JP2001320389A - 時間短縮シリアルデータ送受信システム - Google Patents

時間短縮シリアルデータ送受信システム

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JP2001320389A
JP2001320389A JP2000138073A JP2000138073A JP2001320389A JP 2001320389 A JP2001320389 A JP 2001320389A JP 2000138073 A JP2000138073 A JP 2000138073A JP 2000138073 A JP2000138073 A JP 2000138073A JP 2001320389 A JP2001320389 A JP 2001320389A
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station
response
time
secondary station
transmission
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JP2000138073A
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Hitoshi Ishida
仁志 石田
Minoru Shiga
稔 志賀
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信のオーバヘッドを減らして通信時間を短
縮する。 【解決手段】 シリアル伝送バスを用いて所定の周期で
ポーリング及びリフレッシュ要求を行う一次局と、一次
局に応答する複数の二次局から構成されるシステムにお
いて、一次局は、二次局からの応答順を予め定めて、二
次局に対するアドレス指定を省いたポーリング及びリフ
レッシュ要求を行い、各二次局では、所定順を確認して
応答するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロセスオート
メーションなどに使用されるシリアル通信に関し、特に
応答時間の短縮に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】プロセスオートメーションの分野ではフ
ィールド機器と監視制御機器を結合するインタフェース
としてシリアル伝送バスを使用している。図1は一般的
なシリアル通信システムの構成図である。図中、11は
一次局、12〜15は二次局、16は各局を結合するシ
リアル伝送バスである。例えば、二次局の12と15が
入力型、二次局の13と14が出力型を示している。従
来、一次局と複数の二次局とがシリアル通信バスで接続
されたシステムにおいては、一次局が二次局のデータを
収集する場合、最初にある二次局に対してポーリングを
行い、その二次局のデータを収集した後、次の二次局に
ポーリングを行って同様にデータを収集する順次ポーリ
ング方式が一般に採られている。順次ポーリング方式の
一例として、HDLC(High−level Dat
a Link Control)があり、図12はHD
LCの通信タイミング図、図13はHDLC(JIS−
X5104―1991)で規定されるフレーム構成図、
図14は一次局のブロック構成図である。図において、
1201は一次局による二次局13へのリフレッシュ要
求、1202は二次局13によるリフレッシュ応答、1
203は一次局による二次局14へのリフレッシュ要
求、1204は二次局14によるリフレッシュ応答、1
205は一次局による二次局12へのポーリング要求、
1206は二次局12によるポーリング応答、1207
は一次局による二次局15へのポーリング要求、120
8は二次局15によるポーリング応答、1209と12
10は要求と応答間のオフ時間である。1300は一次
局からの要求及び二次局からの応答の各フレーム、13
01はフレームの開始を示すフラグ、1302は送信先
を示すアドレス、1303はフレーム制御を示すコント
ロール、1304は送信されるデータ、1305はフレ
ームの正当性を検査するフレーム検査シーケンス(FC
S)、1306はフレームの終了を示すフラグである。
1401は通信回路、1402はプロセッサ、1403
はメモリ,1404は通信起動指令,1405は割込み
信号である。
【0003】次に動作を説明する。一次局11内のプロ
セッサ1403は、リフレッシュ要求1201やポーリ
ング要求1205の送信フレーム1300を準備し、通
信回路1401に通信起動を指令する(1404)。通
信回路1401はデータ構造に従って、例えば図13に
示される通信を実行し、完了すると割込み信号1405
でプロセッサ1403に通知する。しかしながらこのよ
うな順次ポーリング方式では、二次局の数が多くなる
と、全二次局のデータを収集する場合に長時間を要す
る。この欠点を解決するために、例えば次のような公報
記載のデータ収集方式が提案されている。第2の従来例
としての特開平1―300643号公報で、以下の方式
が示されている。即ちこの公報には、一次局は複数の二
次局に対して送信順位情報を含む一括ポーリング信号を
送信し、二次局はデータ回線中のキャリア信号を監視
し、これがオフになり次第、予め記憶されている送信順
位に従ってデータ送信するポーリングセレクティング方
式が開示されている。第3の従来例としての特開平9−
181752号公報では、以下の方式が示されている。
即ちこの公報には、一次局から各二次局の送信順位を含
めた一括ポーリングパケットを送信し、二次局はポーリ
ングパケット内の送信順位に対応した時間だけデータ送
信を待機した後データを送信する方式が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式は、第2と
第3の一括ポーリング方式であっても、ポーリング毎に
収集対象である二次局の全アドレスをポーリング時に送
信する方式をとっている。従ってアドレス通信のオーバ
ヘッドが大きく、通信時間が長くなるという課題があ
る。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、データ通信のオーバヘッドを削減
し、従って通信周期を短縮し、または問い合わせサイク
ルを頻繁にできるシリアル通信システムを得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る時間短縮
シリアルデータ送受信システムは、シリアル伝送バスを
用いて所定の周期でポーリング及びリフレッシュ要求を
行う一次局と、一次局に応答する複数の二次局から構成
されるシステムにおいて、一次局は、二次局からの応答
順を予め定めて、二次局に対するアドレス指定を省いた
ポーリング及びリフレッシュ要求を行い、各二次局で
は、所定順を確認して応答するようにした。
【0007】また更に、二次局にはカウンタ相当または
タイマーを設けて、各二次局では他の二次局の応答また
は時間を監視して、各々設定された順序または時間を検
出した後、自局の応答を行うようにした。
【0008】また更に、二次局は、応答時間監視手段を
設けて、監視した応答時間が過ぎると、自局が指定され
る所定の順で応答を行うようにした。
【0009】また更に、一次局は、二次局に対するリフ
レッシュ要求に二次局の通常応答が不必要であることを
示すフィールドを設けて、二次局はフィールドの指定に
基づき、通常のリフレッシュ応答を止めるようにした。
【0010】また更に、一次局は、二次局に対するリフ
レッシュ応答に二次局のエラー通知が可能であることを
示すフィールドを設けて、二次局は、自局でのエラー監
視手段を設けて、この監視でエラーを検出した場合に、
上記フィールドの指定に基きエラー応答を返すようにし
た。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態にお
けるシステム構成図は、図1の一般的なシステム構成図
と同じである。図2はこの発明の一実施例を示すシリア
ル伝送バスのタイミング図、図3は二次局内のシリアル
伝送バス制御部のブロック構成図、図4はシステムの動
作フロー図である。図2において、201〜203は周
期的に繰り返される一次局と複数の二次局の間で行われ
る一連の通信群を示し、204は各通信群の周期時間で
ある。更に、210〜215は、平均的な通信群202
で伝送される一連のフレーム(伝送単位)の構成を示す
もので、210はリフレッシュ要求、211〜212は
リフレッシュ応答、213はポーリング要求、214〜
215はポーリング応答、216〜217は要求と応答
間のオフ時間である。218は全二次局又は二次局個別
を指定するアドレスである。図3において、300は二
次局内のシリアル伝送バス16への送受信を制御する制
御部、301はトランシーバ、302は応答送信のタイ
ミングを決定する送信制御部、303は順番レジスタ、
304はシリアル伝送バス16上の信号線の変化を監視
する信号チェッカ、305はデータ送信部、306はデ
ータ受信部である。図4において、41は一次局のプロ
セッサ1402が実行したステップを示す欄、42は図
示していない一次局の通信回路が実行したステップを示
す欄、43は二次局のシリアル伝送バス制御部300が
実行したステップを示す欄、44が図示していない二次
局の入出力回路が実行したステップを示す欄であり、S
411〜S437は具体的な各処理項目(ステップ)を
表わしている。
【0012】図1から図3を用いて本装置の動作の基本
的な意味を説明する。この発明が対象とする分野では、
入力情報の時刻記録(タイムスタンプ)と、周期内で通
信が終了することが要求される。即ち、一次局11はポ
ーリングで得た入力情報に時刻記録などの処理を実施
し、かつ周期時間内に一連の通信群の通信を終らねばな
らない。この実施形態では、図1に示すように、出力型
二次局と入力型二次局が各々2局ずつの例を述べる。一
次局は、二次局に対するリフレッシュ要求やポーリング
要求を実施する前に、全ての二次局内の順番レジスタ3
03に、入力局と出力局で独立にシリアル番号を設定す
る。例えば、二次局12に“1”、13に“1”、14
に“2”、15に“2”を設定する。図2に示した通信
群202のタイミングは、以下の意味を示している。先
ず、一次局11は、全出力型二次局13と14へのリフ
レッシュデータをまとめてリフレッシュ要求210とし
て送信する。二次局13と14内のシリアル伝送バス制
御部300は、アドレス218から自局又は全二次局へ
のリフレッシュ要求210を受信し、受信したデータを
データ受信部306を経由して出力回路部に渡す。信号
チェッカ304は、シリアル伝送バス16上の信号の変
化を監視して、一定時間以上信号変化が無い場合フレー
ム転送の終了を検知する。
【0013】送信制御部302は、信号チェッカ304
からのフレーム転送の終了と、順番レジスタ303に設
定された値を比較して、自局の応答順序を制御する。例
えば、二次局13内の送信制御部302は順番レジスタ
303の設定値“1”より、信号チェッカ304からの
リフレッシュ要求フレーム転送完了と同時に、データ送
信部305にリフレッシュ応答211の送信許可を出
す。一方二次局14内の送信制御部302は、二次局1
3のリフレッシュ応答フレームの転送が完了した後、デ
ータ送信部305にリフレッシュ応答212の送信許可
を出す。二次局12、15は、入力型のためリフレッシ
ュ要求には応答しない。次に、一次局11は全入力型二
次局に、ポーリング要求213を送信する。二次局12
と15内のシリアル伝送バス制御部300は、アドレス
218から自局又は全二次局へのポーリング要求213
を受信すると同時に、入力回路部からポーリングデータ
を読み取る。ポーリング応答の送信制御は、上記リフレ
ッシュ応答送信時の動作と同じである。これらの一連の
通信群の処理は一次局内のプロセッサの指示に基づい
て、一次局通信回路が実行する。プロセッサは、リフレ
ッシュ要求とポーリング要求を1回ずつ送信する他は二
次局からの応答を受信するだけのため、処理の負荷を軽
減することができる。また送信時間を短縮できる。この
送信時間の短縮は、第2、第3の従来例に比べて最大3
0%にも達する。
【0014】図4の通信処理フローを用いてシーケンス
動作を説明する。一次局のプロセッサはリフレッシュ要
求の出力データに変更があれば設定し、全リフレッシュ
データを初期化し(S412)、通信起動を指示し(S
413)、前の周期で受信したデータへのタイムスタン
プや上位処理装置との通信などの処理へ移行する。通信
回路は図示していない内部タイマーの設定時間の到達を
待って(S415)、リフレッシュ要求210を送信す
る(S417)。出力型二次局13と14は、アドレス
218から自局又は全二次局へのリフレッシュ要求21
0を受信し(S428)、出力点をリフレッシュする
(S436)と共に、自局の応答順序でリフレッシュ応
答を返す(S429、S430)。次に、通信回路は出
力型二次局からのリフレッシュ応答を全て受信する(S
418、S419)と、ポーリング要求213を送信す
る(S420)。二次局12と15は、アドレス218
から自局又は全二次局へのポーリング要求213を受信
し入力点状態のデータ採取を開始し(S437)、デー
タ採取の結果を載せてポーリング応答214と215を
返す(S432、S433)。次に、通信回路は入力型
二次局からのポーリング応答を全て受信する(S42
1、S422)と、終了判定を行い(S423)エラー
が無ければ割込みを発生する(S427)。プロセッサ
は割込み信号によって、割込み受信処理を行い(S41
4)、次に、二次局12と15から受信したデータをメ
モリ(図示せず)へコピーし(S411)、前記処理S
412を繰り返す。
【0015】終了判定(S423)で二次局が通信エラ
ー応答を返した場合、プロセッサは異常局に対してエラ
ーが発生した要求を個別アドレスで送信する(S42
4)。二次局は要求を受信(S434)後、応答を返し
(S435)、一次局は二次局からの応答を受信する
(S436)。一次局は、通信エラーが発生した全ての
二次局に対して同様の処理を行う。また、通信の途中で
二次局内の異常などにより応答がない場合、一次局は二
次局の応答時間を監視し、応答が無い場合は異常と判断
して再送処理を実行してもよい。以上説明したように、
この発明は一次局と二次局間の通信シーケンスを簡略化
することにより、通信時間を短縮し、またプロセッサの
負荷を軽減する効果がある。
【0016】以上の実施の形態では、二次局はシリアル
伝送バス16上の信号線の変化で順序を知り、その順序
から自局の送信開始タイミングを制御していたが、これ
を予め各二次局に対してそれぞれ異なるタイマーを設定
し、そのタイマーに基づく時間監視で送信順序を制御す
る形態としてもよい。図5は、こうした場合のシリアル
伝送バス制御部300の構成図である。図中、501は
送信の可否を決定する送信制御部、502は自局の応答
待ち時間を設定するレジスタ、503は一次局からの要
求フレーム完了を監視する受信チェッカである。その他
の図3と同一の符号は同一又は同等の要素を示す。
【0017】図2と5を用いて本装置の動作を説明す
る。一次局は、先に説明したと同様に、まず全ての二次
局内の応答時間レジスタ502に、二次局毎の応答待ち
時間を設定する。図2に示した通信群202のタイミン
グについて説明するが順序判定以外は図3の構成と同様
であるので、異なる部分を詳述する。即ち、まず、まと
めたリフレッシュ要求210を送信する。二次局13と
14はこれを受信し、受信チェッカ503は、リフレッ
シュ要求フレームの転送完了を検出する。送信制御部5
01は、受信チェッカ503によるフレーム転送終了検
出と、応答時間レジスタ502に設定された値から、自
局の応答送信を制御する。例えば、二次局13内の応答
時間レジスタ502に20マイクロ秒が設定されている
場合、二次局13はリフレッシュ要求210を受信した
後、20マイクロ秒後にリフレッシュ応答を返す。二次
局12、15は、入力型のためリフレッシュ要求には応
答しない。次に、一次局11は全入力型二次局に、ポー
リング要求213を送信する。二次局12と15は、こ
れを受信すると同時に、入力回路部からポーリングデー
タを読み取り、ポーリング応答を送信する。このように
時間監視に基づいて順序制御を行っても、プロセッサの
処理の負荷を軽減し、また送信時間を短縮できる。
【0018】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
二次局が故障などにより応答しない場合は、一次局が異
常を検出して、再送を制御する場合を説明したが、本実
施の形態では、二次局で異常を検知して応答する場合を
説明する。図6は二次局12のポーリング応答214
(図中破線表示部)が返されない場合のタイミング図で
あり、図7は本実施の形態におけるシリアル伝送バス制
御部300の構成図である。図において、701は送信
の可否を決定する送信制御部、702は二次局の応答タ
イムアウト時間を設定するタイムアウトレジスタであ
る。その他の図2、図5と同一の符号は同一又は同等の
部分を示す。
【0019】図6と図7を用いて本装置の動作を説明す
る。一次局は、二次局に対するリフレッシュ要求やポー
リング要求を実施する前に、全ての二次局内のタイムア
ウトレジスタ701に、応答タイムアウト時間を設定す
る。図6に示した通信群202のタイミングについて説
明する。リフレッシュ要求とリフレッシュ応答の制御は
実施の形態1と同じである。次に、一次局11は全入力
型二次局に、ポーリング要求213を送信する。二次局
15内の送信制御部701は、タイムアウトレジスタ7
02の設定値内に信号チェッカ304からのフレーム転
送完了通知を受信しない場合、つまりシステムが何らか
の要因でホールドしたとし、応答タイムアウトが発生し
たと判断して、ポーリング応答215の送信を許可す
る。つまりタイムアウト検出で自発的に自局の順序にな
ると送信を開始する。一次局は、二次局15からのポー
リング応答215を受信すると、タイムアウトとなった
二次局12に対してのみポーリング要求の再送を行う。
これらの一連の通信群の処理は一次局内のプロセッサの
指示に基づいて、一次局通信回路が実行する。プロセッ
サは、応答タイムアウトが発生した場合にも、異常が発
生した二次局のみに要求を再送するだけで、アドレス送
信が必要なく、処理の負荷を軽減し、周期内の応答が確
保できる。
【0020】実施の形態3.本発明が適用される別の分
野では、通信エラーを許容しても通信時間の短縮が重要
である場合がある。本実施の形態では、一次局から送信
されるリフレッシュ要求フレーム内に応答送信不要ビッ
トを設け、該ビットのセット/リセットで二次局がリフ
レッシュ応答を送信する/しないを制御する形態を示
す。図8は応答不要ビットの実施例を示すフレーム構成
図であり、図9は応答送信無効ビットを有効にした場合
のタイミング図である。図8と図9において、801は
応答送信無効ビット、901は応答送信不要ビット80
1を有効にしたリフレッシュ要求、即ち応答送信不要ビ
ット801が有効であればリフレッシュ応答は不要とい
う信号で、902は要求間のオフ時間である。その他の
図2と同一の符号は同一又は同等の部分を示す。
【0021】図8と9を用いて本装置の動作を説明す
る。図9に示した通信群202のタイミングについて説
明する。先ず、一次局11は、出力型二次局13と14
へのリフレッシュデータをまとめて、応答送信不要ビッ
ト801を有効にしたリフレッシュ要求901として送
信する。二次局13と14は、アドレス218から自局
又は全二次局へのリフレッシュ要求901を受信し、受
信したフレームの応答送信不要ビット801をチェック
して、不要ビットが有効であるのでリフレッシュ応答は
送信しない。次に、一次局11はオフ時間902を経過
した後、全入力型二次局にポーリング要求213を送信
する。二次局12と15は、アドレス218から自局又
は全二次局へのポーリング要求213を受信すると同時
に、入力回路部からポーリングデータを読み取る。ポー
リング応答の送信制御は、実施の形態1に記載のポーリ
ング応答送信時の動作と同じである。以上説明したよう
に、この発明は二次局の応答の有無を制御することによ
り、通信時間を短縮できる効果がある。
【0022】実施の形態3では、一次局が二次局の応答
送信の有無を制御していたが、二次局側でエラーが応答
を行うようにした形態としてもよい。図10はこうした
二時局によるエラー通知有効ビットを用いた実施例を示
すフレーム構成図であり、図11はタイミング図であ
る。図において、1001はエラー通知有効ビット、1
101はエラー通知有効ビットを有効にしたリフレッシ
ュ要求、1102はエラー通知時間である。その他の
8、図9と同一の符号は同一又は同等の部分を示す。
【0023】図10と11を用いて本装置の動作を説明
する。図11に示した通信群202のタイミングについ
て説明する。先ず、一次局11は、出力型二次局13と
14へのリフレッシュデータをまとめて、応答送信不要
ビット801とエラー通知有効ビット1001を両方有
効にしたリフレッシュ要求1101として送信する。二
次局13と14は、アドレス218から自局又は全二次
局へのリフレッシュ要求1101を受信し、受信したフ
レームの応答送信不要ビット801とエラー通知有効ビ
ット1001をチェックして、両方とも有効であるので
リフレッシュ応答は送信せず、自局で監視していて何ら
かのエラーを検出した場合のみ、リフレッシュ要求11
01を受信した後にエラー通知を行う。エラー通知方法
は、HDLCで規定されるように一定時間“1”を送信
してもよい。次に、一次局11はリフレッシュ要求送信
後、エラー通知時間1102で二次局からのエラー通知
の有無をチェックする。エラー通知があった場合はポー
リング実行後、再送処理を行う。全入力型二次局に、ポ
ーリング要求213を送信する。二次局12と15は、
アドレス218から自局又は全二次局へのポーリング要
求213を受信すると同時に、入力回路部からポーリン
グデータを読み取る。ポーリング応答の送信制御は、実
施の形態1に記載のリフレッシュ応答送信時の動作と同
じである。プロセッサは、複数のリフレッシュ要求に1
回の応答送信不要ビット801を無効とすることによ
り、出力型二次局のエラーの有無を得ることができる。
以上のように、この実施の形態においては、二次局の応
答の有無を通知し、それに基づいて必要時のみ応答する
ようにしたので、通信時間を短縮する効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、一次局
は二次局からの応答順を予め定めて、二次局に対するア
ドレス指定を省いたポーリング及びリフレッシュ要求を
行うので、データ通信のオーバヘッドを減らして、通信
時間を短縮する効果がある。
【0025】また更に、二次局にはカウンタ相当または
タイマーを設けたので、一次局の負担は更に軽くなる効
果がある。
【0026】また更に、リフレッシュ要求への通常応答
が不必要であるフィールドを設けたので、通信時間を更
に短縮する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シリアルデータ送受信システムの構成図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1における伝送バス上の
タイミングと、情報内容例を示す図である。
【図3】 実施の形態1における二次局の伝送バス制御
部を示す構成図である。
【図4】 実施の形態1におけるシステムのシーケンス
図である。
【図5】 実施の形態1における他の伝送バス制御部を
示す構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態2における伝送バス上の
タイミングと、情報内容例を示す図である。
【図7】 実施の形態2における二次局の伝送バス制御
部を示す構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態3におけるフレーム構成
の例を示す図である。
【図9】 実施の形態3における伝送バス上のタイミン
グ図である。
【図10】 実施の形態3における他のフレーム構成の
例を示す図である。
【図11】 実施の形態3における他の伝送バス上のタ
イミング図である。
【図12】 HDLCの通信タイミング図である。
【図13】 HDLCで規定されるフレーム構成図であ
る。
【図14】 従来の一次局の構成図である。
【符号の説明】
11 一次局、12,13,14,15 二次局、30
2 送信制御部、303 順番レジスタ、304 信号
チェッカ、501 送信制御部、502 応答時間レジ
スタ、503 受信チェッカ、701 送信制御部、7
02 タイムアウトレジスタ、210 リフレッシュ要
求、801 応答送信不要ビット、1001 エラー通
知ビット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K032 AA02 BA11 CA01 CC03 CD02 DA04 DB08 DB09 EA06 EC03 5K034 AA02 BB01 DD02 EE05 FF12 HH46 HH65 JJ15 JJ16 KK21 LL01 MM21 NN02 QQ03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル伝送バスを用いて所定の周期で
    ポーリング及びリフレッシュ要求を行う一次局と、該一
    次局に応答する複数の二次局から構成されるシステムに
    おいて、 上記一次局は、上記二次局からの応答順を予め定めて、
    上記二次局に対するアドレス指定を省いた上記ポーリン
    グ及びリフレッシュ要求を行い、 上記各二次局では、所定順を確認して応答するようにし
    た、ことを特徴とする時間短縮シリアルデータ送受信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 二次局にはカウンタ相当またはタイマー
    を設けて、該各二次局では他の二次局の応答または時間
    を監視して、各々設定された順序または時間を検出した
    後、自局の応答を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の時間短縮シリアルデータ送受信システム。
  3. 【請求項3】 二次局は、応答時間監視手段を設けて、
    該監視した応答時間が過ぎると、自局が指定される所定
    の順で応答を行うようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の時間短縮シリアルデータ送受信システム。
  4. 【請求項4】 一次局は、二次局に対するリフレッシュ
    要求に二次局の通常応答が不必要であることを示すフィ
    ールドを設けて、 二次局は上記フィールドの指定に基づき、通常のリフレ
    ッシュ応答を止めるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の時間短縮シリアルデータ送受信システム。
  5. 【請求項5】 一次局は、二次局に対するリフレッシュ
    応答に二次局のエラー通知が可能であることを示すフィ
    ールドを設け、 二次局は、自局でのエラー監視手段を設けて、該監視で
    エラーを検出した場合に、上記フィールドの指示に基き
    エラー応答を返すようにしたことを特徴とする請求項4
    記載の時間短縮シリアルデータ送受信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012103839A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Keihin Corp 通信システム
KR101307746B1 (ko) * 2006-12-01 2013-09-12 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 데이터 처리 방법

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