JP2010017830A - 工作機械におけるクランプばね劣化検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】工作機械におけるクランプばねのばね力の劣化の程度を検出することが、簡単な構成で、かつ、安価に達成できるようにする。
【解決手段】工作機械1は、前端部7に工具9を嵌合、離脱可能とさせる主軸4と、主軸4に嵌入され、前端部に工具9を離脱可能に連結させるドローバー16と、ドローバー16を付勢して後方移動Rさせることにより、工具9を主軸4の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばね26と、クランプばね26に対抗してドローバー16を工具9と共に前方移動Fさせることにより、主軸4の前端部7から工具9を離脱させる作動装置29とを備える。作動装置29の所定値の作動力P3により、クランプばね26の付勢力Sに対抗してドローバー16を前方移動Fさせたとき、ドローバー16の前方移動F後の主軸4に対するドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】工作機械1は、前端部7に工具9を嵌合、離脱可能とさせる主軸4と、主軸4に嵌入され、前端部に工具9を離脱可能に連結させるドローバー16と、ドローバー16を付勢して後方移動Rさせることにより、工具9を主軸4の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばね26と、クランプばね26に対抗してドローバー16を工具9と共に前方移動Fさせることにより、主軸4の前端部7から工具9を離脱させる作動装置29とを備える。作動装置29の所定値の作動力P3により、クランプばね26の付勢力Sに対抗してドローバー16を前方移動Fさせたとき、ドローバー16の前方移動F後の主軸4に対するドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械における主軸に対し、クランプばねの付勢力により工具を固着可能にさせる一方、上記付勢力に対抗する作動装置の作動力により、上記主軸への工具の固着が解除されるようにした工作機械に関し、より詳しくは、上記クランプばねの劣化の程度を検出可能とするクランプばね劣化検出装置に関するものである。
上記工作機械におけるクランプばね劣化検出装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記クランプばね劣化検出装置は、軸心上に貫通孔が形成され、その軸方向の一方を前方としたとき、その前端部に工具を嵌合、離脱可能とさせる主軸と、この主軸に対し前方、後方移動可能となるよう上記貫通孔に嵌入され、前端部に上記工具を離脱可能に連結させるドローバーと、このドローバーを付勢力により付勢して後方移動させることにより、上記工具を上記主軸の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばねと、このクランプばねの付勢力に対抗する作動力により上記ドローバーを上記工具と共に前方移動させることにより、上記主軸の前端部から上記工具を離脱させるサーボモータとを備えている。
そして、上記主軸に工具を固着した工作機械の運転可能状態で、上記主軸を回転駆動させれば、この主軸と共に回転する工具によりワークが加工され、この工作機械の運転が続けられる。
一方、上記工具を新しいものや他の種類のものなど、所望の他の工具に交換する場合には、まず、主軸を停止させる。次に、上記サーボモータを作動させ、上記クランプばねの付勢力に対抗する作動力により上記ドローバーを工具と共に前方移動させる。すると、上記工具は、上記主軸から離脱させられると共に上記ドローバーから離脱させられる。次に、上記所望の他の工具を上記ドローバーに連結させると共に、上記クランプばねの付勢力により上記ドローバーを後方移動させて、上記他の工具を上記主軸に固着させる。これにより、この工作機械は、再び、運転可能状態とされる。
ここで、上記工作機械の運転を長く続け、また、この運転の間に、工具を交換する作業を幾度となく繰り返したとすると、いずれ上記クランプばねは劣化して、そのばね力が低下する。そして、この場合には、上記主軸に対する工具の固着強度が不足するおそれが生じて、好ましくない。
そこで、上記固着強度の不足が生じる以前に、上記クランプばねのばね力がどの程度にまで劣化しているかを検出するため、次のようなクランプばね劣化検出装置が設けられている。
即ち、上記従来の技術では、サーボモータの作動時に、このサーボモータに流れる電流値を検出する電流検出手段と、上記電流値を予め設定した所定値と比較する比較手段とが設けられている。
そして、前記主軸に固着された工具を所望の他の工具に交換する場合などにおいて、上記クランプばねの付勢力に対抗する上記サーボモータの作動力により上記ドローバーを前方移動させる際、上記電流検出手段により示される上記サーボモータの電流値と、上記所定値とが上記比較手段により比較されて、上記ばね力の劣化の程度が検出されるようになっている。
特開2001−322013号公報
ところで、上記従来の技術におけるクランプばね劣化検出装置は、電流検出手段と、この電流値を設定値と比較する比較手段とを別途に設けている。このため、上記クランプばね劣化検出装置の構成部品が多くなって、その構成が複雑となり、かつ、高価となっている。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、工作機械におけるクランプばねのばね力の劣化の程度を検出することが、簡単な構成で、かつ、安価に達成できるようにすることである。
請求項1の発明は、軸心3上に貫通孔5が形成され、その軸方向の一方を前方Frとしたとき、その前端部7に工具9を嵌合、離脱可能とさせる主軸4と、この主軸4に対し前方、後方移動F,R可能となるよう上記貫通孔5に嵌入され、前端部に上記工具9を離脱可能に連結させるドローバー16と、このドローバー16を付勢力Sにより付勢して後方移動Rさせることにより、上記工具9を上記主軸4の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばね26と、このクランプばね26の付勢力Sに対抗する作動力Pにより上記ドローバー16を上記工具9と共に前方移動Fさせることにより、上記主軸4の前端部7から上記工具9を離脱させる作動装置29とを備えた工作機械において、
上記作動装置29の所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせたとき、このドローバー16の前方移動F後の上記主軸4に対する上記ドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55を設けたことを特徴とする工作機械におけるクランプばね劣化検出装置である。
上記作動装置29の所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせたとき、このドローバー16の前方移動F後の上記主軸4に対する上記ドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55を設けたことを特徴とする工作機械におけるクランプばね劣化検出装置である。
請求項2の発明は、上記所定値の作動力P3を越えた上記作動装置29の他の所定値の作動力P4により上記ドローバー16を前方移動Fさせた後、上記他の所定値の作動力P4を上記所定値の作動力P3にまで減少させたとき、このドローバー16の上記相対位置C´を上記ドローバー位置検出装置55が検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置である。
請求項3の発明は、上記主軸4の前端部7に上記工具9を固着させた「クランプ状態」で、上記ドローバー16の上記相対位置Aを検出するクランプ位置検出装置47と、上記「クランプ状態」から上記主軸4に対し所定寸法ΔLだけ上記ドローバー16を工具9と共に前方移動Fさせて、上記主軸4の前端部7から工具9を離脱させた「アンクランプ状態」で、上記ドローバー16の上記相対位置Bを検出するアンクランプ位置検出装置48とを備えた工作機械において、
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置55に兼用したことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置である。
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置55に兼用したことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、軸心上に貫通孔が形成され、その軸方向の一方を前方としたとき、その前端部に工具を嵌合、離脱可能とさせる主軸と、この主軸に対し前方、後方移動可能となるよう上記貫通孔に嵌入され、前端部に上記工具を離脱可能に連結させるドローバーと、このドローバーを付勢力により付勢して後方移動させることにより、上記工具を上記主軸の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばねと、このクランプばねの付勢力に対抗する作動力により上記ドローバーを上記工具と共に前方移動させることにより、上記主軸の前端部から上記工具を離脱させる作動装置とを備えた工作機械において、
上記作動装置の所定値の作動力により、上記クランプばねの付勢力に対抗して上記ドローバーを前方移動させたとき、このドローバーの前方移動後の上記主軸に対する上記ドローバーの相対位置を検出するドローバー位置検出装置を設けている。
上記作動装置の所定値の作動力により、上記クランプばねの付勢力に対抗して上記ドローバーを前方移動させたとき、このドローバーの前方移動後の上記主軸に対する上記ドローバーの相対位置を検出するドローバー位置検出装置を設けている。
このため、上記クランプばねの付勢力と作動装置の所定値の作動力との関係により、上記クランプばねのばね力が検出されて、このクランプばねの劣化の程度が検出される。そして、この検出は、ドローバー、クランプばね、および作動装置という工作機械に既存の装置の利用により達成されることから、その分、クランプばね劣化検出装置を構成簡単、かつ、安価にできる。
請求項2の発明は、上記所定値の作動力を越えた上記作動装置の他の所定値の作動力により上記ドローバーを前方移動させた後、上記他の所定値の作動力を上記所定値の作動力にまで減少させたとき、このドローバーの上記相対位置を上記ドローバー位置検出装置が検出するようにしている。
つまり、上記クランプばねにヒステリシス損失を生じさせた後に、このクランプばねの劣化の程度を検出するようにしたことから、簡単な構成で、この検出の精度を向上させることができる。
請求項3の発明は、上記主軸の前端部に上記工具を固着させた「クランプ状態」で、上記ドローバーの上記相対位置を検出するクランプ位置検出装置と、上記「クランプ状態」から上記主軸に対し所定寸法だけ上記ドローバーを工具と共に前方移動させて、上記主軸の前端部から工具を離脱させた「アンクランプ状態」で、上記ドローバーの上記相対位置を検出するアンクランプ位置検出装置とを備えた工作機械において、
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置に兼用している。
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置に兼用している。
このため、上記工作機械に既存のクランプ位置検出装置もしくはアンクランプ位置検出装置が利用される分、上記クランプばね劣化検出装置を、より構成簡単、かつ、安価にすることができる。
本発明の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置に関し、工作機械におけるクランプばねのばね力の劣化の程度を検出することが、簡単な構成で、かつ、安価に達成できるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、工作機械は、軸心上に貫通孔が形成され、その軸方向の一方を前方としたとき、その前端部に工具を嵌合、離脱可能とさせる主軸と、この主軸に対し前方、後方移動可能となるよう上記貫通孔に嵌入され、前端部に上記工具を離脱可能に連結させるドローバーと、このドローバーを付勢力により付勢して後方移動させることにより、上記工具を上記主軸の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばねと、このクランプばねの付勢力に対抗する作動力により上記ドローバーを上記工具と共に前方移動させることにより、上記主軸の前端部から上記工具を離脱させる作動装置とを備える。
上記作動装置の所定値の作動力により、上記クランプばねの付勢力に対抗して上記ドローバーを前方移動させたとき、このドローバーの前方移動後の上記主軸に対する上記ドローバーの相対位置を検出するドローバー位置検出装置が設けられる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図1,2において、符号1は工作機械であって、図例ではマシニングセンタの一部分を示している。
上記工作機械1は、機体2と、この機体2に軸心3回りに回転駆動可能に支持される主軸4とを備えている。この主軸4の軸心3上には断面円形の貫通孔5が形成されている。この貫通孔5の前部は径小孔5aとされ、後部側は径大孔5bとされ、両孔5a,5bの間には径方向に延びる段差面5cが形成されている。
上記主軸4の軸方向の一方を前方(矢印Fr)としたとき、この主軸4の前端部7には後方に向かって先細りするテーパ形状の嵌合孔8が形成されている。この嵌合孔8の後端の内径は、上記貫通孔5の径小孔5aの内径に合致している。上記嵌合孔8にはドリルなどの工具9が工具交換機10により自動的に嵌合、離脱可能にテーパ嵌合させられている。
上記貫通孔5の径大孔5bには軸心3回りに相対回転可能となるよう円筒形状のブッシュ13が嵌入されている。このブッシュ13の前端は、上記貫通孔5の段差面5cに当接し、それ以上の前方移動が阻止されている。また、上記ブッシュ13の前端部には円環形状のストッパ14が内嵌されて、固着されている。
上記主軸4の軸心3上に位置して、この主軸4に対し前方、後方移動F,R可能となるようこの主軸4の貫通孔5に嵌入されるドローバー16が設けられている。このドローバー16の前端部にはクランプ17を介して上記工具9が離脱可能に連結されている。
上記クランプ17は、上記工具9の後端部に形成される球形状の被係合体19と、上記ドローバー16の前端部に一体的に形成されて上記貫通孔5の径小孔5aにその軸方向で嵌脱可能に嵌入される円筒体20と、この円筒体20に径方向に貫通するよう形成された複数の係合孔21に嵌入される係合球体22とを備えている。上記被係合体19は、上記円筒体20に対しその前方から嵌脱可能に嵌入される。上記各係合球体22は上記貫通孔5の径小孔5aの内周面により押されて、その一部が上記円筒体20内に突出する。そして、上記各係合球体22の上記一部により上記円筒体20内に被係合体19が係止される。つまり、上記ドローバー16の前端部に上記クランプ17により上記工具9が連結される。
一方、図3で示すように、上記ドローバー16と共にクランプ17と工具9とを前方移動Fさせて、上記クランプ17の円筒体20と係合球体22とを上記嵌合孔8内に位置させる。すると、上記貫通孔5の径小孔5aの内周面によって上記各係合球体22が押される、ということが解除されて、これら係合球体22は上記円筒体20内から径方向外方に後退する。これにより、上記ドローバー16の前端部に対する被係合体19の係止が解除される。
再び、図1,2において、上記ドローバー16の後端部にはボス部25が締結により固着されている。このボス部25は上記ブッシュ13の後端部に軸方向に摺動可能に嵌入されている。上記ドローバー16を付勢力Sにより付勢して後方移動Rさせるクランプばね26が設けられている。このクランプばね26は、上記ブッシュ13内で上記ストッパ14とボス部25との間に軸方向で圧縮された状態で介設され、軸方向に積み上げられた多数の皿ばねで構成されている。
上記クランプばね26の付勢力Sによる上記ドローバー16の後方移動Rにより、上記主軸4の前端部7における上記嵌合孔8に対し、上記ドローバー16とクランプ17とを介し上記工具9が嵌合かつ圧接状態で固着されている。この場合、上記ドローバー16のそれ以上の後方移動Rは、上記嵌合孔8に対する工具9の圧接により阻止される。
上記クランプばね26の付勢力Sに対抗する作動力Pにより上記ドローバー16を上記クランプ17および工具9と共に前方移動F可能とさせる作動装置29が設けられている。この作動装置29は、上記軸心3上かつ上記ドローバー16の後方に配置されて上記機体2に支持される油圧シリンダ30と、この油圧シリンダ30を圧油31により作動させる油圧装置32とを備えている。
上記油圧シリンダ30は、上記軸心3上に位置して上記機体2に支持され、軸方向の両端部が閉じられたシリンダチューブ34と、このシリンダチューブ34に嵌入され、このシリンダチューブ34内を第1、第2油室35,36に仕切るピストン37と、上記軸心3上でこのピストン37から上記シリンダチューブ34の前、後方にまで延出するピストンロッド38とを備えている。このピストンロッド38の前端部は上記ボス部25にカップリング39により連結されている。
上記油圧装置32は、油圧ポンプ42から吐出される圧油31を所望圧に調整可能とする圧力調整装置43と、この圧力調整装置43で調整された圧油31を、上記第1、第2油室35,36のうち、選択的にいずれか一方の油室に供給すると共に、他方の油室の圧油31をリリースさせる油圧制御弁44とを備えている。
そして、図1で示すように、上記油圧ポンプ42からの圧油31が上記油圧制御弁44を通し第1油室35に供給されると、上記油圧制御弁44を通し第2油室36の圧油31はリリースされる。すると、図1,2にて説明したように、クランプばね26の付勢力Sにより上記ドローバー16が後方移動Rする。この後方移動Rにより、このドローバー16とクランプ17とを介し上記主軸4の前端部7に工具9が固着される。そして、これが、主軸4の前端部7に対する工具9の「クランプ状態」とされる。
上記油圧制御弁44が、図1で示す状態から切り換えられて、上記油圧ポンプ42からの圧油31が上記油圧制御弁44を通し第2油室36に供給されたとすると、上記油圧制御弁44を通し第1油室35の圧油31はリリースされる。すると、図3にて説明したように、クランプばね26の付勢力Sに対抗した上記作動装置29の油圧シリンダ30の作動力Pにより、上記ドローバー16はクランプ17と共に前方移動Fする。これらドローバー16とクランプ17とが所定寸法ΔLだけ前方移動Fしたとき、上記カップリング39が主軸4の後端面に当接して、上記ドローバー16とクランプ17とがそれ以上に前方移動Fしようとすることが阻止される。この前方移動Fにより、上記主軸4の前端部7から工具9が離脱させられる。そして、これが、主軸4の前端部7に対する工具9の「アンクランプ状態」とされる。
また、上記「アンクランプ状態」から、前記工具交換機10により上記工具9を更に前方移動Fさせれば、この工具9は上記主軸4の前端部7およびクランプ17から前方に離脱させられる(図3中、一点鎖線)。
図1,2,4において、上記「クランプ状態」で、上記ドローバー16の上記主軸4に対する相対位置Aを検出するクランプ位置検出装置47と、上記「クランプ状態」から上記主軸4に対し所定寸法ΔLだけ上記ドローバー16を工具9と共に前方移動Fさせた上記「アンクランプ状態」で、上記ドローバー16の相対位置Bを検出するアンクランプ位置検出装置48とが設けられている。
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48は、上記ドローバー16と連動する上記ピストンロッド38の後部に取り付けられた磁石49を共有し、上記機体2側である上記油圧シリンダ30のシリンダチューブ34に取り付けられたリードスイッチ50をそれぞれ備えている。上記クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48の各リードスイッチ50は、常時オフ式とされている。そして、これらリードスイッチ50のうち、選択的にいずれか一方のリードスイッチ50に対し、上記主軸4の軸方向でのある狭い範囲で、上記磁石49が近接したとき、上記一方のリードスイッチ50がオンして、上記主軸4に対するドローバー16の相対位置を位置検出することとされている。
上記油圧ポンプ42、圧力調整装置43、油圧制御弁44、および各リードスイッチ50をそれぞれ電気的に接続して上記油圧ポンプ42、圧力調整装置43、および油圧制御弁44を電子的に制御する制御装置52が設けられている。そして、この制御装置52等への操作により、上記主軸4の前端部7に対し、所定の工具9が自動的に「クランプ状態」、「アンクランプ状態」とされる。
上記構成において、クランプばね26の劣化を検出可能とするクランプばね劣化検出装置53が設けられている。以下、このクランプばね劣化検出装置53につき説明する。
図1,2,4において、上記クランプばね26の自由長はL1とされている。上記「クランプ状態」でのクランプばね26の全長はL2とされている。また、上記「アンクランプ状態」でのクランプばね26の全長はL3とされている。このため、上記所定寸法ΔLは、(L2−L3)の値に相当する。また、上記のように、クランプばね26をL1からL2にまで圧縮するための作動装置29の初期の作動力PはP1、クランプばね26をL2からL3にまで圧縮するための作動装置29の終期の作動力PはP2とされている。
上記「クランプ状態」から、上記作動装置29の所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせたとき、このドローバー16の前方移動F後の上記主軸4に対する上記ドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55が設けられている。具体的には、このドローバー位置検出装置55は、上記クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48により構成されている。
上記クランプばね劣化検出装置53によれば、例えば、次のような検出方法により、クランプばね26の劣化の程度が検出される。
即ち、第1検出方法として、上記圧力調整装置43により、上記作動装置29の作動力Pが上記した所定値の作動力P3となるようにする。また、この場合、このP3を、図4で示すようにP2>P3>P1の関係にする。そして、上記作動装置29の上記所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせる。
そして、上記ドローバー16の前方移動F後の上記主軸4に対する上記ドローバー16の相対位置Cが、上記クランプ位置検出装置47により検出される上記「クランプ状態」でのドローバー16の相対位置Aと、上記アンクランプ位置検出装置48により検出される上記「アンクランプ状態」でのドローバー16の相対位置Bとの間に位置したとする。この場合、上記クランプ位置検出装置47とアンクランプ位置検出装置48とは、共に上記相対位置A,Bの検出をしないオフ状態とされる。つまり、この結果は、上記クランプばね26が正常なばね力を有していることから導かれたものである。これにより、このクランプばね26は劣化していない、ということが検出される。
一方、上記と同様に、作動装置29の上記所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗してドローバー16を前方移動Fさせたとき、アンクランプ位置検出装置48がオンしたとする。この場合、上記終期の作動力P2よりも値の小さい上記所定値の作動力P3によりドローバー16を前方移動Fさせたにもかかわらず、上記ドローバー16は相対位置Bにまで達したことを意味している。そして、この結果は、上記クランプばね26のばね力が低下していることから導かれたものである。これにより、このクランプばね26は劣化している、ということが検出される。
また、第2検出方法として、上記所定値の作動力P3を、上記初期の作動力P1よりも少しだけ大きい値にしたとする。そして、上記と同様に、上記所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせたとする。そして、この場合、上記クランプ位置検出装置47がオンのままであるとする。すると、これは、上記ドローバー16の前方移動Fの寸法が小さいことを意味している。つまり、この結果は、上記クランプばね26のばね力が十分に大きくて正常であることから導かれたものである。これにより、このクランプばね26は劣化していない、ということが検出される。
一方、上記と同様に、作動装置29の上記所定値の作動力P3により、上記クランプばね26の付勢力Sに対抗して上記ドローバー16を前方移動Fさせたとき、上記クランプ位置検出装置47がオフしたとする。この場合、上記所定値の作動力P3によりドローバー16を前方移動Fさせたにもかかわらず、上記ドローバー16が大きく前方移動Fしたことを意味している。そして、この結果は、上記クランプばね26のばね力が低下していることから導かれたものである。これにより、このクランプばね26は劣化している、ということが検出される。
また、第3検出方法として、上記所定値の作動力P3を越えた上記作動装置29の他の所定値の作動力P4により上記ドローバー16を前方移動Fさせた後、上記他の所定値の作動力P4を上記所定値の作動力P3にまで減少させたとき、このドローバー16の上記相対位置C´を上記ドローバー位置検出装置55が検出することとされている。つまり、上記クランプばね26にヒステリシス損失を生じさせた後に、このクランプばね26の劣化の程度が検出されるようにしている。
なお、上記したクランプばね26の劣化の程度の検出は、上記第1〜第3検出方法を種々組み合せることによりしてもよい。また、P4≧P2であってもよい。また、上記クランプばね26に高、低の作動力Pを繰り返し与えて、十分にヒステリシス損失を与えた後、このクランプばね26の劣化の程度を検出させるようにしてもよい。
上記構成によれば、作動装置29の所定値の作動力P3により、クランプばね26の付勢力Sに対抗してドローバー16を前方移動Fさせたとき、このドローバー16の前方移動F後の上記主軸4に対する上記ドローバー16の相対位置Cを検出するドローバー位置検出装置55を設けている。
このため、上記クランプばね26の付勢力Sと作動装置29の所定値の作動力P3との関係により、上記クランプばね26のばね力が検出されて、このクランプばね26の劣化の程度が検出される。そして、この検出は、ドローバー16、クランプばね26、および作動装置29という工作機械1に既存の装置の利用により達成されることから、その分、クランプばね劣化検出装置53を構成簡単、かつ、安価にできる。
また、前記したように、所定値の作動力P3を越えた上記作動装置29の他の所定値の作動力P4により上記ドローバー16を前方移動Fさせた後、上記他の所定値の作動力P4を上記所定値の作動力P3にまで減少させたとき、このドローバー16の上記相対位置C´を上記ドローバー位置検出装置55が検出するようにしている。
つまり、上記クランプばね26にヒステリシス損失を生じさせた後に、このクランプばね26の劣化の程度を検出するようにしたことから、簡単な構成で、この検出の精度を向上させることができる。
また、前記したように、クランプ、アンクランプ位置検出装置47,48の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置55に兼用している。
このため、上記工作機械1に既存のクランプ位置検出装置47もしくはアンクランプ位置検出装置48が利用される分、上記クランプばね劣化検出装置53を、より構成簡単、かつ、安価にすることができる。
なお、以上は図示の例によるが、上記クランプばね26は単数もしくは複数のコイルばねで構成してもよい。また、上記作動装置29は電動シリンダなど電動機を用いたものであってもよい。また、上記各位置検出装置47,48は、リミットスイッチや光を利用したセンサを用いたものであってもよい。
1 工作機械
2 機体
3 軸心
4 主軸
5 貫通孔
7 前端部
8 嵌合孔
9 工具
16 ドローバー
17 クランプ
26 クランプばね
29 作動装置
47 クランプ位置検出装置
48 アンクランプ位置検出装置
52 制御装置
53 クランプばね劣化検出装置
55 ドローバー位置検出装置
A 相対位置
B 相対位置
C 相対位置
C´ 相対位置
F 前方移動
R 後方移動
S 付勢力
P 作動力
ΔL 所定寸法
2 機体
3 軸心
4 主軸
5 貫通孔
7 前端部
8 嵌合孔
9 工具
16 ドローバー
17 クランプ
26 クランプばね
29 作動装置
47 クランプ位置検出装置
48 アンクランプ位置検出装置
52 制御装置
53 クランプばね劣化検出装置
55 ドローバー位置検出装置
A 相対位置
B 相対位置
C 相対位置
C´ 相対位置
F 前方移動
R 後方移動
S 付勢力
P 作動力
ΔL 所定寸法
Claims (3)
- 軸心上に貫通孔が形成され、その軸方向の一方を前方としたとき、その前端部に工具を嵌合、離脱可能とさせる主軸と、この主軸に対し前方、後方移動可能となるよう上記貫通孔に嵌入され、前端部に上記工具を離脱可能に連結させるドローバーと、このドローバーを付勢力により付勢して後方移動させることにより、上記工具を上記主軸の前端部に嵌合状態で固着させるクランプばねと、このクランプばねの付勢力に対抗する作動力により上記ドローバーを上記工具と共に前方移動させることにより、上記主軸の前端部から上記工具を離脱させる作動装置とを備えた工作機械において、
上記作動装置の所定値の作動力により、上記クランプばねの付勢力に対抗して上記ドローバーを前方移動させたとき、このドローバーの前方移動後の上記主軸に対する上記ドローバーの相対位置を検出するドローバー位置検出装置を設けたことを特徴とする工作機械におけるクランプばね劣化検出装置。 - 上記所定値の作動力を越えた上記作動装置の他の所定値の作動力により上記ドローバーを前方移動させた後、上記他の所定値の作動力を上記所定値の作動力にまで減少させたとき、このドローバーの上記相対位置を上記ドローバー位置検出装置が検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置。
- 上記主軸の前端部に上記工具を固着させた「クランプ状態」で、上記ドローバーの上記相対位置を検出するクランプ位置検出装置と、上記「クランプ状態」から上記主軸に対し所定寸法だけ上記ドローバーを工具と共に前方移動させて、上記主軸の前端部から工具を離脱させた「アンクランプ状態」で、上記ドローバーの上記相対位置を検出するアンクランプ位置検出装置とを備えた工作機械において、
上記クランプ、アンクランプ位置検出装置の少なくともいずれか一方を上記ドローバー位置検出装置に兼用したことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の工作機械におけるクランプばね劣化検出装置。
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JP2008182487A JP2010017830A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | 工作機械におけるクランプばね劣化検出装置 |
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- 2008-07-14 JP JP2008182487A patent/JP2010017830A/ja active Pending
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