JP2001325565A - Icカード発行装置及びその制御方法 - Google Patents

Icカード発行装置及びその制御方法

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JP2001325565A
JP2001325565A JP2000144502A JP2000144502A JP2001325565A JP 2001325565 A JP2001325565 A JP 2001325565A JP 2000144502 A JP2000144502 A JP 2000144502A JP 2000144502 A JP2000144502 A JP 2000144502A JP 2001325565 A JP2001325565 A JP 2001325565A
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Hideji Jingu
秀司 神宮
Toshiaki Tsuchiko
敏昭 土子
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードの発行を自動で行うことができる
装置及びその制御方法を提供すること。 【解決手段】 非接触でデータの書き込み及び読み出し
が可能なICを実装したICカードを発行する装置であ
って、搬入されたICカードが落下摺動しながら載置可
能となるような傾斜面を持ち、ICカードへのデータの
書き込み及び読み出しを行うリーダライタ10と、該リ
ーダライタにより書き込み読み出しが行われたICカー
ドをカード搬出口へと搬送するメカ機構、20,30,
40,50と、前記メカ機構を駆動制御するメカ制御部
90と、前記メカ制御部との間で信号を送受し前記リー
ダライタ10を制御するコンピュータ装置100とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの読取り及
び書込みを非接触で行うICを実装したICカードのデ
ータの良/不良を判別し、その振り分けを自動で行うよ
うにしたICカード発行装置及びその制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のICカードの発行に関し
ては、基本的には手作業によっていた。すなわち、カー
ド基体への所定の印刷や、ICへのデータの書き込み等
を行ったICカードを、作業者がリーダライトに装着
し、ICに書き込まれているデータが正しいか否かを判
断し、良品と不良品とに分別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
方法では、専ら作業者の手作業によるものであるので、
効率が悪く、短時間で大量のICカードを発行するには
限界があり、コストが高く付くという問題があった。し
たがって、本発明が解決しようとする課題は、ICカー
ドの発行を自動で行うことができる装置及びその制御方
法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、非接触でデータの書き込み及び
読み出しが可能なICを実装したICカードを発行する
装置であって、搬入されたICカードが落下摺動しなが
ら載置可能となるような傾斜面を持ち、ICカードへの
データの書き込み及び読み出しを行うリーダライタと、
該リーダライタにより書き込み読み出しが行われたIC
カードをカード搬出口へと搬送するメカ機構と、前記メ
カ機構を駆動制御するメカ制御部と、前記メカ制御部と
の間で信号を送受し前記リーダライタを制御するコンピ
ュータ装置とを備えたことを特徴としている。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のIC
カード発行装置において、前記メカ機構は、前記ICカ
ードをリーダライタ上の所定位置に保持するとともに、
この所定位置からの保持の解除を行う保持部と、前記所
定位置から解除されたことを検知する搬出検知部と、前
記保持部の解除によってリーダライタから摺動落下して
きたICカードをカード搬出口へ搬送するための搬送部
とを備えるとともに、該搬送部はリーダライタを制御す
るコンピュータ装置から前記メカ制御部にICカードの
書き込み及び読み出し不良信号があった際にICカード
を不良品スタッカに搬出する機構を備えたことを特徴と
している。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
のICカード発行装置において、前記リーダライタの書
き込み読み出し動作をパスさせて、搬入されたICカー
ドを前記メカ機構により直接カード搬出口へ搬送させる
ためのスルーモードスイッチを備えたことを特徴として
いる。
【0007】請求項4の発明は、搬入されたICカード
が落下摺動しながら載置可能となるような傾斜面を持
ち、ICカードへのデータの書き込み及び読み出しを行
うリーダライタと、該リーダライタにより書き込み読み
出しが行われたICカードをカード搬出口へと搬送する
メカ機構と、前記メカ機構を駆動制御するメカ制御部
と、前記メカ制御部との間で信号を送受し前記リーダラ
イタを制御するコンピュータ装置とを備えたICカード
発行装置の制御方法であって、ICカードへのリーダラ
イタによる書き込み読み出し動作の要/不要の設定によ
り、 A:要と設定されている場合、(a) 搬入口からICカ
ードが搬入されたことを検知する処理と、(b) 検知し
た場合に、リーダライタ上からICカードをカード搬出
口へと搬送するメカ機構を駆動制御するメカ制御部から
コンピュータ装置へ読み書き準備信号を送信する処理
と、(c) 準備信号を受け取ったコンピュータ装置は、
前記ICカード自体の動作を確認するための動作確認処
理を行い、該ICカードの動作の良/不良を判断し、良
と判断されたときには、リーダライタへ必要な書き込み
を行なわせる処理と、不良と判断されたときには、該I
Cカードを不良品として外部へ搬出する(f)の処理へ
進み、(d) 続いて書き込んだカード情報を読み取って
書き込み情報と比較してICカードの良/不良を判断
し、その結果をメカ制御部へ送信する処理と、(e) I
Cカードが良との信号を受けた場合、メカ制御部はメカ
機構を駆動してICカードをカード搬出口へ搬送して良
品として外部へ搬出する処理と、(f) あるいは不良と
の信号を受けた場合、メカ制御部はメカ機構を駆動して
リードライタから送り込まれたICカードを不良品とし
て外部へ搬出する処理とを備え B:不要と設定されている場合、(g) 搬入口からIC
カードが搬入されたことを検知する処理と、(h) 検知
した場合に、メカ制御部はメカ機構を駆動してICカー
ドをカード搬出口へ搬送して外部へ搬出する処理とを備
えたこと特徴と特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
ICカード発行装置の一実施形態を示す側面図である。
ICカードC(C1、C2、・・・)は、図中、右側か
ら左側に向かって搬送される。以下の説明において、搬
送方向の前側(前方)とは、図中、左側(左方)を指す
ものとする。
【0009】本実施形態におけるICカード発行装置に
おいて、リーダライタ10は、ICカードCにおける非
接触型のIC(メモリ)のデータの書き込み及び読み出
しを行うものである。リーダライタ10は、上面に搭載
されたICカードCに対してICにデータの書き込みや
読み出し(読み取り)を行うものである。リーダライタ
10周辺の部材、例えば、台座部等は、樹脂等の非導電
性材料から形成している。また、リーダライタ10のデ
ータの書き込みや読み出し時にICカードCを搭載する
面は、上面に設けられているが、ICカードCの搬送方
向の前方に下る傾斜面11となるように、リーダライタ
10が配置されている。
【0010】この傾斜面11の角度は、ICカードCが
自重で落下摺動することができる角度に設定され、例え
ば約30度程度である。また、この傾斜面11上には、
摩擦係数が、0.1〜0.08程度の凹凸のあるPTF
Eや静電気防止効果を有するシリコーン樹脂シート(図
示せず)が敷かれている。これは、ICカードCを傾斜
面11に落下摺動させるときに、その滑り出しを確実に
し、また、静電気からICを保護するためである。
【0011】ICカードCは、前工程装置1から接続部
及び搬送ガイド部を介して最初にリーダライタ10に搬
入される。ここで前工程装置1とは、例えばICカード
Cの表面にその使用者の顔写真等を印刷するプリンタ装
置や、ICカードCのカード表面に設けられコンタクト
面が露出している(図示しない)接触型のICにその使
用者の属性に関するデータを書き込んだりする記録装置
である。
【0012】図1に示すように、前工程装置1の排出口
から排出されたICカードCは、C1、C2、C3のよ
うに送られてリーダライタ10の上面である傾斜面11
上に落下摺動し搭載される。リーダライタ10の前方に
は、保持部20が設けられている。保持部20は、上下
に昇降可能なストッパ21を有し、リーダライタ10の
傾斜面11上にICカードCが送られるときは、ストッ
パ21は、図1に示すように下側に降りている。これに
より、リーダライタ10の傾斜面11上にICカードC
が送られると、そのICカードCの前端外縁がストッパ
21に当接することで、この傾斜面11上の前後方向の
載置位置が位置決めされる。このように、ICカードC
は、自重で傾斜面11上を摺動して所定位置に位置決め
されるので、位置決めのためのICカードCの搬送機構
等は設けなくとも良い。さらに、ストッパ21の下端部
には、リーダライタ10の傾斜面11上の所定位置にI
CカードCが搭載されたか否かを検知する載置検知部2
2が設けられており、該載置検知部22は例えば光セン
サ等から構成されている。
【0013】また、図1に示すように、リーダライタ1
0の傾斜面11の上方であって、ICカードCの搬送方
向後端部近傍には、搬入検知部40が設けられている。
搬入検知部40は、リーダライタ10の傾斜面11上に
ICカードCが供給されたか否かをセンサ等の光学的手
段によって検知するものである。
【0014】また、前記ストッパ21は、コイルバネ
(不図示)により下方向に付勢されるとともに、ストッ
パ21にはソレノイド23が連結されている。そして、
ソレノイド23がオンされることにより、ストッパ21
は、コイルバネの付勢力に抗して上方向に移動する。一
方、ソレノイド23がオフのときは、コイルバネの付勢
力により、ストッパ21は、図1に示すように位置す
る。
【0015】リーダライタ10の搬送方向前方かつ下方
には、搬送部30が設けられている。この搬送部30
は、ICカードCの搬送方向の前後側にそれぞれ配置さ
れた一対の回転ローラ31a及び31bと、この回転ロ
ーラ31a、31b間に掛け廻された無端ベルト32と
を備えている。図1中、搬送方向前側の回転ローラ部3
1aは、ベルト33によってモータ34に連結されてい
る。したがって、このモータ34の駆動により搬送部3
0の無端ベルト32が回転するように構成されている。
無端ベルト32が回転すると、その上に載置されていた
ICカードCはカード搬出口50から外部に搬出されて
第1スタッカ部60に収納される。なお、第1スタッカ
部60は良品のICカードを収納する容器であり、また
カード搬出口50には、良品出口センサ55が配置され
ている。
【0016】また、搬送部30の略中央部には、回転自
在な機構を持つもので、例えば、ベアリング35が連結
されている。尚、ベアリング35は、カムフォロアを用
いても良い。そして、このベアリング35の下方には、
このベアリング35と接触する偏心カム36が設けられ
るとともに、この偏心カム36は、モータ(図示せず)
によって駆動される。通常は、図1に示すように、搬送
部30の無端ベルト32は、水平状態にある。この位置
は、リーダライタ10の傾斜面11上を摺動落下してき
たICカードCを無端ベルト32上に搭載し搬送するも
のである。
【0017】これに対し、偏心カム36が駆動される
と、搬送部30は、図1の二点差線で示すように、前方
側の回転ローラ31aを支点として、反時計回りに回動
される。この状態は、搬送部30の無端ベルト32が前
方に傾斜した状態であって、リーダライタ10の傾斜面
11を摺動落下してきたICカードCは、搬送部30の
下側の第2スタッカ部(不良品スタッカ)70に案内収
納される。なお、第2スタッカ部70は不良品のICカ
ードを収納する容器である。
【0018】また、第2スタッカ部70の後方側には、
搬出検知部(センサ)80が配置されている。搬出検知
部80は、リーダライタ10の傾斜面11からICカー
ドCが摺動落下したか否か、すなわち搬送部30とリー
ダライタ10との間をICカードCが横切ったか否かを
検知するためのものである。
【0019】また、本実施形態のICカード発行装置に
は、上記種々のメカ機構を制御するためのメカ制御部9
0と図2に示すようにコンピュータ装置100を備えて
いる。前記リードライタ10はシリアルIFを介してコ
ンピュータ装置100のCPUと情報の送受が行われ、
メカ制御部90はパラレルIFを介してCPUと方法の
送受が行われるように構成されている。また、図示は省
略されているが、このICカード発行装置には、スルー
モードスイッチが設けられており、スルーモードスイッ
チをONすると、搬入されたICカードCに対するリー
ダライタ10による書き込み及び読み出しを行わず、I
CカードCをカード搬出口50へと搬送して第1スタッ
カ部60に収納する。
【0020】次に、上記構成からなるICカード発行装
置の制御方法について、図3乃至図7に示すフローチャ
ートに基づき説明する。前工程装置1から、ICカード
Cが、リーダライタ10の傾斜面11上に搬入され、自
重で摺動落下すると、ICカードCの先端側外縁部がス
トッパ21に当接し、停止する。これにより、ICカー
ドCは、リーダライタ10の傾斜面11上の所定位置に
位置決めされる。そして、図3(a)に示すように、搬
入検知センサ(搬入検知部)40がICカードCの搬入
を検知すると(ステップ(以下、単にSという)1)、
検知信号がメカ制御部90に送られ、メカ制御部90で
はスルーモードスイッチのON・OFF設定が判断され
(S2)、ONの場合はスルーモードへ(図5のS14
へ)、すなわちICカードCへの書き込みを行わないで
搬送のみを行う。
【0021】一方、スルーモードスイッチがOFFの場
合は、続いて載置検知センサ(載置検知部)22のON
・OFFが判断され(S3)、ONの場合はICカード
Cがリーダライタ10の傾斜面11上に位置決めされた
ものとして、メカ制御部90はコンピュータ装置100
にR/W READY信号を送る(S4)。なお、S3
にて載置検知センサ22がOFFの状態で一定時間経過
した場合(S5)、エラーランプが点灯しエラー信号を
出力して(S6)、リセット処理へ進む(図7のS3
1)。ICカードCが途中で引っかかった状態になって
いるのである。なお、載置検知センサ22を設けなくて
も良いが、その時は、S3,S5,S6の処理は存在せ
ず、ICカードCがリーダライタ10上に静止してリー
ドライト可能になった時点でS4工程を実行しなければ
ならないため、図3(b)に示すように、S2工程の後
にS3′工程を入れ、搬入検知センサ40がICカード
Cの搬入を検出してから一定時間経過したか否かが判断
される。一定時間経過したときはS4へ進む。なお、一
定時間とは、搬入検知センサ40でICカードの先端を
検出してからICカードがリーダライタ10上に落下し
て静止するまでの時間をいう。
【0022】S4の処理においてR/W READY信
号を受けたコンピュータ装置100は、図4に示すよう
に、ICカードC自体の動作を確認するための動作確認
処理を行い(S7)、該ICカードCの動作の良/不良
を判断し(S8)、良すなわち正常と判断されたときに
は、リーダライタへ必要な書き込みを行なわせる処理
(S9)と、不良すなわち異常と判断されたときには、
該ICカードを不良品として外部へ搬出する処理のため
R/W NG信号を出力する(S13)。リーダライタ
10に対しカード情報を送信してICカードCに書き込
みを行わせた後(S9)、続いて、書き込みが行われた
ICカードCから読み出しを行い(S10)、正常に読
み出しができたか否かの判断処理が行われ(S11)、
正常の場合はメカ制御部90にR/W OK信号を出力
し(S12)、異常の場合はR/WNG信号を出力する
(S13)。
【0023】S12で、メカ制御部90がR/W OK
信号を受けた場合、後はスルーモード処理と同じ処理が
行われ、図5に示すように、メカ制御部90は搬送ベル
ト32を回転させる(S14)とともに、ストッパ21
を上位置に移動(S15)させる制御を行い、ICカー
ドCを搬出部30へ移動させるようにする。続いて、搬
出検知センサ80がON→OFFになったかが判断され
(S16)、一定時間経過してもONの状態が続いてい
る場合は(S17)、エラーランプが点灯しエラー信号
を出力して(S18)、図7のS31のリセット処理へ
と進む。ONの状態が続いているということは、ICカ
ードCがリーダライタ10と搬送部30との中間に留ま
った送り不良状態となっているのである。
【0024】S16で、搬出検知センサ80がON→O
FFになれば、ICカードCが正常に通過したことにな
るので、ストッパ21を下位置に移動させて(S19)
次のICカードCの搬入に備える。続いて、カード搬出
口50の所に配置されている良品出口センサ55がON
→OFFになったかが判断され(S20)、一定時間経
過してもONの状態が続いている場合は(S21)、エ
ラーランプが点灯しエラー信号を出力して(S22)、
図7のS31のリセット処理へと進む。ONの状態が続
いているということは、ICカードCがカード搬出口5
0近傍に留まった送り不良状態となっているのである。
S20で、良品出口センサ55がON→OFFになった
と判断された場合、搬送ベルト32の回転が停止して搬
送は停止され(S23)、スタートに戻る。
【0025】一方、S13(図4参照)のようにコンピ
ュータ装置100がメカ制御部90にR/W NG信号
を出力した場合、メカ制御部90は搬送部30の偏心カ
ム36の回転させ、搬送部30を回転ローラ31aを中
心にして図1の2点鎖線で示す上位置に回動させる(S
24)。すなわち、後側の回転ローラ31bが反時計回
りに回動され(図中、上方向に移動し)、続いて、スト
ッパ21を上位置に移動させて(S25)リーダライタ
10上に載っているICカードCをリーダライタ10上
から前方に滑り落とし、不良品として搬送部30の下方
に配置された第2スタッカ70に排出する。その際に、
搬出検知センサ80がON→OFFに変わったか否かが
検知され(S26)、ONの状態で一定時間経過したら
(S27)、エラーランプが点灯されるとともにエラー
信号が出力され(S28)、図7のS31のリセット処
理へ進む。ICカードCがリーダライタ10から完全に
排出されないでいる状態にあるのである。
【0026】S26で搬出検知センサ80がON→OF
Fに変れば、不良ICカードCは第2スタッカ70に排
出完了したことになる。この場合、続いて、ストッパ2
1は下位置に移動されるとともに(S29)、搬送部3
0も下位置に移動が行われ(S30)、次に搬入される
ICカードCに備える。S6(図3参照),S18(図
5参照),S28(図6参照)の場合のように、エラー
ランプが点灯され、かつエラー信号が出力されたときに
は、装置内の搬送経路に留まった状態のICカードを取
り去って、リセットスイッチをONすれば(S31)、
搬送部30が下位置に回動する(S32)とともに、ス
トッパ21も下位置に移動して(S33)、エラーラン
プが消灯しエラー信号も出力終了して(S34)、最初
の待機状態になる。
【0027】以上の制御により、ICカードCのデータ
を書き込み/読み出して、良/不良を判別し、それを自
動で振り分けることができる。これにより、手作業によ
らずに効率良くICカードCの発行を行うことができ
る。また、リーダライタ10にICカードCの搬送に要
する機械的な搬送系を用いていないので、ICカードC
の傷つきや汚れの付着を防止できるとともに、データの
書き込み及び読み出し持にノイズが発生することがない
ので、ICカードCの良/不良の判別を間違うことのな
いICカードCの発行を行うことができる。
【0028】さらに、リーダライタ10は着脱可能でリ
ーダライタ10の傾斜面11の角度を変えることが可能
な台座部に組み込まれていることから、リーダライタ1
0の傾斜面11の角度を自由に調整することが可能であ
るとともに、リーダライタ10の交換も容易となること
から、リーダライタ10の交換を行うことで多品種多形
状のICカードCを発行することができることになる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ICカードのデータを
読取って、良/不良を判別し、それを自動で振り分ける
ことができる。これにより、手作業によらずに効率良く
ICカードの発行を行うことができ、良/不良の判断の
単純ミスもなくなる。さらに、自重でICカードがリー
ダライタの傾斜面を摺動落下して位置決めされるので、
ICカードの搬送機構を不要にすることができ、構造を
簡素化することができる。
【0030】また、ICカードの搬送に機械的な搬送系
を用いていないので、ICカードの傷つきや汚れの付着
を防止できるとともに、データの読取り及び書込み時に
ノイズが発生することがないので、ICカードの良/不
良の判別を間違うことのないICカードの発行を行うこ
とができる。
【0031】さらに、リーダライタは着脱可能で該リー
ダライタの傾斜面の角度を変えることが可能な台座部に
組み込まれていることから、リーダライタの傾斜面の角
度を自由に調整することが可能であるとともに、リーダ
ライタの交換も容易となることから、リーダライタの交
換を行うことで多品種多形状のICカードを発行するこ
とができる装置を提供できる。また、リーダライタは、
搬送系を備えていないことから、ICカードとリーダラ
イタと密着した状態とすることができる。このことは、
通信距離が短いICカードの発行を外部からのノイズの
影響を受けずに安定して処理するのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICカード発行装置の一実施形態
を示す側面図である。
【図2】図1に示すICカード発行装置のできて機構製
を示す図である。
【図3】ICカード発行装置の制御方法を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3に示すフローチャートの続きである。
【図5】図3,図4に示すフローチャートの続きであ
る。
【図6】図4に示すフローチャートの続きである。
【図7】図3,図5,図6に示すフローチャートの続き
である。
【符号の説明】
1 前工程装置 10 リーダライタ 11 傾斜面 20 保持部 21 ストッパ 22 載置検知センサ 23 ソレノイド 30 搬送部 31a、31b 回転ローラ 32 無端ベルト 33 ベルト 34 モータ 35 ベアリング 36 偏心カム 40 搬入検知部 50 良品出口センサ 60 第1スタッカ 70 第2スタッカ 80 搬出検知センサ 90 メカ制御部 100 コンピュータ装置 C(C1、C2、・・) ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA19 MA21 NA02 NA06 SA05 TA03 TA08 TA21 TA22 TA24 5B058 CA03 CA23 KA11 KA14 KA16 KA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触でデータの書き込み及び読み出し
    が可能なICを実装したICカードを発行する装置であ
    って、 搬入されたICカードが落下摺動しながら載置可能とな
    るような傾斜面を持ち、ICカードへのデータの書き込
    み及び読み出しを行うリーダライタと、 該リーダライタにより書き込み読み出しが行われたIC
    カードをカード搬出口へと搬送するメカ機構と、 前記メカ機構を駆動制御するメカ制御部と、 前記メカ制御部との間で信号を送受し前記リーダライタ
    を制御するコンピュータ装置とを備えたことを特徴とす
    るICカード発行装置。
  2. 【請求項2】 前記メカ機構は、前記ICカードをリー
    ダライタ上の所定位置に保持するとともに、この所定位
    置からの保持の解除を行う保持部と、前記所定位置から
    解除されたことを検知する搬出検知部と、前記保持部の
    解除によってリーダライタから摺動落下してきたICカ
    ードをカード搬出口へ搬送するための搬送部とを備える
    とともに、該搬送部はリーダライタを制御するコンピュ
    ータ装置から前記メカ制御部にICカードの書き込み及
    び読み出し不良信号があった際にICカードを不良品ス
    タッカに搬出する機構を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のICカード発行装置。
  3. 【請求項3】 前記リーダライタの書き込み読み出し動
    作をパスさせて、搬入されたICカードを前記メカ機構
    により直接カード搬出口へ搬送させるためのスルーモー
    ドスイッチを備えたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のICカード発行装置。
  4. 【請求項4】 搬入されたICカードが落下摺動しなが
    ら載置可能となるような傾斜面を持ち、ICカードへの
    データの書き込み及び読み出しを行うリーダライタと、
    該リーダライタにより書き込み読み出しが行われたIC
    カードをカード搬出口へと搬送するメカ機構と、前記メ
    カ機構を駆動制御するメカ制御部と、前記メカ制御部と
    の間で信号を送受し前記リーダライタを制御するコンピ
    ュータ装置とを備えたICカード発行装置の制御方法で
    あって、 ICカードへのリーダライタによる書き込み読み出し動
    作の要/不要の設定により、 A:要と設定されている場合、 (a) カード搬入口からICカードが搬入されたことを
    検知する処理と、 (b) 検知した場合に、リーダライタ上からICカード
    をカード搬出口へと搬送するメカ機構を駆動制御するメ
    カ制御部からコンピュータ装置へ読み書き準備信号を送
    信する処理と、 (c) 準備信号を受け取ったコンピュータ装置は、前記
    ICカード自体の動作を確認するための動作確認処理を
    行い、該ICカードの動作の良/不良を判断し、良と判
    断されたときには、リーダライタへ必要な書き込みを行
    なわせる処理と、不良と判断されたときには、該ICカ
    ードを不良品として外部へ搬出する(f)の処理へ進
    み、 (d) 続いて書き込んだカード情報を読み取って書き込
    み情報と比較してICカードの良/不良を判断し、その
    結果をメカ制御部へ送信する処理と、 (e) ICカードが良との信号を受けた場合、メカ制御
    部はメカ機構を駆動してICカードをカード搬出口へ搬
    送して良品として外部へ搬出する処理と、 (f) あるいは不良との信号を受けた場合、メカ制御部
    はメカ機構を駆動してリードライタから送り込まれたI
    Cカードを不良品として外部へ搬出する処理とを備え B:不要と設定されている場合、 (g) 搬入口からICカードが搬入されたことを検知す
    る処理と、 (h) 検知した場合に、メカ制御部はメカ機構を駆動し
    てICカードをカード搬出口へ搬送して外部へ搬出する
    処理とを備えたこと特徴とするICカード発行装置の制
    御方法。
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