JP2003099639A - 取引支援システム及びその方法 - Google Patents

取引支援システム及びその方法

Info

Publication number
JP2003099639A
JP2003099639A JP2001289970A JP2001289970A JP2003099639A JP 2003099639 A JP2003099639 A JP 2003099639A JP 2001289970 A JP2001289970 A JP 2001289970A JP 2001289970 A JP2001289970 A JP 2001289970A JP 2003099639 A JP2003099639 A JP 2003099639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auction
price
transaction support
bid
battle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001289970A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Inoue
大樹 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PRICE DOWN DOT COM KK
Original Assignee
PRICE DOWN DOT COM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PRICE DOWN DOT COM KK filed Critical PRICE DOWN DOT COM KK
Priority to JP2001289970A priority Critical patent/JP2003099639A/ja
Publication of JP2003099639A publication Critical patent/JP2003099639A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 価格均衡の仕組みを組み込むことで購入価格
の適正化を図ると共に、取引の即決性を高めオークショ
ンが流札となるのを極力防ぐことを可能にした取引支援
システム及びその方法を提供する。 【解決手段】 コンピュータを用いたネットワーク上
で、オークション開催者が出品者から依頼された競売を
希望する物を表示し、端末を操作する買い手と商談を成
立させる取引支援サイトに処理で、買い手が入力する最
高入札価格と、予め設定された最低販売価格とを比較す
るオークション予戦プロセスS53を実行し、最高入札
価格が最低販売価格を下まわった場合に、流札とする。
最高入札価格が予め設定された最低販売価格を上わまわ
った場合に、最高入札価格を落札と決定する、あるいは
買い手が互いに入札を繰り返すオークション決戦プロセ
スS54を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いたネットワーク上で、オークション開催者が出品者か
ら依頼された競売を希望する物を表示し、端末を操作す
る買い手と商談を成立させる取引支援システムに関し、
例えば、一般の個人ユーザーが馴染みのない中古自動車
のオークションなどのあらゆる商材・サービスの競売物
を対象に、買い手が端末を操作することにより、ネット
ワークを介してオークションの現場に参加できるように
した取引支援システム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、取引支援の1つであるオークシ
ョンにおいては、オークション参加者が競売物の購入希
望価格を競り上げていき、最高の値段を提示した者が落
札することで、落札者がその競売物に対する購入権を得
る仕組みとなっている。しかし、一般ユーザーがオーク
ションに直接参加するということは、皆無に等しかっ
た。
【0003】昨今、ネットワークを使ったオークション
も考えられており、例えば特開平10−78992号に
は、ユーザーが端末からオークションへの参加を登録す
ると、電子市場サーバ上で自動的にオークションが実行
され、その結果が買い手に通知されることで、ユーザー
が端末の前でリアルタイムに参加する必要のないオーク
ション方法が提案されている。しかしながら、特開平1
0−78992号では電子市場サーバの中がオークショ
ン会場であり、ユーザーはオークションの現場に立ち会
う臨場感を得ることも、競争相手との駆け引きという点
でも満足できない。
【0004】又、所謂「逆オークション」として知られ
ている米国特許第5,794,207号も提案されているが、こ
れは買い手の価格設定に対して売手側が価格競争をする
ものであって、従来のオークションをネットワーク上で
行うための改善された方法を提案するものでも、そのヒ
ントを与えるものでもない。
【0005】更に、オークションの仕組み(値段を競り
上げさせる)の性質上、買い手よりも売り手(オークシ
ョン開催者や出品者側)の利益を保護するという面が強
かった。すなわち、買い手側において、どうしても競り
落としたい商品がある場合、競争相手との関係で高い値
付けを行う傾向が生じ、その結果、相場より高い購入価
格となることが多い。逆に、競争が起こらない場合は、
競売物の出品者が期待する購入価格に達しないため商談
が不成立となる確率が高くなり、在庫から一掃したい商
品が売れ残って更に条件の悪いオークションを行わなけ
ればならなくなる。
【0006】これらの問題点を解決するため、本出願人
は、特開2001−101317で、コンピュータを用
いたネットワーク上で実時間にそってオークションを行
うことで、一般の個人ユーザーが容易にオークションに
参加できるとともに、買い手側に立ったオークションの
仕組みを構築した取引支援システムとして、オークショ
ン開催者が競売を希望する物の最高限度価格からのプラ
イスダウンの状況を随時表示し、端末を操作する買い手
が下降する買い値に入札することで商談を成立させる取
引支援システムを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−101317のプライスダウン・オークション
では、待てば購入価格が下がるのでユーザが入札をなか
なか行なわない傾向があって、購入価格が市場の適正価
格まで上がらない場合や、最低限度価格のプライスダウ
ンまで入札がなく流札となる場合がある。
【0008】又、流札を防ぐにはオークションが長時間
に渡って行われ、即決性に欠けることもある。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、価格均衡の仕組みを組み込むことで購入価格の適
正化を図ると共に、取引の即決性を高めオークションが
流札となるのを極力防ぐことを可能にした取引支援シス
テム及びその方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の取引支援システムは、コンピュータを用い
たネットワーク上で、オークション開催者が出品者から
依頼された競売を希望する物を表示し、端末を操作する
買い手と商談を成立させる取引支援システムであって、
買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された最低
販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを実行
する予戦実行手段と、前記最高入札価格が前記予め設定
された最低販売価格を下まわった場合に、流札とする流
札決定手段とを有することを特徴とする。
【0011】ここで、前記予戦実行手段は、買い手から
の複数の競売物のオークション予戦プロセスへの参加を
リストで受付ける予選参加受付手段を有する。また、前
記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を上
わまわった場合に、前記最高入札価格を落札と決定する
落札決定手段を更に有する。また、前記最高入札価格が
前記予め設定された最低販売価格を上わまわった場合
に、買い手が互いに入札を繰り返すオークション決戦プ
ロセスを実行する決戦実行手段を更に有する。また、前
記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を上
わまわり、更に前記最高入札価格が前記最低販売価格よ
り高い予め設定された販売設定価格を上まわる場合に、
前記最高入札価格を落札と決定する落札決定手段を更に
有する。また、前記最高入札価格が前記予め設定された
最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前
記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格を
下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオーク
ション決戦プロセスを実行する決戦実行手段を更に有す
る。また、前記オークション決戦プロセスの参加者は前
記オークション予戦プロセスへの参加者に制限する。ま
た、前記オークション決戦プロセスには、競り上がり方
式が含まれる。また、前記オークション決戦プロセスに
は、プライスダウン処理が含まれる。また、前記決戦実
行手段は、買い手からの複数の競売物のオークション決
戦プロセスへの参加をリストで受付ける決戦参加受付手
段を有する。また、前記最低販売価格とオークション時
期とを入力することで、出品者が競売を依頼する競売依
頼手段を更に有する。また、前記競売依頼手段は複数の
競売物をリストで依頼する。また、前記競売依頼手段は
買い手を制限する情報を入力する。また、前記買い手の
制限は、一般消費者のみの制限と販売店のみの制限とを
含む。また、前記競売依頼手段は、予め提供された複数
のオークション時期から選択することでオークション時
期を入力する。また、前記競売物が花、生鮮食品、航空
券、チケットなどの時限性商品である場合に、オークシ
ョン時期が厳密に制限される。また、前記競売依頼手段
は、複数回目の競売依頼の場合に、前記最低販売価格と
オークション時期とを内部で設定する。また前記買い手
は携帯電話によりオークション決戦プロセスに参加し、
前記携帯電話は競売物と指し返しをするか否かを報知
し、前記買い手の指示する指し返しをするか否かの情報
を送信する。
【0012】又、本発明の取引支援サイトは、コンピュ
ータを用いたネットワーク上で、オークション開催者が
出品者から依頼された競売を希望する物を表示し、端末
を操作する買い手と商談を成立させる取引支援サイトで
あって、買い手が入力する最高入札価格と、予め設定さ
れた最低販売価格とを比較するオークション予戦プロセ
スを実行する予戦実行手段と、前記最高入札価格が前記
予め設定された最低販売価格を下まわった場合に、流札
とする流札決定手段とを有することを特徴とする。
【0013】ここで、前記予戦実行手段は、買い手から
の複数の競売物のオークション予戦プロセスへの参加を
リストで受付ける予選参加受付手段を有する。また、前
記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を上
わまわった場合に、前記最高入札価格を落札と決定する
落札決定手段を更に有する。また、前記最高入札価格が
前記予め設定された最低販売価格を上わまわった場合
に、買い手が互いに入札を繰り返すオークション決戦プ
ロセスを実行する決戦実行手段を更に有する。また、前
記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を上
わまわり、更に前記最高入札価格が前記最低販売価格よ
り高い予め設定された販売設定価格を上まわる場合に、
前記最高入札価格を落札と決定する落札決定手段を更に
有する。また、前記最高入札価格が前記予め設定された
最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前
記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格を
下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオーク
ション決戦プロセスを実行する決戦実行手段を更に有す
る。また、前記オークション決戦プロセスの参加者は前
記オークション予戦プロセスへの参加者に制限する。ま
た、前記オークション決戦プロセスには、競り上がり方
式が含まれる。また、前記オークション決戦プロセスに
は、プライスダウン処理が含まれる。また、前記決戦実
行手段は、買い手からの複数の競売物のオークション決
戦プロセスへの参加をリストで受付ける決戦参加受付手
段を有する。また、前記最低販売価格とオークション時
期とを入力することで、出品者からの競売依頼を受付け
る競売依頼受付手段を更に有する。また、前記競売依頼
受付手段は複数の競売物をリストで受付ける。また、前
記競売依頼受付手段が買い手を制限する情報を受信した
場合に、該情報に従ってオークション予戦プロセス及び
オークション決戦プロセスへの参加を制限する。また、
前記買い手の制限は、一般消費者のみの制限と販売店の
みの制限とを含む。また、前記競売依頼受付手段は、予
め提供された複数のオークション時期からの選択情報を
受信することでオークション時期を設定する。また、前
記競売物が花、生鮮食品、航空券、チケットなどの時限
性商品である場合に、オークション時期が厳密に制限す
る。また、前記競売依頼受付手段は、複数回目の競売依
頼の場合に、前記最低販売価格とオークション時期とを
内部で設定する。また、前記買い手が携帯電話によりオ
ークション決戦プロセスに参することを報知された場合
に、前記携帯電話には競売物と指し返しをするか否かを
報知し、前記買い手の指示する指し返しをするか否かの
情報を受信する。
【0014】又、本発明の取引支援方法は、コンピュー
タを用いたネットワーク上で、オークション開催者が出
品者から依頼された競売を希望する物を表示し、端末を
操作する買い手と商談を成立させる取引支援方法であっ
て、買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された
最低販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを
実行し、前記最高入札価格が前記予め設定された最低販
売価格を下まわった場合に、流札とすることを特徴とす
る。
【0015】ここで、前記最高入札価格が前記予め設定
された最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入
札価格を落札と決定する。また、前記最高入札価格が前
記予め設定された最低販売価格を上わまわった場合に、
買い手が互いに入札を繰り返すオークション決戦プロセ
スを実行する。また、前記最高入札価格が前記予め設定
された最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価
格が前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定
価格を上まわる場合に、前記最高入札価格を落札と決定
する。また、前記最高入札価格が前記予め設定された最
低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前記
最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格を下
まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオークシ
ョン決戦プロセスを実行する。また、前記オークション
決戦プロセスには、競り上がり方式が含まれる。また、
前記オークション決戦プロセスには、プライスダウン処
理が含まれる。
【0016】又、本発明の記憶媒体は、コンピュータを
用いたネットワーク上で、オークション開催者が出品者
から依頼された競売を希望する物を表示し、端末を操作
する買い手と商談を成立させる取引支援プログラムをコ
ンピュータ読取り可能に記憶する記憶媒体であって、前
記取引支援プログラムが、買い手が入力する最高入札価
格と、予め設定された最低販売価格とを比較するオーク
ション予戦プロセスを実行するステップと、前記最高入
札価格が前記予め設定された最低販売価格を下まわった
場合に、流札とするステップとを含むことを特徴とす
る。
【0017】ここで、前記最高入札価格が前記予め設定
された最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入
札価格を落札と決定するステップを更に含む。また、前
記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を上
わまわった場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオー
クション決戦プロセスを実行するステップを更に含む。
また、前記最高入札価格が前記予め設定された最低販売
価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前記最低販
売価格より高い予め設定された販売設定価格を上まわる
場合に、前記最高入札価格を落札と決定するステップを
更に含む。また、前記最高入札価格が前記予め設定され
た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
を下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオー
クション決戦プロセスを実行するステップを更に含む。
また、前記オークション決戦プロセスには、競り上がり
方式が含まれる。また、前記オークション決戦プロセス
には、プライスダウン処理が含まれる。
【0018】そして、本発明の取引支援システム及びそ
の方法によれば、コンピュータを用いたネットワーク上
で、実時間にそってオークション開催者により出品者が
競売を希望する物を表示し、予戦の結果によって決戦を
行なわずに落札する、あるいは予戦を行なうことによっ
て決戦での流札を未然に無くすことで、即決性の優れた
オークションが可能になった。
【0019】又、出品店や入札者の操作をできるだけ簡
略化しながら、オークションの楽しみを残した処理が可
能になった。すなわち、出品店や入札者からのオークシ
ョン参加をリストで一括入力できるので、操作が少なく
なった。又、出品店からのオークション出品は売りつく
し価格とスケジュールの入力、入札者からのオークショ
ン参加は参加のチェックと予戦入札価格の入力ででき
る。又、入札者による再入札が、入札価格の入力と出品
番号による指し返しとで選択可能であり、指し返しが出
品番号の入力のみでできる。
【0020】又、出品店によるオークション参加者の制
限が可能になり、例えば、同じ商品の競合店にオークシ
ョン出品を安い価格で渡さないために、一般消費者のみ
に制限して、販売店の競合調整機能を考慮したり、価格
判断を市場に任せる自動商談機能として制限をしない場
合、あるいはスピード在庫処理を望む場合に、市場価格
を知っている専門店に制限するなどができる。
【0021】又、オークション期間の制限が可能にな
り、特に花、生鮮食品、航空券、チケットなどの時限性
商品の場合に厳しいオークション期間の制限ができる。
【0022】又、携帯電話からのオークション参加が簡
単な操作で可能になった。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0024】[実施の形態1] <本実施の形態の取引支援システムの構成例>図1はネ
ットワーク上における本実施の形態の取引支援システム
の全体構成を示す概念図である。尚、この取引支援シス
テムにおいては、オークション対象物として中古自動車
を取り扱っている。しかしながら、以下で説明するよう
に、本実施の形態の取引支援システムの対象(オークシ
ョン品あるいは競売物ともいう)は中古自動車に限定さ
れるものではなく、自動車(新車)、自動二輪車、自転
車、宝石、貴金属、時計、スポーツ用具、楽器、不動
産、各種チケット、会員権等、例えば、旅館やホテルの
空き室、ツアー旅行、航空券、興行チケットなどの予約
商品や、家電(パソコン)、スポーツ用品(シーズン商
品とゴルフ用品)、海外商材(輸入家具,絵画,欧州
車)、ブランド商品(時計,ジュエリー,バッグな
ど)、動植物(ペット,植木,花なく)などの有形商品
や、不動産などの無形商品においても、競売の対象とな
るものであれば、どんな商品であってもよい。
【0025】本発明の実施の形態の一例としての取引支
援システムは、図1に示すように、その中核をなし所定
の手順でオークションを実行するとともに各種制御を行
うプログラムが格納されているWEBサーバー(以下、
オークションサイト、オークション開催者ともいう)1
と、買い手が直接操作する端末(コンピュータ)2やi
−mode(登録商標)の携帯電話2’とにより、イン
ターネット3上に構築されている。買い手(ユーザー)
が操作する端末2及び携帯電話2’は、各ユーザーが契
約した各プロバイダー4を介してインターネット3に接
続されている。
【0026】又、WEBサーバー1は、電話回線などを
介して、遠隔地にある複数の各販売店(中古車販売店、
以下出品店ともいう)の店舗サーバー5に接続されてい
る。各店舗サーバー5は、店舗内の各端末6及び携帯電
話6’に接続されている。なお、WEBサーバー1と各
店舗サーバー5との接続は、専用回線(地上線又は衛星
回線)を使用してもよいことは勿論である。
【0027】買い手側の端末2及び店舗サーバー5に接
続されている端末6は、中央演算装置(CPU)とメモ
リ(ROM/RAM)を有する本体と、CRT等のディ
スプレイ、キーボード、マウス、フロッピー(登録商
標)ディスクドライブ、CD−ROMドライブ、モデム
を備えた一般的なコンピュータが使用されている。又、
買い手側の携帯電話2’及び店舗サーバー5に接続され
ている携帯電話6’は、中央演算装置(CPU)とメモ
リ(ROM/RAM)を有する本体と、CRT等のディ
スプレイ、キーボード、マイク、スピーカ、音声処理
部、通信部を備えた一般的な携帯電話が使用されてい
る。
【0028】したがって、WEBサーバー1と買い手側
の端末2及び各店舗サーバー5とが回線により接続され
ることにより、WEBサーバー1上において、オークシ
ョン開催者が、出品者が競売を希望する物を表示すれ
ば、各端末2を操作する買い手側がこの情報を共有で
き、コンピュータを用いたネットワーク上でオークショ
ンを行うことが可能となる。
【0029】図2に、本実施の形態のオークションサイ
ト(WEBサーバー)1のハードウエア構成例を示す。
尚、ユーザー端末はインターネットへのアクセスが可能
な種々のコンピュータで実現できるのが好ましく、汎用
のコンピュータで良いのでここでは詳細な説明はしな
い。
【0030】図2で、21はオークションサイトの制御
を行う演算/制御用のCPU、22はCPU21が使用
する固定プログラムや固定パラメータを格納するRO
M、23はCPU21が実行するプログラムや使用する
データの一時記憶であるRAMであり、プログラム領域
23aには、Web出品受付モジュール、オークション出
品モジュール、データ送受信モジュールや、その他のモ
ジュールが含まれる。データ領域23bには、オークシ
ョン実行領域が確保され、各オークションは、商品名
(番号)、オークションの開催期間、売りつくし価格、
スケジュール、ダウン時期(周期)、ダウン幅、あるい
は以下で拡張されるオークション参加者の制限などによ
り規定されている。又、データ領域23bには、配信デ
ータ作成領域が確保され、各参加者へのオークション経
過表示データが作成される。
【0031】24はハードディスク、フロッピーディス
クやCD−ROM、DVDなどからなる大容量の外部記
憶装置であり、データベース領域には、全出品が検索可
能に格納されたWeb出品データベース24a、オークシ
ョンへの出品をスケジュール単位でまとめたオークショ
ンデータベース24b、オークションで落札された結果
を蓄積する落札データベース24cや、顧客データベー
スなどの他のデータベースが格納されている。又、プロ
グラム領域24dには、RAM23にロードされて実行
されるプログラムが記憶されている。25は有線あるい
は無線の通信処理装置であり、オークションサイトと買
い手(ユーザー)端末及び店舗サーバーとの間で通信を
する。
【0032】26は入力インタフェースであり、ポイン
ティングデバイスであるマウス26aや指示・入力のキ
ーボード26bなどが接続されている。27は出力イン
タフェースであり、CRTやLCDなどの表示部27a
やハードコピーを出力するプリンタ27bなどが接続さ
れている。
【0033】上記図2は、本実施の形態に特有の基本的
構成の概略を示したものであり、一般的なものや汎用な
ものは他のモジュールや他のデータベースなどで代表し
ている。オークションサイトの機能の変更・拡充に伴っ
て、プログラムやデータの変更・追加があるのは当然で
ある。
【0034】図3は、全出品が検索可能に格納されたWe
b出品データベース24a、オークションへの出品をス
ケジュール単位でまとめたオークションデータベース2
4b、オークションで落札された結果を蓄積する落札デ
ータベース24cの構成の一例を示す図である。
【0035】Web出品データベース24aには、例え
ば、出品店のX社31をポインタとしてその出品一覧3
1aが、Y社32をポインタとしてその出品一覧32a
が記憶されている。本例では、簡単のために各出品店の
出品の数は最大20に制限されているように記載してい
るが、制限数の変更あるいは出品数に制限を設けない構
造でもよい。これらのWeb出品の一覧は例えば図7のよ
うである。オークションデータベース24bには、例え
ば、スケジュールA33をポインタとしてその出品一覧
33aが、スケジュールB34をポインタとしてその出
品一覧34aが記憶されている。本例では、以下簡単の
ために各スケジュールの出品の数は最大10に制限され
ているように記載しているが、制限数の変更あるいは出
品数に制限を設けない構造でもよい。これらのオークシ
ョン出品の一覧は例えば図11のようである。尚、スケ
ジュールAやBは、例えば翌月のオークションの期日と
期間をカレンダー上に表示して報知されるものである。
落札データベース24cは、過去の落札の履歴を月単位
にポインタ35,36により指示できるように蓄積した
データ37である。このデータは、出品店やユーザに参
考として提供されてよい。
【0036】図4は、RAM23のデータ領域23bに
記憶される、オークション実行領域と配信データ作成領
域との構成例を示す図である。
【0037】図4の上部はオークション実行領域の例で
あり、図3の各スケジュールに対応して記憶されるオー
クション一覧(33aや34a)が、それぞれのオーク
ション開催日に、オークション一覧40として読出され
る。そして、オークション一覧40の1つ1つの出品を
ポインタとして、入札状況表41,42が生成される。
入札状況表41,42には、例えば入札価格と入札者I
Dと入札順位とが入札価格の高い順に格納され、新たな
入札があると同じ入札者IDの入札価格が変更されて入
札順位が改めてソートされ決定される。入札状況表4
1,42に変更があれば、その結果が各出品のオークシ
ョン参加者に通知される。尚、通知のタイミングは、入
札状況表41,42の変更毎、あるいは一定期間経過毎
などから選ばれてよい。
【0038】図4の下部は配信データ作成領域の例であ
り、例えば以下の図13から図16に示す入札者端末へ
の表示データのフォーマット50が用意され、このフォ
ーマット50にそれぞれの入札者端末に報告すべきデー
タを書き込み、配信する。尚、配信データ作成領域に一
つの汎用フォーマット50を用意して、それぞれの入札
者端末への配信に使用しても、入札参加端末の数の特定
フォーマットを用意して使用するように構成してもよ
く、その方法はメモリ容量や処理速度、あるいはプログ
ラム構成(オークション実行プログラムと配信データ作
成プログラムが独立が否か)などにより選択される。
【0039】<本実施の形態の取引支援システムの基本
動作例>図5は、本実施の形態の取引支援システムの基
本動作を示すフローチャートである。
【0040】まずステップS51はWeb出品処理であ
り、オークションではない一般のインターネット販売へ
の出品処理をする。具体的には、図3のWeb出品データ
ベース24aに示すように、出品店ごとに出品店端末6
から入力された出品データを登録する。尚、登録フォー
マットは図7のような項目がWebサイト1から出品店端
末6に送られて入力指示されるので、簡単に登録でき
る。又、登録変更や登録削除も可能とする。尚、登録数
は上述のように上限数を制限しても無制限でもよい。こ
のWeb出品処理は、本出願の特徴部分ではないので、詳
細な説明は省く。
【0041】ステップS52は、ステップS51のWeb
出品処理で登録された出品からオークションにかける品
を選択し、その売りつくし価格(最低限度額:これ未満
では売れない価格)及びオークションのスケジュールを
設定するオークション出品処理である。このオークショ
ン出品処理については、図6乃至図8を参照して以下に
詳説する。尚、本例では、Web出品からオークション出
品を選択したが、直接オークション出品する手順を設け
てもよい。又、スケジュールの設定は出品店が日時を入
力する方法、出品店がオークションサイトから提供され
た日時から選択する方法、オークションサイトで好まし
い日時を設定する方法などがあるが、本例では、オーク
ション管理の観点から、出品店がオークションサイトか
ら提供された日時から選択する方法を採用する。したが
って、同じスケジュールで複数の出品がオークションに
かけられる。同じスケジュールでオークションにかけら
れる出品の数についても、上限数の制限あるいは無制限
が考えられるが、ユーザが参加するオークション数には
限度があり本例では上限を10に制限した。又、オーク
ションへの出品によっては、出品店が入札者を制限した
い場合(他の販売店の落札を防ぐ、販売店のみに限定し
て落札を早めるなど)もあり、本例はこれらにも対応し
ている。
【0042】ステップS53は、オークション決戦に先
立って行われる本例の特徴的手順であるオークション予
戦処理である。所定のスケジュールのオークション決戦
の前、本例では前日あるいはオークションの初日に、そ
れぞれの出品に対してオークション参加のユーザによる
予戦が行われ、この予戦では出品店が設定した売りつく
し価格以上の予戦入札が無い場合にこの出品は流札とな
って、決戦に進むことなくこの出品のオークションは終
了し、Web出品に戻される。この予戦処理によって、決
戦に進むオークションは必ず落札されることが約束さ
れ、無駄なオークション処理による処理速度の低下を防
ぐと共に、各出品について売りつくし価格の設定が適正
か否かを無駄なオークション処理なしに出品店に報知す
ることが可能になる。
【0043】ステップS54は、ステップS53のオー
クション予戦処理で流札しなかった出品について行われ
るオークション決戦処理である。オークション決戦処理
では、オークション予戦処理での入札価格を初期値とし
てオークションを開始する。各出品についての現在の最
高入札価格及び入札者の順位などが逐次端末に配信され
て表示され、ユーザは実時間でオークションに参加し再
入札をすることが出来る。尚、落札は、オークション期
間の終了時、あるいはオークションをプライスダウンと
組合わせた場合は、最高入札価格が現在のプライスを越
えた場合に、達成される。又、オークション決戦への参
加は、オークション予戦への参加者に限定しても、他の
参加者に開放してもよい。本例では、予戦を行なってい
るため決戦時の流札はない。又、プライスダウンと組合
わせた場合には、即決性をより高めることが可能とな
る。
【0044】以下、図5のオークション出品処理、オー
クション予戦処理、オークション決戦処理を更に詳細に
説明する。尚、以下の説明では、煩雑さを避けるために
オークションサイトと1つの出品店端末や入札者端末と
の間の処理に限定して説明するが、実際には複数の出品
店端末や入札者端末が並列にオークションサイトをアク
セスしており、これらの時分割処理などの説明は本例の
中心課題でないので行なわない。
【0045】(オークション出品処理:S52)図6
は、図5のステップS52のオークション出品処理にお
ける、オークションサイトと出品店端末とのやりとりの
概略を示すフローチャート、図8は、オークション出品
処理における出品店端末の表示画面の例を示す図であ
る。尚、図7はWeb出品の一覧70の表示例を示す図で
あり、Web出品全体を観察し、ユーザのオークションな
しの購買や出品店の売りつくし価格設定に参照される。
【0046】図6で、出品店端末がオークションサイト
とインターネット接続を行なうと、オークションサイト
は、ステップS61で、当該出品店のWeb出品の一覧を
出品店端末に送信し、出品店端末はステップS65で図
8のようにオークション出品選択・入力画面を表示す
る。図8には、ある出品店への表示例81と他の出品店
への表示例82とが示されている。尚、複数種類の商品
が扱われる場合は、ステップS61の処理の前に、複数
種類の商品から中古車を選択する処理が行われるが、こ
こでは説明を省略してある。
【0047】出品店端末では、図8の表示の中からオー
クションに出品する品を、売りつくし価格とスケジュー
ルを入力することによって選択する。図8では、ある出
品店ではNo.1〜5までの品がスケジュールAのオー
クションに出品することが選択され、次の品がスケジュ
ールBに出品され、現在オークション中であることが示
されている。オークション状況の欄にはオークション中
であるとの表示や、現在までに何回オークションに出品
されて流札したかが表示される。出品店では、この流札
回数を参照して、売りつくし価格を設定する。なぜな
ら、流札したということは、オークション予戦で売りつ
くし価格以上の予戦入札が無かったことを示しており、
売りつくし価格を下げることが必要となる。他の出品店
ではNo.21〜25までの品がスケジュールAのオー
クションに出品することが選択されている。
【0048】尚、本例では、上述の如く、スケジュール
の設定は、図示しないカレンダー上にスケジュールA,
B,…と表示された翌月のスケジュール表から選択し
て、入力される。例えば、スケジュールAはオークショ
ン期間が一週間で、プライスダウンの場合のダウン幅が
小さい、スケジュールBはオークション期間が3日で、
プライスダウンの場合のダウン幅が大きい、などの数種
類のスケジュールを用意し、出品に適切なスケジュール
を選択する。例えば、出品が花などの生鮮食品である場
合には、一週間などの長いスケジュールは選択できな
い。
【0049】又、上記例では、売りつくし価格とスケジ
ュールとの設定を出品店が行なうようにしたが、例えば
売りつくし価格は、最初のオークション出品では店頭価
格の所定率、流札になる毎に所定率低下、スケジュール
は、最初のオークション出品ではどのスケジュール、流
札になる毎にスケジュールを長く、というように予め決
めておき、出品店ではオークション出品するか否かを選
択すると売りつくし価格とスケジュールとが自動的に設
定されるモードを設けてもよい。特に、携帯電話6’か
らのオークション出品指示はこのモードが便利である。
【0050】上記のように、ステップS66でオークシ
ョン出品の場合は、ステップS67で売りつくし価格と
スケジュールを入力することによって選択される。売り
つくし価格とスケジュールの無い出品は、オークション
には出品されない。ステップS67では図8のような選
択結果をオークションサイトに転送する。尚、オークシ
ョン出品でない場合は、Web出品等の他の処理がステッ
プS68で行われるが、ここでは説明を省く。
【0051】オークションサイトでは、ステップS62
で出品店端末からのデータを受信し、売りつくし価格と
スケジュールが設定された出品があるか否かが判定さ
れ、1つでもあればオークション出品と判断して、ステ
ップS63で図3のオークションデータベース24bの
オークション一覧33a,43aを更新する。図8の例
では、スケジュールAの一覧33aにNo.1〜5、2
1〜25の品が追加される。
【0052】(オークション予戦処理:S53)図9
は、図5のステップS53に示すオークション予戦処理
における、オークションサイトと入札者端末とのやりと
りの概略を示すフローチャート、図11乃至図13は、
オークション予戦処理における入札者端末の表示画面の
例を示す図である。
【0053】図9で、入札者端末がオークションサイト
とインターネット接続を行なうと、オークションサイト
は、ステップS91で、選択されたスケジュールのオー
クション出品の一覧を入札者端末に送信し、入札者端末
はステップS101で図11のようにオークション出品
一覧画面を表示する。図11は、スケジュール欄111
aがAのオークション出品一覧110である。尚、図1
1のような表示は、オークション予戦処理でない場合も
表示可能であるが、その場合には参加を指定するチェッ
ク欄111cも入札価格の入力欄111bも、設定不能
である。オークション予戦処理の場合、図11の表示は
予戦日時に実時間で表示されており、チェック欄111
cと入札価格の入力欄111bとが設定可能となってい
る。
【0054】ステップS102で、図11のようにチェ
ック欄111cと入札価格の入力欄111bとが設定さ
れて、オークションサイトに返送されると、入札者端末
の表示は図12のように、参加するオークション出品一
覧120のみとなる。予戦参加の確認ができれば、入札
者端末は予戦結果が出て決戦に入るまでクローズしても
構わない。
【0055】オークションサイトは、ステップS92で
入札者端末からの返信を受けて、オークション予戦参加
が一つでもあるか否かを判定し、無ければステップS9
6に飛ぶ。有ればステップS93で予戦登録、すなわち
図4のオークション実行領域の選択されたオークション
出品の入札状況表に既に予戦入札されたものと予戦入札
価格を比較して、その順位の位置に挿入する。尚、挿入
はメモリの移動でなくポインタの変更で行なうのが処理
速度の短縮には有利である。ステップS94では、新た
に入力された予戦入札価格と売りつくし価格を比較し
て、売りつくし価格以上であれば、ステップS95で該
オークション出品に対する流札フラグをOFFにする
(流札フラグは図示されていないが、予めONされてお
り予戦終了までにOFFされないと流札となる)。これ
らステップS93からS95は、複数のオークション出
品があれば、各々について行われる。
【0056】ステップS96で、予戦終了時間か否かが
判定され、まだ終了時刻でなければ最初に戻って、入札
者端末からの接続を待つ。終了時間になると、ステップ
S97で図13のような予戦結果を作成して、入札者端
末に送信し、ステップS98では流札となった出品につ
いて図8に示したオークション状況欄を更新して、予戦
を終了する。ここで、図13は図11から図12のよう
にオークション出品を選択して、予戦入札価格を入力し
た入札者端末への予戦結果の表示例であり、他の入札者
端末へは、そのオークション出品の選択及び予戦入札価
格の入力に対応した表示データが配信される。
【0057】入札者端末は、ステップS103でオーク
ション予戦の終了を待って、終了すると予戦結果のデー
タを受信して、ステップS104で予戦結果を図13の
ように表示する。図13では、参加した4つのオークシ
ョン出品の内、No.21と24の出品は流札となり、
No.1の出品は予戦入札では1位、No.22の出品
は予戦入札では2位で1位の入札価格は200,000
であることが示されている。
【0058】尚、上記のように、入札者端末はオークシ
ョン出品を選択して予戦入札価格を入力した後は、オー
クションサイトとは切断してよく、ステップS102と
S103の間は非連続であってよい。又、予戦入札価格
を再入力できるように構成もできるが、予戦という性格
上、1回の入力に制限するのが望ましい。
【0059】(オークション決戦処理:S54)図10
は、図5のステップS54に示すオークション決戦処理
における、オークションサイトと入札者端末とのやりと
りの概略を示すフローチャート、図13乃至図16は、
オークション決戦処理における入札者端末の表示画面の
例を示す図である。尚、本例では、入札者端末が参加し
たオークションの表示例を示したが、参加していない他
のオークションも表示することは可能である。しかしな
がら、参加しているオークションと参加していないオー
クションは、明瞭に区別して表示することが好ましい。
【0060】図10で、入札者端末がオークションサイ
トとインターネット接続を行なうと、オークションサイ
トは、ステップS111で、選択されたオークション出
品の決戦経過一覧及びコメントを入札者端末に送信し、
入札者端末はステップS121で図13のようにオーク
ション決戦経過一覧130及びコメント133〜135
の画面を表示する。
【0061】図13の一覧については、オークション予
戦結果で説明したが、他に売りつくし価格欄と残り時間
欄が表示される。尚、売りつくし価格欄は公開しなくて
も良い。しかし、プライスダウンと組み合わされた場合
には、売りつくし価格がプライスダウンの経緯や幅を予
測する情報となるので、公開するのが望ましい。又、プ
ライスダウンと組み合わされた場合、オークション予戦
での最高入札価格がプライスダウンの開始価格を越える
場合は、開始価格を変更してオークション決戦を行なう
ことが必要となる。又、図13の入札者端末の表示に
は、再入札を行なうことを指示するボタン131、全て
のオークション決戦を表示させるボタン132、オーク
ション経過のコメント133〜135も表示される。
【0062】ステップS122で、再入札を行なうか否
かが判別され、再入札の場合は、ステップS123で再
入札データ(No.と再入札価格)をオークションサイ
トに送信する。ここで、再入札の方法として2つの方法
が用意されており、1つは再入札ボタン131を指示し
て、図示しないウィンドウから再入札価格を入力する方
法、もう1つはコメント135に示すように、No.を
指定後にenterキーを押すことによって、そのN
o.の出品の現在の最高入札価格から予め決められた上
の価格が自動的に再入力価格として入力される方法であ
る。前者は、自分への落札を望む出品のために有効な方
法であり、後者は、指し返しを楽しむ出品のために有効
な方法である。両者を使い分けて、より変化の富んだオ
ークションが可能になる。又、携帯電話2’からの入札
においては、後者の簡潔な指し返しが好ましい。
【0063】再入札を受信すると、オークションサイト
はステップS112からS113に進んで、入札状態を
更新する。この手順は、オークション予戦でも示した如
く、図4のオークション実行領域の対応する出品の入札
一覧41や42を更新する処理である。ステップS11
4では、入札状態の変更に伴って関連する入札者端末へ
の決戦経過とコメントのデータを更新する。ステップS
115で決戦の終了時刻か否か、プライスダウンを組み
込んだ場合は最高入札価格が現在のプライスを越えたか
否か、を判定して、決戦終了であれば、ステップS11
6で決戦結果とコメントを入札者端末に送信する。決戦
終了でなければステップS111に戻って、現在の更新
された決戦経過と対応するコメントを入札者端末に送信
する。
【0064】図14の決戦一覧140及び対応するコメ
ント、図15の決戦一覧150及び対応するコメント
は、入札者端末への決戦経過の表示例である。図14で
は、No.2の出品では指し返されて2位となり、N
o.22では図13からの指し返しで1位となったこと
が表示されている。図15では、No.2の出品を落札
し、No.22の出品は指し返されて再び2位になった
ことが表示されている。
【0065】尚、図10には、煩雑さを避けるために、
1つの入札者端末の1つの出品についての手順が示され
ているのみであるが、実際には複数の出品に異なる複数
の入札者端末がオークション参加しており、並列処理や
繰り返し処理が行われる。又、ここでも、入札者端末へ
の決戦経過一覧の作成は、図4に関連して説明したよう
に、汎用のフーマットを使ってそれぞれ作成しても、予
め入札者端末に対応するフォーマットを作成しておい
て、データを入力してもよい。
【0066】決戦終了であれば、入札者端末はステップ
S124で決戦の終了結果を表示して決戦処理を終了す
る。図16は、決戦結果一覧160及び対応するコメン
トの表示例を示す図である。本例では、入札者端末が参
加した4つのオークションの内、No.2では自分が落
札、No.22では他者が落札、No.21と24は予
戦で流札となったことが示されている。
【0067】尚、図17に、オークションサイトと入札
者端末との間のオークション情報の表示処理における、
オークション実行と配信データ作成が一体となった上記
例とは異なった数種の例を示す。
【0068】図17の上段は、オークションサイトにオ
ークション実行モジュール170とデータ作成モジュー
ル171とを分離して設けて並行処理を行い、オークシ
ョン実行モジュール170は新たな入札情報を受けてオ
ークション結果(経過)を出力し、データ作成モジュー
ル171が配信データの作成を受け持って、複数の入札
者端末にある入札処理及び結果表示処理172との送受
信を行なう構成である。
【0069】図17の中段は、オークションサイトには
オークション実行モジュール170のみを設けて、オー
クションサイトからオークション結果(経過)とフォー
マット情報を共に送信し、入札者端末でこのフォーマッ
ト情報に基づいて対応する表示がフォーマッタ173で
行われる構成である。このような構成にすれば、オーク
ションサイトでは送信先の入札者端末によらず共通のオ
ークション結果を送信すれば、各入札者端末からのオー
クション設定に対応する表示が可能となり、オークショ
ンサイトの付加が軽減されオークション参加者の制限が
事実上なくなる。
【0070】図17の下段は、更にオークションサイト
からオークション結果(経過)の表示に関連するプログ
ラム174をダウンロードして、入札者端末で実行させ
て対応する表示フォーマットで表示する。このようにす
れば、入札者端末で望むフォーマットによる多様な表示
も可能となる。
【0071】以上、本実施の形態の取引支援システムの
基本的構成と動作について説明した。このように、予戦
を行なうことによって、決戦での流札を未然に無くすと
共に、即決性の優れたオークションが可能になった。
又、出品店や入札者の操作をできるだけ簡略化しなが
ら、オークションの楽しみを残した処理が可能になっ
た。
【0072】<本実施の形態の取引支援システムの構成
及び処理例へのオプション>本実施の形態の取引支援シ
ステムには、上記説明の中でも触れたが、種々のオプシ
ョンが追加可能であり、これらも本発明の構成に含まれ
るものである。
【0073】(プライスダウンとの組合わせ)上記実施
の形態では、プライスダウンとの組合わせは従属的に説
明したが、プライスダウンとの組合わせを必須の構成と
してもよい。プライスダウンについては、従来例に示し
た本出願人による特開2001−101317に詳細に
記載されており、これと組合わせることでより迅速な落
札が可能になると共に、単なるプライスアップだけの入
札と異なって、再入札のタイミングや再入札価格の設定
がより複雑にゲーム性を高めユーザの興味を高めること
になる。
【0074】(オークション参加者の制限)上記実施の
形態でも示したが、出品店によりオークション参加を制
限して、より出品店の望むオークションが可能になっ
た。すなわち、図8にオークション参加制限の欄を設け
て、出品店で参加制限を入力できるようにする。例え
ば、参加制限としては、同じ商品の競合店にオークショ
ン出品を安い価格で渡さないために、一般消費者のみに
制限して、販売店の競合調整機能を考慮したり、価格判
断を市場に任せる自動商談機能として制限をしない場
合、あるいはスピード在庫処理を望む場合に、市場価格
を知っている専門店に制限する場合などが考えられる。
又、運送費が高額なものや、生物や生鮮食品などでは、
地域を制限することが必要となる。更に、情報などの提
供の場合などには所定の会員に制限したり、年齢を制限
したり等も必要となる場合がある。この参加制限機能
は、出品店が会員/非会員の差別化を行なう等の営業に
も利用できる。
【0075】(オークション期間の制限)オークション
期間の制限は、特に花、生鮮食品、航空券、チケットな
どの時限性商品の場合に重要となる。これは例えば、出
品管理番号で管理して、花、生鮮食品、航空券、チケッ
トなどの時限性商品と判断される場合はオークション期
間が厳しく制限される。更に、季節などによってオーク
ション期間が変更されるのが望ましい。
【0076】(携帯電話からのオークション参加)携帯
電話からのオークション参加は、図7、図8、図11〜
図16のような一覧表示や一覧送信が困難であるので、
例えば、オークション参加への情報及び携帯電話のi-mo
deアドレスは端末など予め設定を行なっておいて、オー
クション決戦が始まった時にその経過を携帯端末に送る
ように端末から予め指示、あるいは携帯電話から指示す
ると、以後オークションの経過に従って、例えば図13
のコメント134と最高入札価格とが表示され、これに
再入札か否かを所定ボタンで選択入力することによっ
て、簡単に携帯電話からオークション決戦に参加できる
ようになる。
【0077】[実施の形態2]上記実施の形態1では、
オークション決戦プロセスの前にオークション予戦プロ
セスを設けるシステムを説明した。
【0078】本実施の形態では、前記オークション予戦
プロセスをそのまま決戦に代替えする。すなわち、図5
のステップS53において、予戦入札の最高価格が売り
つくし価格より低ければ流札するが、予戦入札の最高価
格が売りつくし価格より高ければ、そのまま予戦入札の
最高価格を落札価格としてオークションを終了する。
【0079】このシステムは、図9のステップS97及
びS104で、予選結果を次の決戦プロセスに渡すので
はなくて、予戦入札の最高価格を落札価格としてオーク
ションを終了する変更によって、実現できる。
【0080】本実施の形態2によれば、更に即決性が高
まると共に、1つのオークションを2つのプロセスで行
なう必要がなくなるので、サイトの処理速度を高め入札
者の操作も更に簡略化される。
【0081】[実施の形態3]上記実施の形態2では、
落札価格が売りつくし価格付近となる可能性が高くなっ
て、価格均衡の仕組みが入札者に有利に働く恐れがあ
る。
【0082】本実施の形態3では、売りつくし価格とは
別に、売りつくし価格より高い販売価格を設定して、予
戦入札の最高価格が設定販売価格より高ければ、そのま
ま予戦入札の最高価格を落札価格としてオークションを
終了するが、予戦入札の最高価格が売りつくし価格より
高くても設定販売価格より低ければ、オークション決戦
プロセスに進む。この設定販売価格は、出品店が決めて
もオークションサイトが決めてもよい。更に、設定販売
価格が入力されるのではなく、売りつくし価格あるいは
標準価格などからサイトで自動的に決定されてもよい。
【0083】このシステムは、図9のステップS97の
前に、予戦入札の最高価格と設定販売価格とを比較する
ステップを更に設けて、予戦入札の最高価格が設定販売
価格より高ければ、予選結果を次の決戦プロセスに渡す
のではなくて上記実施の形態2の落札処理を行い、予戦
入札の最高価格が設定販売価格より低ければ、予選結果
を次の決戦プロセスに渡すように変更することによっ
て、実現できる。
【0084】本実施の形態3によれば、即決性や操作の
簡略化を高く維持したまま、価格均衡の仕組みをより公
正なものとできる。
【0085】
【発明の効果】本発明の取引支援システム及びその方法
は、価格均衡の仕組みを組み込むことで購入価格の適正
化を図ると共に、取引の即決性を高めオークションが流
札となるのを極力防ぐことを可能にした取引支援システ
ム及びその方法を提供できる。
【0086】すなわち、コンピュータを用いたネットワ
ーク上で、実時間にそってオークション開催者により出
品者が競売を希望する物を表示し、予戦の結果によって
決戦を行なわずに落札する、あるいは予戦を行なうこと
によって決戦での流札を未然に無くすことで、即決性の
優れたオークションが可能になった。
【0087】又、出品店や入札者の操作をできるだけ簡
略化しながら、オークションの楽しみを残した処理が可
能になった。すなわち、出品店や入札者からのオークシ
ョン参加をリストで一括入力できるので、操作が少なく
なった。又、出品店からのオークション出品は売りつく
し価格とスケジュールの入力、入札者からのオークショ
ン参加は参加のチェックと予戦入札価格の入力ででき
る。又、入札者による再入札が、入札価格の入力と出品
番号による指し返しとで選択可能であり、指し返しが出
品番号の入力のみでできる。
【0088】又、出品店によるオークション参加者の制
限が可能になり、例えば、同じ商品の競合店にオークシ
ョン出品を安い価格で渡さないために、一般消費者のみ
に制限して、販売店の競合調整機能を考慮したり、価格
判断を市場に任せる自動商談機能として制限をしない場
合、あるいはスピード在庫処理を望む場合に、市場価格
を知っている専門店に制限するなどができる。
【0089】又、オークション期間の制限が可能にな
り、特に花、生鮮食品、航空券、チケットなどの時限性
商品の場合に厳しいオークション期間の制限ができる。
【0090】又、携帯電話からのオークション参加が簡
単な操作で可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のネットワーク上における取引支
援システムの全体を示す概念図である。
【図2】本取引支援システムのオークションサイトのハ
ードウエア構成例を示すブロック図である。
【図3】本取引支援システムのデータベースの構成例を
示すブロック図である。
【図4】本取引支援システムのRAM上にあるオークシ
ョン実行領域及び配信データ作成領域の構成例を示す図
である。
【図5】本取引支援システムの全体の処理手順の概略を
示すフローチャートである。
【図6】本取引支援システムにおけるオークションサイ
トと出品店端末のオークショイン出品手順の一例を説明
のためのフローチャートである。
【図7】本取引支援システムにおけるWeb出品の一覧例
を示す図である。
【図8】本取引支援システムにおける出品店端末からの
オークション出品の指示一覧例を示す図である。
【図9】本取引支援システムにおけるオークションサイ
トと入札者端末のオークション予戦手順の一例を説明の
ためのフローチャートである。
【図10】本取引支援システムにおけるオークションサ
イトと入札者端末のオークション決戦手順の一例を説明
のためのフローチャートである。
【図11】本取引支援システムにおける入札者端末から
のオークション参加の指示一覧例を示す図である。
【図12】本取引支援システムにおける入札者端末から
のオークション参加一覧例を示す図である。
【図13】本取引支援システムにおける入札者端末への
オークション予戦結果の表示例を示す図である。
【図14】本取引支援システムにおける入札者端末への
オークション決戦経過の表示例を示す図である。
【図15】本取引支援システムにおける入札者端末への
オークション決戦経過の表示例を示す図である。
【図16】本取引支援システムにおける入札者端末への
オークション決戦結果の表示例を示す図である。
【図17】本取引支援システムのオークションサイトか
ら入札者端末への配信データの作成の他例を示す図であ
る。

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いたネットワーク上
    で、オークション開催者が出品者から依頼された競売を
    希望する物を表示し、端末を操作する買い手と商談を成
    立させる取引支援システムであって、 買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された最低
    販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを実行
    する予戦実行手段と、 前記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を
    下まわった場合に、流札とする流札決定手段とを有する
    ことを特徴とする取引支援システム。
  2. 【請求項2】 前記予戦実行手段は、買い手からの複数
    の競売物のオークション予戦プロセスへの参加をリスト
    で受付ける予選参加受付手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の取引支援システム。
  3. 【請求項3】 前記最高入札価格が前記予め設定された
    最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入札価格
    を落札と決定する落札決定手段を更に有することを特徴
    とする請求項1記載の取引支援システム。
  4. 【請求項4】 前記最高入札価格が前記予め設定された
    最低販売価格を上わまわった場合に、買い手が互いに入
    札を繰り返すオークション決戦プロセスを実行する決戦
    実行手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の
    取引支援システム。
  5. 【請求項5】 前記最高入札価格が前記予め設定された
    最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前
    記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格を
    上まわる場合に、前記最高入札価格を落札と決定する落
    札決定手段を更に有することを特徴とする請求項1記載
    の取引支援システム。
  6. 【請求項6】 前記最高入札価格が前記予め設定された
    最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が前
    記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格を
    下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオーク
    ション決戦プロセスを実行する決戦実行手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項5記載の取引支援システム。
  7. 【請求項7】 前記オークション決戦プロセスの参加者
    は前記オークション予戦プロセスへの参加者に制限する
    ことを特徴とする請求項4又は6記載の取引支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記オークション決戦プロセスには、競
    り上がり方式が含まれることを特徴とする請求項4又は
    6記載の取引支援システム。
  9. 【請求項9】 前記オークション決戦プロセスには、プ
    ライスダウン処理が含まれることを特徴とする請求項8
    記載の取引支援システム。
  10. 【請求項10】 前記決戦実行手段は、買い手からの複
    数の競売物のオークション決戦プロセスへの参加をリス
    トで受付ける決戦参加受付手段を有することを特徴とす
    る請求項4又は6記載の取引支援システム。
  11. 【請求項11】 前記最低販売価格とオークション時期
    とを入力することで、出品者が競売を依頼する競売依頼
    手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の取引
    支援システム。
  12. 【請求項12】 前記競売依頼手段は複数の競売物をリ
    ストで依頼することを特徴とする請求項11記載の取引
    支援システム。
  13. 【請求項13】 前記競売依頼手段は買い手を制限する
    情報を入力することを特徴とする請求項11記載の取引
    支援システム。
  14. 【請求項14】 前記買い手の制限は、一般消費者のみ
    の制限と販売店のみの制限とを含むことを特徴とする請
    求項13記載の取引支援システム。
  15. 【請求項15】 前記競売依頼手段は、予め提供された
    複数のオークション時期から選択することでオークショ
    ン時期を入力することを特徴とする請求項11記載の取
    引支援システム。
  16. 【請求項16】 前記競売物が花、生鮮食品、航空券、
    チケットなどの時限性商品である場合に、オークション
    時期が厳密に制限されることを特徴とする請求項11記
    載の取引支援システム。
  17. 【請求項17】 前記競売依頼手段は、複数回目の競売
    依頼の場合に、前記最低販売価格とオークション時期と
    を内部で設定することを特徴とする請求項11記載の取
    引支援システム。
  18. 【請求項18】 前記買い手は携帯電話によりオークシ
    ョン決戦プロセスに参加し、前記携帯電話は競売物と指
    し返しをするか否かを報知し、前記買い手の指示する指
    し返しをするか否かの情報を送信することを特徴とする
    請求項4又は6記載の取引支援システム。
  19. 【請求項19】 コンピュータを用いたネットワーク上
    で、オークション開催者が出品者から依頼された競売を
    希望する物を表示し、端末を操作する買い手と商談を成
    立させる取引支援サイトであって、 買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された最低
    販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを実行
    する予戦実行手段と、 前記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を
    下まわった場合に、流札とする流札決定手段とを有する
    ことを特徴とする取引支援サイト。
  20. 【請求項20】 前記予戦実行手段は、買い手からの複
    数の競売物のオークション予戦プロセスへの参加をリス
    トで受付ける予選参加受付手段を有することを特徴とす
    る請求項19記載の取引支援サイト。
  21. 【請求項21】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入札価
    格を落札と決定する落札決定手段を更に有することを特
    徴とする請求項19記載の取引支援サイト。
  22. 【請求項22】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、買い手が互いに
    入札を繰り返すオークション決戦プロセスを実行する決
    戦実行手段を更に有することを特徴とする請求項19記
    載の取引支援サイト。
  23. 【請求項23】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を上まわる場合に、前記最高入札価格を落札と決定する
    落札決定手段を更に有することを特徴とする請求項19
    記載の取引支援サイト。
  24. 【請求項24】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオー
    クション決戦プロセスを実行する決戦実行手段を更に有
    することを特徴とする請求項23記載の取引支援サイ
    ト。
  25. 【請求項25】 前記オークション決戦プロセスの参加
    者は前記オークション予戦プロセスへの参加者に制限す
    ることを特徴とする請求項22又は24記載の取引支援
    サイト。
  26. 【請求項26】 前記オークション決戦プロセスには、
    競り上がり方式が含まれることを特徴とする請求項22
    又は24記載の取引支援サイト。
  27. 【請求項27】 前記オークション決戦プロセスには、
    プライスダウン処理が含まれることを特徴とする請求項
    26記載の取引支援サイト。
  28. 【請求項28】 前記決戦実行手段は、買い手からの複
    数の競売物のオークション決戦プロセスへの参加をリス
    トで受付ける決戦参加受付手段を有することを特徴とす
    る請求項22又は24記載の取引支援サイト。
  29. 【請求項29】 前記最低販売価格とオークション時期
    とを入力することで、出品者からの競売依頼を受付ける
    競売依頼受付手段を更に有することを特徴とする請求項
    19記載の取引支援サイト。
  30. 【請求項30】 前記競売依頼受付手段は複数の競売物
    をリストで受付けることを特徴とする請求項29記載の
    取引支援サイト。
  31. 【請求項31】 前記競売依頼受付手段が買い手を制限
    する情報を受信した場合に、該情報に従ってオークショ
    ン予戦プロセス及びオークション決戦プロセスへの参加
    を制限することを特徴とする請求項29記載の取引支援
    サイト。
  32. 【請求項32】 前記買い手の制限は、一般消費者のみ
    の制限と販売店のみの制限とを含むことを特徴とする請
    求項31記載の取引支援サイト。
  33. 【請求項33】 前記競売依頼受付手段は、予め提供さ
    れた複数のオークション時期からの選択情報を受信する
    ことでオークション時期を設定することを特徴とする請
    求項29記載の取引支援サイト。生鮮食品
  34. 【請求項34】 前記競売物が花、生鮮食品、航空券、
    チケットなどの時限性商品である場合に、オークション
    時期が厳密に制限することを特徴とする請求項29記載
    の取引支援サイト。
  35. 【請求項35】 前記競売依頼受付手段は、複数回目の
    競売依頼の場合に、前記最低販売価格とオークション時
    期とを内部で設定することを特徴とする請求項29記載
    の取引支援サイト。
  36. 【請求項36】 前記買い手が携帯電話によりオークシ
    ョン決戦プロセスに参することを報知された場合に、前
    記携帯電話には競売物と指し返しをするか否かを報知
    し、前記買い手の指示する指し返しをするか否かの情報
    を受信することを特徴とする請求項22又は24記載の
    取引支援サイト。
  37. 【請求項37】 コンピュータを用いたネットワーク上
    で、オークション開催者が出品者から依頼された競売を
    希望する物を表示し、端末を操作する買い手と商談を成
    立させる取引支援方法であって、 買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された最低
    販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを実行
    し、 前記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を
    下まわった場合に、流札とすることを特徴とする取引支
    援方法。
  38. 【請求項38】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入札価
    格を落札と決定することを特徴とする請求項37記載の
    取引支援方法。
  39. 【請求項39】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、買い手が互いに
    入札を繰り返すオークション決戦プロセスを実行するこ
    とを特徴とする請求項37記載の取引支援方法。
  40. 【請求項40】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を上まわる場合に、前記最高入札価格を落札と決定する
    ことを特徴とする請求項37記載の取引支援方法。
  41. 【請求項41】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオー
    クション決戦プロセスを実行することを特徴とする請求
    項40記載の取引支援方法。
  42. 【請求項42】 前記オークション決戦プロセスには、
    競り上がり方式が含まれることを特徴とする請求項39
    又は41記載の取引支援方法。
  43. 【請求項43】 前記オークション決戦プロセスには、
    プライスダウン処理が含まれることを特徴とする請求項
    42記載の取引支援方法。
  44. 【請求項44】 コンピュータを用いたネットワーク上
    で、オークション開催者が出品者から依頼された競売を
    希望する物を表示し、端末を操作する買い手と商談を成
    立させる取引支援プログラムをコンピュータ読取り可能
    に記憶する記憶媒体であって、 前記取引支援プログラムが、 買い手が入力する最高入札価格と、予め設定された最低
    販売価格とを比較するオークション予戦プロセスを実行
    するステップと、 前記最高入札価格が前記予め設定された最低販売価格を
    下まわった場合に、流札とするステップとを含むことを
    特徴とする記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、前記最高入札価
    格を落札と決定するステップを更に含むことを特徴とす
    る請求項44記載の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわった場合に、買い手が互いに
    入札を繰り返すオークション決戦プロセスを実行するス
    テップを更に含むことを特徴とする請求項44記載の記
    憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を上まわる場合に、前記最高入札価格を落札と決定する
    ステップを更に含むことを特徴とする請求項44記載の
    記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記最高入札価格が前記予め設定され
    た最低販売価格を上わまわり、更に前記最高入札価格が
    前記最低販売価格より高い予め設定された販売設定価格
    を下まわる場合に、買い手が互いに入札を繰り返すオー
    クション決戦プロセスを実行するステップを更に含むこ
    とを特徴とする請求項47記載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記オークション決戦プロセスには、
    競り上がり方式が含まれることを特徴とする請求項46
    又は48記載の取引支援方法。
  50. 【請求項50】 前記オークション決戦プロセスには、
    プライスダウン処理が含まれることを特徴とする請求項
    49記載の取引支援方法。
JP2001289970A 2001-09-21 2001-09-21 取引支援システム及びその方法 Withdrawn JP2003099639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289970A JP2003099639A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 取引支援システム及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289970A JP2003099639A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 取引支援システム及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003099639A true JP2003099639A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19112379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001289970A Withdrawn JP2003099639A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 取引支援システム及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003099639A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099191A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Dee Corp 入札管理装置、入札管理方法及び入札管理コンピュータプログラム
JP2009093386A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Winroader:Kk 不用品のオークション支援システム
JP2009176018A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Idu:Kk オークションシステム、サーバ、および、オークション方法
JP2010157269A (ja) * 2004-07-30 2010-07-15 Yahoo Inc 広告キャンペーンの管理を容易にするための方法及びシステム
JP2012038351A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Winroader:Kk 不用品のオークション支援システム
JP2014016736A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Repica Inc サーバ装置およびプログラム
WO2015092837A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社レピカ サーバ装置およびプログラム
JP2015133146A (ja) * 2012-06-12 2015-07-23 グリー株式会社 オークションシステム及びその方法、このオークションシステムを実現するためのプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157269A (ja) * 2004-07-30 2010-07-15 Yahoo Inc 広告キャンペーンの管理を容易にするための方法及びシステム
JP2006099191A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Dee Corp 入札管理装置、入札管理方法及び入札管理コンピュータプログラム
JP2009093386A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Winroader:Kk 不用品のオークション支援システム
JP2009176018A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Idu:Kk オークションシステム、サーバ、および、オークション方法
JP2012038351A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Winroader:Kk 不用品のオークション支援システム
JP2015133146A (ja) * 2012-06-12 2015-07-23 グリー株式会社 オークションシステム及びその方法、このオークションシステムを実現するためのプログラム
JP2014016736A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Repica Inc サーバ装置およびプログラム
WO2015092837A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社レピカ サーバ装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030236736A1 (en) Electronic system and method for trading seat licenses, event tickets and contingent event ticket certificates
JP2001056834A (ja) インターネット等の通信回線網上でビジネスを行うためのシステム及び方法
US20130117141A1 (en) Auction system supporting elastic auctions
JP2003521048A (ja) オンライン・オークションにおける隠蔽価格入札のための方法及びシステム
JP2002024624A (ja) 通信ネットワーク上の販売システム
US8359230B2 (en) Internet trading
JP2003150740A (ja) 興行チケットの販売システム
JP2003099639A (ja) 取引支援システム及びその方法
JP2007148743A (ja) 商品販売システム及び商品販売方法並びに商品販売プログラム
KR20010015450A (ko) 경매지원시스템 및 그 방법
KR20150102579A (ko) 온라인 경매 시스템 및 방법
US20040073486A1 (en) Method and system for purchasing goods in lottery selectable bonus goods free
KR20000049339A (ko) 인터넷에서의 쌍방향 경매 방법
KR102543148B1 (ko) 빅딜 처리시스템 및 그 방법
JP2007515014A (ja) 最低価格競売サービスの運営システム及び運営方法
JP2003242387A (ja) 取引支援システム及びその方法
JP2005208776A (ja) オークションシステム、オークション方法、および、プログラム
KR100434976B1 (ko) 입찰보증금부 경매서비스 운영시스템 및 방법
US10607248B2 (en) Time-consuming sale process
JP2001331674A (ja) 通信ネットワーク上での購入・販売を利用した投資方法及び投資運営システム
AU781666B2 (en) System and method for selling items
KR20010067813A (ko) 랭킹 시스템을 이용한 공동 역경매 방법
JP2006331284A (ja) オークションシステム
JP2003150809A (ja) オンライン通信販売システム、方法、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体
KR20010079077A (ko) 인터넷 경매 및 역경매 단계별 가격경쟁 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202