JP2001316398A - 抗アレルギー剤 - Google Patents

抗アレルギー剤

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JP2001316398A
JP2001316398A JP2001045725A JP2001045725A JP2001316398A JP 2001316398 A JP2001316398 A JP 2001316398A JP 2001045725 A JP2001045725 A JP 2001045725A JP 2001045725 A JP2001045725 A JP 2001045725A JP 2001316398 A JP2001316398 A JP 2001316398A
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Susumu Kitanaka
進 北中
Keiichi Matsuzaki
桂一 松崎
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OS Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ふともも科バンジロウ族植物シジュム(グア
バ)の葉の乾燥粉末又はその乾燥粉末から溶媒抽出され
るエキス中に含まれるアレルギー疾患治療効果を有する
新規化合物の提供。 【解決手段】 化学式(I)で示されるベンゾフェノン
配糖体やセスキテルペン系物質、フラボノイド及びそれ
らを含む抗アレルギー剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、シジュム(グアバ)の葉
の乾燥粉末またはその乾燥粉末から溶媒抽出されたエキ
ス中に含まれる新規なアレルギー疾患治療効果を有する
新規な物質に関する。
【0002】
【従来の技術】気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレル
ギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー疾患が増え続けて
いる。これらのアレルギー疾患は、主にI型アレルギー
反応によるものであり、多量に生じた、アレルゲンに対
する免疫グロブリンE抗体が、肥満細胞の表面でアレル
ゲンと結合することにより起こる化学伝達物質の遊離に
よって引き起こされることが知られている。
【0003】従来、これらのアレルギー疾患に対する治
療剤として、ステロイド剤が一般に使用されている。し
かしながら、ステロイド剤は副作用が大きいことが多
く、慎重な適用が必要とされている。
【0004】一方、シジュウム(グアバ(学名:Psi
dium guajava L.))は、南米が原産地
の、ふともも科、バンジロウ属の植物である。この植物
は古くから薬用植物の一つとして知られており、その葉
が、傷薬、胃腸薬などとして用いられている。また、葉
の溶媒抽出物が化粧品に使用されている(特開平5−2
46837号公報参照)。
【0005】出願人は、特開平9−2969号公報にお
いて、グアバの葉の乾燥粉末またはその乾燥粉末から溶
媒抽出されたエキスを含むアレルギー疾患治療剤で、好
ましくは、液剤、ローション、懸濁剤、クリーム、軟
膏、噴霧液、入浴剤などの剤形とされ、アトピー性皮膚
炎を始め、ヒスタミンの関与する、気管支喘息、アレル
ギー性鼻炎、花粉症などのいずれのアレルギー疾患にも
適用できるものを提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
キスに対する抗アレルギー性成分に対する解明がされて
いなかった。そこで、本発明は、グアバから抽出された
抗アレルギー性に効果がある有効成分を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、特許請求の範囲に記載したように、
(I)乃至(IV)でそれぞれ示される新規物質及び抗ア
レルギー性物質を提供するものである。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明を詳細に説明する。シ
ジュムは広く栽培されているので、その葉は容易に入手
できる。シジュムの葉は、乾燥した後、粉砕して、乾燥
粉末とする。乾燥および粉砕は常法によって行えばよ
い。乾燥は、熱を加えない自然乾燥が好ましい。粉砕の
程度は、剤形に合わせて適宜選択される。
【0009】エキスは、上記の乾燥粉末を溶媒を用いて
抽出し、抽出液から溶媒を減圧濃縮などにより除去して
得ることが出来る。この溶媒としては、水、メタノー
ル、エタノールなどのアルコール、アセトン、および、
これらの混合物が使用できる。好ましくは、アルコール
またはアセトンが使用される。エキスは、必要により、
さらに、カラムクロマトグラフィーなどの常用の手段を
用いて精製してもよい。
【0010】上記のエキスは、通常、(1)第2鉄塩と反
応して暗青ないし暗緑色を呈する、(2)クロム酸または
クロム酸塩と反応して沈殿する、(3)フェリシアン酸カ
リウムおよびアンモニアと反応して深赤色を呈するなど
の性質を有している。
【0011】前記物質を含む抗アレルギー剤は、通常、
従来の方法にしたがって製剤化される。製剤化の際に
は、医薬用に使用されている種々の補助剤、すなわち、
蒸留水、白色ワセリンなどの担体やその他の助剤、例え
ば、安定剤、防腐剤、乳化剤などを必要に応じて使用す
る。剤形の例としては、錠剤、散剤、顆粒剤、液剤、ロ
ーション、懸濁剤、クリーム、軟膏、噴霧液、入浴剤な
どがあり、これらの剤形は投与方法に合わせ適宜選択さ
れる。例えば、外用剤の場合、液剤、ローション、懸濁
剤、クリーム、軟膏、噴霧液、入浴剤などの剤形が選択
される。製剤への物質の配合量は、通常、1〜30重量
%、好ましくは、2〜15重量%である。
【0012】本発明のアレルギー疾患治療剤は、通常、
経口、外用(局所)、吸入ないし通気、および、これら
の組み合わせにより投与され、好ましくは、外用により
投与される。投与量は、投与方法によって異なるが、例
えば、局所投与の場合、乾燥粉末を5〜15重量%含有
する製剤を1日1回ないし数回塗布する。また、経口投
与の場合、通常、成人で、乾燥粉末では0.3〜0.5
gを1日1回ないし数回投与する。
【0013】なお、上記の用量および用法は、患者の年
齢、性別、症状および重傷度ならびに、他の薬剤の使用
などの条件により変化するものであり、上記の範囲にと
らわれることなく変更することが可能である。
【0014】本発明のアレルギー疾患治療剤では、特
に、アトピー性皮膚炎に対する治療効果が著しい。その
効果は、アレルギーに対して良い効果を有するとされる
インターロイキン12の生成促進が確認され、さらに、
肥満細胞を用いたヒスタミン遊離抑制試験によってヒス
タミン遊離抑制活性が確認されている。したがって、ア
トピー性皮膚炎に限らず、気管支喘息、アレルギー性鼻
炎、花粉症などのいずれのアレルギー疾患にも適用でき
ると期待される。
【0015】なお、シジュムの葉の煎じ液は、古くから
飲用されており、その安全性は確認されている。
【0016】
【実施例】乾燥シジュム葉5.8kgを70或いは80
%メタノール5Lで3回、室温にて超音波抽出し、抽出
液を減圧下濃縮し、抽出物(エキス)を得た。この収出
物に水或いはメタノールを加え、Diaion HP−
20(商品名)或いはSephadex LH20(商品名)を充填
したカラムに吸着させた。次いで、水−メタノール混合
溶媒を用いてメタノール濃度を上げながら溶出し、さら
に図1及び図2にそれぞれ示すような抽出操作を行っ
た。
【0017】図1に示す抽出操作について更に詳述す
る。尚、以下の()は、100μg/mIでの阻害の%
を示す。シジュム葉の80%メタノール抽出物に水1.
5リットル加えて溶解した。これを、水〜100%メタ
ノールと展開溶媒を変化させつつ、Diaion HP
−20カラムクロマトグラフィにより溶出し、水溶出
液、20%メタノール溶出液、70%メタノール溶出
液、及び100%メタノール溶出液それぞれを得た。上
記溶出液のうち、70%メタノール溶出液について、更
に、Sephadex LH20によるエタノール流出
液を得、次いで、この流出液についてのDiaion
CHP−20Pによる50〜70%メタノール溶出液と
して、フラクション1〜4を得た。上記フラクションの
うち、フラクション2について、Sephadex L
H20によりクロロホルム−メタノール(1:1)を展
開溶媒として、分画してフラクション1〜4を得た。こ
こでのフラクション2は770mg、フラクション3は
12mg、フラクション4は280mg得た。さらに、
上記フラクションのうち、フラクション2について、S
SC、ODSにより0〜25%メタノールを用いて逐次
溶出し、フラクション1〜4を得た。ここでのフラクシ
ョン1は47mg(37.54%)、フラクション2は
190mg(95.97%)、フラクション3は130
mg(96.61%)、フラクション4は124mg
(94.41%)得た。そして、上記フラクション2を
再結晶することにより、PGS−1が単離され(47.
1mg、65.9%)、上記フラクション3をHPLC
を使用することにより、PGS−3が単離され(14.
00mg、101.2%)、PGS−2が単離される
(44.22mg、46.2%)。
【0018】図1のPGS−1は、R=Hである既述の
分子(I)であり、PGS−2は、R=メチル基である
既述の物質(I)である。PGS−3は、Rが5-galloy
l-arabinofuranose(新規物質(IV))である。
【0019】また、図2に示す抽出操作について更に詳
述する。シジュム葉の70%メタノール溶出物〔図1の
シジュム葉の80%メタノール抽出物をDiaion
HP−20カラムに付して得られた70%メタノール溶
出液に相当〕7.71gにメタノールを加えて溶解し
た。これを、Sephadex LH20カラム(3×
26cm)に付し、メタノールで展開することにより、
フラクション1〜10を得た。フラクション1は823
mg、フラクション2は1.19g、フラクション3は
1.98g、フラクション4は583mg、フラクショ
ン5は427mg、フラクション6は2.11g、フラ
クション7は108mg、フラクション8は192m
g、フラクション9は130mg、フラクション10は
255mg得た。上記フラクションのうち、フラクショ
ン3の1.90gについて、シリカゲルカラム(2.7
×30cm)を使用してクロロホルム−メタノールで逐
次溶出し、フラクション1〜8を得た。ここでのフラク
ション1は11.27mg、フラクション2は13.7
9mg、フラクション3は54.3mg、フラクション
4は64.5mg、フラクション5は44.8mg、フ
ラクション6は515mg、フラクション7は281m
g、フラクション8は688mg得た(フラクション3
〜8は黄色がかった色素であった)。
【0020】フラクション6をHPLC(カラム:Sh
iseido Cppcellpak C18UG12
0,10X250mm、移動相アセトニトリル−水(1
8:82)、流速3.0mL/分、検出波長250n
m、カラム温度40℃)で分離することにより、R=ア
ラビノフラノースである既知物質(IV)およびR=アラ
ビノピラノースである既知物質(IV)を得た。フラクシ
ョン7を同様の条件で精製することにより、R=キシロ
ースである既知物質(IV)を得た。フラクション8を同
様の条件で精製することにより、R=キシロースである
既知物質(IV)、R=ガラクトースである既知物質(I
V)およびR=グルコースである既知物質を得た。
【0021】図2の抽出操作で得られた前記のフラクシ
ョン6、7及び8の各分画分に対応するHPLCデータ
を図7に示す。図7におけるHPLCデータのうち、左
側のものがフラクション6に対応し、真中のものがフラ
クション7に対応し、右側のものがフラクション8にそ
れぞれ対応する。図7のfr.1(2)は、R=アラビ
ノフラノースである既知物質(IV)であり、図7のf
r.2(3)は、R=アラビノピラノースである既知物
質(IV)であり、図7のfr.4(4)は、R=キシロ
ースである既知物質(IV)であり、図7のfr.3
(5)は、R=ガラクトースである既知物質(IV)であ
り、図7のfr.4(6)は、R=グルコースである既
知物質(IV)である。尚、上記の()内の番号は、図7
の下に示す既知物質(IV)の化学構造式中の置換基Rの
種類を示す番号に相当する。
【0022】図3は、既述の物質(II)、(III)に対
する抽出操作を示すものである。図3に示す抽出操作に
ついて更に詳述する。尚、図中の()は、収率%を示
す。シジュム葉の80%アセトン抽出物(195g)に
水を加えて溶解した。これを、Diaion HP20
カラムで溶出分離することにより、水溶出液74.84
g、40%メタノール溶出液63.98g、70%メタ
ノール溶出液26.54g、100%メタノール溶出液
4.04g、70%アセトン溶出液156mgを得た。
上記溶出液のうち、100%メタノール溶出液の3gを
メタノールに溶解して、Sephadex LH20カ
ラムにより分離し、フラクション1〜6を得た。フラク
ション1は105.9mg、フラクション2は357.
1mg、フラクション3は1.36g、フラクション4
は389.6mg、フラクション5は112.3mg、
フラクション6は75.6mg得た。上記フラクション
のうち、フラクション3の1.30gについて、ODS
カラムを使用してメタノール−水(50:50)、(6
0:40)、(70:30)、(80:20)、及び
(100:0)で溶出し、フラクション23〜36を2
82mg、フラクション37〜47を250mg得た。
そして、フラクション23〜36は、HPLC,ODS
カラムを使用し、メタノール−水(2:1)で分離し
て、fr.1を9.61mg、fr.2を234mg及
びfr.3を4.42mgの収量で得た。一方、フラク
ション37〜47も、HPLC,ODSカラムを使用
し、メタノール−水(2:1)で分離して、fr.1を
142.3mg及びfr.2を106.4mgの収量で
得た。図3のフラクション23〜36から得られたf
r.2は物質(II)に対応し、fr.3は物質(III)
に対応することを示している。
【0023】これらの物質の構造は、核磁気共鳴スペク
トル或いは赤外線吸収スペクトルを用いた機器分析の手
法によって確認された。新規物質である(I)と新規物
質であるR=5-galloyl-arabinofuranoseの物質(新規
物質IV)の構造式は、図4に示すところにより確認され
ている。既知物質(II)の構造式は、図5に示すところ
により確認されている。この物質は図5に示す文献にそ
の構造や性状が紹介されている。物質(III)の構造式
は、図6に示すところにより確認されている。
【0024】次に既述の化合物の抗アレルギー作用を確
認した結果について説明する。マクロファージはマウス
マクロファージ様分化細胞(RAW264.7細胞)を
使用した。Ham'sF12培地(含ウシ胎児血清)に
1.2×10cells/mlとなるように懸濁し、35mm
ペトリディシュに播き、1時間培養後、既述の物質を1
00μg/mlと同時にIFN−γ(100U/ml)した
後24時間後の上清を採取するか、IFN−γ(100
U/ml)を加え8時間後LPS(1μg/ml)加えて1
6時間後上清を採取した。そして、上清を採取し、25
倍に希釈し、これにバイオソースインターナショナル社
製のELISA試薬を用いたイライザ法を適用してインター
ロイキン12(p40)産生率(コントロールを100
パーセントとした時)を測定した。その結果を次の通り
示す。 R=H(物質I):産生率143.2パ−セント R=CH(物質I):産生率133.7パ−セント 物質II:産生率 149.3パーセント 物質III:産生率 518.1パーセント 新規物質(物質IV):産生率 350.6パーセント 次に既述の物質(IV)のうち既知物質については、ヒス
タミン遊離試験を行った。すなわち、ラット腹腔マスト
細胞を5×10cells/mlとなるように懸濁し、試料
を終濃度100μg/mlで添加した。脱顆粒物質como
pound48/80を用いた。遊離したヒスタミン量をオ
ルトフタルアルデヒド(OPA)を用いたポストラベル
法によるHPLCで定量した。その結果は次のとおりで
ある。
【0025】 R=アラビノフラノース 阻害率40.4パーセント R=アラビノピラノース 同48.5パーセント R=キシロース 同100パーセント R=ガラクトース 同30.7パーセント R=グルコース 同42.6パーセント
【0026】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば、副作用
の少ない、新規な抗アレルギー物質が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】物質(I)及び(IV)の抽出操作を示す工程図
である。
【図2】物質(IV)の抽出操作を示す工程図である。
【図3】物質(II)、(III)の抽出操作を示す工程図
である。
【図4】物質(I)及び(IV)の構造の確認データを示
す特性図である。
【図5】物質(II)の構造確認データを示す特性図であ
る。
【図6】物質(III)の構造確認データを示す特性図で
ある。
【図7】図2のフラクション6、7及び8の各分画分に
対応するHPLCデータを示す特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 C A61P 27/14 A61P 27/14 37/08 37/08 C07D 493/08 C07D 493/08 A // C07H 17/07 C07H 17/07 Fターム(参考) 4C057 JJ23 KK08 4C071 AA03 AA07 BB01 CC11 EE05 FF15 GG01 JJ01 KK17 LL01 4C086 AA01 AA02 AA03 CA01 EA08 EA11 MA01 MA04 NA14 ZB13 4C088 AB57 AC05 BA10 BA13 BA14 BA32 CA06 CA07 NA14 ZB13 4C206 AA01 AA02 AA03 CA05 CA14 KA18 MA01 MA04 NA14 ZB13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の化学式(I)示される新規なベンゾ
    フェノン系物質。 (I)
  2. 【請求項2】 次の化学式(I)で示されるベンゾフェ
    ノン系物質を有する抗アレルギー剤。 (I)
  3. 【請求項3】 次の化学式(II)で示されるセスキテル
    ベン系物質を有する抗アレルギー剤。 (II)
  4. 【請求項4】 次の化学式(III)で示される新規なセ
    スキテルペン系物質。 (III)
  5. 【請求項5】 次の化学式(III)で示されるセスキテ
    ルペン系物質を有する抗アレルギー剤。 (III)
  6. 【請求項6】 次の化学式(IV)で示される新規なフラ
    ボノイド系物質又はこの物質を有する抗アレルギー剤。 (IV)
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