JP2006092910A - 反射鏡一体型ランプ - Google Patents

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Atsuji Nakagawa
敦二 中川
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
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Abstract

【課題】 製造の手間およびコストを軽減できるとともに、光学機器を小型化することのできる反射鏡一体型ランプを提供する。
【解決手段】 反射鏡一体型ランプ10は、石英ガラスからなる発光管部16を有するランプ容器12と、発光管部16の内部に配設された一対の電極14とを備えており、発光管部16は、電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状の内面および外面を有する反射部16aと、電極14を挟んで反射部16aとは反対側に位置する投射部16bとによって構成されており、反射部16aの球状の外面には、全反射膜20が形成されている。したがって、アークから反射部16a側へ出射された光線は、全反射膜20で反射され、投射部16bを透過して光学系へ与えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクションテレビやプロジェクタ等のような光学機器の光源として用いられる、反射鏡一体型ランプに関する。
この種の従来のランプとしては、球状の発光管部の両側に棒状の封止部が設けられている石英ガラス製のものが一般に知られており、このランプを使用する際には、凹状の反射面を有する反射鏡が併用されていた(特許文献1参照)。
特開2000−200511号公報
従来(特許文献1)では、ランプと反射鏡とを別々に製造し、これらを一体化させた状態で光学機器に組み込むようにしていたので、製造の手間がかかるとともにコスト高であるという問題があった。また、光学機器の内部に反射鏡を取り付けるためのスペースを確保する必要があるため、光学機器が大型化してしまうという問題もあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、製造の手間およびコストを軽減できるとともに、光学機器を小型化することのできる、反射鏡一体型ランプを提供することである。
請求項1に記載した発明は、「石英ガラスからなる発光管部16を有するランプ容器12と、発光管部16の内部に配設された一対の電極14とを備える、反射鏡一体型ランプ10であって、発光管部16は、電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状の内面および外面を有する反射部16aと、電極14を挟んで反射部16aとは反対側に位置する投射部16bとによって構成されており、反射部16aの球状の外面には、全反射膜20が形成されている、反射鏡一体型ランプ10」である。
この発明では、反射部16aの外面に形成された全反射膜20によって光線を反射するようにしているので、従来のように反射鏡を別途設ける必要はない。また、反射部16aの内面および外面は、共に電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状であるため、全反射膜20で反射された光線をアークの位置へ戻すことができ、光線を有効に利用することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「反射鏡一体型ランプ」であって、「投射部16bには、アークから出射された光線を屈折させるレンズ28が組み込まれている」ことを特徴とする。
この発明では、投射部16bにレンズ28が組み込まれているので、ランプ10とレンズ28との位置関係を調整する手間を省くことができるとともに、光学機器を小型化することができる。
本発明によれば、ランプとは別に反射鏡を設ける必要はないので、光学機器の部品点数を削減でき、光学機器の製造の手間とコストとを大幅に軽減できる。また、光学機器の内部に反射鏡の設置スペースを確保する必要がないので、光学機器を小型化することができる。
図1を参照して、本発明が適用された反射鏡一体型ランプ10は、プロジェクションテレビやプロジェクタ等のような光学機器の光源として用いられるものであり、ランプ容器12と、ランプ容器12に収容された一対の電極14とを備えている。
ランプ容器12は、略球状の発光管部16と、発光管部16の両端から棒状に延びた封止部18とを有しており、発光管部16と封止部18とは、石英ガラスによって一体に形成されている。発光管部16は、電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状の内面および外面を有する厚肉(従来の発光管部に比べて厚肉の意)の反射部16aと、電極14を挟んで反射部16aとは反対側に位置する厚肉(従来の発光管部に比べて厚肉の意)の投射部16bとによって構成されており、反射部16aの球状の外面には、アークから出射された光線を反射する全反射膜20が形成されている。
つまり、電極14で発生したアークからは、全方向へ向けて光線が出射されるが、光学機器の光源として用いるためには、光学系へ向けて光線を投射する必要がある。そこで、この実施例では、発光管部16を、ランプ容器12の軸を含む面を境にして反射部16aと投射部16bとに区別し、反射部16aの球状の外面に全反射膜20を形成することによって、アークから出射された光線のほぼ全てを光学系へ向けて投射できるようにしている。
なお、反射部16aの外面を「球面」にしたのは、全反射膜20で反射された光線をアークの位置に戻して無駄なく利用するためであり、投射部16bの外面形状は、光線を所定角度で屈折させる観点から定められている。また、反射部16aおよび投射部16bを従来の発光管部に比べて「厚肉」にしたのは、放熱効率を高めて反射部16aの表面温度を低く抑えることで、全反射膜20の熱劣化を防止するためである。また、全反射膜20の種類は、特に限定されるものではなく、金属膜や誘電体多層膜等を任意に選択することができる。
そして、各封止部18の内部には、一端が発光管部16の内部へ突出した電極棒22と、一端が外部へ突出したリード棒24と、電極棒22とリード棒24とを電気的に接続するモリブデン箔26とが配設されており、各電極棒22の一端には、電極14を構成する陽極14aおよび陰極14bが設けられている。さらに、発光管部16の内部には、水銀、アルゴン等の希ガス、およびI(ヨウ素),Br(臭素),Cl(塩素),F(弗素)等のうち少なくとも1つのハロゲン(金属ハロゲン化物またはハロゲンガス等)が封入されている。
反射鏡一体型ランプ10を製造する際には、まず、ランプ容器12の材料となる石英ガラス管を準備し、石英ガラス管の中央部を加熱溶融することによって肉溜まり部を形成する。続いて、肉溜まり部の周囲にモールド型を配置し、石英ガラス管の内部に高圧ガス(窒素等)を吹き込んで肉溜まり部を膨らませることによって、モールド型の内面に沿う外面を有する発光管部16を成形する。
そして、石英ガラス管の内部の所定箇所に電極14、電極棒22、リード棒24およびモリブデン箔26を配置するとともに、発光管部16の内部に水銀、希ガスおよびハロゲンを充填し、石英ガラス管の両端部を加熱溶融しながら封止する。その後、発光管部16における反射部16aの球状の外面に、蒸着法、浸漬法、スパッタ法またはIRコーティング法等によって全反射膜20を形成する。
なお、ランプ容器12の製造方法としては、上述したブロー成形の他、石英ガラス管を旋盤で切削加工する方法等が採用されてもよい。
このような反射鏡一体型ランプ10を光学機器の光源として用いる際には、図2に示すように、反射鏡一体型ランプ10が光学機器のハウジング内において光学系を構成するレンズ28に対して位置決めされる。
そして、光学機器の起動スイッチを入れると、反射鏡一体型ランプ10の電極14に電力が付与され、電極14においてアークが発生する。すると、アークから投射部16b側へ出射された光線が、投射部16bを真っ直ぐに透過してレンズ28に対して所定角度で投射される。また、反射部16a側へ出射された光線が、全反射膜20で反射されてアークの位置へ戻され、その位置から投射部16bを透過してレンズ28に対して所定角度で投射される。つまり、反射部16aの内面および外面は、共に電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状であるため、アークから反射部16a側へ出射された光線は、途中で屈折されることなくアークの位置へ反射され、そのまま投射部16bを透過してレンズ28へ与えられる。
なお、上述の実施例では、反射鏡一体型ランプ10とレンズ28とを所定の間隔を隔てて配設しているが、図3〜図5に示すように、アークから出射された光線を屈折させるレンズ28を投射部16bに一体的に組み込むようにしてもよい。
図3に示す反射鏡一体型ランプ30は、発光管部16に凹部36を機械切削加工等によって形成し、この凹部36にエアスペース38を介してレンズ28を装着したものであり、凹部36の底部は光線を収束させる凸レンズ状に形成されている。したがって、アークから出射された光線は、凹部36の底部において屈折された後、レンズ28においてさらに屈折され、平行光または収束光として光学系へ与えられる。
図4に示す反射鏡一体型ランプ32は、発光管部16にレンズ28の外面に沿う凹部40を機械切削加工等によって形成し、この凹部40にレンズ28を密着接合したものであり、レンズ28の屈折率は発光管部16の屈折率とは異なるように設定されている。したがって、アークから出射された光線は、レンズ28において屈折され、平行光または収束光として光学系へ与えられる。
図5に示す反射鏡一体型ランプ34は、発光管部16にレンズ28の外面に沿う凹部42を機械切削加工等によって形成し、この凹部42にレンズ28を密着接合したものであり、レンズ28の屈折率は発光管部16の屈折率とは異なるように設定されており、発光管部16の投射部16b側の内面は内側に凸となるように形成されている。したがって、アークから出射された光線は、発光管部16の内側に凸となった部分において屈折された後、レンズ28においてさらに屈折され、平行光または収束光として光学系へ与えられる。なお、発光管部16の内側に凸となった部分は、図1に示した発光管部16の投射部16bを切り落とした後、薄肉となった箇所に加熱溶融と弱荷重のプレス加工とを施すことによって形成される。
また、上述の実施例では、ランプ容器12の軸に対して直交する方向へ光線を出射するようにしているが、図6に示す反射鏡一体型ランプ44のように、ランプ容器12の軸に対して平行方向へ光線を出射するようにしてもよい。この場合には、ランプ容器12の軸に対して直交し、かつ、赤道を含む面を境にして反射部16aと投射部16bとが区別され、反射部16aの外面が電極14で発生するアークの位置を中心点とする球状に構成され、この球状の外面に対して全反射膜20が形成される。そして、反射鏡一体型ランプ44を光学機器の光源として用いる際には、反射鏡一体型ランプ44が光学機器のハウジング内において光学系を構成するレンズ28に対して位置決めされるとともに、ランプ容器12に対して集光レンズ46が取り付けられる。
反射鏡一体型ランプを示す正面図である。 反射鏡一体型ランプの使用状態を示す正面図である。 他の反射鏡一体型ランプを示す正面図である。 他の反射鏡一体型ランプを示す正面図である。 他の反射鏡一体型ランプを示す正面図である。 他の反射鏡一体型ランプを示す正面図である。
符号の説明
10,30,32,34,44… 反射鏡一体型ランプ
12… ランプ容器
14… 電極
16… 発光管部
16a… 反射部
16b… 投射部
18… 封止部
20… 全反射膜
28… レンズ
36,40,42… 凹部
38… エアスペース

Claims (2)

  1. 石英ガラスからなる発光管部を有するランプ容器と、前記発光管部の内部に配設された一対の電極とを備える、反射鏡一体型ランプであって、
    前記発光管部は、前記電極で発生するアークの位置を中心点とする球状の内面および外面を有する反射部と、前記電極を挟んで前記反射部とは反対側に位置する投射部とによって構成されており、前記反射部の球状の外面には、全反射膜が形成されている、反射鏡一体型ランプ。
  2. 前記投射部には、前記アークから出射された光線を屈折させるレンズが組み込まれている、請求項1に記載の反射鏡一体型ランプ。
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