JP2001322762A - 後処理装置 - Google Patents

後処理装置

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JP2001322762A
JP2001322762A JP2000143231A JP2000143231A JP2001322762A JP 2001322762 A JP2001322762 A JP 2001322762A JP 2000143231 A JP2000143231 A JP 2000143231A JP 2000143231 A JP2000143231 A JP 2000143231A JP 2001322762 A JP2001322762 A JP 2001322762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後処理装置において、排紙トレイ上に積載収
容される用紙の綴じ部分が盛り上がることにより発生す
るおそれのある紙詰まり、収容不良などの不具合を防止
でき、また排紙トレイ上に先に積載収容された用紙より
も大サイズの用紙が積載収容される場合に発生するおそ
れのある綴じ処理欠落、不揃い収容などの不具合をも防
止できるようにする。 【解決手段】 排紙トレイ13上に積載収容される用紙
Pの綴じ部分が盛り上がることにより発生する落差Δh
が所定量ΔE(ΔG)以上になることを検知できる第2
センサ6(第3センサ8)を設け、その検知情報が得ら
れたときに排紙トレイ13へのこれ以上の積載収容を禁
止するか或いはこれ以上の積載収容が不可能であること
を警告する監視手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置から送られる用紙の少なくとも綴じ処
理を行う後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の後処理装置は、一般にプリンタ
等の画像形成装置と組み合わせて使用することにより、
その画像形成装置で画像が形成された後の用紙を複数枚
積み重ねてから綴じる綴じ処理(ステープル処理)を行
い、そのステープル処理した後の用紙束を最終的に昇降
移動可能な排紙トレイに積載した状態で収容するように
なっている。
【0003】図17は、かかる後処理装置の一例(その
要部のみ)を示すものである。すなわち、この図示の後
処理装置は、その本体ハウジング100に開設された用
紙排出口110の付近に、画像形成後の用紙Pを搬送す
る用紙搬送路の一部を構成する用紙搬送ロール対120
と、その用紙Pを最終的に積載収容する排紙トレイ13
0と、用紙搬送ロール対120により排出される用紙P
を複数枚積み重ねてから綴じ処理するステープル処理ユ
ニット140とをそれぞれ配設した構成になっている。
また、上記排紙トレイ130については、その収容面1
30aが積載収容する用紙Pの量に適した位置にあるよ
うに、そのトレイ全体が本体ハウジング110の側面に
沿って上下方向(両方向矢印)に昇降移動するように取
り付けられており、所定の位置検知センサ131にて得
られる位置情報に基づいて図示しない昇降機構により昇
降移動させられるようになっている。さらに、ステープ
ル処理ユニット140は、複数枚の用紙Pが積み重ねら
れた用紙束に綴じ針(ステープル針)を打ち込んで綴じ
る綴じ機器(ステープラ)141と、このステープラ1
41の綴じ位置に対して複数枚の用紙Pを積み重ねた状
態で整然と収容する傾斜した集積トレイ142と、用紙
Pを集積トレイ142側に送り込むような方向に回転す
るとともに綴じ処理後の用紙束Pを排紙トレイ130側
に送り出すような方向に回転する用紙送りロール143
とで構成されている。
【0004】そして、この後処理装置では、以下のよう
にして画像形成後の用紙Pに対するステープル処理等の
後処理がなされるようになっている。まず、画像形成後
の用紙Pを用紙搬送ロール対120により本体ハウジン
グ100から用紙排出口110を通して一旦排出させる
ことにより、その用紙Pの排出方向(矢付一点鎖線)先
端側が排紙トレイ130に収容されるような状態で排出
される一方で、その用紙Pの後端側が用紙搬送ロール対
120から抜け出た時点で用紙送りロール143上に自
然落下するように排出され、その後、用紙P全体が用紙
送りロール143の搬送力等により集積トレイ142側
に送りこまれる。このような動作を綴じる枚数分だけ繰
り返すことにより複数枚の用紙Pが集積トレイ142上
に積み重ねられる。次いで、この集積トレイ142上に
収容された用紙束Pの所定の端部にステープラ141に
よってステープル針145(図18)を打ち込むことに
よりステープル処理をする。そして、このステープル処
理された用紙束Pは、用紙送りロール143の逆回転に
よる搬送力等により排紙トレイ130にむけて送り出さ
れ、最終的に排紙トレイ130上に対してその綴じ部分
が排出方向後端部側となる状態で積載収容される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなステープル処理後の用紙束を昇降移動可能な排紙ト
レイに積載収容する後処理装置にあっては、次のような
問題がある。
【0006】すなわち、図18に例示するように、ステ
ープル処理後の用紙束Pが昇降移動可能な排紙トレイ1
30に積載収容されるに従い、その用紙束Pのうちステ
ープル処理された綴じ部分が、互いに重なり合ううえ
に、ステープル針145(厳密には用紙束の表面及び裏
面から飛び出した針部分)の存在により次第に嵩んだ状
態になり、この結果、その綴じ部分以外の用紙部分に比
べて盛り上がった状態となる。同図b中のΔhは、この
盛り上がり現象により用紙Pの綴じ部分とそれ以外の部
分との間で発生する落差を示す。そして、このような綴
じ部分の盛り上がり現象により、以下の不具合が発生す
ることがある。
【0007】例えば、排紙トレイ130の昇降移動時に
おける停止位置の制御について、そのトレイ130上に
積載収容される用紙束の綴じ部分による盛り上がり現象
の発生箇所を避けた位置となる用紙の最上面部分の高さ
(位置)を検知し、その検知結果に基づいて行うように
構成した後処理装置にあっては、図19aに例示するよ
うに、排紙トレイ130そのものは上記検知結果に基づ
く正常な制御がなされているにもかかわらず、そのトレ
イ130上に積載収容されている用紙束Pの排出方向後
端部側における綴じ部分が、その盛り上がり現象により
用紙搬送ロール対120から送り出される用紙Pの排出
進路を次第に塞ぐ状態となることがあるため、その送り
出される次の用紙がトレイ上の用紙における盛り上がっ
た綴じ部分に引っかかり、紙詰まりが発生してしまう。
また、排出トレイ130をそのトレイ上に収容される用
紙束Pの最上面の位置を検知した結果に基づいて昇降移
動時の停止位置を制御する後処理装置にあっては、上記
したような紙詰まりの不具合が発生しないものの、図1
9bに例示するように、用紙Pの綴じ部分の盛り上がり
により積載された最上の用紙束の表面が凹状に窪んだ形
態となるため、次に積載される用紙束Pnの排出方向後
端側が排紙トレイ130の傾斜によりすべり落ちること
なく上記窪んだ部分で止まった状態で積載収容されるこ
ととなり、次第に用紙束Pが排紙トレイ130上に整然
と積載収容されなくなる。つまり、収容不良が発生して
しまう。
【0008】ちなみに、このような排紙トレイ上に積載
収容される用紙の綴じ部分による盛り上がり現象に対す
る対策方法として、排紙トレイのうち積載収容される用
紙束の綴じ部分が位置するような部分を切り欠く手段が
ある(例えば特開平6−100229号公報)。しか
し、この手段では、その積載収容される用紙束の部数が
多くなるとその切り欠きだけでは綴じ部分の盛り上がり
を十分に押さえることが困難であり、また、後処理装置
がいろいろなサイズの用紙を収容することができ、又は
用紙束の綴じ部分をいろいろ変更できるタイプのもので
ある場合、それらの各綴じ部分にすべて対応可能な切り
欠きを排紙トレイに形成することが不可能であり、十分
な解決手段になりえなかった。また、その他の対策方法
として、排紙トレイ上に積載収容される用紙束の部数を
カウントして所定部数以上になった時点で積載収容を制
限(例えば停止)する制御を行う手段もあるが、この手
段では、その積載途中でいくつかの部数の用紙束を排紙
トレイから取り除かれた場合、その積載部数をカウント
している値と排紙トレイ上に実際に積載されている用紙
束の部数とが食い違ってしまい、このため、排紙トレイ
上に綴じ部分による盛り上がりが発生しているほどの用
紙束が収容されていないにもかかわらず、排紙トレイへ
の積載収容が制御されてしまうというような不具合が発
生する。
【0009】また、このような綴じ部分の盛り上がり現
象の有無にかかわらず、排紙トレイに対して前に積載収
容された用紙の用紙サイズ(排出方向におけるサイズ)
よりも大きなサイズの用紙がその前に積載収容された用
紙の上に積載収容される場合、図20に例示するよう
に、その大きさサイズの用紙(束)Pmの排出方向先端
側がその支えとなるものがなく垂れ下がった状態になる
ため、次に用紙搬送ロール対120から送り出される用
紙Pがステープル処理ユニット140側に送り込まれな
くなってステープル処理されない用紙が発生したり、あ
るいは次に積載収容される大きいサイズの用紙が良好に
揃えられた状態で収容されなくなる。
【0010】ちなみに、このようなサイズ関係にある用
紙どうしの積載収容時の不具合を解消する対策として、
排紙トレイに先に積載収容される用紙よりも大きなサイ
ズの用紙を積載収容しようとする指示があった場合に
は、そのような排出動作が行われることを画像形成装置
本体側でソフト的に禁止する制御を行う方法がある。し
かし、この手段では、大きいサイズの用紙(束)の積載
収容を行いたい場合には排紙トレイに先に収容されてい
る小サイズの用紙(束)を取り除いた後でないと実行で
きないという難点がある。特に、そのような用紙の画像
形成及び後処理排紙を指示するオペレータと後処理装置
が付設されたプリンタとが離れた場所にある環境では、
その先に収容されている小サイズの用紙を取り除くため
に後処理装置(プリンタ)の設置場所までいく必要があ
り、不便である。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、排紙トレイ上
に積載収容される用紙の綴じ部分が盛り上がることによ
り発生するおそれのある前述の不具合(紙詰まり、収容
不良など)を適切かつ的確に防止することができる後処
理装置を提供することにある。また、その他の目的とす
るところは、排紙トレイ上に先に積載収容された用紙よ
りも大サイズの用紙が積載収容される場合に発生するお
それのある前述の不具合(綴じ処理欠落、不揃い収容な
ど)についても適切かつ的確に防止することができる後
処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の後処理装置は、画像形成装置から送られる用紙を複
数枚積み重ねた状態でその用紙束の所定端部に綴じ具を
付して綴じる綴じ処理手段と、この綴じ処理手段により
綴じた後に排出される用紙束をその綴じ部分が排出方向
後端部側となる状態で積載収容する昇降移動可能な排紙
トレイと、この排紙トレイに積載収容された用紙束の排
出方向後端部側における最上面の位置を検知する第1の
紙面検知手段と、この第1の紙面検知手段により検知さ
れる前記用紙束の当該紙面検知手段よりも排出方向先端
部側における最上面が当該紙面検知手段の検知点を通る
前記排紙トレイの収容面と平行な収容面よりも所定量以
上低い位置にあることを検知する第2の紙面検知手段
と、この第2の紙面検知手段による検知情報が得られた
ときに前記排紙トレイへのこれ以上の積載収容を禁止す
るか或いはこれ以上の積載収容が不可能であることを警
告する監視手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0013】ここで、上記用紙は、画像形成装置側での
画像形成が可能なものであればよく、具体的には一般の
記録用紙のほか、OHPシート、厚紙などである。上記
綴じ処理手段は、画像形成装置から送られる用紙(通常
は画像形成後のものであるが、画像形成していないもの
であっても構わない)を複数枚積み重ねた状態でその用
紙束の所定端部に綴じ具を付して綴じることができるも
のであれば如何なる構成のものであってもよい。この場
合、綴じ具は、通常凹状に折り曲げられた形状であって
用紙束に打ち込んで綴じるタイプの綴じ(ステープル)
針が使用されるが、用紙束を綴じることができるもので
あればこれ以外の形状及び綴じ方(例えば、用紙束端部
を挟みこんで綴じる方式のもの)からなる綴じ部材でも
もちろん適用可能である。また、必要により、この綴じ
処理手段による綴じ処理をせずに、用紙を排紙トレイに
積載収容するようにしてもよい。ちなみに、この発明で
は、必要に応じて綴じ処理手段以外の後処理手段、例え
ば穿孔処理手段、仕分け処理手段などを併せて配置する
ことが可能である。
【0014】また、上記排紙トレイは、積載収容する用
紙の量(部数)に応じて上下方向に昇降移動することに
より位置(高さ)を調整できるものであればよい。この
場合、排紙トレイを昇降移動させる手段(機構など)は
特に限定されない。また、排紙トレイの昇降移動時の制
御は、その排紙トレイの位置を検知した情報に基づいて
制御する方式を採用しても、あるいは、その排紙トレイ
に積載収容する用紙の最上面の位置を検知した情報に基
づいて制御する方式を採用してもよい。後者の制御方式
の場合、その用紙最上面の位置を検知する手段は、専用
の検知手段を使用してもよいが、好ましくは上記第1の
紙面検知手段を併用するとよい。上記第1の紙面検知手
段束は、排紙トレイに積載収容された用紙束の排出方向
後端部(特に綴じ部分に相当する部位)側における最上
面の位置を検知することできるものであれば、その検知
方式等については特に制約されない。また、この第1の
紙面検知手段による検知は、少なくとも排紙トレイの昇
降移動時に行うようにすればよい。また、この第1紙面
検知手段は通常1つ設ければよいが、必要により複数個
併設しても構わない。
【0015】さらに、上記第2の紙面検知手段は、第1
の紙面検知手段により検知される用紙束の当該紙面検知
手段よりも排出方向先端部側における最上面の位置状態
を検知するためのものであって、かかる最上面の位置が
第1の紙面検知手段の検知点(検知される用紙の最上面
位置にほぼ相当する地点)を通る排紙トレイの収容面と
平行な平面よりも所定量以上低い位置にあることを検知
することができるものであれば、特に制約されるもので
はない。この場合、所定量以上低い位置とは検知目的に
応じて適宜設定されるものであるが、その1例として
は、用紙の綴じ部分の盛り上がり現象により発生するそ
の綴じ部分とそれ以外の部分との間での段差のうち特に
前述したような段差による不具合を発生するおそれがレ
ベルの段差を検知できるように設定される(当該綴じ部
分以外の用紙部分に対する)検知対象位置である。ま
た、その他例としては、排紙トレイに先に収容された用
紙よりも大きいサイズ(排出方向のサイズ)の用紙が後
から積載収容される場合においては、その大きいサイズ
の用紙の排出方向先端部において発生する垂れ下がり現
象のうち特に前述したような不具合を発生するおそれが
あるレベルの垂れ下がり具合を検知できるように設定さ
れる(垂れ下がり部分に対する)検知対象位置とするこ
とも可能である。この第2の紙面検知手段による検知
は、第1の紙面検知手段による検知と併せて行われる。
上記監視手段は、第2の紙面検知手段による検知情報
(所定量以上低くなって段差が発生したことを認識でき
る情報)が得られたときに、排紙トレイへのこれ以上の
積載収容を禁止するような制御を行うか、又は、その排
紙トレイへのこれ以上の積載収容が不可能(換言すれば
危険)であることを所定の表示部に警告(表示)するよ
うな制御を行うことが可能なものであればよい。
【0016】このような本発明の後処理装置において
は、通常、画像形成装置から送られる用紙は複数枚積み
重ねられた用紙束の状態で綴じ処理された後に、昇降移
動可能な排紙トレイに積載収容される。また、排紙トレ
イは、その積載収容する用紙の量(部数)に応じて昇降
移動し、その収容面が適切な位置にあるように調整され
る。そして、このようにして排紙トレイ上に積載収容さ
れる用紙(束)は、少なくとも排紙トレイの昇降移動時
において、その排出方向後端側の最上面の位置が第1の
紙面検知手段によって検知される一方で、その第1の紙
面検知手段よりも排出方向先端側における最上面の位置
が第2の紙面検知手段によって検知される。この際、第
2の紙面検知手段により検知される用紙部位の最上面の
位置が所定量以上低い位置であると判断された情報が得
られると、監視手段により排紙トレイへのこれ以上の積
載収容を禁止するか或いはこれ以上の積載収容が危険で
あることを警告する処理がなされる。したがって、この
後処理装置によれば、排紙トレイに積載収容される用紙
の綴じ部分とそれ以外の部分との間の積載状態(段差状
態など)が検知されて監視されており、その積載状態が
前述したような不具合の発生するおそれのあるレベルに
なったことが検知されると、その段階ではじめて、それ
以後の積載収容が禁止されるかそれ以後の積載収容の不
可が警告されるようになる。
【0017】また、上記発明の後処理装置においては、
前記排紙トレイに排出方向のサイズが小さい小サイズの
用紙が積載収容された後にその用紙よりも大サイズの用
紙がさらに積載収容される場合、前記第2の紙面検知手
段により検知される大サイズの用紙の当該紙面検知手段
よりも排出方向先端部側における最上面が前記第1の紙
面検知手段の検知点を通る前記排紙トレイの収容面と平
行な平面よりも所定量以上低い位置にあることを検知す
る第3の紙面検知手段を設けるように構成するとよい。
【0018】この場合、第3の紙面検知手段は、第2の
紙面検知手段により検知される大サイズの用紙の当該紙
面検知手段よりも排出方向先端部側における最上面の位
置を検知するものであって、かかる最上面の位置が第1
の紙面検知手段の検知点(検知される用紙の最上面位置
にほぼ相当する地点)を通る排紙トレイの収容面と平行
な平面よりも所定量以上低い位置にあることを検知する
ことができるものであれば、特に制約されるものではな
い。また、上記所定量低い位置とは、適宜設定されるも
のであるが、具体的には、その大きいサイズの用紙の排
出方向先端部において発生する垂れ下がり現象のうち特
に前述したような不具合を発生するおそれがあるレベル
の垂れ下がりの状態を検知できるように設定される(垂
れ下がり部分に対する)検知対象位置である。
【0019】このように構成した場合には、昇降移動可
能な排紙トレイ上に小サイズの用紙(束)が積載収容さ
れている上に大サイズの用紙(束)がさらに積載収容さ
れる際に、その大サイズの用紙の排出方向先端部側にお
ける最上面の位置が第3の紙面検知手段によって検知さ
れる。この際、第3の紙面検知手段により検知される用
紙部位の最上面の位置が所定量以上低い位置であると判
断された情報が得られると、前記監視手段により排紙ト
レイへのこれ以上の積載収容を禁止するか或いはこれ以
上の積載収容が不可能であることを警告する処理がなさ
れる。したがって、この後処理装置によれば、排紙トレ
イに最サイズの用紙収容のあとで積載収容される大サイ
ズの用紙先端部側の積載状態(垂れ下がり状態)が検知
されて監視されており、その積載状態が前述したような
不具合の発生するおそれのあるレベルになったことが検
知されると、その段階ではじめて、それ以後の積載収容
が禁止されるかそれ以後の積載収容の不可が警告される
ようになる。
【0020】以上のような本発明の後処理装置は、通
常、画像形成装置と切離し可能に接続(連結)して使用
する画像形成装置とは別体の装置として構成されるが、
画像形成装置の一部として組み込まれて一体化された状
態で使用する装置として構成されるものであっても構わ
ない。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の一実施形態に係る後処理装置の主な構成を示すもので
ある。この実施形態に係る後処理装置1は、後処理とし
て綴じ処理を行うことが可能なものであり、電子写真方
式を利用した複写機やプリンタ等の画像形成装置2に接
続して使用される。
【0022】この図1中において、符号10は後処理装
置1の本体ハウジングであり、画像形成装置2から排出
される画像形成(コピー又はプリント)後の記録紙Pを
本体10内に導き入れる受入口11や、その記録紙P等
が本体10内から排出される排出口12などが開設され
ているとともに、その排出口12付近に記録紙P等が最
終的に排出収容される排紙トレイ13などが設けられて
いる。また、この本体ハウジング10は、キャスター1
4が付設された支持フレーム15に取り付けられてい
る。上記排紙トレイ13は、本体ハウジング10から斜
め上方にむけて突出した状態で取り付けられたものであ
り、しかも図示しない公知の昇降手段により本体ハウジ
ング10の側面にそって上下方向(両矢印方向)に昇降
移動してそのトレイ収容面13aの位置が調整される取
り付け構造が採用されている。符号3は、上記受入口1
1から導き入れられる画像形成後の記録紙Pを綴じ処理
が行われる部位を経由するように搬送する用紙搬送路で
あり、複数の搬送ロール対31,32や用紙搬送ガイド
33にて構成されている。
【0023】また、符号4は、用紙搬送路3の下方側で
用紙排出口12の近傍となる位置に配置され、用紙搬送
路3にて送られる記録紙P等を複数枚まとめた状態にし
て綴じる綴じ処理(ステープル処理)を行うステープル
処理ユニットである。このステープル処理ユニット4
は、記録紙P等を凹状に折り曲げられたステープル針Q
にて綴じる処理が実行されるステープル機構41と、こ
のステープル機構41のステープル位置に対して複数枚
の記録紙P等を積み重ねて収容する集積トレイ42と、
集積トレイ42に記録紙P等を送り込む方向に回転する
ともにステープル処理後の記録紙Pを排紙トレイ13に
排出させる方向に逆回転する用紙送りロール43とでそ
の主要部が構成されている。
【0024】ステープル機構41は、記録紙P等にステ
ープル針を打ち込む可動ヘッド部と、そのステープル針
を折り曲げるように受け止める固定ヘッドとから構成さ
れている。このステープル処理ユニット41は、単体で
あって図示しないガイドレール機構に移動可能に取り付
けられており、集積トレイ42上に収容される記録紙P
等の排出方向Y後端側となる端部Pbにそって移動して
ステープル処理位置を変えて、所望の端部位置で綴じ処
理ができるように構成されている(図4)。一方、集積
トレイ42は、用紙搬送路3における搬送ロール対32
の下方側の位置に傾斜した状態で配設され、搬送ロール
対32から抜け出て自然落下する記録紙P等をその後端
部側からすべり込ませて積み重ねるものである(図7参
照)。また、この集積トレイ42には、図示しない紙揃
え機構があり、突き当て部材(タンパー)により集積ト
レイに収容される記録紙Pの側辺をたたいて用紙揃えが
行われるようになっている。
【0025】さらに、符号5は、排紙トレイ13に積載
収容された記録紙Pの排出方向Yに対して後端部側にお
ける最上面の位置を検知する第1のセンサ(SEN1)
であり、符号6は、第1のセンサ5により検知される排
紙トレイ13上の記録紙束Pの当該センサ5よりも排出
方向Yに対して先端部側における最上面の位置を検知で
きる第2のセンサ(SEN2)である。
【0026】この実施形態では、第1のセンサ5及び第
2のセンサ6としていずれも、図2に示すように、ビー
ム光Bmを発するビーム発光ユニット51、61とこの
ビーム光Bmを受光し得るビーム受光ユニット52、6
2とからなるビーム型センサを使用している。また、第
1のセンサ5については、排紙トレイ13の取り付け基
端部側であって排紙トレイ13上に積載収容される記録
紙束Pの綴じ部分(ステープル針Qが打ち込まれた部位
を含む排出方向Y後端部の領域)Psの最上面位置を検
知できる部位に配設している。具体的には、排紙トレイ
13の取り付け基端部側の両脇位置に、そのビーム受光
ユニット51と受光ユニット52を対向させるようにそ
れぞれ設けている。一方、第2のセンサ6については、
排紙トレイ13の突出先端部側であって排紙トレイ13
上に積載収容される記録紙束Pの綴じ部分Ps以外の部
分Phの最上面位置を検知できる部位に配設している。
具体的には、排紙トレイ13の突出先端部側にむかうほ
ぼ中央部付近の両脇位置に、そのビーム発光ユニット5
1と受光ユニット52を対向させるようにそれぞれ図示
しない支持フレームに取り付けた状態で設けている。
【0027】そして、この第1のセンサ5と第2のセン
サ6はいずれも、排紙トレイ13を下降移動させたとき
に、各ビーム発光ユニット51、61から発せられる光
ビームBmがそのトレイ13上に積載収容される記録紙
束Pによって遮られた状態からその記録紙束Pによる遮
りがなくなり各ビーム受光ユニット52、62に受光さ
れた時点、又はその反対に排紙トレイ13を上昇移動さ
せたときに、ビーム発光ユニット51、61から発せら
れる光ビームBmがそのトレイ13上に積載収容される
記録紙束Pによって遮られることなく各ビーム受光ユニ
ット52、62に受光された状態から積載収容された記
録紙束Pによって遮られた時点で、記録紙束Pの各部位
における最上面の位置を検知することができるようにな
っている。なお、この実施形態では、第1のセンサ5
は、排紙トレイ13の位置(実際にはトレイの測定対象
とする所定部位の位置)についても上記の検知原理にし
たがって同様に検知する手段として使用されるようにな
っている。
【0028】さらに、第2のセンサ6については、図3
に示すように、その第2のセンサ6で検知される記録紙
束Pの最上面位置が、第一のセンサ5の検知点Kを通る
排紙トレイ13の収容面13aと平行な平面Mよりも所
定量ΔEだけ低い位置(点線Lで示す位置)にあること
を検知できる位置に設置されている。このときの所定量
ΔEは、排紙トレイ13に積載収容される記録紙束Pの
綴じ部分とそれ以外の部分との間で発生する落差が収容
不良等の不具合を誘発するおそれのある落差の限界値
(予測値)として設定されたものである。また、上記平
面Mは、記録紙束Pが排紙トレイ13上に落差のない正
常な状態で積載収容されているときの正常面にも相当す
るものである。この実施形態では、第2のセンサ6は、
その検知点が第1のセンサ5の検知点Kを通る水平面
(高さ位置)とほぼ同様の高さ(位置)となるような関
係に配置されているが、この関係は第2のセンサ6と第
1のセンサ5との離間距離によって変わるものであるた
め、少なくとも上記最上面位置が所定量ΔEだけ低い位
置(点線L)にあることを検知できる条件を満たすよう
に設置されていればよい。そして、この第2のセンサ6
は、第1のセンサ5による記録紙束Pの綴じ部分に相当
する最上面の位置が検知された時点で、その記録紙束P
の綴じ部分以外の部分に相当する最上面の位置が所定量
ΔE以上低い位置にあることを検知しているか否かによ
り、記録紙束Pに所定以上の落差(Δh)が発生してい
るか否かを判断するように使用されるようになってい
る。
【0029】また、図1において符号44は揺動アーム
の先端部に取り付けられ排出ロール85と接離可能に変
位する押えロール、45は複数枚のやわらかい羽根部材
が記録紙P等の表面に軽く触れるようにして回転し、そ
の記録紙Pの集積トレイ42への送り込みと排紙トレイ
13への送り出しとを補助する正逆回転可能な記録紙送
りバドルである。押えロール44は、集積トレイ42に
記録紙P等を収容している間は用紙送りロール43から
離れた位置に退避し、記録紙P等を排出させる際には用
紙送りロール43に当接する位置に揺動するようになっ
ている。
【0030】図5は、この後処理装置1の主な各動作を
制御するための制御系(主に監視手段に関係する構成部
分)を示すものである。図中の符号7は、演算処理装
置、メモリ等にて構成されるマイクロコンピュータシス
テムからなる制御部である。この制御部7には、画像形
成装置2側の中央制御部20、第1のセンサ5、第2の
センサ6等が接続されており、これにより画像形成装置
2の動作等に関する必要な情報(画像形成動作の設定条
件(使用する記録紙のサイズ情報を含む)や動作タイミ
ングの情報、後処理の設定条件の情報など)SSや、排
紙トレイ13の位置検知情報や、排紙トレイ13上に積
載収容される記録紙束Pの最上面位置の検知情報等が電
気信号として入力されるようになっている。また、この
制御部7は、用紙搬送路3の駆動部(搬送ロール対の駆
動モータなど)30、ステープル処理ユニット4の駆動
部(ステープル機構の駆動モータなど)40、排紙トレ
イ13の駆動部(昇降手段の駆動モータなど)16など
と各ドライバを介して接続されており、これにより、メ
モリ等に格納された制御プログラムの内容や各種検知情
報に基づく判断結果にしたがって構成される上記各駆動
部の動作を制御するための信号を各ドライバにそれぞれ
出力するようになっている。図5において符号21は、
画像形成装置2側に装備されている、動作指示などの入
力や警告表示等を行うことができる操作表示パネルであ
る。
【0031】また、この制御部7は、図6に示すよう
に、排紙トレイ13の昇降移動時において第1のセンサ
5及び第2のセンサ6の各検知情報に基づき、その排紙
トレイ13上に積載収容される綴じ処理後の記録紙束P
に異常な落差(Δh>ΔE)が発生しているか否かを監
視し、異常な落差が発生していると判断したときには排
紙トレイ13への積載収容(排紙動作)を禁止する制御
を行うように構成されている。また、この制御部7は、
その排紙動作の禁止に代えて(又はその排紙動作と併せ
て)、前記操作表示パネル21に「これ以上の積載収容
は無理です」等の警告メッセージを表示する制御を行う
ように構成することも可能である。
【0032】次に、この後処理装置1の動作について説
明する。
【0033】まず、図1に示すように、画像形成装置2
から送られる画像形成後の記録紙Pが受入口11を通し
て後処理装置1の本体ハウジング10内に導き入れられ
ると、その画像形成後の記録紙Pは用紙搬送路3の搬送
ロール対31,32によって排出口12から排出される
ように搬送された後、ステープル処理ユニット4まで搬
送されて綴じ処理される。
【0034】このときの綴じ処理は、図7に示すように
して行われる。すなわち、搬送ロール32によって搬送
される記録紙Pは、その排出方向Yに対する先端部Pa
側が本体ハウジング10の排出口12から排出されて排
紙トレイ13の傾斜した収容面に一時的に収容されるよ
うに排出される一方で、その記録紙Pの排出方向Yに対
する後端部Pbが搬送ロール32から抜け出ると、その
後端部Pb側が自然落下して用紙送りロール43上に乗
るような状態となる(同図a)。次いで、このような状
態となった記録紙Pは、矢印方向に回転する用紙送りロ
ール43の搬送力により、その後端部Pb側から集積ト
レイ42側に滑り込むように搬送される。この際、押え
ロール44は用紙送りロール43から離れる退避位置に
揺動しており、また、搬送パドル45は矢印方向に回転
駆動して集積トレイ42に送り込まれる記録紙Pをさら
に集積トレイ42の終端部まで送り込むように搬送す
る。そして、このような作業が所定の回数だけ繰り返さ
れることにより、集積トレイ42上に所定数枚の記録紙
Pが整然と積み重ねられて収容されると、ステープル処
理ユニット4のステープル機器41における可動ヘッド
が下降移動して記録紙Pの束にステープル針を打ち込ん
でその針端部を固定ヘッド側で折り曲げることにより綴
じ処理が行われる(同図b)。これにより、集積トレイ
42上の複数枚の記録紙Pは、その穿孔処理された側の
端部においてステープル針によって綴じられる。この
際、ステープル処理個所が複数ある場合には、ステープ
ル処理ユニット4が図示しないガイドレールにそって次
のステープル位置に移動した後に同様の綴じ処理が行わ
れる。
【0035】そして、この綴じ処理がすべて終了する
と、図7cに示すように、押えロール44が用紙送りロ
ール43と当接する位置に揺動するとともに用紙送りロ
ール43及び搬送パドル45が逆回転し始め、これによ
り綴じ処理後の記録紙Pの束が集積トレイ42から排紙
トレイ13にむけて搬送されて排出される。この際、綴
じ処理後の記録紙束Pは、その綴じ部分Psが排出方向
Y後端部側となる状態で排紙トレイ13上に積載収容さ
れる。
【0036】また、この後処理装置1では、このような
記録紙Pの排紙トレイ13への積載収容に当たっては、
その排紙トレイ13が昇降移動されて適切な収容位置に
調整するための昇降動作が行われる。
【0037】初めての積載収容が行われる初期の段階で
は、排紙トレイ13を任意に昇降移動させてその検出対
象部位が第1のセンサ5により検知されると(具体的に
は、前述したようにビーム発光ユニット51と受光ユニ
ット52の間でビーム光Bmの遮断から受光又は遮断か
ら受光という状態変化が検知されると)、排紙トレイ1
3が昇降移動を停止して初期の収容位置(ホームポジシ
ョン)にセットされるようになっている。また、排紙ト
レイ13に複数の記録紙束Pが積載収容される段階で
は、その積載収容される記録紙束Pの綴じ部分に相当す
る部分の最上面位置が第1のセンサ5により検知される
まで、排紙トレイ13が昇降移動して記録紙束Pの積載
量に適した収容位置にセットされるようになっている。
実際には、記録紙束Pが積載収容されていくにつれて、
排紙トレイ13は下方側に次第に下がることになる。
【0038】そして、この後処理装置1においては、排
紙トレイ13の昇降移動動作時に、そのトレイ13上に
収容された記録紙Pの積載状態に関する以下の監視動作
が行われる。
【0039】すなわち、図6に示すように、排紙トレイ
13の昇降動作が開始されると(ステップ10:S1
0)、第1のセンサ(SEN1)5が記録紙束Pの綴じ
部分Psにあたる最上面の位置を検知したか否かが判断
され(S11)、その最上面の位置が検知された場合に
は前記したように排紙トレイ13の昇降動作が停止して
排紙トレイ13が所定の収容位置にセットされる(S1
2)。そして、第1のセンサ5による検知がなされると
同時に、第2のセンサ(SEN2)6が記録紙束Pの綴
じ部分以外の部分Phにあたる最上面の位置を検知した
か否かが判別される(S13)。
【0040】ステップS13において、第2のセンサ6
による検知が行われていないと判断された場合には、排
紙トレイ13に積載収容された綴じ処理後の記録紙束P
の綴じ部分Psとそれ以外の部分との間の落差Δhが異
常なレベルにはないものとみなし、記録紙束Pの排紙ト
レイ13への排紙動作が続行される(S14)。
【0041】図8は、第2のセンサ6による検知が行わ
れないと判断されるときにおける記録紙束Pの積載状態
の一例を示す。すなわち、このときの記録紙束Pの積載
状態は、記録紙束Pの綴じ部分Psによる盛り上がり現
象による影響が少ない段階にあるため、第2のセンサ6
により検知される記録紙束Pの部分とその綴じ部分Ps
との落差Δhが異常な落差レベル(ΔE)に達していな
い小さな状態にある。このため、このような積載状態の
段階では、その後に積載収容される綴じ処理後の記録紙
束Pが落差によって整然と積載収容されないという収容
不良(図19b参照)が発生しにくいため、その後もし
ばらくの間は記録紙束Pの排紙動作を続行することが可
能となる。
【0042】一方、ステップS13において、第2のセ
ンサ6による検知が行われたと判断された場合には、排
紙トレイ13に積載収容された綴じ処理後の記録紙束P
の綴じ部分Psとそれ以外の部分との間の落差Δhが異
常なレベルになっているものとみなし、記録紙束Pの排
紙トレイ13への排紙動作が禁止されるようになってい
る(S15)。
【0043】図9は、第2のセンサ6による検知が行わ
れたと判断されたときにおける記録紙束Pの積載状態の
一例を示す。すなわち、このときの記録紙束Pの積載状
態は、記録紙束Pの綴じ部分Psによる盛り上がり現象
による影響が大きくなった段階にあるため、第2のセン
サ6により検知される記録紙束Pの部分とその綴じ部分
Psとの落差Δhが大きくなり異常な落差レベル(Δ
E)に達することになる。しかし、このような積載状態
になると、それ以後の記録紙束Pの排紙動作が禁止され
るため、綴じ処理後の記録紙束Pが落差によって整然と
積載収容されないという収容不良が発生することを未然
に防止することができる。なお、ステップS15におい
て、それ以後の積載収容が不可能であることの警告を行
うようにした場合でも、かかる警告に基づいてユーザー
がその後の画像形成動作を停止させること等により対応
することができため、上記したような収容不良の発生を
防止することができる。
【0044】また、この後処理装置1によれば、記録紙
Pとして様々なサイズのものが使用されたり、綴じ処理
位置が種々変更されることがあっても、第1のセンサ5
及び第2のセンサ6により排紙トレイ13上の記録紙束
Pの積載状態(落差の度合い)を確実に検知することが
できるため、その各種綴じ部分の盛り上がり現象によっ
て発生する落差に起因した収容不良等を防止することが
可能である。また、排紙トレイ13に積載収容されてい
る記録用紙束Pが途中で取り除かれることがあっても、
第1のセンサ5及び第2のセンサ6による記録紙束Pの
積載状態の検知が何ら支障もなく行われるため、監視動
作が正常に行われる。
【0045】[実施の形態2]図10は、本発明の他の
実施形態に係る後処理装置の主な構成を示すものであ
る。この実施形態に係る後処理装置1は、排紙トレイ1
3に排出方向Yのサイズが小さい小サイズの記録紙P1
が積載収容された後にその記録紙P1よりも大サイズの
記録紙P2がさらに積載収容することが可能であり、か
かる積載収容を行う場合に大サイズの記録紙P2の積載
状態(先端部側の垂れ下がり状態)を検知できる第3の
センサ8を設けた以外は実施の形態1に係る後処理装置
と同じ構成からなるものである。
【0046】上記第3のセンサ8は、図10や図11に
示すように、第2のセンサ6により検知される大サイズ
の記録紙束P2の当該センサ6よりも排出方向Yに対し
て先端部付近における最上面の位置を検知できるセンサ
(SEN3)であり、第1のセンサ5及び第2のセンサ
6と同様に、ビーム発光ユニット81とビーム受光ユニ
ット82とからなるビーム型センサを使用している。ま
た、この第3のセンサ8については、排紙トレイ13の
突出先端部側であって大サイズの記録紙束P2の排出方
向Y先端部側Ptの最上面位置を検知できる部位に配設
している。具体的には、排紙トレイ13の突出先端部付
近の両脇位置に、そのビーム受光ユニット81と受光ユ
ニット82を対向させるように図示しない支持フレーム
に取り付けた状態で設けている。
【0047】また、第3のセンサ8については、図12
に示すように、その第3のセンサ8で検知される大サイ
ズの記録紙束P2の最上面位置(Pt)が、第一のセン
サ5の検知点Kを通る排紙トレイ13の収容面13aと
平行な平面Mよりも所定量ΔGだけ低い位置(点線Nで
示す位置)にあることを検知できる位置に設置されてい
る。このときの所定量ΔGは、排紙トレイ13に小サイ
ズの記録紙束P1の上にさらに積載収容される大サイズ
の記録紙束P2の先端部の垂れ下がりによって発生する
落差が綴じ処理欠落、不揃い収容等の不具合を誘発する
おそれのある落差の限界値(予測値)として設定された
ものである。
【0048】そして、この第3のセンサ8は、第1のセ
ンサ5による大サイズの記録紙束P2の綴じ部分Psに
相当する最上面の位置が検知された時点で、その記録紙
束P2の先端部付近Ptに相当する最上面の位置が所定
量ΔG以上低い位置にあることを検知しているか否かに
より、記録紙束P2の先端部側が所定以上の垂れ下がり
(落差Δh)が発生しているか否かを判断するように使
用されるようになっている。なお、第2のセンサ6は、
小サイズの記録紙P1及び大サイズの記録紙P2におけ
る綴じ部分とそれ以外の部分との間での各落差(Δh)
を、実施の形態1の場合と同様の原理によってそれぞれ
検知するように使用される。
【0049】また、この第3のセンサ8は、実施の形態
1の場合と同様に、制御部70(図5)に接続されてい
る。さらに、この第3のセンサ8が接続された制御部7
0は、図13に示すように、排紙トレイ13の昇降移動
時において第1のセンサ5及び第2のセンサ6の各検知
情報に基づき、その排紙トレイ13上に積載収容される
綴じ処理後の記録紙束P1、P2に異常な落差(Δh>
ΔE)が発生しているか否かを監視し、異常な落差が発
生していると判断したときには排紙トレイ13への積載
収容(排紙動作)を禁止する制御を行うように構成され
ている。しかも、この制御部70は、小サイズの記録紙
束P1の積載収容をした後に大サイズの記録紙束P2の
積載収容をした場合に、第1のセンサ5及び第3のセン
サ8の各検知情報に基づき、排紙トレイ13上に積載収
容される綴じ処理後の大サイズ記録紙束P2の先端部付
近Ptに異常な垂れ下がり具合(Δh>ΔG)が発生し
ているか否かを監視し、異常な垂れ下がりが発生してい
ると判断したときには排紙トレイ13への積載収容(排
紙動作)を禁止する制御を行うように構成されている。
【0050】次に、この実施形態2に係る後処理装置1
による監視動作について説明する。特に、排紙トレイ1
3に綴じ処理後の小サイズ記録紙束P1を積載収容した
後に綴じ処理後の大サイズ記録紙束P2を積載収容した
場合に、その排紙トレイ13の昇降動作が実行されたと
きに行われる大サイズ記録紙P2の積載状態に関する監
視動作について説明する。
【0051】すなわち、図13に示すように、排紙トレ
イ13の昇降動作が開始されると(ステップ20:S2
0)、第1のセンサ(SEN1)5が小サイズ記録紙束
P1上に積載された大サイズ記録紙束P2の綴じ部分P
sにあたる最上面の位置を検知したか否かが判断され
(S21)、その最上面の位置が検知された場合には前
記したように排紙トレイ13の昇降動作が停止して排紙
トレイ13が所定の収容位置にセットされる(S2
2)。そして、第1のセンサ5による検知がなされると
同時に、第2のセンサ(SEN2)6が大サイズの記録
紙束P2の綴じ部分以外の部分Phにあたる最上面の位
置を検知したか否かが判別される(S23)。
【0052】ステップS23において、第2のセンサ6
による検知が行われたと判断された場合には、排紙トレ
イ13に積載収容された大サイズの記録紙束P2の綴じ
部分Psとそれ以外の部分Phとの間の落差Δhが異常
なレベル(>ΔE)になっているものとみなし、実施の
形態1の場合と同様に、大サイズの記録紙束P2の排紙
トレイ13への排紙動作が禁止されるようになっている
(S24)。
【0053】一方、ステップS23において、第2のセ
ンサ6による検知が行われていないと判断された場合に
は、排紙トレイ13に積載収容された大サイズの記録紙
束P2の綴じ部分Psとそれ以外の部分との間の落差Δ
hが異常なレベルにはないものとみなし、第3のセンサ
(SEN3)8が大サイズの記録紙束P2の先端部付近
Ptにあたる最上面の位置を検知したか否かが判別され
る(S25)。
【0054】そして、ステップS25において、第3の
センサ8による検知が行われていないと判断された場合
には、排紙トレイ13に積載収容された大サイズ記録紙
束P2の先端部付近Ptの垂れ下がり(による落差Δ
h)が異常なレベルにはないものとみなし、大サイズ記
録紙束P2の排紙トレイ13への排紙動作が続行される
(S26)。
【0055】図14は、第3のセンサ8による検知が行
われないと判断されるときにおける大サイズ記録紙束P
2の積載状態の一例を示す。すなわち、このときの大サ
イズ記録紙束P2の積載状態は、その記録紙束P2の先
端部の垂れ下がり現象による影響が少ない段階にあるた
め、第3のセンサ8により検知される記録紙束P2の部
分Ptとその綴じ部分Psとの落差Δhが異常な落差レ
ベル(ΔG)に達していない小さな状態にある。このた
め、このような積載状態の段階では、その後に積載収容
される綴じ処理後の大サイズ記録紙束P2がその垂れ下
がりによって整然と積載収容されないという収容不良
(図20参照)が発生しにくいため、その後もしばらく
の間は大サイズ記録紙束P2の排紙動作を続行すること
が可能となる。
【0056】一方、ステップS25において、第3のセ
ンサ8による検知が行われたと判断された場合には、排
紙トレイ13に積載収容された大サイズ記録紙束P2の
先端部付近Ptの垂れ下がり(による落差Δh)が異常
なレベルになっているものとみなし、それ以後の大サイ
ズ記録紙束P2の排紙トレイ13への排紙動作が禁止さ
れるようになっている(S24)。
【0057】図15は、第3のセンサ8による検知が行
われたと判断されたときにおける大サイズ記録紙束P2
の積載状態の一例を示す。すなわち、このときの大サイ
ズ記録紙束P2の積載状態は、その記録紙束P2の先端
部の垂れ下がり現象による影響が大きくなった段階にあ
るため、第3のセンサ8により検知される記録紙束P2
の部分Ptとその綴じ部分Psとの落差Δhが大きくな
り異常な落差レベル(ΔG)に達した状態になる。しか
し、このような積載状態になると、それ以後の大サイズ
記録紙束P2の排紙動作が禁止されるため、上記垂れ下
がりによる落差によって搬送ロール対32で送り出され
た大サイズ記録紙P2がステープル処理ユニット140
側に送り込まれず綴じ処理されないという綴じ処理欠落
や、次に積載収容される大きいサイズの用紙が良好に揃
えられて収容されなくなるという不揃い収容が発生する
ことを未然に防止することができる。なお、ステップS
24において、それ以後の積載収容が不可能であること
の警告を行うようにした場合でも、かかる警告に基づい
てユーザーがその後の画像形成動作を停止させること等
により対応することができため、上記したような綴じ処
理欠落や収容不良の発生を防止することができる。
【0058】また、この後処理装置1は、大きいサイズ
の記録紙束の積載収容を行いたい場合に、排紙トレイ1
3に先に収容されている小サイズの記録紙束を取り除い
た後でないと実行できないということがないため、使い
勝手がよい。
【0059】[他の実施の形態]図16は、他の実施形
態に係る後処理装置1の一部を示すものである。この実
施形態に係る後処理装置1は、第2のセンサ5および第
3のセンサ6として反射型センサを使用した以外は、実
施の形態1又は2に係る後処理装置と同じ構成からなる
ものである。
【0060】すなわち、この反射型センサからなる第2
センサ5及び第3センサ8はいずれも、発光部及び受光
部を備えたものであり、その発光部からの照射光Jが排
紙トレイ13上に積載収容された記録紙束P(P1,P
2)の前記測定対象部位(Ph,Pt)に照射され、そ
の対象部位で反射された照射光Jが受光部に所定時間内
で受光されるか否かによって積載状態(綴じ部分に起因
した浮き上がりによる落差Δh、大サイズ記録紙の先端
部の垂れ下がりによる落差Δh)が検知される。そし
て、その照射光Jが所定時間内に受光部に受光されない
状態になるときが、記録紙の積載状態が異常なレベルに
なったもの(Δh>ΔE,Δh>ΔG)と認識されるよ
うになっている。
【0061】なお、第2のセンサ6及び第3のセンサ7
は、記録紙の排出動作や積載収容動作等に支障となら
ず、記録紙の積載状態を正確に検知できるものであれ
ば、他の種類のものであってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の後処理装
置によれば、前記した構成により、排紙トレイ上に積載
収容される用紙の綴じ部分が盛り上がることにより発生
するおそれのある紙詰まり、収容不良などの不具合を適
切かつ的確に防止することができる。また、排紙トレイ
上に先に積載収容された用紙よりも大サイズの用紙が積
載収容される場合に発生するおそれのある綴じ処理欠
落、不揃い収容などの不具合についても適切かつ的確に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1に係る後処理装置の要部を示す概
略構成図。
【図2】 第1センサ及び第2センサの設置状態を示す
概略上面図。
【図3】 第1センサ及び第2センサの設置状態を示す
説明正面図。
【図4】 ステープル処理ユニットの綴じ処理位置の変
更可能な状態を示す説明上面図。
【図5】 後処理装置の制御系の構成を示すブロック
図。
【図6】 排紙トレイの昇降動作時における監視動作の
例を示すフローチャート。
【図7】 ステープル処理ユニットによる綴じ処理の主
な動作状態を示す説明図。
【図8】 盛り上がり現象による落差が小さい段階にあ
る記録紙の積載状態例を示す要部説明図。
【図9】 盛り上がり現象による落差が大きい段階にあ
る記録紙の積載状態例を示す要部説明図。
【図10】 実施形態2に係る後処理装置の要部を示す
概略構成図。
【図11】 第1センサ、第2センサ及び第3センサの
設置状態を示す概略上面図。
【図12】 第1センサ、第2センサ及び第3センサの
設置状態を示す説明正面図。
【図13】 排紙トレイの昇降動作時における監視動作
の例を示すフローチャート。
【図14】 垂れ下がり現象による落差が小さい段階に
ある大サイズ記録紙の積載状態例を示す要部説明図。
【図15】 垂れ下がり現象による落差が大きい段階に
ある大サイズ記録紙の積載状態例を示す要部説明図。
【図16】 他の実施形態に係る後処理装置の要部(第
2センサ及び第3センサ)を示す概略構成図。
【図17】 従来の後処理装置の要部を示す概略構成
図。
【図18】 綴じ部分による浮き上がり現象を示す説明
図。
【図19】 (a)は浮き上がり現象による紙詰まりの
不具合を示す説明図、(b)は浮き上がり現象による収
容不良の不具合を示す説明図。
【図20】 小サイズ用紙上に大サイズ用紙を積載収容
した場合の垂れ下がり現象による不具合を示す説明図。
【符号の説明】
1…後処理装置、4…ステープル処理ユニット(綴じ処
理手段)、5…第1センサ(第1の紙面検知手段)、6
…第2センサ(第2の紙面検知手段)、8…第3センサ
(第3の紙面検知手段)、13…排紙トレイ、70…制
御部(監視手段の一部)、21…制御部(制御手段)、
P…記録紙(用紙)、P1…小サイズの用紙(束)、P
2…大サイズの用紙(束)、Q…ステープル針(綴じ
具)、ΔE,ΔG…所定量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA02 AA05 AB01 BA04 BB02 BB07 CB12 CB17 DA09 DB02 DC12 EB40 3F054 AA01 AB01 AC02 AC05 BA04 BD02 CA04 CA11 CA12 DA01 DA16 3F108 GA02 GA04 GB01 HA02 HA36 HA39 HA44 HA54

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から送られる用紙を複数枚
    積み重ねた状態でその用紙束の所定端部に綴じ具を付し
    て綴じる綴じ処理手段と、 この綴じ処理手段により綴じた後に排出される用紙束を
    その綴じ部分が排出方向後端部側となる状態で積載収容
    する昇降移動可能な排紙トレイと、 この排紙トレイに積載収容された用紙束の排出方向後端
    部側における最上面の位置を検知する第1の紙面検知手
    段と、 この第1の紙面検知手段により検知される前記用紙束の
    当該紙面検知手段よりも排出方向先端部側における最上
    面が当該紙面検知手段の検知点を通る前記排紙トレイの
    収容面と平行な平面よりも所定量以上低い位置にあるこ
    とを検知する第2の紙面検知手段と、 この第2の紙面検知手段による検知情報が得られたとき
    に前記排紙トレイへのこれ以上の積載収容を禁止するか
    或いはこれ以上の積載収容が不可能であることを警告す
    る監視手段とを有することを特徴とする後処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の後処理装置において、 前記排紙トレイに排出方向のサイズが小さい小サイズの
    用紙が積載収容された後にその用紙よりも大サイズの用
    紙がさらに積載収容される場合、 前記第2の紙面検知手段により検知される大サイズの用
    紙の当該紙面検知手段よりも排出方向先端部側における
    最上面が前記第1の紙面検知手段の検知点を通る前記排
    紙トレイの収容面と平行な平面よりも所定量以上低い位
    置にあることを検知する第3の紙面検知手段を設けた後
    処理装置。
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