JP2000244289A - コンパレータ回路 - Google Patents

コンパレータ回路

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JP2000244289A
JP2000244289A JP11043452A JP4345299A JP2000244289A JP 2000244289 A JP2000244289 A JP 2000244289A JP 11043452 A JP11043452 A JP 11043452A JP 4345299 A JP4345299 A JP 4345299A JP 2000244289 A JP2000244289 A JP 2000244289A
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resistor
signal
input terminal
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JP11043452A
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Makoto Kimura
誠 木村
Yuichi Miyaji
祐一 宮地
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の上昇時に比較するか、下降時に比
較するかによらず、ヒステリシス幅の設定値を考慮する
ことなく、閾値電圧を設定することができるコンパレー
タ回路又はコンパレータ用処理回路を提供する。 【解決手段】 コンパレータ10の負入力端と抵抗12
との間には、第1スイッチ16を介して第1定電流源1
8が設けられている。第1スイッチ16はコンパレータ
10の出力端からの比較結果により開閉される。コンパ
レータ10の負入力端と抵抗12との間には、第2スイ
ッチ20を介して第2定電流源22が設けられている。
第2スイッチ20は外部からのエッジ選択信号により開
閉される。第1電流源18と第2電流源22とは、互い
に逆方向の電流を供給する。第2スイッチ20により、
入力信号の上昇時又は下降時に閾値電圧Vthとなるよう
に設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未知信号を比較基
準信号と比較して比較結果を出力するコンパレータ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパレータ回路の利用態様として、未
知のアナログ信号を比較基準信号と比較して比較結果の
デジタル信号に変換するものがある。コンパレータの一
方の入力端に未知のアナログ信号を入力し、他方の入力
端に比較基準の電圧信号を入力する。コンパレータによ
り両者の信号を比較し、比較結果として2値のデジタル
信号を得る。単純に未知のアナログ信号を比較基準の電
圧信号と比較すると、未知のアナログ信号のノイズや直
流成分の変動により、アナログ信号の立ち上がり時や立
ち下がり時に比較結果が不安定となる。
【0003】このため、比較基準の電圧信号を、アナロ
グ信号の立ち上がり時と立ち下がり時に比較結果に基づ
いて変化させる所謂ヒステリシスコンパレータが知られ
ている。ヒステリシスコンパレータの特性としては、基
準電圧値とヒステリシス幅が任意に設定できること、そ
れらが高精度で設定できること、比較的広い周波数範囲
で安定動作すること等の条件が求められている。
【0004】このような条件を満足するコンパレータ回
路として、本願出願人により図4に示す回路が提案され
ている(特開平10−54853号公報参照)。
【0005】このコンパレータ回路では、コンパレータ
50の正入力端に未知のアナログ信号Vinが入力され、
コンパレータ50の負入力端に抵抗52を介して基準電
圧源54が接続されている。基準電圧源54は比較基準
となる閾値電圧Vthを出力する。コンパレータ50の負
入力端と抵抗52との間にはスイッチ56を介して定電
流源58が設けられている。スイッチ56はコンパレー
タ50の出力端からの比較結果により開閉される。
【0006】このコンパレータ回路の動作を図5のタイ
ムチャートを用いて説明する。図5(a)はアナログ入
力信号Vinと比較基準電圧Vcompを示し、図5(b)は
スイッチ56の開閉状態を示し、図5(c)はコンパレ
ータ50の出力を示している。
【0007】アナログ入力信号Vinが閾値電圧Vthより
小さいときにはコンパレータ50の出力端からの比較結
果はローレベルであり、スイッチ56は開状態である。
比較基準電圧Vcompは基準電圧源54の出力電圧Vthで
ある。アナログ入力信号Vinが大きくなり閾値電圧Vth
を越えるとコンパレータ50の出力端からの比較結果は
ハイレベルになる。比較結果がハイレベルとなるとスイ
ッチ56が閉状態となり、定電流源58は抵抗52に定
電流Iを供給して、比較基準電圧VcompをVthから抵抗
52による電圧降下分IRだけ下げる。その結果、比較
基準電圧VcompはVth−IRとなる。これによりアナロ
グ入力信号Vthがノイズにより変動しても、その変動が
電圧降下分IRを越えない限り比較結果が不安定となる
ことはない。
【0008】しかも、ヒステリシス幅(電圧降下分I
R)が抵抗52の抵抗値Rと定電流源58の定電流値I
により決定するので、その決定要因に素子特性等の不安
定な要因がなく、安定した設計通りのヒステリシス幅の
コンパレータ回路を実現することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ンパレータ回路の場合、アナログ入力信号Vinの上昇時
の比較基準電圧Vcompは閾値電圧Vthであるが、アナロ
グ入力信号Vinの下降時の比較基準電圧Vcompは閾値電
圧Vthから電圧降下分IRを引いたVth−IRとなり、
IRだけずれてしまう。コンパレータ回路によりアナロ
グ入力信号を基準電圧と比較する場合には、アナログ入
力信号が上昇時のみの変化に注目するか、アナログ入力
信号の下降時のみに注目するかのいずれかであることが
多く、電圧降下分IRのずれを考慮して閾値電圧Vthを
設定する必要があった。
【0010】本発明の目的は、入力信号の上昇時に比較
するか、下降時に比較するかによらず、ヒステリシス幅
の設定値を考慮することなく、閾値電圧を設定すること
ができるコンパレータ回路又はコンパレータ用処理回路
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、比較される
未知信号が入力される第1入力端と、比較基準の電圧信
号が入力される第2入力端とを有するコンパレータと、
基準電圧信号を発生する基準電圧発生手段と、前記基準
電圧発生手段と前記コンパレータの前記第2入力端との
間に挿入された抵抗と、前記コンパレータの出力端から
出力される比較結果に基づいて前記抵抗に第1の電流を
供給する第1の電流供給手段と、選択信号に基づいて前
記抵抗に前記第1の電流と逆方向の第2の電流を供給す
る第2の電流供給手段とを有することを特徴とするコン
パレータ回路によって達成される。
【0012】上記目的は、比較される未知信号が入力さ
れる第1入力端と、比較基準の電圧信号が入力される第
2入力端とを有するコンパレータと、前記コンパレータ
の出力端から出力される比較結果に基づいて、前記コン
パレータの前記第2入力端に接続される抵抗に第1の電
流を供給する第1の電流供給手段と、選択信号に基づい
て前記抵抗に前記第1の電流と逆方向の第2の電流を供
給する第2の電流供給手段とを有することを特徴とする
コンパレータ回路によって達成される。
【0013】上記目的は、比較される未知信号が入力さ
れる第1入力端と、比較基準の電圧信号が入力される第
2入力端とを有するコンパレータに設けられるコンパレ
ータ用処理回路において、基準電圧信号を発生する基準
電圧発生手段と、前記基準電圧発生手段と前記コンパレ
ータの前記第2入力端との間に挿入される抵抗と、前記
コンパレータの出力端から出力される比較結果に基づい
て前記抵抗に第1の電流を供給する第1の電流供給手段
と、選択信号に基づいて前記抵抗に前記第1の電流と逆
方向の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを有
することを特徴とするコンパレータ用処理回路によって
達成される。
【0014】上記目的は、比較される未知信号が入力さ
れる第1入力端と、比較基準の電圧信号が入力される第
2入力端とを有するコンパレータに設けられるコンパレ
ータ用処理回路において、前記コンパレータの出力端か
ら出力される比較結果に基づいて、前記コンパレータの
前記第2入力端に接続される抵抗に第1の電流を供給す
る第1の電流供給手段と、選択信号に基づいて前記抵抗
に前記第1の電流と逆方向の第2の電流を供給する第2
の電流供給手段とを有することを特徴とするコンパレー
タ用処理回路によって達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態によるコンパ
レータ回路を図面を用いて説明する。図1は本実施形態
のコンパレータ回路を示す図であり、図2は本実施形態
のコンパレータ回路のタイムチャートである。
【0016】本実施形態のコンパレータ回路は、コンパ
レータ10の正入力端に未知のアナログ信号Vinが入力
され、コンパレータ10の負入力端に抵抗12を介して
基準電圧源14が接続されている。基準電圧源14は比
較基準となる閾値電圧Vthを出力する。コンパレータ1
0の負入力端と抵抗12との間には、第1スイッチ16
を介して第1定電流源18が設けられている。第1スイ
ッチ16はコンパレータ10の出力端からの比較結果に
より開閉される。コンパレータ10の負入力端と抵抗1
2との間には、更に第2スイッチ20を介して第2定電
流源22が設けられている。第2スイッチ20は外部か
らのエッジ選択信号により開閉される。
【0017】第1電流源18と第2電流源22とは、抵
抗12に対して流れる方向が反対であるが、同じ値の電
流を供給するように設定されている。
【0018】第1スイッチ16が閉状態になると第1定
電流源18は抵抗12に電流Iを供給して、比較基準電
圧Vcompを、閾値電圧Vthから抵抗12による電圧降下
分IRだけ下げる。逆に、第2スイッチ20が閉状態に
なると第2定電流源18は抵抗12に電流−Iを供給し
て、比較基準電圧Vcompを、閾値電圧Vthから抵抗12
による電圧降下分IRだけ上げる。第2スイッチ20を
開状態にするか閉状態にするかにより、入力信号の上昇
時又は下降時に所望の比較基準電圧となるように設定で
きる。
【0019】本実施形態によるコンパレータ回路の動作
を図2のタイムチャートを用いて説明する。図2(a)
〜(c)は第2スイッチ20が開状態のときのタイムチ
ャートであり、図2(a)はアナログ入力信号Vinと比
較基準電圧Vcompを示し、図2(b)は第1スイッチ1
6の開閉状態を示し、図2(c)はコンパレータ10の
出力を示している。図2(d)〜(f)は第2スイッチ
20が閉状態のときのタイムチャートであり、図2
(d)はアナログ入力信号Vinと比較基準電圧Vcompを
示し、図2(e)は第1スイッチ16の開閉状態を示
し、図2(f)はコンパレータ10の出力を示してい
る。
【0020】エッジ選択信号により第2スイッチ20を
開状態にした場合は、図6に示すコントローラ回路と同
様に動作する。アナログ入力信号Vinが閾値電圧Vthよ
り小さいときにはコンパレータ10の出力端からの比較
結果はローレベルであり、スイッチ16は開状態であ
る。比較基準電圧Vcompは基準電圧源14の出力電圧V
thである。アナログ入力信号Vinが大きくなり閾値電圧
Vthを越えるとコンパレータ10の出力端からの比較結
果はハイレベルになる。比較結果がハイレベルとなると
第1スイッチ16が閉状態となり、定電流源18は抵抗
12に一定の電流Iを供給して、比較基準電圧Vcompを
Vthから抵抗12による電圧降下分IRだけ下げる。そ
の結果、比較基準電圧VcompはVth−IRとなる。
【0021】続いて、アナログ入力信号Vthが大きな値
から下がってきて比較基準電圧VcompのVth−IRより
低くなるとコンパレータ10の出力端からの比較結果は
ローレベルになる。比較結果がローレベルとなると第1
スイッチ16が開状態となり、比較基準電圧VcompがV
thに戻る。
【0022】以降、図2(a)〜(c)に示すように、
同様の動作を繰り返し、入力信号Vinの上昇時の比較基
準電圧Vcompは基準電圧源14の出力電圧Vthとなる。
【0023】エッジ選択信号により第2スイッチ20を
閉状態にした場合は、第2定電流源22から供給される
電流(−I)により、アナログ入力信号Vinが閾値電圧
Vthより小さいときに比較基準電圧VcompはVth+IR
と、基準電圧源14の出力電圧VthよりもIR分高くな
っている。アナログ入力信号Vinが大きくなり閾値電圧
Vthを越えるとコンパレータ10の出力端からの比較結
果はハイレベルになる。比較結果がハイレベルとなると
第1スイッチ16が閉状態となり、定電流源18は抵抗
12に一定の電流Iを供給して、比較基準電圧Vcompを
Vth+IRから抵抗12による電圧降下分IRだけ下げ
る。その結果、比較基準電圧VcompはVth+IR−I
R、すなわちVthとなる。
【0024】続いて、アナログ入力信号Vthが大きな値
から下がってきて比較基準電圧VcompのVthより低くな
るとコンパレータ10の出力端からの比較結果はローレ
ベルになる。比較結果がローレベルとなると第1スイッ
チ16が開状態となり、比較基準電圧VcompがVth+I
Rに戻る。
【0025】以降、図2(d)〜(f)に示すように、
同様の動作を繰り返し、入力信号Vinの下降時の比較基
準電圧Vcompは基準電圧源14の出力電圧Vthとなる。
【0026】このように本実施形態によれば、エッジ選
択信号により第2スイッチ20を開状態又は閉状態にす
ることにより、入力信号Vinの上昇時又は下降時の比較
基準電圧Vcompを基準電圧源14の出力電圧Vthにする
ことができる。
【0027】本実施形態によるコンパレータ回路の具体
例を図3に示すが、これはあくまで具体例であって他の
回路構成でもよいことはいうまでもない。
【0028】基準電圧源14は、D/Aコンバータ14
aとバッファ14bにより構成されている。基準電圧源
14が出力する閾値電圧Vthは外部からデジタル信号と
して入力される。D/Aコンバータ14aは入力された
デジタル信号をアナログ信号に変換してバッファ14b
を介して出力する。
【0029】第1スイッチ16はnpn形トランジスタ
16aとnpn形トランジスタ16bとにより構成され
ている。npn形トランジスタ16aのベースにはコン
パレータ10の出力信号が入力されている。npn形ト
ランジスタ16aのコレクタは抵抗12に接続され、n
pn形トランジスタ16aとnpn形トランジスタ16
bのエミッタは共通接続されて第1定電流源18に接続
されている。
【0030】第1定電流源18は、D/Aコンバータ1
8aと抵抗18b、18cとnpn形トランジスタ18
dと抵抗18eとで構成されている。D/Aコンバータ
18aには定電流値を決定するための電圧値Vbが外部
からデジタル信号として入力されている。抵抗18bと
抵抗18cは直列接続されて、正の電源電圧(+V)と
負の電源電圧(−V)間に挿入されている。npn形ト
ランジスタ18dは、コレクタが第1スイッチ16のn
pn形トランジスタ16aとnpn形トランジスタ16
bのエミッタに接続され、エミッタが抵抗18eを介し
て負の電源電圧(−V)に接続されている。pnp形ト
ランジスタ18dのベースは、抵抗18bと抵抗18c
の中間接続点を経てD/Aコンバータ18aの出力端に
接続されている。
【0031】第1定電流源18が供給する電流値Iは、
次式 I=(Vb−VBE)/Rc で示すように、D/Aコンバータ18aの出力電圧Vb
からpnp形トランジスタ18cのベースエミッタ間電
圧VBEを減じて、抵抗18eの抵抗値Rcで割った値と
なる。
【0032】コンパレータ10の出力信号がハイレベル
となると、第1スイッチ16のnpn形トランジスタ1
6aがオンし、第1定電流源18のnpn形トランジス
タ18dがオンして、抵抗12に定電流Iを供給する。
【0033】第2スイッチ20はpnp形トランジスタ
20aとpnp形トランジスタ20bとにより構成され
ている。pnp形トランジスタ20aのベースには外部
からのエッジ選択信号が入力される。pnp形トランジ
スタ20aのコレクタは抵抗12に接続され、pnp形
トランジスタ20aとpnp形トランジスタ20bのエ
ミッタは共通接続されて第2定電流源18に接続されて
いる。
【0034】第2定電流源18は、pnp形トランジス
タ22aと抵抗22bで構成されている。pnp形トラ
ンジスタ22aは、エミッタが正の電源電圧+Vに接続
され、コレクタが第2スイッチ20の第2スイッチ20
のpnp形トランジスタ20aとpnp形トランジスタ
20bのエミッタに接続されている。
【0035】エッジ選択信号がハイレベルとなると、第
2スイッチ20のpnp形トランジスタ20aがオン
し、第2定電流源22のpnp形トランジスタ22aが
オンして、抵抗12に第1定電流源18の定電流と逆方
向の定電流を供給する。
【0036】第2定電流源22による定電流値を第1定
電流源18の定電流値を同じにするために、npn形ト
ランジスタ30a、抵抗30b、pnp形トランジスタ
30c、抵抗30dによりカレントミラー回路が構成さ
れている。
【0037】npn形トランジスタ30aは、第1定電
流源18側に設けられ、第1定電流源18のnpn形ト
ランジスタ18dとベースが共通接続され、エミッタが
同じ抵抗値Rcの抵抗30bを介して負の電源電圧(−
V)に接続されている。pnp形トランジスタ30c
は、第2定電流源22側に設けられ、第2定電流源22
のpnp形トランジスタ22aとベースが共通接続さ
れ、エミッタが同じ抵抗値Rdの抵抗30dを介して正
の電源電圧(+V)に接続されている。npn形トラン
ジスタ30aのコレクタは、pnp形トランジスタ30
cのコレクタに接続されている。
【0038】第1定電流源18は、D/Aコンバータ1
8aに入力するデジタル信号により決定される定電流I
を供給するが、第2定電流源22においても、カレント
ミラー回路により同じ値Iの定電流が供給される。
【0039】npn形トランジスタ30aのエミッタに
は、npn形トランジスタ18dのエミッタと同じ抵抗
値Rcの抵抗30bが接続されているので、npn形ト
ランジスタ30aにもnpn形トランジスタ18dと同
じ値の電流Iが流れる。同じ値の電流Iは、第2定電流
源22側のpnp形トランジスタ30cにも流れる。
【0040】第2定電流源22のpnp形トランジスタ
22aのエミッタには、pnp形トランジスタ30cの
エミッタと同じ抵抗値Rdの抵抗22bが接続されてい
るので、pnp形トランジスタ22aにもpnp形トラ
ンジスタ30cと同じ値の電流Iが流れる。
【0041】本発明は上記実施形態に限らず種々の変形
が可能である。
【0042】上記実施形態では本発明をコンパレータや
基準電圧源や抵抗を含むコンパレータ回路として構成し
たが、抵抗12や基準電圧源14を外部に設けるように
してもよい。また、コンパレータ10自体を外部に設
け、その他の回路をコンパレータ用処理回路としてもよ
い。さらに、コンパレータ用処理回路から抵抗12や基
準電圧源14を外部に設けるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、比較され
る未知信号が入力される第1入力端と、比較基準の電圧
信号が入力される第2入力端とを有するコンパレータ
と、基準電圧信号を発生する基準電圧発生手段と、基準
電圧発生手段とコンパレータの第2入力端との間に挿入
された抵抗と、コンパレータの出力端から出力される比
較結果に基づいて抵抗に第1の電流を供給する第1の電
流供給手段と、選択信号に基づいて抵抗に第1の電流と
逆方向の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを
設けたので、入力信号の上昇時に比較するか、下降時に
比較するかによらず、ヒステリシス幅の設定値を考慮す
ることなく、閾値電圧を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるコンパレータ回路を
示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるコンパレータ回路の
タイムチャートである。
【図3】本発明の一実施形態によるコンパレータ回路の
具体例を示す回路図である。
【図4】従来のコンパレータ回路を示す図である。
【図5】従来のコンパレータ回路のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10…コンパレータ 12…抵抗 14…基準電圧源 14a…D/Aコンバータ 14b…バッファ 16…第1スイッチ 16a…npn形トランジスタ 16b…npn形トランジスタ 18…第1定電流源 18a…D/Aコンバータ 18b…抵抗 18c…抵抗 18d…npn形トランジスタ 18e…抵抗 20…第2スイッチ 20a…pnp形トランジスタ 20b…pnp形トランジスタ 22…第2定電流源 22a…pnp形トランジスタ 22b…抵抗 30a…npn形トランジスタ 30b…抵抗 30c…pnp形トランジスタ 30d…抵抗30d
フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA05 AB01 AB04 AC01 AC16 AD02 AD10 AD23 AD47 AD56 AD65 5J039 DA12 DB09 DC02 KK16 KK28 MM08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較される未知信号が入力される第1入
    力端と、比較基準の電圧信号が入力される第2入力端と
    を有するコンパレータと、 基準電圧信号を発生する基準電圧発生手段と、 前記基準電圧発生手段と前記コンパレータの前記第2入
    力端との間に挿入された抵抗と、 前記コンパレータの出力端から出力される比較結果に基
    づいて前記抵抗に第1の電流を供給する第1の電流供給
    手段と、 選択信号に基づいて前記抵抗に前記第1の電流と逆方向
    の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを有する
    ことを特徴とするコンパレータ回路。
  2. 【請求項2】 比較される未知信号が入力される第1入
    力端と、比較基準の電圧信号が入力される第2入力端と
    を有するコンパレータと、 前記コンパレータの出力端から出力される比較結果に基
    づいて、前記コンパレータの前記第2入力端に接続され
    る抵抗に第1の電流を供給する第1の電流供給手段と、 選択信号に基づいて前記抵抗に前記第1の電流と逆方向
    の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを有する
    ことを特徴とするコンパレータ回路。
  3. 【請求項3】 比較される未知信号が入力される第1入
    力端と、比較基準の電圧信号が入力される第2入力端と
    を有するコンパレータに設けられるコンパレータ用処理
    回路において、 基準電圧信号を発生する基準電圧発生手段と、 前記基準電圧発生手段と前記コンパレータの前記第2入
    力端との間に挿入される抵抗と、 前記コンパレータの出力端から出力される比較結果に基
    づいて前記抵抗に第1の電流を供給する第1の電流供給
    手段と、 選択信号に基づいて前記抵抗に前記第1の電流と逆方向
    の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを有する
    ことを特徴とするコンパレータ用処理回路。
  4. 【請求項4】 比較される未知信号が入力される第1入
    力端と、比較基準の電圧信号が入力される第2入力端と
    を有するコンパレータに設けられるコンパレータ用処理
    回路において、 前記コンパレータの出力端から出力される比較結果に基
    づいて、前記コンパレータの前記第2入力端に接続され
    る抵抗に第1の電流を供給する第1の電流供給手段と、 選択信号に基づいて前記抵抗に前記第1の電流と逆方向
    の第2の電流を供給する第2の電流供給手段とを有する
    ことを特徴とするコンパレータ用処理回路。
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