JP2001326233A - 帯状部品の処理タイミングの決定 - Google Patents

帯状部品の処理タイミングの決定

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JP2001326233A JP2000140026A JP2000140026A JP2001326233A JP 2001326233 A JP2001326233 A JP 2001326233A JP 2000140026 A JP2000140026 A JP 2000140026A JP 2000140026 A JP2000140026 A JP 2000140026A JP 2001326233 A JP2001326233 A JP 2001326233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状部品が搬送される際に、幅方向に帯状部
品がぶれるときにも、その検査や処理のタイミングを精
度良く決定する。 【解決手段】 リードフレーム10の搬送路において、
その長手方向とほぼ垂直な方向に沿ってフォトラインセ
ンサ20が配置される。トリガ発生部32は、フォトラ
インセンサ20から出力された出力信号Sphの変化点
を分析することによって、リードフレーム10の側端部
12の位置に相当する第1の出力信号変化点を決定する
とともに、第1の出力信号変化点から所定の範囲の中に
第2の出力信号変化点が存在するか否かを判断する。そ
して、所定の範囲の中に第2の出力信号変化点が存在す
る状態が発生したときに検査の実行タイミングを示すト
リガ信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯状部品の検査
や所定の処理の実行タイミングを決定する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICチップ(半導体集積回路)にリード
(端子)を半田付けする際には、帯状のリードフレーム
と呼ばれる部品が用いられる。リードフレームには、多
数の端子が周期的に繰り返し形成されており、リードフ
レームの側端部には搬送用のスプロケット穴が設けられ
ている。
【0003】リードフレームの検査を行う場合に、従来
は、リードフレームをその長手方向に搬送しながらリー
ドフレーム内の所定の検査対象領域の画像を撮像し、そ
の画像を調べて各検査対象領域の良否を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リードフレー
ムを搬送する際には、その長手方向に垂直な方向(リー
ドフレームの幅方向)にリードフレームがぶれるので、
検査対象領域の画像を撮像するタイミングをうまく決定
することが困難であった。このような問題は、リードフ
レームの検査のみでなく、同一の平面形状が周期的に繰
り返し現れる帯状部品に関して、検査や所定の処理を実
行する場合に共通する問題であった。
【0005】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたものであり、帯状部品が搬送される際
に、幅方向に帯状部品がぶれるときにも、その検査や処
理のタイミングを精度良く決定することのできる技術を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、本発明は、同一の平面形状が
周期的に繰り返し現れる略帯状の形状を有し、その長手
方向に伸びる側端部よりも内側の所定の位置に特定の透
過型形状が前記長手方向に沿って周期的に形成されてい
る帯状部品を検査するための検査装置を提供する。この
検査装置は、前記帯状部品の搬送路において前記帯状部
品の長手方向とほぼ垂直な方向に沿って配置され、前記
帯状部品の線状画像を所定の時間毎に取得するフォトラ
インセンサと、前記フォトラインセンサから出力された
出力信号の変化点を分析することによって、前記側端部
の位置に相当する第1の出力信号変化点を決定するとと
もに、前記第1の出力信号変化点から所定の範囲の中に
前記特定の透過型形状に対応する第2の出力信号変化点
が存在するか否かを判断し、前記所定の範囲の中に第2
の出力信号変化点が存在する状態が発生したときに検査
の実行タイミングを示すトリガ信号を生成するトリガ信
号生成部と、前記トリガ信号に応じて前記検査を実行す
る検査実行部と、を備えることを特徴とする。
【0007】この検査装置では、フォトラインセンサの
出力信号の変化点を分析することによって、帯状部品の
側端部から所定の範囲の中に特定の透過型形状が存在す
る状態が発生したときに検査のトリガ信号を生成するの
で、帯状部品の搬送時にその長手方向とは垂直な方向に
帯状部品がぶれるときにも、その検査タイミングを精度
良く決定することが可能である。
【0008】なお、前記トリガ信号生成部は、前記所定
の範囲の中に第2の出力信号変化点が存在する状態が継
続しているときには前記トリガ信号の生成を中止するよ
うにしてもよい。
【0009】こうすれば、出力信号が特定の状態に変化
したときにのみトリガ信号が発生するので、トリガ信号
の発生タイミングをより好ましいものに設定することが
可能である。
【0010】この検査装置は、さらに、前記帯状部品を
挟んで前記フォトラインセンサとは反対側に設けられ、
前記フォトラインセンサに向けて光を照射する光源を備
えるようにしてもよい。
【0011】こうすれば、フォトラインセンサによって
帯状部品の透過部分と非透過部分の明瞭な線状画像を取
得することができ、従って、検査タイミングをより精度
良く決定することが可能である。
【0012】前記検査実行部は、前記トリガ信号に応答
して前記帯状部品の特定の検査対象領域を包含する2次
元画像を取得するカメラを含むようにしてもよい。
【0013】このような検査装置では、検査タイミング
が精度良く決定されているので、カメラとして比較的視
野の狭いものを採用することが可能である。
【0014】なお、本発明は、種々の態様で実現するこ
とが可能であり、例えば、帯状部品の検査方法および装
置、帯状部品の処理タイミング決定方法および装置、そ
れらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュ
ータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波
内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例にお
ける検査の概要を示す概念図である。帯状の部品である
リードフレーム10は、所定の搬送路上を矢印の方向に
ほぼ一定速度で搬送されていく。検査装置は、この搬送
路において、リードフレーム10の検査を実行する。こ
の検査装置は、リードフレーム10の下方に設けられた
フォトラインセンサ20と、リードフレーム10を挟ん
でフォトラインセンサ20とは反対側に設けられた点光
源であるLED22と、リードフレーム10の所定の検
査対象領域SAの2次元画像を取得するためのカメラ2
4と、制御装置30とを備えている。
【0016】制御装置30は、フォトラインセンサ20
やカメラ24とのインターフェイスボードが装着された
パーソナルコンピュータで構成されている。制御装置3
0は、トリガ発生部32と、画像処理部34とを有して
いる。トリガ発生部32は、フォトラインセンサ20か
らの出力信号Sphに応じてトリガ信号TGを生成して
カメラ24に供給する。画像処理部34は、カメラ24
で撮像された画像の画像信号IMを処理することによっ
て、リードフレームの良否を判定する。例えば、画像処
理部34は、検査対象領域SAの画像を処理することに
よって、リードピンに許容値以上の曲がりが発生してい
ないか否かを検査することによってリードフレームの良
否を判定することが可能である。なお、トリガ発生部3
2と画像処理部34の機能は、制御装置30内の図示し
ないCPUがコンピュータプログラムを実行することに
よって実現される。
【0017】フォトラインセンサ20は、リードフレー
ム10の長手方向(搬送方向)とはほぼ垂直な方向(リ
ードフレーム10の幅方向)に沿って配置されている。
LED22は、フォトラインセンサ20の真上に配置さ
れており、放射状の光をフォトラインセンサ20に向け
て照射する。なお、光源としては、点光源であるLED
22の代わりに、線状または面状の光源を用いることも
可能である。また、十分な環境光が存在する場合には、
フォトラインセンサ20のための光源を省略してもよ
い。
【0018】リードフレーム10には、その長手方向に
延びる一方の側端部12の内側の所定の位置に、スプロ
ケット穴14が周期的に設けられている。スプロケット
穴14は、図示しない搬送装置がスプロケットを使用し
てリードフレーム10を搬送する際に、その搬送装置の
スプロケットの歯が差し込まれる穴である。LED22
は、このスプロケット穴14が設けられている位置に向
けて光を照射する。リードフレーム10の透過部を透過
した光はフォトラインセンサ20で受光される。フォト
ラインセンサ20は、一定時間毎にリードフレーム10
の線状画像を取得し、その線状画像を表す出力信号Sp
hをトリガ発生部32に供給する。トリガ発生部32
は、リードフレーム10のスプロケット穴14を検出し
たときにトリガ信号TGを生成する。
【0019】図2は、トリガ発生部32がトリガ信号T
Gを生成するタイミングを決定する様子を示す説明図で
ある。図2(a)は、ある時刻t1におけるリードフレ
ーム10とフォトラインセンサ20の位置関係と、フォ
トラインセンサ20からの出力信号Sphのレベル変化
とを示している。また、図2(b)は、時刻t1から所
定の時間間隔Δtだけ経過した時刻t2における状態を
示している。なお、この時間間隔Δtの間に、リードフ
レーム10は矢印の方向(図中では上方向)に所定の距
離だけ移動している。
【0020】時刻t1では、フォトラインセンサ20の
位置は1つのスプロケット穴14に懸かる直前の位置に
ある。図2(A)の下部には、このときのフォトライン
センサ20の出力信号Sphのグラフが示されている。
このグラフの横軸xは、フォトラインセンサ20の一方
の端部21から測った位置座標であり、出力信号Sph
の値はこの座標xに応じて変化する。リードフレーム1
0によって遮光される位置では出力信号Sphの値は所
定のLレベル(遮光レベル)を示し、リードフレーム1
0によって遮光されない位置では出力信号Sphの値は
所定のHレベル(非遮光レベル)を示す。なお、実際に
はフォトラインセンサ20の出力信号Sphは多値レベ
ルを取りうるが、ここでは簡単のために、LレベルとH
レベルの2つのレベルのみを取るものと考える。
【0021】時刻t1においては、フォトラインセンサ
20の出力信号Sphは、フォトラインセンサ20の端
部21から座標x1までの範囲ではHレベルを取る。ま
た、座標x1から座標x2までの範囲ではLレベルを取
り、座標x2以降に再びHレベルとなる。なお、本明細
書では、座標x1,x2のように、出力信号Sphのレ
ベルが切り替わる点を「出力信号変化点」または単に
「変化点」と呼ぶ。
【0022】トリガ発生部32は、最初に信号レベルが
HレベルからLレベルに切り替わる変化点x1を検出
し、この変化点x1をリードフレーム10の側端部12
の位置であると認識する。また、この最初の変化点x1
の後で信号レベルがLレベルからHレベルに切り替わる
変化点x2を検出し、これらの変化点x1,x2の座標
値の差分Δx(=x2−x1)を算出する。さらに、こ
の差分Δxが、予め設定されたしきい値D未満であるか
否かを調べる。このしきい値Dは、フォトラインセンサ
20がスプロケット穴14を通過する位置に来た状態に
おいて、リードフレーム10からスプロケット穴14ま
での距離に関連付けられた値であり、リードフレーム1
0毎に予め設定された値である。図2の例では、しきい
値Dは、側端部12からスプロケット穴14の中央まで
の値に設定されている。
【0023】時刻t1では、フォトラインセンサ20の
撮像位置にスプロケット穴14が存在しないので、変化
点座標の差分Δxはしきい値D以上となる。この場合に
はトリガ発生部32はトリガ信号TGを発生しない。一
方、時刻t2では、フォトラインセンサ20の撮像位置
にスプロケット穴14が存在しており、この結果、変化
点座標の差分Δxはしきい値D未満の値となる。このと
き、トリガ発生部32はトリガ信号TGを発生して、カ
メラ24に2次元画像を撮像させる。
【0024】なお、時刻t2以降は、Δx<Dの状態が
しばらく継続するが、このような場合はトリガ信号TG
の発生は中止される。すなわち、トリガ発生部32は、
時刻t2の場合のように、その直前の時刻(時刻t1)
において差分Δxがしきい値D以上の状態にあり、その
状態が次にΔx<Dの状態に切り替わったときにのみト
リガ信号TGを生成する。換言すれば、スプロケット穴
14の前端部が検出されたときにのみ、トリガ信号TG
を発生させる。こうすれば、1個のスプロケット穴14
に対して1回だけトリガ信号TGを発生させることが可
能である。
【0025】図3は、トリガ発生部32による処理手順
を示すフローチャートである。ステップS1では、フォ
トラインセンサ20が線状画像を撮像し、その出力信号
Sphがトリガ発生部32に供給される。ステップS2
では、出力信号Sphの最初の2つの変化点x1,x2
の座標が検出されるとともに、その差分Δxが算出され
る。ステップS3では、差分Δxとしきい値Dとの大小
関係が第1の状態(差分Δxがしきい値D以下)から第
2の状態(差分Δxがしきい値D未満)に切り替わった
か否かが判定される。大小関係が切り替わっていない場
合には、ステップS1に戻り、所定の時間間隔の後に再
度フォトラインセンサ20によって線状画像が撮像され
る。一方、大小関係が切り替わったときには、ステップ
S4においてトリガ信号TGが生成される。
【0026】なお、ステップS3における判断基準とし
ては、「Δx<Dに切り替わったか否か」の代わりに、
「D1<Δx<D2に切り替わったか否か」(D1,D
2は0でない所定の値)という判断基準を用いてもよ
い。すなわち、ステップS3では、差分Δxが所定の範
囲内にあるか否かを判断するようにすればよい。
【0027】また、図3の手順の代わりに、Δx<Dの
状態のときには常にトリガ信号TGを発生させるように
してもよい。このときには、Δx<Dの状態が継続して
いるときにはトリガ信号TGが連続して発生するので、
カメラ24が、連続して発生しているトリガ信号TGの
うちの2回目以降のトリガ信号TGを無視するようにす
ればよい。
【0028】図4(A)は、本実施例の検査装置の機械
的構成を示す正面図であり、図4(B)はその基台10
0の平面図である。リードフレームは、矢印で示す方向
に(図中の右方向に)搬送される。基台100の両端に
は、リードフレームの側端部を案内するためのガイドプ
レート110,112が設けられている。各ガイドプレ
ート110,112は、相対する案内面の距離を任意に
変更可能である。また、基台100の上には、搬送台1
20,122,124が設けられている。中央の搬送台
122は、カメラ24の下部位置に存在しており、カメ
ラ24による撮像される画像のコントラストを向上させ
るために、吸光特性を有する材質(例えば黒い紙)によ
って表面が覆われている。
【0029】また、基台100の右端部付近には、2つ
のフォトラインセンサ20a,20bが設けられてい
る。図4(B)に示すように、これらの2つのフォトラ
インセンサ20a,20bは、搬送方向とは垂直な方向
に沿って互いにずれた位置に配置されている。2つのフ
ォトラインセンサ20a,20bを設けるようにした理
由は、スプロケット穴がリードフレームの2つの側端部
のうちのいずれの側に存在する場合にも、検査タイミン
グをうまく決定できるようにするためである。なお、リ
ードフレームとしては、2つの側端部の両方にスプロケ
ット穴が設けられているものも存在する。この場合に
は、そのうちの一方の側端部の近傍に存在するスプロケ
ット穴のみを利用して検査タイミングを決定することが
できる。
【0030】フォトラインセンサ20が存在する側の基
台100の一端には、柱状アーム200が垂直に設けら
れている。なお、柱状アーム200の下部は、一部切り
欠かれた状態で図示されている。柱状アーム200の上
部には、2つのフォトラインセンサ20a,20bの真
上の位置に、2つのLED22a,22bが設けられて
いる。柱状アーム200の上端部は略直角に屈曲してお
り、水平に延びた水平アーム202を構成している。
【0031】水平アーム202の先端には、上下移動プ
レート210が設けられており、上下移動プレート21
0の先には左右移動プレート220が設けられている。
左右移動プレート220には、カメラ24が取り付けら
れている。上下移動プレート210は、上下移動調節ね
じ212の回転に応じて上下に移動する。また、左右移
動プレート220は、左右移動調節ねじ222の回転に
応じて左右に移動する。これらの調節ねじ212,22
2を用いて、カメラ24の上下左右の位置を、所望の撮
像位置に設定することが可能である。
【0032】以上説明したように、本実施例では、フォ
トラインセンサ20の出力信号Sphから、リードフレ
ーム10の側端部12の位置x1を検出するとともに、
その側端部から所定の距離Dの範囲内にスプロケット穴
14が存在するか否かを検出しているので、リードフレ
ーム10が長手方向(搬送方向)と垂直な方向(リード
フレームの幅方向)に多少ぶれた場合にも、スプロケッ
ト穴14が存在するか否か(すなわち検査タイミング)
を精度良く判定することができる。また、検査タイミン
グを精度良く判定できるので、カメラ24によって撮像
される検査対象領域SA(図1)を従来よりも小さく設
定することが可能である。検査対象領域SAが小さくな
ると、画像処理部34による処理量が低減されるので、
検査に要する時間を短縮できるという利点がある。
【0033】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0034】(1)上記実施例において、ハードウェア
によって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置
き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによっ
て実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換え
るようにしてもよい。例えば、制御装置30(図1)の
各部の機能の一部を専用のハードウェア回路が実行する
ようにすることもできる。
【0035】(2)上記実施例では、スプロケット穴1
4の前端部を検出したときに直ちにトリガ信号TGを発
生させていたが、所定の時間遅れの後にトリガ信号TG
を発生させるようにしてもよい。
【0036】(3)上記実施例ではスプロケット穴14
の前端部においてトリガ信号TGを発生させていたが、
この代わりに、後端部でトリガ信号TGを発生させるよ
うにしても良い。
【0037】また、1つのスプロケット穴14毎にトリ
ガ信号TGを発生させる代わりに、複数個のスプロケッ
ト穴14に1回の割合でトリガ信号TGを発生させるよ
うにしてもよい。従って、一般には、N個(Nは1以上
の所定の整数)のスプロケット穴14毎に1回の割合で
トリガ信号TGを発生させるようにしてもよい。
【0038】なお、上記実施例では、トリガ信号TGを
発生させるタイミングを規定する特定の形状としてスプ
ロケット穴14を用いていたが、スプロケット穴14以
外の他の特定の形状を用いてトリガ信号TGを発生させ
るようにしてもよい。ただし、トリガ信号TGの発生に
使用される特定の形状としては、光を透過する部分と光
を透過しない部分とを有する形状(「透過型形状」と呼
ぶ)を利用することが好ましい。
【0039】(4)上記実施例では、帯状のリードフレ
ーム10内の所定の検査対象領域の画像を取得して検査
を行う検査装置について説明したが、本発明は、リード
フレーム以外の他の帯状部品の検査装置にも適用可能で
ある。また、帯状部品の検査装置ではなく、帯状部品に
関して特定の処理を行うための処理装置にも適用可能で
ある。帯状部品に関する特定の処理としては、例えば帯
状部品の一部に薬品を塗布する処理などがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における検査の概要を示す概
念図。
【図2】トリガ発生部32がトリガ信号TGを生成する
タイミングを決定する様子を示す説明図。
【図3】トリガ発生部32による処理手順を示すフロー
チャート。
【図4】本実施例の検査装置の機械的構成を示す図。
【符号の説明】
10…リードフレーム 12…側端部 14…スプロケット穴 20,20a,20b…フォトラインセンサ 21…端部 22,22a,22b…LED 24…カメラ 30…制御装置 32…トリガ発生部 34…画像処理部 40…制御回路 88…ホストコンピュータ 100…基台 110,112…ガイドプレート 120,122,124…搬送台 200…柱状アーム 202…水平アーム 210…上下移動プレート 212…上下移動調節ねじ 220…左右移動プレート 222…左右移動調節ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の平面形状が周期的に繰り返し現れ
    る略帯状の形状を有し、その長手方向に伸びる側端部よ
    りも内側の所定の位置に特定の透過型形状が前記長手方
    向に沿って周期的に形成されている帯状部品を検査する
    ための検査装置であって、 前記帯状部品の搬送路において前記帯状部品の長手方向
    とほぼ垂直な方向に沿って配置され、前記帯状部品の線
    状画像を所定の時間毎に取得するフォトラインセンサ
    と、 前記フォトラインセンサから出力された出力信号の変化
    点を分析することによって、前記側端部の位置に相当す
    る第1の出力信号変化点を決定するとともに、前記第1
    の出力信号変化点から所定の範囲の中に前記特定の透過
    型形状に対応する第2の出力信号変化点が存在するか否
    かを判断し、前記所定の範囲の中に第2の出力信号変化
    点が存在する状態が発生したときに検査の実行タイミン
    グを示すトリガ信号を生成するトリガ信号生成部と、 前記トリガ信号に応じて前記検査を実行する検査実行部
    と、を備えることを特徴とする帯状部品の検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置であって、 前記トリガ信号生成部は、前記所定の範囲の中に第2の
    出力信号変化点が存在する状態が継続しているときには
    前記トリガ信号の生成を中止する、帯状部品の検査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置であって、
    さらに、 前記帯状部品を挟んで前記フォトラインセンサとは反対
    側に設けられ、前記フォトラインセンサに向けて光を照
    射する光源を備える、帯状部品の検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の装
    置であって、 前記検査実行部は、前記トリガ信号に応答して前記帯状
    部品の特定の検査対象領域を包含する2次元画像を取得
    するカメラを含む、帯状部品の検査装置。
  5. 【請求項5】 同一の平面形状が周期的に繰り返し現れ
    る略帯状の形状を有し、その長手方向に伸びる側端部よ
    りも内側の所定の位置に特定の透過型形状が前記長手方
    向に沿って周期的に形成されている帯状部品に関して、
    所定の処理を実行するための処理タイミングを決定する
    装置であって、 前記帯状部品の搬送路において前記帯状部品の長手方向
    とはほぼ垂直な方向に沿って配置され、前記帯状部品の
    線状画像を所定の時間毎に取得するフォトラインセンサ
    と、 前記フォトラインセンサから出力された出力信号の変化
    点を分析することによって、前記側端部の位置に相当す
    る第1の出力信号変化点を決定するとともに、前記第1
    の出力信号変化点から所定の範囲の中に前記特定の透過
    型形状に対応する第2の出力信号変化点が存在するか否
    かを判断し、前記所定の範囲の中に第2の出力信号変化
    点が存在する状態が発生したときに前記所定の処理の実
    行タイミングを示すトリガ信号を生成するトリガ信号生
    成部と、を備えることを特徴とする処理タイミング決定
    装置。
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