JPH10256278A - テープ搬送機構を有する装置 - Google Patents

テープ搬送機構を有する装置

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JPH10256278A
JPH10256278A JP5366597A JP5366597A JPH10256278A JP H10256278 A JPH10256278 A JP H10256278A JP 5366597 A JP5366597 A JP 5366597A JP 5366597 A JP5366597 A JP 5366597A JP H10256278 A JPH10256278 A JP H10256278A
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JP
Japan
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tape
positioning
clamper
transport mechanism
pulse motor
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JP5366597A
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English (en)
Inventor
Osamu Ito
治 伊藤
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープの位置決めが高精度にでき、しかもそ
の位置決め操作の際にテープに悪影響を与えることを防
止できるテープ搬送機構を有する装置を提供する。 【解決手段】 テープ1をクランプする上左クランパ
5、下左クランパ6、上右クランパ7、下右クランパ8
を有し、それらのクランパ5〜8を使用して、テープ1
のX方向およびY方向の位置決めを行うことができる位
置決め機構部3を備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ搬送機構を
有する装置に関し、特に、半導体集積回路装置の製造工
程に使用されているTAB(Tape Automated Bonding)
装置またはTCP(Tape Carrier Package)製造装置な
どのテープ搬送機構を有する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、半導体集積回路装置の製造
工程に使用されているTAB装置またはTCP装置など
のテープ搬送機構を有する装置について検討した。以下
は、本発明者によって検討された技術であり、その概要
は次のとおりである。
【0003】すなわち、LSI(Large Scale Integrat
ed Circuit)などの半導体集積回路装置の製造工程に使
用されているTAB装置またはTCP装置などのテープ
搬送機構において、テープローダにセットされたキャリ
アテープは、テンションプーリを介して、搬送ローラま
たはスプロケットホイールなどにより、一定ピッチで加
工位置に送られている。
【0004】この場合、X方向(送り方向)の位置決め
は、2段階に分けて行われている。すなわち、1段階目
は、位置決めしたい位置の寸前まで、パルスモータへの
パルス量を指定して送っている。2段階目は、残りの送
り量を、パルスモータに1パルスの入力を与える毎に位
置決めセンサでキャリアテープのパフォレーションにお
けるエッジを検出しながら送っている。そして、位置決
めセンサでキャリアテープのパフォレーションにおける
エッジを検出したら、パルスモータへの入力を終了し、
X方向(送り方向)への位置決めを完了している。
【0005】続いて、Y方向の位置決めは、テープのパ
フォレーションに位置決めピンを挿入して、その位置決
めピンによってY方向への位置決めを行っている。
【0006】なお、TCP装置などにおけるテープ搬送
機構について記載されている文献としては、例えば特開
平5−119326号公報または特開平2−10604
4号公報に記載されているものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したテ
ープ送り機構には、次の通りの問題点が発生しているこ
とを本発明者が見出した。
【0008】すなわち、(1).テープの原価低減など
のために、テープの厚さが125μmから75μmへ、
また75μmから50μmへと薄くなって行く傾向にあ
る。そのため、Y方向の位置決めの際に、テープのパフ
ォレーションに位置決めピンを挿入すると、パフォレー
ションの孔形状が変形し、所要の位置決め精度が出せな
くなるという問題点が発生している。
【0009】(2).Y方向の位置決めの際に、テープ
のパフォレーションに位置決めピンを挿入すると、パフ
ォレーションの孔そのものが破損してしまうという問題
点が発生している。
【0010】本発明の目的は、テープの位置決めが高精
度にでき、しかもその位置決め操作の際にテープに悪影
響を与えることを防止できるテープ搬送機構を有する装
置を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明のテープ搬送機構を有す
る装置は、テープをクランプするためのクランパを有
し、クランパを使用して、テープのX方向およびY方向
の位置決めを行うことができる位置決め機構部を備えて
いるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、重複説明は省略する。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1であるテープ搬送機構を有する装置の一部を示す
概略斜視図である。
【0016】図1に示すように、テープ1は、例えばキ
ャリアテープを使用しており、その周辺にパフォレーシ
ョン1aが形成されている。パフォレーション1aは、
正方形状又は長方形状の孔となっており、テープ1を搬
送、位置決めする為に、利用されるものである。このテ
ープ1の周辺には、テープガイド2が配置されている。
【0017】また、テープ1の加工位置1bの近傍に
は、位置決め機構部3が配置されている。
【0018】位置決め機構部3は、テープ1のX方向お
よびY方向の位置決めを行うものであり、本体4に、テ
ープ1を上下両側からクランプするための上左クランパ
(クランパ)5と下左クランパ(クランパ)6および上
右クランパ(クランパ)7と下右クランパ(クランパ)
8よりなる2対のクランパが設けられている。
【0019】位置決め機構部3の本体4には、前記各ク
ランパ5〜8の図示しない制御機構と、テープ1のX方
向の位置決めを制御するためのパルスモータ9が設けら
れている。パルスモータ9は、テープ1のパフォレーシ
ョン1aを検出する位置決めセンサ11aと電気的に接
続されている検出制御体12aに電気的に接続されてい
る。
【0020】また、位置決め機構部3の本体4には、テ
ープ1のY方向の位置決めを制御するためのパルスモー
タ10が設けられている。パルスモータ10は、テープ
1のパフォレーション1aを検出する位置決めセンサ1
1bと電気的に接続されている検出制御体12bに電気
的に接続されている。
【0021】前述した本実施の形態1のテープ搬送機構
を有する装置は、テープ1のX方向およびY方向の位置
決めを行う位置決め機構部3を備えており、その動作
は、次の通りである。
【0022】すなわち、テープ1が、テープローダ(図
示を省略)にセットされており、それがテンションプー
リ(図示を省略)を介して、図示しない既知の搬送方式
で、一定ピッチで送られる。続いて図示しないクランパ
制御機構により、テープ1の加工位置1bを各クランパ
5〜8を利用して上下両側からクランプし、パルスモー
タ9の駆動により、テープ1をX方向に微動させ、位置
決めセンサ11aで、パフォレーション1aにおけるX
方向エッジExを検出し、位置決めを行う。
【0023】この場合、X方向(送り方向)の位置決め
は、次の通りの2段階に分けて行っている。すなわち、
位置決めしたい位置の寸前まで、図示しない既知の搬送
方式でテープを送る。1段階目は、搬送手段(機構)か
らテープを解放すると同時にテープを前記の方法でクラ
ンプする。2段階目は、残りの送り量を、パルスモータ
9に1パルスの入力を与える毎に位置決めセンサ11a
でテープ1のパフォレーション1aにおけるX方向エッ
ジExを検出しながらテープ1を送る。そして、位置決
めセンサ11aでテープ1のパフォレーション1aにお
けるX方向エッジExを検出したら、パルスモータ9へ
の入力を終了し、X方向(送り方向)への位置決めを完
了する。
【0024】続いて、Y方向の位置決めは、前記のテー
プクランプ状態を維持し、パルスモータ10の駆動によ
り、テープ1をY方向に微動させ、位置決めセンサ11
bで、パフォレーション1aにおけるY方向エッジEy
を検出し、位置決めを行う。
【0025】この場合、パルスモータ10に1パルスの
入力を与える毎に位置決めセンサ11bでパフォレーシ
ョン1aにおけるY方向エッジEyを検出しながら送
る。そして、位置決めセンサ11bがパフォレーション
1aにおけるY方向エッジEyを検出したら、パルスモ
ータ10への入力を終了し、Y方向の位置決めを完了す
る。
【0026】この状態で、加工位置1bにおいて、例え
ばインナーリードボンディングを行い、その完了後、テ
ープ1のクランプを解除し、同時にテープ搬送機構が作
動しテープ1をX方向に移動できるようにする。
【0027】以上の動作を1サイクルとして、この動作
を繰り返し行うことによって、テープ1の各々の加工位
置1bのX方向およびY方向の位置決めを行って、テー
プ1の各々の加工位置に加工操作を行う。
【0028】前述した位置決め機構部3を備えているテ
ープ搬送機構を有する装置は、インナーリードボンディ
ング装置の他に、TAB装置などのテープボンディング
装置、TCP製造装置、ポッティング装置、外観検査装
置、テスティング装置などに適用することができる。
【0029】前述した本実施の形態1のテープ搬送機構
を有する装置によれば、テープ1をクランプするための
クランパ5〜8を有し、そのクランパ5〜8を使用し
て、テープ1のX方向およびY方向の位置決めを行うこ
とができる位置決め機構部3を備えていることによっ
て、テープ1の位置決め操作の際に、従来のように、Y
方向の位置決めの際に、テープ1のパフォレーション1
aに位置決めピンを挿入することを行っていないので、
パフォレーション1aの孔形状が変形し、所要の位置決
め精度が出せなくなったり、パフォレーション1aの孔
そのものが破損してしまうという問題点の発生を防止で
きる。
【0030】その結果、本実施の形態1のテープ搬送機
構を有する装置によれば、クランパ5〜8を使用して、
テープ1のX方向およびY方向の位置決めを行うことが
できる位置決め機構部3を備えていることによって、テ
ープ1の位置決め操作の際に、テープ1のパフォレーシ
ョン1aの孔形状が変形しなくて、位置決め精度を向上
できると共にパフォレーション1aの孔そのものの破損
防止ができる。
【0031】したがって、本実施の形態1のテープ搬送
機構を有する装置によれば、テープ1の位置決めが高精
度にでき、しかもその位置決め操作の際にテープ1に悪
影響を与えることを防止できることによって、テープ1
を使用した加工操作において、製造歩留りを高めること
ができ、しかも対象製品の原価低減を行うことができ
る。
【0032】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2であるテープ搬送機構を有する装置の一部を示す
概略斜視図である。
【0033】図2に示すように、本実施の形態2の位置
決め機構部13は、前述した実施の形態1の位置決め機
構部3とほとんど同じであるが、テープ1のX方向の位
置決めを行う機構部を別の態様としており、それ以外
は、実施の形態1の位置決め機構部3と同様である。
【0034】本実施の形態2の位置決め機構部13にお
いて、テープ1のX方向の位置決めを行う機構部は、テ
ープ1の加工位置1bから離間された領域のテープ1の
位置に上クランパとしての上搬送ローラ14と下クラン
パとしての下搬送ローラ15が使用されている。
【0035】上搬送ローラ14および下搬送ローラ15
は、テープ1をクランプすると共に搬送できるものであ
り、接続体16を介してパルスモータ9に接続されてお
り、そのパルスモータ9は検出制御体12aに電気的に
接続されている。また、パルスモータ9は、上下の方向
に移動できる移動体17に設置されている。
【0036】前述した本実施の形態2のテープ搬送を有
する装置は、テープ1のX方向およびY方向の位置決め
を行う位置決め機構部13を備えており、その動作は、
次の通りである。
【0037】すなわち、テープ1が、テープローダ(図
示を省略)にセットされており、それがテンションプー
リ(図示を省略)を介して、上搬送ローラ14および下
搬送ローラ15により、あらかじめ設定された一定ピッ
チで、加工位置1bに送られる。
【0038】この場合、X方向(送り方向)の位置決め
は、次の通りの2段階に分けて行う。すなわち、1段階
目は、位置決めしたい位置の寸前まで、パルスモータ9
へのパルス量を指定してテープ1を送る。2段階目は、
残りの送り量を、パルスモータ9に1パルスの入力を与
える毎に位置決めセンサ11aでテープ1のパフォレー
ション1aにおけるX方向エッジExを検出しながらテ
ープ1を送る。そして、位置決めセンサ11aでテープ
1のパフォレーション1aにおけるX方向エッジExを
検出したら、パルスモータ9への入力を終了し、X方向
(送り方向)への位置決めを完了する。
【0039】続いて、Y方向の位置決めは、テープ1の
加工位置1bの近傍を各クランパ5〜8を使用してクラ
ンプし、上搬送ローラ14を持ち上げ、テープ1を開放
する。その後、パルスモータ10の駆動により、テープ
1をY方向に微動させ、位置決めセンサ11bで、パフ
ォレーション1aにおけるY方向エッジEyを検出し、
位置決めを行う。
【0040】この場合、パルスモータ10に1パルスの
入力を与える毎に位置決めセンサ11bでパフォレーシ
ョン1aにおけるY方向エッジEyを検出しながら送
る。そして、位置決めセンサ11bがパフォレーション
1aにおけるY方向エッジEyを検出したら、パルスモ
ータ10への入力を終了し、Y方向の位置決めを完了す
る。
【0041】この状態で、加工位置1bにおいて、例え
ばインナーリードボンディングを行い、その完了後、テ
ープ1のクランプを解除し、上搬送ローラ14および下
搬送ローラ15でテープ1をクランプし、テープ1をX
方向に移動できるようにする。
【0042】以上の動作を1サイクルとして、この動作
を繰り返し行うことによって、テープ1の各々の加工位
置1bのX方向およびY方向の位置決めを行って、テー
プ1の各々の加工位置に加工操作を行う。
【0043】前述した位置決め機構部13を備えている
テープ搬送を有する装置は、インナーリードボンディン
グ装置の他に、TAB装置などのテープボンディング装
置、TCP製造装置、ポッティング装置、外観検査装
置、テスティング装置などに適用することができる。
【0044】前述した本実施の形態2のテープ搬送機構
を有する装置によれば、テープ1をクランプするための
クランパ5〜8および上搬送ローラ14と下搬送ローラ
15を有し、それらを使用して、テープ1のX方向およ
びY方向の位置決めを行うことができる位置決め機構部
13を備えていることによって、テープ1の位置決め操
作の際に、従来のように、Y方向の位置決めの際に、テ
ープ1のパフォレーション1aに位置決めピンを挿入す
ることを行っていないので、パフォレーション1aの孔
形状が変形し、所要の位置決め精度が出せなくなった
り、パフォレーション1aの孔そのものが破損してしま
うという問題点の発生を防止できる。
【0045】その結果、本実施の形態2のテープ搬送機
構を有する装置によれば、前述した実施の形態1と同様
に、テープ1の位置決め操作の際に、テープ1のパフォ
レーション1aの孔形状が変形しなくて、位置決め精度
を向上できると共にパフォレーション1aの孔そのもの
の破損防止ができる。
【0046】したがって、本実施の形態1のテープ搬送
機構を有する装置によれば、テープ1の位置決めが高精
度にでき、しかもその位置決め操作の際にテープ1に悪
影響を与えることを防止できることによって、テープ1
を使用した加工操作において、製造歩留りを高めること
ができ、しかも対象製品の原価低減を行うことができ
る。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0048】例えば、本発明のテープ搬送機構を有する
装置の位置決め機構部3,13におけるクランパ5〜8
を、左右どちらかに選択して、左または右の上クランパ
および下クランパとすることができる。
【0049】また、そのクランパを実施の形態2におけ
る搬送ローラなどにすることができる。さらに、それら
のクランパにテープガイドの機能などを持たせて、独立
したテープガイドなどを取り除くことができる。
【0050】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0051】(1).本発明のテープ搬送機構を有する
装置によれば、テープをクランプするためのクランパを
有し、そのクランパを使用して、テープのX方向および
Y方向の位置決めを行うことができる位置決め機構部を
備えていることによって、テープの位置決め操作の際
に、従来のように、Y方向の位置決めの際に、テープの
パフォレーションに位置決めピンを挿入することを行っ
ていないので、パフォレーションの孔形状が変形し、所
要の位置決め精度が出せなくなったり、パフォレーショ
ンの孔そのものが破損してしまうという問題点の発生を
防止できる。
【0052】(2).本発明のテープ搬送機構を有する
装置によれば、クランパを使用して、テープのX方向お
よびY方向の位置決めを行うことができる位置決め機構
部を備えていることによって、テープの位置決め操作の
際に、テープのパフォレーションの孔形状が変形しなく
て、位置決め精度を向上できると共にパフォレーション
の孔そのものの破損防止ができる。
【0053】(3).本発明のテープ搬送機構を有する
装置によれば、テープをクランプするためのクランパお
よび上搬送ローラと下搬送ローラを有し、それらを使用
して、テープのX方向およびY方向の位置決めを行うこ
とができる位置決め機構部を備えていることによって、
テープの位置決め操作の際に、従来のように、Y方向の
位置決めの際に、テープのパフォレーションに位置決め
ピンを挿入することを行っていないので、パフォレーシ
ョンの孔形状が変形し、所要の位置決め精度が出せなく
なったり、パフォレーションの孔そのものが破損してし
まうという問題点の発生を防止できる。
【0054】(4).本発明のテープ搬送機構を有する
装置によれば、テープの位置決めが高精度にでき、しか
もその位置決め操作の際にテープに悪影響を与えること
を防止できることによって、テープを使用した加工操作
において、製造歩留りを高めることができ、しかも対象
製品の原価低減を行うことができる。
【0055】(5).本発明のテープ搬送機構を有する
装置によれば、インナーリードボンディング装置の他
に、TAB装置などのテープボンディング装置、TCP
製造装置、ポッティング装置、外観検査装置、テスティ
ング装置などに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるテープ搬送機構を
有する装置の一部を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態2であるテープ搬送機構を
有する装置の一部を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 テープ 1a パフォレーション 1b 加工位置 2 テープガイド 3 位置決め機構部 4 本体 5 上左クランパ(クランパ) 6 下左クランパ(クランパ) 7 上右クランパ(クランパ) 8 下右クランパ(クランパ) 9 パルスモータ 10 パルスモータ 11a 位置決めセンサ(X方向) 11b 位置決めセンサ(Y方向) 12a 検出制御体(X方向) 12b 検出制御体(Y方向) 13 位置決め機構部 14 上搬送ローラ(クランパ) 15 下搬送ローラ(クランパ) 16 接続体 17 移動体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープをクランプするためのクランパを
    有し、前記クランパを使用して、前記テープのX方向お
    よびY方向の位置決めを行うことができる位置決め機構
    部を備えていることを特徴とするテープ搬送機構を有す
    る装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテープ搬送機構を有する
    装置であって、前記クランパは、前記テープを上下両側
    からクランパする上クランパと下クランパとよりなるこ
    とを特徴とするテープ搬送機構を有する装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のテープ搬送機構
    を有する装置であって、前記クランパは、上左クランパ
    と下左クランパおよび上右クランパと下右クランパとか
    らなる2対のクランパ対よりなることを特徴とするテー
    プ搬送機構を有する装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のテ
    ープ搬送機構を有する装置であって、前記位置決め機構
    部には、前記テープにおけるパフォレーションを検出す
    る位置決めセンサと、前記クランパを制御するパルスモ
    ータと、前記位置決めセンサおよび前記パルスモータと
    電気的に接続されている検出制御体とが配置されている
    ことを特徴とするテープ搬送機構を有する装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のテ
    ープ搬送機構を有する装置であって、前記位置決め機構
    部におけるパルスモータは、前記テープのX方向の位置
    決めを行う第1のパルスモータと、前記テープのY方向
    の位置決めを行う第2のパルスモータよりなることを特
    徴とするテープ搬送機構を有する装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のテ
    ープ搬送機構を有する装置であって、前記位置決め機構
    部におけるパルスモータは、前記テープのX方向の位置
    決めを行う第1のパルスモータと、前記テープのY方向
    の位置決めを行う第2のパルスモータとからなり、前記
    第1のパルスモータには、前記テープをクランプすると
    共に搬送する搬送ローラが使用されていることを特徴と
    するテープ搬送機構を有する装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のテ
    ープ搬送機構を有する装置であって、前記位置決め機構
    部は、インナーリードボンディング装置またはTAB装
    置などのテープボンディング装置、TCP製造装置、ポ
    ッティング装置、外観検査装置、テスティング装置など
    に使用されていることを特徴とするテープ搬送機構を有
    する装置。
JP5366597A 1997-03-07 1997-03-07 テープ搬送機構を有する装置 Pending JPH10256278A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326233A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Magnegraph:Kk 帯状部品の処理タイミングの決定
US7219708B2 (en) 2003-02-21 2007-05-22 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. Apparatus and method for inspecting film carrier tape for mounting electronic component

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