JP2001331674A - 通信ネットワーク上での購入・販売を利用した投資方法及び投資運営システム - Google Patents

通信ネットワーク上での購入・販売を利用した投資方法及び投資運営システム

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JP2001331674A
JP2001331674A JP2000152962A JP2000152962A JP2001331674A JP 2001331674 A JP2001331674 A JP 2001331674A JP 2000152962 A JP2000152962 A JP 2000152962A JP 2000152962 A JP2000152962 A JP 2000152962A JP 2001331674 A JP2001331674 A JP 2001331674A
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product
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Takahiro Koyama
高宏 小山
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Original Assignee
BIZ AUC JAPAN CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低いリスクでオークション等の仮想市
場を利用した新規の投資が行えるようにする。 【解決手段】 運営会社6はオークションへの出品商品
を選定し、管理サーバ10により商品への出資者を募集
するWWWページを作成する。出資者2は端末3を使用
して管理サーバ10にアクセスし、出資条件等を確認し
た上で出資申込みを行う。運営会社6は複数の出資者2
が拠出した資金で商品提供者7から商品を購入し、その
商品を対象とするオークションをWWWページ上で行
う。入札者4は端末5を使用して管理サーバ10にアク
セスし、最高入札金額等を確認して入札を行う。所定入
札期間が経過したならば落札者を決定し、運営会社6
は、その落札者から支払われた金額と商品購入額との差
額に基づいて収益を各出資者2に返還する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワーク上での購入・販売を利用した新規の
投資方法、及びこの投資方法を運営するための投資運営
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭へのインターネットの急
速な普及に伴い、インターネット上での商品の売買(一
般に、インターネットショッピング、ネット販売などと
呼ばれるもの)が盛んになってきている。また、このよ
うなインターネット上での商品売買の一形態として、ネ
ットオークションも盛んになってきており、オークショ
ンを開催するWWWページ、いわゆるオークションサイ
トも数多く開設されている。具体的には、例えば、ヤフ
ー株式会社が提供する「YAHOO! Auction」や楽天株式会
社が提供する「楽天スーパーオークション」などがよく
知られている。
【0003】この種のオークションサイトの一般的な利
用形態は次の通りである。出品希望者はWWWブラウザ
を用いて所望のオークションサイトの出品受付用のWW
Wページにアクセスし、出品物に関連する情報、つまり
出品物の説明、写真、希望最低落札価格などと、出品者
の個人情報とを所定の入力欄に記入し、これらのデータ
をオークションサイトの運営者側のホストコンピュータ
へと送信する。ホストコンピュータでは、この出品が適
切なものであるか否かを判断し、掲載可能であると判断
すると、所定の出品物掲示用のWWWページに必要な情
報を開示する。
【0004】一方、入札参加者は、同様にWWWブラウ
ザを用いて上記出品物掲示用(入札受付を兼ねる)のW
WWページにアクセスし、入札受付状態にある出品物の
情報を閲覧し、所望のものがある場合には入札希望額や
所定の情報(入札者のメールアドレス、予め付与された
パスワード等)をそのWWWページの所定の入力欄に書
き込み、送信ボタンをクリックすると、入札者の端末コ
ンピュータから入札受付用のホストコンピュータ宛に入
札データが送信され、そのホストコンピュータが入札受
付処理を実行する。そして、入札が正当なものである場
合、その入札希望額をその時点での最高入札額として、
出品物掲示用WWWページを構成する情報を更新する。
通常、所定の入札期間が経過すると入札受付は終了し、
ホストコンピュータではその時点での最高入札額を提示
している入札参加者を落札者とし、その旨を出品物掲示
用WWWページ上に表示するとともに、出品者及び落札
者に宛ててメールを送信する。
【0005】このようにインターネットを利用したオー
クション(以下「ネットオークション」と称す)は、法
人や一部の専門家のみならず、一般の個人が出品者、入
札者のいずれとしても気軽に参加できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オークショ
ンに参加する目的や動機は人により様々である。出品者
側では、手持ちの物品をできる限り高く売却したいとい
う目的が最も多いと思われる。これに対し、入札者側で
は、実際に自分が使用したい物品をできるだけ安価に入
手したいという場合もあるし、或いは、安価に入手した
商品を更に高い価格で売却して利益を得たい、つまり一
種の投資目的での参加も考え得る。特に、絵画や骨董品
などを対象とするオークションでは、後者の要素が強い
ものと思われる。
【0007】このような主として投資目的とされる物品
の落札価格は、通常、かなり高額であって、一般の多く
の人が容易に支払い得る額を大きく超えているのが実状
である。また、そもそも、このようなオークションを利
用した投資は、出品物の価値や真贋等を判断し得ること
が前提であるから、このような判断力を持たない一般の
人にはリスクが高すぎると言える。
【0008】すなわち、上述したように、インターネッ
トの普及に伴いオークション自体は一般の人が容易に参
加できる環境が整ってきている一方で、オークションを
利用した投資に関しては、一般の人が容易に参加できる
ような状況にはない。しかしながら、一般の人が気軽に
オークションに参加できるようになってくると、オーク
ションを利用した投資を行いたいという要求も大きくな
ることが充分予想される。一方で、上述したようなオー
クションを利用した投資のリスクを充分認識せずに無謀
な投資を試みて、大きな損失を被る恐れもある。
【0009】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、比較的低いリスク
でもって一般の人が参加し易いような、通信ネットワー
ク上での購入・販売を利用した投資方法及び投資運営シ
ステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の実施形態】上記
課題を解決するために成された本発明は、通信ネットワ
ーク上での購入・販売をオークションを利用した投資方
法であって、 a)複数の出資者を募る出資者募集ステップと、 b)該出資者からの資金を用いて1乃至複数の商品を共同
で購入する商品購入ステップと、 c)購入した商品を通信ネットワーク上で売却する売却ス
テップと、 d)その売却額と商品購入額との差額の全て又は一部を前
記各出資者に分配する収益分配ステップと、を含むこと
を特徴としている。
【0011】ここでいう「商品」とは有形、無形に拘わ
らず、通信ネットワーク上で取引可能である全てのもの
を指す。また、上記商品購入ステップにおける「購入」
とは、購入の契約や予約も含む。すなわち、商品を売却
する時点において上記購入の支払いが完了していること
を意味するものではない。
【0012】本発明における商品の売却は各種形態をと
ることができる。例えば、通信ネットワークを利用して
商品の売却予定価格を提示し、それに対する購入者を広
く募るという方法が考えられる。ただ、投資の観点から
みれば、できるだけ高い価格で売却できることが望まし
いから、売却の好ましい一方法として、通信ネットワー
クを用いたオークション、いわゆるネットオークション
により前記商品を売却するとよい。勿論、上記観点とは
逆行するが、購入者を確実に確保するという点から言え
ば、いわゆるプライスダウンオークションと呼ばれる競
り下げのオークションでもよい。
【0013】本発明に係る投資方法では、インターネッ
ト上での販売を行う販売管理者(オークションの場合に
はオークション主催者)のほか、投資の運用主体(例え
ば、投資信託における投資信託運用会社に相当するも
の)である投資運用者(組織体を含む)が存在する。販
売管理者は、少なくとも通信ネットワーク上での販売や
それに対する購入を行うための仮想的な市場(以下「仮
想市場」と称す。例えばオークションもこの仮想市場に
含む。)を構築し、その仮想市場が円滑に運営されるよ
うにルールを定め、ルールが遵守されるように必要な管
理を行う。例えば、インターネットを利用したオークシ
ョンである場合には、オークション主催者はそのオーク
ションの遂行に必要なWWWページを作成し、顧客がア
クセス可能な環境(ハードウエア及びソフトウエア)を
準備する。仮想市場の運営を円滑に進めるという意味で
は、その仮想市場自体の信用性を高める必要もあるか
ら、場合によっては、上記ルールとして販売物の内容を
制限したり(例えば公序良俗に反するものでないかどう
かなど)、その販売物をチェックしたりすることもあり
得る。
【0014】一方、投資運用者は、本発明に係る投資方
法において実際に商品を販売することを除いて、投資対
象の商品の選定から最終的な収益の分配までの実質的な
実行主体であって、投資への参加のルールを定めるとと
もに投資の運営に関する責任を持つ。なお、ここで言う
責任とは、運用実績、つまり収益を確保するということ
に対する責任ではなく、投資運営をルール通りに遂行す
る責任であって、例えば適宜の収益が得られた場合にこ
れをルール通りに分配するといったことである。通常、
投資運用者が適当な出資金を確保するためには、その信
用性を高める必要がある。したがって、収益を上げ得る
適切な商品又は商品区分を選定するために、その投資運
用者の商品選定能力、商品評価能力などが必要である。
【0015】本発明に係る投資方法の概略手順は次の通
りである。上記投資運用者は、複数の出資者から出資金
を集め、その資金を用いて仮想市場で販売する商品を購
入する。この商品は1つであるとは限らない。そして、
この商品を販売管理者が設けた仮想市場で売却する。仮
想市場がオークションである場合には、オークション主
催者は、出品された商品をオークションにかける。つま
り、特定又は不特定多数の入札者が参加できる環境で競
りを行い、通常、最も高い入札額を提示した入札者を落
札者としてその商品を売却する。投資運用者は、その売
却額と仕入れ時の商品購入額との差額である収益の一部
を自らの手数料とし、残りを各出資者の拠出した出資金
とともに還元・分配する。
【0016】この投資方法によれば、たとえ商品の購入
額が高額であったとしても、複数の出資者が資金を出し
合って共同で商品を購入するのであるから、各出資者の
資金は少額で済む。仮想市場での売却価格が購入価格を
下回った場合、各出資者の損失となる可能性があるが、
元々出資金が少額であれば、損失も大きくならずに済
む。また、投資運用者が専門家として、過去の実績や他
の客観的なデータを利用し、仮想市場で高額で売却でき
ると見込める適切な商品を選択したり、或いは商品の価
値を正確に評価できる評価者を活用したりすれば、仮想
市場での売却価格が購入価格を下回るというリスクはか
なり高い確率で回避することができる。つまり、出資者
がその商品に関する知識や価値判断力などが乏しくて
も、信用に足る投資運用者を選択することにより、リス
クを抑えた投資を行うことができる。
【0017】なお、販売管理者と投資運用者とは独立で
ある場合もあるが、両者は同一であってもよい。すなわ
ち、この場合、本発明に係る投資方法の上記全てのステ
ップが同一者によって実行される。また、上述したよう
に、通常は、投資運用者が商品の売却を除いて上記一連
のステップを実行する主体となるが、場合によっては、
そのステップの一部を他の者に委託するようにしてもよ
い。例えば、出資者募集ステップを特定の販売者に代行
させるようにしてもよい。
【0018】通信ネットワーク上での商品の売買、特に
オークションでは、非常に幅広い種類の商品が取引さ
れ、その中には、投資効率の高い商品(つまり、相対的
に低額で購入して高額で売却できることが期待できる商
品、或いは確実に落札が期待できる商品)からそうでな
い商品まで存在する。つまり、単に仮想市場(オークシ
ョン)に投資するといっても、それによる収益性は算出
が困難であって、出資者も資金を拠出しにくい。そこ
で、本発明に係る投資方法において、前記出資者募集ス
テップでは、購入する商品又は商品区分を特定して出資
者を募るようにすることが好ましい。ここでいう商品区
分とは、例えば、電気製品といった大きな区分、更に電
気製品の中のパーソナルコンピュータといった中区分、
更にその中でメーカを指定したり、種別(例えばパーソ
ナルコンピュータであればノート型かデスクトップ型か
など)を指定したりする小区分など、各種段階での区分
が考えられる。また、〇〇社のブランドの製品といっ
た、特定条件を指定した区分も考えられる。
【0019】上記実施形態によれば、出資者は、自分が
興味や知識がある商品又は商品区分を選択して投資を行
ったり、投資対象の商品などに関し予め調査を行って、
投資適格性を判断した上で出資したりすることが容易に
なる。また、投資運用者にとっては、或る程度収益性の
高い商品や商品区分に絞って出資を募ることができるの
で、出資者への収益の分配の確実性が高まり、その結
果、その投資運用者に対する信用性も向上する。
【0020】また一般に、出資者を募る際には、出資者
が投資の応否を判断する材料として、その投資による予
想収益率、予想分配率などの予想されるリターンや逆に
想定し得るリスクを提示する必要がある。上述したよう
に、商品や商品区分を特定すれば、市場の客観的評価、
過去の実績などに基づいて上記収益率等の指標値を予想
することが容易になり、その確度も高くなる。したがっ
て、このように商品又は商品区分に応じて算出された予
想収益率又はこれに相当する指標値に基づいて、出資応
否の参考とするべく出資希望者に提示すればよい。リス
クに関しても同様である。
【0021】また、本発明に係る投資方法を実現する投
資運営システムとしては、通信ネットワーク、該通信ネ
ットワークに接続された管理サーバ、同じく通信ネット
ワークに接続された端末を含むネットワークシステムが
有用である。このようなネットワークシステムを利用し
て、上記各ステップを部分的に実行する、又はその実行
の補助を行うことができる。
【0022】一実施形態として、例えば、前記管理サー
バに出資者募集情報を蓄積しておき、出資者は前記端末
を使用し通信ネットワークを介して該管理サーバにアク
セスして出資者募集情報を受け取るとともに、出資の申
込みを該通信ネットワークを介して管理サーバに送信す
ることにより、出資者の募集を行う構成とすることがで
きる。この構成によれば、短期間で広く出資者を募るこ
とができる。また、出資者の募集にかかる経費を節約す
ることができるので、その分だけ、収益性が高まり、出
資者へのリターンも増加させることができる。また、出
資者は端末さえ用意すれば、時間と場所を問わずに出資
の検討と出資の申込みとを行うことができる。
【0023】また、仮想市場がオークションである場合
の一実施形態として、前記管理サーバにオークションへ
の出品商品情報を蓄積しておき、入札者は前記端末を使
用し通信ネットワークを介して該管理サーバにアクセス
して商品情報を受け取るとともに、該商品の入札を該通
信ネットワークを介して管理サーバに送信することによ
りオークションを実行する構成とすることもできる。こ
の構成によれば、入札開始から終了までの期間を長く設
定しても、その期間中休みなく入札を受け付けることが
できる。また、入札者は端末さえ用意すれば、時間と場
所を問わずに商品の検討と入札とを行うことができる。
また、オークションにかかる人件費や会場費などを節約
することができるので、その分だけ、収益性が高まり、
出資者へのリターンも増加させることができる。
【0024】また、オークションの入札期間中の最高入
札額の変動は、出資者にとっては収益が増加することを
意味するから、入札状況というのは入札者のみならず出
資者にとっても大きな関心の対象である。ただし、入札
状況のみでは自分へどの程度のリターンがあるのかを直
接的に認識するのは困難であるから、そのような指標を
ほぼリアルタイムで取得することができれば、出資者の
満足度は向上し、投資意欲を促進させることができる。
そこで、上記投資運営システムでは、前記管理サーバ
は、商品の入札の進行に伴う最高入札額の変動に応じ
て、予想収益率又はこれに相当する指標値を計算し、そ
の値に関する情報を前記端末で入手できる形式で作成す
る構成とするとよい。この構成によれば、出資者はオー
クションの進行に伴って自分へのリターンの増加を迅速
に知ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る投資方法を実現する投資
運営システムの一実施例について、図面に基づき説明す
る。この実施例の投資運営システムは、商品を販売する
ための通信ネットワーク上の仮想市場としてオークショ
ンを利用したものであって、しかも投資及びオークショ
ンに関わる殆ど全ての情報の交換を通信ネットワークを
介して行うようにしたものである。
【0026】図1は本実施例による投資運営システムの
全体構成図である。この例では、説明を簡単にするため
にオークション主催組織と投資運用組織とは同一である
ものとし、単に運営会社6と呼ぶこととするが、この両
者は必ずしも同一である必要はない。本システムは、デ
ータ通信用のネットワーク1と、該ネットワーク1に接
続された運営会社6側の管理サーバ(ホストコンピュー
タ)10と、同じくネットワーク1に接続された複数の
出資者側端末3と、同じくネットワーク1に接続された
オークションへの入札者側端末5とを含む。ネットワー
ク1は例えばインターネットであり、その場合、ネット
ワーク1には各顧客(出資者2及び入札者4)が契約し
ているプロバイダのサーバ等、通常のインターネットに
よるデータ通信に必要な仲介装置を含むものとする。
【0027】出資者側端末3及び入札者側端末5は、例
えばパーソナルコンピュータであって、周知の如く、C
PU、RAM、HDD等を備える本体部、表示手段であ
るディスプレイ、入力手段であるキーボードやマウス
(ポインティングデバイス)を備えている。また、当然
のことながら、本体部には、後述のような各種処理に必
要なソフトウエアとして、WWWブラウザ(例えばマイ
クロソフト(Microsoft)社のインターネット・エクス
プローラ(Internet Explorer)など)等が予め搭載さ
れている。また、端末3、5はネットワーク1に接続し
て所定の情報を送受信できさえすればよく、パーソナル
コンピュータ以外に、例えば携帯電話、携帯端末機器、
ゲーム機とテレビ送受信機の組み合わせ、など種々の形
態が考え得る。
【0028】一方、管理サーバ10は、WWWページ
(いわゆるホームページ)を蓄積するための記憶部を含
むWWWページ作成管理部11と、出資者側端末3から
のアクセスに応じて出資に関する各種処理を行う出資処
理部12と、入札者側端末5からのアクセスに応じてオ
ークションの入札に関する各種処理を行うオークション
処理部13とを機能的に含む。上記WWWページには、
大別して、出資に関する情報を提供しつつ出資を募る出
資募集ページと、ネットオークションを開催するために
必要な情報を開示しつつ入札を受け付けるためのオーク
ションページとが含まれる。
【0029】図2は、本実施例のシステムを利用した投
資とその運用の手順を示すフローチャートである。この
図2に従って、投資運用の全体の流れを説明する。
【0030】〔ステップS1:運営会社による商品の選
定・購入交渉〕まず、運営会社6は、投資対象とするオ
ークション出品商品を決め、商品提供者7と商品購入の
交渉を開始する。ここでは、商品を適正な価格で買い取
るという意味から、必要に応じて商品の価値を正確に判
断できる者が参加する。特に、中古品や骨董品などを対
象とする場合には、ここでの商品の選定と購入価格の設
定は非常に重要である。また、或る1個の商品でなく、
商品区分(例えば有名ブランド物のバッグ等)を選定対
象としてもよい。但し、ここでは、説明を容易にするた
めに特定の1個の商品を選定するものとする。
【0031】〔ステップS2:出資者の募集〕購入商品
とその購入価格が決まったならば、WWWページ作成管
理部11により出資者募集ページに募集の詳細な内容を
開示する。具体的な開示項目としては、対象商品、1口
当たりの出資金、募集総口数(又は募集総額)、募集期
間、運用期間(償還時期)、予想収益率、現時点での応
募状況(残り募集口数)などがある。募集総額は少なく
とも上記購入総額を上回る金額であり、予想収益率は運
営会社6が過去の実績、経験、市場動向などを考慮して
推定した落札価格と上記購入価格から算出した値であ
る。運営会社6は自らの利益を確保する必要があるか
ら、収益率を計算する際には、予め運営会社6が得るべ
き手数料を差し引いて計算する。
【0032】出資者2(厳密にはこの時点では出資希望
者)は出資者側端末3からネットワーク1を介して管理
サーバ10にアクセスし、WWWブラウザを用いて上記
出資者募集ページを読み込んで画面に表示させる。そし
て、その募集条件に基づき出資の応否を検討する。出資
募集ページには、出資を申し込むための申込みフォーム
が用意されており、出資を希望する場合には、そのフォ
ームに必要事項を記入して、管理サーバ10側へと送信
すればよい。ただし、出資の確実性や信頼性を確保する
ために、出資を希望する者は予め会員登録などを行って
おくものとし、運営会社6側ではその出資者の氏名、住
所、連絡電話番号などの個人情報を把握できるようにし
ておくことが望ましい。
【0033】管理サーバ10にあって出資処理部12
は、各出資者側端末3から送信されてくる出資申込みを
受け付け、その情報を順次蓄積してゆく。そして、出資
が募集口数に到達したならば募集を締め切り、申込みを
行った各出資者2に対し、募集が終了した旨を、出資金
の支払い方法や期日などの指定とともに、電子メールで
通知する。また、WWWページ作成管理部11により、
出資者募集ページにも募集の締め切りを掲示する。例え
ば、出資金の支払いに関しては、銀行、郵便局等からの
振込、所定口座からの引き落とし、クレジットカードに
よる決済など各種方法を採ることができる。
【0034】〔ステップS3:商品の入手〕運営会社6
は、全ての出資者2からの入金を確認したあと、商品提
供者7に対し購入代金の支払いを行い、その商品を入手
する。勿論、実際の支払いはこの時点で行われなくても
よいし、また商品の入手も後述のオークションが終了し
て落札者への商品送付を行う以前であればいつでもよ
い。
【0035】〔ステップS4:オークションの開催〕運
営会社6は、WWWページ作成管理部11によりオーク
ションページに当該商品の情報を開示し、入札者を募
る。入札者(この時点では入札希望者)4は入札者側端
末5からネットワーク1を介して管理サーバ10にアク
セスし、WWWブラウザを用いて上記オークションペー
ジを読み込んで画面に表示させる。そして、そのページ
上で、その商品に関する説明や外観写真、その時点での
最高入札額、更には商品購入条件などを閲覧する。オー
クションページには、入札するための入札フォームが用
意されており、入札を希望する場合には、そのフォーム
に必要事項(例えば入札金額とパスワードなど)を記入
して、管理サーバ10側へと送信すればよい。入札者も
上記出資者と同様に、事前に氏名、住所などの個人情報
を登録しておくようにするのが好ましい。
【0036】こうした送信された入札データは、管理サ
ーバ10にあってオークション処理部13で処理され
る。具体的には、まずパスワードなどを利用し、その入
札者が予め登録された適格な入札者であるか否かをチェ
ックし、そのあと、入札金額がその時点での最高入札価
格を上回る適切なものであるか否かをチェックし、適切
な入札であれば、その入札者を新たな最高入札額提示者
として認定する。その認定作業終了の後に、WWWペー
ジ作成管理部11により、既にオークションページに開
示している最高入札額提示者及び入札額等の情報を更新
し、更なる他の入札を募る。
【0037】オークション処理部13は、入札開始から
所定の入札期間が経過すると、その時点で最高入札額を
提示している入札者を落札者として決定する。そして、
WWWページ作成管理部11により、オークションペー
ジにその旨を掲載する。また、落札者に対して、落札が
成功した旨を、代金の支払い方法や商品の受け渡し方法
などの指示とともに電子メールで知らせる。通常、落札
者からの代金の支払いが完了すると、商品が運営会社6
から落札者に引き渡される。
【0038】〔ステップS5:収益の分配〕運営会社6
は、上記落札価格から所定の手数料を差し引き、その残
りを出資口数に応じて各出資者2毎に分割する。手数料
は例えば落札価格の5〜10%というように決めてもよ
いし、或いは、定額としてもよい。落札金額A、手数料
B、商品提供者7への支払い金額Cに対し、A−B>C
であれば、一連の購入・売却により差益が発生したこと
になるから、各出資者2の出資口数分に応じて差益(例
えばA−B−C)を分割し、各出資額に加算した額を各
出資者2へと返還する。
【0039】万が一、落札金額Aが支払い金額Cを下回
った場合(つまり差損が発生した場合)の対処として
は、いくつかの方策が考え得る。まず、第1には、上記
差益が発生した場合と同様の手法により、各出資者2に
対する返還金を算出する方法である。すなわち、出資者
2にも応分のリスクを負担してもらうという観点から、
差損を分配するという形式である。また、他の方法とし
ては、上記差損はいわば損金として運営会社6が負担す
るものである。この場合、通常、他の商品の売買で得た
収入の一部を損金として計上することになる。また、両
者の中間をとる形で、例えば、出資者2の負担すべき差
損の割合や金額を定めておき、それを上回る差損が生じ
た場合には、その超過分だけ運営会社6が負担するとい
ったことも考え得る。いずれにしても、当初の出資者募
集の段階で、これら損失発生時の条件を明示し、これを
了解した上で出資を行うようにしてもらうことが望まし
い。
【0040】また、入札者がいない、又は入札があった
としても最低落札価格を上回った入札がなく、結果的に
落札者がないという事態も想定される。この場合にも、
いくつかの方策が考え得る。例えば、運営会社6は商品
提供者7からの商品の購入自体をキャンセルし、各出資
者2には出資金をそのまま返還するというものである。
ただし、この場合には、商品提供者7への違約金等を支
払う必要が生じる等の問題が起こり得る。そこで、運営
会社6は、各出資者2に出資金をそのまま返還し、商品
提供者7からは規定通り商品を購入して、その商品は他
の方法で売却を検討すると言う方法も考え得る。いずれ
にしても、このような事態を想定した取扱いも、出資者
募集の際に明示しておくことが望ましい。
【0041】本発明による投資方法では、上記リスクは
有り得るものの、オークションの特性(この例の場合に
は、ネットオークションの特性)をうまく利用すること
により、出資者2に対し高い確率で差益を還元するとと
もに、運営会社6自身も適正な利益を享受することが期
待できる。それは次のような理由による。
【0042】一般にネットオークションでは、入札者4
が現物を直接見ることができないため、或る程度、価値
基準が明確である物品が比較的高い確率で落札され、し
かも落札価格も高くなる傾向にある。例えば、有名なブ
ランドの服飾品や、パーソナルコンピュータなどの電気
製品などである。このような物品に対しては常に購入を
希望する者が大勢存在しており、適正な入札開始価格を
設定することにより多くの入札が期待できる。その反
面、このような商品は定価や市場販売価格が広く知られ
ているため、商品購入価格に対して落札価格が大きく上
回ることはあまり期待できない。したがって、このよう
な物品に対する投資は、予想収益率はあまり高くないも
のの、リスクも小さいと言える。つまり、ローリスク・
ローリターンである。
【0043】一方、絵画、骨董品など芸術的価値などを
判断基準として値付けされるもの、或いは、いわゆるコ
レクタ物、レア物などと呼ばれる趣味的要素の強い商品
は、商品価格がかなり高額になることもあって、特にネ
ットオークションなどの場では、多くの入札を得ること
がむずかしい。つまり、落札者なしとなるリスクが高
い。その反面、運営会社6側の力量や才覚によっては、
仕入れ購入価格を低く抑え、かなり高い価格で落札する
ことも期待できる。つまり、ハイリスク・ハイリターン
である。
【0044】このようにオークションにおいては、商品
や商品区分などによって収益性と想定されるリスクとは
かなり相違しており、運営会社6でのノウハウの蓄積に
より適格に収益率を推定することが可能となる。そこ
で、出資者募集の際に、このようにして算出した予想収
益率等を開示することにより、出資者が自分の好みにあ
った出資対象を適格に選択することができる。
【0045】ところで、オークションにおいて、多数の
入札者が或る場合には、入札額は時間の経過とともに上
昇してゆく。このような入札履歴は入札額を数値として
表示することもできるが、例えば折れ線グラフのような
図形として表示すれば、時間経過に対する入札額の変動
状況が視覚的に理解し易く、入札者4の入札の一助にな
るとともに娯楽性も高まる。一方、出資者2にとっての
主たる関心は、最終的に受け取ることができる返還金の
額にある。上述したように入札額が上昇してゆくことは
各出資者に対する返還金の額が増加することを意味して
いるから、上記入札履歴を見れば返還金が増加している
ことは理解できる筈である。しかしながら、各出資者の
理解をより容易にするには、次のようにするとよい。
【0046】すなわち、オークション処理部13は入札
期間中最高入札額が更新される毎に、出資処理部12に
対しその最高入札額を通知する。出資処理部12は所定
の計算アルゴリズムを用いて、その最高入札額で落札さ
れた場合の差益(又は差損)を計算し、更にその時点で
の収益率又はそれに相当する指標値を算出する。当然、
入札開始直後の入札では入札額が低いため、収益率はマ
イナスであるか、プラスであったとしてもごく低い値で
あると予想できる。しかしながら、入札件数が増加する
ほどその収益率は向上してゆくから、例えばその収益率
の変動を折れ線グラフ等の図形でWWWページ上に示す
ことにより、出資者は容易に又直感的に返還金が増加し
ていることを認識することができる。また、各出資者毎
に、その収益率から計算した返還金の額をその出資者に
対して通知するようにしてもよい。
【0047】なお、上記実施例は単に一例であって、本
発明の趣旨の範囲で、適宜に変更や修正を行うことがで
きる。
【0048】例えば、上記実施例では、オークションを
ネットオークションとしたが、オークション自体は従来
型のオークション、つまり入札希望者が所定の会場にほ
ぼ一同に会して、比較的短時間の間に落札者を決定する
ようなオークションであっても構わない。その場合であ
っても、出資者の募集などには上述したようにネットワ
ーク1を利用することができる。
【0049】また、このような会場で行う入札と略同時
に、ネットワーク1を介して遠隔地に居る入札希望者も
参加できる形式のオークションであってもよい。このよ
うな形式のオークションは、例えばインターネットを介
してオークション会場の状況をほぼリアルタイムでWW
Wページ上に掲載し、その状況や入札価格状況などを遠
隔地に居る入札者が見ながら、会場での入札受付とほぼ
同時進行で入札の受付を行うことができるようにしてい
る。
【0050】更にまた、出資者の募集やオークションの
実行のほかに、オークションへの出品物の募集や買い取
り価格の交渉などもネットワーク1を通して行うように
することができる。
【0051】また、上記実施例は商品を販売する場、つ
まり仮想市場としてオークションを利用していたが、オ
ークションに限らず、商品を販売可能な各種仮想市場を
利用することができる。つまり、例えばサイバーモール
等のインターネット上での商店街、ショッピングセンタ
ーなどの一店舗で販売するようにしてもよいし、個々の
WWWページ上などに販売価格などを提示して購入希望
者を募るようなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるオークションを利用
した投資運営システムの全体構成図。
【図2】 本実施例における投資運営の手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…ネットワーク 2…出資者 3…出資者側端末 4…入札者 5…入札者側端末 6…運営会社 7…商品提供者 10…管理サーバ 11…WWWページ作成管理部 12…出資処理部 13…オークション処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)複数の出資者を募る出資者募集ステッ
    プと、 b)該出資者からの資金を用いて1乃至複数の商品を共同
    で購入する商品購入ステップと、 c)購入した商品を通信ネットワーク上で売却する売却ス
    テップと、 d)その売却額と商品購入額との差額の全て又は一部を前
    記各出資者に分配する収益分配ステップと、 を含むことを特徴とする通信ネットワーク上での購入・
    販売を利用した投資方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信ネットワーク上で
    の購入・販売を利用した投資方法において、前記売却ス
    テップでは、通信ネットワークを用いたオークションに
    より前記商品を売却することを特徴とする通信ネットワ
    ーク上での購入・販売を利用した投資方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の通信ネットワー
    ク上での購入・販売を利用した投資方法において、前記
    出資者募集ステップでは、購入する商品又は商品区分を
    特定して出資者を募ることを特徴とする通信ネットワー
    ク上での購入・販売を利用した投資方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信ネットワーク上で
    の購入・販売を利用した投資方法において、前記出資者
    募集ステップでは、前記特定された商品又は商品区分に
    応じて算出された予想収益率又はこれに相当する指標値
    を提示した上で出資者を募ることを特徴とする通信ネッ
    トワーク上での購入・販売を利用した投資方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の投資方
    法を実現する投資運営システムであって、通信ネットワ
    ーク、該通信ネットワークに接続された管理サーバ、同
    じく通信ネットワークに接続された端末を含むネットワ
    ークシステムを備え、前記管理サーバに出資者募集情報
    を蓄積しておき、前記出資者は前記端末を使用し前記通
    信ネットワークを介して該管理サーバにアクセスして出
    資者募集情報を受け取るとともに、出資の申込みを該通
    信ネットワークを介して前記管理サーバに送信すること
    により出資者の募集を行うことを特徴とする通信ネット
    ワーク上での購入・販売を利用した投資運営システム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載の投資方
    法を実現する投資運営システムであって、通信ネットワ
    ーク、該通信ネットワークに接続された管理サーバ、同
    じく通信ネットワークに接続された端末を含むネットワ
    ークシステムを備え、前記管理サーバにオークションへ
    の出品商品情報を蓄積しておき、入札者は前記端末を使
    用し前記通信ネットワークを介して該管理サーバにアク
    セスして商品情報を受け取るとともに、該商品の入札を
    該通信ネットワークを介して前記管理サーバに送信する
    ことによりオークションを実行することを特徴とする通
    信ネットワーク上での購入・販売を利用した投資運営シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の投資運営システムにお
    いて、前記管理サーバは、商品の入札の進行に伴う最高
    入札額の変動に応じて、予想収益率又はこれに相当する
    指標値を計算し、その値に関する情報を前記端末で入手
    できる形式で作成することを特徴とする通信ネットワー
    ク上での購入・販売を利用した投資運営システム。
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