JP2001320254A - クリップ回路 - Google Patents
クリップ回路Info
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Abstract
により半ば固定されたクリップ電圧を外部からの印加電
圧により変更可能とし、クリップ電圧がソフト的に任意
の電圧に設定することである。 【解決手段】制御トランジスタにてカレントミラー回路
の電流を制御し、各差動アンプの入力端子に基準電圧と
カレントミラー回路の電流にて抵抗に生じる電圧の和又
は差の電圧を加え、前記差動アンプの出力信号にて各出
力トランジスタを制御し、前記出力トランジスタの結合
された出力端子にてクリップ信号入力をクリップする。
Description
るクリップレベルでカットするクリップ回路に関する。
を電圧設定用抵抗により設定しており、ハード的に固定
されていた。その電圧を変更するためには、付加される
抵抗値を変更する必要があったため、一度設定されたク
リップ電圧は半ば固定されている。また、抵抗の大きさ
による変動が大きいため精度は低い。
ルを設定できるクリップ回路が特公平6−1988号公
報に記載されている。
定回路で、差動増幅器4の正相入力端子6、8に制御電
圧VCが加えられ、前記差動増幅器4の出力部に第1ト
ランジスタ9のベースを接続している。
ッタは第1抵抗10と第2抵抗12を介して正側電源ラ
インVCCと接地側ライン間に接続され、第1差動増幅
器4の前記第2抵抗12に発生した電圧を第1差動増幅
器4の逆相入力側に帰還させいる。
れる第1トランジスタ9のコレクタ側には制御電圧VC
に応じて基準電圧Vrefが得られる。前記基準電圧V
refは差動増幅器16の非反転入力端子に加えられ、
該差動増幅器16の出力は反転入力端子に帰還される。
定電流源20、22と第3、第4抵抗24、26からな
り、前記第3抵抗24と第4抵抗24との接続点に前記
第2差動増幅器16の出力VOが加えられる。
第3抵抗24に流れ、第4抵抗26には第2定電流源2
2によって定電流I3が流れ、第3抵抗24と第4抵抗
26には流れる定電流に応じた電圧降下が生じる。
間点には基準電圧Vrefが加えられるので、第3抵抗
24と第4抵抗26に流れる定電流をIo、第3抵抗2
4と第4抵抗26の抵抗値をR3、R4とすると、前記
基準電圧Vrefを基準にして第3抵抗24には正側の
クリップ電圧+Vd +Vd=Vref+R3×Io が発生し、また第4抵抗26には正側のクリップ電圧−
Vd −Vd=Vref−R4×Io が発生する。
d、−Vdが加えられる第3差動増幅器32と第4差動
増幅器34を有し、その各出力には第3トランジスタ3
6と第4トランジスタ38のベースが接続されている。
入力端子44に入力信号Aが加えられると、出力端子4
0にはクリップされた出力信号Bがえられる。このクリ
ップされる電圧は第1差動増幅器4の正相入力端子6、
8に加えられる制御電圧Vcによって決められることが
記載されている。
り半ば固定されたクリップ電圧を外部からの印加電圧に
より変更可能とし、クリップ電圧がソフト的に任意の電
圧に設定することができる。
た第1トランジスタ9のコレクタ・エミッタ間にアーリ
ー電圧が発生し、ゲインが変動するため基準電圧Vre
fも変動しクリップ電圧の設定精度をより高めることが
できない。
第1差動アンプの入力端子にクリップするレベルを決め
る制御電圧が加え、第1差動アンプの出力信号で制御ト
ランジスタを制御し、該制御トランジスタにて複数のト
ランジスタで構成されるカレントミラー回路の電流を制
御し、第2差動アンプの入力端子に前記基準電圧とカレ
ントミラー回路の電流にて第1の抵抗に生じる電圧の和
の電圧が加え、第3差動アンプの入力端子に前記基準電
圧とカレントミラー回路の電流にて第2の抵抗に生じる
電圧の差の電圧が加え、第1出力トランジスタを前記第
2アンプの出力信号で制御しその出力信号を第2差動ア
ンプの前記と異なる他入力端子に帰還し、第2出力トラ
ンジスタを前記第3アンプの出力信号で制御しその出力
信号を第3差動アンプの前記と異なる他入力端子に帰還
し、クリップ信号出力端子を第1出力トランジスタと第
2出力トランジスタとのエミッタの接続点に接続し、前
記クリップ出力端子に抵抗を介して入力端子を接続し、
クリップ出力端子に得られるクリップ出力信号のクリッ
プ電圧の設定精度をより高めるものである。
る。50はクリップ電圧設定部で、非反転入力端子に制
御入力端子53、54間の制御電圧VCが供給される第
1差動アンプ52と、ベースが前記第1差動アンプ52
の出力端子に接続された制御トランジスタ55よりな
り、制御トランジスタ55のエミッタとアース間には抵
抗56が接続され、前記エミッタに取出されたエミッタ
電圧は第1差動アンプ52の反転入力端子に帰還され
る。 57、58、59、は第1のカレントミラー回路
51を構成するトランジスタであり、前記第1のカレン
トミラー回路51に流れる電流I1は前記制御入力端子
53、54に加えられる制御電圧VCを変えることによ
り第1差動アンプ52の出力信号が変化し、それにより
制御トランジスタ55のベース電圧が変化し制御され
る。
設定された電流I1を基準電圧源VEの基準電圧VRE
Fに応じた電圧に変換する電流―電圧変換部で、前記第
1のカレントミラー回路51を構成するトランジスタ5
7のコレクタに第2のカレントミラー回路63を構成す
るトランジスタ61、62が接続され、また第1のカレ
ントミラー回路51を構成するトランジスタ59のコレ
クタと基準電圧源VE間には第1の抵抗64が接続さ
れ、さらに基準電圧源VEと前記トランジスタ62のコ
レクタ間には第2の抵抗65が接続されている。
と第3差動アンプ72、前記第2差動アンプ71の出力
電圧がベースに加えられる第1出力トランジスタ73
と、第3差動アンプ72の出力電圧がベースに加えられ
る第2出力トランジスタ74とよりなる。
は第1のカレントミラー回路51を構成するトランジス
タ59のコレクタに接続され、また反転入力端子は第1
出力トランジスタ73のエミッタに生じるエミッタ電圧
が帰還し加えられる。同様に第3差動アンプ72の非反
転入力端子は第2のカレントミラー回路63を構成する
トランジスタ59のコレクタに接続され、また反転入力
端子は第2出力トランジスタ74のエミッタに生じるエ
ミッタ電圧が帰還し加えられる。
と第2出力トランジスタ74のエミッタとは接続され、
接続点にクリップ信号出力端子76及び抵抗78を介し
てクリップ信号入力端子77が接続されている。
制御入力端子53、54間の制御電圧VCが加えられる
と、前記制御電圧VCに応じて第1差動アンプ52の出
力端子に出力信号が生じ制御トランジスタ55を制御す
るので、トランジスタ57のエミッタ・コレクタより制
御トランジスタ55のコレクタ・エミッタ及び抵抗56
を通って電流I1が流れる。
レントミラー回路51を構成しているので、トランジス
タ58及びトランジスタ59にも前記電流I1に応じた
電流I2及びI3が流れる。トランジスタ59のコレク
タには基準電圧源63の基準電圧と第1の抵抗64に発
生する電圧が足された電圧が発生する。トランジスタ6
2のコレクタには基準電圧源63の基準電圧と第2の抵
抗65に発生する電圧が引かれた電圧が発生する。前記
電圧は第2アンプ13と第3アンプ14の非反転入力端
子に夫々加えられる。
わる電圧VOLは、基準電圧源63の基準電圧VREF
とし、第1の抵抗64の抵抗値をR64そして流れる電
流をI3とすると、 VOL=VREF+R64×I3 となる。
る電圧VOHは、基準電圧源63の基準電圧VREFと
し、第2の抵抗65の抵抗値をR65そして流れる電流
をI4とすると、 VOH=VREF−R65×I4 となる。
圧VOLに応じた出力電圧を生じ、第1出力トランジス
タ73を制御する。又第3差動アンプ72の出力端子に
は前記電圧VOHに応じた出力電圧を生じ、第1出力ト
ランジスタ73を制御する。
入力信号VAをクリップ信号入力端子77に入力する
と、クリップ信号出力端子76にはクリップされたクリ
ップ出力信号VBを発生する。即ちクリップ信号入力端
子77に加えられるクリップ入力信号が前記電圧VOH
より小さく電圧VOLより大きいときは第1出力トラン
ジスタ73及び第2出力トランジスタ74が共にOFF
しているのでクリップ信号出力端子76にはクリップ出
力信号VBが取出される。
より高くなると第3差動アンプ72と第2出力トランジ
スタ74の動作でクリップ出力信号VBが電圧VOH以
上になるのが抑えられ、クリップ入力信号VAがクリッ
プされクリップ信号出力端子76には電圧VOH以上が
クリップされたクリップ出力信号VBが取出される。
低くなると第2差動アンプ71と第1出力トランジスタ
73の動作でクリップ出力信号VBが電圧VOL以下に
なるのが抑えられ、クリップ入力信号VAがクリップさ
れクリップ信号出力端子76には電圧VOL以下がクリ
ップされたクリップ出力信号VBが取出される。
るクリップ入力信号が前記電圧VOH以上そして電圧V
OL以下がクリップされ、クリップ信号出力端子76に
はクリップされたクリップ出力信号VBが取出される。
回路を用いることによりクリップ電圧の設定精度をより
高めることができ、また抵抗により半ば固定されたクリ
ップ電圧を外部からの印加電圧により変更可能とし、ク
リップ電圧がソフト的に任意の電圧に設定することがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】入力端子にクリップレベルを決める制御電
圧が加えられる第1差動アンプと、該第1差動アンプの
出力信号で制御されその出力信号を第1差動アンプの前
記と異なる他入力端子に帰還する制御トランジスタと、
複数のトランジスタで構成され前記制御トランジスタに
て電流が制御されるカレントミラー回路と、カレントミ
ラー回路を構成するトランジスタのコレクタと基準電圧
源間に接続された第1の抵抗と、カレントミラー回路を
構成する前記と異なるトランジスタのコレクタと基準電
圧源間に接続された第2の抵抗と、入力端子に前記基準
電圧と第1の抵抗に生じる電圧の和の電圧が加わる第2
差動アンプと、入力端子に前記基準電圧と第2の抵抗に
生じる電圧の差の電圧が加わる第3差動アンプと、前記
第2アンプの出力信号で制御されその出力信号を第2差
動アンプの前記と異なる他入力端子に帰還する第1出力
トランジスタと、入力端子に前記基準電圧と第2の抵抗
に生じる電圧の差の電圧が加わる第3差動アンプと、前
記第3差動アンプの出力信号で制御されその出力信号を
第3差動アンプの前記と異なる他入力端子に帰還する第
2出力トランジスタと、結合された前記第1出力トラン
ジスタと第2出力トランジスタとのエミッタの接続点に
接続されたクリップ信号出力端子と、該クリップ出力端
子に抵抗を介して接続された入力端子とよりなるクリッ
プ回路。
Priority Applications (1)
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JP2000137478A JP3920530B2 (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | クリップ回路 |
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Publications (2)
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JP2001320254A true JP2001320254A (ja) | 2001-11-16 |
JP3920530B2 JP3920530B2 (ja) | 2007-05-30 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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