JP3116736U - 保冷保温容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷剤又は保温剤を配置することにより商品の劣化を防止し、且つ必要なときに商品を露出させることなく裏蓋で商品収納部を塞いだ状態で該保冷剤又は保温剤を配置することができるようにした保冷保温容器を提供する。
【解決手段】表蓋と裏蓋とよりなる蓋部と商品収納部とを嵌合自在とし、表蓋には各種色彩、模様、図形、文字或いは凹凸等の立体加工手段により装飾手段が設けられ、中央部を盛り上がるように膨出部として形成し、その縁部は鍔状に外方へ突出した平坦部とし、裏蓋の周囲に設けた凹部に平坦部を差し込み自在とし、表蓋と裏蓋とによって形成された空間を保冷剤又は保温剤の配置箇所とし、裏蓋に設けた小孔より商品収納部に収納された商品へ冷気又は暖気が行き渡るように構成してなる保冷保温容器。
【選択図】図3

Description

本考案は、保冷又は保温を必要とする食品等の各種商品を展示、保管、移送及び購入するのに好適な保冷保温容器に関する。
従来より、アイスクリームや生物等の食品の内、特に冷却を必要とする商品の展示、保管或いは持ち帰り手段として各種形状のプラスチック容器や発泡スチロール容器等が使用され、それら容器内に収納した商品間にドライアイス等の保冷剤を挟み込み或いは該商品の上に直接載置して該商品を冷却している。
また、袋状の容器にあっても上記同様、商品の上部或いは商品と混在させた状態で保冷剤が混入され、該商品を冷却している。
上記のように、商品と保冷剤とが直接接する状態での収納或いは混在させた場合、商品に対する保冷効果はその商品と保冷剤との位置関係により大きなばらつきが生じること、また、時間が経つにつれ保冷効果が落ち、保冷剤を包む袋等の外周面に水滴が付着し、この水滴が商品に付着して該商品の品質を劣化させるという問題が生じていた。
また、特開平8−301255号公報のように商品と保冷剤とを分離できるようにした容器も存在するが、該保冷剤は蓋を開放した状態でその裏側に配置したものであり、商品或いは商品収納部分を露出させた状態での保冷剤の配置となっていた。
他方、保温容器にあっては、上記同様、商品と保温剤とが直接触れる配置手段や、容器内に保温剤を収納する位置として特開2005−41493号公報のように側壁等が選ばれているが、該側壁は手で把持する場合に必要となる箇所であり、該保温剤の影響が直接手に伝わることになるし、商品を並べたときにも他の商品に与える影響も大きかった。
特開平8−301255号公報 特開2005−41493号公報
上記保冷或いは保温容器において、商品と保冷剤又は保温剤とが直接接触するものにあっては、該商品に著しい劣化を生じさせていた。また、商品と保冷剤或いは保温剤とを分離保管したものにあっては、容器内に商品を収納した後に該商品を露出させることなく外部からそれらのものを納めることはできず、蓋を開放した状態で保冷剤や保温剤を収納しなくてはならなかった。それを避けるためには商品の収納前或いは収納と同時に行なう必要があった。
本考案は、上記欠点を解決したもので、保冷剤又は保温剤を配置することにより商品の劣化を防止し、且つ必要なときに商品を露出させることなく裏蓋で商品収納部を塞いだ状態で該保冷剤又は保温剤を配置することができるようにしたものである。
更に、保冷或いは保温が可能な容器を同一容器で必要に応じてどちらにも対応することができ、且つ表蓋に各種色彩、模様、図形、文字或いは外形に凹凸等を設けることにより収納した商品に対しての付加価値を高めることができると同時に、該表蓋のみを簡単に取り替えることができ、その取り替えにより該容器全体のイメージを簡単にチェンジすることを可能とした保冷保温容器を提供するものである。
本考案は、上記問題点を解決したもので、表蓋と裏蓋とよりなる蓋部と商品収納部とを嵌合自在とし、該表蓋には各種色彩、模様、図形、文字或いは凹凸等の立体加工手段により装飾手段が設けられ、中央部を盛り上がるように膨出部として形成し、その縁部は鍔状に外方へ突出した平坦部とし、該裏蓋の周囲に設けた凹部に該平坦部を差し込み自在とし、該表蓋と裏蓋とによって形成された空間を保冷剤又は保温剤の配置箇所とし、裏蓋に設けた小孔より商品収納部に収納された商品へ冷気又は暖気が行き渡るように構成してなる保冷保温容器を特徴とする。
また、商品収納部の内側空間のほぼ中央部に、底部から裏蓋に達する高さの立設部を設けた保冷保温容器を特徴とする。
更に、表蓋は、側部から中央部に向かって湾曲状に盛り上がり、中央部外面を平坦状の膨出部とした保冷保温容器を特徴とする。
また、全体を円柱体又は角柱体形状にしてなる保冷保温容器を特徴とする。
本考案は、保冷或いは保温を必要とする商品を同一の容器で対応することができると同時に、保冷剤或いは保温剤を収納する箇所と商品を収納する箇所とを分離して構成することができ、商品に水滴が付着するとか局所的に暖められるとかの害を与えることなく保冷、保温することが可能となった。
また、表蓋に各種色彩、模様、図形、文字或いは凹凸状の立体加工を施すことができ、且つそれら表蓋のみを簡単に取り替えることができるので、収納する商品によって該表蓋を交換することにより該商品に対応した付加価値を高めることが可能となった。
更に、表蓋のみを取り外すだけで保冷剤又は保温剤を容器内に収納することができるので、商品の収納後の適宜日時を自由に選定して保冷剤や保温剤を容器の外部から収納でき、商品を露出させ損傷を与える等の心配もなくなった。
また、特に保温を必要とする商品にあっては、当該容器を180°回転して蓋部側を下にして保管や移送することにより、容器内において暖められた空気を効率的に商品に付与することも可能となった。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の保冷保温容器1の一実施例の斜視図、同図2は、その断面図を示している。該保冷保温容器1は、蓋部2と商品収納部3とを嵌合自在に構成し、更に該蓋部2は、表蓋4と裏蓋5とにより形成し、該表蓋4と裏蓋5とは着脱自在に構成している。
表蓋4は、弾力性のある合成樹脂製で、透明或いは半透明としてもよく、及び/或いは各種色彩や模様、図形、文字等を形成したものを表蓋4の表裏面に貼接してもよい。また、それら各種模様、図形、文字等と、合成樹脂の色彩とを組み合わせてもよい。更に、表蓋4そのものに凹凸等の立体加工を施してもよい。また、表蓋4は側部から中央部に向かって湾曲状に盛り上がり、中央部外面を平坦状の膨出部6とし、縁部は鍔状に外方へ突出した平坦部7としている。
他方、裏蓋5は、適宜箇所に小孔となる貫通孔8を設けた保冷剤又は保温剤の載置部9と、その周囲を取り囲む側壁部10とより構成され、該側壁部10は筒状となる円柱体を形成する立ち上がり状の壁面とされ、その上方位置に載置部9が直交方向に容器の閉塞手段として形成され、該載置部9と側壁部10とが交差する表面側の位置には上記表蓋4の鍔状平坦部7を差し込むことができる凹部11を形成する。該凹部11は、側壁部10の先端部を内側へ折り返すことにより厚く形成し、装着した鍔状平坦部7が抜けないように構成している。
上記弾力性のある表蓋4を両側方側から押圧して膨出部を更に膨らませた状態で該凹部11に嵌合することにより容易に着脱自在に表蓋4を裏蓋5に装着することができる。
上記表蓋4と裏蓋5との間には該表蓋4の膨出部6により所定の高さを有する空間が生じ、該空間に袋状のもの等に包まれた保冷剤又は保温剤Aを配置することになる。従って、表蓋4のみを後から装着し、その時点で該保冷剤又は保温剤Aを配置したり、一旦裏蓋5に装着した表蓋4を上記保冷剤又は保温剤Aが必要となった時点で脱着してそれらを配置することができ、商品収納部3に収納された商品を露出させることなくそれらの配置作業をすることができる。裏蓋5上に配置された保冷剤又は保温剤Aから発散される冷気や暖気は貫通孔8を通じて商品収納部側へ行き渡ることになる。
上記商品収納部3は、各種商品を収納することのできる凹部を形成し、該凹部は収納される商品の重量に耐えることのできる強化した側壁及び底部とにより構成している。
上記商品収納部3は、装飾等を設けた外側容器12と商品の重量に耐えることのできる形状の内側容器13とを別々に形成し、それらを組み合わせることにより有底筒状形状とし、該内側容器13側を外側容器12より上方へ突出するように形成することにより蓋部2の装着部となるように形成してもよい。
上記商品収納部3の例としては、側壁と底を有する有底筒状形状とし、ブロー成形等により外側容器12と内側容器13との間に空間を設けた二重容器として一体形成するもの、内側容器13側を発泡材或いは他の材料よりなる一定の厚みを有する断熱材等で形成し、それを外側容器12に嵌合したもの等、様々なものが考えられる。
実施例2の保冷保温容器1´は、図3に示すように、保冷剤又は保温剤Aが配置される裏蓋5´の中央部が、それらの配置による重さにより垂れ下がらないように、商品収納部3´となる内側容器13´のほぼ中央部分に底部より該裏蓋5´に達する高さの立設部14を形成したものである。上記立設部14により、裏蓋5´のたわみを防止することができる。
図4に示す実施例は、角柱体形状の保冷保温容器15に関するものである。蓋部16、商品収納部17等の構成は円柱体から角柱体形状としたものであり、外形形状以外は実施例1、2のものと同様である。
上記実施例1〜3における商品収納部3、3´、17には空間Bが形成され、該空間B内に各種商品が配設されることになる。
上記構成よりなる保冷保温容器は、図5aに示すように、蓋部側を上方にして使用してもよいが、例えば、保温剤を配置する容器の場合、暖められた空気は上昇することになるので、シュリンク包装されたもの等の容器内の商品を逆さにしてもよいものであれば、図5bに示すように、中央部が平坦となっている蓋部側を底にして逆さに使用することも可能である。
本考案の保冷保温容器の斜視図。 本考案の保冷保温容器の断面図。 本考案の保冷保温容器の他の実施例の断面図。 本考案の保冷保温容器の他の実施例の斜視図。 本考案の保冷保温容器の実施例の使用状態を示す断面図。 本考案の保冷保温容器の実施例の他の使用状態を示す断面図。
符号の説明
1、1´、15 保冷保温容器
2、16 蓋部
3、3´、17 商品収納部
4 表蓋
5、5´ 裏蓋
6 膨出部
7 鍔状平坦部
8 貫通孔
9 載置部
10 側壁部
11 凹部
12 外側容器
13、13´ 内側容器
14 立設部

Claims (4)

  1. 表蓋と裏蓋とよりなる蓋部と商品収納部とを嵌合自在とし、該表蓋には各種色彩、模様、図形、文字或いは凹凸等の立体加工手段により装飾手段が設けられ、中央部を盛り上がるように膨出部として形成し、その縁部は鍔状に外方へ突出した平坦部とし、該裏蓋の周囲に設けた凹部に該平坦部を差し込み自在とし、該表蓋と裏蓋とによって形成された空間を保冷剤又は保温剤の配置箇所とし、裏蓋に設けた小孔より商品収納部に収納された商品へ冷気又は暖気が行き渡るように構成してなることを特徴とする保冷保温容器。
  2. 商品収納部の内側空間のほぼ中央部に、底部から裏蓋に達する高さの立設部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の保冷保温容器。
  3. 表蓋は、側部から中央部に向かって湾曲状に盛り上がり、中央部外面を平坦状の膨出部としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の保冷保温容器。
  4. 全体を円柱体又は角柱体形状にしてなることを特徴とする請求項1乃至3に記載の保冷保温容器。
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