JP2006347716A - 吊りクランプの履歴表示装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】吊りクランプの動作回数を表示する履歴表示装置を提供する。
【構成】吊りクランプ10の動作回数を表示する履歴表示装置32が、少なくとも一のクランプ構成部品がその無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段33と、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させる制御手段(35)と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段36とを備えて設けられる。検知手段は、金属体であるクランプ構成部品の接近または退去を磁束密度の変化により検知して、これを電圧に変換して出力する、非接触型の金属センサよりなることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、吊りクランプの動作回数(使用回数)を表示する履歴表示装置に関する。
鋼板や形鋼などのワークを吊り上げるために用いられる各種の吊りクランプは、カムと旋回顎で掴んだワークの吊り荷重(負荷)が増えるに従いリンク機構による倍力作用とカム機構を通じて締付力が自動的に増加し、カムがワークに食い込む構造を有している。このため、安全作業を確保するためには、保守点検および摩耗した場合の部品交換が非常に重要である。特にワークを掴む主部品であるカムと旋回顎については使用頻度にもよるが3〜6ヶ月程度で交換する必要がある。
このような問題は吊りクランプに限らずあらゆるタイプの荷役装置に基本的に共通のものであり、たとえば電気チェーンブロックについてこの問題を解決する手段としての履歴表示装置が下記特許文献1に開示されている。この履歴表示装置は、電気チェーンブロックが実際に動作した総動作回数および総動作時間を測定して累積的に記憶し、所要の操作でこれを読み出して表示するように構成されている。これによれば、電気チェーンブロックの動作履歴を通じてその構成部品の寿命や交換時期などを的確に予測することができ、保守点検や部品交換を適切な時期に行うことができる。
特開平11−106188号公報
そこで、上記特許文献1記載のような履歴表示装置を吊りクランプに適用することが考えられるが、単純な巻上げ・巻下げ動作が繰り返される電気チェーンブロックとは違って吊りクランプでは吊り上げ時にカムがリンク機構を介して複雑な動きをするため、同様の構成をそのまま吊りクランプに適用することはできない。また、上記特許文献1では巻上げ操作用ボタンスイッチのON信号をカウントし、このカウント数を動作回数として累積記憶する構成を採用しているが、吊りクランプではこのような操作用電気信号が用いられないので、吊り上げ動作時の構成部品の物理的移動を検知するセンサを用いて動作回数をカウントしなければならず、しかも、多数の移動部品が配置されている吊りクランプの一対の側板間に組み込まなければならず、小型化が必須の要求事項となる。
このような事情により、吊りクランプの履歴表示装置は実用化に至っておらず、部品交換時期を逸したために生ずるワーク落下による作業員の死亡事故が絶えない。
すなわち、本発明の課題は、吊りクランプの動作回数を的確に表示することができる新規且つ小型の構成の履歴表示装置を提供することにある。
この課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に突出する第一の把持部材と他側に突出する第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、その少なくとも一の構成部品が該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させる制御手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置である。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の吊りクランプの履歴表示装置において、検知手段は、吊りクランプの無負荷状態では離れた位置にある前記構成部品が負荷状態となったときに接近したことを検知するか、または、吊りクランプの無負荷状態では接近した位置にある前記構成部品が負荷状態となったときに離れたことを検知するものであることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項1または2記載の吊りクランプの履歴表示装置において、検知手段は、金属体である前記構成部品の接近または退去を磁束密度の変化により検知して、これを電圧に変換して出力する、非接触型の金属センサよりなることを特徴とする。
請求項4に係る本発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプの履歴表示装置において、記憶手段は、総累計クランプ動作回数を記憶する累計カウント記録部と、月毎のクランプ動作回数を記憶する複数の月別カウント記録部とを備え、制御手段は、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに累計カウント記録部及び当該月の月別カウント記録部にそれぞれ記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させることを特徴とする。
請求項5に係る本発明は、請求項1ないし4のいずれか記載の吊りクランプの履歴表示装置において、制御手段は、検知手段が該構成部品の移動を検知したときに更新された後の累計クランプ動作回数を表示手段に自動的に表示させると共に、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数をスイッチ操作により随時表示手段に表示させるよう表示手段を制御することを特徴とする。
請求項6に係る本発明は、ワーク挿入口を備えたクランプ本体と、ワーク挿入口の一側に突出して設けられる旋回顎と、ワーク挿入口の他側に突出可能なカムと、吊環と、吊環がクランプ本体に対して相対的に上昇したときにカムをワーク挿入口に突出させるよう吊環とカムとを連結するリンクアームとを有する吊りクランプにおいて、リンクアームが該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段がリンクアームの移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させるカウンタ手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置である。
請求項7に係る本発明は、ワーク挿入口を備えたクランプ本体と、吊環と、吊環がクランプ本体に対して相対的に上昇したときにワーク挿入口に一側から突出するように設けられる押さえ金と、クランクカムと、クランクカムがハンドル操作により回転したときにワーク挿入口に他側から突出するように設けられるクサビとを有する吊りクランプにおいて、クランクカムが該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に回転移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段がクランクカムの回転移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させるカウンタ手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置である。
本発明の履歴表示装置は、クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に突出する第一の把持部材と他側に突出する第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、リンクアームやクランクカムなどの構成部品が該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知手段で検知するごとに、記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させ、これを表示手段で表示するように構成されているので、吊りクランプの動作回数を作業者が的確に把握することができる。したがって、吊りクランプの構成部品、特に旋回顎、カム、押さえ金、クサビなどの摩耗しやすい部品の寿命や交換時期などを的確に予測して、保守点検や部品交換を適切な時期に行うことができるので、部品交換時期を逸したために生ずるワーク落下事故を未然に防止することができる。
また、検知手段として、金属体である構成部品の接近または退去を磁束密度の変化により検知して、これを電圧に変換して出力する、非接触型の金属センサを用いることにより、該構成部品の移動、ひいては吊りクランプとしての作動に支障を来すことなく、無負荷状態から負荷状態への移行を的確に検知することができる。
また、記憶手段に、総累計クランプ動作回数を記憶する累計カウント記録部と、月毎のクランプ動作回数を記憶する複数の月別カウント記録部とを設け、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに累計カウント記録部及び当該月の月別カウント記録部にそれぞれ記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させるように構成することにより、総累計クランプ動作回数だけでなく、月毎の累計クランプ動作回数をも記憶して表示可能である。ワークを掴む主部品である旋回顎、カム、押さえ金、クサビなどは数ヶ月で部品交換の必要が生ずるので、1ヶ月単位での動作回数履歴を知ることにより、点検作業のミスをなくし、安全作業により貢献することができる。
図1は、特に平鋼板や型鋼のワークの垂直面部分をその両側からクランプする縦吊用クランプ10を示す。このクランプ10は、各々下方に延長する脚部12および13の間に略逆U字形の開口14を備えた一対のクランプ本体11,11がスペーサ部材15により所定間隔隔てられて設けられ、これら本体11,11の外側面にはそれぞれ補強板16,16が溶接固定される。これら補強板16,16の下方には、本体11,11の下方に形成された開口14よりも若干大きな幅寸法を有する略同形状の開口17,17が形成される。スペーサ部材15の下端は脚部11から開口14,17(以下、これら開口を総称してワーク挿入口18と言う)内に若干突出しており、この突出面に、後述するカム20と協働してワークWを挟持して吊り上げるための旋回顎19が回動自在に取り付けられる。
本体11,11の各内面上部には鉛直方向に延長する縦溝21が形成され、これら縦溝間に吊環ピン22が上下移動可能に架け渡される。吊環ピン22は、公知の吊環23の下端部を貫通すると共に、本体11,11の間において吊環23の両側に配置される一対のリンクアーム24,24の上端部を貫通している。すなわち吊環23とリンクアーム24は吊環ピン22により互いに回動可能に連結され、吊環23を介した吊り上げ・吊り下ろし操作に伴って吊環ピン22が縦溝21内を上下移動すると、リンクアーム24も移動する。図1には吊環ピン22が縦溝21内の下方位置にある状態が示されている。
本体11においてワーク挿入口18の左側(図1において)下方部にはカムピン25が横架固着され、このカムピン25を中心として回動可能なカム20が設けられる。カム20はリンクピン26を介してリンクアーム24と互いに回動可能に連結されている。このリンクピン26による連結構成により、上記したリンクアーム24の移動に伴ってカム20がカムピン25の回りを回転する。吊環ピン22が縦溝21内の下方位置にあるときのカム20の回転位置は図1に示す通りであり、このときカム20はワーク挿入口18に向けて実質的に突出することなく本体11の内部に収容されている。すなわち、このときクランプ10は開放状態ないし無負荷状態にある。
このクランプ10にはラッチ式ロック装置27が設けられており、本体11に対して軸31を中心として回動可能に連結されたロックアーム28と、カム20との間に架けられたロックスプリング29のバネ力を利用して、ワークWの質量がクランプ10に作用していない状態において、ワークWに初期締付力を与える。図1ではロックスプリング29の張力が作用しておらず、ロック開放状態となっている。ワーク挿入口18にワークWを挿入した後、操作リング30を介してロックアーム28を持ち上げ、軸31を中心として図において時計方向に回転させて図2の状態とすると、ロックスプリング29の張力がカム20に伝達されてカム20をカムピン25を軸として図において時計方向に回転させ、ワークWに対して初期締付力を与えてワークWを旋回顎19との間で圧接挟持する。
クランプ10が無負荷状態(図1)から負荷状態(図2)に移行する都度、リンクアーム24は上方に移動するので、このリンクアーム24の移動を検知してカウントすることにより、クランプ10の動作回数を把握することができる。そこで、この実施例では、かかるリンクアーム24の移動を検知するセンサを含む履歴表示装置32をクランプ10内に組み込んでいる。
この履歴表示装置32は、図3に示すように、非接触型金属センサ33と、A/Dコンバータ34と、中央処理装置(CPU)35と、たとえば6桁のデジタル表示部を備えたLCD36と、操作スイッチ37,38と、たとえばボタン型リチウム電池などからなるバッテリ39と、メモリ(ROM)40と、カレンダ41とを有して構成されている。これら履歴表示装置32の構成部品はすべてケーシング42に収容され、シリコン接着シール材などを用いてクランプ10の一対の本体11,11間に固定されている。ROM40は、1個の累積カウント記憶部400と、たとえば12個の月別カウント記憶部401とを備えている(図4)。
非接触型金属センサ33は、クランプ10が無負荷状態(図1)にあるときのリンクアーム24からは外れた位置にあるがクランプ10が負荷状態(図2)にあるときのリンクアーム24の直下位置に設けられており、金属体であるリンクアーム24の接近(クランプが負荷状態に移行したこと)を磁束密度変化によって検知し、これを電圧に変換して出力する。すなわち、センサ33の発振回路に接続されたコイルの周辺に発生する磁場が金属(リンクアーム24)によって遮断されると、コイルのインダクタンス量が変化し、その結果、発振回路の発振の振幅が変化(減少)する(図5参照)。これによってリンクアーム24がクランプ無負荷状態のときの位置(図1)からクランプ負荷状態のときの位置(図2)に移動したこと、言い換えればクランプ10が使用されていることを検知する。
A/Dコンバータ34は、金属センサ33からの出力振幅値をデジタル変換してCPU35に入力する。A/Dコンバータの特性として、その入力値(金属センサ33の出力値)が一定であっても出力値が微妙に振れてしまうため、この振れを取り除くため、CPU35は、所定周期で過去n回のA/Dコンバータ出力をサンプリングしてその平均値を採るようにすることが好ましい。
CPU35は、入力値V(金属センサ33からの出力値をA/Dコンバータ34によりデジタル化し且つ上記サンプリング処理で平均化した値、以下同じ)を解析することにより、リンクアーム24がクランプ負荷状態のときの位置(図2)に移動したことを判定する。具体的には、一定時間(△T)内に入力値Vが一定値(△V)以上の上昇があったときに、リンクアーム24が負荷状態に移行し、クランプ動作があったものと判定する。これは、入力値Vは金属センサ33による金属検知によって金属が接近すると大きな値、離れると小さな値となるが、金属センサ33の出力は外気温の影響を受け、外気温が高いときには相対的に低い出力値、外気温が低いときには相対的に高い出力値となるため、このような外気温の影響を排除するために、一定以上の傾きで入力値が変化した場合のみ、クランプ状態変化があったものと判定する。たとえば、入力値Vが図6のように変化している場合において、△T=横3目盛の間に縦2目盛以上の△Vがあったときに上記クランプ状態変化があったものと判定するように設定した場合、A区間は一定以上の傾きに達していないので温度変化(温度低下)による影響と判断し、B区間は一定以上の傾きを示しているのでこの時点で金属が接近したものと判断し、C区間は一定以上の傾きに達していないので温度変化(温度上昇)による影響と判断し、D区間は一定以上の傾きを示しているのでこの時点で金属が離れたものと判断する。この実施例では、リンクアーム24が近づいたことを検知してクランプ負荷状態を判定するので、B区間に見られるような一定以上の傾きの△V(増加)があったときに、クランプ負荷状態に移行したものと判定して、後述のようにして総累計カウント数及び月毎の累計カウント数をそれぞれ+1する処理を行う。
以下、この履歴表示装置32の用法及び作用について説明する。バッテリ39を入れ、必要な初期操作(カウンタクリア、カレンダ設定など)を行うことにより、履歴表示装置32が作動可能にスタンバイする。
前述のようにしてCPU35がリンクアーム24の接近、すなわちクランプ10が無負荷状態(図1)から負荷状態(図2)に移行したこと、さらに言い換えればクランプ10が使用されていると判定したとき、CPU35は、ROM40の累計カウント記憶部400に記憶されているカウント数Ntを読み出し、これに1を加算して、累計カウント記憶部400に加算後の総累計カウント数「Nt+1」として更新記憶する。同時に、CPUは、ROM40の月別カウント記憶部401(401−1)に記憶されている月別累計カウント数Nmを読み出し、これに1を加算して、月別カウント記憶部401−1に加算後の月別累計カウント数「Nm+1」として更新記憶する。また、加算後の総累計カウント数「Nt+1」及び月別累計カウント数「Nm+1」をLCD36に表示する。具体的な表示形態は任意であるが、たとえば、総累計カウント数「Nt+1」を所定時間(たとえば15秒間)表示した後、月別累計カウント数「Nm+1」を所定時間(たとえば15秒間)表示した後、表示が消えるようにする。
以上の処理を、クランプ動作を検知する都度行う。月別カウント数の処理についてはカレンダ41を参照し、月が変わって最初のクランプ動作を検知した場合には、別の月別カウント記憶部401(401−2)にカウント数“1”を記憶し、以下、同じ月内にクランプ動作を検知する都度、上記と同様にして総累計カウント記憶部400の更新記憶及び当該月別カウント記憶部401−2の更新記憶を行い、且つ、これらをLCD36に表示させる処理を行う。履歴表示装置32の始動後13ヶ月目に入ったときは、最も古い月(12ヶ月前)のクランプ動作回数を記憶していた月別カウント記憶部のカウントをリセットして、当該月別カウント記憶部を13ヶ月目のクランプ動作回数記憶部として使用する。以下、順次最も古い月別カウント記憶部をリセットして最新の月別カウント記憶部として使用することにより、ROM40の月別カウント記憶部401には当月から11ヶ月前まで計12ヶ月分のクランプ動作回数が月毎に記憶される。
累積カウント記憶部400に記憶されている現時点の総累計カウント数、及び、月別カウント記憶部401(401−1〜401−12)に記憶されている月毎の累計カウント数は、クランプ動作を検知した都度LCD36に表示される他、スイッチ37,38の操作によりいつでも読み出してLCD36に表示することができる。一例として、CPU35は、スイッチ37を押すごとに総累計カウント数→当月の月別累計カウント数→11ヶ月前の月別累計カウント数→10ヶ月前の月別累計カウント数→・・・→2ヶ月前の月別累計カウント数→1ヶ月前の月別累計カウント数→総累計カウント数→・・・のように表示が切り替わり、スイッチ38を押すごとに総累計カウント数→当月の月別累計カウント数→1ヶ月前の月別累計カウント数→2ヶ月前の月別累計カウント数→・・・→10ヶ月前の月別累計カウント数→11ヶ月前の月別累計カウント数→総累計カウント数→・・・のように表示が切り替わるように、LCD36の表示を切り替え制御する。
なお、LCD36の表示をクランプ10の操作者が容易に確認することができるように、該LCD36の位置に対応して、クランプ本体11には表示窓(符号なし)が設けられている。また、操作スイッチ37,38もクランプ本体11の外側から容易に操作可能とされている。
図7は、特に平鋼板や型鋼のワークの垂直面部分をその両側からクランプする縦吊用無傷クランプ50を示す。このクランプ50は、各々下方に延長する脚部52および53の間にスロット状のワーク挿入口54を備えた一対のクランプ本体51,51が所定間隔隔てられて設けられている。クランプ本体51,51間には、吊環55、Lリンク56、押さえリンク57、ストッパーカム58、ストッパーカムガイド59、押さえ金60、クランクカム61、スプリングロッド62、クサビ63、クサビ押込用スプリングガイド64、ラック板65などが設けられている。
Lリンク56は吊環ピン66によって吊環55の下端に連結されており、吊環55を介して行われる吊り上げ・吊り下ろし操作に伴って、本体51,51間に架け渡されたボルト67を中心として回転する。また、Lリンク56は、押さえリンク57の上端に形成された長穴68内を移動可能なピン69を介して押さえリンク57に連結されている。押さえリンク57は、脚部52において本体51,51間に架け渡されたカムピン70を中心として回転可能である。押さえリンク57には押さえ金60がピン71によって回動自在に枢支されている。以上の連結構成を介して、吊環55が図7の状態から本体51に対して相対的に上昇すると、Lリンク56がボルト67の回りを時計方向(図7及び図8において、以下同じ)に若干回転し、これに伴って押さえリンク57がカムピン70の回りを反時計方向に若干回転するので、押さえリンク57にピン71で枢支されている押さえ金60が脚部52からワーク挿入口54内に突入する方向に移動しようとする。
クランクカム61は、クサビ押込用ハンドル76の操作により、本体51,51間に架け渡されたボルト72を中心として回転可能である。クランクカム61はボルト72を挟んで2つの係合凹部73,74を有しており、図7に示すクランプ無負荷状態では一方の係合凹部73に係合ピン75が係合し、図8に示すクランプ負荷状態では他方の係合凹部74に係合ピン75が係合している。クランクカム61はスプリングロッド62を介してクサビ63と連結され、常にボルト72を中心として反時計方向に回転するように付勢されている。クサビ63は、本体51,51間に固定されているラック板65とラック係合しつつ、ラック板65のラック面に沿って平行移動可能である。これを許容するため、ラック板65にはスプリング77が設けられている。
この無傷クランプ50の作用について説明すると、図7に示す無負荷状態にあるときは、クランクカム61の係合凹部73に係合ピン75が係合しているため、スプリングロッド62によるバネ付勢を受けてもボルト72の回りを反時計方向に回転することがなく、同位置に保持される。したがって、クサビ63は、ワーク挿入口54に向けて突出することなく、図7に示す位置を維持する。
このクランプ無負荷状態においてワークWをワーク挿入口54に挿入し、クサビ押込用ハンドル76を時計方向に回転すると、係合ピン75と係合凹部73との係合が解除され、クランクカム61の時計方向回転につれてクサビ63がラック板65に沿って平行移動し、脚部53からワーク挿入口54内に突入する方向に移動して、ついにはワークWの脚部53側の側面に当接する。クサビ押込用ハンドル76を半回転するだけでクサビ63を図7から図8に移動させて、ワークWに押し当てることができる。クサビ63がワークWに当たると、スプリング77が縮小し、ラック板65のラック面と係合する。なお、図8では係合ピン75が係合凹部74の奥に収容されているが、これはワークWの厚さが許容範囲内の最小値であるときの位置であり、より厚いワークWがワーク挿入口54に挿入された場合は、係合ピン75が係合凹部74の奥にまで到達しない位置でワークWの脚部53側の側面に当接した状態が得られる。
このようにしてクサビ63をワークWの脚部53側の側面に当接した状態とした後、吊環55を吊り上げると、前述したように、押さえ金60が脚部52からワーク挿入口54内に突入する方向に移動して、ワークWの脚部52側の側面に圧接し、負荷に応じた締め付け力でワークWを押さえ金60とクサビ63との間で圧接挟持し、吊り上げを可能にする。このクランプによれば、通常の吊り上げ作業においては、ワークWが押さえ金60とクサビ63とに面接触して挟持されるため、カム歯との係合による傷が付かない無傷クランプとして機能する。
しかしながら、ワークWの側面に油や水などが付着して摩擦係数が低下しているような場合において滑落を防止するための安全手段として、ワークWがずれ落ちたときに自動的にストッパーカム58を脚部52からワーク挿入口54内に突出させるようにしている。すなわち、本体51に対してピン78で枢支され且つ反時計方向に回転付勢されているストッパーカムガイド59は、クランプ無負荷状態(図7)のときは本体脚部52内に埋没した退避位置にあるが、クランプ負荷状態(図8)のときはハンドル79を図において時計方向に操作することにより脚部52からワーク挿入口54内に突入して、ワークWの脚部52側の側面に当接する。そして、ワークWがずり落ちてストッパーカムガイド59の先端がワークWの脚部52側の側面から外れると、ストッパーカムガイド59がバネ力によって反時計方向に回転するので、これに伴ってストッパーカム58も同方向に回転して、ワークWの脚部52側の側面に食い込み、滑落を防止する。
クランプ50が無負荷状態(図7)から負荷状態(図8)に移行する都度、クランクカム61は時計方向に回転するので、このクランクカム61の位置変化を検知してカウントすることにより、クランプ50の動作回数を把握することができる。そこで、この実施例では、かかるクランクカム61の移動を検知するセンサ81を含む履歴表示装置80をクランプ50内に組み込んでいる。
この履歴表示装置80の構成、操作、作用及び動作は実施例1におけるクランプ10に組み込んだ履歴表示装置32と実質的に同一であって良いが、先述の履歴表示装置32ではセンサ33がクランプ無負荷状態では離れた位置にあるリンクアーム24が近接したことを検知してクランプ負荷状態を判定するのに対して、この実施形態における履歴表示装置80は、クランプ無負荷状態において近接した位置にあるクランクカム61が離れたことを検知してクランプ負荷状態を判定する。したがって、図6の例で言えば、D区間に見られるような一定以上の傾きの△V(減少)があったときに、クランプ負荷状態に移行したものと判定して、前述のようにして総累計カウント数及び月毎の累計カウント数をそれぞれ+1する処理を行う。
本発明による履歴表示装置が組み込まれた縦吊り用クランプの無負荷状態図である。 このクランプの負荷状態図である。 この履歴表示装置の概略構成図である。 この履歴表示装置におけるROMの概念的構成図である。 この履歴表示装置における金属センサによる金属検知動作の原理を説明する図である。 この履歴表示装置における金属センサの出力値変化とCPUによる判定との関係を示すグラフである。 本発明による履歴表示装置が組み込まれた縦吊り用無傷クランプの無負荷状態図である。 このクランプの負荷状態図である。
符号の説明
10 縦吊り用クランプ
11 本体
18 ワーク挿入口
19 旋回顎
20 カム
23 吊環
24 リンクアーム
32 履歴表示装置
33 金属センサ(検知手段)
34 A/Dコンバータ
35 CPU(制御手段)
36 LCD(表示手段)
37,38 操作スイッチ
39 バッテリ
40 ROM(記憶手段)
400 累計カウント記憶部
401(401−1〜401−12)月別カウント記憶部
41 カレンダ

Claims (7)

  1. クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に突出する第一の把持部材と他側に突出する第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、その少なくとも一の構成部品が該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させる制御手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置。
  2. 検知手段は、吊りクランプの無負荷状態では離れた位置にある前記構成部品が負荷状態となったときに接近したことを検知するか、または、吊りクランプの無負荷状態では接近した位置にある前記構成部品が負荷状態となったときに離れたことを検知するものであることを特徴とする、請求項1記載の吊りクランプの履歴表示装置。
  3. 検知手段は、金属体である前記構成部品の接近または退去を磁束密度の変化により検知して、これを電圧に変換して出力する、非接触型の金属センサよりなることを特徴とする、請求項1または2記載の吊りクランプの履歴表示装置。
  4. 記憶手段は、総累計クランプ動作回数を記憶する累計カウント記録部と、月毎のクランプ動作回数を記憶する複数の月別カウント記録部とを備え、制御手段は、検知手段が該構成部品の移動を検知するごとに累計カウント記録部及び当該月の月別カウント記録部にそれぞれ記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプの履歴表示装置。
  5. 制御手段は、検知手段が該構成部品の移動を検知したときに更新された後の累計クランプ動作回数を表示手段に自動的に表示させると共に、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数をスイッチ操作により随時表示手段に表示させるよう表示手段を制御することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか記載の吊りクランプの履歴表示装置。
  6. ワーク挿入口を備えたクランプ本体と、ワーク挿入口の一側に突出して設けられる旋回顎と、ワーク挿入口の他側に突出可能なカムと、吊環と、吊環がクランプ本体に対して相対的に上昇したときにカムをワーク挿入口に突出させるよう吊環とカムとを連結するリンクアームとを有する吊りクランプにおいて、リンクアームが該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段がリンクアームの移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させるカウンタ手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置。
  7. ワーク挿入口を備えたクランプ本体と、吊環と、吊環がクランプ本体に対して相対的に上昇したときにワーク挿入口に一側から突出するように設けられる押さえ金と、クランクカムと、クランクカムがハンドル操作により回転したときにワーク挿入口に他側から突出するように設けられるクサビとを有する吊りクランプにおいて、クランクカムが該吊りクランプの無負荷状態のときの位置から負荷状態のときの位置に回転移動したことを検知する検知手段と、クランプの動作回数を記憶する記憶手段と、検知手段がクランクカムの回転移動を検知するごとに記憶手段に記憶されているクランプ動作回数を+1して更新記憶させるカウンタ手段と、記憶手段に記憶されている累計クランプ動作回数を表示する表示手段と、を有してなることを特徴とする吊りクランプの履歴表示装置。
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