JP6932557B2 - 取引サーバおよび取引システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、取引サーバおよび取引システムに関する。
従来、野菜や魚などの商品は、市場で現物を見ながら価格を決める競り(販売側と購入側が1対多により価格を決める取引方式)によって取引されるのが一般的である。近年、野菜や魚などであっても、均一で安定した提供が見込める商品については、金融などで実施されている売買方式で取引を行うことが考えられている。たとえば、植物体は、植物工場での栽培が可能となってきている。植物工場では、品質のばらつきが非常に小さい植物体の安定した生産が可能である。植物工場で生産される植物体のような安定した生産が見込める商品については、生産ロスを削減して透明性のある取引を実現することが望まれている。
一方、近年の消費者は、食品に対する安心および安全の意識が高くなってきている。このため、上述した取引によって流通する商品に関する情報を消費者などに提供できるシステムが要望されている。たとえば、商品として店頭に陳列される植物体が植物工場で如何に生産(育成)されたかを消費者が容易に確認できることが望ましいと考えられる。
特開2014−41508号公報
本発明は、上記した課題を解決するために、商品に関する情報を消費者などが容易に確認できる取引サーバおよび取引システムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、取引サーバは、第1のインターフェースと第2のインターフェースと生育データベースと第3のインターフェースとプロセッサとを有する。第1のインターフェースは、取引対象とする商品に対する売り注文および買い注文を受信する。第2のインターフェースは、前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって取引が成立した商品の生育状況を示す生育データを取得する。生育データベースは、前記第2のインターフェースにより取得する前記生育データを記憶する。第3のインターフェースは、前記商品の消費者が所持する消費者端末と通信する。プロセッサは、前記成約単位の商品が出荷される迄、前記第1のインターフェースにより通信する端末装置からの成約単位の商品に対応する生育データの閲覧が要求された場合、前記生育データベースが記憶する閲覧が要求された成約単位の商品の生育データを前記端末装置へ送信し、前記成約単位の商品が出荷された後、前記第3のインターフェースにより通信する前記消費者端末から指定される識別情報に対応する商品の生育データを前記生育データベースから抽出し、前記生育データベースから抽出した生育データを前記消費者端末へ送信する。
図1は、実施形態に係る取引システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る取引サーバの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る消費者端末の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る取引サーバによる取引処理の例を説明するためのフローチャートである。 図5は、実施形態に係る取引サーバによる取引処理の例を説明するためのフローチャートである。 図6は、実施形態に係る取引サーバが管理する注文データの例を示す図である。 図7は、実施形態に係る取引サーバが管理する注文データの例を示す図である。 図8は、実施形態に係る取引サーバが管理する注文データの例を示す図である。 図9は、実施形態に係る取引サーバが管理する注文データの例を示す図である。 図10は、実施形態に係る取引サーバが管理する成約データの例を示す図である。 図11は、実施形態に係る生産管理システムの動作例を説明するためのフローチャートである。 図12は、実施形態に係る取引サーバによる生育データを提供する処理の例を説明するためのフローチャートである。 図13は、実施形態に係る消費者端末による生育データの閲覧処理の例を説明するためのフローチャートである。 図14は、実施形態に係る消費者端末の表示部が表示する表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る取引システム1の全体構成を概略的に示す図である。
実施形態に係る取引システム1は、ネットワークを介して接続される電子機器の間で、特定の生産期間で生産される野菜や魚などの商品の取引を実現するシステムである。たとえば、取引システム1は、養殖所(植物工場、魚の養殖所、養豚場、養鶏場など)で生産される食料品などの商品の取引を行う。本実施形態では、主として植物工場で生産(栽培)される植物体(たとえば、レタス)を取引する場合を想定して取引システム1について説明する。
取引システム1において、販売者は、植物工場の運営者(生産者)自身あるいは生産者から販売を委託された者である。購入者は、販売者(生産者)から商品を購入する者である。たとえば、購入者は、スーパーマーケット、ホテル、仲卸業者などの小売業者である。消費者は、販売者から直接商品を購入する者ではなく、購入者が取引システム1で購入した商品を購入または消費する者である。たとえば、消費者は、購入者としてのスーパーマーケットなどの小売店の顧客あるいは購入者としてのホテル等の利用者などである。
取引システム1は、商品ごとの出荷日に応じた市場を開き、商品を収穫する前に取引(売買)を実施する。取引システム1では、取引対象の商品に対して取引期間を設定し、取引期間内において販売者が売り注文を出し、購入者が買い注文を出す。取引システム1は、取引期間内の売り注文と買い注文とをマッチングすることにより取引の成否を決定する。このような販売者と購入者との両者が価格形成に関与する取引方式は、ダブルオークションとも呼ばれる。
取引システム1は、出荷日前(たとえば、お届け日の1週間前からなど)または播種前から収穫日までの期間(たとえば、60日前からなど)で取引を実施する(市場を開く)。取引システム1は、出荷日付近になると取引を終了する(市場を閉じる)。ただし、取引システム1は、取引期間中、24時間取引できるようにしても良いし、9−17時などの時間を区切って取引を行うようにしても良い。また、取引システムは、同一商品でも、出荷日ごとに市場を分けて取引される。たとえば、9/15に出荷するレタスと9/16に出荷するレタスとは、別の市場として取引される。
また、実施形態では、取引システム1は、個々の商品について2つの取引期間を設けるものとする。第1の取引期間は、予約期間があり、予約期間の終了日に取引を実施する板寄せ方式による取引を実施する期間である。第2の取引期間は、注文を受けるごとに取引を実施するザラバ方式による取引を実施する期間である。たとえば、第2の取引期間は、第1の取引期間終了後から商品の出荷日(収穫日)までの期間である。ただし、取引期間は、運用形態に応じて適宜設定するものであれば良く、上述した第1および第2の取引期間を設定することに限定されるものではない。
次に、実施形態に係る取引システム1の構成について説明する。
図1に示す構成例において、取引システム1は、取引サーバ2、販売者端末3、購入者端末4、消費者端末5および生産管理システム6などを含む。
取引サーバ2は、取引処理を行うとともに、取引に関するデータおよび商品に関するデータの管理などを行う。取引サーバ2は、たとえば、汎用のサーバ装置により構成される。取引システム1において、取引サーバ2は、1台であっても良いし、複数台であっても良い。たとえば、取引サーバ2は、取引する商品の種類ごとに設けても良い。また、取引サーバ2は、取引処理を行うサーバ装置、および、後述するデータベースごとのサーバ装置などで構成するようにしても良い。
取引サーバ2は、ネットワークを通じて各装置と通信することにより取引処理を実行するサーバ装置として動作する。たとえば、取引サーバ2は、植物体などの商品を取引するためのWebサイトをネットワーク上に公開する。取引サーバ2は、ネットワークを通じて商品取引用のWebサイトにアクセスする販売者端末3からの売り注文および購入者端末4からの買い注文を受け付ける。取引サーバ2は、受付けた売り注文と買い注文とにより取引処理を実施する。さらに、取引サーバ2は、成約した取引に関する情報および取引が成約した商品に関する情報を管理する機能も有する。
販売者端末3は、植物体などの商品を取引システムで販売する販売者が使用する電子機器である。購入者端末4は、植物体などの商品を購入する購入側の利用者(以下、購入者(バイヤー)とも称する)が使用する電子機器である。販売者端末3および購入者端末4は、プログラムを実行するプロセッサ、取引サーバ2との通信部、および、データを記憶するメモリなどを有する電子機器で実現できる。たとえば、販売者端末3および購入者端末4は、パーソナルコンピュータ、タブレットPC、スマートフォンなどで構成される。販売者端末3は、取引システム1において、複数であって良い。購入者端末4は、通常の運用形態において、取引システム1内に複数存在するものとする。
販売者端末3は、販売者が指定する売り注文を取引サーバ2へ送信する。購入者端末4は、購入者が指定する買い注文を取引サーバ2へ送信する。取引サーバ2は、販売者端末3からの売り注文と購入者端末4からの買い注文とに基づいて取引処理を行う。取引サーバ2は、取引結果(取引の成立または不成立など)を販売者端末3および購入者端末4へ送信する。さらに、取引サーバ2は、販売者端末3または購入者端末4からの閲覧要求に応じて、各商品に対する、売り注文、買い注文、取引結果などの情報を提供する機能を有する。
消費者端末5は、プログラムを実行するプロセッサ、通信部、商品の識別情報を読取るデバイス、および、情報を表示する表示装置等を有する電子機器である。消費者端末5は、たとえば、スマートフォン、携帯電話機、タブレットPCなどの電子機器で構成される。また、本実施形態において、消費者端末5は、消費者が携帯する携帯端末であることを想定する。消費者端末5は、当該取引システム1で取引された商品に関する情報を消費者が閲覧するための装置である。
生産管理システム6は、取引システム1で取引する商品(生産物)に関する生産(栽培)段階での情報を管理するシステムである。たとえば、生産管理システム6は、植物工場などの生産拠点ごとに設置され、生産拠点における商品に関する情報を管理する。図1に示す構成例では、生産管理システム6は、情報処理装置11、カメラ12、各種のセンサ13、記憶装置14、プリンタ15、表示装置16および操作装置17などを有する。
情報処理装置11は、植物工場(生産拠点)内における商品としての植物体に関する情報を管理する装置である。情報処理装置11は、プロセッサ、メモリ、通信部を含む各種のインターフェースなどを有するコンピュータで構成される。情報処理装置11は、メモリが記憶するプログラムをプロセッサが実行することにより各種の処理機能を実現する。たとえば、情報処理装置11は、カメラ12およびセンサ13から取得する情報を記憶装置14に保存したり、記憶装置14に保存した情報を取引サーバ2へ送信したりする。
カメラ12は、植物体(商品)および植物体の生育環境(商品の生産環境)などを撮影するための撮影装置である。カメラ12は、植物工場(生産拠点)内に複数設定して良い。センサ13は、植物体(商品)または植物体の生育環境(商品の生産環境)に関する情報を検知するためのセンサである。センサ13は、複数の種類のセンサを含むものとする。たとえば、センサ13は、植物体の重量を計測するセンサ、気温および湿度を検知するセンサ、または、植物体の成分(硬さ、糖度、香り等)を検知するセンサなどを含む。
記憶装置14は、商品に関する情報を記憶する。たとえば、記憶装置14は、カメラ12が撮影する画像を記録する。また、記憶装置14は、センサ13が検知する情報を記憶する。記憶装置14は、情報処理装置11内に設けた書換え可能な不揮発性メモリであっても良いし、情報処理装置11とは別途設けた¥データサーバであっても良い。記憶装置14は、生育データベース14aを有する。生育データベース14aは、取引が成立(成約)した商品の生育状況を示す生育データを格納する。
プリンタ15は、出荷する商品に添付する情報を印刷する。本実施形態において、プリンタ15は、商品に貼り付けるラベルに情報を印刷するものとする。プリンタ15は、出荷する商品に貼り付けるラベルに当該商品の識別情報(たとえば、バーコードなど)を含む情報を印刷する。
表示装置16は、種々の情報を表示する。たとえば、表示装置16は、カメラ12が撮影する植物体(商品)の画像あるいはセンサ13が検知する植物体(商品)に関する情報を表示する。たとえば、表示装置16は、カラーLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスなどで構成する。操作装置17は、植物工場内の作業員(生産者)が情報を入力するものである。たとえば、操作装置17は、キーボード、マウス、タッチパネル等である。また、表示装置16および操作装置17は、たとえば、タッチパネル付きの表示装置により構成しても良い。
次に、取引サーバ2の構成について説明する。
図2は、取引サーバ2の構成を示すブロック図である。
図2に示す構成例において、取引サーバ2は、プロセッサ21、メモリ22、通信部23および各種のデータベース(DB)24〜28を有する。
プロセッサ21は、プログラムを実行することにより各種の処理を実現する。プロセッサ21は、たとえば、CPUである。メモリ22は、ROM、RAMおよび書換え可能な不揮発性メモリなどのメモリで構成する。たとえば、メモリ22は、プログラムを記憶する不揮発性のメモリを含む。また、メモリ22は、データを一時的に格納するためのRAMなどのワーキングメモリを含む。
メモリ22が記憶するプログラムには、基本プログラム(OS)の他、各種のアプリケーションプログラムが含まれる。アプリケーションプログラムには、商品の取引に関係する処理を行うためのプログラムおよび商品に関する情報を提供する処理などを行うためのプログラムが含まれる。プロセッサ21は、メモリ22が記憶する各種のプログラムを実行することにより後述する各種の処理を実現する。
通信部23は、取引システム1内の各装置と通信するためのインターフェースである。図2に示す構成例では、通信部23は、販売者端末3、購入者端末4、消費者端末5および生産管理システム6の情報処理装置11と通信するためのインターフェースを含む。たとえば、通信部23は、インターネット等を含むネットワークを介して各装置と通信するものであっても良い。
本実施形態において、通信部23は、第1のインターフェース23a、第2のインターフェース23b、および、第3のインターフェース23cを含むものとする。第1、第2および第3のインターフェース23a、23b、23cは、異なる通信方式のインターフェースであっても良いし、同じ通信方式のインターフェースであっても良い。
第1のインターフェース23aは、販売者端末3および購入者端末4と通信するためのインターフェースである。たとえば、第1のインターフェース23aは、販売者端末3からの売り注文および購入者端末4からの買い注文を受信する。また、第1のインターフェース23aは、取引結果などを販売者端末3および購入者端末4へ送信する。
また、第2のインターフェース23bは、生産管理システム6の情報処理装置11と通信するためのインターフェースである。たとえば、第2のインターフェース23bは、取引が成立した商品などを示す成約データを生産管理システム6の情報処理装置11へ送信する。また、第2のインターフェース23bは、生産管理システム6が収集する商品の生育データなどの情報を受信する。
第3のインターフェース23cは、消費者端末5と通信するためのインターフェースである。たとえば、第3のインターフェース23cは、消費者端末5からの要求に応じて生育データベース28が格納する生育データを送信する。
各DB24〜28は、ハードディスク(HDD(Hard disk drive))装置あるいはSSD(solid state drive)装置等の書換え可能な不揮発性の記憶装置により実現される。なお、各DB24〜28は、取引サーバ2と通信可能な1つ又は複数のデータサーバで実現しても良い。
顧客DB24は、取引に参加する販売者および購入者の情報を記憶する。たとえば、顧客DB24は、取引に参加するためのユーザ認証に用いる認証情報なども記憶する。商品DB25は、取引対象とする商品に関する情報を記憶する。たとえば、商品DB25は、商品の出荷日および取引期間を設定するための情報などを記憶する。
注文DB26は、注文に関する情報を記憶する。本実施形態において、注文DB26は、第1の売り注文DB26a、第1の買い注文DB26b、第2の売り注文DB26c、および、第2の買い注文DB26dを有する。第1の売り注文DB26aは、板寄せ方式による取引を実施する第1の取引期間で受付けた売り注文を格納する。第1の買い注文DB26bは、板寄せ方式による取引を実施する第1の取引期間で受付けた買い注文を格納する。第2の売り注文DB26cは、ザラバ方式による取引を実施する第2の取引期間で受付けた売り注文を格納する。第2の買い注文DB26dは、ザバラ方式による取引を実施する第2の取引期間で受付ける買い注文を格納する。
成約DB27は、成立(成約)した取引に関する情報を格納する。たとえば、成約DB27は、成約した商品を示す情報、販売者、購入者、取引が確定した日時、および、生育DB28を参照するための参照情報などを示す成約データを格納する。
生育DB28は、成約した商品の生育に関するデータ(生育データ)を格納する。たとえば、生育DB28は、生産管理システム6から取得する成約した商品の生育状況を示す生育データ(たとえば、当該商品を撮影した画像など)を格納する。生育DB28は、生育データを商品に付与された識別情報に対応づけて格納する。また、生育DB28は、購入者による閲覧を制御するために購入者を示す情報を対応づけて商品の生育データを格納しても良い。生育DB28が格納する生育データは、商品が出荷されるまでの期間において、生産管理システム6から取得する当該商品の生育状況を示す情報によって更新される。
なお、取引サーバ2は、管理者用の入出力装置として、入力装置(操作装置)および表示装置を具備しても良い。例えば、入力装置は、キーボード、マウス、タッチパネル等などで実現できる。また、表示装置は、例えば、カラーLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスなどで実現できる。また、入出力装置は、タッチパネル付きの表示装置で実現しても良い。
次に、消費者端末5の構成について説明する。
図3は、消費者端末5の構成例を示すブロック図である。
図3に示す構成例において、消費者端末5は、プロセッサ51、メモリ52、通信部53、カメラ54、表示部55、および、操作部56を有する。
プロセッサ51は、プログラムを実行することにより各種の処理を実現する。プロセッサ51は、たとえば、CPUである。メモリ52は、ROM、RAMおよび書換え可能な不揮発性メモリなどのメモリで構成する。たとえば、メモリ52は、プログラムを記憶する不揮発性のメモリを含む。また、メモリ52は、データを一時的に格納するためのRAMなどのワーキングメモリを含む。
メモリ52が記憶するプログラムには、基本プログラム(OS)の他、各種のアプリケーションプログラムが含まれる。アプリケーションプログラムには、商品の識別情報を読み取ったり商品の生育データを閲覧(表示)したりするためのアプリ52aが含まれる。プロセッサ51は、メモリ52が記憶するアプリ52aを実行することにより後述する各種の処理を実現する。
通信部53は、取引サーバ2と通信するためのインターフェースである。通信部53は、インターネット等を含むネットワークを介して通信を行うインターフェースで実現して良い。たとえば、図1に示す構成例において、通信部53は、インターネット等を含むネットワークを介して取引サーバ2と通信するようにしても良い。
カメラ54は、当該消費者端末5に内蔵された撮像装置である。たとえば、カメラ54は、商品および商品に貼り付けられたラベルを含む画像を撮影する。
表示部55は、種々の情報を表示する。表示部55は、生育データを含む表示データを表示する。たとえば、表示部55は、カラーLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスなどで構成する。操作部56は、植物工場内の作業員(生産者)が情報を入力するものである。たとえば、表示部55および操作部56は、タッチパネル付きの表示装置により構成しても良い。
次に、実施形態に係る取引サーバ2による取引処理について説明する。
図4および図5は、実施形態に係る取引サーバ2による取引処理の例を説明するためのフローチャートである。
取引サーバ2は、複数種類の商品(各地の植物工場で生産される植物体などの商品)のそれぞれについて出荷日ごとに取引を管理する。たとえば、レタスの取引を管理する場合、取引サーバ2は、レタスの出荷(予定)日ごとに売り注文と買い注文とを受け付ける。取引サーバ2のプロセッサ21は、取引対象とする商品について、出荷予定日および栽培期間等に基づいて取引期間を設定する(ACT10)。
なお、本実施形態において、プロセッサ21は、商品ごとの取引期間として、第1の取引期間と第2の取引期間とを設定するものとする。第1の取引期間は、第1の取引方式(たとえば、板寄せ方式)で取引する期間である。第1の取引期間は、たとえば、栽培期間が開始される播種日より前の期間が設定される。第2の取引期間は、第2の取引方式(たとえば、ザラバ方式)で取引する期間である。第2の取引期間は、たとえば、播種日以降に取引をする期間である。
実施形態に係る取引サーバ2は、植物工場で栽培される計画生産が可能な品質のばらつきが非常に小さい植物体の取引を行うものとしている。植物工場では、各植物体(種類)について、栽培期間が一定で、出荷予定日に応じて播種日を決定することができる。植物体の栽培期間についてのデータは、植物体の種類毎に、予め商品DB25に記録されているものとする。プロセッサ21は、商品DB25に記録されているデータを参照して第1の取引期間と第2の取引期間とを設定するものとする。ただし、取引期間は、上述したような第1および第2の取引期間に限定されるものではなく、運用形態に応じて適宜設定されるものであれば良い。
取引期間を設定すると、取引サーバ2のプロセッサ21は、設定した各取引期間において、販売者からの売り注文と購入者からの買い注文とを受付ける。すなわち、取引サーバ2のプロセッサ21は、設定した第1の取引期間の注文開始日になると、第1の取引方式(板寄せ方式)による注文の受付を開始する(ACT11)。注文の受付を開始した後、プロセッサ21は、第1の取引期間中、当該商品についての各販売者端末3からの売り注文と購入者端末4からの買い注文とを受け付ける(ACT12)。たとえば、プロセッサ21は、顧客DB24に登録された認証情報に基づいて利用者(販売者および購入者)の認証を行い、認証が成功した利用者からの注文を受け付ける。
注文を受けると、プロセッサ21は、受けた注文に所定の情報を付加した注文データを生成して注文DB26に記録する(ACT13)。第1の取引期間中、プロセッサ21は、売り注文の注文データを第1の売り注文DB26aに格納し、買い注文の注文データを第1の買い注文DB26bに格納する。また、プロセッサ21は、取引対象の商品ごとに注文データを集計した情報(買い注文数、売り注文数など)を注文DB26に記録するようにしても良い。
たとえば、図6は、第1の売り注文DB26aに格納する注文データの例である。図7は、第1の買い注文DB26bに格納する注文データの例である。図6に示す例は、取引方式(発注条件)として「板寄せ」が設定された販売者端末3からの売り注文を示す注文データとなっている。また、図7に示す例は、取引方式(発注条件)として「板寄せ」が設定された購入者端末4からの買い注文を示す注文データとなっている。第1の売り注文DB26aおよび第1の買い注文DB26bに格納された注文データは、第1の取引期間の注文期間終了後にマッチング処理される。
また、第1の取引期間において、プロセッサ21は、販売者端末3または購入者端末4から注文状況についての閲覧要求を受け付ける(ACT14)。注文状況の閲覧要求を受信した場合(ACT14、YES)、プロセッサ21は、注文DB26に記録した注文データを対象として閲覧が要求された情報を出力する(ACT15)。これにより、販売者あるいは購入者は、取引サーバ2から提供される情報をもとに注文状況を把握することができる。また、販売者あるいは購入者は、取引サーバ2から提供される情報を参照して、注文状況に合わせて数量や価格を決定して注文をすることができる。
なお、プロセッサ21は、注文状況として、全ての注文データに基づく注文状況だけではなく、条件に応じて制限した注文データに基づく情報を提供するようにしても良い。また、プロセッサ21は、現在の取引に関係する情報だけでなく、過去の取引における注文状況や取引が成立した価格などの情報を提供するようにしても良い。
また、第1の取引期間において、プロセッサ21は、販売者端末3又は購入者端末4からの注文内容の変更要求を受け付ける(ACT16)。注文内容の変更要求を受信した場合(ACT16、YES)、プロセッサ21は、変更要求に応じて注文DB26が格納している注文データを変更する(ACT17)。たとえば、プロセッサ21は、変更内容が許容される内容であれば、変更要求に応じて受付済みの注文データにおける価格や数量などを変更する。また、プロセッサ21は、注文内容を変更するだけでなく、注文の取り消しも受け付けるようにしても良い。これにより、販売者及び購入者は、第1の取引期間の注文期間内であれば、注文状況を把握しながら注文内容を変更することが可能となる。
プロセッサ21は、第1の取引期間における注文期間(予約期間)が終了すると(ACT18、YES)、注文の受付を終了する。注文の受付を終了すると、プロセッサ21は、第1の取引期間中に受け付けた注文について一括して約定判定する(ACT19)。すなわち、プロセッサ21は、第1の売り注文DB26aに記録した売り注文と第1の買い注文DB26bに記録した買い注文とのマッチング処理を行う。
売り注文と買い注文とのマッチングは、予め定められたルールに従うものとする。たとえば、売り注文と買い注文とをマッチングさせる順番は、第1に注文価格、第2に受付した時間で定まるものとする。プロセッサ21は、所定のルールに従って第1の取引期間内に受け付けた売り注文と買い注文とをマッチングさせ、取引の成立または不成立の判定(約定判定)を実行する。
約定判定の結果として取引が成立した注文があると、プロセッサ21は、成立した取引内容を示す成約データを作成し、作成した成約データを成約DB27に格納する(ACT20)。成約データを成約DB27に格納すると、プロセッサ21は、取引が成立した商品の生育状況を示す生育データを格納する記憶領域を生育DB28に確保する(ACT21)。生育DB28に生育データの記憶領域を確保すると、プロセッサ21は、生育DB28の生育データにアクセスするための参照情報を生成する。プロセッサ21は、生成した参照情報を取引内容に対応づけた成約データを成約DB27に格納する(ACT22)。プロセッサ21は、上述したACT20−22の処理を成約した全ての取引について実施する。
ACT22までの処理を実施した後、プロセッサ21は、取引結果を各装置へ通知する(ACT23)。プロセッサ21は、第1の取引期間中に受け付けた売り注文を出した販売者および買い注文を出した購入者にそれぞれ取引結果を通知する。さらに、プロセッサ21は、成約した取引については成約データを生産管理システム6の情報処理装置11に通知する。
以上の処理を実行した後、プロセッサ21は、第1の取引期間を終了する(ACT24)。上記処理によれば、成約DB27には第1の取引期間における全ての成約データが格納され、生育DB28には各成約データに対応する生育データの格納先が確保される。
なお、第1の取引期間中に受け付けた注文のうち取引が成立しなかった注文は第2の取引期間の注文として保持するようにしても良いし、破棄するようにしても良い。以下の説明では、第1の取引期間中に受け付けた注文のうち取引が成立しなかった注文は第2の取引期間の注文として保持するものとして説明する。
第1の取引期間が終了した後、取引サーバ2のプロセッサ21は、第2の取引期間の注文開始日になると、第2の取引方式による注文の受付を開始する(ACT31)。本実施形態では、第2の取引期間中における第2の取引方式としてザラバ方式を想定するものとする。このため、第2の取引期間中において、プロセッサ21は、注文を受けるごとに約定判定を実施する。
第2の取引期間中に売り注文を受けた場合(ACT32、Yes)、プロセッサ21は、受けた注文内容に所定の情報を付加した注文データを生成して第2の売り注文DB26cに記録する(ACT34)。たとえば、図8は、第2の売り注文DB26cに格納する注文データの例である。図8に示す例では、取引方式(発注条件)として「ザラバ」が設定された販売者端末3からの売り注文を示す注文データとなっている。
注文データを第2の売り注文DB26cに格納すると、プロセッサ21は、当該注文データに対して約定されていない注文データを対象にして約定判定する(ACT35)。たとえば、プロセッサ21は、当該売り注文に対し、第1の取引期間で取引が成立しなかった買い注文と第2の取引期間に受けた未成約の買い注文とを対象として約定判定する。
また、買い注文を受けた場合(ACT33、YES)、プロセッサ21は、受けた買い注文の内容に所定の情報を付加した注文データを生成して第2の買い注文DB26dに記録する(ACT34)。たとえば、図9は、第2の売り注文DB26dに格納する注文データの例である。図9に示す例は、取引方式(発注条件)として「ザラバ」が設定された購入者端末4からの買い注文を示す注文データとなっている。
注文データを第2の買い注文DB26dに格納すると、プロセッサ21は、当該買い注文の注文データに対して約定されていない注文データを対象にして約定判定する(ACT35)。たとえば、プロセッサ21は、当該買い注文に対し、第1の取引期間で取引が成立しなかった売り注文と第2の取引期間に受けた未成約の売り注文とを対象として約定判定する。
すなわち、プロセッサ21は、第2の取引期間中において、販売者端末3からの売り注文または購入者端末4からの買い注文を受け付ける毎に約定判定を実行する(ACT32−35)。言換えると、第2の取引期間では、プロセッサ21は、第1の取引期間とは異なる取引方式(売買成立方法)によって約定判定を行う。
約定判定の結果として取引が成立(成約)すると、プロセッサ21は、成約した内容を示す成約データを作成し、作成した成約データを成約DB27に格納する(ACT36)。成約データを成約DB27に格納すると、プロセッサ21は、取引が成立した商品の生育データを格納するための記憶領域を生育DB28に確保する(ACT37)。生育DB28に領域を確保すると、プロセッサ21は、生育DB28に確保した領域にアクセスするための参照情報を生成する。プロセッサ21は、生成した参照情報を成約データに対応づけて成約DB27に格納する(ACT38)。
たとえば、図10は、図8に示す売り注文と図9に示す買い注文とのマッチングにより成立した成約データを示す。図10に示すように、成約データには、生育DB28に格納される生育データを参照するための参照情報(図10に示す例では生育データのファイル名)が付加される。
第2の取引期間において、ACT35−38の処理は、取引が成立するごとに実施される。また、上述の処理によって取引が成立すると、プロセッサ21は、取引結果を各装置へ通知する(ACT39)。すなわち、プロセッサ21は、当該取引の売り注文を出した販売者および買い注文を出した購入者に取引結果を注文した通知する。さらに、プロセッサ21は、成約データを生産管理システム6の情報処理装置11に通知する。
また、プロセッサ21は、第2の取引期間としての注文期間が終了すると(ACT40、YES)、第2の取引期間を終了する(ACT41)。第2の取引期間が終了した場合、プロセッサ21は、成約に至らなかった注文を出した販売者および購入者へ取引が不成立となった旨を通知するようにしても良い。上記処理の結果、成約DB27には第2の取引期間での成約データが格納され、生育DB28には各成約データに対応する生育データの格納先が確保される。
なお、上述した取引処理の例では、第2の取引期間において、閲覧要求に応じた注文状況の情報公開を行う点を明示していない。しかし、取引サーバ2は、第2の取引期間においても、売り注文、買い注文および約定判定の結果(取引成立/不成立、価格、成立数)などの情報を公開するようにしても良い。
次に、生産管理システム6における処理について説明する。
図10は、生産管理システム6における処理の例を説明するためのフローチャートである。
生産管理システム6は、植物体(商品)の生育に関するデータの収集、生育データのデータベースへのアップロード、および、商品の出荷処理などを行う。
すなわち、生産管理システム6の情報処理装置11は、取引サーバ2から成約データを取得する(ACT51)。たとえば、情報処理装置11は、取引サーバ2において取引が成立する毎に取引サーバ2から供給される成約データを取得する。
なお、情報処理装置11は、成約DB27の状態を監視し、成約DB27に新たに格納された成約データを取得するようにしても良い。また、生産者と販売者とが同じ場合、情報処理装置11は、販売者端末3からの売り注文に対する取引結果に基づいて取引が成立した商品の情報(成約データに相当する情報)を取得しても良い。
成約データを取得すると、情報処理装置11は、成約した分の植物体(成約単位の商品)の生育に関するデータを収集する(ACT52)。情報処理装置11は、取得した成約データに基づいて植物工場で育成している植物体から成約単位の商品を特定する。成約単体の商品を特定すると、情報処理装置11は、成約単位の商品ごとに生育に関するデータを収集する。たとえば、情報処理装置11は、定期的に成約単位の商品ごとの生育に関するデータを収集する。
商品の生育に関するデータは、カメラ12が撮影する商品の画像、および、センサ13が検知する商品の情報などである。情報処理装置11は、カメラ12から成約単位の商品を撮影した画像を取得する。たとえば、情報処理装置11は、カメラ12が撮影する画像から成約単位の商品の撮影画像を抽出するようにしても良い。また、情報処理装置11は、カメラ12を成約単位の商品を撮影するように調整するようにしても良い。また、情報処理装置11は、センサ13から成約単位の商品に関する情報(たとえば、重量など)を取得する。
成約単位の商品の生育に関するデータを収集すると、情報処理装置11は、収集したデータに基づいて当該商品の生育状況を示す生育データを生成する(ACT53)。たとえば、情報処理装置11は、カメラ12が撮影する画像とセンサ13が検知する情報とを用いて当該商品の生育状況を示す動画を生育データとして作成する。生育データを作成すると、情報処理装置11は、作成した生育データを当該商品の識別情報に対応づけて生産者の生育データベース14aに保持する。なお、商品の識別情報は、成約データに含まれる情報であれば良く、たとえば、成約した注文の受付IDを含む情報でも良いし、成約データに付与されるIDでも良い。
情報処理装置11は、生育データベース14aに保持した生育データを取引サーバ2へアップロードするかを判定する(ACT54)。たとえば、情報処理装置11は、所定の間隔で生育データを取引サーバ2へアップロードするようにしても良い。この場合、情報処理装置11は、生育データをアップロードするタイミングになったか否かを判定する。また、情報処理装置11は、所定の間隔で生育データを生成し、生育データを生成するごとに取引サーバ2へアップロードするものとしても良い。生育データをアップロードすると判定した場合(ACT54、YES)、情報処理装置11は、生育データベース14aに保持した生育データを取引サーバ2へアップロードする(ACT55)。
また、情報処理装置11は、取得する成約データに基づいて成約単位の商品ごとに出荷の要否を監視する(ACT57)。出荷要と判断した場合(ACT57、YES)、情報処理装置11は、出荷要と判定した成約単位の商品に関するデータを生産者へ提供する(ACT58)。たとえば、情報処理装置11は、当該商品について、カメラ12が撮影する画像やセンサ13が検知する情報(たとえば、重さなど)を表示装置16に表示する。これにより、生産者は、商品の生育状態(色合い、サイズ、重さなど)を容易に確認することができ、一定の要件を満たすことが確認された商品の出荷作業を行える。
また、出荷要と判断した場合(ACT57、YES)、情報処理装置11は、出荷する商品に添付するラベルを作成する(ACT59)。情報処理装置11は、商品の識別情報を示す情報(たとえば、バーコード)をプリンタ15により印刷したラベルを作成する。ラベルに印刷する商品の識別情報は、消費者が生育データを参照できるようにするため、消費者端末5が読取り可能な情報とする。
たとえば、ラベルには、消費者端末5としての携帯端末で読取り可能な商品の識別情報を示すバーコードが印刷される。また、ラベルには、生育DB28における生育データの記憶領域にアクセスするためのアクセス情報を印刷しても良い。この場合、生育データの記憶領域にアクセスするためのアクセス情報は、たとえば、バーコードとしてラベルに印刷しても良い。
なお、ラベルは、商品の識別情報を出力できるRFIDを具備するものであっても良い。この場合、プリンタ15は、RFIDに識別情報を書き込むことができるものとすれば良い。このような形態であれば、消費者端末5は、RFIDとの通信機能を具備することにより、ラベルのRFIDから識別情報を読み取ることができる。
出荷すべき商品に対するラベルが作成されると、生産者は、出荷する商品を確認して収穫および出荷作業を実施する。出荷作業は、出荷する商品の収穫、パッケージング、および、ラベルの貼り付けなどの作業を含む。出荷作業が終了すると、生産者は、出荷作業が終了したことを操作装置17により入力する。出荷作業が終了すると(ACT60、YES)、情報処理装置11は、商品の出荷が完了した旨を記録する(ACT61)。
次に、取引サーバ2による購入者および消費者への生育データの提供について説明する。
図12は、取引サーバ2による成約後の商品に関する生育データを提供する処理を説明するためのフローチャートである。
上述した処理により、取引サーバ2のプロセッサ21は、成約データを成約DB27に格納し、成約した商品の生育データを格納する記憶領域を生育DB28に確保する。この状態において、プロセッサ21は、成約した商品を生産する植物工場の生産管理システム6から当該商品の生育データを取得する。たとえば、プロセッサ21は、所定の周期で生産管理システム6からアップロードされる生育データを第2のインターフェース23bを介して受信する。また、プロセッサ21は、所定のタイミングで生産管理システム6に対して成約した商品の生育データを要求するようにしても良い。
商品の生育データを取得すると(ACT71、YES)、プロセッサ21は、取得した生育データを生育DB28に確保した当該商品の記憶領域に格納する(ACT72)。すなわち、プロセッサ21は、取得する生育データを用いて生育DB28の記憶領域が格納するデータを更新する。たとえば、プロセッサ21は、取得する生育データを追記することにより生育DB28の記憶領域を更新するようにしても良い。また、プロセッサ21は、取得する生育データで上書きすることにより生育DB28の記憶領域を更新しても良い。また、プロセッサ21は、取得する生育データと生育DB28の記憶領域に記憶されている生育データとを用いて新たに生育データを生成するようにしても良い。この場合、プロセッサ21は、新たに生成した生育データを格納することにより当該商品の記憶領域を更新する。
また、プロセッサ21は、購入者からの生育データの閲覧要求を受付ける(ACT73)。たとえば、購入者は、購入者端末4において成約した買い注文のIDを指定することにより生育データの閲覧を要求する。生育データの閲覧は、購入者端末4以外の電子装置からも要求できるようにしても良いし、注文ID以外の情報を指定して閲覧対象の生育データを指定できるようにしても良い。
購入者からの生育データの閲覧要求を受けると(ACT73、YES)、プロセッサ21は、閲覧が要求された生育データを生育DB28から読出し、読出した生育データを閲覧要求元へ提供する(ACT74)。たとえば、プロセッサ21は、購入者端末4から注文IDを指定した閲覧要求を第1のインターフェース23aにより受信する。プロセッサ21は、指定された注文IDを元に成約DB27から成約データを検出し、検出した成約データが含む生育データの参照情報を特定する。プロセッサ21は、特定した参照情報に基づいて生育DB28から生育データを読出し、読出した生育データを閲覧要求元の購入者端末4へ送信する。
これにより、購入者は、成約した商品の生育状況を示す生育データ(たとえば、生育中の商品の動画)を購入者端末4などで確認できる。この結果、購入者は、取引が成立した商品についての生育状況などから一定の品質が確保された状態で育成(栽培)されていることを確認できる。この結果、取引システムが植物体などの商品を収穫する前に取引する方式であっても、季節、天候または販売者等によらない商品の均一性を購入者に納得させることができる。
プロセッサ21は、商品の出荷が完了するまで(ACT75、NO)、生育データの更新と購入者からの閲覧要求に応じた生育データの提供とを実行する。たとえば、プロセッサ21は、生産管理システム6からの出荷完了の通知を受けて商品の出荷完了を認識する。なお、プロセッサ21は、出荷完了の通知を受けた場合、出荷が完了した商品の成約データに出荷完了を示す情報を追記しても良い。また、プロセッサ21は、出荷が完了した商品の購入者に対して出荷完了を示す情報を通知するようにしても良い。また、プロセッサ21は、出荷完了後も購入者からの閲覧要求に応じた生育データの提供を行うようにしても良い。
商品の出荷が完了すると(ACT75、YES)、プロセッサ21は、消費者からの生育データの閲覧要求を受付ける(ACT76)。たとえば、消費者は、消費者端末5によって商品のラベルにある識別情報を読み取って当該商品の生育データの閲覧を要求する。消費者端末5からの閲覧要求を受けると、プロセッサ21は、指定された商品の生育データを生育DB28から読出し、読出した生育データを閲覧要求元へ提供する(ACT77)。たとえば、プロセッサ21は、消費者端末5から商品の識別情報を指定した閲覧要求を第3のインターフェース23cにより受信する。プロセッサ21は、指定された識別情報に対応付けられた商品の生育データを生育DB28から読出して閲覧要求元の消費者端末5へ送信する。
取引サーバ2のプロセッサ21は、商品の生育データの提供期間中において(ACT78、NO)、上述したACT76−77の処理を繰り返し実行する。たとえば、商品の生育データの提供期間は、商品の種類ごとに設定された出荷後の所定期間であっても良いし、購入者あるいは販売者が指定する期間であっても良い。商品の生育データの提供期間が過ぎると(ACT78、YES)、プロセッサ21は、生育データを提供するための一連の処理を終了する。
次に、消費者端末5による商品の生育データの閲覧処理について説明する。
図13は、消費者端末5による成約後の商品に関する処理を説明するためのフローチャートである。
消費者端末5は、商品の生育データを閲覧するためのアプリケーションプログラム(以下、アプリと称する)52aがメモリ52に格納されているものとする。消費者端末5のプロセッサ51は、アプリ52aを起動することにより商品の生育データの閲覧処理を実行する。すなわち、消費者は、消費者端末5にアプリ52aをダウンロードし、当該アプリ52aを起動させることにより、商品の生育データ等を閲覧するサービスが受けられる。ここでは、取引システム1によって取引された商品が購入者としての小売業者(たとえば、スーパーマーケット)の店頭で消費者向けに販売されているものとする。また、取引システム1で取引された商品には、バーコード等の識別情報を印刷したラベルが貼り付けられているものとする。
まず、消費者は、自身が所持する消費者端末5としての携帯端末において生育データを閲覧するためのアプリ52aを起動させる操作を行う。消費者端末5のプロセッサ51は、ユーザの操作に応じてアプリ52aを起動させる(ACT81)。
アプリ52aが起動すると、消費者端末5のプロセッサ51は、商品に貼り付けられているラベルの読取りが可能な状態となる。アプリ52aを起動した状態において、消費者端末5のカメラ54は、商品のラベルを含む画像の撮影が可能な状態となる。この状態において、消費者がカメラ54の撮影方向を商品のラベルに向けると、カメラ54は、商品のラベルを含む領域の画像を撮影する。
カメラ54がラベルを撮影すると、プロセッサ51は、カメラ54の撮影画像に基づいてラベルに印刷されている識別情報を認識する(読み取る)。たとえば、プロセッサ51は、カメラ54の撮影画像からラベルに印刷されている識別情報を示すバーコードを抽出し、抽出したバーコードをデコードして識別情報を認識する。
商品の識別情報が読み取れた場合(ACT82、YES)、プロセッサ51は、読み取った識別情報を指定した閲覧要求を取引サーバ2へ送信する(ACT83)。また、ラベルに印刷するバーコードには、生育DB28における生育データの記憶領域にアクセスするためのアクセス情報を含めても良い。この場合、プロセッサ21は、ラベルから読み取るアクセス情報に基づいて生育データの閲覧要求を取引サーバ2へ送信するようにしても良い。
閲覧要求を送信した後、プロセッサ51は、識別情報に対応する商品の生育データを取引サーバ2から取得する(ACT84)。生育データを取得すると、プロセッサ51は、取得した生育データを元に表示データを生成し(ACT85)、生成した表示データを表示部55に表示する(ACT86)。表示データは、アプリ52aによって生成されるものである。
アプリ52aは、種々の設定によって種々の形式の表示データを作成するようにできる。たとえば、表示データは、生育データとともにプロモーション情報を表示するものとしても良いし、カメラ54が撮影中の商品の画像を表示するようにしても良い。また、表示データは、拡張現実技術を適用した動画を表示するものであっても良い。
図14は、消費者端末5としての携帯端末の表示部55に表示データを表示した例である。図14に示す表示例において、消費者端末5の表示部55には、生育データD1、商品の実画像D2、および、プロモーション情報D3が表示される。生育データは、植物工場で当該商品を育成していた時期にカメラで撮影した動画を含む。また、生育データは、カメラで撮影した動画と共に撮影日時等などのテキスト情報を表示する動画データとなっている。また、商品の実画像D2は、消費者端末5のカメラ54が現在撮影している当該商品の画像である。また、プロモーション情報D3は、商品または小売店全体に対する販売促進のための情報である。
消費者端末5のプロセッサ51は、アプリ52aの終了の指示を受けるまで(ACT87、NO)、上述したACT82−86の処理を繰り返し実行する。アプリ52aの終了の指示を受けると(ACT87、YES)、プロセッサ21は、アプリ52aを終了して商品の生育データを閲覧するための一連の処理を終了する。
以上のような処理によれば、消費者は、消費者端末で商品のラベルを読み取るだけで、当該商品の生産(栽培)過程における生育データを含む情報を容易に確認できる。また、消費者端末は、生育データを元に生成した表示データを表示する。このため、消費者端末は、商品の生育データだけでなく、販売促進が期待できる情報を提供したり、消費者の興味を引ける拡張現実技術などを用いた表示したりすることも可能となる。
上記のように実施形態に係る取引システムは、植物栽培、魚の養殖、養豚、養鶏などの工場化による生産体制によって均一性が確保できる食料などの商品を収穫前に取引する。本取引システムは、収穫前に取引した商品について生育状況あるいは生育過程を示す生育データを商品の購入者および消費者に提供できる。
これにより、本実施形態によれば、取引システムで取引した商品の均一性を示す情報を購入者に提供でき、消費者に対しては当該商品の安全性を示す情報を提供できる。この結果、取引システムで取引する植物工場などで生産した単価の安い食品などの商品であっても、消費者の安心および安全の意識を満足させ得る情報を簡単に提供できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載した内容を付記する。
[1]
取引対象とする商品に対する売り注文および買い注文を受信する第1のインターフェースと、
前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって取引が成立した商品の生育状況を示す生育データを取得する第2のインターフェースと、
前記第2のインターフェースにより取得する前記生育データを記憶する生育データベースと、
前記商品の消費者が所持する消費者端末と通信する第3のインターフェースと、
前記第3のインターフェースにより通信する前記消費者端末から指定される識別情報に対応する商品の生育データを前記生育データベースから抽出し、前記生育データベースから抽出した生育データを前記消費者端末へ送信するプロセッサと、
を有する取引サーバ。
[2]
前記生育データに対応づける商品の識別情報は、当該商品に貼り付けられるラベルに印刷される情報に含まれる、
[1]に記載の取引サーバ。
[3]
前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって成立した取引の内容を示す成約データを記憶する成約データベースをさらに有し、
前記プロセッサは、
前記成約データベースに記憶する成約データに対応して商品の生育データを記憶する記憶領域を前記生育データベースに確保し、前記記憶領域にアクセスするための参照情報を前記成約データに対応づけて記憶する、
[1]または[2]の何れか1つに記載の取引サーバ。
[4]
前記プロセッサは、
前記第1のインターフェースにより通信する端末装置から前記成約データに対応する生育データの閲覧が要求された場合、前記生育データベースが記憶する前記成約データに対応する生育データを前記端末装置へ送信する、
[3]に記載の取引サーバ。
[5]
取引サーバと生産管理システムとを含む取引システムであって、
前記取引サーバは、
販売者端末および購入者端末と通信する第1のインターフェースと、
商品に対する売り注文および買い注文を受信する第1のインターフェースと、
前記生産管理システムと通信する第2のインターフェースと、
前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって取引が成立した商品の生育状況を示す生育データを前記第2のインターフェースを介して前記生産管理システムから取得し、前記生産管理システムから取得する前記生育データを記憶する生育データベースと、 前記商品の消費者が所持する消費者端末と通信する第3のインターフェースと、
前記第3のインターフェースにより通信する前記消費者端末から指定される識別情報に対応する商品の生育データを前記生育データベースから抽出し、前記生育データベースから抽出した生育データを前記消費者端末へ送信するプロセッサと、を有し、
前記生産管理システムは、
前記取引サーバにおいて取引が成立した商品に関するデータを収集し、収集したデータから生成する当該商品の生育状況を示す生育データを前記取引サーバへ送信する情報処理装置を有する、
取引システム。
1…取引システム、2…取引サーバ、3…販売者端末(端末装置)、4…購入者端末(端末装置)、5…消費者端末、6…生産管理システム、11…情報処理装置、12…カメラ、13…センサ、14…記憶装置、14a…生育データベース、15…プリンタ、21…プロセッサ、22…メモリ、23…通信部、23a…第1のインターフェース、23b…第2のインターフェース、23c…第3のインターフェース、28…生育データベース。

Claims (5)

  1. 取引対象とする商品に対する売り注文および買い注文を受信する第1のインターフェースと、
    前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって取引が成立した成約単位の商品の生育状況を示す生育データを取得する第2のインターフェースと、
    前記第2のインターフェースにより取得する前記生育データを記憶する生育データベースと、
    前記商品の消費者が所持する消費者端末と通信する第3のインターフェースと、
    前記成約単位の商品が出荷される迄、前記第1のインターフェースにより通信する端末装置からの成約単位の商品に対応する生育データの閲覧が要求された場合、前記生育データベースが記憶する閲覧が要求された成約単位の商品の生育データを前記端末装置へ送信し、
    前記成約単位の商品が出荷された後、前記第3のインターフェースにより通信する前記消費者端末から指定される識別情報に対応する商品の生育データを前記生育データベースから抽出し、前記生育データベースから抽出した生育データを前記消費者端末へ送信する、プロセッサと、
    を有する取引サーバ。
  2. 前記生育データに対応づける商品の識別情報は、当該商品に貼り付けられるラベルに印刷される情報に含まれる、
    請求項1に記載の取引サーバ。
  3. 前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって成立した取引の内容を示す成約データを記憶する成約データベースをさらに有し、
    前記プロセッサは、
    前記成約データベースに記憶する成約データに対応して商品の生育データを記憶する記憶領域を前記生育データベースに確保し、前記記憶領域にアクセスするための参照情報を前記成約データに対応づけて記憶する、
    請求項1または2の何れか1項に記載の取引サーバ。
  4. 前記取引対象とする商品は、養殖所で生産される商品である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の取引サーバ。
  5. 取引サーバと生産管理システムとを含む取引システムであって、
    前記取引サーバは、
    販売者端末および購入者端末と通信する第1のインターフェースと、
    商品に対する売り注文および買い注文を受信する第1のインターフェースと、
    前記生産管理システムと通信する第2のインターフェースと、
    前記売り注文と前記買い注文とのマッチングによって取引が成立した成約単位の商品の生育状況を示す生育データを前記第2のインターフェースを介して前記生産管理システムから取得し、前記生産管理システムから取得する前記生育データを記憶する生育データベースと、
    前記商品の消費者が所持する消費者端末と通信する第3のインターフェースと、
    前記成約単位の商品が出荷される迄、前記第1のインターフェースにより通信する端末装置からの成約単位の商品に対応する生育データの閲覧が要求された場合、前記生育データベースが記憶する閲覧が要求された成約単位の商品の生育データを前記端末装置へ送信し、
    前記成約単位の商品が出荷された後、前記第3のインターフェースにより通信する前記消費者端末から指定される識別情報に対応する商品の生育データを前記生育データベースから抽出し、前記生育データベースから抽出した生育データを前記消費者端末へ送信する、プロセッサと、を有し、
    前記生産管理システムは、
    前記取引サーバにおいて取引が成立した商品に関するデータを収集し、収集したデータから生成する当該商品の生育状況を示す生育データを前記取引サーバへ送信する情報処理装置を有する、
    取引システム。
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