JP6492502B2 - 工作機械の主軸装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、第1の実施の形態の主軸装置1(工作機械の主軸装置)は、主軸ユニット2と、切り替え弁71と、バイパス弁72と、可変絞り73(絞りに相当)と、圧力検出手段74と、パイロットチェック弁75と、制御手段80等を有している。そして主軸ユニット2は、ハウジング3と、主軸10と、ロッド30と、コレット32と、皿バネ33(付勢手段に相当)と、シリンダ40と、ピストン45と、ロータ51と、ステータ52等を有している。なお図1中において、供給経路Yprは所定圧力の作動油が供給されている経路であり、排出経路Yrrは作動油を回収する経路である。また、供給経路Yprの端部Pは所定圧力の作動油の供給源に接続され、排出経路Yrrの端部Rは作動油を回収するオイルパン等に接続されている。
図2は、工具Tをクランプしている場合の、油圧経路と、ロッド30及びピストン45の位置を説明する図である。切り替え弁71は、ソレノイド71Cが通電(ソレノイド71Aは非通電)されてクランプポジション71CPにて油路を切り替えており、供給経路Yprからの作動油は、クランプポジション71CPとクランプ経路Yclを経由してクランプ室41に充填される。またアンクランプ室42内の作動油は、アンクランプ経路Yacとパイロットチェック弁75とクランプポジション71CPを経由して排出経路Yrrに排出される。このとき、クランプ経路Ycl内の作動油の圧力は、供給経路Yprからの作動油にて所定圧力以上であるので、パイロットチェック弁75はアンクランプ経路Yacを開口している。また、バイパス弁72は、ソレノイド72Bが非通電とされ、閉鎖ポジション72NPにて油路を切り替えており、図2に示す状態ではバイパス経路Ybpには作動油が流れない。
図3は、工具Tをアンクランプしている場合の、油圧経路と、ロッド30及びピストン45の位置を説明する図である。切り替え弁71は、ソレノイド71Aが通電(ソレノイド71Cは非通電)されてアンクランプポジション71APにて油路を切り替えており、供給経路Yprからの作動油は、アンクランプポジション71APとパイロットチェック弁75とアンクランプ経路Yacを経由してアンクランプ室42に充填される。またクランプ室41内の作動油は、クランプ経路Yclとアンクランプポジション71APを経由して排出経路Yrrに排出される。このとき、アンクランプ経路Yacには供給経路Yprから作動油が流入し、流入した作動油はパイロットチェック弁75を通ってアンクランプ室42に流入する。また、バイパス弁72は、ソレノイド72Bが非通電とされ、閉鎖ポジション72NPにて油路を切り替えており、図3に示す状態ではバイパス経路Ybpには作動油が流れない。
皿バネ33の付勢力によるクランプ力を計測する場合、制御手段80は、付勢力の計測が指示されると、まず図3に示すように、切り替え弁71とバイパス弁72を制御して、ピストン45にてロッド30をアンクランプ位置Paへと移動させる。例えば、制御手段80は、稼働日の朝一番(例えば稼動直前の朝7時)に付勢力の計測を行うように予めプログラムされていてもよいし、作業者からの計測指示の入力を待つようにプログラムされていてもよい。この動作により、図6のたわみ量・荷重特性の往路のアンクランプ位置Paまで荷重を加える。
次に図7〜図10を用いて第2の実施の形態の主軸装置1Bについて説明する。図7に示す第2の実施の形態の主軸装置1Bは、図1に示す第1の実施の形態の主軸装置1に対して、上流側バイパス経路Ybjにおけるバイパス弁72とは反対側の端部(上流端部)の接続先が異なる。第1の実施の形態では、上流側バイパス経路Ybjの上流端部は、アンクランプ経路Yacまたはアンクランプ室42(のいずれかの位置)に接続されている。しかし、第2の実施の形態では、上流側バイパス経路Ybjの上流端部は、主軸ユニット2B内のシリンダ40Bのアンクランプ室42における特殊な位置に設けられた特殊連通孔40Pに接続されている。以下、この相違点について主に説明する。
図8は、切り替え弁71をアンクランプポジション71APに制御し、バイパス弁72を閉鎖ポジション72NPに制御して、ロッド30をピストン45にてアンクランプ位置Paまで移動させた後、切り替え弁71をクランプ力計測ポジション71KPに制御し、バイパス弁72を開口ポジション72BPに制御した時点の状態を示している。特殊連通孔40Pは、図8に示すように、ピストン45がアンクランプ位置に対応する一方端の側に突き当たる位置まで移動している場合は、シリンダ40Bのアンクランプ室42と連通される位置(ピストン45に干渉されることなく開口される位置)に設けられている。
この第2の実施の形態における時間・圧力特性は、図10の例に示すとおりとなる。タイミングT1にて、切り替え弁71及びバイパス弁72をクランプ力計測ポジション71KP及び開口ポジション72BPに制御すると、図9に示すように、ピストン45が徐々に他方端の側に押し戻され圧力が徐々に減少していく点は、第1の実施の形態の図5と同じであるが、ピストン45がクランプ位置Pcに対応する位置で移動を停止する(特殊連通孔40Pが塞がれるため)点が異なる。そしてピストン45がクランプ位置Pcに対応する位置で停止すると、圧力はほぼ一定に保たれる。制御手段80は、このほぼ一定に保たれた圧力と、記憶手段に記憶されている換算情報と、に基づいて付勢力を求める。例えば換算情報には、ピストン45におけるアンクランプ室42内の作動油から一方端の側に向かう方向の力を受ける面の面積が記憶されており、制御手段80は、計測した圧力と、換算情報である面積とを乗算して付勢力を求める。なお図10の例では、付勢力が低下していない皿バネは実線にて示す特性Gstを示し、計測される圧力は圧力P2であることを示している。また付勢力が低下した皿バネは点線にて示す特性Gerrを示し、計測される圧力は圧力P2Eであることを示している。
次に図11〜図13を用いて第3の実施の形態の主軸装置1Cについて説明する。図11に示す第3の実施の形態の主軸装置1Cは、図1に示す第1の実施の形態の主軸装置1に対して、主軸ユニット2C内に位置検出手段76が追加されている点が異なる。以下、この相違点について主に説明する。なお、位置検出手段76は、ロッド30の位置(軸方向の位置)を検出可能なロッド位置検出手段(位置センサ、近接センサ等)、またはピストン45の位置(軸方向の位置)を検出可能なピストン位置検出手段(位置センサ、近接センサ等)である。そして制御手段80は、信号経路Spsを介して位置検出手段76の検出信号を取り込む。
この第3の実施の形態における時間・圧力特性は、図13の例に示すとおりとなる。タイミングT1にて切り替え弁71及びバイパス弁72を図12に示す状態に切り替えると、ピストン45が徐々に他方端の側に押し戻され圧力が徐々に減少していく特性は、第1の実施の形態と同じである。しかし、制御手段80が、ロッド30がクランプ位置Pcに達したタイミング(またはピストン45がクランプ位置Pcに対応する位置に達したタイミング)を知ることができる点が異なる。制御手段80は、ロッド30がクランプ位置Pcに達したタイミング(またはピストン45がクランプ位置Pcに対応する位置に達したタイミング)の圧力と、記憶手段に記憶されている換算情報と、に基づいて付勢力を求める。例えば換算情報には、ピストン45におけるアンクランプ室42内の作動油から一方端の側に向かう方向の力を受ける面の面積が記憶されており、制御手段80は、計測した圧力と、換算情報である面積とを乗算して付勢力を求める。なお図13の例では、付勢力が低下していない皿バネは実線にて示す特性Gstを示し、計測される圧力は圧力P3であることを示している。また付勢力が低下した皿バネは点線にて示す特性Gerrを示し、計測される圧力は圧力P3Eであることを示している。
次に図14、図15を用いて、作業者への報知の例(図14)、皿バネ33の寿命特性である日数・付勢力特性の例(図15)について説明する。主軸装置は、例えば1日に数100回程度工具Tが交換され、それに伴ってロッド30はアンクランプ位置及びクランプ位置に移動され、ロッド30の移動に伴って皿バネ33には負荷がかけられる。図15は、このような負荷がかけられた状態における、日数と付勢力の関係を示している。図15に示すように、皿バネ33の付勢力は、新品の状態からほぼ一定の値が保持され、ある時点から急激に付勢力が低下していく。この付勢力の低下が開始してから交換時期の目安となる付勢力PRに達するまでには、例えば1週間程度かかる。
2、2B、2C 主軸ユニット
3 ハウジング
10 主軸
10B 軸受
30 ロッド
32 コレット
33 皿バネ(付勢手段)
40 シリンダ
41 クランプ室
42 アンクランプ室
45 ピストン
51 ロータ
52 ステータ
71 切り替え弁
71A、71C、72B ソレノイド
72 バイパス弁
73 可変絞り
74 圧力検出手段
75 パイロットチェック弁
76 位置検出手段
80 制御手段
Pa アンクランプ位置
Pc クランプ位置
T 工具
Yac アンクランプ経路
Ybp バイパス経路
Ybj 上流側バイパス経路
Ybk 下流側バイパス経路
Ycl クランプ経路
Ypr 供給経路
Yrr 排出経路
ZJ 回転軸
Claims (6)
- ハウジングに対して回転自在に支持されて一方端に工具が取り付けられる主軸と、
前記主軸と同軸となるように前記主軸内に収容されて前記主軸に対して軸方向に往復移動可能なロッドであって、一方端の側には前記工具を解放するアンクランプ位置まで移動可能であり前記工具を把持した際は他方端の側には前記工具をクランプするクランプ位置まで移動可能であるロッドと、
前記ロッドの一方端に取り付けられて、前記ロッドが前記主軸に対して他方端の側に移動した場合は前記工具を把持し、前記ロッドが前記主軸に対して一方端の側に移動した場合は把持していた前記工具を解放するコレットと、
前記主軸に対して前記ロッドを他方端の側に付勢して、前記コレットが前記工具を把持している場合は前記ロッドを前記クランプ位置まで付勢する付勢手段と、
前記ロッドが前記付勢手段の付勢力よりも大きな抗力で前記主軸に対して一方端の側に移動されて前記アンクランプ位置とされた後、前記ロッドが前記付勢手段の付勢力によって他方端の側に付勢される際の前記付勢力を検出する付勢力検出手段と、を有し、
所定圧力の作動油を供給する供給経路と、
前記作動油を回収する排出経路と、
前記ロッドの他方端の側に設けられて前記主軸に対して軸方向に往復移動可能なピストンであって、前記主軸に対して一方端の側に移動した場合は前記ロッドの他方端と接触して前記抗力にて前記ロッドを前記アンクランプ位置へと移動させ、前記主軸に対して他方端の側に移動した場合は前記ロッドと離間する前記ピストンと、
前記ピストンを収容するシリンダであって、前記ピストンが前記主軸に対して一方端の側に移動する際に前記供給経路から前記作動油が充填されるアンクランプ室と、前記ピストンが前記主軸に対して他方端の側に移動する際に前記供給経路から前記作動油が充填されるクランプ室と、を有する前記シリンダと、
前記アンクランプ室に接続されて前記アンクランプ室への前記作動油の充填と排出の経路となるアンクランプ経路と、
前記クランプ室に接続されて前記クランプ室への前記作動油の充填と排出の経路となるクランプ経路と、
前記アンクランプ経路の接続先と前記クランプ経路の接続先を切り替える切り替え弁と、
前記アンクランプ経路と前記排出経路、または前記アンクランプ室と前記排出経路、を接続するバイパス経路と、
前記バイパス経路に設けられて、前記バイパス経路を開口する開口ポジションと、前記バイパス経路を閉鎖する閉鎖ポジションと、を有するバイパス弁と、
前記アンクランプ室内の前記作動油の圧力、または前記アンクランプ経路内の前記作動油の圧力、または前記バイパス経路内の前記作動油の圧力、の少なくとも1つを検出可能に設けられた圧力検出手段と、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記圧力検出手段を用いて圧力を検出する制御手段と、
記憶手段と、を有し、
前記制御手段は、前記付勢手段の前記付勢力の計測が指示されると、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ピストンを一方端の側に移動させることで、前記付勢力よりも大きな前記抗力にて前記ロッドを一方端の側の前記アンクランプ位置へと移動させた後、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ロッドと前記ピストンを前記付勢手段の前記付勢力で他方端の側に移動させながら前記圧力検出手段を用いて圧力を計測し、
計測した圧力が、第1所定圧力から第2所定圧力へと低下するまでの時間あるいは前記第1所定圧力から前記第2所定圧力まで低下するまでの時間に対する前記第1所定圧力と前記第2所定圧力との圧力差である傾きと、前記記憶手段に予め記憶されている換算情報と、に基づいて前記付勢力を求める、
工作機械の主軸装置。 - 請求項1に記載の工作機械の主軸装置であって、
前記バイパス経路の一方端は、前記ピストンの移動経路上の位置であって、前記ピストンが前記ロッドを前記アンクランプ位置まで一方端の側に移動させた場合に形成される前記アンクランプ室における前記ピストンに干渉されることなく開口する位置、かつ前記アンクランプ位置の前記ロッドが前記付勢手段の前記付勢力にて前記ピストンを他方端の側に移動させる際に前記ロッドが前記クランプ位置に達したときに前記ピストンによって塞がれる位置、に接続され、
前記圧力検出手段は、前記アンクランプ室内の前記作動油の圧力、または前記バイパス経路内の前記作動油の圧力、を検出可能に設けられ、
前記制御手段は、前記付勢手段の前記付勢力の計測が指示されると、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ピストンを一方端の側に移動させることで、前記付勢力よりも大きな前記抗力にて前記ロッドを一方端の側の前記アンクランプ位置へと移動させた後、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ロッドと前記ピストンを前記付勢手段の前記付勢力で他方端の側に移動させながら前記圧力検出手段を用いて圧力を計測し、
計測した圧力が、第1所定圧力から第2所定圧力へと低下するまでの時間、あるいは前記第1所定圧力から前記第2所定圧力まで低下するまでの時間に対する前記第1所定圧力と前記第2所定圧力との圧力差である傾き、を計測することなく、前記ロッドが前記アンクランプ位置から前記クランプ位置に達して前記ピストンの他方端の側への移動が停止して前記圧力検出手段にて検出した圧力がほぼ一定となった際の圧力と、前記記憶手段に予め記憶されている前記換算情報と、に基づいて前記付勢力を求める、
工作機械の主軸装置。 - ハウジングに対して回転自在に支持されて一方端に工具が取り付けられる主軸と、
前記主軸と同軸となるように前記主軸内に収容されて前記主軸に対して軸方向に往復移動可能なロッドであって、一方端の側には前記工具を解放するアンクランプ位置まで移動可能であり前記工具を把持した際は他方端の側には前記工具をクランプするクランプ位置まで移動可能であるロッドと、
前記ロッドの一方端に取り付けられて、前記ロッドが前記主軸に対して他方端の側に移動した場合は前記工具を把持し、前記ロッドが前記主軸に対して一方端の側に移動した場合は把持していた前記工具を解放するコレットと、
前記主軸に対して前記ロッドを他方端の側に付勢して、前記コレットが前記工具を把持している場合は前記ロッドを前記クランプ位置まで付勢する付勢手段と、
前記ロッドが前記付勢手段の付勢力よりも大きな抗力で前記主軸に対して一方端の側に移動されて前記アンクランプ位置とされた後、前記ロッドが前記付勢手段の付勢力によって他方端の側に付勢される際の前記付勢力を検出する付勢力検出手段と、を有し、
前記ロッドの位置を検出可能なロッド位置検出手段、または前記ピストンの位置を検出可能なピストン位置検出手段と、
所定圧力の作動油を供給する供給経路と、
前記作動油を回収する排出経路と、
前記ロッドの他方端の側に設けられて前記主軸に対して軸方向に往復移動可能なピストンであって、前記主軸に対して一方端の側に移動した場合は前記ロッドの他方端と接触して前記抗力にて前記ロッドを前記アンクランプ位置へと移動させ、前記主軸に対して他方端の側に移動した場合は前記ロッドと離間する前記ピストンと、
前記ピストンを収容するシリンダであって、前記ピストンが前記主軸に対して一方端の側に移動する際に前記供給経路から前記作動油が充填されるアンクランプ室と、前記ピストンが前記主軸に対して他方端の側に移動する際に前記供給経路から前記作動油が充填されるクランプ室と、を有する前記シリンダと、
前記アンクランプ室に接続されて前記アンクランプ室への前記作動油の充填と排出の経路となるアンクランプ経路と、
前記クランプ室に接続されて前記クランプ室への前記作動油の充填と排出の経路となるクランプ経路と、
前記アンクランプ経路の接続先と前記クランプ経路の接続先を切り替える切り替え弁と、
前記アンクランプ経路と前記排出経路、または前記アンクランプ室と前記排出経路、とを接続するバイパス経路と、
前記バイパス経路に設けられて、前記バイパス経路を開口する開口ポジションと、前記バイパス経路を閉鎖する閉鎖ポジションと、を有するバイパス弁と、
前記アンクランプ室内の前記作動油の圧力、または前記アンクランプ経路内の前記作動油の圧力、または前記バイパス経路内の前記作動油の圧力、の少なくとも1つを検出可能に設けられた圧力検出手段と、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記圧力検出手段を用いて圧力を検出する制御手段と、
記憶手段と、を有し、
前記制御手段は、前記付勢手段の前記付勢力の計測が指示されると、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ピストンを一方端の側に移動させることで、前記付勢力よりも大きな前記抗力にて前記ロッドを一方端の側の前記アンクランプ位置へと移動させた後、
前記切り替え弁と前記バイパス弁を制御して前記ロッドと前記ピストンを前記付勢手段の前記付勢力で他方端の側に移動させながら前記圧力検出手段を用いて圧力を計測するとともに、前記ロッド位置検出手段にて前記ロッドの位置または前記ピストン位置計検出手段にて前記ピストンの位置、を計測し、
前記ロッドの位置が前記クランプ位置に達した場合または前記ピストンの位置が前記クランプ位置に対応する位置に達した場合に、前記圧力検出手段にて検出した圧力と、前記記憶手段に予め記憶されている前記換算情報と、に基づいて前記付勢力を求める、
工作機械の主軸装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の工作機械の主軸装置であって、
前記バイパス経路には、前記作動油の流量を調整する絞りが設けられている、
工作機械の主軸装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の工作機械の主軸装置であって、
前記アンクランプ経路には、前記クランプ経路内の作動油の圧力が所定圧力以上の場合には前記アンクランプ経路を開口し、前記クランプ経路内の作動油の圧力が所定圧力以上でない場合には前記アンクランプ室からの作動油の排出を禁止するとともに前記アンクランプ室への作動油の流入を許容するパイロットチェック弁が設けられている、
工作機械の主軸装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の工作機械の主軸装置であって、
表示手段を備え、
予め設定された所定タイミング毎に前記付勢力を求め、
求めた前記付勢力の変動の傾向に基づいて、前記付勢手段の異常、または前記付勢手段の寿命、または前記付勢手段の交換時期、の少なくとも1つを求めて前記表示手段に表示する、
工作機械の主軸装置。
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