JP4442511B2 - ランプ装置 - Google Patents
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Description
このようなランプは、ガラス製の管球体の内部に、光を発生する電極が封入されており、電力供給用の外部配線と電極とを電気的に接続するための外部端子が、管球体の端部に設けられている。
一般に、ランプ(本体)は、管球を囲む構造のハウジングに装着して使用するランプ装置として利用されることが多い。これは、ハウジング内面に反射面を形成することにより、光の利用効率を高めることができるためと、何らかの理由で管球が破裂したときにガラス片の飛散をできるだけ防ぐことができるようにした防爆機能を持たせるためである。
そこで、本発明は完全な密閉構造のハウジング内にランプの発光領域を閉じ込めたランプ装置であっても、耐熱性に優れているランプ装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明はランプ本体の電極位置に個体差がある場合でも、リフレクタとの位置調整が容易であるランプ装置を提供することを目的とする。
管球体の形状についても、特に限定されないが、要するに、発光領域から効率よく光を照射することができ、さらに、支持開口の内壁部分の形状と、管球体の被支持部分の形状とが、気密を維持できる形状の組み合わせになっていればよい。
ハウジングの材料は、金属またはガラス材で形成するのが好ましい。内面に形成される反射面は、用途に応じて、凹面反射鏡面(集光する場合)、平面反射鏡面、散乱反射面等を採用すればよい。なお、ガラス材を用いる場合は、内面に金属や誘電体膜などによる反射膜を形成することにより、反射面とすることができる。
ハウジングに形成される窓孔や支持開口の形状、個数についても特に限定されないが、支持開口の個数は管球体の形状や支持箇所の個数に合わせて、1つ(管球体を片側支持する場合)、または2つ(管球体を両側支持する場合)とするのが好ましい。
一方、ランプ本体の外部端子部分は支持開口での気密封止部分より外側にあり、外気に接するので従来例のような端子部分についての耐熱上の問題は発生しない。気密封止部分についてもハウジングへ放熱する伝熱ルートが確保されているので熱的な問題が発生しない。
さらに、支持開口に対して管球体又は外部端子を気密に支持するときに、これらの間の位置調整を行いながら支持することができるので、ハウジングの反射面と管球体との位置関係を調整することができ、反射光を効率よく出射することができる。
上記発明において、ランプ本体は、一対の電極が発光領域を挟んで両側に配置され、これら電極それぞれを封入した状態で支持する一対の棒状管球体領域が形成され、棒状管球体領域が支持開口部分に接着性材料で固着されるようにしてもよい。
ランプ本体は、一対の電極が発光領域を挟んで両側に配置され、これら電極それぞれを封入した状態で支持する一対の棒状管球体領域が形成され、棒状管球体領域が支持開口部分に接着性材料で固着されるようにしてもよい。
ここで、接着性材料には、溶融ガラス、セラミックセメント等を用いることができる。
この発明によれば、中央の発光領域を挟んで、両側に一対の棒状管球体領域が形成され、各棒状管球体領域が、それぞれ支持開口にて接着性材料により固着される。
したがって、管球体は両側2点でバランスよく支持されるので、安定に支持することができる。また、接着性材料で固着するので、支持開口部分を容易に気密保持することができる。さらに固着することによりそれ以後は支持開口部分が変動しなくなり、反射面に対するランプの位置を安定に保持することができる。
この発明によれば、管球体を支持開口に対して固着する際に、位置調整を行うので、ハウジングの反射面との位置関係が最適な位置関係となるように、正確に調整することができ、固着後はその位置関係を維持させることができる。
ハウジング材料に熱膨張率が大きい金属材料が用いられ、棒状管球体領域材料にそれよりも熱膨張率が小さいガラス材料等を用いる場合には、熱膨張率差が発生し、固着する際に損傷や気密不良が生じやすくなる。
そのため、支持開口の内面に緩衝部材を取り付け、緩衝部材と棒状管球体領域との間で接着性部材を固着する。これにより、熱膨張の影響を抑えつつ気密に固着することができる。
図1は本発明の一実施形態であるランプ装置10の構成を示す斜視図、図2はその断面図である。
ランプ装置10は、ボディ11、窓孔付ボディ12、左右の側壁13で構成されるハウジング20と、窓板14および窓板14を気密に封止する窓板止め15と、左右に棒状領域を有する管球体21および電極22からなるランプ本体23と、溶着ガラス25とにより構成される。
ハウジング20の内部には、ランプ本体23を収納するための空間が形成され、また、その内壁面31、32が凹面反射鏡となるように鏡面仕上げしてある。
左右の側壁13には、それぞれ支持開口Bが形成してあり、管球体21の棒状部分を貫通させることにより管球体21が2つの支持開口Bでバランスよく支持される。
このランプ本体23は、上述したように棒状部分が支持開口Bに支持されることにより、管球体23の端部(外部端子28が形成される部分)が支持開口Bより外側に位置するようになる。
図3は、本発明の他の一実施形態であるランプ装置30の断面図である。図において、図1および図2で説明したものと同じ構造については、同符号を付すことにより、説明の一部を省略する。
11:ボディ
12:窓孔付ボディ
13:側壁
14:窓板ガラス
15:窓板止め
20:ハウジング
21:管球体
22:電極
23:ランプ本体
25:溶着ガラス
26:Oリング
27:ネジ
28:外部端子
Claims (1)
- 照明光を発生する電極を管球体に封入した状態で支持するとともに電極と導通する外部端子が管球体の端部に形成されたランプ本体と、
ランプ本体の発光領域からの照明光を出射する窓孔とランプ本体を支持する支持開口とが形成されるとともに、内面に発光領域からの照明光を反射して窓孔に導く反射面が形成されたハウジングと、
窓孔を気密に封止する窓板とを備え、
ランプ本体は、一対の電極が発光領域を挟んで両側に配置され、これら電極それぞれを封入した状態で支持する一対の棒状管球体領域が形成され、
支持開口の内面には、ハウジング材料の金属材料の熱膨張率よりも管球体材料のガラス材料の熱膨張率に近い材料からなる緩衝部材が取り付けられ、
管球体は、支持開口に対する位置が調整された状態で、緩衝部材と棒状管球体領域との間で高温の溶着ガラスを用いてガラス溶着され、
ランプ本体の管球体を支持開口において気密に支持するとともに少なくとも外部端子をハウジング外に出すようにして、ランプ本体の発光領域をハウジング内で気密に封止することを特徴とするランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005143561A JP4442511B2 (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005143561A JP4442511B2 (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | ランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006324019A JP2006324019A (ja) | 2006-11-30 |
JP4442511B2 true JP4442511B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=37543550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005143561A Active JP4442511B2 (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | ランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4442511B2 (ja) |
-
2005
- 2005-05-17 JP JP2005143561A patent/JP4442511B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006324019A (ja) | 2006-11-30 |
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