JP2001315857A - ペットボトル用ケース - Google Patents
ペットボトル用ケースInfo
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Abstract
向上を図る。 【解決手段】 多層構造の保冷部材にて、ペットボトル
Pの周側および底面を覆う有底筒形をなし、その内底に
ペットボトルPの底面の凹部P1に係合する係合凸部3
を有した内ケース1と、内ケース1を被覆する有底筒形
をなし、その上部開口部にペットボトルPのキャップ部
Cを表出して首部P2の形状に沿って覆う保冷部材から
なる被覆支持部4を有した外ケース2とを備える。これ
により、凹部P1と係合凸部3の係合にてペットボトル
Pをケースに収納した状態でキャップ部Cが容易に開閉
できる。また、多層構造の保冷部材にて保冷時間の向上
を図ることができる。また、被覆支持部4をペットボト
ルPの首部P2に沿う所定形状を維持して可撓性を有す
る如く成形し、キャップ部Cを表出する開口縁部に可撓
性を許容するスリット5を設ければ、種々の形状のペッ
トボトルを支持して収容できる。
Description
容された飲料等を保冷するペットボトル用ケースに関す
るものである。
を保冷・保温するためのペットボトル用ケースとして
は、熱保冷性がよい軟質薄厚の樹脂(例えば発砲ウレタ
ン樹脂)を、カバーで被覆保護し、ペットボトルの周側
および底面を覆う如く有底筒形をなしている。また、筒
形の内面(カバーの内面)には、保冷性を高めるための
アルミニウムシートが貼設されている。また、上部にお
いては、ペットボトルを出し入れする開口部をなし、ペ
ットボトルの首部の形状に沿うように紐などで締められ
る構造となっている。
して、発泡スチロール材からなり、ペットボトルの周側
および底面を覆うケース本体と、ペットボトルの首部を
覆う蓋部とを有して、ペットボトル全体を収納する構造
のものもある。
た従来のペットボトル用ケースでは、の場合、薄厚の
発砲ウレタン樹脂やアルミニウムシートによって保冷効
果を得ようとしているため、保冷時間を長時間持続する
ことが難しいという問題がある。
る際、ケースの外周を介してペットボトルをしっかり抑
えておかないと、ペットボトル自体が回転してキャップ
部の開閉が容易でないという問題がある。
蓋部を開けてペットボトル自体を出さなければならず面
倒である。また、ペットボトルの出し入れを繰り返すこ
とにしによって保冷効果が低下してしまうという問題も
ある。
に、保冷時間の向上を図るとともに、使用勝手が良いペ
ットボトル用ケースを提供することを目的としている。
本発明による請求項1に記載のペットボトル用ケース
は、保冷部材により形成され、ペットボトルの周側およ
び底面を覆う如く有底筒形をなし、その内底に、前記ペ
ットボトルの底側を保持する滑り止め手段を有した内ケ
ースと、該内ケースを被覆する如く有底筒形をなし、そ
の上部開口部に、前記ペットボトルのキャップ部を表出
するように首部の形状に沿って覆う保冷部材からなる被
覆支持部を有した外ケースと、を備えたことを特徴とす
る。
は、請求項1に記載のペットボトル用ケースにおいて、
前記内ケースは、複数の保冷部材にて多層構造をなし、
且つ、その内の一層が硬質の樹脂材にて所定形状を維持
する如く形成されていることを特徴とする。
は、請求項1あるいは請求項2に記載のペットボトル用
ケースにおいて、前記外ケースの被覆支持部は、前記ペ
ットボトルの首部に沿う所定形状を維持するとともに可
撓性を有する如く成形され、且つ、前記キャップ部を表
出する開口縁部に、可撓性を許容するスリットが設けら
れていることを特徴とする。
は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のペットボトル
用ケースにおいて、前記外ケースは、前記ペットボトル
および前記内ケースを出し入れする如く前記被覆支持部
から底側に向けて開閉可能とする開閉手段と、所望の部
位に係止可能な係止手段と、を備えたことを特徴とす
る。
を参照して具体的に説明する。図1は本発明のペットボ
トル用ケースの実施の形態を示す斜視図、図2は同ペッ
トボトル用ケースの側断面図、図3は同ペットボトル用
ケースの平面図、図4は同ペットボトル用ケースの側面
図である。
ル用ケースは、内ケース1と、外ケース2とで構成され
ている。内ケース1は、保冷部材により形成されて、ペ
ットボトルPの周側および底面を覆う有底筒形をなして
いる。内ケース1をなす保冷部材は、複数の多層構造を
なしている。本実施の形態では二層構造をなし、内側1
aが硬質の樹脂材(例えばポリプロピレン)からなり、
外側1bが例えば発砲スチロール材からなる。即ち、内
ケース1は、多層の内の一層が硬質の樹脂材にて所定形
状を維持する如く形成されている。
ように、ペットボトルPの底側を保持する滑り止め手段
として、ペットボトルPの底に形成された凹部P1に係
合する係合凸部3が設けられている。この係合凸部3
は、内ケース1の多層の内側1aをなす硬質の樹脂材と
一体に形成されている。また、係合凸部3は、弾性を有
したゴム材などで構成し、内側1aの内底に別体に取り
付けてもよい。係合凸部3を弾性を有して構成した場
合、ペットボトルPの凹部P1の形状に多少の違いがあ
っても対応できる汎用性を備えることとなる。なお、滑
り止め手段の他の例として、内ケース1の内底にゴムシ
ート等の高摩擦部材を配してもよい。
の開口部分からペットボトルPを挿通して収納する。
如く有底筒形をなしている。外ケース2の上部開口部に
は、ペットボトルPのキャップ部Cを表出するように、
ペットボトルPの首部P2の形状に沿って覆う保冷部材
からなる被覆支持部4が設けられている。
有した断熱性の樹脂材(例えばポリエステル)が多層
(例えば三層)構造とされ、熱成形によって所定形状を
維持するように形成されている。この被覆支持部4は、
外ケース2の本体2aに対し、縫着あるいは溶着にて固
定されている。そして、被覆支持部4は、図2に示すよ
うに、内ケース1に収納されたペットボトルPをキャッ
プ部Cから上側の部分を表出する開口を有し、この開口
縁がペットボトルPの首部P2に当接することにより内
ケース1の内底との間でペットボトルPを支持する。即
ち、被覆支持部4の所定形状は、ペットボトルの首部P
2を支持する形状である。
に示すように、スリット5が設けられている。このスリ
ット5は、種々のペットボトルPを収納した際、その首
部P2の様々な形状に合うように、被覆支持部4の撓み
を許容する。したがって、被覆支持部4は、その可撓性
とスリット5により、様々なペットボトルPの形状に対
応してペットボトルPの首部P2に当接してこれを支持
する。
び内ケース1を出し入れする開閉手段6を有している。
この開閉手段6は、外ケース2が、被覆支持部4の開口
縁部から本体2aに渡って、底側に向けて開放した開放
部7が形成され、この開放部7を開閉可能とするもので
ある。図1および図3で示す開閉手段6は、スライドフ
ァスナーとして構成され、スライダ6aの摺動によって
開放部7の開閉を行う。また、開閉手段6は、スライド
ファスナーに限らず、開放部7の開口縁を重ね構造と
し、これを開閉する面ファスナーとして構成してもよ
い。このような開閉手段6により、外ケース2から容易
にペットボトルPを出し入れすることができ、内ケース
1や外ケース2が汚れた際に容易に掃除を行うことがで
きる。
能な係止手段8を有している。図4で示す係止手段8
は、外ケース2の外側に固定される一本の帯体9を二つ
折りにした折曲部9aをループ状にしてナス環などのフ
ック部材10を取り付けている。さらに、帯体9の両端
9bを雌雄面ファスナー11にて係脱可能にしている。
これにより、係止手段8は、フック部材10による係止
と、雌雄面ファスナー11による係着によって形成され
たループ部による係止が行えるので、所望とする様々な
形状の部位への係止を可能としている。
ボトル用ケースでは、ペットボトルPの周側および底面
を覆う内ケース1が保冷部材の多層構造とされ、且つ、
保冷部材からなる被覆保持部4にてペットボトルPの首
部P2を覆うことにより、十分な保冷効果を得ることが
でき、保冷時間の向上を図ることが可能となる。
部P2の形状に沿うように可撓性を有して成形され、且
つ、可撓性を許容するスリット5を有しているので、種
々の形状のペットボトルPを適宜支持して収容すること
が可能である。
の底面の凹部P1に係合する係合凸部3(あるいはゴム
シート)を設け、ペットボトルPの底側を保持すること
により、ペットボトルPをケースに収納したままの状態
でキャップ部Cを容易に開閉することが可能となる。
1に記載のペットボトル用ケースは、保冷部材からなる
内ケースと外ケースとからなり、内ケースには、収納し
たペットボトルの底側を保持する滑り止め手段を設け
た。これにより、内ケースによりペットボトルの周側と
底側を保冷し、外ケースによりペットボトルの首部を保
冷するため、保冷時間の向上を図ることができるととも
に、滑り止め手段によるペットボトルの底側の保持によ
って、ペットボトルをケースに収納したままの状態で回
り止めしてキャップ部を容易に開閉することができる。
は、内ケースが複数の保冷部材にて多層構造をなし、且
つ、その内の一層が硬質の樹脂材にて所定形状を維持す
る如く形成されている。これにより、十分な剛性を得る
とともに、十分な保冷効果を得ることができ、保冷時間
の向上を図ることができる。
は、外ケースの被覆支持部が、ペットボトルの首部に沿
う所定形状を維持して可撓性を有し、キャップ部を表出
する開口縁部に、可撓性を許容するスリットを有してい
る。これにより、種々の形状のペットボトルを適宜支持
して収容することができる。
は、外ケースが、ペットボトルおよび内ケースを出し入
れする開閉手段を備えている。これにより、ペットボト
ルを容易に出し入れすることができ、且つ、内ケースや
外ケースが汚れた際に容易に掃除を行うことができる。
また、外ケースが、所望の部位に係止可能な係止手段を
備えていることにより、所望とする様々な形状の部位へ
の係止を可能として携帯性を向上することができる。
示す斜視図。
手段)、4…被覆支持部、5…スリット、6…開閉手
段、8…係止手段、P…ペットボトル、P2…首部、C
…キャップ部。
Claims (4)
- 【請求項1】 保冷部材により形成され、ペットボトル
の周側および底面を覆う如く有底筒形をなし、その内底
に、前記ペットボトルの底側を保持する滑り止め手段を
有した内ケースと、 該内ケースを被覆する如く有底筒形をなし、その上部開
口部に、前記ペットボトルのキャップ部を表出するよう
に首部の形状に沿って覆う保冷部材からなる被覆支持部
を有した外ケースと、 を備えたことを特徴とするペットボトル用ケース。 - 【請求項2】 前記内ケースは、複数の保冷部材にて多
層構造をなし、且つ、その内の一層が硬質の樹脂材にて
所定形状を維持する如く形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のペットボトル用ケース。 - 【請求項3】 前記外ケースの被覆支持部は、前記ペッ
トボトルの首部に沿う所定形状を維持するとともに可撓
性を有する如く成形され、且つ、前記キャップ部を表出
する開口縁部に、可撓性を許容するスリットが設けられ
ていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記
載のペットボトル用ケース。 - 【請求項4】 前記外ケースは、前記ペットボトルおよ
び前記内ケースを出し入れする如く前記被覆支持部から
底側に向けて開閉可能とする開閉手段と、 所望の部位に係止可能な係止手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか
に記載のペットボトル用ケース。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000132433A JP4279436B2 (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | ペットボトル用ケース |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10217114B4 (de) * | 2002-04-17 | 2004-06-24 | Licher Privatbrauerei Ihring-Melchior Gmbh & Co. Kg | Getränkeverpackung sowie Verfahren zur Herstellung einer Getränkeverpackung |
CN102973160A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-03-20 | 广东中宝炊具制品有限公司 | 一种多用保温罩 |
JP2016141434A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 株式会社吉野工業所 | 付替え式吐出容器 |
JP6273629B1 (ja) * | 2017-08-02 | 2018-02-07 | 寺田 昌弘 | 保温、保冷可能で、結露しにくい飲料容器用カバー |
KR20190119788A (ko) * | 2018-04-13 | 2019-10-23 | 황지연 | 텀블러 주머니 |
-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000132433A patent/JP4279436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20190119788A (ko) * | 2018-04-13 | 2019-10-23 | 황지연 | 텀블러 주머니 |
KR102075238B1 (ko) * | 2018-04-13 | 2020-02-07 | 황지연 | 텀블러 주머니 |
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