想定され、通常の通話に用いられる電話番号等のキー入力部101と、音声入力部102、音声出力部103及び通信部104が設けられると共に、画像入力(カメラ)部105と画像出力(ディスプレイ)部106が設けられる。そして画像入力部105で2次元コード情報501を撮影することにより、指定された場所へのアクセスが行われるようにプログラムが設けられている。
さらに、キー入力部101はユーザーが情報指定装置100へ指示するためにキー入力する際にも使用される。すなわち、候補単語を選出するために文字列を入力する際や、選出された候補単語から指定したい単語を選択する際に、ユーザーはキー入力部101を介して指示をして単語指定を行う。また、画像出力部106には、上述のキー入力部101を介して指示された単語が表示されると共に、後述するようにキー入力部101からの入力に従って選出された候補単語を一覧表示する際にも使用される。
画像入力部105は画像情報を撮影する際に使用される。ここでは、文書を特定するために紙文書500等に印刷されたコード情報501を取得する際に、画像入力部105を介してコード情報を取得することができる。また、音声出力部103は音声情報(他者との会話・キー操作音・音声案内等)を出力する際に使用される。なお、候補情報表示手段としては、候補単語を画像出力部106の画面に表示するだけでなく、候補単語を音声で出力することも可能である。
音声入力部102は音声情報(他者との会話・音声操作)を入力する際に使用されると共に、選出された候補単語から指定する単語を選択する際に音声情報を入力することで単語選択することも可能である。さらに、通信部106は外部サーバ400と通信する際に使用される。ここでは単語の指定対象となる文書のテキスト情報を外部サーバ400から取得する際や、単語の意味情報を外部サーバ400から取得する際などにも、通信部106を介して外部サーバ400と通信処理を行う。
なお、上記のシステムにおいて、本発明の情報指定装置100は携帯電話機のような携帯端末に利用することが主として考えられているが、情報指定装置100は携帯端末に限定されるものではなく、単語を指定するためのキー入力部101を有する情報指定装置100であれば、どのような形態の装置であっても本発明を適用することができる。
さらに、図5には情報指定装置100の機能ブロック図を示す。この図5において、入力記録手段111は文書から単語を指定する際にユーザーがキー入力部101に指示したキー入力情報を受け付け、そのキー入力情報の履歴情報を情報指定装置100の記録領域(図示せず)内に記録する手段である。
また文書特定手段112は単語の指定対象となる文書を特定する手段である。ここで、文書特定方法としては、図3の紙文書500に印刷されたコード情報501を、図4の画像入力部105で撮影し、撮影した画像情報から文書を特定する方法が一例として挙げられる。そしてこの文書特定手段112で取得されたコード情報が、外部サーバ400に送信され、このコード情報に対応する文書のテキスト情報が文書管理データベース401から取り出されて、文書情報通信取得手段113に返信される。
一方、入力記録手段111で受け付けたキー入力履歴情報は候補情報選出手段114へ受け渡される。この候補情報選出手段114は、入力記録手段111に記録されたキー入力履歴情報を参照して、情報通信取得手段113で取得された文書のテキスト情報から候補単語を選出する手段である。ここで、選出された候補単語が一つである場合にはその単語をユーザーが指定したい単語として決定する。また、候補情報選出手段114で選出された候補単語が複数ある場合などには、候補情報表示手段115が選出された候補単語群の一覧を図4の画像出力部106に表示する。
すなわち、候補情報表示手段115は候補情報選出手段114で選出された候補単語群を表示する手段である。そして、候補情報選択手段116は候補情報表示手段115で表示された候補単語群からユーザーが指定したい単語を選択する手段である。ここで、選択方法は画面に表示された候補単語群から選択したい単語をユーザーがキー入力部101に指示して選択する。従って、画像出力部106に表示された候補単語を選択する際には、入力記録手段111はキー入力履歴情報を候補情報選択手段116へ受け渡す。
以上の手段を利用することによって、紙文書500に記載された単語の指定を簡易に行うことができるようにした情報指定装置100を提供することができる。
また、図6に本発明の情報指定装置100の代表的なハードウェア構成の一実施形態を示す。図6に示すように、情報指定装置100は、中央演算処理装置(Central Processing Unit:以下、CPUと略称する)121、情報記録部122、入力インターフェース(以下、入力I/Fと略称する)123、表示インターフェース(以下、表示I/Fと略称する)124、外部インターフェース(以下、外部I/Fと略称する)125から構成される。
ここで、CPU121は、オペレーティング・システムの制御下で情報記録部122から読み取ったプログラムを実行することで、情報指定装置100の動作処理を実現する。
また、情報記憶部122は、CPU121で実行されるプログラムや、キー入力履歴情報、文書を特定する情報(紙文書500に印刷されたコード情報501を撮影した際の画像情報)、文書のテキスト情報等を記録する。なお、情報記録部122は、情報指定装置100の内部に設置しても良いし、フラッシュメモリ等を使用して情報指定装置100から着脱可能な形式にして良い。また、ハードディスク・光メモリ等の記録媒体を利用しても良い。
さらに、入力I/F123は、キー入力部126と画像入力部127から構成される。キー入力部126は、数字キーやカーソル・キーなど複数の操作ボタンで構成され、ユーザーはキー入力部126を使用することで情報指定装置100へ文字等の入力や候補単語の選択指示等をすることができる。
また、画像入力部127は、CCDやCMOS等の撮像素子で構成されており、紙文書500に印刷されたコード情報501を撮影することができる。この画像入力部127によってコード情報501を撮影した画像情報は情報記録部122に保存される。さらに、CPU121の演算機能を利用して画像解析処理を実行し、画像情報からコード情報を抽出しても良い。
さらに、表示I/F124は、液晶ディスプレイ128等を利用した画像出力部や音声出力部で構成され、キー入力部126で入力された文字入力情報や候補情報選出手段113で選出された候補単語等を表示する。
また、外部I/F125は、通信処理部129によって情報指定装置100と外部機器(外部サーバ等)との通信処理を実現する。通信手段としては、PDC(Personal Digital Assistant)やPHS(Personal Handy-phone System)等の無線電話機能を用いて、携帯端末用の基地局(交換機など)を介して一般電話回線に接続しても良い。あるいは、Blue-ToothやIEEE802.11等の近距離無線データ通信機能を使用して、情報指定装置100の近くにある近距離無線データ通信の基地局等を介してweb等に接続して良い。
以上のハードウェアから構成された情報指定装置100を使用して、文書から単語を簡易に指定する情報指定装置100を実現する。
次に、本発明の情報指定装置100を使用して文書から単語を指定する処理に関する全体フローチャート図を図7に示す。
図7において、処理がスタートされると、まず、ステップS1で情報指定装置100の文書特定手段112で単語の指定対象となる文書を特定する。次にステップS2ではステップS1で特定した文書のテキスト情報を取得する。これらのステップS1、ステップS2の処理を実行し、単語の指定対象となる文書を特定して特定文書のテキスト情報を取得することで、全体フローチャートの前処理が終了する。
なお、同一の文書から単語を複数回にわたり指定する場合においても、前処理は一度だけ実行すれば良く、その後はステップS3〜ステップS8の処理を繰り返し実行することで同一文書から単語を複数回にわたり指定できる。さらに、前処理部分の文書特定処理となるステップS1、ステップS2の詳細なフローチャート例に関しては後述する。
そして、ステップS3ではキー入力部を使用して文書から指定したい単語を入力する。ここで、キー入力方法の一例として子音方式で入力する方法が挙げられる。この子音方式でキー入力する方法とは、上述の特許文献2にも記載されているように、子音のみを入力する(五十音表の中で同じ行に属する仮名には同じキーを割り当てる)ことによって単語を入力する方式である。
具体的な一例として、「1」のキーに「あ行」の「あ、い、う、え、お」の各文字が順番に割り当てられ、同様に「2」のキーに「か行」の各文字、「3」のキーに「さ行」の各文字、「4」のキーに「た行」の各文字、「5」のキーに「な行」の各文字、「6」のキーに「は行」の各文字、「7」のキーに「ま行」の各文字、「8」のキーに「や行」の各文字、「9」のキーに「ら行」の各文字、「0」のキーに「わ、を、ん」が割り当てられている情報指定装置100を利用して、子音方式で「こんにちは」を入力する際には、ユーザーは情報指定装置100の「2」「0」「5」「4」「6」のキーを順番に入力する。
この入力作業により、ユーザーは情報指定装置100へ、単語の先頭文字が「2」のキーに対応する「か行」の中の一文字、単語の2番目の文字が「0」のキーに対応する「わ行」の中の一文字、単語の3番目の文字が「5」のキーに対応する「な行」の中の一文字、単語の4番目の文字が「4」のキーに対応する「た行」の中の一文字、単語の5番目の文字が「6」のキーに対応する「は行」の中の一文字から構成される単語を入力したことになる。
また、英単語入力の一例として、「2」のキーに「A、B、C」の各文字、「3」のキーに「D、E、F」の各文字、「4」のキーに「G、H、I」の各文字、「5」のキーに「J、K、L」の各文字、「6」のキーに「M、N、O」の各文字、「7」のキーに「P、O、R、S」の各文字、「8」のキーに「T、U、V」の各文字、「9」のキーに「W、X、Y,Z」の各文字が割り当てられている情報指定装置100を利用して、子音方式で「ANY」と入力する際には、ユーザーは情報指定装置100の「2」「6」「9」のキーを順番に入力する。
この入力作業により、ユーザーは情報指定装置100へ、単語の先頭文字が「2」のキーに対応する「A、B、C」の中の一文字、単語の2番目の文字が「6」のキーに対応する「M、N、O」の中の一文字、単語の3番目の文字が「9」のキーに対応する「W、X、Y、Z」の中の一文字から構成される単語を入力したことになる。なお、以下の説明では、対象となる実施の形態として、英文が記述された特定文書から英単語を指定する場合の一例を示す。
そこで、ステップS4ではステップS3で入力されたキー入力の履歴情報を情報指定装置100の記録領域に記録する。キー入力の履歴情報はメモリのような一時記録領域に保存しておき単語の指定処理が終了したと同時に消去する。さらに、ステップS5ではステップS1、ステップS2で特定した文書のテキスト情報からステップS4で記録したキー入力履歴情報と対応する単語を候補単語として選出する。
候補選出方法の一例としては、特定文書のテキスト情報の先頭単語から順番に単語情報を読み取ってキー入力履歴情報と一致するかを判定して候補単語を選出する。候補単語の選出方法の一例を図8を参照して説明する。
すなわち、ステップS4でキー入力履歴情報が「2」「6」「9」である場合には、ステップS5ではまず「2」キーに対応するA、B、Cの文字が先頭にある単語情報をテキスト情報内から検出し、検出した単語情報を候補単語として一時記録領域に保管する。次に「6」のキーに対応するM、N、Oの文字が二番目の文字にある単語情報を一時記録領域に保管された候補単語内から検出し、検出した候補単語を再び一時記録領域に保管する。
さらに「9」のキーに対応するW、X、Y、Zの文字が三番目の文字にある単語情報を一時記録領域に保管された候補単語内から検出し、検出した候補単語を再び一時記録領域に保管する。上記の処理を繰り返し実行することで、特定文書のテキスト情報からキー入力履歴情報と対応する候補単語群を選出していく。
そして、ステップS6はステップS5で選出した候補単語を情報指定装置100の画像出力部106に表示する。図9に候補単語を表示した画面の一例を記載する。図9の画面例では、ステップS1、ステップS2で特定した文書(単語の指定対象となる文書)のテキスト情報が図9の下部に示したテキスト情報である場合に選出される候補単語を表示している。
ここで、ステップS4のキー入力履歴情報が「2」の時には候補単語が16個表示される。また、キー入力履歴情報が「2」「6」の時には候補単語が9つ表示される。さらにキー入力履歴情報が「2」「6」「9」の時には候補単語が1つ表示される。なお、画面内に全ての候補単語を表示できないときには、ユーザーが行う画面スクロール操作(図示せず)に対応させて、初期に表示できなかった残りの候補単語を表示することができる。
さらに、ステップS7ではステップS6で表示された候補単語からキー入力部にある十字キー等で候補単語をユーザーが指示することで指定したい単語を選択する。候補単語の選択処理はどの時点でも実行可能になっており、ユーザーはステップS6で表示される候補単語数を参照して選択処理が容易と判断したときに十字キー等で候補単語の選択処理を実行する。ステップS7でユーザーが候補単語の選択処理を行った際にはステップS8へ進む。選択処理を行わずにキー入力部で指定単語のキー入力を行った際にはステップS3へ進み、ステップS3〜ステップS7の処理を繰り返し実行する。
また、ステップS8ではステップS7で複数の候補単語から選択した単語情報をユーザーが指定したい単語情報として確定し、処理を終了(エンド)する。以上の全体フローチャート処理を実行することで携帯端末のようなキー入力部のキー数が少ない情報指定装置100を使用しても文書から単語を簡易に指定可能な情報指定装置100を提供することができる。
なお、特定された文書から候補単語を表示する図9の例では、文書のテキスト情報の先頭から候補単語が選出される順番通りに候補単語を表示したが、候補単語の優先度を算出して優先度の高い候補単語順に表示しても良い。候補単語の優先度の算出方法は、特開2002-251390公報や特開2004-164120公報等に開示されている方法を利用しても良いし、単純に候補単語の文字列が長い単語・短い単語、ユーザーのキー入力数に最も近い文字数の単語を最優先単語としても良い。
また、ステップS5で選出された候補単語が一つである場合にはステップS6、ステップS7の処理を実行せずにステップS5で選出された単語をユーザーが指定したい単語として決定しても良いし、選出された候補単語が複数ある場合においても、上述の候補単語の優先度を計算して優先度が最も高い候補単語をユーザーが指定したい単語として決定しても良い。
さらに、図9の例では候補単語を情報指定装置100の画面上に表示したが、情報指定装置100の音声出力部103を利用して候補単語の情報を音声再生しても良いし、情報指定装置100以外の装置から画面表示・音声表示するようにしても良い。またステップS7の例では情報指定装置100のキー入力部101をユーザーが操作することで候補単語から指定したい単語を選択する例を挙げたが、情報指定装置100の音声入力部102を利用することで指定したい単語を音声で選択しても良い。
また、ステップS3のキー入力方法の一例として子音方式を利用したが、例えば図10に示すような通常に文字列をキー入力する方法を利用しても良い。すなわち、通常に文字列をキー入力する方法とは、同一のキーを連続的に入力することでキーに割り当てられた複数の機能からユーザーが所望する機能を確定して文字列を入力する方法である。
具体的な一例として、上述と同様に「2」〜「9」のキーに「A、B、C」〜「W、X、Y、Z」の各文字が割り当てられている場合において、文書内から「ANY」という文字を指定する場合には、まず「2」のキーを1回押して「A」の文字を選択すると共に当該「A」の文字を確定させ、次に「6」のキーを2回押して「N」の文字を選択すると共に当該「N」の文字を確定させ、さらに「9」のキーを3回押して「Y」の文字を選択すると共に当該「Y」の文字を確定させるような操作を行うことで文字列を入力する。
ここで、通常の文字列入力方法は一般的に認知されているがキー入力回数が多くなり入力作業が煩雑となる。これに対して、子音方式による入力方法は一般的にあまり認知されていないが通常の文字列入力方式と比較してキー入力回数が少なくなり入力作業が簡易となる。そこで、上述のステップS3ではユーザーの好みにより予め情報指定装置100に利用するキー入力方式を設定しておくことで、通常の文字入力方式と子音方式とを使い分けることも可能である。
さらに、通常の文字入力方式を利用した場合にも、候補選出方法の一例としては特定文書のテキスト情報の先頭単語から順番に単語情報を読み取ってキー入力履歴情報と一致するかを判定して候補単語を選出していく方法が挙げられる。通常の文字入力方式を利用した方が子音方式よりも詳細な情報を入力できるので候補単語の選出精度は高くなる。また候補選出方法のその他の例では、キー入力履歴情報と単語辞書から推測される単語群を検出し、特定した文書のテキスト情報内から推測される単語群と一致する単語情報を候補単語として選出する方法が挙げられる。
そこで、図10はこの選出方法の一例を示したものである。この図10では図7のステップS4のキー入力履歴情報が「ANY」と記録された場合における候補単語の選出を行う。すなわちその場合には、予め情報指定装置100の記録部に単語辞書情報を記録しておき、単語辞書内からキー入力履歴情報を含む単語群を検出する。キー入力履歴情報が「ANY」である場合に単語辞書情報から検出される単語群の一例としては、ANY、ANYBODY、ANYHOW、ANYMORE、ANYMODE、ANYONE、ANYPLACE、ANYROAD、ANYTHING、ANYTIME、ANYTOWN、ANYWAY、ANYWHERE、ANYWISEが挙げられる。
一方、検出される単語群からステップS1、ステップS2で取得した文書のテキスト情報内に含まれる単語を選出するとANYBODYが選出される。以上の処理により候補単語の選出が実行できる。なお単語群の検出に利用する単語辞書情報は情報指定装置100以外の外部記録装置に記録しておき、情報指定装置100と外部記録装置が通信処理することで単語辞書情報を利用する形態にしても良い。
さらに、ステップS3で子音方式による入力方法を利用した場合にも、上記の候補単語の選出方法が適用できる。選出方法の一例として図7のステップS4のキー入力履歴情報が「2」「6」「9」のキーが順番に記録されている場合における候補単語の選出方法を図11に示す。キー入力履歴情報と単語辞書情報から検出される単語群は、単語の初め文字が「A、B、C」の何れかであり、2番目の文字が「M、N、O」の何れかであり、3番目の文字が「W、X、Y、Z」の何れかで構成される単語群である。
この場合には、当然ながら通常の文字入力方式よりも検出される単語数は多くなり、ANY、ANYBODY、ANYHOW、ANYMORE、ANYMODE、ANYONE、ANYPLACE、ANYROAD、ANYTHING、ANYTIME、ANYTOWN、ANYWAY、ANYWHERE、ANYWISEの他にも、AMY、AMYL、AMYELIA、BOW、BOY、BOX、BOZO、COW、COWBANE、COX、COXYなど様々な単語がキー入力履歴情報から検出される単語群として挙げられる。
しかし、検出される単語群からステップS1、ステップS2で取得した文書のテキスト情報内に含まれる単語を選出するとANYBODYだけが選出される。このように、選出する候補単語を文書のテキスト情報内に限定することによって、子音方式による文字入力のために単語辞書情報から検出される単語数が多くなっても、選出する候補単語数を少なくすることが可能となる。
さらに、この方式について本発明者が評価したところ、単語の指定対象となる文書のテキスト情報としてコンピュータサイエンス系の学会論文誌(A4サイズ4枚程度、単語数2000〜3000程度、英文)の情報を利用して文書から単語を指定する処理を実行したところ、子音方式の入力方法であっても3〜4回のキー入力を行うと(3〜4個の子音入力を行うと)、文書内容にも依存するが候補単語数はたいてい10個以下となり、携帯電話機等のディスプレイ上にすべての候補単語群が表示できる程度になることが確かめられた。
なお、候補単語を選出する前には、同じような単語の異なった表現を同一視させるステミング処理を実行して(例:BOOKとBOOKSを同一視する)文書のテキスト情報を正規化してから候補単語の選出処理を実行しても良い。また、上記では単語の指定対象の文書が英文のテキスト情報である場合を記載したが、日本語文である場合には英文のように単語同士が空白で区切られていないので、候補単語を選出する前処理として、形態素解析処理を行って日本語文を単語区切りに分解する処理を加える。
また、日本語文に漢字を含む場合には、漢字仮名変換処理を行って読み仮名文字に変換してから候補単語の選出処理を行う。さらに、日本語文の形態素解析処理は、茶筌(http://chasen.naist.jp/hiki/ChaSen/)等のソフトウェアを利用して行うことができる。また、上記の実施形態では文書のテキスト情報から単語の切り出しを行って候補単語の選出を行うようにしたが、切り出しを行う単位は単語単位だけに限定されるものではなく、文節、一文、段落等の単位で切り出しを行って候補文を選出しても良い。
さらに、図7のステップS1、ステップS2に記載した文書特定処理の詳細な一例として、図1における情報指定装置100を使用してコード情報501が印刷された紙文書500を特定する場合のフローチャートを図12に示す。なお、図12は、外部サーバ400内にある文書管理データベース401に紙文書500と対応する電子文書が保存されており、情報指定装置100が当該文書のテキスト情報を外部サーバ400から取得する場合の文書特定処理を示す。
すなわち、図12においてステップS11では紙文書500に印刷されたコード情報501を情報指定装置100に設置された画像入力部105で撮影し、コード情報501の画像情報が取得される。なお、コード情報501が印刷された紙文書の一例は図2に示したものであり、図2ではコード情報501として二次元コードを紙文書に印刷した例である。また、図2の例では紙文書500の左上に二次元コードを印刷したが、情報指定装置100の画像入力部105で二次元コードを撮影可能な位置ならば、どの位置に印刷しても良い。
また、図2では特定する文書に対して一つの二次元コードを印刷したが、文書の各ページや章ごとに二次元コードを印刷しておき、文書の一部分をコード情報501で特定できるようにしても良い。二次元コードの一例としてはQRコード形式の利用が挙げられる。QRコード形式の採用により、二次元コードの撮影時に、紙文書500と情報指定装置100の画像入力部105の撮像面が水平でないために画像あおり歪などが発生しても、その歪の画像補正処理を実行し、簡易に二次元コードの解析処理をすることができる。
さらに、ステップS12ではステップS11で撮影した画像情報から二次元コードのコード情報501を抽出する。このコード情報の一例は図3に示したものであって説明は上記の通りである。そしてステップS13では情報指定装置100がステップS12で取得した外部サーバ400が設置されている場所を示すURL情報を参照して、外部サーバ400と通信処理を行いステップS12で取得した電子文書を特定する場所情報を送信する。
また、ステップS14では外部サーバ400が情報指定装置100から送信された電子文書を特定する場所情報を参照して、外部サーバ400内の文書管理データベース401に保存されている電子文書を検出し、電子文書のテキスト情報を情報指定装置100へ送信する。この際に外部サーバ400はテキスト情報に対して形態素解析処理やステミング処理等を実行しても良い。さらにステップS15では情報指定装置100が外部サーバ400から送信されたテキスト情報を受信してテキスト情報を情報指定装置100の記録領域に記録する。
以上の処理を行うことで、図7に示した全体フローチャートの前処理である文書特定処理が実行できる。なお、文書管理データベースの一例を図13に示す。文書管理データベースでは紙文書500に印刷されたコード情報501と紙文書500に対応する電子文書情報が関連付けられて保存されており、紙文書500に印刷されたコード情報501を参照することで紙文書500に対応する電子文書情報を取得できるようになっている。
こうして、本発明の情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムによれば、例えば文書と携帯端末とが配布され、この文書内の単語情報の指定を行う場合に、携帯端末を用いて文書を特定することにより、この特定された文書を対象として、携帯端末からの単語情報の指定を容易に行うことができる。そして、このように指定された単語情報を用いて、辞書機能や検索機能、編集機能など任意のアプリケーションを起動させることが可能となるものである。
なお、上記の文書特定処理のフローチャートでは、紙文書に付加されたコード情報を取得することで文書特定処理を実行した例を記載したが、その他にも紙文書に文書を特定する文書番号や文書タイトル名などの文書特定記号情報を印刷しておき、情報指定装置100のキー入力部101で文書特定記号情報をユーザーにキー入力させることで単語の指定対象となる文書を特定しても良い。また、外部サーバに登録された文書群のタイトル名を情報指定装置100の画面上に表示して、単語の指定対象となる文書をユーザーに選択させても良い。
さらに、図2の実施形態ではコード情報として二次元コードを印刷したものを使用したが、バーコードの代わりにRF-ID等の小型チップを印刷し、情報指定装置100に設置されたタグ読取機能を使用して小型チップのコード情報を取得することで文書を特定しても良い。あるいは、このようなタグ読取機能を情報指定装置100の周辺にある外部機器等に設置して、コード情報を取得することで文書を特定しても良い。
また、英語教材等の本ではユーザーが使用していく文書の内容が順番通りに並んでいるので、ユーザーが教材を進めていくのに伴い特定する文書を本の順番通りに変更していくことで自動的にユーザーが使用する文書を特定させるようにしても良い。さらに、本発明は上述した紙文書だけの利用に限定されるものでなく、単語の指定対象となる文書を特定して文書のテキスト情報が取得可能な文書であれば、どのような形態の文書にも適用することができる。
さらに、上記のフローチャートでは、情報指定装置100の他に外部サーバを利用して文書特定処理を行う実施の形態を示したが、本発明の応用としては、コード情報内に文書のテキスト情報を挿入しておくことや、情報指定装置100に着脱可能な任意のメモリ装置にテキスト情報を記憶させ、このメモリ装置を紙文書に添付して配布し、このメモリ装置に記憶されたテキスト情報を予め情報指定装置100の情報記録部に転送して保存しておくことにより、外部サーバ等を利用せずに全ての処理を情報指定装置100で行うことも可能である。
〔実施の形態2〕
さらに、図面を参照して本発明の実施の形態2を以下に説明する。実施の形態2では、実施の形態1で指定した単語を使用して他の任意のアプリケーションを起動させるものである。そこで以下の説明では、単語の意味情報を取得して情報指定装置100の画面に出力するアプリケーションを実現する情報指定装置100の一例を示す。
図14は、実施の形態2における情報指定装置100の全体システム構成図である。図14においては、情報指定装置100が携帯端末の基地局を介してインターネット等に接続して文書を管理する外部サーバや単語の意味情報が格納された単語辞書データベースを持つ辞書サーバ等と通信処理を行うシステム例を示す。すなわち図14においては、図1のシステム構成の通信網300に、さらに辞書サーバ600、610が接続されたものである。これらの辞書サーバ600、610には、単語辞書データベース601、611が設けられる。
なお、図示のように、文書を管理する外部サーバ400と辞書サーバ600、610を分離して設置することでお互いのサーバの管理者を別々にしても良い。また、辞書サーバを複数台設置しておき、単語から調べたい意味の内容に応じて通信する辞書サーバを選択して単語の意味情報を取得しても良い。なお、図15には単語辞書データベース601の一例を示す。単語辞書データベースは単語情報と単語の意味情報が関連付けられて保存されており、単語情報を参照して単語の意味情報を取得できるようになっている。
また、図16には情報指定装置100の機能ブロック図の一例を示す。この図16において、情報指定装置100の入力記録手段111、文書特定手段112、文書情報通信取得手段113、候補情報選出手段114、候補情報表示手段115、候補情報選択手段116と外部サーバ400の文書管理データベース401の構成は、図5に示した実施の形態1と同様である。
そこでさらに図16の機能ブロック図では、候補情報選択手段116で選択された単語情報が単語送信手段117に受け渡される。この単語送信手段117は候補情報選択手段116で選択された単語情報を辞書サーバ600へ送信する手段であり、送信処理は情報指定装置100の通信部104を介して行われる。そして辞書サーバ600では、受信した単語情報に従って単語辞書データベース601を検索し、対応する単語の意味等の情報を情報指定装置100に返信する。
また、単語意味情報受信手段118は辞書サーバ600から送信される単語の意味情報を受信する手段であり、単語送信手段117と同様に送信処理は情報指定装置100の通信部104を介して行われる。そして受信された意味情報は単語意味情報表示手段119に受け渡され、単語意味情報表示手段119は単語意味情報受信手段118で受信した単語の意味情報を情報指定装置100の画像出力部106に表示する。このようにして、単語の意味情報を情報指定装置100の画面に出力するアプリケーションを実現することができる。
さらに、図17に単語の意味情報表示処理のフローチャートを示す。この図17において、ステップS21では実施の形態1と同様の処理を実行して文書から意味情報を調べたい単語を指定する。
そこでステップS22ではステップS21で指定された単語情報を辞書サーバ600へ送信する。ここでは、辞書サーバ600のURL情報を予め情報指定装置100へ設定しておくことで、単語指定した際に辞書サーバ600へ単語情報を自動的に送信させても良いし、ユーザーが利用したい単語辞書データベース601、611に応じて辞書サーバ600、610をユーザーに選択させて単語情報を送信させても良い。
また、紙文書500に印刷したコード情報501に予め利用する辞書サーバ600のURL情報を記録しておき単語情報を送信しても良い。その他にも文書を管理している外部サーバ400に辞書サーバ600のURL情報を登録しておき、情報指定装置100が外部サーバ400を経由して辞書サーバ600に単語情報を送信するようにしても良い。
なお、辞書サーバ600のURL情報を記録したコード情報501の一例を図18に示す。図18では実施の形態1と同様にコード情報をXML等のタグ形式言語で記述している。この図18中の<Document Attribute>タグ内にある<Dictionary>タグ内には辞書サーバ600のURL情報が記述されており、このURL情報を参照して情報指定装置100は指定した単語情報を辞書サーバへ送信する。
さらに、ステップS23では辞書サーバ600が情報指定装置100から送信された単語情報を受信して、辞書サーバ内にある単語辞書データベース601から受信した単語情報に対応する単語の意味情報を検出し、情報指定装置100へ単語の意味情報を返信する。そして、ステップS24では辞書サーバから返信された単語の意味情報を受信して、単語の意味情報を情報指定装置100の画面出力部106を介して画面上に表示する。
すなわち、図19には単語の意味情報を情報指定装置100の画面出力部106に表示した画面の一例を示す。図19は選出された候補単語であるANY・ANYBODYという2つの単語からANYBODYという単語を指定して英和辞書を所有する辞書サーバと通信処理した際に表示される画面表示例である。画面例では指定した単語を画面の最上部に表示して、その下に単語の意味情報を表示している。
なお、表示方法は上記の例に限らず、例えば指定した単語情報を表示せず画面全体に単語の意味情報を表示するなどユーザーの好みによって表示レイアウトを変更することができる。
また、上記の例では単語の意味情報を辞書サーバ内にある単語辞書データベースに保存した例を示したが、図20に示すように情報指定装置100の記録領域にデータ量を削減した簡易版の単語の意味情報を保存しておき、単語の指定処理中に情報指定装置100が選出された候補単語を画面に表示する際に、簡易版の単語の意味情報も同時に表示させても良い。さらに、上記の例では画面出力部を利用して単語の意味情報を画面上に表示したが、音声出力部を介して意味情報を音声再生しても良い。
以上の処理を実行することで、実施の形態1で指定した単語の意味情報を取得して情報指定装置100の画面に出力することができる。なお、上記の例では辞書サーバと通信処理を行って指定した単語の意味情報を出力したが、検索用サーバと通信処理を行い指定した単語を検索キーにして検索処理を実行して検索結果を情報指定装置100の画面に表示しても良い。また、このような検索サーバでは、検索WEBサービス用のAPI(Application Programming Interface)が公開されている場合もあるので、この様なサービスを利用しても良い。
ところで、上記の例では指定した単語の意味情報を取得する例を示したが、指定した単語の周辺単語情報を活用した応用例として指定単語を含む一文の意味情報を情報指定装置100の画面に出力しても良い。すなわち、このような一文の翻訳処理を行う情報指定装置100の機能ブロック図を図21に示す。
この図21において、情報指定装置100の入力記録手段111、文書特定手段112、文書情報通信取得手段113、候補情報選出手段114、候補情報表示手段115、候補情報選択手段116と外部サーバ400の文書管理データベース401の構成は、図5に示した実施の形態1と同様である。
そして図21の機能ブロック図では、候補情報選択手段116で選択された単語情報が周辺単語情報特定手段121に受け渡される。この周辺単語情報特定手段121は指定された単語から翻訳対象となる一文(周辺単語情報)を特定する手段である。この周辺単語情報の特定方法としては指定された単語を含む一文を翻訳対象となる一文として特定しても良いし、指定された単語の周辺単語情報を情報指定装置100の画面に出力し、ユーザーに翻訳対象となる一文を選択させても良い。
さらに、周辺単語情報特定手段121は特定された周辺単語情報を周辺単語情報送信手段122に受け渡す。この周辺単語情報送信手段122は周辺単語情報特定手段121で特定された一文の文書情報を翻訳サーバ700へ送信する手段であり、送信処理は情報指定装置100の通信部104を介して行われる。そして翻訳サーバ700では、内部の翻訳処理手段701にて文書情報を翻訳し、情報指定装置100に返信する。
そこで、周辺単語意味情報受信手段123は翻訳サーバから送信される一文の翻訳処理結果(周辺単語の意味情報)を受信する手段であり、周辺単語情報送信手段122と同様に送信処理は情報指定装置100の通信部104を介して行われる。さらに周辺単語意味情報表示手段124は周辺単語意味情報受信手段123で受信した翻訳処理結果を情報指定装置100の画像出力部106に表示する。
なお、図22には指定した単語ANYBODYを含む一文を特定した文書から切り出して、一文の翻訳処理をした例を示す。この図22において、一文の翻訳処理は切り出した一文の文書情報から翻訳処理を実行しても良いし、切り出した一文の前後文の文書情報を活用して翻訳処理を実行しても良い。そこで、図23には周辺単語情報を活用した一例を示している。
ここで、指定単語を含む一文を切り出して翻訳するだけであると、例えば図22のThe productsの翻訳は“その製品”となり、製品名を特定することが出来ない。しかし、図23において周辺単語情報を活用すると文書前半部分にImagio Neo(登録商標)という製品名が記載されているため、The productsの製品名をImagio Neoと翻訳することができる。このように、この実施形態では単語を入力するのではなく文書を特定して単語を指定するため、上記のように指定した単語の周辺単語情報を活用して応用することも可能となる。
さらに図24には、実施の形態2におけるアプリケーションの例として、実施の形態1で指定した単語又は周辺単語部分の文書校正を行う情報指定装置100の一例を示す。
すなわち図24は、単語又は周辺単語部分の文書校正を行う情報指定装置100の機能ブロック図の一例である。この図24において、情報指定装置100の入力記録手段111、文書特定手段112、文書情報通信取得手段113、候補情報選出手段114、候補情報表示手段115、候補情報選択手段116と外部サーバ400の文書管理データベース401の構成は、図5に示した実施の形態1と同様である。
そこでさらに図24の機能ブロック図では、候補情報選択手段116で選択された単語情報が文書校正手段131に受け渡される。文書校正手段131は候補情報選択手段116で選択された単語情報の周辺部分の文書情報を校正する手段であり、文書校正した際に生成される文書校正情報は情報指定装置100の通信部4を介して外部サーバ400へ送信され、文書管理データベース401に保存された電子文書の変更が行われる。
さらに、図25に文書校正処理のフローチャート図を、図26にフローチャート処理中の情報指定装置100の画面表示例を示す。この図25において、ステップS31では実施の形態1と同様の処理を実行して文書から文書校正処理を行いたい位置周辺にある単語を指定する。
そこでステップS32ではステップS31で指定された単語の位置から文書校正処理を行う文書位置を選択する。この文書位置の選択方法の一例としては、指定された単語の周辺単語情報を表示してユーザーに文書校正処理を行う文書位置を入力記録手段の十字キー等で選択させる方法が挙げられる。これによれば、指定された単語の位置から校正処理する位置を選択できるため、通常の方法で文書位置を選択するよりも簡易に選択操作を実行できる。
さらにステップS33ではステップS32で選択した文書位置にある文書情報の校正を行う。文書の校正処理方法としては情報指定装置100の入力記録手段111で校正したい文字を入力する方法や情報指定装置100の音声入力部102を介して校正したい文字を音声入力する方法が挙げられる。
そしてステップS34ではステップS33で文書校正された文書情報と校正前の文書情報との差分情報を文書校正情報として生成し、文書校正情報を外部サーバ400へ送信する。外部サーバ400は情報指定装置100から送信された文書校正情報を取得し、取得した文書校正情報を参照して外部サーバ400内にある文書管理データベース401に保存されている文書の校正処理を実行する。このようにして、単語又は周辺単語部分の文書校正処理を行うアプリケーションが実行可能な情報指定装置100を提供できる。
また図27には、実施の形態2におけるアプリケーションの例として、実施の形態1で指定した単語又は周辺単語部分に追記情報を追記する情報指定装置100の一例を示す。
すなわち図27は、単語又は周辺単語部分に追記情報を追記する情報指定装置100の機能ブロック図の一例である。この図24において、情報指定装置100の入力記録手段111、文書特定手段112、文書情報通信取得手段113、候補情報選出手段114、候補情報表示手段115、候補情報選択手段116と外部サーバ400の文書管理データベース401の構成は、図5に示した実施の形態1と同様である。
そこでさらに図27の機能ブロック図では、候補情報選択手段116で選択された単語情報が文書追記手段141に受け渡される。文書追記手段141は候補情報選択手段116で選択された単語情報の周辺部分の文書位置に文字列情報・音声情報・画像情報等の追記情報を追記する手段であり、追記情報は情報指定装置100の通信部104を介して外部サーバ400へ送信され、文書管理データベース401に保存された電子文書の変更が行われる。
また、図28には文書追記処理のフローチャート図を示す。この図28において、ステップS41では実施の形態1と同様の処理を実行して文書から追記処理を行いたい位置の周辺にある単語を指定する。また、ステップS42では図25のステップS32と同様にステップS41で指定された単語位置から追記処理を行う文書位置を選択する。
さらにステップS43では追記する追記情報の入力を行う。追記情報は文字列情報・音声情報・画像情報が挙げられる。音声情報・画像情報等の入力は情報指定装置100に設置された音声入力部102、画像入力部105等を利用して入力しても良い。そしてステップS44ではステップS42で選択した文書位置情報とステップS43で入力された追記情報を外部サーバ400へ送信する。
そして、外部サーバ400は情報指定装置100から送信された文書位置情報と追記情報を取得し、外部サーバ400内にある文書管理データベース401に保存されている文書に追記情報を追記する。追記方法は図29に示すように、追記情報を文書に埋め込んだ形態で追記しても良いし、ステップS42で選択した文書位置情報にある単語情報にリンク付けを行って追記情報を追記しても良い。このようにして、単語又は周辺単語部分に文字列情報・音声情報・画像情報等の追記情報を追記するアプリケーションを実行可能な情報指定装置100を提供できる。
こうして本発明の情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムによれば、文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とをネットワークを通じて接続し、情報指定装置に、サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と単語情報の入力を行う文字入力手段とを設け、文字入力手段から部分的に入力される単語情報により、文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、指定される単語情報の候補を選出することにより、部分的に入力される単語情報からの指定を容易かつ正確に行うことができ、特に情報指定装置の文字入力手段に設けられるキーの数が少数の場合にも、迅速な単語情報の指定を行うことができるものである。
なお本発明は、上述の説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
本発明による情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムを適用したシステムの実施の形態1の全体構成を示すブロック図である。 その説明のための2次元コード情報の付加された紙文書の具体例を示す線図である。 その説明のための情報の例を示す線図である。 その説明のための情報指定装置の一実施形態を示す構成図である。 その説明のための情報指定装置の機能ブロック図である。 本発明の情報指定装置の代表的なハードウェア構成を示す構成図である。 本発明の情報指定装置を使用して文書から単語を指定する処理に関する全体フローチャート図である。 その説明のための線図である。 その説明のための線図である。 その説明のための線図である。 その説明のための線図である。 本発明の情報指定装置を使用してコード情報が印刷された紙文書を特定する場合のフローチャート図である。 その説明のための文書管理データベースの一例を示す構成図である。 本発明による情報指定システム、情報指定方法、サーバ装置、情報指定装置及び情報指定プログラムを適用したシステムの実施の形態2の全体構成を示すブロック図である。 その説明のための単語辞書データベースの一例を示す構成図である。 その説明のための情報指定装置の機能ブロック図である。 その説明のための単語の意味情報表示処理のフローチャート図である。 その説明のための情報の例を示す線図である。 その説明のための表示の例を示す線図である。 その説明のための表示の他の例を示す線図である。 その説明のための情報指定装置の機能ブロック図である。 その説明のための線図である。 その説明のための表示の例を示す線図である。 その説明のための情報指定装置の機能ブロック図である。 その説明のための文書校正処理のフローチャート図である。 その説明のための表示の例を示す線図である。 その説明のための情報指定装置の機能ブロック図である。 その説明のための文書追記処理のフローチャート図である。 その説明のための線図である。
符号の説明
100…情報指定装置、200…基地局、300…通信網、400…外部サーバ、401…分署管理データベース、500…紙文書、501…2次元コード情報

Claims (16)

  1. 文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムであって、
    前記文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とがネットワークを通じて接続され、
    前記情報指定装置には、前記サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と、前記単語情報の入力を行う文字入力手段とが設けられ、
    前記文字入力手段から部分的に入力される前記単語情報により、前記文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、前記指定される単語情報の候補を選出する
    ことを特徴とする情報指定システム。
  2. 請求項1記載の情報指定システムにおいて、
    前記情報指定装置には、前記選出された候補の単語情報を表示する候補情報表示手段と、前記候補情報表示手段に表示された単語情報の候補から所望の単語情報を選択する候補情報選択手段とがさらに設けられる
    ことを特徴とする情報指定システム。
  3. 請求項1記載の情報指定システムにおいて、
    前記情報指定装置の文字入力手段には、前記単語情報の入力を行う際の文字種より少ない数のキーを設け、それぞれのキーは複数の前記文字種を代表して入力を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記文書特定手段は、前記文書の表示に付加されたコード情報の表示と、前記コード情報の表示を取得するコード情報取得手段からなる
    ことを特徴とする情報指定システム。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記文書特定手段は、前記サーバ装置に保存された文書の管理情報に基づく情報を前記情報指定装置に送信して前記情報の中から選択する
    ことを特徴とする情報指定システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記文書特定手段で特定された文書に含まれる前記単語情報を並べ替えて辞書情報を形成し、該辞書情報を前記情報指定装置が取得して前記単語情報の候補の選出の処理を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記文書特定手段で特定された文書の全部または一部のテキスト情報を前記情報指定装置が取得して前記単語情報の候補の選出の処理を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記文字入力手段から部分的に入力される前記単語情報を前記サーバ装置に送信して前記単語情報の候補の選出の処理を行い、該選出された候補を前記情報指定装置に返信する
    ことを特徴とする情報指定システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の情報指定システムにおいて、
    前記指定された単語情報を用いて、該単語情報および/または該単語情報を含む前記文書の任意の範囲を設定し、前記単語情報および/または前記範囲の文書に対して任意のアプリケーションを実行する
    ことを特徴とする情報指定システム。
  10. 請求項9記載の情報指定システムにおいて、
    前記アプリケーションは、前記単語情報および/または前記範囲の文書に含まれる単語情報に対する意味情報の提示を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  11. 請求項9記載の情報指定システムにおいて、
    前記アプリケーションは、前記単語情報および/または前記範囲の文書に含まれる単語情報に対する前記ネットワーク上の検索を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  12. 請求項9記載の情報指定システムにおいて、
    前記アプリケーションは、前記単語情報および/または前記範囲の文書に対する編集を行う
    ことを特徴とする情報指定システム。
  13. 文書中の任意の単語情報を指定する情報指定方法であって、
    前記文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とをネットワークを通じて接続し、
    前記情報指定装置に、前記サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と前記単語情報の入力を行う文字入力手段とを設け、
    前記文字入力手段から部分的に入力される前記単語情報により、前記文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、前記指定される単語情報の候補を選出する
    ことを特徴とする情報指定方法。
  14. 文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムに用いるサーバ装置であって、
    前記文書が保存されると共に情報指定装置がネットワークを通じて接続され、
    前記情報指定装置からの識別情報に従って前記保存された文書を特定し、
    前記情報指定装置から部分的に受信される前記単語情報により前記特定された文書に含まれる単語情報を検索して前記指定される単語情報の候補を選出し、
    前記候補の単語情報を前記情報指定装置に送信する
    ことを特徴とする情報指定システムに用いるサーバ装置。
  15. 文書中の任意の単語情報を指定する情報指定システムに用いる情報指定装置であって、
    ネットワークを通じて前記文書の保存されるサーバ装置に接続されると共に、前記サーバ装置に保存された文書を特定するための識別情報を入力する文書特定手段と前記単語情報の入力を行う文字入力手段とが設けられ、
    前記文字入力手段から部分的に入力される前記単語情報により、前記文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して、前記指定される単語情報の候補を選出する
    ことを特徴とする情報指定システムに用いる情報指定装置。
  16. 文書の保存されるサーバ装置と情報指定装置とがネットワークを通じて接続されたシステムにおいて前記文書中の任意の単語情報の指定を行う情報指定プログラムであって、
    前記情報指定装置の文書特定手段により前記サーバ装置に保存された文書を特定する機能と、
    前記情報指定装置の文字入力手段から部分的に入力される前記単語情報により前記文書特定手段で特定された文書に含まれる単語情報を検索して前記指定される単語情報の候補を選出する機能と
    を前記サーバ装置または情報指定装置で実現するための情報指定プログラム。
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