JP2001315758A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2001315758A
JP2001315758A JP2000130678A JP2000130678A JP2001315758A JP 2001315758 A JP2001315758 A JP 2001315758A JP 2000130678 A JP2000130678 A JP 2000130678A JP 2000130678 A JP2000130678 A JP 2000130678A JP 2001315758 A JP2001315758 A JP 2001315758A
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JP
Japan
Prior art keywords
box
inner flap
packaging box
buffer
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000130678A
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English (en)
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Takayuki Yagi
隆之 八木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装箱において、箱内に収納される製品を低
コストで確実に衝撃等から保護できるようにする。 【解決手段】 包装箱1の一部である内フラップ4を内
側に折り込んで箱本体2の内部に空洞箱状の緩衝部6を
形成する構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装箱に関し、特に
集合包装用の包装箱に採用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】図5に集合包装用の包装箱の一般的な例
を示す。
【0003】この包装箱1は例えばダンボール等の剛性
の高い厚紙材によりなるもので、箱本体2と、この箱本
体2の開口面を閉じる外フラップ3及び内フラップ4と
を一体に有して構成されている。
【0004】箱本体2は全体として長方形状をなし、そ
の長辺側の相対向する開口縁に連続して外フラップ3が
対称的に設けられ、また短辺側の相対向する開口縁に連
続して内フラップ4が対称的に設けられており、開口面
を閉じるときには先ず内フラップ4を内側へ折り込み、
それから外フラップ3を内側に折り込んだ後に外側から
外フラップ3と3の合わせ目をテープやステープル等で
止めて固定する。尚、この外フラップ3と内フラップ4
は箱本体2の天面(上面)側と底面(下面)側に対称的
に設けられるものである。
【0005】この包装箱1は箱本体2の内部に各種の製
品を複数まとめて収納するものであるが、この製品を確
実に保護するために従来は、図に示す如く箱内の左右端
に別体の緩衝部品5を入れ、この左右の緩衝部品5と5
の間のスペースに製品を収納するようにしている。
【0006】この緩衝部品5は例えば包装箱1と同じ材
料のダンボールを空洞箱形に組み立ててなるもので、こ
れを包装箱に入れることによって輸送時の落下等により
加わる衝撃や包装箱を積み重ねたときの荷重から箱内の
製品を確実に保護することができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように別体の緩衝部品5を用いることは、その分だけ部
品点数が増加し、また緩衝部品5の組み立て作業工数も
要するため、全体としてコスト高になるという問題があ
った。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、箱内に収納される製品を低コストで確実に保護でき
る包装箱を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、箱本体
と、この箱本体の開口面を閉じる外フラップ及び内フラ
ップと、を一体に有してなる包装箱において、内フラッ
プを使用して箱本体の内部に緩衝部を形成する構造とし
たものである。このような構造とすることにより本発明
の包装箱では、従来のような別体の緩衝部品を必要とす
ることなく箱内の製品を衝撃等から確実に保護すること
ができ、従来に比べて低コストで実施が可能となる。
【0010】さらに本発明では、緩衝部を形成する内フ
ラップの側部に、この内フラップを箱本体に対し圧入状
態とするための突出部を設ける。これにより、組み立て
時に内フラップで形成された緩衝部が箱内で仮固定され
る状態となるので、組み立て作業性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1及び図2は本発明の代表的な実施の形
態である第1の実施形態例を示している。本例において
も前述した従来例と同様に集合包装用の包装箱を例示し
てあり、この包装箱1は例えばダンボール等の剛性の高
い厚紙材によりなるもので、箱本体2と、この箱本体2
の開口面を閉じる外フラップ3及び内フラップ4とを一
体に有して構成されている。
【0013】箱本体2は全体として長方形状をなし、そ
の長辺側の相対向する開口縁に連続して外フラップ3が
対称的に設けられ、また短辺側の相対向する開口縁に連
続して内フラップ4が対称的に設けられており、開口面
を閉じるときには先ず内フラップ4を内側へ折り込み、
それから外フラップ3を内側に折り込んだ後に外側から
外フラップ3と3の合わせ目をテープやステープル等で
止めて固定する。尚、この外フラップ3と内フラップ4
は箱本体2の天面(上面)側と底面(下面)側に対称的
に設けられるものである。
【0014】この包装箱1は箱本体2の内部に各種の製
品を複数まとめて収納するものであるが、この製品を確
実に保護するために特に本発明による包装箱では、内フ
ラップ4を使用して箱本体2の内部の左右端に緩衝部6
を形成する構造が採用されている。
【0015】即ち本例の包装箱1では、内フラップ4を
従来よりもさらに延長して形成してあり、これを全体的
に箱本体2に対し内側に折り込み、さらにこの内フラッ
プ4を折り曲げ線a,bにおいて内側に折り込んで空洞
箱形の緩衝部6を組み立てる。
【0016】本例においては、この緩衝部6は天面側と
底面側の両側の内フラップ4によって形成され、これを
組み立てた状態では図2に示す如く両側の緩衝部6と6
が上下に重なり合う構造となっている。
【0017】さらに本例では、緩衝部6を形成する内フ
ラップ4の先端部分の両側縁に突出部4aが設けられて
おり、これによって内フラップ4の先端部分の幅寸法h
1 が、この内フラップ4を折り込む箱本体2の内幅寸法
2 より若干大きくなるように形成されている。
【0018】この構造により、内フラップ4を折り込ん
で緩衝部6を組み立てるときには、内フラップ4が箱本
体2に対し圧入される状態となるため緩衝部6は箱内に
おいて所定の空洞箱形に仮固定される状態となり、即ち
緩衝部6の形が崩れることはないので、組み立て作業が
容易に行なえる。
【0019】以上の如くして内フラップ4を利用して箱
内の左右端に緩衝部6を設け、この左右の緩衝部6と6
の間のスペースに各種製品を収納することにより、製品
は確実に保護される。
【0020】即ち、輸送時に落下等で包装箱1に大きな
衝撃が加わった場合(特に箱の角部に衝撃が加わった場
合)には、この衝撃が空洞箱形の緩衝部6で吸収される
ことにより良好な緩衝効果が得られ、また包装箱1を積
み重ねて輸送あるいは保管するときの荷重に対しては、
緩衝部6が支えとなることで包装箱1の耐圧強度が増加
し、これらの効果によって箱内の製品は確実に保護され
ることになる。
【0021】また上記のように包装箱1の耐圧強度が向
上することで包装箱の材料として剛性の低い安価な材料
を使用することができ、これによるコスト低減を図るこ
とが可能となる。
【0022】そして特に本例の包装箱は、内フラップ4
を利用して箱本体2の内部に緩衝部6を形成する構造で
あり、即ち緩衝部6が包装箱1と一体化した構造である
ため、従来のような別体の緩衝部品を必要としないの
で、従来に比して部品点数が削減され、低コストで実施
が可能である。
【0023】さらに本例の包装箱においては、緩衝部6
を形成する内フラップ4の側部に突出部4aを設けたこ
とにより、組み立て時には内フラップ4を箱本体2に対
し圧入して緩衝部6を仮固定できるので、組み立て作業
性がよい。
【0024】図3及び図4は本発明の第2の実施形態例
を示している。この例の包装箱1は、天面側の内フラッ
プ4のみで緩衝部6を形成するようにしたものである。
【0025】即ちこの包装箱1においては、底面側の内
フラップ4は従来通りで、天面側の内フラップ4を底面
側の内フラップ4まで充分に届く長さに延長して形成し
てあり、これを内側に折り込んで底面側の内フラップ4
に載せるように空洞箱形の緩衝部6を組み立てる。
【0026】この第2の実施形態例の構成においても、
前述した第1の実施形態例と同様の効果を得ることがで
き、これに加えて特にこの第2の実施形態例では、内フ
ラップ4を折り込んで緩衝部6を形成する組み立て作業
の工数が第1の実施形態例に比べ少なくて済むという利
点がある。尚、上記構成とは逆に底面側の内フラップ4
のみで緩衝部6を形成する構造としてもよい。
【0027】以上、本発明の実施形態例について説明し
たが、本発明はこれらの例に限ることなく他にも種々の
実施形態を採り得るものであることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の包装箱は、
内フラップを利用して箱本体の内部に緩衝部を一体に形
成する構造としたことにより、従来のような別体の緩衝
部品を用いることなく箱内の製品を衝撃等から確実に保
護することができ、従来に比べて低コストで実施が可能
である。
【0029】さらに本発明では、緩衝部を形成する内フ
ラップの側部に突出部を設けたことにより、組み立て時
に内フラップが箱本体に対し圧入される状態となって緩
衝部を仮固定できるので、組み立て作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装箱の第1の実施形態例を示す
斜視図である。
【図2】同、要部(緩衝部)の縦断側面図である。
【図3】本発明による包装箱の第2の実施形態例を示す
斜視図である。
【図4】同、要部(緩衝部)の縦断側面図である。
【図5】従来例の包装箱を示す斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥包装箱、2‥‥箱本体、3‥‥外フラップ、4‥
‥内フラップ、4a‥‥突出部、6‥‥緩衝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体と、この箱本体の開口面を閉じる
    外フラップ及び内フラップと、を一体に有してなる包装
    箱において、 上記内フラップを使用して上記箱本体の内部に緩衝部を
    形成する構造としたことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 上記緩衝部を形成する内フラップの側部
    に、この内フラップを上記箱本体に対し圧入状態とする
    ための突出部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の包装箱。
JP2000130678A 2000-04-28 2000-04-28 包装箱 Pending JP2001315758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171667A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Seiko Epson Corp 液体容器の収容体
KR101933071B1 (ko) * 2016-08-05 2019-01-10 주식회사 페이지 조립식 포장용 상자

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