JP2001315010A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2001315010A
JP2001315010A JP2000134509A JP2000134509A JP2001315010A JP 2001315010 A JP2001315010 A JP 2001315010A JP 2000134509 A JP2000134509 A JP 2000134509A JP 2000134509 A JP2000134509 A JP 2000134509A JP 2001315010 A JP2001315010 A JP 2001315010A
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unit
machine tool
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clamp
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JP2000134509A
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English (en)
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Yoshiaki Akamatsu
良昭 赤松
Makoto Fujishima
誠 藤嶋
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DMG Mori Co Ltd
Intelligent Manufacturing Systems International Inc
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
Intelligent Manufacturing Systems International Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主軸に対して工具を固定するクランプユニット
のバネ体の寿命を検出し、これを計画的に交換すること
ができるようにした工作機械を提供する。 【解決手段】主軸に設けられたテーパ孔に工具を固定す
るクランプユニット47と、その作動を制御する制御部
63とを備える。クランプユニット47は、工具の被把
持部を把持する把持部、把持部に連結された駆動ロッ
ド、駆動ロッドを軸方向に移動させる駆動部、駆動ロッ
ドをその軸方向の一方側に付勢するバネ体を備える。そ
して、クランプユニット47の動作回数を計数し、累計
された動作回数が予め定められた基準動作回数に達した
ときバネ体が寿命になったと判定する寿命判定部11を
設ける。バネ体の寿命を検出することで、その計画的な
メンテナンスを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸に設けられた
テーパ孔に工具を固定するクランプユニットと、該クラ
ンプユニットの作動を制御する制御部とを備えた工作機
械に関し、更に詳しくは、クランプユニットが、工具の
被把持部を把持する把持部と、この把持部に連結された
駆動ロッドと、駆動ロッドを軸方向に移動させる駆動部
と、駆動ロッドをその軸方向の一方側に付勢するバネ体
とを備えてなり、駆動部又はバネ体の作動により駆動ロ
ッドがその軸方向に移動して、前記把持部により工具の
被把持部が把持され、当該工具が主軸のテーパ孔に固定
されるように構成された工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のクランプユニットを備えた工作機
械の一例を図5乃至図7を用いて説明する。図5に示す
ように、例示した工作機械21はいわゆる立形マシニン
グセンタと呼ばれる工作機械であり、ベッド22と、こ
のベッド22上に立設されたコラム23と、主軸25を
回転自在に支持するとともに、コラム23に支持されて
上下方向に移動可能となった主軸頭24と、主軸頭24
の下方にあってベッド22上に配設されるテーブル26
と、主軸頭24の左側方に設けられた工具マガジン30
と、工具マガジン30の下端部に設けられ、主軸25に
装着された工具Tと工具マガジン30に格納された工具
Tとを交換する自動工具交換装置35と、主軸25の前
端部(下端部)に装着された工具Tを当該主軸25に固
定する図6に示したクランプユニット47と、これら各
部の作動を制御する図7に示した数値制御装置60など
を備えている。
【0003】前記主軸頭24は、図6に示すように、上
述した主軸25と、ベアリング41を介して前記主軸2
5を回転自在に支持するハウジング40と、ハウジング
40の前端部に設けられたカバー42などからなる。
尚、主軸25の前端部(矢示A方向端部)には、工具T
が装着されるテーパ孔25aが形成されている。
【0004】前記クランプユニット47は、図6に示す
ように、主軸25内に設けられ、当該主軸25のテーパ
孔25aに装着された工具Tのプルスタッド(被把持
部)Taを把持するコレット48と、このコレット48
に係合したプッシュプルロッド49と、プッシュプルロ
ッド49に連結した駆動ロッド50と、駆動ロッド50
を矢示B方向に付勢する皿バネ51と、駆動ロッド50
を矢示A方向に移動させる油圧シリンダ(図示せず)な
どからなる。
【0005】また、図7に示すように、前記数値制御装
置60はCNC制御部61,PLC制御部62及び入出
力インターフェース65などからなり、この入出力イン
ターフェース65を介して外部の制御回路66に接続し
ている。また、制御回路66には操作盤67や前記クラ
ンプユニット47などが接続している。
【0006】前記CNC制御部61は、格納された加工
プログラムなどを実行処理して、テーブル26や主軸頭
24の軸移動など工作機械21の基本的な機能部分やC
RT68の表示などを制御する制御部であり、また、P
LC制御部62はクランプ制御部63などの処理部を備
え、前記工具マガジン30,工具交換装置35やクラン
プユニット47の作動など、工作機械21の補助的な機
能部分を制御する。尚、CRT68には、通常、加工プ
ログラムや工具の現在座標位置などが表示されるように
なっている。
【0007】前記クランプ制御部63は、上述したよう
に、制御回路66を介して前記クランプユニット47の
作動を制御するが、通常は、加工プログラムを実行処理
するCNC制御部61からツールクランプ指令又はツー
ルアンクランプ指令を受信して前記クランプユニット4
7の油圧シリンダ(図示せず)を駆動し、主軸25に装
着された工具Tをクランプしたり、アンクランプしたり
する。また、操作盤52からツールクランプ指令又はツ
ールアンクランプ指令を入力する手動操作によっても、
前記クランプユニット47にクランプ又はアンクランプ
の動作を行わせることが可能であるが、この場合、操作
盤67から入力されたツールクランプ指令又はツールア
ンクランプ指令は制御回路66,入出力インターフェー
ス65,PLC制御部62を順次経由してCNC制御部
61に送信され、この後、当該CNC制御部61から前
記クランプ制御部63にツールクランプ指令又はツール
アンクランプ指令が出力され、これを受信したクランプ
制御部63によって前記クランプユニット47が駆動さ
れる。
【0008】以上の構成を備えた本例の工作機械21に
よれば、以下のようにして、主軸25に固定された工具
Tが当該主軸25から取り外され(アンクランプさ
れ)、主軸25のテーパ孔25aに装着された工具Tが
当該主軸25に固定される(クランプされる)。尚、工
具T,駆動ロッド50,プッシュプルロッド49及びコ
レット48は図6に示した位置にあり、工具Tが主軸2
5に固定された状態にあるものとする。
【0009】まず、油圧シリンダ(図示せず)に圧油を
供給し、皿バネ51の付勢力に抗して駆動ロッド50を
矢示A方向に移動させると、プッシュプルロッド49及
びコレット48が同矢示A方向に移動し、工具Tのプル
スタッドTaを把持するコレット48の先端部が開い
て、当該工具Tを主軸25のテーパ孔25aから抜き取
ることができるようになる。
【0010】一方、上記の状態で工具Tを主軸25のテ
ーパ孔25aに装着すると、そのプルスタッドTaがコ
レット48内に挿入された状態となり、この状態で前記
油圧シリンダ(図示せず)への圧油の供給を停止する
と、皿バネ51の付勢力により駆動ロッド50が矢示B
方向に移動してコレット48が閉状態となり、主軸25
に装着された工具TのプルスタッドTaが矢示B方向に
引き込まれた状態でコレット48によって把持される。
以上によって、工具Tが主軸25に固定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにクランプユニット47には皿バネ51が使用されて
おり、当然のことながら、かかる皿バネ51には繰り返
し荷重を受けることによって生じる疲れ限界、即ち寿命
が存在する。しかるに、従来の工作機械21において
は、かかる皿バネ51の寿命を検出していなかったた
め、工作機械21の稼働中に皿バネ51が寿命に至って
これが破損し、破損時の動作状態によっては、これを復
帰させるのに長時間を要するといった問題があった。
【0012】また、皿バネ51が破損した場合、その破
損状態によっては他の部品までもが破損してしまう危険
があり、このようにして破損部品が拡大すると、これら
の修理に長時間を要することとなり、工作機械21の稼
働率が低下するという問題を生じる。また、皿バネ51
の予備が無い場合には、これを手配した後でなければ修
理を行うことができず、この場合にも工作機械21の稼
働率が低下することになる。
【0013】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであって、主軸に対して工具を固定するクランプユニ
ットのバネ体の寿命を検出して、これを計画的に交換す
ることができるようにした工作機械の提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明の請求項1に係る発明は、主軸に
設けられたテーパ孔に工具を固定するクランプユニット
と、該クランプユニットの作動を制御する制御部とを備
えた工作機械であって、前記クランプユニットが、前記
工具の被把持部を把持する把持部と、該把持部に連結さ
れた駆動ロッドと、該駆動ロッドを軸方向に移動させる
駆動部と、前記駆動ロッドをその軸方向の一方側に付勢
するバネ体とを備えてなり、前記駆動部又は前記バネ体
の作動により前記駆動ロッドがその軸方向に移動して、
前記把持部により前記工具の被把持部が把持され、前記
工具が主軸のテーパ孔に固定されるように構成された工
作機械において、前記クランプユニットの動作回数を計
数し、累計された前記動作回数が予め定められた基準動
作回数に達したとき前記バネ体が寿命になったと判定す
る寿命判定部を設けたことを特徴とする。
【0015】本発明に係る工作機械によれば、前記寿命
判定部によりクランプユニットの動作回数がカウントさ
れ、累計された動作回数が予め定められた基準動作回数
に達したとき、バネ体が寿命に達したと判定される。
【0016】バネ体の寿命は、一定の繰り返し荷重を受
けて、これが繰り返して動作するとき、その累積動作回
数で評価され、通常、かかる累積動作回数は経験値とし
て求められている。したがって、クランプユニットの動
作回数、より具体的にはバネ体の動作回数をカウントし
てこれを累計することで、当該バネ体の寿命を判定する
ことができる。そこで、本発明では、バネ体が寿命とな
るまでの既知の動作回数を基準動作回数とする一方、ク
ランプユニットの動作回数をカウントして累計し、累計
された動作回数が基準動作回数に達したとき当該バネ体
が寿命に達したと判定するようにしている。
【0017】このように、この発明によれば、寿命判定
部によってバネ体の寿命を検出するようにしているの
で、前もって交換用のバネ体を用意し、当該バネ体が寿
命となる前にこれを交換するといった計画的なメンテナ
ンスを行うことができる。そして、工作機械の稼働計画
に合わせてその停止中にこのメンテナンス作業を行うよ
うにすれば、更に稼働率の向上を図ることができる。従
って、上述したような、工作機械の稼働中にクランプユ
ニットのバネ体が寿命により破損してその復帰に長時間
を要し、工作機械の稼働率が低下するといった問題が生
じるのを防止することができる。
【0018】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る発明において、前記累計動作回数と前記基
準動作回数との比率関係を図形化して表示する表示手段
を設けてなるものである。
【0019】この発明によれば、表示手段により前記累
計動作回数と前記基準動作回数との比率関係が図形化さ
れて表示される。これにより、バネ体の消耗度合いを一
目見て確認することができ、また、日々の消耗進行度合
いを観察することで、何時バネ体が寿命となるのかを容
易に予測することが可能となり、そのメンテナンス計画
を立て易くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
に係る工作機械について、添付図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態に係る数値制御装置などを示したブ
ロック図であり、図4は、CRTに表示される表示画面
の一例を示した説明図である。尚、本例は図5乃至図7
に記載した工作機械を改良したものであって、これと数
値制御装置の構成が一部異なるのみである。したがっ
て、同じ構成部分については、その詳しい説明を省略す
るとともに、図1及び図4においては同一の符号を付し
ている。
【0021】図1に示すように、本例の数値制御装置1
は、上述した従来のPLC制御部62に一部機能を追加
して構成されたPLC制御部6を備えてなり、表示制御
部12及び寿命判定部11を備えた点で、上記PLC制
御部62とその構成が異なっている。
【0022】前記寿命判定部11は、前記CNC制御部
61からのツールクランプ指令又はツールアンクランプ
指令を受信し、当該ツールクランプ指令又はツールアン
クランプ指令を受信する度に、1をカウントしてこれを
累計し、累計したカウント数と予め設定された基準値と
比較し、累計カウント数が基準値に達したかどうかを判
定する処理部であり、前記累計カウント数や基準値、並
びに累計カウント数が基準値に達したと判定された場合
にはその信号(寿命認定信号)を前記表示制御部12に
送信する。
【0023】尚、前記累計カウント数は前記クランプユ
ニット47の累計された動作回数を意味し、基準値はク
ランプユニット47を構成する皿バネ51が寿命に至る
と予想される動作回数を意味する。そして、この基準値
は、以下に例示するようにして予め設定され、寿命判定
部11に格納される。
【0024】即ち、まず、皿バネ51に作用する取付時
の応力σ及び最大荷重が作用するときの最大応力σ
を、以下の数式1又は数式2及び図2に示した線図を基
に算出する。尚、数式1及び数式2はAlmen−La
szloの式である。
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】ただし、Eは縦弾性係数、νはポアソン
比、δは皿バネ51のたわみ、Dは皿バネ51の外径、
βは応力係数、hは皿バネ51の高さ、γは応力係数、
tは皿バネ51の厚さ、Cは初期値から得られる係数で
ある。
【0028】因みに、取付荷重Pが610kg、最大
荷重Pが840kgであり、皿バネ51の外径Dが5
4mm、内径dが25.4mm、高さhが1.1mm、
厚さtが3.0mmである場合、D/dは約2.0、h
/tは約0.37となり、これらを図2に示した線図に
プロットするとA点となる。このA点の属する領域は応
力点がt1の領域であるから、上記数式1を用いて上記
取付時の応力σ及び最大応力σを算出すればよいこ
とになる。この数式1を用いて算出した結果を下表表1
に示す。
【0029】
【表1】
【0030】次に、算出した取付時の応力σ及び最大
応力σ並びに図3に示した線図を基に、皿バネ51が
寿命となる動作回数を決定する。尚、図3に示した線図
は、取付時の応力σ及び最大応力σを基にして得ら
れる耐久限度を表す線図であり、経験的に求められた線
図である。
【0031】因みに、上例の取付時の応力σが63k
g/mm、最大応力σが92kg/mmである場
合、これを図3にプロットするとB点となり、基準値
(寿命動作回数)として2×10回が得られる。そし
て、このようにして決定された基準値が寿命判定部11
に格納される。
【0032】また、前記表示制御部12は、前記寿命判
定部11から前記累計カウント数及び基準値を受信し
て、これらの比率関係を図形化して、例えば、図4に示
すような画面を、CNC制御部61を介してCRT68
に表示させる。また、前記寿命判定部11から寿命認定
信号を受信して、前記皿バネ51の交換を要求するメッ
セージをCRT68に表示させる。尚、図4に示した表
示画面では、前記基準値が「全寿命」と表示され、累計
カウント数が「現在値(%)」と表示されており、皿バ
ネ51の消耗状況が一見して分かるようになっている。
【0033】以上の構成を備えた本例の数値制御装置1
によれば、加工プログラムを実行処理することにより、
或いは手動操作によってCNC制御部61からPLC制
御部6にツールクランプ指令又はツールアンクランプ指
令が送信されると、寿命判定部11は当該ツールクラン
プ指令又はツールアンクランプ指令を受信する度に、1
をカウントしてこれを累計し、累計したカウント数と予
め設定された基準値と比較し、累計カウント数が基準値
に達したかどうかを判定する。
【0034】そして、寿命判定部11によって、累計カ
ウント数が基準値に達したと判定されると、前記皿バネ
51の交換を要求するメッセージがCRT68に表示さ
れる。また、CRT68には皿バネ51の消耗状況が一
見して分かるように、前記累計カウント数と基準値との
比率関係を図形化した、図4に例示する如き画面が表示
される。
【0035】このように、本例によれば、寿命判定部1
1によって皿バネ51の寿命を検出するようにしている
ので、前もって交換用の皿バネ51を用意し、当該皿バ
ネ51が寿命となる前にこれを交換するといった計画的
なメンテナンスを行うことが可能となる。また、工作機
械21の稼働計画に合わせてその停止中にこのメンテナ
ンス作業を行うようにすれば、更に稼働率の向上を図る
ことができる。また、皿バネ51の消耗度合いをCRT
68に表示するようにしているので、日々の消耗進行度
合いを観察することで、何時皿バネ51が寿命となるの
かを容易に予測することが可能となり、そのメンテナン
ス計画の立案が容易となる。
【0036】尚、本例では、皿バネ51が寿命に達した
ときに、その交換を要求するメッセージをCRT68に
表示するようにしたが、ランプやブザーにより警報を鳴
らすようにしても良い。
【0037】また、上述した例では、クランプユニット
47に皿バネ51が用いられた構成を例示したが、これ
に限られるものではなく、バネ体として、例えば、皿バ
ネ51に代えてコイルバネを用いたものなどについて
も、本発明を適用することができる。
【0038】また、皿バネ51に関する基準値(寿命動
作回数)の設定手法は、上例のものに限られるものでは
なく、これを適正に設定できるのであれば、他の手法に
よってこれを設定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る工作機械の数値制御
装置などを示したブロック図である。
【図2】本実施形態に係る基準値を決定するために用い
られる特性図である。
【図3】本実施形態に係る基準値を決定するために用い
られる応力と耐久限度との関係を示した特性図である。
【図4】本実施形態に係るCRTに表示される表示画面
の一例を示した説明図である。
【図5】従来例に係る工作機械の全体を示す正面図であ
る。
【図6】図5に示した工作機械の主軸頭部分を示す断面
図である。
【図7】従来例に係る工作機械の数値制御装置などを示
したブロック図である。
【符号の説明】
1 数値制御装置 6 PLC制御部 11 寿命判定部 12 表示制御部 24 主軸頭 25 主軸 25a テーパ孔 40 ハウジング 47 クランプユニット 48 コレット 50 駆動ロッド 51 皿バネ 61 CNC制御部 62 PLC制御部 63 クランプ制御部 64 表示制御部 65 入出力インターフェース 66 制御回路 67 操作盤 68 CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤松 良昭 奈良県大和郡山市北郡山町106番地 株式 会社森精機製作所内 (72)発明者 藤嶋 誠 奈良県大和郡山市北郡山町106番地 株式 会社森精機製作所内 Fターム(参考) 3C032 AA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸に設けられたテーパ孔に工具を固定
    するクランプユニットと、該クランプユニットの作動を
    制御する制御部とを備えた工作機械であって、前記クラ
    ンプユニットが、前記工具の被把持部を把持する把持部
    と、該把持部に連結された駆動ロッドと、該駆動ロッド
    を軸方向に移動させる駆動部と、前記駆動ロッドをその
    軸方向の一方側に付勢するバネ体とを備えてなり、前記
    駆動部又は前記バネ体の作動により前記駆動ロッドがそ
    の軸方向に移動して、前記把持部により前記工具の被把
    持部が把持され、前記工具が主軸のテーパ孔に固定され
    るように構成された工作機械において、 前記クランプユニットの動作回数を計数し、累計された
    前記動作回数が予め定められた基準動作回数に達したと
    き前記バネ体が寿命になったと判定する寿命判定部を設
    けたことを特徴とする工作機械。
  2. 【請求項2】 前記累計動作回数と前記基準動作回数と
    の比率関係を図形化して表示する表示手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の工作機械。
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