JP2001322567A - 自動車の後部車体構造 - Google Patents

自動車の後部車体構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突時のフロアパネルの屈曲変形を防止でき
るとともに、作業工数の増加を回避できる自動車の後部
車体構造を提供する。 【解決手段】 前側フロアパネル2の後端部2dと、該
前側フロアパネル2より高所に位置する後側フロアパネ
ル3の前端部3aとを接合して段状の縦壁部6を形成
し、上記前側フロアパネル2の下面に車両前後方向に延
びるサイドメンバ10を該サイドメンバ10の後端部1
0bが上記縦壁部6より車両前側に位置するように接合
してなる自動車の後部車体構造において、上記前側フロ
アパネル2の上面に該フロアパネル2を挟んで上記サイ
ドメンバ10に対向するようリインホース11を接合
し、該リインホース11に車両後方に延びる延長部12
を形成するとともに、該延長部12に上記縦壁部6に当
接するフランジ部12aを折り曲げ形成し、該フランジ
部12aを上記縦壁部6の前面に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室フロアがいわ
ゆるキックアップ状をなすように構成された自動車の後
部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リヤシートが搭載される自動車
の後部車体は、図6及び図7に示すように、乗員の足乗
せ部となる前側フロアパネル50の後端部50aと、該
前側フロアパネル50より高所に位置し、リヤシート
(不図示)が搭載される後側フロアパネル51の前端部
51aとをいわゆるキックアップ状をなすよう接合して
段状の縦壁部52を形成したものがある。この種の車体
では、上記縦壁部52の後面にクロスパネル53を接合
して車幅方向に延びる閉断面を形成し、前側フロアパネ
ル50の下面の左,右側部に車両前後方向に延びる断面
ハット状のサイドメンバ54を接合した構造が一般的で
ある。
【0003】また、衝突時のフロア部の溶接抜け等を防
止する観点から、上記前側フロアパネル50の上面にサ
イドメンバ54と対向するようリインホース55を接合
する場合がある。さらに上記サイドメンバ54を配置す
るにあたっては、フロア下方に配置される配管等の関係
から、サイドメンバ54の後端54aを縦壁部52より
車両前側に位置させる場合がある。
【0004】一方、近年の自動車においては、衝突時の
衝撃力によって車室内が変形するのを防止する観点か
ら、車体のエネルギー吸収効率を高めることによって衝
突安全性の向上を図るようにしている。
【0005】ところが、上述の後部車体構造では、リイ
ンホース55等の追加により前側フロアパネル50のサ
イドメンバ54部分の変形は防止できるものの、前側フ
ロアパネル50のサイドメンバ54の後端54aと縦壁
部52との間aは他の部分に比べて脆弱となっており、
入力エネルギーの大きさによっては脆弱部aが屈曲変形
してフロアが後方移動するおそれがある(図6の二点鎖
線参照)。
【0006】このようなフロアパネルの変形を防止する
ために、従来、サイドメンバ54の後端部54aと縦壁
部52のクロスパネル53の背面とにエクステンション
56(図6の破線参照)を架け渡して接合し、これによ
り脆弱部aを補強する場合がある(実開平1−6829
0号公報の第7図参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようにエクステンションをサイドメンバと縦壁部と
に架け渡して接合する構造とした場合には、衝突時の入
力ベクトルがエクステンションの剥離方向に作用するこ
とから、入力エネルギーを縦壁部に有効に伝達できない
おそれがある。
【0008】また上記従来構造では、前側,後側フロア
パネルを接合した後に、エクステンテョンを架け渡して
接合するという後付け作業となることから、作業工数が
増えるという問題がある。
【0009】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、衝突時のフロアパネルの変形を防止できると
ともに、作業工数の増加を回避できる自動車の後部車体
構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前側
フロアパネルの後端部と、該前側フロアパネルより高所
に位置する後側フロアパネルの前端部とを接合して段状
の縦壁部を形成し、上記前側フロアパネルの下面に車両
前後方向に延びるサイドメンバを該サイドメンバの後端
が上記縦壁部より車両前側に位置するように接合してな
る自動車の後部車体構造において、上記前側フロアパネ
ルの上面に該フロアパネルを挟んで上記サイドメンバに
対向するようリインホースを接合し、該リインホースに
車両後方に延びる延長部を形成するとともに、該延長部
の後端に上記縦壁部に当接するフランジ部を折り曲げ形
成し、該フランジ部を上記縦壁部の前面に接合したこと
を特徴としている。
【0011】ここで、本発明の延長部は、リインホース
に一体形成する場合、あるいは別途形成した延長部をリ
インホースに接合する場合を含む。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、上
記延長部が車両後方ほど車幅方向に拡がる末広がりに形
成されており、上記フランジ部が上記延長部の後端幅と
同じ幅広に形成されていることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記リインホースが、上記前側フロアパネルととも
に上記サイドメンバに重ね合わせて接合されていること
を特徴としている。
【0014】
【発明の作用効果】本発明にかかる後部車体構造によれ
ば、前側フロアパネルの上面にサイドメンバに対向する
ようリインホースを接合し、該リインホースに後方に延
びる延長部を形成し、該延長端に形成したフランジ部を
縦壁部の前面に接合したので、衝突時の入力エネルギー
はサイドメンバ,リインホースから延長部を介して縦壁
部に確実に伝達されることとなり、前側フロアパネルの
屈曲変形による後方移動を防止でき、車室内への影響を
防止できる。
【0015】また衝突時の入力エネルギーは延長部を縦
壁部に押し付ける方向に作用することから、フランジ部
が剥離したりすることはなく、入力エネルギーを確実に
縦壁部に伝達することができ、この点からも前側フロア
パネルの屈曲変形を防止できる。
【0016】さらに本発明では、リインホースに延長部
を形成する構造であるので、該リインホース及び延長部
をサイドメンバとともに前側フロアパネルに先付けして
組付けておき、この後、前側フロアパネルと後側フロア
パネルとを組付けることとなる。その結果、従来のエク
ステンションの後付け作業を不要にでき、その分だけ作
業工数を削減できる。
【0017】請求項2の発明では、上記延長部を末広が
りに形成するとともに、フランジ部を車幅方向に幅広に
形成したので、衝突時の入力エネルギーを分散させて縦
壁部に伝達することができ、エネルギー伝達効率を高め
ることができる。
【0018】請求項3の発明では、上記リインホースを
フロアパネルとともにサイドメンバに重ね合わせて接合
したので、衝突時のリインホース,サイドメンバの断面
形状を確保することができるとともに、接合部の剪断剥
離を防止でき、エネルギー伝達効率をさらに高めること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1ないし図5は、本発明の一実施形態に
よる自動車の後部車体構造を説明するための図であり、
図1は後部車体の分解斜視図、図2は後部車体の斜視
図、図3は後部車体の縦壁部の断面側面図(図2のIII-
III 線断面図) 、図4は後部車体のサイドメンバ,リイ
ンホース接合部の断面正面図( 図2のIV-IV 線断面
図)、図5はリインホースの斜視図である。ここで、本
実施形態の後部車体は、略左右対称であるので、車両正
面から見た車体左側部分についてのみ説明する。
【0021】図において、1は自動車の後部車体を示し
ており、これはフロントシート(不図示)が搭載される
前側フロアパネル2と、該前側フロアパネル2より高所
に位置しリヤシート(不図示)が搭載される後側フロア
パネル3とを接合することにより車室フロア部を形成し
て構成されている。
【0022】上記前側フロアパネル2は、車幅方向中央
部に車両前後方向に延びる凸状のトンネル部2aを形成
するとともに、左右側縁にフランジ部2bを下向きに折
り曲げ形成してなるものであり、このフランジ部2bに
は車両前後方向に延びるロッカパネル4が接合されてい
る。また上記前側フロアパネル2の後部にはリヤシート
用足乗せ部2cが形成されており、この足乗せ部2cの
後端部には前側縦壁部2dが斜め上向きに折り曲げ形成
されている。
【0023】上記後側フロアパネル3の左右側部には車
両前後方向に延びるリヤサイドメンバ5が接合されてい
る。このリヤサイドメンバ5は上向きに開口する断面ハ
ット状のものであり、これの前端部には上記ロッカパネ
ル4の後端部が結合されており、平面視で両者4,5は
車両前後方向に略直線状に連結されている。
【0024】上記後側フロアパネル3の前端部には後側
縦壁部3aが下向きに折り曲げ形成されており、この後
側縦壁部3aと上記前側縦壁部2dとで段状の縦壁部6
が形成されている。また上記後側縦壁部3aの背面には
車幅方向に延びるクロスパネル7が配設されており、こ
のクロスパネル7と後側縦壁部3aとの間には同じく車
幅方向に延びるリインホース8が介設されている。
【0025】そしてクロスパネル7の上縁部7aは、リ
インホース8の上縁部8aとともに、後側フロアパネル
3の上壁部3bに3枚重ね合わせて溶接接合されてい
る。また上記前側縦壁部2dの上縁部2eは、クロスパ
ネル7の下縁部7b及びリインホース8の下縁部8bと
ともに、後側縦壁部3aの下縁部3cに4枚重ね合わせ
て溶接接合されている。このようにして上記縦壁部6,
リインホース8,及びクロスパネル7により車幅方向に
延びる閉断面をなすクロスメンバ9が形成されており、
このクロスメンバ9の左右両端部は上記リヤクロスメン
バ5に結合されている。
【0026】上記前側フロアパネル2の下面の左右側部
には、車両前後方向に延びるサイドメンバ10が配設さ
れており、この左右のサイドメンバ10は上記左右のリ
ヤサイドメンバ5より車内側にオフセット配置されてい
る。このサイドメンバ10は上向きに開口する底の深い
断面ハット状のものであり、これの左右フランジ部10
aが前側フロアパネル2の下面に当接している。また上
記サイドメンバ10の後端は底部10bを曲げ起こすこ
とにより船底の如く閉塞されており、これの後端縁には
上記左右フランジ10aと連続する後フランジ10cが
一体形成され、該後フランジ10cは前側フロアパネル
2の下面に当接している。
【0027】上記サイドメンバ10の前端は車体前端ま
で延びており、後端である後フランジ10cは上記縦壁
部6より車両前側に位置している。これにより前側フロ
アパネル2下方のサイドメンバ10と縦壁部6との間に
配設された不図示の配管等とサイドメンバ10とが干渉
するのを防止している。
【0028】上記前側フロアパネル2の上面にはサイド
メンバ10に対向するよう帯板状のリインホース11が
配設されており、該リインホース11の前端は前側フロ
アパネル2の前後方向中央部に位置している。このリイ
ンホース11は下向きに開口する底の浅い断面ハット状
のものであり、これの全周縁に渡って形成された左,
右,及び後フランジ部11a,11cは、前側フロアパ
ネル2を挟んで上記サイドメンバ10のフランジ部10
a,10cに対向している。そして上記リインホース1
1の左右,後フランジ部11a,11cは前側フロアパ
ネル2とともに、サイドメンバ10の左右,後フランジ
部10a,10cに3枚重ね合わせて溶接接合されてい
る。なお、11bは電着塗装用孔である。
【0029】上記リインホース11の後端部には延長部
12が設けられている。この延長部12はリインホース
11とは別途に形成された板金製のものであり、平面視
で車両後方ほど車幅方向に拡がる末広がりとなる扇状に
形成されており、該延長部12の後端縁にはこれの車幅
方向全長に渡る長さのフランジ部12aが上向きに折り
曲げ形成されている。
【0030】上記延長部12は上記リインホース11の
上面に沿う断面ハット状のビード部12bと左右側板部
12d,12dとからなり、各側板部12dは左右フラ
ンジ部11aに当接しており、上記ビード部12bはフ
ランジ部12aに渡って延びている。また上記左右の側
板部12dにはフランジ部12aに渡って延びる凸条ビ
ード12c,12cが形成されている。
【0031】そして上記延長部12の左右側板部12d
は上記リインホース11の左右フランジ部11aととも
に、前側フロアパネル2,サイドメンバ10の左右フラ
ンジ部10aに4枚重ね合わせて溶接接合されており、
上記フランジ部12aは縦壁部6の前側縦壁部2dの前
面に溶接接合されている(図5の×印参照)。
【0032】ここで、本実施形態の後部車体1を組付け
るには、前側フロアパネル2にリインホース11,延長
部12を配置するとともに、サイドメンバ10を配置し
て位置決めし、この状態でリインホース11,延長部1
2を前側フロアパネル2とともにサイドメンバ10に溶
接し、延長部12のフランジ部12aを前側フロアパネ
ル2の前側縦壁部2dに溶接する。この後、前側フロア
パネル2と後側フロアパネル3とをクロスパネル7,リ
インホース8とともに溶接して組付ける。
【0033】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0034】本実施形態によれば、リインホース11に
車両後方に延びる延長部12を接合し、該延長部12の
フランジ部12aを縦壁部6の前面に溶接接合したの
で、衝突時の入力エネルギーをサイドメンバ10,リイ
ンホース11から延長部12を介して断面剛性の高い縦
壁部6(クロスメンバ9)に伝達することができる。こ
れにより前側フロアパネル2のサイドメンバ10の後端
である後フランジ部10cと縦壁部6との間が屈曲変形
してフロアが後方移動するのを防止でき、ひいては車室
内への影響を防止できる。また上記縦壁部6に伝達され
た入力エネルギーを左右のリヤサイドメンバ5から後方
に逃がすことができ、エネルギーの吸収効率を向上でき
る。
【0035】また本実施形態では、既存のリインホース
11に延長部12を追加するだけで脆弱部の補強を行な
うことができるので、大幅な設計変更を行なう必要がな
く、簡単な構造で実現でき、コスト上昇を抑えることが
できる。
【0036】また衝突時の入力エネルギーは延長部12
を介してフランジ部12aを縦壁部6に押し付ける方向
に作用することから、フランジ部12aの溶接が剥離し
たりすることはなく、入力エネルギーを確実に縦壁部6
に伝達することができ、この点からも前側フロアパネル
2の屈曲変形を防止できる。
【0037】本実施形態では、上記延長部12を車両後
方に扇状に広がるように形成するとともに、フランジ部
12aを車幅方向に幅広に形成したので、フランジ部1
2aと縦壁部6との接合面積を大きくすることができ、
衝突時の入力エネルギーを分散させて縦壁部6に伝達す
ることができ、エネルギー伝達効率を高めることができ
る。
【0038】また上記リインホース11を前側フロアパ
ネル2とともにサイドメンバ10に3枚重ねて溶接接合
したので、衝突時のリインホース11,サイドメンバ1
0の断面形状を確保することができるとともに、接合部
の剪断剥離を防止でき、エネルギー伝達効率をさらに高
めることができる。
【0039】上記サイドメンバ10の後端底部10bを
曲げ起こして閉塞し、後フランジ10cを前側フロアパ
ネル2とともにリインホース11の後フランジ11cに
3枚重ねて溶接接合したので、サイドメンバ10後端部
でのエネルギー伝達ロスを小さくすることができ、効率
よくエネルギーを伝達できる。
【0040】また上記延長部12に車両前後方向に延び
るビード12b,12cを形成したので、リインホース
自体の剛性を高めることができ、エネルギー伝達効率を
向上できる。
【0041】本実施形態では、上記リインホース11に
延長部12を形成する構造であるので、リインホース1
1及び延長部12をサイドメンバ10とともに、前側フ
ロアパネル2に予め溶接接合して先付けしておき、この
後,前側フロアパネル2と後側フロアパネル3とを溶接
接合して組み付けることができ、従来のエクステンショ
ンの後付け作業を不要にでき、その分だけ作業工数を削
減できる。
【0042】なお、上記実施形態では、リインホース1
1に別体の延長部12を接合した場合を例に説明した
が、本発明はリインホースに延長部を一体形成すること
も勿論可能であり、この場合には、部品点数を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車の後部車体構
造を説明するための分解斜視図である。
【図2】上記後部車体の斜視図である。
【図3】上記車体後部の縦壁部の断面側面図(図2のII
I-III 線断面図) である。
【図4】上記車体後部のサイドメンバ,リインホース接
合部の断面正面図( 図2のIV-IV 線断面図)である。
【図5】上記実施形態のリインホースの斜視図である。
【図6】従来の一般的な後部車体を示す図である。
【図7】従来の一般的な後部車体を示す図である。
【符号の説明】
1 後部車体 2 前側フロアパネル 3 後側フロアパネル 6 縦壁部 10 サイドメンバ 11 リインホース 12 延長部 12a フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側フロアパネルの後端部と、該前側フ
    ロアパネルより高所に位置する後側フロアパネルの前端
    部とを接合して段状の縦壁部を形成し、上記前側フロア
    パネルの下面に車両前後方向に延びるサイドメンバを該
    サイドメンバの後端が上記縦壁部より車両前側に位置す
    るように接合してなる自動車の後部車体構造において、
    上記前側フロアパネルの上面に該フロアパネルを挟んで
    上記サイドメンバに対向するようリインホースを接合
    し、該リインホースに車両後方に延びる延長部を形成す
    るとともに、該延長部の後端に上記縦壁部に当接するフ
    ランジ部を折り曲げ形成し、該フランジ部を上記縦壁部
    の前面に接合したことを特徴とする自動車の後部車体構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記延長部が車両後
    方ほど車幅方向に拡がる末広がりに形成されており、上
    記フランジ部が上記延長部の後端幅と同じ幅広に形成さ
    れていることを特徴とする自動車の後部車体構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記リインホ
    ースが、上記前側フロアパネルとともに上記サイドメン
    バに重ね合わせて接合されていることを特徴とする自動
    車の後部車体構造。
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