JP2001320169A - 多層回路基板およびその製造方法 - Google Patents

多層回路基板およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高密度化の可能な多層回路基板およびその製造
方法を提供することにある。 【解決手段】多層回路基板1の一方の最外面には最外絶
縁性基板4Aが配され、最外絶縁性基板4Aには導電性
バンプ8が最外絶縁性基板4Aの表面から突設するよう
に設けられている。これにより、導電性バンプ8を直接
に部品等の接続用に利用でき、ランドを形成する必要が
ない。このため、ランドを設ける場合に比べると、導電
性バンプ8間のピッチを狭くすることができ、配線や電
子部品搭載の高密度化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層回路基板およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層回路基板の最外面には、さまざまな
電子部品が搭載される。ここで多層回路基板に電子部品
を搭載する方法としては、まず多層回路基板の最外面に
所定の導体回路を形成させておく。そして、この導体回
路上の所定の位置に、電子部品の端子部を挿入するため
の部品穴、および部品穴の周囲に部品穴の径よりもやや
大きな径を持つ接続ランドを形成させておき、ここに電
子部品のリード部がはんだ付けにより接続されるピン実
装方式、あるいは、導体回路の所定の位置に形成させた
ランド上にクリームはんだを塗布しておき、電子部品の
端子部がクリームはんだに接触するように載置してリフ
ローすることにより、電子部品が接続される表面実装方
式などが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法では、適度な大きさの径を持つランドを設けること
が必要である。このため、近年の電子機器の小型化、高
機能化の要請に伴って、電子部品の搭載数が多くなる
と、ランドの総面積は無視できないほど大きくなり、高
密度化の阻害要因となっていた。
【0004】また、電子部品を接続するためのはんだ付
け作業の際には、不必要な箇所へはんだが流れ、短絡、
断線等が起こるのを防止するためのソルダレジストを、
あらかじめ塗布しておくことが必要である。このため、
ソルダレジスト印刷の際の位置ずれ誤差を考慮して、配
線間に余裕を見て設計する必要があり、高密度化の阻害
要因となっていた。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、高密度化の可能な多層回路基
板およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る多層回路基板は、絶縁層の表
裏両面のうち一方または両方の面に導体層が形成された
複数のプリント基板が積層された多層回路基板であっ
て、前記多層回路基板の表裏一対の最外面のうち、少な
くとも一方側の面には最外絶縁層が配され、前記最外絶
縁層には、厚さ方向に貫通する孔部が設けられており、
前記孔部には、導電性バンプが前記最外絶縁層の表面か
ら突設するように設けられていることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明に係る多層回路基板の製造
方法は、絶縁層の表裏両面のうち一方または両方の面に
導体層が形成された複数のプリント基板が積層された多
層回路基板を製造する方法であって、(a)最外絶縁層に
孔部を形成する工程、(b)前記孔部に導電性バンプを形
成する工程、(c)前記最外絶縁層および複数のプリント
基板を積層する工程を経ることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1および2の
発明によれば、多層回路基板の表裏一対の最外面のう
ち、少なくとも一方側の面には最外絶縁層が配されると
ともに、前記最外絶縁層には、厚さ方向に貫通する孔部
が設けられており、前記孔部には、導電性バンプが前記
最外絶縁層の表面から突設するように設けられている。
【0009】この導電性バンプは、直接に部品等の接続
用に利用することができるため、導体回路上にランドを
形成する必要がない。このため、ランドを設ける場合に
比べると、導電性バンプ間のピッチを狭くすることがで
き、電子部品搭載の高密度化を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】<第一実施形態>以下、本発明の
第一実施形態について、図1〜図2を参照しつつ詳細に
説明する。本実施形態の多層回路基板1(図2H参照)
は、複数の片面プリント基板2を積層したものであり、
一方の最外面(図2において最上面)には最外絶縁性基
板4A(本発明の最外絶縁層に該当する)が配され、こ
の最外絶縁性基板4Aの厚さ方向に貫通するビアホール
6(本発明の孔部に該当する)が設けられ、このビアホ
ール6内に導電性バンプ8が設けられている。
【0011】多層回路基板1を形成する片面プリント基
板2の出発材料は、片面銅張積層板3である。片面銅張
積層板3は、例えば板状のガラス布エポキシ樹脂により
形成される絶縁性基板4の一方の面(図1において下面
側)に、全面に銅箔5(本発明の導電層)が貼り付けら
れた周知の構造である(図1A)。
【0012】この片面銅張積層板3の所定の位置に、絶
縁性基板4側からレーザ照射を行い、絶縁性基板4の厚
さ方向に貫通して銅箔5に到達するビアホール6を形成
させる(図1B)。レーザ加工は、例えばパルス発振型
炭酸ガスレーザ加工装置により行うことができ、その場
合には、パルスエネルギーが2.0〜10.0mJ、パ
ルス幅が1〜100μs、パルス間隔が0.5ms以
上、ショット数が3〜50という条件で形成することが
望ましい。
【0013】この後、生成されたビアホール6の内部に
残留する樹脂を取り除くためのデスミア処理を行う。デ
スミア処理は、例えば過マンガン酸カリウム処理、酸素
プラズマ放電、コロナ放電処理等により行うことができ
る。
【0014】次に、銅箔5を例えばポリエチレンテレフ
タラート製の保護フィルムで覆った状態で(図示せ
ず)、このビアホール6内に、銅箔5を一方の電極とし
た電気めっき法により、めっき導体7を形成させる(図
1C)。めっき導体7の充填量は、その上面が絶縁性基
板4の表面から僅かに低くなる程度とするのが好まし
い。めっき金属としては、銅がもっとも好ましいが、ス
ズ、銀、はんだ、銅/スズ、銅/銀等、めっき可能な金
属であればよい。
【0015】ビアホール6内のめっき導体7に重ねるよ
うにして、バンプめっきにより例えばスズ等の低融点材
料からなる導電性バンプ8を形成させる。導電性バンプ
8は、絶縁性基板4の上面から僅かに突出されるように
充填される(図1D)。この後、前記の保護フィルムを
銅箔5から剥ぎ取った後、銅箔5を周知のエッチング手
法によりエッチングして導体回路9を形成させる(図1
E)。
【0016】次いで片面プリント基板2において、導電
性バンプ8を形成させた面上に、熱硬化性の接着剤10
(例えば、エポキシ樹脂製のものが使用できる)をロー
ルコート法により塗布する(図1F)。
【0017】このようにして形成された複数枚の片面プ
リント基板2を位置合わせして重ね合わせる(図2
G)。このとき、最上層の最外プリント基板2Aは、導
電性バンプ8を突設させてある最外絶縁性基板4A側が
外側(図2Gにおいて上側)に、導体回路9側が内側
(図2Gにおいて下側)に向くように配置する。そし
て、その下方に位置する各片面プリント基板2は、絶縁
性基板4側が上側に、導体回路9側が下側に向くように
配置し、導電性バンブ8が、直上に重なる片面プリント
基板2に設けられた導体回路9に接続可能なように積層
する。
【0018】そして、例えば180℃、70分で加熱真
空プレスすることにより、接着剤10が硬化し、各片面
プリント基板2が完全に一体化した多層回路基板1が形
成される(図2H)。このとき、片面プリント基板2の
導電性バンプ8の先端部が、隣接する片面プリント基板
2の導体回路9に接触しており、隣接する片面プリント
基板2の導体回路9間が電気的に接続されている。そし
て、最外絶縁性基板4Aの上面からは導電性バンプ8が
突設されており、電子部品等の接続が可能とされてい
る。
【0019】また、多層回路基板1の最下面側の導体回
路9上には、所定の位置にランドを形成させ、多層回路
基板1を他の部材と接続するためのピン11、あるいは
はんだボール(図示せず)を設ける。
【0020】以上のように本実施形態によれば、多層回
路基板1の最上面には最外絶縁性基板4Aが配されて、
この最外絶縁性基板4Aの厚さ方向に貫通するビアホー
ル6が設けられ、このビアホール6内に導電性バンプ8
が、最外絶縁性基板4Aの表面から突設するように設け
られている。この導電性バンプ8は、直接に部品等の接
続用に利用することができるため、導体回路上に部品接
続用のランドを形成する必要がない。このため、ランド
を設ける場合に比べると、導電性バンプ8間のピッチを
狭くすることができ、電子部品搭載の高密度化を図るこ
とができる。
【0021】また、本実施形態の多層回路基板1におい
ては、最外絶縁性基板4Aの表面には導電性バンプ8の
みが形成されており、導体回路9が形成されていない。
このため、多層回路基板1に部品等を接続する際には、
はんだ付け作業のためのソルダレジストを塗布する必要
がない。したがって、ソルダレジスト印刷の際の配線の
位置ずれ誤差を考慮する必要がなく、電子部品搭載の高
密度化を図ることができる。
【0022】<第二実施形態>次に、本発明の第二実施
形態について、図3〜図7を参照しつつ詳細に説明す
る。本実施形態の多層回路基板21は、両面に導体回路
34を形成させた両面プリント基板23をコア配線板と
して、その両側に、片面に導体回路34を形成させた片
面プリント基板22が積層されたものであり、この多層
回路基板21の一方の面(図7において最上面)には最
外絶縁性基板24(本発明の最外絶縁層に該当する)が
配され、導電性バンプ29が最外絶縁性基板24の表裏
両面から突設するように設けられている。
【0023】片面プリント基板22は、第一実施形態の
片面プリント基板2と同様にして形成されるので、説明
を省略する。
【0024】次いで、コア配線板となる両面プリント基
板23を形成させる。両面プリント基板23の出発材料
は、片面銅張積層板25である。片面銅張積層板25
は、例えば板状のガラス布エポキシ樹脂により形成され
る絶縁性基板26の一方の面(図3において下面側)
に、全面に銅箔31(本発明の導電層)が貼り付けられ
た周知の構造である(図3A)。第一実施形態と同様の
方法で、絶縁性基板26の所定の位置に、ビアホール2
7を形成させる(図3B)。次に、このビアホール27
内に、電気めっき法によりめっき導体28を形成させ
(図3C)、このめっき導体28に重ねるようにして、
導電性バンプ29が、絶縁性基板26の上面から僅かに
突出されるように充填する(図3D)。
【0025】次いで、片面銅張積層板25において、導
電性バンプ29を形成させた面上に、熱硬化性の接着剤
30を塗布し、銅箔32に重ねて加熱プレスする。これ
により、片面銅張積層板25の銅箔31とは反対側の面
にも銅箔32が積層された両面銅張積層板33が得られ
る(図5)。なお、このときの加熱プレス条件は、例え
ば銅箔32の厚さが12μmであるときに、加熱温度1
80℃、加熱時間70分、圧力1.96×10-2Pa、
真空度20Torrであることが望ましい。
【0026】この後、両面銅張積層板33の銅箔31、
32を周知のエッチング手法によりエッチングして、導
体回路34を形成させる。
【0027】このようにして、絶縁性基板26の両面に
所定の導体回路34が形成された両面プリント基板23
が形成される。
【0028】両面プリント基板23の上下両側に、それ
ぞれ片面プリント基板22を積層する(図6)。各片面
プリント基板22は、導電性バンプ29側が内側を向
き、導体回路34側が外側を向くように配置されてお
り、導電性バンプ29が両面プリント基板23の導体回
路34に接続可能なように積層する。
【0029】このとき、最外面には、最外絶縁性基板2
4を位置あわせして重ねる。この最外絶縁性基板24に
は所定の場所にビアホール27が設けられており、ビア
ホール27内にはめっき導体28が充填され、このめっ
き導体28の両面に重ねるようにして、導電性バンプ2
9が、最外絶縁性基板24の表面から僅かに突出される
ように設けられている。したがって、最外絶縁挿基板2
4は、その両面に導電性バンプ29が突設された構造と
なっている。そして内側の面の導電性バンプ29が、隣
接する片面プリント基板22の導体回路34に接続可能
となるように積層する。
【0030】そして、例えば180℃、70分で加熱真
空プレスすることにより、接着剤30が硬化し、片面プ
リント基板22、両面プリント基板23および最外絶縁
性基板24が完全に一体化した多層回路基板21が形成
される(図7)。このとき、片面プリント基板22の導
電性バンプ29の先端部が、両面プリント基板23の導
体回路34に接触しており、隣接する片面プリント基板
22および両面プリント基板23の導体回路34間が電
気的に接続されている。そして、最外絶縁性基板24の
表面から導電性バンプ29が突設されており、電子部品
等の接続が可能とされている。
【0031】また、多層回路基板21の最下面側の導体
回路34上には、所定の位置にランドが形成され、多層
回路基板21を他の部材と接続するためのピン35、あ
るいははんだボール(図示せず)を設ける。
【0032】以上のように第二実施形態によっても、多
層回路基板21の表面には導電性バンプ29が突設され
ている。このため、第一実施形態と同様に、導電性バン
プ29を直接に部品等の接続用に利用でき、接続ランド
を形成する必要がない。このため、電子部品搭載の高密
度化を図ることができる。また、本実施形態において
も、最外絶縁性基板24の表面には導電性バンプ29の
みが形成されており、導体回路34が存在しない。これ
により、はんだ付け作業の際にソルダレジストを塗布す
る必要がないため、ソルダレジスト印刷の際の配線の位
置ずれ誤差を考慮する必要がなく、電子部品搭載の高密
度化を図ることができる。
【0033】なお、本発明は以下のように変形して実施
することもできる。また、本発明の技術的範囲は、これ
らの実施形態によって限定されるものではなく、均等の
範囲にまで及ぶものである。 (1)上記各実施形態では、最外絶縁性基板4Aおよび
24に導電性バンプ8および29を形成させた後に、積
層を行ったが、本発明によれば、必ずしも導電性バンプ
の形成を先に行う必要はなく、積層を行った後に最外絶
縁性基板に導電性バンプを形成させてもよい。 (2)第二実施形態においては、両面プリント基板23
の両側にそれぞれ一枚ずつの片面プリント基板22を積
層させたが、本発明によれば、片面プリント基板は1枚
ずつである必要はなく、複数の片面プリント基板を積層
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る多層回路基板の製
造工程を示す断面図−1 (A)片面銅張積層板の断面図 (B)片面銅張積層板にビアホールを形成したときの断
面図 (C)ビアホールにめっき導体を充填したときの断面図 (D)ビアホールに導電性バンプを形成させたときの断
面図 (E)銅箔をパターニングして導体回路を形成させたと
きの断面図 (F)回路基板に接着層が塗布されたときの断面図
【図2】本発明の第一実施形態に係る多層回路基板の製
造工程を示す断面図−1 (G)回路基板を積層したときの断面図 (H)本発明の第一実施形態に係る多層回路基板の断面
【図3】本発明の第二実施形態に係る多層回路基板の製
造工程を示す断面図 (A)片面銅張積層板の断面図 (B)片面銅張積層板にビアホールを形成したときの断
面図 (C)ビアホールにめっき導体を充填したときの断面図 (D)ビアホールに導電性バンプを形成させたときの断
面図
【図4】導電性バンプを形成させた片面銅張積層板に接
着層を塗布したときの断面図
【図5】接着層を塗布した片面銅張積層板に銅箔を貼り
つけたときの断面図
【図6】回路基板を積層したときの断面図
【図7】本発明の第二実施形態に係る多層回路基板の断
面図
【符号の説明】 1、21…多層回路基板 2、22…片面プリント基板(プリント基板) 4…絶縁性基板(絶縁層) 4A、24…最外絶縁性基板(最外絶縁層) 6…ビアホール(孔部) 8、29…導電性バンプ 9…導体回路(導体層) 23…両面プリント基板(プリント基板)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層の表裏両面のうち一方または両方
    の面に導体層が形成されたプリント基板の複数が積層さ
    れた多層回路基板であって、 前記多層回路基板の表裏一対の最外面のうち、少なくと
    も一方側の面には最外絶縁層が配されるとともに、前記
    最外絶縁層には、厚さ方向に貫通する孔部が設けられて
    おり、前記孔部には、導電性バンプが前記最外絶縁層の
    表面から突設するように設けられていることを特徴とす
    る多層回路基板。
  2. 【請求項2】 絶縁層の表裏両面のうち一方または両方
    の面に導体層が形成されたプリント基板の複数が積層さ
    れた多層回路基板を製造する方法であって、(a)前記多
    層回路基板の表裏一対の最外面のうち、少なくとも一方
    側に配される最外絶縁層に孔部を形成する工程、(b)前
    記孔部に導電性バンプを形成する工程、(c)前記最外絶
    縁層および複数のプリント基板を積層する工程を経るこ
    とを特徴とする多層回路基板の製造方法。
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