JP2001316256A - 血流改善用組成物 - Google Patents
血流改善用組成物Info
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Abstract
労、高脂血症、動脈硬化症、充血、貧血、皮膚・粘膜・
爪・口唇・目の周囲などの暗赤色化、鮫肌、出血傾向、
あざができやすい、じく血(鼻血)、嘔吐、血尿、筋肉
痛、吐き気、胃重感及び不眠などにみられる血流障害な
ど、血流の低下に係わる種々の症状又は疾患を血流を改
善することにより予防、緩和若しくは改善等するため
の、テアニンを含有してなる血流改善用組成物を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】テアニンを含有してなる血流改善用組成
物、並びに血流の低下に係わる症状又は疾患を予防、緩
和若しくは改善するためのものである前記組成物。
Description
に関する。
米化や、さらに運動不足、過度なストレス等により動脈
硬化症、脳梗塞等の循環器系の疾患が増加してきた。か
かる循環器系の疾患では、微小血管の血流が低下してお
り、生体に様々な悪影響を与える危険性が指摘されてい
る。また、身近なところでは、皮膚のかゆみ、疲労、高
血圧等と血流との関係が指摘されている。
まる、(2)白血球の粘着能が高まる、(3)赤血球の
変形能が低下する等によって流れが悪くなる。このよう
な状態が長く続くと、例えば血栓の形成を生じ、前記循
環器系の疾患の発症の一因となり得る。それゆえ、「血
液の流れやすさが健康のバロメーターの1つになる」と
も言われている。
食品・食品成分が多数報告されており、例えば、黒酢、
梅干し、梅肉エキス、ダッタンそば等が挙げられる。し
かしながら、食品中の有効成分の分析まで進んでいるも
のはほとんど皆無であり、従って、具体的に血流改善作
用を有する成分を配合した食品又は医薬組成物は未だ提
供されるには至っていない。
象、レイノー病、レイノー症候群、皮膚のかゆみ、疲
労、倦怠感、高脂血症、動脈硬化症、心筋梗塞、脳梗
塞、充血、鬱血、出血、貧血、皮膚・粘膜・爪・口唇・
目の周囲などの暗赤色化、鮫肌、出血傾向、あざができ
やすい、めまい、のぼせ、じく血(鼻血)、喀血、嘔
吐、下血、血尿、筋肉痛、吐き気、胃重感及び不眠など
にみられる血流障害など、血流の低下に係わる種々の症
状又は疾患を血流を改善することにより予防、緩和若し
くは改善等するための、テアニンを含有してなる血流改
善用組成物を提供することを目的とする。
テアニンを含有してなる血流改善用組成物、(2)
血流の低下に係わる症状又は疾患を予防、緩和若しくは
改善するためのものである前記(1)記載の組成物、並
びに(3) 食品組成物又は医薬組成物である前記
(1)又は(2)記載の組成物、に関する。
下、組成物という)は、血行障害の予防、緩和若しくは
改善等を目的として使用することができる。本発明の組
成物の所望の効果の発現は、かかる組成物に含有され
る、テアニンについて初めて見出された血流改善作用に
基づくものである。
現象、レイノー病、レイノー症候群、皮膚のかゆみ、疲
労、倦怠感、高脂血症、動脈硬化症、心筋梗塞、脳梗
塞、充血、鬱血、出血、貧血、皮膚・粘膜・爪・口唇・
目の周囲などの暗赤色化、鮫肌、出血傾向、あざができ
やすい、めまい、のぼせ、じく血(鼻血)、喀血、嘔
吐、下血、血尿、筋肉痛、吐き気、胃重感及び不眠など
にみられる血流障害などを挙げることができる。このよ
うな血流の低下に係わる症状又は疾患の予防、緩和若し
くは改善等を目的として本発明の組成物を使用すること
が好ましい。これらの症状又は疾患には血流低下が観察
されることが明らかにされており、本発明の組成物によ
り血流を改善することで所望の効果が期待できる。尚、
疲労とは、具体的に肩凝り、腰痛等を挙げることがで
き、また冷え症もその一態様として含む。
の実施例において詳細に記載するようにして評価するこ
とができる。例えば、本発明の組成物を摂取したヒトか
ら摂取後の所定の時間に採血し、それを試験血液とし、
一方、摂取前に採血した血液を対照血液として、それら
各血液を血管モデルの微細加工流路であるBloody
6−7にMC−FAN(いずれも日立原町電子工業製)
を用いて20cm水柱差で流し、前記流路を各血液が通
過する時間を血流通過時間として求め、試験血液と対照
血液の血流通過時間を比較することにより血流改善を評
価することができる。即ち、かかる比較において、試験
血液の血流通過時間が対照血液の血流通過時間に比べて
短くなっておれば血流改善が認められたと判断すること
ができる。
明の組成物を摂取すると共に一定期間ごとに血流通過時
間を測定して血流通過時間をモニターすることで血流改
善を確認することができ、それにより、かかる症状又は
疾患等の緩和若しくは改善を評価することができる。ま
た、健常者においては、同様にして血流通過時間をモニ
ターすることで、前記症状又は疾患等の予防について評
価することができる。予防は、ある時点においては前記
症状又は疾患を患ってはいないが、将来的にかかる症状
又は疾患を患う可能性の高い健常者、好ましくは30歳
以上の男女、より好ましくは50歳以上の男女を対象と
するのが好ましい。
は、茶の葉に含まれているグルタミン酸誘導体であり、
茶の旨味の主成分である。また、呈味を用途とする食品
添加物として使用されている。その安全性についても、
マウスを用いた急性毒性試験において2g/kg経口投
与による死亡例はなく、一般状態及び体重等に異常は認
められない。このようにテアニンは非常に安全な物質で
ある。
ては、例えば、有機合成法(Chem.Pharm.B
ull.,19(7)1301−1307(197
1))、発酵法(特開平5−68578号、特開平5−
328986号)又はこれらの方法におけるエチルアミ
ンをエチルアミン塩酸塩等のエチルアミン誘導体を用い
た変法、ピログルタミン酸をエチルアミン塩酸塩と反応
させる方法(特開平9−263573)、植物細胞培養
法(特開平5−123166)、茶葉より抽出する方法
等が挙げられ、大量安価にテアニンを得ることができる
発酵法が好ましい。ここで、茶葉とは、緑茶、ウーロン
茶、紅茶等が挙げられる。また、市販品〔サンテニン
(登録商標)太陽化学(株)製〕を用いてもよい。
ニン、DL−テアニンいずれも使用可能であるが、中で
もL−体は食品添加物にも認められており、経済的にも
利用しやすいため、本発明においては、L−体が好まし
い。また、本発明に用いるテアニンは精製品、粗精製
品、抽出エキス等、いずれの形態でも良い。
の投与量としては一般には、0.01〜200mg/k
g・日が好ましく、1〜20mg/kg・日がより好ま
しい。また、日常の健康維持、即ち前記症状又は疾患等
の予防を主目的として、血流状態を良好に保つことを所
望する観点から、1〜6mg/kg・日が好ましく、一
方、顕著な血行障害が見られ、かかる症状又は疾患等の
緩和若しくは改善等を所望する観点から、6〜20mg
/kg・日が好ましい。
人差(年齢、性別等)があるため、本発明におけるテア
ニン投与量はかかる範囲のみに限定されるものではな
い。本発明においては、少なくとも血流の改善が認めら
れれば所望の効果が期待できるため、血流の改善を指標
として、適宜テアニンの投与量を調節すればよい。
は、具体的な症状又は疾患、年齢、投与回数等に応じて
適宜調整すれば良い。例えば、テアニンの含有量として
は組成物中の0.00025〜100重量%が好まし
く、0.005〜100重量%がより好ましい。
特に限定されるものではないが、オルトフタルアルデヒ
ド(OPA)によるプレカラムでの誘導体化後、ODS
カラムを用いての高速クロマトグラフィー(HPLC)
で分離し、蛍光検出器で検出定量する方法やODSカラ
ムを用いてHPLCで分離し、波長210nmで検出定
量する方法が好ましい。
できる。他の成分としては特に限定されるものではない
が、例えば、セイントジョーンズワート、カモミール等
のハーブ、ギムネマ・ガルシニア・杜仲・高麗人参等の
漢方等の植物又はそれらの抽出エキス、プラセンタ等の
動物抽出エキス、ダイエタリーファイバー、大豆ペプチ
ド等の機能性素材、ビタミン類、ダイエット甘味料等が
挙げられ、好ましくはダイエタリーファイバー、大豆ペ
プチド等の機能性素材である。
常の使用に適するという観点から、食品組成物又は医薬
組成物が好ましい。
を含有してなる食品のみならず、テアニンを含有してな
る食品添加物も含まれる。食品組成物とする場合、例え
ば、以下の食品中にテアニンを配合すれば良い。
料、ミネラルウォーター、嗜好飲料、デザート、菓子
類、冷菓、アルコール飲料等の液状食品にテアニンを配
合することができる。ここで挙げられる飲料としては、
特に限定されるものではないが、緑茶、ウーロン茶、紅
茶、ハーブティー等の茶類、濃縮果汁、濃縮還元ジュー
ス、ストレートジュース、果実ミックスジュース、果粒
入り果実ジュース、果汁入り飲料、果実・野菜ミックス
ジュース、野菜ジュース、炭酸飲料、清涼飲料、乳飲
料、日本酒、ビール、ワイン、カクテル、焼酎、ウイス
キー等が挙げられる。また、生薬、ハーブ、アミノ酸、
ビタミン、その他食品に許容される素材・原料をテアニ
ンと併用することができる。
るものではないが、カノコソウ、当帰、芍薬、牡丹、高
麗人参などがあげられる。ハーブとは特に限定されるも
のではないが、アニス、キャロットシード、クローブ、
コリアンダー、サイプレス、シナモン、ジュニパー、ジ
ンジャー、スイートオレンジ、パインニードル、バジ
ル、パチュリ、ビターオレンジ、フェンネル、ブラック
ペッパー、ベイ、ペパーミント、ベルガモット、マンダ
リン、ミルラ、レモングラス、ローズマリー、グレープ
フルーツ、シダーウッド、シトロネラ、セージ、タイ
ム、ティートゥリー、バイオレットリーフ、バニラ、ヒ
ソップ、ユーカリ、ライム、レモン、イランイラン、カ
ルダモン、クラリセージ、ジャスミン、ゼラニウム、カ
モミール、ブルガリアローズ、ローズ、オリバナム、ラ
ベンダー、カミツレ、ゼラニウム、サンダルウッドネロ
リ、バーベナ、プチグレン、ベチバー、マージョラム、
メリッサ、ローズウッド、オトギリソウ、セイントジョ
ーンズワート、カワカワなどがあげられ、それらの中で
も、鎮静効果、リラックス効果を有するペパーミント、
ベルガモット、イランイラン、ゼラニウム、カモミー
ル、ラベンダー、セイントジョーンズワート、カワカワ
が好ましい。これらのハーブの形状としては抽出エキ
ス、精油、ハーブティなどで特に限定されるものではな
い。使用するアミノ酸においても特に限定されるもので
はないが、例えば、L型アミノ酸では、アラニン、アル
ギニン、アルギニン酢酸塩、塩酸アルギニン、アスパラ
ギン、チトルリン、システイン、シスチン、グルタミン
酸及びその塩類、グルタミン、グリシン、ヒスチジン及
びその塩類、ハイドロキシプロリン、イソロイシン、ロ
イシン、リジン及びその塩類、メチオニン、オルニチン
酢酸塩および塩酸塩、フェニルアラニン、プロリン、セ
リン、トレオニン、トリプトファン、チロジン及びバリ
ンなど、DL型では、アラニン、システイン及びその塩
類、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリ
プトファン及びバリンなど、D型では、アラニン、シス
テイン塩酸塩水和物及びフェニルアラニンなどL−アル
ギニンとL−アスパラギンなどのL−アミノ酸複合塩お
よび混合物、アスパラギン酸カリウムなどのアミノ酸金
属塩、塩酸L−エチルシステインなどのアミノ酸エステ
ル、アセチルシステインなどのアセチルアミノ酸、アデ
ニン、アデノシンなどの核酸関連物質、ベータ−アラニ
ンなどのオメガアミノ酸及びヒスタミン二塩酸塩などの
アミノ酸代謝物、γ−アミノ酪酸、タウリン、チオタウ
リン、ヒポタウリンなどが挙げられる。使用するビタミ
ンにおいてはビタミンA、ビタミンB1 、ビタミン
B2、ビタミンB6 、ビタミンB12、ビタミンC、ビタ
ミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、ニコチン酸、
リポ酸、パントテン酸、ビオチン、ユビキノン等が挙げ
られ、これらビタミンの誘導体も含まれるがこれらのみ
に限定されるものではない。また、その他、アロエ、ロ
ーヤルゼリー、メラトニン、プラセンタ、プロポリス、
イソフラボン、大豆レシチン、卵黄レシチン、卵黄油、
コンドロイチン、カカオマス、コラーゲン、酢、クロレ
ラ、スピルリナ、イチョウ葉、緑茶、杜仲茶、黄妃茶、
ウーロン茶、桑の葉、甜茶、バナバ茶、不飽和脂肪酸、
オリゴ糖などの糖類、ビフィズス菌、紅麹などの菌類、
アガリクス茸、姫マツタケ、霊芝、マイタケ等のキノコ
類、ブルーベリー、プルーン、ブドウ、オリーブ、う
め、柑橘類等の果実類、落花生、アーモンド、ゴマ、胡
椒等の種実類、ピーマン、唐辛子、ネギ、カボチャ、ウ
リ、人参、ゴボウ、モロヘイヤ、ニンニク、シソ、ワサ
ビ、トマト、らっきょ、葉菜、芋、豆等の野菜類、ワカ
メ等の海草類、魚介類、獣鳥鯨肉類、穀類などが使用で
き、さらにこれらの抽出物、乾燥品、粗精製品、精製
品、加工品、醸造品等も使用できる。
公知の医薬組成物に準じ、その形態としては、溶液・懸
濁物・粉末・固体成型物等のいずれでも良く、特に限定
されない。したがって、カプセル剤、錠剤、粉末剤、顆
粒剤、ドリンク剤等として提供される。また、他の医薬
とも併用可能である。
のではなく、テアニンと他の原材料を粉体混合する製
法、溶媒中にテアニンと他の原材料を溶かし混合溶液と
する製法、またその混合溶液を凍結乾燥する製法、噴霧
乾燥する製法等一般的な食品、医薬品の製法が適用され
る。例えば、テアニン等の成分を公知の賦形剤、担体、
結合剤、安定剤等に配合することにより組成物を得るこ
とができる。
するが、本発明はかかる実施例に何ら限定されるもので
はない。尚、表中、「部」は「重量部」を表す。
(株)製)を用いて表1の処方で以下のようにしてテア
ニン配合グレープフルーツドリンクを製造した。
3.1に調整し95℃まで昇温し、8を加えて、50m
Lずつ充填して冷却し、テアニン配合グレープフルーツ
ドリンクを調製した。尚、グレープフルーツ中のL−テ
アニンを定量した結果、含量は96.4mg/100m
Lであった。
におけるヒトでの血流通過時間の測定を行った。
名、女性6名)とした。
(テルモ(株)製:ヘパリンナトリウム処理)を用いて
行った。
ンクの摂取及び採血 被験者にテアニン配合グレープフルーツドリンク100
mL(L−テアニン300mg含有)を摂取させ、45
分後に採血を行った。得られた血液(試験血液)は、直
ちに血流通過時間の測定に用いた。
験当日は朝食を摂らずに採血を行い、直後に水道水10
0mLを飲用し、1時間後に再度採血を行い(対照血
液)、その後、前記するようにしてテアニン配合グレー
プフルーツドリンクを摂取し採血を行った。
業製)を用いて行った。また、血液を通過させる血管モ
デルの微細加工流路として、流路の深さ4.5μm、深
さの中央部の流路幅7μm、流路長30μmの微細な溝
を形成する8736本並列のマイクロチャネルアレイが
配置されているシリコン単結晶基板(Bloody6−
7;日立原町電子工業製)を用いた。血液100μLを
20cm水柱差で流し、全血通過時間を血流通過時間と
して測定すると同時に、血液が流れる様子を顕微鏡−ビ
デオカメラのシステムで撮影記録した。測定値は全て3
回測定したものの平均値を用いた。得られた血流通過時
間は、生理食塩水100μLが通過するに要した時間を
12秒として補正した。
発明の組成物を摂取することにより、1名(被験者番号
1)を除いて有意に(p<0.01)血流通過時間が短
くなっており、血流が改善されたことがわかる。また、
摂取により血流通過時間は過度に低下することはなく、
摂取前に血流通過時間が遅いヒトほど血流改善の効果が
大きいという傾向が見られ、本発明の組成物を摂取する
ことにより、安全にしかも効果的に血流の改善を行い得
ることがわかる。
ルーツドリンクを用いて別の日に同一の被験者に対して
同様の試験を行ったところ、グレープフルーツドリンク
の摂取前後で血流通過時間に差はなかった。
チャネルアレイにより形成される溝を被験者番号3の被
験者の血液が流れる様子を示す。血液は、マイクロチャ
ネルアレイ1により形成される溝を図のAからBの向き
に流れている。摂取前では、赤血球2の凝集物様の状態
が観察されるが、摂取45分後では、そのような状態が
解消されている。このことから、テアニンは前記血液の
流れの悪化の原因を抑制する効果を有することが示唆さ
れる。
ゆみ、疲労、倦怠感、高脂血症、動脈硬化症、心筋梗
塞、脳梗塞、充血、鬱血、出血、貧血、皮膚・粘膜・爪
・口唇・目の周囲などの暗赤色化、鮫肌、出血傾向、あ
ざができやすい、めまい、のぼせ、じく血(鼻血)、喀
血、嘔吐、下血、血尿、筋肉痛、吐き気、胃重感及び不
眠の者を対象とする以外は、試験例1と同様にして試験
を行う。その結果、増大していた血流通過時間の低下が
観察される。
てテアニン配合キャンディーを調製した。サンテアニン
(登録商標)(L−テアニン、太陽化学(株)製)を用
いて表3の処方で以下のようにしてテアニン配合キャン
ディーを調製した。
加え、110℃まで加熱し、3を溶解させた残りの水と
2を加えて、145℃まで温度を上げた。火を止め、5
を添加し混合した。75〜80℃まで冷却し、4を添加
した後形成ローラーで形成し、テアニン配合キャンディ
ーを調製した。
混合、打錠してテアニン配合錠剤を調製した。 サンテアニン(L−テアニン、太陽化学(株)製) 0.5重量% 結晶セルロース 6.0重量% 還元麦芽糖 20.0重量% 乳糖 68.0重量% アスパルテーム 1.0重量% しょ糖脂肪酸エステル 4.0重量% 二酸化珪素 0.5重量%
血流の改善を行うことができ、血行障害に係わる種々の
症状又は疾患の予防、緩和若しくは改善等が期待でき
る。
ルアレイにより形成される溝を、被験者番号3の被験者
の血液が流れる様子を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 テアニンを含有してなる血流改善用組成
物。 - 【請求項2】 血流の低下に係わる症状又は疾患を予
防、緩和若しくは改善するためのものである請求項1記
載の組成物。 - 【請求項3】 食品組成物又は医薬組成物である請求項
1又は2記載の組成物。
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