JP2001319160A - 商品宅配システム - Google Patents

商品宅配システム

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JP2001319160A
JP2001319160A JP2000134816A JP2000134816A JP2001319160A JP 2001319160 A JP2001319160 A JP 2001319160A JP 2000134816 A JP2000134816 A JP 2000134816A JP 2000134816 A JP2000134816 A JP 2000134816A JP 2001319160 A JP2001319160 A JP 2001319160A
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Ryota Okada
良太 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小売り業者からの商品引取り及び顧客への商
品配達が円滑に行われ、顧客が指定した場所及び時間に
商品を受け取ることができる商品宅配システムを提供す
る。 【解決手段】 小売り業者、配送業者及び顧客の各々と
の間で情報通信ネットワークを介して情報伝達可能な管
理システムが、予め設定された小売り業者の1または複
数の商品引取場所及び顧客の1または複数の商品配達場
所を連結する巡回経路を定期的に巡回する配送業者の現
在位置情報をリアルタイムにて取得し、少なくとも現在
位置情報に基づいて配達場所への配達予定時間を算出し
て商品情報と共に顧客へ提示し、顧客からの注文情報及
び配達指定情報を配送業者へ伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売り業者への商
品注文及び配送業者による商品配送を実行する商品宅配
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小売り業者と顧客の間の商取引形
態の1つに、顧客が小売り業者に対して商品を注文し、
注文を受けた小売り業者がその商品を顧客へ届けるとい
う商品宅配システムがある。例えば、個人商店、コンビ
ニエンスストア若しくは通信販売業者等へ顧客が電話、
ファクシミリまたは郵便等を用いて所望する商品内容、
数量を指定して注文する。最近では、インターネット上
の電子モールと呼ばれる仮想店舗での電子商取引も広ま
りつつあり、インターネットを通した商品注文も普及し
てきている。
【0003】これらの注文を受けた小売り業者は、商品
の在庫を確認し、在庫があれば発送の手配をする。小売
り業者自体が配送部門を具備する場合もあり、外部の配
送業者に委託する場合もある。これらの配送業者は、小
売り業者から商品を引取り、それを注文した顧客へ配送
することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】商品の配送について
は、顧客が、希望する配達場所及び配達時間をある程度
指定できる場合もある。例えば、配達場所としては自宅
や職場等、配達時間としては、午前、午後または夜間
等、都合のよい場所や時間帯を指定する。しかしなが
ら、配達時間については、指定した時間若しくは時間帯
に確実に配達されることは保証されていない。多くの場
合、これは努力目標的な目安であって、その日の配送ス
ケジュール及び交通状況により大きく左右される。
【0005】このことは、宅配システムを利用する顧客
にとって大きな不満の一つといえる。顧客は、指定した
場所及び時間に待機していなければならず、もし、配送
業者の到着が遅れれば、顧客は待ち続けなければならな
い。また、配送業者が早く到着しすぎた場合には、顧客
が指定場所にいないという事態も起きる。
【0006】配送業者にとっても、商品を届けたときに
顧客が不在であると、不在配達通知等を記入したり再配
送したりといった余分な手間がかかる。また、配送車輌
の移動中に、携帯電話や無線通信により顧客への配達場
所や配達時間あるいは小売り業者からの商品引取場所や
引取時間を指示された場合、指示を受けた地点及び時点
によっては、指示された場所に時間通りに行くことが不
可能な場合もある。
【0007】商品発送する側の小売り業者もまた、配送
業者への商品引渡しに関して同様の問題を抱える。すな
わち、配送業者が商品を引取りにくる時間が不確定な場
合、やはり効率的な業務遂行の妨げとなる。
【0008】以上の現状に鑑み、本発明の目的は、小売
り業者からの商品引取り及び顧客への商品配達が円滑に
行われ、顧客が指定場所にて指定時間に確実に商品を受
け取ることができる商品宅配システムを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明は、以下の構成を提供する。 (1)顧客が小売り業者の商品を注文し、配送業者が前
記商品を前記小売り業者から引取り前記顧客へ配達する
商品宅配システムにおいて、前記小売り業者、前記配送
業者及び前記顧客の各々との間で情報通信ネットワーク
を介して情報伝達可能な管理システムを有し、前記管理
システムは、予め設定された前記小売り業者の1または
複数の商品引取場所及び前記顧客の1または複数の商品
配達場所を連結する巡回経路を定期的に巡回する前記配
送業者の現在位置情報をリアルタイムにて取得し、前記
管理システムが、少なくとも前記現在位置情報に基づい
て前記商品配達場所への配達予定時間を算出し、該配達
予定時間を前記小売り業者から取得した商品情報と共に
前記情報通信ネットワークを介して前記顧客へ提示し、
前記顧客は、所望する商品を注文する商品注文情報と共
に商品配達場所及び配達時間を指定する配達指定情報を
前記管理システムへ伝送し、前記管理システムは、前記
商品注文情報及び前記配達指定情報を前記配送業者へ伝
送する。
【0010】(2)上記(1)の構成において、前記管
理システムは、前記配送業者に対して、前記商品引取場
所にて商品を補給するべく前記商品引取場所及び引取時
間を指示する情報を伝送する。
【0011】(3)上記(1)または(2)の構成にお
いて、前記管理システムは、前記配送業者が前記巡回経
路を定期的に巡回するための巡回スケジュールを作成
し、前記配送業者へ伝送する。
【0012】(4)上記(1)乃至(3)のいずれかの
構成において、前記管理システムは、GPSを利用する
ことにより前記配送業者の現在位置情報を取得する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による商品宅配シ
ステム10の概略な全体構成図である。本システムは、
顧客20、小売り業者22、配送業者18並びに管理シ
ステム14の4者が構成要素として参加することで成立
する。管理システム14以外の構成要素は、一般的に複
数存在する。これら4者はいずれも、インターネット1
2を好適例とする情報通信ネットワークへ接続する手段
を具備し、顧客20、小売り業者22及び配送業者18
の各々は、管理システム14との間で情報を伝達し合う
ことができる(図1中、実線折れ線で示す)。以下、情
報通信ネットワークがインターネットの場合を例として
説明する。
【0014】好適には、管理システム14は、適宜の大
容量記憶装置を備えたサーバ・コンピュータである。管
理システム14は、本システムを実行するべく全ての情
報を処理し、情報の流れを制御する。また、本システム
に関する情報は、大容量記憶装置内にデータベース15
として格納される。
【0015】顧客20及び小売り業者22は、インター
ネット接続可能な端末装置を具備しており、これらを用
いてインターネット12へ接続し、管理システム14と
の間で情報を授受する。例えば、モデムやターミナル・
アダプタを介してインターネット接続可能なパーソナル
・コンピュータ、携帯電話、あるいはデジタル双方向通
信可能なテレビ等である。
【0016】配送業者(実際には図示の通りの配送車
輌)18もまた、上記のようなインターネット接続可能
な端末装置を搭載している。例えば、車輌自体に設置さ
れたパーソナル・コンピュータまたは配送担当者が携帯
する携帯電話でもよい。
【0017】複数の配送車輌18は、本システムに参加
する複数の小売り業者22及び複数の顧客20の各々に
関係する巡回拠点を連結した所定の巡回経路を定期的に
巡回する(図1中、波線で示す)。本システムにおける
配送車輌18の巡回拠点とは、小売り業者22に関して
は、配送業者18が注文された商品を引取る場所すなわ
ち商品在庫の所在場所である。また、顧客20に関して
は、配送業者18が注文された商品を配達する場所すな
わち商品を受取る場所である。
【0018】尚、本システムの好適例では、参加する顧
客20、小売り業者22及び配送業者18が、それぞれ
予め本システムへの参加登録をすることが望ましい。そ
して例えば、参加登録の際に小売り業者22は、商品引
取場所及び引取可能時間帯を登録しておく。小売り業者
22は、例えば複数の倉庫に在庫を保管していることが
あり、そのような場合は複数の商品引取場所が存在する
ことになる。また、顧客20は、参加登録の際に商品配
達場所を登録しておく。顧客の商品配達場所も複数であ
ってもよく、例えば、自宅と職場である。これらの予め
登録される基本登録データは、データベース15に格納
され、それに基づき管理システム14は、各配送車輌1
8のための最適な巡回経路を作成し、各配送車輌18に
配信することができる。小売り業者22または顧客20
が、基本登録データを変更したい場合には、管理システ
ム14に変更データを伝送する。それに対し管理システ
ム14は、データベース15内の基本登録データを更新
すると共に、配送車輌の巡回経路を見直し、これを最適
化する。
【0019】尚、ここで注記するが、顧客20及び小売
り業者22におけるインターネット接続可能な端末装置
については、必ずしも巡回拠点に所在していなくともよ
い。例えば、顧客20及び小売り業者22は、インター
ネット接続可能な携帯電話を用いれば、いつでも何処か
らでも管理システム14と情報をやり取りすることがで
きる。
【0020】さらに、本システムにおける配送車輌18
は、現在位置情報を取得するための位置認識システムを
装備する。位置認識システムの好適例は、通信衛星16
を利用したグローバル・ポジショニング・システム(G
PS)である。GPSは、既にカーナビゲーション・シ
ステム等にも用いられており、配送車輌18にこれを備
え付けることは問題ない。こうして配送車輌18は、巡
回中における現在位置の情報を通信衛星16を介して管
理システム14へ継続的に伝送する(図1中、一点波線
で示す)。これにより、管理システム14は、リアルタ
イムで配送車輌18の現在位置を把握することができ
る。
【0021】基本的に配送車輌18は、管理システム1
4からの指示情報に基づいて、立ち寄る必要のある小売
り業者22または顧客20の巡回拠点にのみ立ち寄るこ
ととなる。
【0022】本システムにおいては、配送車輌18が所
定の経路を定期巡回するため、一定地域内に所在する小
売り業者及び顧客により構成された形態で実施されると
効率的である。しかしながら、本システムは、実施され
る地域の広狭に関わらず実施可能である。広い地域で実
施する場合には、定期巡回する配送車輌18の数を増す
ことにより対応することができる。
【0023】次に、図2を用いて、上記のように構成さ
れた本システムの実施の流れを説明する。図2は、本シ
ステムの各構成要素間での情報の流れの方向と内容を概
略的に示している。尚、図2では、情報通信に介在する
インターネット網及び衛星通信網は省略している。
【0024】この図における顧客20、小売り業者22
及び配送業者18とは、実際にはそれぞれの具備するイ
ンターネット接続可能な端末であり、これらにより管理
システム14との間で情報を授受する。また、配送業者
(配送車輌)18の現在位置情報がGPSにより自動的
に管理システム14へ送られることを除いて、それ以外
の情報伝達については、管理システム14がインターネ
ット上に設けたウェブサイトである管理サイトへ顧客2
0、小売り業者22及び配送業者18がアクセスするこ
とにより、情報の登録及び参照を行う。以下の説明で
は、顧客20、小売り業者22及び配送業者18から管
理システム14へ渡される情報を「登録データ」と称し
(図2中、白抜き矢印)、管理システムからこれらへ配
信される情報を「参照データ」と称する(図2中、斜線
付矢印)。
【0025】尚、インターネット上の管理サイトの形態
としては、顧客20、小売り業者22及び配送業者18
のそれぞれに対してそれぞれ別個に専用サイトを設ける
ことが、セキュリティ上好適である。専用サイトとは、
顧客用サイト、小売り業者用サイト及び配送業者用サイ
トである。専用サイトへのアクセス方法としては、例え
ば、最初から直接それぞれの専用サイトへアクセスでき
るようにしてもよく、または、共通の管理サイトへ一旦
アクセスした後にパスワードを用いてそれぞれの専用サ
イトへジャンプするようにしてもよい。
【0026】先ず、小売り業者22は、管理システム1
4への登録データとして、自己の店舗に関する情報、商
品に関する情報(商品名、商品仕様、価格、支払い方法
等)、在庫情報(販売可能個数、どの商品引取場所にあ
るか、入荷予定日等)を端末から入力することにより管
理システム14へ伝送する。小売り業者22は、登録デ
ータが最新のものであるように逐次更新することが好適
である。
【0027】一方、配送業者18は、管理システム14
への登録データとして、現在位置及び配送状況を含む配
送情報を伝送する。これらの配送業者18からの登録デ
ータは、ほぼリアルタイムのデータである。現在位置の
情報については、前述の通りGPSシステムにより自動
的に時々刻々管理システムへ送られる。配送状況の情報
とは、小売り業者からの商品引取り及び顧客への商品配
達に係る各々の件を既に完了したか否かを示す情報であ
る。これは、配送業者18が、各々の引取りまたは配達
を終える毎に端末に入力することにより管理システム1
4へ伝送される。
【0028】例えば、配送業者18は、その日の定期巡
回を開始する時点で、インターネット上の配送業者サイ
トを参照することにより、その日の巡回スケジュールを
管理システム14から取得して巡回を開始する。その
後、現在位置及び配送状況等の登録データが管理システ
ム14へ送られることにより、管理システム14は、当
初の巡回スケジュールを見直し、最適化するべく修正す
るようにしてもよい。配送業者18は、配送業者サイト
を参照することにより巡回スケジュールの修正を確認
し、新たな巡回スケジュールに従って巡回を続ける。
【0029】管理システム14は、小売り業者22から
の登録データを受取ったならば、最新データをデータベ
ース15に格納すると同時に、顧客用サイトへ提示する
店舗情報、商品情報、在庫情報を更新する。これにより
顧客は、どんな店でどんな商品が買えるか、どのくらい
の量が買えるか等、商品に関する様々な情報を参照する
ことができる。尚、小売り業者22からの登録データで
あっても、商品引取場所等の配送業者にのみ関係する情
報のように顧客用サイトへ提示する必要のないデータは
提示しない。
【0030】さらに、管理システム14は、配送業者1
8からの登録データ(GPSによる現在位置情報含む)
に基づいて、顧客の巡回拠点への配送車輌の到着予定時
間すなわち配達予定時間を算出する。配達予定時間の具
体的計算については種々の方法が可能である。もちろ
ん、本システムでは、配達予定時間と実際の配達時間と
の差がないことを目的とする以上、配達予定時間に影響
を及ぼす要素をできる限り考慮することが好適である。
例えば、配送車輌の現在位置、配送状況、小売り業者の
巡回拠点までの距離、顧客の巡回拠点までの距離あるい
は交通状況等のデータに基づき、顧客が現時点で注文し
た場合にどの配達場所で何時に商品を受け取ることがで
きるかを算出する。本システムにおける配送業者18
は、定期巡回しているため同一の巡回拠点を何回か通過
する場合もある。そのような場合は、複数の配達予定時
間が算出される。算出された配達予定時間は、顧客用サ
イトに提示される。例えば、「自宅への配達予定時間
は、本日午後1時と7時」、あるいは「職場への配達予
定時間は、本日午前11時と午後5時」等である。
【0031】顧客用サイトは、顧客が効率的に参照でき
るように検索機能を具備することが好適である。商品情
報等及び配達予定情報を参照した後、顧客は、商品内容
及び数量を含む商品注文情報と、配達場所及び配達時間
を指定する配達指定情報とを端末に入力する。管理シス
テム14は、伝送されたこれらの情報を受け取る。
【0032】商品注文情報及び配達指定情報を受信した
管理システム14は、これらの情報の内容をその時点で
の登録データと照らし合わせ、注文内容の実行が可能で
あれば、注文受付確認の旨を顧客へ返信する。尚、小売
り業者22からの登録データは、不定期に更新される可
能性があり、また、配送業者18からの登録データは、
ほぼリアルタイムで更新されるため、注文情報を受信し
た時点で注文内容の実行が不可能となっている場合もあ
り得る。その場合は、注文受付不可の旨を顧客へ返信す
る。また同時に、顧客サイトへ提供する参照データを更
新する。
【0033】注文を受け付けた後、管理システム14
は、注文された商品を顧客へ配達するために小売り業者
22及び配送業者18の各々に対し、必要な情報を参照
データとして伝送する。小売り業者22に対しては、商
品内容及び数量を含む商品注文情報を伝送する。一方、
配送業者18に対しては、商品内容及び数量を含む商品
注文情報並びに配達場所及び配達時間を指定する配達指
定情報を伝送する。
【0034】また、配達に先立って配送業者18がその
商品を小売り業者22から引取る必要がある場合は、小
売り業者22及び配送業者18の双方に対して、商品引
取場所及び引取時間の情報を伝送する。商品引取場所及
び引取時間は、管理システム14がその時点の状況に照
らして最適条件となるように決定する。さらに配送業者
18に対しては、この新たな注文の発生により巡回スケ
ジュールに修正が必要となった場合、修正後の巡回スケ
ジュールを伝送する。
【0035】その後、配送業者18は、巡回スケジュー
ルに従って商品引取場所にて小売り業者から商品を引取
り、そして指定された商品配達場所にて指定された配達
時間に顧客に商品を引き渡す。
【0036】また別の実施形態においては、配送業者1
8が、配送車輌に常時所定の商品を荷積みした状態で巡
回するようにしてもよい。この場合、配送業者18は、
管理システム14から商品注文情報を受け取ったなら
ば、小売り業者22による商品補給を行うことなく、顧
客20の商品配達場所へ直接向かうことができる。そし
て、荷積みしている所定の商品が不足してきたならば、
小売り業者22の商品取引場所に立ち寄り商品の補給を
行うようにする。この商品引取場所における補給につい
ても、管理システムからの指示に従って行うようにして
もよい。また、配送業者18が定期的に商品補給するよ
う予め巡回スケジュールに組み込んでもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明による商品宅配システムによれ
ば、ネットワークを通して小売り業者及び配送業者が商
品情報及び配送情報等を提供することにより、顧客はそ
れを参照し、希望する配達場所及配達時間を指定して所
望の商品を注文し、指定した通りの場所及び時間に商品
を受け取ることができる。
【0038】特に本システムは、買い物のために店舗に
赴くことが困難な消費者、例えば、高齢者や乳幼児の保
護者、多忙な勤労者等が、ネットワークを利用すること
により自分の都合に合わせた配達場所及び配達時間を選
択することができる点で有用である。
【0039】また、小売り業者は及び配送業者は、商品
情報、在庫情報及び配送情報等を顧客へ公開することに
より、商品補給や配送効率の向上及びコスト削減を実現
できる。小売り業者は、実際の店舗を設けずとも営業す
ることが可能となる。また配送業者も不在配達や再配達
を回避することができる。さらに、本システムの普及に
より、顧客が実際の店舗を訪れる頻度が少なくなれば、
車輌利用度を低減できることから環境問題、交通問題の
解消にも寄与することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による商品宅配システムの概略な全体構
成図である。
【図2】本発明による商品宅配システムの各構成要素間
での情報の流れの方向と内容を概略的に示す図である。
【符号の説明】
10 商品宅配システム 12 情報通信ネットワーク 14 管理システム 15 管理データベース 16 通信衛星 18 配送業者 20 顧客 22 小売り業者
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA09 MM01 MM02 MM08 MM11 MM36 5B049 AA01 AA02 BB11 BB33 CC02 CC05 CC32 DD00 DD01 EE00 FF03 FF04 GG02 GG03 GG04 GG06 GG07 5H180 AA15 BB05 BB15 FF05 FF17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が小売り業者の商品を注文し、配送
    業者が前記商品を前記小売り業者から引取り前記顧客へ
    配達する商品宅配システムにおいて、 前記小売り業者、前記配送業者及び前記顧客の各々との
    間で情報通信ネットワークを介して情報伝達可能な管理
    システムを有し、 前記管理システムは、予め設定された前記小売り業者の
    1または複数の商品引取場所及び前記顧客の1または複
    数の商品配達場所を連結する巡回経路を定期的に巡回す
    る前記配送業者の現在位置情報をリアルタイムにて取得
    し、 前記管理システムが、少なくとも前記現在位置情報に基
    づいて前記商品配達場所への配達予定時間を算出し、該
    配達予定時間を前記小売り業者から取得した商品情報と
    共に前記情報通信ネットワークを介して前記顧客へ提示
    し、 前記顧客は、所望する商品を注文する商品注文情報と共
    に商品配達場所及び配達時間を指定する配達指定情報を
    前記管理システムへ伝送し、 前記管理システムは、前記商品注文情報及び前記配達指
    定情報を前記配送業者へ伝送することを特徴とする商品
    宅配システム。
  2. 【請求項2】 前記管理システムは、前記配送業者に対
    して、前記商品引取場所にて商品を補給するべく前記商
    品引取場所及び引取時間を指示する情報を伝送すること
    を特徴とする請求項1に記載の商品宅配システム。
  3. 【請求項3】 前記管理システムは、前記配送業者が前
    記巡回経路を定期的に巡回するための巡回スケジュール
    を作成し、前記配送業者へ伝送することを特徴とする請
    求項1または2に記載の商品宅配システム。
  4. 【請求項4】 前記管理システムは、GPSを利用する
    ことにより前記配送業者の現在位置情報を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の商品宅
    配システム。
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