JP2001319502A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
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- JP2001319502A JP2001319502A JP2000136081A JP2000136081A JP2001319502A JP 2001319502 A JP2001319502 A JP 2001319502A JP 2000136081 A JP2000136081 A JP 2000136081A JP 2000136081 A JP2000136081 A JP 2000136081A JP 2001319502 A JP2001319502 A JP 2001319502A
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- Japan
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- lamp
- casing
- holding member
- light source
- source device
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V19/00—Fastening of light sources or lamp holders
- F21V19/0075—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources
- F21V19/008—Fastening of light sources or lamp holders of tubular light sources, e.g. ring-shaped fluorescent light sources of straight tubular light sources, e.g. straight fluorescent tubes, soffit lamps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/0025—Combination of two or more reflectors for a single light source
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーシング内にランプを収容したままの状態
で光源装置を輸送しても、輸送によるランプの破損を防
止することができ、点灯中は、ランプとケーシングの膨
張率の差に起因する応力がランプに加わらないので、ラ
ンプが破損することない光源装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 ケーシング1内に、ランプ2と、ランプ
2を取り囲むように配置された反射鏡5を有する光源装
置において、ランプ2の一端部21はケーシング1に固
定されており、ランプ2の他端部22は保持部材9によ
って保持されるとともに、保持部材9はケーシング1に
対して移動可能であり、ケーシング1の外部より保持部
材9をケーシング1に固定するための固定手段を有して
いることを特徴とする光源装置。
で光源装置を輸送しても、輸送によるランプの破損を防
止することができ、点灯中は、ランプとケーシングの膨
張率の差に起因する応力がランプに加わらないので、ラ
ンプが破損することない光源装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 ケーシング1内に、ランプ2と、ランプ
2を取り囲むように配置された反射鏡5を有する光源装
置において、ランプ2の一端部21はケーシング1に固
定されており、ランプ2の他端部22は保持部材9によ
って保持されるとともに、保持部材9はケーシング1に
対して移動可能であり、ケーシング1の外部より保持部
材9をケーシング1に固定するための固定手段を有して
いることを特徴とする光源装置。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光源装置に係わ
り、特に、プロジェクタや映写機用の光源に用いられる
光源装置に関するものである。
り、特に、プロジェクタや映写機用の光源に用いられる
光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プロジェクタや映写機用の光源と
して、高圧キセノンガスを封入したキセノンランプ等が
用いられるようになってきている。
して、高圧キセノンガスを封入したキセノンランプ等が
用いられるようになってきている。
【0003】図1は、このようなランプを用いた光源装
置の一例を示す側面断面図である。同図に示すように、
この光源装置は、ケーシング1内にランプ2が配置され
ており、ランプ2は両端封止型のランプであって、両端
部に給電用の口金21,22が形成され、高圧キセノン
ガスを封入したガラス封体23内に一対の電極3,4が
配置されている。電極3,4間で発生した光は、直接ま
たは反射鏡5,6によって反射されて透明ガラスからな
る照射窓7から放射される。
置の一例を示す側面断面図である。同図に示すように、
この光源装置は、ケーシング1内にランプ2が配置され
ており、ランプ2は両端封止型のランプであって、両端
部に給電用の口金21,22が形成され、高圧キセノン
ガスを封入したガラス封体23内に一対の電極3,4が
配置されている。電極3,4間で発生した光は、直接ま
たは反射鏡5,6によって反射されて透明ガラスからな
る照射窓7から放射される。
【0004】ランプ2は、反射鏡5,6に対して所定の
位置に電極3,4間で発生するアークスポットが位置す
るように配置されており、具体的には、ランプ2の口金
21側の一端部が集光作用を有する反射鏡5の頂部開口
51を貫通してケーシング1に固定された光軸調整手段
8に固定されている。つまり、ランプ2の口金21側の
一端部はケーシング1に固定されていることになる。
位置に電極3,4間で発生するアークスポットが位置す
るように配置されており、具体的には、ランプ2の口金
21側の一端部が集光作用を有する反射鏡5の頂部開口
51を貫通してケーシング1に固定された光軸調整手段
8に固定されている。つまり、ランプ2の口金21側の
一端部はケーシング1に固定されていることになる。
【0005】一方、ランプ2の口金22側の他端部は、
捕捉作用を有する反射鏡6の前方開口61より突出した
状態であって、ケーシング1とは全く連結されておら
ず、完全に分離独立した状態である。
捕捉作用を有する反射鏡6の前方開口61より突出した
状態であって、ケーシング1とは全く連結されておら
ず、完全に分離独立した状態である。
【0006】このように、ランプ2の口金22側の他端
部をケーシング1と完全に分離独立した状態にする理由
は、ランプ点灯中ケーシング1が高温になり、例えばア
ルミニウムなどの金属製のケーシングは高温になり熱膨
張によって伸びてしまう。一方、ランプ2はガラス製で
あり、ケーシング1に比べ膨張率が小さく、ランプ2の
両端部がケーシング1に固定されていると、ケーシング
1の膨張がランプ2の膨張より大きいので、ランプ点灯
中に、ランプ2に応力、特に、ランプ2の長手方向に引
張り応力が発生し、ランプが破損する恐れがあり、この
ような事故を防ぐために、従来から、ランプ2の口金2
2側の他端部をケーシング1と完全に分離独立した状態
にしている。
部をケーシング1と完全に分離独立した状態にする理由
は、ランプ点灯中ケーシング1が高温になり、例えばア
ルミニウムなどの金属製のケーシングは高温になり熱膨
張によって伸びてしまう。一方、ランプ2はガラス製で
あり、ケーシング1に比べ膨張率が小さく、ランプ2の
両端部がケーシング1に固定されていると、ケーシング
1の膨張がランプ2の膨張より大きいので、ランプ点灯
中に、ランプ2に応力、特に、ランプ2の長手方向に引
張り応力が発生し、ランプが破損する恐れがあり、この
ような事故を防ぐために、従来から、ランプ2の口金2
2側の他端部をケーシング1と完全に分離独立した状態
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示すようなランプ2の口金22側の他端部をケーシング
1と完全に分離独立した状態の光源装置においては、光
源装置の輸送中に振動がランプ2に加わり、ランプ2の
口金22側の他端部が大きく振動してしまい、この結
果、固定されている方のランプ2の口金21側の端部に
おいて、特に、この端部側の封止部において、ランプが
破損する問題があった。
示すようなランプ2の口金22側の他端部をケーシング
1と完全に分離独立した状態の光源装置においては、光
源装置の輸送中に振動がランプ2に加わり、ランプ2の
口金22側の他端部が大きく振動してしまい、この結
果、固定されている方のランプ2の口金21側の端部に
おいて、特に、この端部側の封止部において、ランプが
破損する問題があった。
【0008】このような問題を解決するために、光源装
置の輸送時には、ランプ2をケーシング1から取り出
し、ランプ2とケーシング1を別々に輸送し、輸送後
は、再びランプ2をケーシング1に取り付けることもあ
ったが、非常に手間がかかるという問題があった。
置の輸送時には、ランプ2をケーシング1から取り出
し、ランプ2とケーシング1を別々に輸送し、輸送後
は、再びランプ2をケーシング1に取り付けることもあ
ったが、非常に手間がかかるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記の問題に鑑みて、ケ
ーシング内にランプを収容したままの状態で光源装置を
輸送しても、輸送中はランプの両端部を固定することに
よりランプが振動しないので、輸送によるランプの破損
を防止することができ、点灯中は、ランプの片方の端部
をケーシングと分離独立することにより、ランプとケー
シングの膨張率の差に起因する応力がランプに加わらな
いので、ランプが破損することない光源装置を提供する
ことにある。
ーシング内にランプを収容したままの状態で光源装置を
輸送しても、輸送中はランプの両端部を固定することに
よりランプが振動しないので、輸送によるランプの破損
を防止することができ、点灯中は、ランプの片方の端部
をケーシングと分離独立することにより、ランプとケー
シングの膨張率の差に起因する応力がランプに加わらな
いので、ランプが破損することない光源装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の光源装置は、ケーシング内に、両
端封止型のランプと、当該ランプを取り囲むように配置
された反射鏡を有する光源装置において、前記ランプの
一端部はケーシングに固定されており、該ランプの他端
部は保持部材によって保持されるとともに、当該保持部
材はケーシングに対して移動可能であり、前記ケーシン
グの外部より前記保持部材をケーシングに固定するため
の固定手段を有していることを特徴とする。
に、請求項1に記載の光源装置は、ケーシング内に、両
端封止型のランプと、当該ランプを取り囲むように配置
された反射鏡を有する光源装置において、前記ランプの
一端部はケーシングに固定されており、該ランプの他端
部は保持部材によって保持されるとともに、当該保持部
材はケーシングに対して移動可能であり、前記ケーシン
グの外部より前記保持部材をケーシングに固定するため
の固定手段を有していることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の光源装置は、請求項1に
記載の光源装置であって、特に、前記保持部材は前記ケ
ーシングに対して移動可能であり、かつ、保持部材がケ
ーシングに対して離れないように連結部材によって緩嵌
していることを特徴とする。
記載の光源装置であって、特に、前記保持部材は前記ケ
ーシングに対して移動可能であり、かつ、保持部材がケ
ーシングに対して離れないように連結部材によって緩嵌
していることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の光源装置の側面
断面図であり、図3は、図2の光源装置におけるランプ
と保持部材と固定部の関係を示す正面図である。なお、
図1と同一符号は同一部分を示すために、説明を省略す
る。この図において、従来と同様にランプ2の一端部に
形成された口金21は、ケーシング1に固定された光軸
調整手段8に固定されており、他端部に形成された口金
22は保持部材9によって保持されている。保持部材9
は、銅などの金属でできており、口金22の先端部を覆
いネジNによって口金22と結合して保持する保持部9
1と、この保持部91の外周に溶接等によって接合され
た二股状の足部92と、この足部92に続き後述する固
定部10と対向する位置にくるように形成された平坦部
93よりなる。つまり、ランプ2の口金22側の端部は
保持部材9によって保持されている。
断面図であり、図3は、図2の光源装置におけるランプ
と保持部材と固定部の関係を示す正面図である。なお、
図1と同一符号は同一部分を示すために、説明を省略す
る。この図において、従来と同様にランプ2の一端部に
形成された口金21は、ケーシング1に固定された光軸
調整手段8に固定されており、他端部に形成された口金
22は保持部材9によって保持されている。保持部材9
は、銅などの金属でできており、口金22の先端部を覆
いネジNによって口金22と結合して保持する保持部9
1と、この保持部91の外周に溶接等によって接合され
た二股状の足部92と、この足部92に続き後述する固
定部10と対向する位置にくるように形成された平坦部
93よりなる。つまり、ランプ2の口金22側の端部は
保持部材9によって保持されている。
【0013】そして、図示していないが、足部92には
ランプ2に電流を流す給電線の端部がネジ等によって結
合されており、この足部92と保持部91と口金22が
電気的につながり給電経路を構成するものでる。なお、
給電線の端部は直接口金22に溶接等の手段によって結
合しても良い。また、足部92の幅広の平面は、ランプ
2の光軸に対して平行になるように配置されている。こ
れは、反射鏡5,6の前方に足部92が存在しても、光
の遮光される割合を少なくするための構造であ。
ランプ2に電流を流す給電線の端部がネジ等によって結
合されており、この足部92と保持部91と口金22が
電気的につながり給電経路を構成するものでる。なお、
給電線の端部は直接口金22に溶接等の手段によって結
合しても良い。また、足部92の幅広の平面は、ランプ
2の光軸に対して平行になるように配置されている。こ
れは、反射鏡5,6の前方に足部92が存在しても、光
の遮光される割合を少なくするための構造であ。
【0014】ケーシング1内には、その一側面に固定さ
れた固定部10が形成されており、固定部10は、ケー
シング1に固定されたセラミック製の支柱部10Aと、
この支柱部10Aの端部に固定された銅などの金属製の
載置部10Bとなりなるものである。そして、載置部1
0Bの表面と対向する位置に保持部材9の平坦部93が
近接もしくは接触した状態に配置されており、平坦部9
3は載置部10Bに対して移動可能な状態になってい
る。つまり、ランプ2の口金22側の端部は、保持部材
9によって保持されているものの固定部10とは分離独
立しているものであり、ケーシング1とは分離独立した
状態になっている。
れた固定部10が形成されており、固定部10は、ケー
シング1に固定されたセラミック製の支柱部10Aと、
この支柱部10Aの端部に固定された銅などの金属製の
載置部10Bとなりなるものである。そして、載置部1
0Bの表面と対向する位置に保持部材9の平坦部93が
近接もしくは接触した状態に配置されており、平坦部9
3は載置部10Bに対して移動可能な状態になってい
る。つまり、ランプ2の口金22側の端部は、保持部材
9によって保持されているものの固定部10とは分離独
立しているものであり、ケーシング1とは分離独立した
状態になっている。
【0015】この結果、ランプ2が点灯することによ
り、ランプ2自体が膨張し、さらに、ケーシング1が高
温になり熱膨張によって伸びても、ランプ2の口金22
側の端部を保持している保持部材9の平坦部93とケー
シング1に固定された固定部10の載置台10Bが分離
独立しているので、ランプ2とケーシング1が互いに影
響せずそれぞれ独立して熱膨張によって伸縮するので、
平坦部93と載置部10Bとの間で、それぞれの膨張率
の差に起因する応力が吸収され、直接ランプ2にその応
力が加わることがなく、点灯中、ランプが破損すること
ない。
り、ランプ2自体が膨張し、さらに、ケーシング1が高
温になり熱膨張によって伸びても、ランプ2の口金22
側の端部を保持している保持部材9の平坦部93とケー
シング1に固定された固定部10の載置台10Bが分離
独立しているので、ランプ2とケーシング1が互いに影
響せずそれぞれ独立して熱膨張によって伸縮するので、
平坦部93と載置部10Bとの間で、それぞれの膨張率
の差に起因する応力が吸収され、直接ランプ2にその応
力が加わることがなく、点灯中、ランプが破損すること
ない。
【0016】また、図3に示すように、固定部10の載
置部10Bと保持部材9の平坦部93には互いに対向す
る位置に固定ネジ溝101と孔931が形成されてお
り、図2及び図4に示すように、ケーシング1の外部よ
りケーシング1の側面に形成された孔11を通して内部
に挿入され、その先端にネジ部K0が設けられて棒状の
固定手段Kが載置部10Bに形成された固定ネジ溝10
1に螺合するによって、保持部材9の平坦部93が載置
部10Bに移動しないように固定されるものである。つ
まり、固定手段Kによって保持部材9をケーシング1に
固定するものである。
置部10Bと保持部材9の平坦部93には互いに対向す
る位置に固定ネジ溝101と孔931が形成されてお
り、図2及び図4に示すように、ケーシング1の外部よ
りケーシング1の側面に形成された孔11を通して内部
に挿入され、その先端にネジ部K0が設けられて棒状の
固定手段Kが載置部10Bに形成された固定ネジ溝10
1に螺合するによって、保持部材9の平坦部93が載置
部10Bに移動しないように固定されるものである。つ
まり、固定手段Kによって保持部材9をケーシング1に
固定するものである。
【0017】この結果、ランプ2の口金21側は既に光
軸調整手段8に固定されており、ランプ2の口金22側
の端部は保持部材9によって保持されるとともに、この
保持部材9は固定手段Kによりケーシング1に固定され
ているので、ランプ2の両端がケーシング1に固定され
ることになり、このような状態にすることにより、光源
装置を輸送する際、光源装置に振動が加わってもランプ
2が振動しないので、ランプ2が破損することがない。
軸調整手段8に固定されており、ランプ2の口金22側
の端部は保持部材9によって保持されるとともに、この
保持部材9は固定手段Kによりケーシング1に固定され
ているので、ランプ2の両端がケーシング1に固定され
ることになり、このような状態にすることにより、光源
装置を輸送する際、光源装置に振動が加わってもランプ
2が振動しないので、ランプ2が破損することがない。
【0018】なお、ランプ2を点灯させる時には、固定
手段Kを固定部10から外し、ケーシング1の外部に抜
き取ることにより、保持部材9の平坦部93が固定部1
0の載置部10Bに移動可能な状態に戻り、つまり、ラ
ンプ2の口金22側の端部をケーシング1から分離独立
させた状態に戻すことができる。
手段Kを固定部10から外し、ケーシング1の外部に抜
き取ることにより、保持部材9の平坦部93が固定部1
0の載置部10Bに移動可能な状態に戻り、つまり、ラ
ンプ2の口金22側の端部をケーシング1から分離独立
させた状態に戻すことができる。
【0019】このような構造の光源装置によれば、ケー
シング1をわざわざ開けることなく、単に、ケーシング
の外部から固定手段Kを挿入したり外したりする簡単な
構造で、ランプ2の口金22側の端部をケーシング1に
対して固定したり分離独立させることができる。
シング1をわざわざ開けることなく、単に、ケーシング
の外部から固定手段Kを挿入したり外したりする簡単な
構造で、ランプ2の口金22側の端部をケーシング1に
対して固定したり分離独立させることができる。
【0020】さらに、図5に示すように、保持部材9の
平坦部93には、固定手段Kのネジ部K0が入る以外
に、平坦部93と固定部10の載置部10Bを連結させ
るための連結部材である連結ネジRが挿通される連結孔
932が形成されている。この連結孔932の内径は連
結ネジRのネジ部分の外径より十分に大きいものであ
る。載置部10Bにはこの連結孔932に対向する位置
に、連結ネジRが螺合するための連結ネジ溝102が形
成されており、平坦部93の連結孔932と載置部10
Bの連結ネジ溝102を対向させた状態で、平坦部93
が載置部10Bに対して移動可能な状態になるように緩
やかに連結ネジRを連結ネジ溝102に螺合させる。つ
まり、保持部材9はケーシング1に対して移動可能であ
り、かつ、保持部材9がケーシング1に対して完全に離
れてしまわないように連結ネジRによって緩嵌された状
態になっている。
平坦部93には、固定手段Kのネジ部K0が入る以外
に、平坦部93と固定部10の載置部10Bを連結させ
るための連結部材である連結ネジRが挿通される連結孔
932が形成されている。この連結孔932の内径は連
結ネジRのネジ部分の外径より十分に大きいものであ
る。載置部10Bにはこの連結孔932に対向する位置
に、連結ネジRが螺合するための連結ネジ溝102が形
成されており、平坦部93の連結孔932と載置部10
Bの連結ネジ溝102を対向させた状態で、平坦部93
が載置部10Bに対して移動可能な状態になるように緩
やかに連結ネジRを連結ネジ溝102に螺合させる。つ
まり、保持部材9はケーシング1に対して移動可能であ
り、かつ、保持部材9がケーシング1に対して完全に離
れてしまわないように連結ネジRによって緩嵌された状
態になっている。
【0021】この結果、何らかの理由により、ランプ2
が破裂した場合でも、ランプ2の口金22が保持部材9
によって結合保持され、この保持部材9が固定部10に
連結ネジRによって固定されているので、照射窓7に最
も近いランプ2の口金22が照射窓7まで飛散すること
がなくなり、照射窓7を破壊してケーシング1の外部に
ランプの破片が飛散することを確実に防止できるもので
ある。
が破裂した場合でも、ランプ2の口金22が保持部材9
によって結合保持され、この保持部材9が固定部10に
連結ネジRによって固定されているので、照射窓7に最
も近いランプ2の口金22が照射窓7まで飛散すること
がなくなり、照射窓7を破壊してケーシング1の外部に
ランプの破片が飛散することを確実に防止できるもので
ある。
【0022】図6、図7は、ケーシングの外部より保持
部材をケーシングに固定する他の固定手段の例であり、
図2に示す構造と同じように、ランプ2の一端部に形成
された口金がケーシングに固定された光軸調整機手段に
固定されており、ランプ2の他端部に形成された口金2
2が保持部材9によって保持されている。
部材をケーシングに固定する他の固定手段の例であり、
図2に示す構造と同じように、ランプ2の一端部に形成
された口金がケーシングに固定された光軸調整機手段に
固定されており、ランプ2の他端部に形成された口金2
2が保持部材9によって保持されている。
【0023】これらの図において、固定手段Kは、ケー
シング1に脚部K1が固定され、この脚部K1に固定さ
れた支点部K2と、この支点部K2に回転自在に係合し
た回転部K3と、この回転部K3の一部に固定された押
圧部K4よりなるものである。そして、回転部K3の一
部がケーシング1の外部に飛び出しており、この部分を
利用して回転部K3を回転させることにより、図6に示
すように押圧部K4が保持部材9の平坦部93に押し圧
され、この平坦部93と対向する位置にある固定部10
の載置部10Bに固定される。
シング1に脚部K1が固定され、この脚部K1に固定さ
れた支点部K2と、この支点部K2に回転自在に係合し
た回転部K3と、この回転部K3の一部に固定された押
圧部K4よりなるものである。そして、回転部K3の一
部がケーシング1の外部に飛び出しており、この部分を
利用して回転部K3を回転させることにより、図6に示
すように押圧部K4が保持部材9の平坦部93に押し圧
され、この平坦部93と対向する位置にある固定部10
の載置部10Bに固定される。
【0024】そして、適切な機構により、回転部K3が
回転しないようにし、この状態で、光源装置を輸送する
と、光源装置に振動が加わってもランプ2が振動しない
ので、ランプ2が破損することがない。
回転しないようにし、この状態で、光源装置を輸送する
と、光源装置に振動が加わってもランプ2が振動しない
ので、ランプ2が破損することがない。
【0025】また、ランプ2を点灯させる時には、回転
部3を回転させ、図7に示すように、押圧部K4を保持
部材9の平坦部93から離間させることにより、保持部
材9の平坦部93が固定部10の載置部10Bに対して
移動可能な状態になり、つまり、ランプ2の口金22側
の端部をケーシング1から分離独立させることができ
る。
部3を回転させ、図7に示すように、押圧部K4を保持
部材9の平坦部93から離間させることにより、保持部
材9の平坦部93が固定部10の載置部10Bに対して
移動可能な状態になり、つまり、ランプ2の口金22側
の端部をケーシング1から分離独立させることができ
る。
【0026】なお、この実施例においても、図5と同様
な連結部材を用いて、保持部材9が固定部10に対して
移動可能であって、かつ、保持部材9がケーシング1に
対して離れないように緩嵌されるようにしても良い。上
記説明した固定手段以外でも、要は、光源装置の輸送時
は、ケーシング1の外部より保持部9を固定部10に固
定し、ランプ点灯時は、保持部9と固定部10を移動可
能な状態にする固定手段Kであれば、どのような構造で
あってもよい。
な連結部材を用いて、保持部材9が固定部10に対して
移動可能であって、かつ、保持部材9がケーシング1に
対して離れないように緩嵌されるようにしても良い。上
記説明した固定手段以外でも、要は、光源装置の輸送時
は、ケーシング1の外部より保持部9を固定部10に固
定し、ランプ点灯時は、保持部9と固定部10を移動可
能な状態にする固定手段Kであれば、どのような構造で
あってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光源装置
によれば、ランプの一端部がケーシングに固定されてお
り、ランプの他端部が保持部材によって保持されるとと
もに、このランプの他端部がケーシングに対して移動可
能であるので、ランプが点灯することにより、ランプ自
体が膨張し、さらに、ケーシングが高温になり熱膨張に
よって伸びても、ランプとケーシングが分離独立してい
るので、ランプとケーシングが互いに影響せずそれぞれ
独立して熱膨張によって伸縮するので、それぞれの膨張
率の差に起因する応力がランプに加わることがなく、点
灯中、ランプが破損することない。
によれば、ランプの一端部がケーシングに固定されてお
り、ランプの他端部が保持部材によって保持されるとと
もに、このランプの他端部がケーシングに対して移動可
能であるので、ランプが点灯することにより、ランプ自
体が膨張し、さらに、ケーシングが高温になり熱膨張に
よって伸びても、ランプとケーシングが分離独立してい
るので、ランプとケーシングが互いに影響せずそれぞれ
独立して熱膨張によって伸縮するので、それぞれの膨張
率の差に起因する応力がランプに加わることがなく、点
灯中、ランプが破損することない。
【0028】さらに、ケーシングの外部より固定手段に
よって、保持部材をケーシングに固定させることができ
るので、ランプの両端がケーシングに固定されることに
なり、この状態で光源装置を輸送すると、光源装置に振
動が加わってもランプが振動しないので、ランプが破損
することがない。
よって、保持部材をケーシングに固定させることができ
るので、ランプの両端がケーシングに固定されることに
なり、この状態で光源装置を輸送すると、光源装置に振
動が加わってもランプが振動しないので、ランプが破損
することがない。
【0029】つまり、ランプを点灯させる時には、固定
手段によるランプの端部を保持している保持部材とケー
シングの固定を解除することにより、ランプの端部をケ
ーシングから分離独立させた状態することができ、ま
た、光源装置の輸送時には固定手段によってこのランプ
の端部を保持している保持部材とケーシングを固定する
ことによりランプの両端を固定することができ、このよ
うな固定手段の動きは、ケーシングをわざわざ開けるこ
となく、単に、ケーシングの外部から固定手段を動かす
という簡単な構造で、ケーシングに常時固定されていな
い方のランプの端部をケーシングに対して固定したり分
離独立させたりすることができる。
手段によるランプの端部を保持している保持部材とケー
シングの固定を解除することにより、ランプの端部をケ
ーシングから分離独立させた状態することができ、ま
た、光源装置の輸送時には固定手段によってこのランプ
の端部を保持している保持部材とケーシングを固定する
ことによりランプの両端を固定することができ、このよ
うな固定手段の動きは、ケーシングをわざわざ開けるこ
となく、単に、ケーシングの外部から固定手段を動かす
という簡単な構造で、ケーシングに常時固定されていな
い方のランプの端部をケーシングに対して固定したり分
離独立させたりすることができる。
【0030】さらには、ケーシングに常時固定されてい
ない方のランプの端部を保持部材によって保持し、この
保持部材がケーシングに対して移動可能であって、か
つ、保持部材がケーシングに対して離れないように連結
部材によって緩嵌されているので、何らかの理由によ
り、ランプが破裂した場合でも、ケーシングに形成され
た照射窓に近いランプの端部が照射窓まで飛散すること
がなくなり、照射窓を破壊してケーシングの外部にラン
プの破片が飛散することを確実に防止することができ
る。
ない方のランプの端部を保持部材によって保持し、この
保持部材がケーシングに対して移動可能であって、か
つ、保持部材がケーシングに対して離れないように連結
部材によって緩嵌されているので、何らかの理由によ
り、ランプが破裂した場合でも、ケーシングに形成され
た照射窓に近いランプの端部が照射窓まで飛散すること
がなくなり、照射窓を破壊してケーシングの外部にラン
プの破片が飛散することを確実に防止することができ
る。
【図1】従来の光源装置の側面断面図である。
【図2】本発明の光源装置の側面断面図である。
【図3】図3は、図2の光源装置におけるランプと保持
部材と固定部の関係を示す正面図である。
部材と固定部の関係を示す正面図である。
【図4】本発明におけるランプを保持している保持部材
とケーシングに固定されている固定部との固定方法を示
す説明図である。
とケーシングに固定されている固定部との固定方法を示
す説明図である。
【図5】本発明における連結部材を用いて、ランプを保
持している保持部材とケーシングに固定されている固定
部との緩嵌している状態を示す説明図である。
持している保持部材とケーシングに固定されている固定
部との緩嵌している状態を示す説明図である。
【図6】ケーシングの外部より保持部材をケーシングに
固定する他の固定手段の説明図である。
固定する他の固定手段の説明図である。
【図7】図6に示す固定手段において、保持部材と固定
部の固定状態を解除した状態を示す説明図である。
部の固定状態を解除した状態を示す説明図である。
1 ケーシング 2 ランプ体 21 口金 22 口金 3 電極 4 電極 5 反射鏡 6 反射鏡 7 照射窓 8 軸調整手段 9 保持部材 K 固定手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング内に、両端封止型のランプ
と、当該ランプを取り囲むように配置された反射鏡を有
する光源装置において、 前記ランプの一端部はケーシングに固定されており、該
ランプの他端部は保持部材によって保持されるととも
に、当該保持部材はケーシングに対して移動可能であ
り、 前記ケーシングの外部より前記保持部材をケーシングに
固定するための固定手段を有していることを特徴とする
光源装置。 - 【請求項2】 前記保持部材は前記ケーシングに対して
移動可能であり、かつ、保持部材がケーシングに対して
離れないように連結部材によって緩嵌していることを特
徴とする請求項1に記載の光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136081A JP2001319502A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000136081A JP2001319502A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001319502A true JP2001319502A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18644078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000136081A Pending JP2001319502A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001319502A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070735A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ushio Inc | 光源装置 |
US7794109B2 (en) | 2007-06-06 | 2010-09-14 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Light source apparatus |
CN103162205A (zh) * | 2011-12-15 | 2013-06-19 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 灯具 |
JP2013211581A (ja) * | 2013-05-30 | 2013-10-10 | Kyocera Corp | 発光装置 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000136081A patent/JP2001319502A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008070735A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ushio Inc | 光源装置 |
US7794109B2 (en) | 2007-06-06 | 2010-09-14 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Light source apparatus |
CN103162205A (zh) * | 2011-12-15 | 2013-06-19 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 灯具 |
JP2013211581A (ja) * | 2013-05-30 | 2013-10-10 | Kyocera Corp | 発光装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061017 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |