JP2001325511A - 育成商品取引システムおよび方法 - Google Patents

育成商品取引システムおよび方法

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JP2001325511A
JP2001325511A JP2000140151A JP2000140151A JP2001325511A JP 2001325511 A JP2001325511 A JP 2001325511A JP 2000140151 A JP2000140151 A JP 2000140151A JP 2000140151 A JP2000140151 A JP 2000140151A JP 2001325511 A JP2001325511 A JP 2001325511A
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JP2000140151A
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Tsunao Kijima
綱雄 木島
Yuji Hara
雄二 原
Hiroaki Kataoka
博彰 片岡
Yukio Kimura
幸雄 木村
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Original Assignee
Mitsubishi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 育成商品の取引にとって有用な新しいシステ
ムを提供する。 【解決手段】 育成商品は青果物などであり、育成過程
を経て出荷される。育成商品取引サーバ10は、提供者
端末14より、育成商品の育成途中段階にて、育成商品
から取得された育成状態情報を取得する。育成状態情報
は購入者端末16に送られて購入者に提示される。育成
状態情報の提示を受けた購入者から、育成商品が出荷段
階に達したときの購入のための購入申込みが受け付けら
れる。システム上で取引が成立すると、購入者と提供者
の間で育成商品が現実に取引される。育成状態情報とし
ては画像が適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品取引システム
に関し、特に、育成過程を経て出荷される育成商品を取
引するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】育成商品は、商品提供者により育成さ
れ、出荷段階まで成長してから購入者に提供される。こ
こでは、典型的な育成商品の例として青果物を取り上げ
る。従来一般に青果物は市場で取り引きされる。商品提
供者としての生産者は、青果物を市場に持ち込む。市場
では荷受、仲卸といった仲介者により競売で値が付けら
れる。そして、青果物は、仲介者から小売店、量販店等
に受け渡される。量販店は例えばスーパーマーケットで
ある。小売店、量販店等は商品購入者である。また仲介
者も商品購入者とみることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の取引形態では、
購入者は、青果物が市場に到着してからはじめて青果物
を見る。すなわち購入者は出荷段階の青果物しか見られ
ない。そして、この出荷段階の青果物の状態のみが評価
され、評価に応じた値段がつけられる。
【0004】しかし、青果物の品質は、その青果物がど
のような過程を経て育成されたかによって大きく影響さ
れる。育成途中の青果物の状態が分かれば、購入者は、
青果物の品質をより正確に知ることができると考えられ
る。特に、青果物のような育成商品の品質を知るために
は、視覚的な外観の情報が重要である。
【0005】さらに購入者は、育成途中の情報が出荷前
に得られれば、どのような品質の青果物を入手できるか
を事前に把握でき、適切な購入計画を立てることもでき
ると考えられる。さらには、出荷前に取引を進めること
も可能になる。
【0006】しかしながら、育成途中の段階で外観等の
情報を提供するといったことは従来は考えられておら
ず、そのため、そのような情報を提供できる技術もなか
った。例えばいわゆる仮想商店システムで野菜等が売ら
れているが、こうしたシステムでは出荷段階の商品情報
は分かっても、育成途中の情報を前もって知らせること
ができず、それに合わせた適当な取引もできなかった。
【0007】また従来の市場取引では、競売により取引
が進められる。競売では、青果物の値段を決められるの
は基本的に購入者だけである。従来の競売は取引を円滑
にできるシステムではあるものの、生産者が値段の決定
に関与したいという要望には十分に応えられない。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、購入者が適当な情報を容易に入手可
能にできる、育成商品取引にとって有用な新しいシステ
ムを提供することにある。また本発明の目的は、商品提
供者が商品価格の決定に適切に関与可能にすることにあ
る。さらに本発明の別の目的は、生産者と量販店バイヤ
ー等の購入者との間で育成商品を直接取引するのに適し
た好適なシステムを提供することにある。これらの目的
は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合
わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有
利な具体例を規定する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は育成
商品取引システムである。このシステムでは、育成過程
を経て出荷される育成商品を提供する育成商品提供者
と、前記育成商品を購入する購入者と、の間で前記育成
商品が取り引きされる。本発明のシステムは、前記育成
商品の育成途中段階にて、前記育成商品から取得された
育成状態情報を前記購入者に提示する育成状態提示部
と、前記育成状態情報の提示を受けた前記購入者から、
前記育成商品が出荷段階に達したときの購入のための購
入申込みを受け付ける購入申込み受付部と、を含む。
【0010】商品提供者は、生産者(育成者)自身でも
よく、生産者の代表でもよく、生産者から購入者に商品
を受け渡す団体等でもよい。
【0011】購入者は、小売店や量販店等の末端の購入
者でもよく、市場、商社等の中間の購入者でもよい。前
者の場合、提供者と購入者の直接取引、すなわちいわゆ
る産地直送取引に本発明が好適に適用可能である。
【0012】本発明によれば、購入者は、育成途中の育
成状態情報を容易に入手することができ、この育成状態
情報から商品の品質をより正確に知ることができる。ま
た育成状態情報を出荷前に入手することにより、適切な
購入計画を立てることもできる。さらには、出荷前に取
引を進めることが可能になる。こうした取引は、自己の
商品を適切に販売できるので、商品提供者にとっても有
利である。
【0013】好ましくは、前記育成状態情報は、取引対
象の前記育成商品の実物から取得された情報である。前
記育成商品の実物は、取引対象の前記育成商品の集合か
ら選択された代表物であってもよい。
【0014】好ましくは、育成状態情報は、前記育成商
品を撮影した画像を含む。画像は、静止画または写真で
も、動画でもよい。前記育成状態情報は、前記育成商品
の育成場所を写した全体画像と、育成場所の一部を写し
た拡大画像と、を含んでもよい。好ましくは、前記拡大
画像は、前記育成商品の状態判定を可能にする判定用部
位を含む画像である。画像を提示することにより、購入
者が産地に行かなくても視覚的に育成状態を把握でき
る。
【0015】ただし、育成状態情報は画像には限定され
ない。育成状態情報は、例えば、前記育成商品から採取
された育成状態を表すデータを含んでもよい。
【0016】前記育成状態提示部は、前記育成商品の育
成過程における育成状態の履歴を提示してもよい。それ
ぞれ異なる複数段階の育成状態が提示されてもよい。履
歴を知ることによって育成商品の状態をより正確に把握
できる。
【0017】前記育成状態情報は、同一地域の同一種類
の育成商品から取得された情報でもよい。この形態によ
れば育成状態情報の提供が容易になる。
【0018】前記育成状態提示部は、一の育成商品の集
合から取得された育成状態情報を、前記一の育成商品の
集合より遅れて育成される他の育成商品の集合の育成状
態情報として援用してもよい。育成状態情報の提供が容
易になる。
【0019】本発明のシステムは、前記育成商品を前記
育成商品提供者が評価した提供者評価情報を購入者に提
示してもよい。育成状態情報と評価情報の提供により、
育成状態をより正確に判定できる。評価情報が育成状態
情報の一種とみなされてもよい。
【0020】本発明の一態様のシステムは、さらに、前
記育成商品提供者の販売条件を前記購入者に提示する販
売条件提示部を含む。前記申込み受付部が受け付ける前
記購入申込みは、前記販売条件に対する購入条件の回答
を含む。この態様によれば、商品提供者が自分で価格等
の決定に関与することができる。この態様は、本発明を
産地直送取引に適用した場合に好適に作用する。提供者
と購入者によって適当な条件を決められる。
【0021】本発明の一態様のシステムは、さらに、前
記購入者による前記育成商品の出荷形態の要求を前記育
成商品提供者に提示する出荷形態提示部を含む。この態
様は、本発明を産地直送取引に適用した場合に好適に作
用する。従来の市場取引では、出荷形態は市場および生
産団体の要求により決められた部分が多く、出荷形態選
択の自由度が非常に限られていた。本発明によれば、量
販店バイヤーのような購入者が出荷形態を決めることが
でき、便利である。
【0022】本発明のシステムは、1対1の取引に適用
されてもよく、また、1対複数の取引に適用されてもよ
く、さらに、複数対1の取引に適用されてもよい。
【0023】すなわち、本発明のある態様のシステムは
購入者決定部を含む。購入者決定部は、複数の購入者か
らの購入申込みが受け付けられたとき、それら複数の購
入者の購入条件に基づいて、取引を実行する購入者を決
定するための処理を行う。
【0024】本発明の別の態様のシステムは提供者決定
部を含む。提供者決定部は、複数の育成商品提供者の育
成商品の育成状態情報が一の購入者に提示されたとき
に、前記複数の育成商品提供者の販売条件に基づいて、
取引を実行する育成商品提供者を決定するための処理を
行う。
【0025】本発明の別の態様において、前記購入者側
には、商品販売店舗内で消費者へ情報を提供する店舗デ
ィスプレイが設けられる。前記育成状態情報は育成商品
を撮影した画像を含む。撮影画像が前記店舗ディスプレ
イに表示される。この態様によれば、育成状態の画像
が、取引のためだけでなく、消費者への情報提供にも活
用される。購入者だけでなく、消費者にも育成商品の育
成途中の状態を伝えられる。
【0026】本発明は、上記の取引システムの態様には
限定されない。本発明の別の態様は、例えば育成商品取
引方法であり、また例えば、上記取引を実現するための
プログラムを記録した媒体である。
【0027】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0029】図1は、本実施の形態の育成商品取引シス
テムを示している。このシステムは主として育成商品取
引サーバ10によって構成される。育成商品取引サーバ
10はインターネット12を介して提供者端末14およ
び購入者端末16と接続されている。提供者端末14お
よび提供者端末16はそれぞれ提供者および購入者によ
り利用される。本実施の形態では、取引される育成商品
の例として青果物を取り上げる。提供者は、例えば青果
物の生産者およびその代表である出荷者(農業協同組合
等の団体)であり、購入者は量販店である。量販店はい
わゆるスーパーマーケットなどであり、その購買担当者
を量販店バイヤーと呼ぶ。本システムを利用して、生産
者と量販店の間で青果物が産地直送形式で取引される。
【0030】育成商品取引サーバ10は、まず、育成状
態取得部20、出荷情報取得部22および提供者評価取
得部24を有する。育成状態取得部20は、青果物の育
成途中段階にて、青果物の実物から得られた育成状態情
報を取得する。出荷情報取得部22は、出荷段階まで成
長した青果物から得られた出荷状態の情報(出荷情報)
を取得する。さらに、提供者評価取得部24は、提供者
による青果物の評価情報を取得する。
【0031】育成商品取引サーバ10はさらに出荷計画
取得部26を有する。出荷計画取得部26は提供者から
出荷計画を取得する。出荷計画は、本発明の販売条件情
報の一形態として用いられる。出荷計画には、提供者が
提供できる青果物とその販売条件が示される。販売条件
には希望販売価格が含まれる。
【0032】育成状態、出荷情報、評価情報および出荷
計画は、提供者端末14にて提供者により入力され、育
成商品取引サーバ10に送られる。これら情報は各取得
部により取得され、育成商品取引データベース30に蓄
積される。
【0033】図2〜図5は、提供者が提供者端末14を
用いて各種情報を入力するときに表示される画像を示し
ている。まず、図2の入力画面メニューが表示される。
提供者は、メニューから収穫入力、出荷入力または出荷
計画を選択する。
【0034】図3は収穫情報を入力するための画面であ
り、メニュー中の収穫入力が選択されたときに表示され
る。収穫情報は育成状態情報の一形態である。収穫情報
として青果物の写真画像が貼り付けられる。この写真は
提供者によりデジタルカメラ等を用いて撮影される。写
真画像の付帯情報として、被写体を示す題名および撮影
日時が入力される。
【0035】本実施の形態では、図示のように、複数の
異なる写真画像が用いられる。それら画像は、青果物の
育成場所を写した全体写真と、その一部を写した拡大写
真と、を含む。図3の例では商品がキャベツである。全
体写真は圃場全体および畝の写真である。拡大写真は一
つのキャベツ(代表物)を斜めおよび真上から写した写
真である。拡大写真は、育成商品の状態判定を可能にす
る判定用部位を含んでいる。
【0036】図3の画面では、さらに、基本情報、出荷
比率およびコメントが入力される。基本情報は品目およ
び品種を含む。出荷比率は、各品質ランクの品物が占め
る比率と、各サイズランクの品物が占める比率と、を含
む。すなわち、育成中のキャベツの中に、秀ランク、優
ランク、良ランクのキャベツがそれぞれ何%含まれるか
が入力される。また、2Lサイズ、Lサイズ、Mサイズ
およびSサイズのキャベツがそれぞれ何%含まれるかが
入力される。これらの出荷比率情報は、生産者による青
果物の評価の一形態である。すなわち、本実施の形態で
は評価情報は育成状態情報とともに入力される。またコ
メント欄には提供者により育成の進捗状況が文字で入力
される。
【0037】図4は出荷情報を入力するための画面であ
り、メニュー中の出荷入力が選択されたときに表示され
る。出荷情報は、前述のように、出荷段階まで成長した
青果物の情報である。出荷情報として、すでに出荷形態
(荷姿)にある青果物の写真画像が貼り付けられる。こ
の写真は出荷直前に提供者によりデジタルカメラ等を用
いて撮影される。写真画像の付帯情報として被写体を示
す題名および撮影日時が入力される。
【0038】出荷情報の入力画面でも、収穫情報の入力
画面と同様、基本情報、出荷比率およびコメントが入力
される。基本情報および出荷比率の欄には、収穫情報入
力画面で入力された情報がそのまま表示される。出荷段
階で情報に変更がある場合、必要に応じて提供者により
情報が書き換えられる。またコメントの欄には、出荷状
況のコメントが必要に応じて文字で入力される。
【0039】図5は出荷計画を入力するための画面であ
り、メニュー中の出荷計画が選択されたときに表示され
る。出荷計画は量販店向けの出荷予定である。出荷先の
量販店の名前、品目、品種、荷姿および重量が入力され
る。また、出荷日、品質ランク、サイズランク、数量お
よび価格が入力される。価格欄には、提供者の希望販売
価格が入力される。希望価格は、後に取引が成立したと
きに実際の取引価格に変更される。提供者が画面入力の
最後にOKをクリックすると、入力情報が育成商品取引
データベース30に格納される。
【0040】提供者は、入力日から先の一週間分の日別
出荷計画(数量、単価、グレード等)を入力し、さら
に、入力日から先の2週間分の合計出荷を入力する。一
週間分の出荷計画は図示のように表形式で示される。
【0041】なお、図3〜図5の画面で重複しているデ
ータについては、自動的に一の画面での入力結果が他の
画面に移されてよい。
【0042】図1に戻り、育成商品取引サーバ10は、
さらに産地一覧提示部32、商品一覧提示部34、育成
状態提示部36、出荷情報提示部38および提供者評価
提示部40を有する。これら構成は、各種の情報を購入
者端末16の画面上に提示するための情報を、購入者端
末16へと送る。
【0043】産地一覧提示部32は、出荷可能な商品を
有する産地の一覧を購入者端末16に提示する。購入者
により産地が選択されると、商品一覧提示部34が、選
択された産地で育成中の商品の一覧を提示する。さらに
購入者により商品が選択されると、その商品の育成状
態、出荷情報および評価情報が、それぞれ育成状態提示
部36、出荷情報提示部38および提供者評価提示部4
0により育成商品取引データベース30から読み出さ
れ、購入者端末16に提示される。
【0044】図6〜図10は、上記の各構成により購入
者端末16に提示される画面を示している。図6は産地
の一覧を示している。各産地は、その産地の提供者の代
表である出荷者(農業共同組合等)とともに表示され
る。購入者(量販店バイヤー)は、購入者端末16を操
作して、所望の産地・出荷者の欄の「詳しく」をクリッ
クする。
【0045】図7は商品一覧の画面である。図6の画面
で選択された産地・出荷者の商品一覧が表示される。図
示のように、選択された産地で生産される商品の画像が
品種名とともに表示される。購入者は購入者端末16を
操作して所望の商品を選択する。
【0046】図8は、収穫・出荷情報の参照画面の一例
であり、図7の画面で「ねぎ」が選択されたときの例で
ある。この画面は、育成状態提示部36および出荷情報
提示部38によって提示される。提供者により入力され
た収穫情報および出荷情報が上下に並べて画面に表示さ
れる。前述したように収穫情報は本発明の育成状態情報
の一形態であり、育成途中の青果物の写真画像を含んで
いる。畑および畝の写真が育成場所の全体写真として表
示される。また一つの青果物(代表物)の拡大画像が表
示される。各写真の題名および撮影日時が表示され、さ
らに、育成状況のコメントが表示される。
【0047】なお、出荷情報は画面の下に隠れているた
めに、図8には示されていない。しかし、図4を用いて
説明したように、出荷直前の荷姿の青果物の写真画像が
配置されている。画面のスクロールによって出荷情報も
画面に現れる。
【0048】図9は、収穫・出荷情報の参照画面の別の
例であり、図7の画面で「きゅうり」が選択されたとき
の例である。この画面は主として育成状態提示部36お
よび提供者評価情報提示部40により提示される。この
画面では収穫情報およびコメントが表示され、また、基
本情報および出荷比率が表示される。出荷比率は、品質
ランク、サイズランクおよび加工形態の比率を含んでい
る。品質ランクおよびサイズランクは、提供者による評
価情報の一形態である。
【0049】図10は、収穫・出荷情報の参照画面のさ
らに別の例であり、図7の画面で「レタス」が選択され
たときの例である。この画面は基本的に図8と同様であ
る。ただし、収穫情報として、より多く写真画像が貼り
付けられている。
【0050】図1に戻り、育成商品取引サーバ10はさ
らに出荷計画提示部42、購入申込み受付部44および
購入申込み提示部46を含む。出荷計画提示部42は、
出荷計画を育成商品取引データベース30から読み出し
て購入者端末16に提示する。出荷計画は、前述したよ
うに、出荷計画取得部26が提供者端末14から取得し
た情報である。出荷計画には生産者の希望する販売条件
が含まれている。
【0051】購入者は、育成状態を含む各種情報に加え
て、出荷計画を参照し、商品の購入を申込むか否かを決
定する。購入を申込む場合、購入申込みが購入者端末1
6に入力される。本実施の形態では、購入申込みとし
て、販売条件に対する購入条件の回答が入力される。購
入条件は、購入者側の希望する条件である。購入申込み
(購入条件)は育成商品取引サーバ10に送られ、購入
申込み受付部44により取得され、育成商品取引データ
ベース30に格納される。さらに、購入者の回答は購入
申込み提示部46により提供者端末14に提示される。
【0052】販売条件と購入条件が一致すれば、その時
点で取引が成立する。両条件が一致しない場合、提供者
と購入者の間で条件が調整される。この調整は、インタ
ーネットを利用してメール等により行われてもよい。メ
ールは育成商品取引サーバ10を経由して送られても、
直接送られてもよい。また、電話やファクシミリ等の他
の通信手段を用いて条件が調整されてもよい。
【0053】取引条件が決まると、購入者は購入者端末
16を操作して育成商品取引サーバ10にオーダー表を
送る。オーダー表は、交渉決着後の産地に対する出荷指
示入力であり、納入場所の指定を含む。このオーダー表
は、育成商品取引サーバ10のオーダー表取得部48に
取得され、育成商品取引データベース30に格納され
る。またオーダー表は、オーダー表提示部50により育
成商品取引データベース30から読み出され、提供者端
末14に提示される。
【0054】さらに、購入者は、購入者端末16を操作
して加工表を作成する。加工表は、加工の必要がある場
合に入力される。加工表は、産地に対する加工指示であ
り、出荷形態の指示を含む。加工指示は、加工形態、入
数、荷姿、バーコード有無、などを含む。加工表は、育
成商品取引サーバ10の加工表取得部52により取得さ
れ、育成商品取引データベース30に格納される。また
加工表は、加工表取得部52により育成商品取引データ
ベース30から読み出されて、提供者端末14に提示さ
れる。
【0055】提供者と購入者の間では成立した取引条件
に従って取引が遂行される。そして、加工表にしたがっ
て商品が納入される。
【0056】図11〜図13は、上記の各構成によって
購入者端末16に提示される画面を示している。図11
は取引価格入力画面であり、この画面を用いて購入者の
申込み(購入条件)が入力される。画面には提供者によ
って入力された出荷計画が表示される。出荷計画は表形
式で日別に示される。各欄において、出荷計画の下側
に、返答として購入条件を入力する欄が設けられてい
る。購入者は出荷計画を参照して返答を入力する。品質
ランク、サイズランク、数量、価格を入力できる。価格
は購入希望価格である。入力された返答は、育成商品取
引サーバ10を経由して提供者端末14へと送られる。
そして、生産者側と購入者側で交渉が行われ、取引条件
が決定される。取引条件が決まると、購入者は画面中の
「オーダー表に送る」をクリックする。これにより次の
図12の画面が表示される。
【0057】図12は、オーダー表の入力画面であり、
オーダー表取得部48により購入者端末16に提示され
る。オーダー表には、発注者、産地、納品希望時間が示
される。さらに表形式で、品目、品質ランク、サイズラ
ンク、総量、単価、納品先および荷姿が記入される。記
入された情報は、育成商品取引サーバ10に送られ、オ
ーダー表取得部48に取得される。購入者は各欄を記入
した後、「加工表」をクリックする。これにより次の図
13の画面が表示される。
【0058】図13は加工表の入力画面であり、加工表
取得部52により購入者端末16に提示される。オーダ
ー表と同様に、発注者、産地、納品希望時間が示され
る。さらに品目、品質ランク、サイズランク、総量、加
工形態、ケースの入り数、納品荷姿、適用事項が記入さ
れる。適用事項には、バーコード貼り付け等の指示が記
入される。記入された情報は育成商品取引サーバ10に
送られ、加工表取得部52に取得される。
【0059】以上に本発明の好適な実施の形態を説明し
た。本実施の形態では、購入者が、育成途中の段階で育
成状態情報を容易に入手することができる。この育成状
態情報から商品の品質をより正確に知ることができる。
また育成状態情報を出荷前に入手することにより、適切
な購入計画を立てることもできる。そして、商品の実物
を見る前に、商品の状態を把握した上で、適切な取引を
行える。商品提供者にとっても、商品を発送してはじめ
て取引条件が決まるのではなく、発送前に取引条件が適
切に決まるので便利であり、事業の安定化も図れる。
【0060】本実施の形態では、育成状態情報として、
育成商品を撮影した写真画像が提供される。写真画像を
見ることで、商品の育成途中の状態を視覚的に把握でき
るので正確な判断ができる。購入者は、こうした有用な
情報を、現地に行かなくても容易に入手できる。写真画
像は、育成場所を写した全体写真と、育成場所の一部を
写した拡大写真と、を含んでいる。さらに拡大写真は、
育成商品の状態判定を可能にする判定用部位を含む写真
である。こうした写真画像により有用な情報を購入者に
提供できる。
【0061】さらに、本実施の形態では、育成商品提供
者の販売条件が購入者に提示され、そして購入条件の回
答が提供者に提示された。これにより、育成商品の提供
者が価格等の決定に関与できる。従来は、市場で価格が
決定され、提供者は価格を決められなかった。従来の取
引形態と異なり、提供者が価格の決定に関与したいとい
う要望に適切に応えられる。そして、好適な産地直送取
引が実現される。
【0062】さらに、本実施の形態では、購入者による
出荷形態の要求が育成商品提供者に提示される。従来の
市場取引では、出荷形態は市場の要求により規定されて
おり、出荷形態選択の自由度が非常に限られていた。従
来の取引形態と比べると、量販店バイヤーのような購入
者が出荷形態を決められ、購入者にとって便利である。
提供者にとっても適切なサービスを購入者に提供できる
という利点が得られる。
【0063】次に、本実施の形態の応用例を説明する。
【0064】(1)本実施の形態では、育成状態情報と
して写真画像が提供された。しかし、育成状態情報はこ
れに限定されない。画像は静止画に限られず、動画でも
よい。また育成途中の状態を示す他の情報が提供されて
もよい。例えば、育成途中の商品から採取されたデータ
が提供されてもよい。採取データは、例えば商品の糖度
である。
【0065】(2)より有用な情報を提供するために
は、育成状態情報として、育成状態の履歴を提供するこ
とが好ましい。育成状態の履歴は、例えばそれぞれ異な
る複数段階の育成状態である。画像を用いる場合、異な
る日にちに撮影された複数段階の画像が提示される。ま
た、上述の糖度等のデータが定期的に採取されてもよ
い。データの時間変化を示すグラフなどが提示されても
よい。
【0066】(3)育成状態情報は、同一地域の同一種
類の育成商品から取得された情報でもよい。ただし、育
成状態情報は、同一時期に育成されている商品から取得
する。このような情報であれば、実際の育成商品から取
得されたのと同様の情報として利用可能である。そして
育成状態情報の提供が容易になる。購入者側にとって
も、有用な情報が得られる範囲で、参照すべき情報が減
るので、システムの利用が容易になる。
【0067】なお、同一地域、同一種類の概念は育成商
品によって異なる。例えば、地域は出荷団体を単位と
し、同一種類は品目を単位とする。また同一時期は、気
候等の時間的要因により商品の状態が変わってしまわな
い妥当な範囲で同じであればよく、この範囲でのずれは
許容される。
【0068】(4)育成状態提示部は、一の育成商品の
集合から取得された育成状態情報を、その育成商品の集
合より遅れて育成される他の育成商品の集合の育成状態
情報として援用してもよい。
【0069】図14はこの形態の情報提供処理を示して
いる。育成場所が複数の区画に分けられているとする。
各区画で商品の集合が育成される。これら複数の区画で
は、図示のように、順次時期をずらして商品が育成され
るとする。このような時期のずれがあったとしても、各
区画の商品は同様の状態にあると考えられる。そこで、
一の区画の商品から得た情報が、他の区画の商品の情報
としても用いられる。
【0070】ただし、育成状態情報を援用するのは、時
期がずれても育成状態が同じとみなせる範囲に限られ
る。援用の範囲は気候の変化等を考慮して決定される。
援用可能な時期のずれは、上記の応用例で同一時期とみ
なせる範囲に応じて設定されればよい。
【0071】(5)育成商品が青果物に限定されないこ
とはもちろんである。育成商品は、その他の農作物、動
物、養殖魚類、花などでもよい。また、海草等の天然物
でもよい。
【0072】(6)上記の実施の形態では、育成状態情
報と出荷情報が揃ってから取引が行なわれた。すなわ
ち、出荷直前段階で取引が行なわれた。これに対し、よ
り早い段階で取引が行なわれてもよい。出荷情報が得ら
れるより早く、育成途中の段階で、取引または仮の取引
が結ばれてもよい。
【0073】次に、図15は、本実施の形態のシステム
を利用した商品取引の流れの例を示している。産地側で
は、青果物の育成状況の情報が取得される(S10)。
そして、本システムにより、商品提供情報が公開される
(S12)。この情報は、育成状態、出荷情報、評価お
よび出荷計画を含み、出荷計画に希望販売条件が含まれ
る。購入者(量販店バイヤー)は、商品提供情報を閲覧
し(S14)、応礼を入力する(S16)。応礼は購入
申込みの一形態であって、販売条件に対する回答であ
り、希望購入条件を含んでいる。産地側では、応礼者が
閲覧され(S18)、落札者が決定される(S20)。
落札状況は購入者端末16にて画面上で参照できる(S
22)。産地側は、落札者に青果物を出荷する(S2
4)。こうして仮想システム上で成立した取引にしたが
い、現実の取引が行なわれる。例えば青果物が量販店に
入荷され(S26)、受領証が発行される(S28)。
産地側から量販店に請求書が送られ(S30)、量販店
が代金を支払う(S32)。代金は産地側に入金される
(S34)。
【0074】上記の例では基本的に産地主導型の取引が
行われた。これに対し、購入者により取引が主導される
ようにシステムが構成されてもよい。
【0075】図16は、この形態のシステムによる取引
処理の流れを示している。購入者(量販店バイヤー)で
は販売時点が管理される(S40)。すなわち、どの商
品をいつ買うかが決められる。本システムを利用して商
品購入計画が公開される(S42)。産地側では、提供
者により商品購入計画が閲覧され(S44)、応礼がサ
ーバ経由で購入者に送られる(S46)。応礼は希望販
売価格を含む。また産地側では商品提供情報が公開され
る(S48)。この情報は、提供者からサーバにより取
得され、さらにサーバにより購入者に提示される。そし
て商品提供情報には本発明の育成状態情報が含まれる。
購入者は応礼者を閲覧する(S50)。また応礼者の商
品提供情報が参照される(S52)。商品提供情報を参
考にして、落札者が決定される(S54)。落札情報は
産地側の端末画面で参照できる(S56)。以降の処理
は、図15と同様であり、現実に商品が受け渡され、代
金が支払われる。
【0076】次に、本発明のもう一つの実施形態を説明
する。上記の実施の形態では産地直送取引に本発明が適
用された。そして、基本的には提供者と購入者による1
対1の取引が想定されていた。しかし、本発明は1対複
数の取引にも適用可能である。本実施の形態では市場取
引に本発明が適用される。そして、荷受、仲卸等の仲介
者が購入者になり、1対多の取引が行なわれる。
【0077】図17は、本実施の形態の育成商品取引シ
ステムを示している。育成商品取引サーバ60は、イン
ターネット62を介して提供者端末64および購入者端
末66と接続されている。育成商品取引サーバ60は、
取引アイテム登録部68、取引アイテム情報提示部7
0、購入者申込み受付部72および購入者決定部74を
有する。
【0078】取引アイテム登録部68は、競売にかけら
れる育成商品を取引アイテムとして登録する。取引アイ
テムの情報は、提供者端末64にて提供者により入力さ
れ、育成商品取引サーバ60に送られてくる。取引アイ
テムの情報は、商品条件、価格等の販売条件を含んでい
る。商品条件には育成状態情報が含まれている。育成状
態情報は、前述したように育成途中の写真などである。
すなわち、本実施の形態では、取引アイテム登録部68
が育成状態取得部およびその他の情報取得部として機能
する。取引アイテム登録部68は、取引アイテムの情報
を育成商品取引データベース76に格納する。
【0079】アイテム情報提示部70は、登録された取
引アイテムの情報を購入者端末66に提示する。複数の
購入者が、育成商品取引サーバ60にアクセスすること
により、取引アイテムの情報を参照できる。取引アイテ
ムの情報は、育成商品取引データベース76から読み出
され、購入者端末66に提示される。取引アイテムの情
報は上述のように育成状態情報を含む。したがって本実
施の形態では、アイテム情報提示部70が、育成状態提
示部およびその他の情報提示部として機能している。
【0080】購入者は、取引アイテムの情報を参照した
後、購入の申込み(応礼)を購入者端末66に入力す
る。申込みは購入条件、特に希望購入価格および引渡し
場所を含んでいる。購入申込みは育成商品取引サーバ6
0に送られ、申込み受付部72に受けつけられる。申込
み受付部72は、受けつけた申込みを育成商品取引デー
タベース76に格納する。
【0081】購入者決定部74は、複数の購入者からの
購入申込みが受け付けられたとき、それら複数の購入者
の購入条件に基づいて、取引を実行する購入者を決定す
るための処理を行う。この処理では、所定の申込み受付
期間が過ぎた後、育成商品取引データベース76から購
入申込みが読み出され、提供者端末64に提示される。
提供者は、自分にとって最も有利な条件(価格、引渡し
場所等)を示した購入者を選択する。購入者の選択が提
供者端末64から育成商品取引サーバ60に送られる。
購入者決定部74は、提供者の選択にしたがって、取引
を実行する購入者を決定する。こうして決定された購入
者には、落札が通知される。また、落札情報は、育成商
品取引データベース76に格納され、他の購入希望者に
も公開される。
【0082】図18は、本システムによる取引の流れを
示している。このシステムでは、提供者の主導による公
開取引が行なわれる。提供者が取引アイテムを新規に登
録する(S70)。購入者は、育成商品取引サーバ60
にアクセスして、取引アイテムの情報を検索、参照する
(S72)。このとき、写真などの育成状態情報が参照
される。そして、購入者は、希望の商品を決め、申込み
(応礼)を購入者端末66に入力する(S74)。複数
の応礼が購入者から育成商品取引サーバ60経由で提供
者端末64に送られる。提供者は、それらの応礼を参照
し、購入者を決定する(S76)。これにより予約競売
が成立する。
【0083】図19は、本システムによる取引の流れを
示すもう一つの図である。ここでは値段を基準に購入者
が決定される。図中では、会員A〜Eが、購入を希望す
る購入者である。なお、上述したように、購入者は値段
のみにより決定されなくてもよく、例えば引渡し場所な
どの別の条件を考慮して決定されてもよいことはもちろ
んである。
【0084】図19では、まず、提供者が取引アイテム
を登録する。このとき、上限価格、下限価格が設定され
る。差し値が登録されてもよい。取引アイテムが登録さ
れると、予約競売受付期間(申込み期間)が開始する。
この期間は予め定められており、例えばアイテム登録か
ら出荷日前日までである。予約競売受付期間が終了する
と、提供者は、最も条件のよい購入者を選択する。これ
により予約競売が成立する。落札結果は全購入者に公開
される。購入者は、育成商品取引サーバ60にアクセス
して落札結果を参照できる。
【0085】このように、本実施の形態では、適当な受
付期間が設定されている。この受付期間には、育成途中
の商品状態が購入者に提示される。この情報を参照する
ことにより、出荷段階の商品の状態が予測できる。予測
に基づいて、出荷に先だって申込みが行なわれる。
【0086】従来は、青果物等の商品が市場に届いては
じめて競売が開始される。これに対し、本実施の形態で
は、育成状態情報の提供により、出荷前から取引を進め
られる。従来の取引形態では困難であった、計画性の高
い新しい取引が実現可能になる。
【0087】なお、図18および図19では、本実施の
形態のシステムを利用して1対多で商品が取引された。
しかし本システムは、1対1の取引にも利用可能であ
る。例えば、従来からの慣習を反映した入札方法とし
て、提供者と購入者が予め特定されている特定取引に本
システムが利用がされてもよい。特定取引は、提供者主
導でも購入者主導でもよい。さらに、定常的に取引が行
われる商品に対応した入札方法として、継続反復取引に
本システムが利用されてもよい。継続反復取引も、提供
者主導でも購入者主導でもよい。これらの点は、次の実
施の形態においても同様である。
【0088】次に、本発明のさらに別の実施形態を説明
する。上記の実施の形態では1対複数の取引が行なわれ
た。本実施の形態では、複数対1の取引が行なわれる。
【0089】図20は、本システムの構成を示してい
る。育成商品取引サーバ80はインターネット82を介
して提供者端末84および購入者端末86と接続されて
いる。育成商品取引サーバ80は、引合い情報取得部8
8、引合い情報提示部90、商品提供申込み受付部92
および提供者決定部94を有する。
【0090】引合い情報取得部88は引合い情報を登録
する。この引合い情報は、購入者端末86にて購入者に
より作成され、育成商品取引サーバ80に送られる。引
合い情報は、特定商品の購入条件、購入希望価格を含ん
でいる。引合い情報は、引合い情報取得部88により取
得され、育成商品取引データベース96に格納される。
【0091】引合い情報提示部90は、登録された引合
い情報を提供者端末84に送って提供者に提示する。提
供者は、提供者端末84を操作して育成商品取引サーバ
80にアクセスする。引合い情報提示部90は、引合い
情報を育成商品取引データベース96から読み出して、
提供者端末84の画面上に提示する。
【0092】提供者は、引合い情報を検索後、商品提供
先を決め、購入者への申込みを作成する。申込みは、提
供者端末84を用いて作成され、育成商品取引サーバ8
0に送られる。申込みには、価格等の販売条件が盛り込
まれている。申込みは、商品提供申込み受付部92に受
け付けられ、育成商品取引データベース96に格納され
る。
【0093】提供申込みには本発明の育成状態情報が添
付されている。したがって、本実施の形態では、商品提
供申込み受付部92が、育成状態取得部およびその他の
情報の取得部として機能する。
【0094】提供者決定部94は、複数の提供者から提
供申込みが送られたとき、それら複数の提供者の販売条
件に基づいて、取引を実行する提供者を決定するための
処理を行う。この処理では、所定の申込み受付期間が過
ぎた後、育成商品取引データベース96から提供申込み
が読み出され、購入者端末86に提示される。提供申込
には、希望販売価格等の販売条件が示されている。提供
申込みに添付された育成状態情報も購入者端末86に提
示される。このとき、提供者決定部94は本発明の育成
状態提示部として機能している。
【0095】購入者は、複数の提供申込みの条件を比較
し、最も適当な条件を示した提供者を選択する。提供者
の選択が購入者端末86から育成商品取引サーバ80に
送られる。提供者決定部94は、購入者の選択にしたが
って、取引を実行する提供者を決定する。こうして決定
された提供者には落札が通知される。また、落札情報
は、育成商品取引データベース96に格納され、他の提
供希望者にも公開される。
【0096】図21は、本システムによる取引の流れを
示している。このシステムでは、購入者の主導による公
開取引が行なわれる。購入者が引合い情報を登録する
(S80)。提供者は、育成商品取引サーバ80にアク
セスし、購入者からの引合い情報を検索、参照する(S
82)。提供者は、適当な購入者を見つけると、商品提
供申込みを作成し、育成商品取引サーバ80に送る(S
84)。所定の申込み受付期間が経過すると、それまで
の送られた複数の申込みが購入者に提示される。購入者
はそれらの申込みを参照し、提供者を決定する(S8
6)。
【0097】以上のように、本実施の形態でも、申込み
受付期間が設けられ、その期間に、育成途中の商品状態
の情報が提示される。この情報により、出荷段階に達し
た時の商品の状態を予測できる。したがって、実際に商
品が出荷される前に、現物のない状態で取引を進められ
る。そして計画性の高い取引が可能になる。
【0098】次に、本実施の形態のさらなる応用例を説
明する。この実施の形態では、提供者により撮影された
画像が、取引のためだけでなく、消費者への情報提供に
も活用される。
【0099】図22は本実施の形態の取引システムを示
している。育成商品取引サーバ100は、インターネッ
ト102を介して、産地側の提供者端末104および量
販店側の購入者端末106と接続されている。提供者端
末104および購入者端末106は、サーバ100を介
して情報を交換する。
【0100】産地側の提供者端末104は、デジタルカ
メラ108およびビデオカメラ110と接続可能であ
る。デジタルカメラ108により撮影された静止画像、
および、ビデオカメラ110により撮影された動画像
が、提供者端末104に入力される。
【0101】一方、購入者端末106は、量販店バイヤ
ーにより用いられる。バイヤーは、量販店の本店等に位
置する。購入者端末106は、量販店の各店舗に設けら
れた店舗端末112と接続されている。店舗端末112
は、店舗内の商品陳列場所に備えられた店舗ディスプレ
イ114と接続されている。店舗ディスプレイ114は
例えば大型フラットディスプレイである。
【0102】なお、本実施の形態では、量販店がバイヤ
ーと各店舗により組織され、バイヤーが育成商品の取引
を担当している。しかし、各店舗が直接取引をしてもよ
い。
【0103】図23は、図22のシステムによる取引な
どの流れを示している。まず、産地側で、デジタルカメ
ラ108またはビデオカメラ110により育成途中の商
品が撮影される(S100)。商品画像は提供者端末1
04に入力される(S102)。商品画像はサーバ経由
で量販店側に送られ、購入者端末106にてバイヤーに
より参照される(S104)。バイヤーは画像を参照し
て購入申込みを入力する(S106)。そして、バイヤ
ーと提供者の間で本システムを利用した取引が行われる
(S108)。取引の詳細は、基本的に図1のシステム
と同様なので説明を省略する。取引が成立すると、産地
側で商品が出荷され(S110)、量販店側で各店舗に
商品が納入、陳列される(S114)。一方、商品の画
像は購入者端末106から店舗端末112に送られ、店
舗内の陳列棚の隣に配置された店舗ディスプレイに表示
される(S116)。さらに、店舗でのディスプレイ表
示は、店舗端末112、購入者端末106、サーバ10
0経由で提供者端末104でも参照される(S11
8)。
【0104】上記の変形例としては、図23に点線で示
すように、育成途中の商品画像は、商品の納入前から店
舗内でディスプレイに表示されてもよい。
【0105】また、育成途中の画像の他に、出荷直前の
画像(例えば荷姿)が、産地からサーバ経由で量販店に
送られ、店舗内で表示されてもよい。
【0106】また、収穫シーンの画像が、産地からサー
バ経由で量販店に送られ、店舗内で表示されてもよい。
収穫シーンの画像は、好ましくはビデオ撮影された動画
である。この画像は、朝獲り商品、産地表示の証拠とし
ても用いられる。つまり、消費者は、収穫シーンの画像
をみて、商品が新鮮であることが分かり、さらに産地を
確認できる。
【0107】以上、本実施の形態について説明した。本
実施の形態によれば、提供者により撮影された画像が、
取引のためだけでなく、消費者への情報提供にも活用さ
れる。購入者だけでなく、消費者にも育成商品の育成途
中の状態を伝えられる。これにより、購買意欲の向上を
図ることもできる。このように、育成状態情報の適切な
利用によって、育成商品の取引のためのさらなる有用な
システムを提供できる。
【0108】また、収穫シーンの画像の提供により、店
舗内で産地表示の確認、朝獲りの確認といったことも可
能となり、より便利な情報を消費者に提供できる。消費
者はこれら情報を確認できるので、より安心して育成商
品を購入できる。
【0109】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0110】また本発明の態様は上記のシステムには限
定されない。本発明の別の態様は、システムにより実現
された取引方法でもよい。また本発明の別の態様は、取
引方法を実現するプログラムを記録した媒体でもよい。
この記録媒体からサーバ等のコンピュータにプログラム
が読み出され、実行される。これにより、コンピュータ
は本発明の取引システムを構成する。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、育成途中段階の育成状
態情報を購入者が容易に入手可能になり、育成商品の取
引にとって有用な新しい技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の育成商品取引システムを示すブロ
ック図である。
【図2】図1のシステムにより提示されるメニュー画面
を示す図である。
【図3】図1のシステムにより提示される収穫情報入力
画面を示す図である。
【図4】図1のシステムにより提示される出荷情報入力
画面を示す図である。
【図5】図1のシステムにより提示される出荷計画入力
画面を示す図である。
【図6】図1のシステムにより提示される産地一覧画面
を示す図である。
【図7】図1のシステムにより提示される商品一覧画面
を示す図である。
【図8】図1のシステムにより提示される収穫・出荷情
報参照画面を示す図である。
【図9】図1のシステムにより提示される収穫・出荷情
報参照画面を示す図である。
【図10】図1のシステムにより提示される収穫・出荷
情報参照画面を示す図である。
【図11】図1のシステムにより提示される取引価格入
力画面を示す図である。
【図12】図1のシステムにより提示されるオーダー表
入力画面を示す図である。
【図13】図1のシステムにより提示される加工表入力
画面を示す図である。
【図14】本実施の形態の応用例を示す図である。
【図15】図1のシステムを利用した取引の流れの例を
示す図である。
【図16】図15とは別の例を示す図である。
【図17】本発明の別の実施の形態の育成商品取引シス
テムを示す図である。
【図18】図17のシステムによる取引の流れを示す第
1の図である。
【図19】図17のシステムによる取引の流れを示す第
2の図である。
【図20】本発明のさらに別の実施の形態の育成商品取
引システムを示す図である。
【図21】図20のシステムによる取引の流れを示す図
である。
【図22】本発明のさらに別の実施の形態の育成商品取
引システムを示す図である。
【図23】図22のシステムによる取引の流れを示す図
である。
【符号の説明】
10 育成商品取引サーバ 12 インターネット 14 提供者端末 16 購入者端末 20 育成状態情報取得部 22 出荷状態情報取得部 24 提供者評価情報取得部 26 出荷計画取得部 30 育成商品取引データベース 36 育成状態情報提示部 38 出荷状態情報提示部 40 提供者評価情報提示部 42 出荷計画提示部 44 購入申込み受付部 46 購入申込み提示部 48 オーダー表取得部 50 オーダー表提示部 52 加工表取得部 54 加工表提示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 片岡 博彰 東京都千代田区丸の内2丁目6番3号 三 菱商事株式会社内 (72)発明者 木村 幸雄 東京都千代田区丸の内2丁目6番3号 三 菱商事株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB11 CC02 CC05 CC08 DD01 EE00 EE07 FF03 GG02 GG04 GG07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育成過程を経て出荷される育成商品を提
    供する育成商品提供者と、前記育成商品を購入する購入
    者と、の間で前記育成商品を取り引きするための育成商
    品取引システムであって、 前記育成商品の育成途中段階にて、前記育成商品から取
    得された育成状態情報を前記購入者に提示する育成状態
    提示部と、 前記育成状態情報の提示を受けた前記購入者から、前記
    育成商品が出荷段階に達したときの購入のための購入申
    込みを受け付ける購入申込み受付部と、 を含むことを特徴とする育成商品取引システム。
  2. 【請求項2】 前記育成状態情報は、取引対象の前記育
    成商品の実物から取得された情報であることを特徴とす
    る請求項1に記載の育成商品取引システム。
  3. 【請求項3】 前記育成商品の実物は、取引対象の前記
    育成商品の集合から選択された代表物であることを特徴
    とする請求項2に記載の育成商品取引システム。
  4. 【請求項4】 前記育成状態提示部が提示する育成状態
    情報は、前記育成商品を撮影した画像を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の育成商品取引システム。
  5. 【請求項5】 前記育成状態情報は、前記育成商品の育
    成場所を写した全体画像と、育成場所の一部を写した拡
    大画像と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の育
    成商品取引システム。
  6. 【請求項6】 前記拡大画像は、前記育成商品の状態判
    定を可能にする判定用部位を含む画像であることを特徴
    とする請求項5に記載の育成商品取引システム。
  7. 【請求項7】 前記育成状態提示部が提示する育成状態
    情報は、前記育成商品から採取された育成状態を表す採
    取データを含むことを特徴とする請求項1に記載の育成
    商品取引システム。
  8. 【請求項8】 前記育成状態提示部は、前記育成商品の
    育成過程における育成状態の履歴を提示することを特徴
    とする請求項1に記載の育成商品取引システム。
  9. 【請求項9】 前記育成状態提示部は、それぞれ異なる
    複数段階の育成状態を提示することを特徴とする請求項
    8に記載の育成商品取引システム。
  10. 【請求項10】 前記育成状態情報は、同一地域の同一
    種類の育成商品から取得された情報であることを特徴と
    する請求項1に記載の育成商品取引システム。
  11. 【請求項11】 前記育成状態提示部は、一の育成商品
    の集合から取得された育成状態情報を、前記一の育成商
    品の集合より遅れて育成される他の育成商品の集合の育
    成状態情報として援用することを特徴とする請求項1に
    記載の育成商品取引システム。
  12. 【請求項12】 さらに、前記育成商品提供者の販売条
    件を前記購入者に提示する販売条件提示部を含み、 前記申込み受付部が受け付ける前記購入申込みは、前記
    販売条件に対する購入条件の回答を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の育成商品取引システム。
  13. 【請求項13】 さらに、前記購入者による前記育成商
    品の出荷形態の要求を前記育成商品提供者に提示する出
    荷形態提示部を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    育成商品取引システム。
  14. 【請求項14】 複数の購入者からの購入申込みが受け
    付けられたとき、それら複数の購入者の購入条件に基づ
    いて、取引を実行する購入者を決定するための購入者決
    定部を含むことを特徴とする請求項1に記載の育成商品
    取引システム。
  15. 【請求項15】 複数の育成商品提供者の育成商品の育
    成状態情報が一の購入者に提示されたときに、前記複数
    の育成商品提供者の販売条件に基づいて、取引を実行す
    る育成商品提供者を決定するための提供者決定部を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の育成商品取引システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記購入者側には、商品販売店舗内で
    消費者へ情報を提供する店舗ディスプレイが設けられ、 前記育成状態情報は育成商品を撮影した画像を含み、撮
    影画像が前記店舗ディスプレイに表示されることを特徴
    とする請求項1に記載の育成商品取引システム。
  17. 【請求項17】 育成過程を経て出荷される育成商品を
    提供する育成商品提供者と、前記育成商品を購入する購
    入者と、の間で前記育成商品を取り引きするための方法
    であって、 前記育成商品の育成途中段階にて、前記育成商品から取
    得された育成状態情報を前記購入者に提示するステップ
    と、 前記育成状態情報の提示を受けた前記購入者から、前記
    育成商品が出荷段階に達したときの購入のための購入申
    込みを受け付けるステップと、 を含むことを特徴とする育成商品取引方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータにて実行可能なプログラ
    ムを格納した記録媒体であって、 前記プログラムは、育成過程を経て出荷される育成商品
    を提供する育成商品提供者と、前記育成商品を購入する
    購入者と、の間で前記育成商品を取り引きするためのプ
    ログラムであり、 前記プログラムは、 前記育成商品の育成途中段階にて、前記育成商品から取
    得された育成状態情報を前記購入者に提示するステップ
    と、 前記育成状態情報の提示を受けた前記購入者から、前記
    育成商品が出荷段階に達したときの購入のための購入申
    込みを受け付けるステップと、 を前記コンピュータに実行せしめることを特徴とする、
    コンピュータにて読取可能な記録媒体。
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