JP2001315253A - 落書き防止 - Google Patents

落書き防止

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JP2001315253A
JP2001315253A JP2000179144A JP2000179144A JP2001315253A JP 2001315253 A JP2001315253 A JP 2001315253A JP 2000179144 A JP2000179144 A JP 2000179144A JP 2000179144 A JP2000179144 A JP 2000179144A JP 2001315253 A JP2001315253 A JP 2001315253A
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sodium silicate
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inorganic metal
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Motofumi Tokita
基文 時田
Satoshi Shinogaya
聰 篠ケ谷
Tazuru Izumi
田鶴 泉
Akio Maeda
明男 前田
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Sougo Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装や絵画を施した上から落書きされた場合
には、容易に消去できないため、多くはそのまま放置さ
れ街の美観が損なわれている。 【解決手段】 けい酸ナトリウム粒子と塩化アンモニウ
ム粒子を含有する無機金属化合物で表面層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材表面を複合無
機金属化合物、言い換えれば、不溶性のガラス物質結晶
体で完全に被覆することにより、有機溶剤等に無反応と
なり、例え、落書きをされても、ラッカーシンナー等を
用いて基材表面に損傷を与えることなく、容易に消去で
きる落書き防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物、構築物、構造物、工作物等の多
くは、コンクリートを含め多くの材料が用いられてい
る。これらの表面を樹脂で被覆する方法、あるいは、コ
ンクリートなど多孔質なものにあっては、小さい孔を無
機系材料または有機系材料で無孔化してコンクリート等
の劣化予防と表面硬化により落書きを予防する方法等は
従来から試みられている。
【0003】また、街の美観を兼ねて外壁にカラフルな
塗装、芸術的な絵画などが施されている場合が散見でき
るようになってきた。このような塗装、絵画の上から落
書きされた場合には、容易に消去できないため、多くは
そのまま放置され目的と反対に街の美観が損なわれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者の、表面を樹脂で被覆する方法にあって
は、強力な溶剤を用いることで被覆している樹脂膜は破
壊される。さらに、材料表面の感触が損なわれるのみで
なく、樹脂の水分により膨潤および紫外線による劣化等
が起こり外観が損なわれるなどの課題があり、落書き防
止対策としては不適当である。
【0005】また、後者にあっては、街の美観と安らぎ
を目的として建物や外壁にカラフルな塗装、芸術的な絵
画などが施されている華麗な施設が多く見られるように
なってきた。しかし、それらの施設等においても一部の
心無い人により、塗装、絵画を施した上から落書きされ
た場合には、容易に消去できないため、多くはそのまま
放置され、目的と反対に街の美観が損なわれている。こ
のような現状を鑑み、落書きをされたくない場所、ある
いは、塗装又は、絵画などが施されている上から落書き
をされても、それらの表面に損傷を与えることなく、落
書きのみを容易に消去する落書き防止技術を提供するこ
とが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び作用】本発明は、美
しい街並の建築物、構築物に心無い人によりカラースプ
レーなどで無残な落書きをされている風景が散見され
る。したがって、落書きをされたくない場所、あるい
は、塗装や絵画などが施され補修が難しい場所に、落書
き防止手段として、基材表面に、けい酸ナトリウム粒子
と塩化アンモニウム粒子を含有する無機金属化合物で表
面層を形成することにより、不溶性のガラス物質結晶体
で完全にシールした状態となり、有機溶剤であるラッカ
ーシンナー等を用いて、落書きを消去しても、これらの
溶剤から基材表面を完全に保護できるという発見に基づ
く。
【0007】基材表面に、けい酸ナトリウムと塩化アン
モニウムからなる複合無機金属化合物を含有する表面層
を形成することにより、不溶性の無機金属化合物のガラ
ス物質表面層となり、完全にシールすることで、耐久
性、耐摩耗性等を向上させる。
【0008】基材表面に、アルギン酸カルシウムでコロ
イダルシリカを包摂した多孔質複合部材含有層を形成す
ることにより、基材表面への固着力が増強される。さら
に、その上層部に形成する、けい酸ナトリウムと塩化ア
ンモニウムからなる複合無機金属化合物を含有する液状
物の浸透量が多くなり、その結果、多孔質複合部材含有
層との連結が強固となる。多孔質複合部材含有層および
複合無機金属化合物含有表面層は、常温または強制乾燥
の何れの方法であっても固着する。
【0009】基材表面を、けい酸ナトリウム粒子と塩化
アンモニウム粒子を含む液状物で被覆する工程、けい酸
ナトリウム化合物と塩化アンモニウム化合物からなる複
合無機金属化合物を形成する工程、が好ましい。
【0010】基材表面を、アルギン酸カルシウム粒子で
コロイダルシリカ粒子を包摂した液状物で被覆する工
程、アルギン酸カルシウム粒子でコロイダルシリカ粒子
を包摂した多孔質複合部材含有層が形成され、さらにそ
の上に、けい酸ナトリウム粒子と塩化アンモニウム粒子
を含む液状物で被覆する工程、けい酸ナトリウム化合物
と塩化アンモニウム化合物からなる複合無機金属化合物
を形成する工程、が望まれる。
【0011】けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウ
ム化合物を含有してなり、基材表面に塗布することによ
り、けい酸ナトリウム粒子と塩化アンモニウム粒子から
なる複合無機金属化合物を含有する塗膜を与える。
【0012】基材表面に、けい酸ナトリウムと塩化アン
モニウムを含有してなる複合無機金属化合物で形成され
る表面層の膜厚は0.1μm以上であってよく、特に上
限を定める必要はない。しかしながら、必要以上の膜厚
は光の乱反射を招く、又、必要以下の膜厚ではラッカー
シンナー等の溶剤に破壊される恐れがある。したがっ
て、基材および基材表面の条件により相違はあるが、一
応の目安として、1μm〜数十μmの膜厚で、その効果
は発揮される。
【0013】けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウ
ム化合物からなる複合無機金属化合物を含有してなる液
状物は、基材や多孔質複合部材含有層に十分浸透し反応
が進んだ後、有機物やその他の異物を相分離現象等によ
り表面に遊離させるため、これらを水洗除去することが
望まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施態様は図1に示
すように、基材表面は、けい酸ナトリウムと塩化アンモ
ニウムからなる複合無機金属化合物層が形成されてい
る。本発明の第2実施態様は図2に示すように、基材表
面は、多孔質複合部材含有層が形成され、更に、その上
に、けい酸ナトリウムと塩化アンモニウムからなる複合
無機金属化合物層が形成されている。
【0015】本発明の適用可能な基材として具体的な用
途でいえば、サイディング材、タイル、ガラス、サッ
シ、網戸、雨戸、門扉、カーポート、サンルーム、ベラ
ンダ手すり、屋根材、ビルサッシ、塗装鋼板、アルミパ
ネル、石材、トンネル内装板、トンネル照明、道路標
識、道路案内板、道路照明、防音壁、ガードフェンス、
ガードレール、道路化粧板、道路反射板、高架道路、新
幹線、電車、バス、トラック、乗用車、ライトバン、飛
行機、ロケット、遊園地のゴンドラ、ロープウエーのゴ
ンドラ、オートバイ、スノーモービル、客船、貨物船、
漁船、潜水艦、橋梁、監視塔、テレビ塔、駐車場、鉄
塔、テント、商店街のアーケード及び案内板、告知板、
広告塔、住宅設備、食器洗浄機、乾燥機、調理台、流
し、台所用品、換気扇、調理レンジ、キッチンフード、
天井、壁、壁紙、畳、障子、襖、フローリング、洗面化
粧台、カーブミラー、カーポート、浴槽、浴室、ユニッ
トバスなどが考えられる。また、素地や形状は特に限定
されず、基材を構成するのに必要で採用されているもの
であれば表面に塗装、絵画、文字などを施していても一
向に構わない。例えば、鉄、鋳鉄、非鉄金属、樹脂、セ
メント、タイル、セラミック、プラスチック、コンクリ
ート、ガラス、繊維、木、石などでよく、これらの組合
わせ又は積層体であってもよい。更に、上記物品表面に
貼付するためのフィルムも含まれる。
【0016】図1に示す落書き防止は、スプレーコーテ
ィング、フローコーティング、ディツプコーティング、
ロールコーティング、スピンコーティング等の方法で塗
布し、けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウム化合
物からなる複合無機金属化合物を含有してなる表面層を
形成する。表面層は常温または強制乾燥により基材表面
に固着する。
【0017】図2に示す落書き防止は、スプレーコーテ
ィング、フローコーティング、ディツプコーティング、
ロールコーティング、スピンコーティング等の方法で塗
布し、多孔質複合部材含有層が形成され、常温または強
制乾燥により基材表面に固着する。更に、その上に、ス
プレーコーティング、フローコーティング、ディツプコ
ーティング、ロールコーティング、スピンコーティング
等の方法で塗布し、けい酸ナトリウム化合物と塩化アン
モニウム化合物からなる複合無機金属化合物を含有して
なる表面層を形成する。表面層は常温または強制乾燥に
より多孔質複合部材含有層に固着する。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によってなんら制限さ
れるものではない。 実施例1.1mlの水に、0.025gの塩化アンモニ
ウム(和光純薬、Assay‥‥min.99.0%)
を混合した水溶液と、4mlの水に、けい酸ナトリウム
溶液(和光純薬、水ガラス・Assay平均54.5
%)5gを混合した水溶液を撹拌しながら複合無機金属
化合物表面層として用いるコーティング液を得た。ここ
でのコーティング液の固形分率は27,5%である。次
に10×10cm角に裁断した軽量気泡コンクリートパ
ネル(旭化成・ALC)の表面に油脂、埃がないよう
に、MSP2(ムラカミ・ポリマータイプ洗浄液)で清
掃した後、コンクリート用油性ペンキ(大日本塗料・
白)で表面に塗装を施した。室内温度20℃の机の上で
2時間自然乾燥の後、上記コーティング液を30分間に
2回塗布して表面層を形成し、室内温度20℃の机の上
に静置した。塗布後1時間で指触乾燥。この時、表面の
余分な塗料や汚れ、異物が相分離現象などにより表面に
遊離させるため、これらを水洗除去して#1試料を得
た。比較のため10×10cm角に裁断した軽量気泡コ
ンクリートパネル(旭化成・ALC)の表面に油脂、埃
がないように、MSP2(ムラカミ・ポリマータイプ洗
浄液)で清掃した後、コンクリート用油性ペンキ(大日
本塗料・白)で表面に塗装を施した。室内温度20℃の
机の上で2時間自然乾燥の後、無機系コーティング液
(石原産業・プライマーA)を30分間に2回塗布して
表面層を形成し、室内温度20℃の机の上に静置した。
塗布後1時間で指触乾燥。#2試料を得た。これらの、
#1試料及び#2試料を室内温度20℃に設定された机
上に60日間静置して完全硬化させた。#1試料に形成
されている、けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウ
ム化合物からなる複合無機金属化合物表面層の上から、
文字書き用アクリルラッカースプレー(大日本塗料・
黒)で、と書いて30分乾燥した。完全乾燥を確認し
た後、の文字を、ラッカーシンナー(大日本塗料・ラ
ッカーうすめ液)をたっぷりと含ませた布地で強くこす
ったところの文字は完全に消え、表面層に被覆された
基材表面の白色ペンキは表面層に守られ、何の異常も変
化もなかった。#2試料に形成した、無機系表面層の上
から、文字書き用アクリルラッカースプレー(大日本塗
料・黒)で、と書いて30分乾燥した。完全乾燥を確
認した後、の文字を、ラッカーシンナー(大日本塗料
・ラッカーうすめ液)をたっぷりと含ませた布地で強く
こすったところの文字は完全に消え、表面層に被覆さ
れた基材表面の白色ペンキも完全に消えてしまった。し
たがって、基材表面は、#1試料においては表面層で完
全に保護されているが、#2試料の表面層は有機溶剤に
破壊されることが確認できた。
【0019】実施例2.10mlの水に、0.01gの
アルギン酸カルシウム(和光純薬)を混合した水溶液
で、5mlのスノーテックスO(日産化学・コロイダル
シルカ/固形分20%)を包摂して多孔質複合部材含有
層を形成するコーティング液を得た。このコーティング
液の固形分率は6.7%である。さらに、1mlの水
に、0.025gの塩化アンモニウム(和光純薬、As
say‥‥min.99.0%)を混合した水溶液と、
4mlの水に、けい酸ナトリウム溶液(和光純薬、水ガ
ラス・Assay‥‥平均54.5%)5gを混合した
水溶液を撹拌しながら複合無機金属化合物表面層として
用いるコーティング液を得た。ここでのコーティング液
の固形分率は27,5%である。次に10×10cm角
のアルミ板(日本軽金属)の表面に油脂、埃がないよう
に、MSP2(ムラカミ・ポリマータイプ洗浄液)で清
掃した後、水性エナメル(ニッペホームプロダクツ・
黒)で表面に塗装を施した。室内温度20℃の机上で1
時間自然乾燥の後、多孔質複合部材含有層を形成するコ
ーティング液を30分間に2回塗布して室内温度20℃
の机の上に静置し自然乾燥した。さらに、その多孔質複
合部材含有層の上に、複合無機金属化合物表面層を形成
するコーティング液を30分間に2回塗布して表面層を
形成し、室内温度20℃の机上に静置した。塗布後1時
間で指触乾燥。この時、表面の余分な塗料や汚れ、異物
が相分離現象などにより表面に遊離させるため、これら
を水洗除去して#3試料を得た。比較のため10×10
cm角のアルミ板(日本軽金属)の表面に油脂、埃がな
いように、MSP2(ムラカミ・ポリマータイプ洗浄
液)で清掃した後、水性エナメル(ニッペホームプロダ
クツ・黒)で表面に塗装を施した。室内温度20℃の机
の上で2時間自然乾燥の後、無機系コーティング液(石
原産業・プライマーA)を30分間に2回塗布して表面
層を形成し、室内温度20℃の机の上に静置した。塗布
後1時間で指触乾燥。#4試料を得た。これらの、#3
試料及び#4試料を室内温度20℃に設定された机上に
60日間静置して完全硬化させた。#3試料に形成され
ている、けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウム化
合物からなる複合無機金属化合物表面層の上から、文字
書き用アクリルラッカースプレー(大日本塗料・黒)
で、と書いて30分乾燥した。完全乾燥を確認した
後、の文字を、ラッカーシンナー(大日本塗料・ラッ
カーうすめ液)をたっぷりと含ませた布地で強くこすっ
たところの文字は完全に消え、表面層で被覆された白
色ペンキは完全に保護されており、何の異常も変化もな
かった。#4試料に形成した、無機系表面層の上から、
文字書き用アクリルラッカースプレー(大日本塗料・
黒)で、と書いて30分乾燥した。完全乾燥を確認し
た後、の文字を、ラッカーシンナー(大日本塗料・ラ
ッカーうすめ液)をたっぷりと含ませた布地で強くこす
ったところの文字は完全に消え、表面層で被覆された
黒色の水性エナメルも完全に消去してしまった。したが
って、基材表面は、#3試料においては表面層で完全に
保護されているが、#4試料の表面層は有機溶剤に破壊
されることが確認できた。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明による落書き
防止は、上記の構成であるから、以下の効果を有する。 1.基材表面は、不溶性のガラス物質結晶体で被覆され
るため、カラースプレーや油性マジックインキ(登録商
標)で落書きされても、ラッカーシンナー等により容易
に消去できる。 2.耐候性、耐摩耗性、耐薬品性、防水性、難燃性など
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の態様を示す図である。
【図2】本発明による実施例2の態様を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA01C AA01E AA03B AA03D AA05B AA05D AA20C AA20E AA33B AA33D AE00 AT00A BA02 BA03 BA04 BA05 BA10A BA10B DJ00C DJ00E EH462 GB07 JL06 4J037 CB09 CB23 EE03 FF15 4J038 AA011 BA171 HA086 HA446 HA456 KA20 NA05 PB02 PB05 PB07 PC02 PC03 PC04 PC06 PC08 PC10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材表面に、けい酸ナトリウムと塩化ア
    ンモニウムからなる複合無機金属化合物を含有する表面
    層が形成されていることを特徴とする落書き防止。
  2. 【請求項2】 基材表面に、アルギン酸カルシウムでコ
    ロイダルシリカを包摂した多孔質複合部材含有層が形成
    され、さらにその上に、けい酸ナトリウムと塩化アンモ
    ニウムからなる複合無機金属化合物を含有する表面層が
    形成されていることを特徴とする落書き防止。
  3. 【請求項3】 基材表面を、けい酸ナトリウム粒子と塩
    化アンモニウム粒子を含む液状物で被覆する工程、けい
    酸ナトリウム化合物と塩化アンモニウム化合物からなる
    複合無機金属化合物を形成する工程、を含む落書き防
    止。
  4. 【請求項4】 基材表面を、アルギン酸カルシウム粒子
    でコロイダルシリカ粒子を包摂した液状物で被覆する工
    程、アルギン酸カルシウム粒子でコロイダルシリカ粒子
    を包摂した多孔質複合部材含有層が形成され、さらにそ
    の上に、けい酸ナトリウム粒子と塩化アンモニウム粒子
    を含む液状物で被覆する工程、けい酸ナトリウム化合物
    と塩化アンモニウム化合物からなる複合無機金属化合物
    を形成する工程、を含む落書き防止。
  5. 【請求項5】 けい酸ナトリウム化合物と塩化アンモニ
    ウム化合物を含有してなり、基材表面に塗布することに
    より、けい酸ナトリウム粒子と塩化アンモニウム粒子か
    らなる複合無機金属化合物を含有する塗膜を与える落書
    き防止。
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