JP5894837B2 - 工作機械のクランプ装置 - Google Patents

工作機械のクランプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5894837B2
JP5894837B2 JP2012083695A JP2012083695A JP5894837B2 JP 5894837 B2 JP5894837 B2 JP 5894837B2 JP 2012083695 A JP2012083695 A JP 2012083695A JP 2012083695 A JP2012083695 A JP 2012083695A JP 5894837 B2 JP5894837 B2 JP 5894837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
draw bar
tool
light
state
detection switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012083695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013212550A (ja
Inventor
省二 青木
省二 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Original Assignee
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Advanced Technologies Co Ltd filed Critical Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Priority to JP2012083695A priority Critical patent/JP5894837B2/ja
Publication of JP2013212550A publication Critical patent/JP2013212550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894837B2 publication Critical patent/JP5894837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、工作機械のクランプ装置に関し、特に異常クランプ状態の検出対策に係るものである。
従来より、特許文献1に開示されているような工具のクランプ装置が知られている。このクランプ装置は、中空状のスピンドル(主軸)と、該スピンドルに挿通され皿バネによって後方へ付勢される中心軸(ドローバー)と、該中心軸の前端部が挿通され、該中心軸の進退動作によって工具を保持および解放するチャック部(コレット)と、中心軸を前進させて工具を解放させるピストンロッドとを有している。
このクランプ装置では、ピストンロッドが前進すると、中心軸が押されて前進しコレットから工具が解放される。また、ピストンロッドが後退すると、中心軸が皿バネによって後退しコレットに工具が保持される。そして、このクランプ装置では、ピストンロッドが近接スイッチによって検出されるまで後退または前進する。これによって、工具を保持した状態(クランプ状態)と工具が解放された状態(アンクランプ状態)を検出するようにしている。
実公平4−51922号公報
ところで、上述した特許文献1のように、ピストンロッドの位置を近接スイッチで検出して、クランプ状態およびアンクランプ状態を検出する方法では、クランプ状態等を正確に検出することが困難という問題があった。
具体的には、例えば図9や図10に示すようにドローバーが何らかの要因で正常な位置から少しズレた状態で停止してしまい、正常に工具が保持されない状態が起こる場合がある。このような場合でも、近接スイッチ等の検出スイッチは、検出感度が比較的緩慢であるために、クランプ状態であると検出してしまう。つまり、近接スイッチ等の検出スイッチでピストンロッドの位置を検出しても、ドローバーの位置ズレを検出することが困難である。その結果、クランプ状態が正常であるか異常であるかを判定することが正確にはできなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、クランプ状態/アンクランプ状態が正常であるか異常であるかを確実に判定し得る工作機械のクランプ装置を提供することにある。
第1の発明は、中空のスピンドルと、該スピンドルに進退自在に挿通されたドローバーと、該ドローバーを後退方向へ付勢する弾性部材と、前記ドローバーの進退動作に伴って工作機械の工具を保持および解放するコレットと、前記ドローバーの軸方向後方に配置され且つ該軸方向に進退自在に構成され、後退することで、前記ドローバーを前記弾性部材によって後退させて工具の保持を行う一方、前進して前記ドローバーを押すことで、前記ドローバーを前進させて工具の解放を行うピストンロッドとを備えた工作機械のクランプ装置を対象としている。そして、本発明は、工具の解放が行われる前記ピストンロッドの位置を検出する第1検出スイッチおよび工具Tの保持が行われる前記ピストンロッドの位置を検出する第2検出スイッチと、互いに、前記ドローバーを間に置き且つ前記ドローバーの軸方向と直交する方向に対向配置された一対の発光部および受光部と、前記ドローバーにおいて、工具の保持が行われた状態のときだけ前記発光部の光が通行する位置に形成された第1通光部および工具の解放が行われた状態のときだけ前記発光部の光が通行する位置に形成された第2通光部と、前記第1検出スイッチまたは第2検出スイッチの検出信号と、前記受光部の受光信号とが入力されると、工具の保持状態または解放状態は正常と判定し、前記第1検出スイッチまたは第2検出スイッチの検出信号のみが入力されると、工具の保持状態または解放状態は異常と判定する異常検出部とを備えている。
上記の構成では、工具を保持する動作時(クランプ動作時)に、ピストンロッド483は第2検出スイッチ(第2近接スイッチ488)によって検出されるまで後退する。そして、ドローバー44が正常な位置(工具が正常に保持される位置)まで後退していると、図7に示すように発光部491の光が第1通光部447を通行して受光部492に受光される。これにより、第2検出スイッチの検出信号と受光部492の受光信号が入力されるので、異常検出部(コントローラ100)は正常なクランプ状態であると判定する。また、工具を解放する動作時(アンクランプ動作時)に、ピストンロッド483は第1検出スイッチ(第1近接スイッチ487)によって検出されるまで前進する。そして、ドローバー44が正常な位置(工具が正常に解放される位置)まで前進していると、図8に示すように発光部491の光が第2通光部448を通行して受光部492に受光される。これにより、第1検出スイッチの検出信号と受光部492の受光信号が入力されるので、異常検出部(コントローラ100)は正常なアンクランプ状態であると判定する。
一方、例えば上記のクランプ動作時において、図9や図10に示すように、ピストンロッド483は第2検出スイッチが検出するまで後退したにも拘わらず、ドローバー44は何らかの要因で正常な位置まで後退しない状態が起こり、この状態は異常なクランプ状態となる。この場合、ドローバー44の軸方向において第1通光部447は発光部491の光の位置からズレた位置にあるので、ドローバー44において発光部491の光は第1通光部447よりも前方側または後方側の部分によって遮光されることとなる。これにより、第2検出スイッチの検出信号のみが入力されるので、異常検出部(コントローラ100)は異常なクランプ状態であると判定する。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ドローバーが、段付き軸であり、前記第1通光部または第2通光部が、前記ドローバーにおける段落ち部分に形成されているものである。
上記の構成では、第1通光部447および第2通光部448の何れか一方が段落ち部分の領域を利用して発光部491の光を通行させるようにしている。
以上説明したように、本発明のクランプ装置によれば、クランプ状態およびアンクランプ状態のピストンロッドの位置を検出する2つの検出スイッチの他に、一対の発光部および受光部を設けると共に、ドローバーにおいて工具の保持および解放が行われた状態のときだけ発光部の光が通行する位置にそれぞれ形成された2つの通光部を設けるようにした。そして、本発明では、受光部の受光信号は入力されず検出スイッチの検出信号のみが入力されると、異常なクランプ状態またはアンクランプ状態であると判定するようにした。そのため、ドローバーの位置が正常であるか異常であるかを確実に検出することができ、正常なクランプ状態/アンクランプ状態か異常なクランプ状態/アンクランプ状態かを確実に判定することが可能となる。
実施形態のクランプ装置を備える工作機械の構成を示す正面図である。 実施形態のクランプ装置を備える工作機械の構成を示す平面図である。 実施形態のクランプ装置の構成を示す断面図である。 実施形態のクランプ装置の要部を拡大して示す断面図である。 図4におけるV-V線の概略断面図である。 実施形態のコントローラの構成を示すブロック図である。 クランプ装置の正常クランプ状態を示す断面図である。 クランプ装置の正常アンクランプ状態を示す断面図である。 クランプ装置の異常クランプ状態の一例を示す断面図である。 クランプ装置の異常クランプ状態の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
図1および図2に示すように、本実施形態は、本発明に係るクランプ装置40(工具のクランプ装置)を備えた工作機械1である。この工作機械1は、例えばNC工作機械である。なお、以下の説明において、「前」および「後」はそれぞれ図2における「下側」および「上側」を意味する。
〈工作機械の全体構成〉
工作機械1は、ベッド11と、このベッド11の後方側で立設するコラム12とを備えている。
コラム12の前面には、一対のZ軸リニアガイド22が取り付けられている。Z軸リニアガイド22は、Z軸テーブル23の後面側に係合して、このZ軸テーブル23をZ軸方向(鉛直方向、上下方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のZ軸リニアガイド22は、それぞれZ軸方向に延びると共に、X軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のZ軸リニアガイド22の間には、サーボモータ21の駆動軸20がZ軸方向に延びるように配設されており、Z軸テーブル23の後面側において駆動軸20とZ軸テーブル23とは互いに係合している。これによって、サーボモータ21が正転、逆転駆動することに伴い、Z軸テーブル23はZ軸方向に往復移動するようになっている。
Z軸テーブル23の前面には、一対のX軸リニアガイド26が取り付けられている。X軸リニアガイド26は、X軸テーブル27の後面側に係合して、このX軸テーブル27をX軸方向(水平方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のX軸リニアガイド26は、それぞれX軸方向に延びると共に、Z軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のX軸リニアガイド26の間には、サーボモータ25の駆動軸24がX軸方向に延びるように配設されており、X軸テーブル27の後面側において駆動軸24とX軸テーブル27とは互いに係合している。これによって、サーボモータ25が正転、逆転駆動することに伴い、X軸テーブル27はX軸方向に往復移動するようになっている。
X軸テーブル27の前面には、クランプ装置40が固定されている。クランプ装置40のスピンドル42(主軸)はZ軸方向に延びるように配設されており、その下端にはドリル等の工具Tが着脱可能に取り付けられている。上述したように、Z軸テーブル23がZ軸方向に往復移動可能であると共に、X軸テーブル27がX軸方向に往復移動可能であることから、クランプ装置40は、サーボモータ21,25の正転駆動および逆転駆動に伴い、X軸方向およびZ軸方向のそれぞれの方向について往復移動をすることが可能である。
ベッド11の上面には、一対のY軸リニアガイド32が取り付けられている。Y軸リニアガイド32は、Y軸テーブル31の下面側に係合して、このY軸テーブル31をY軸方向(奥行き方向)に往復移動可能に案内する部材である。一対のY軸リニアガイド32は、それぞれY軸方向に延びると共に、X軸方向に間隔を空けて並設されている。一対のY軸リニアガイド32の間には、図示しないが、サーボモータの駆動軸が、Y軸方向に延びるように配設されており、Y軸テーブル31の下面側と係合している。これによって、サーボモータが正転、逆転駆動することに伴い、Y軸テーブル31はY軸方向に往復移動するようになっている。Y軸テーブル31は、その上面にワークWが載置されるワーク用テーブルである。
工具交換装置50は、Z軸テーブル23よりも前方側の右側(正面から視て右側)の位置であって所定の高さに配置されている。なお、図示しないが、工具交換装置50は架台を介してベッド11やコラム12等に固定支持されている。
工具交換装置50は、モータ51と工具マガジン52を備えている。工具マガジン52は、マガジン本体53を有している。マガジン本体53は、円板状に形成され、その中心軸がZ軸方向(鉛直方向)に延びるように配設されている。マガジン本体53には、モータ51の駆動軸が連結されている。そして、マガジン本体53の外周部には、その周方向に多数(例えば、本実施形態では図2に示すように8個)のチャック54が等間隔で配列されている(取り付けられている)。各チャック54は、略U字状に形成されており、その開口側がマガジン本体53の径方向外方へ向くように取り付けられている。各チャック54は、クランプ装置40のスピンドル42に装着する工具Tを着脱可能に把持(保持)する工具保持部を構成している。
工具マガジン52は、モータ51の駆動によって、図2に示すように上方から視て左回りに回転するように構成されている。具体的に、モータ51は、多数のチャック54のうち所定のチャック54が工具の交換位置(図2参照)へ移動するように工具マガジン52を回転させる、工具の割り出し用モータである。この交換位置までクランプ装置40が移動して(図2に二点鎖線で示す状態)、クランプ装置40のスピンドル42と工具マガジン52のチャック54との間で、工具Tの受け渡し(工具Tの交換)が行われる。具体的に、クランプ装置40は、チャック54から工具Tを受けて把持し(クランプ状態)、工具Tをチャック54に渡すために解放する(アンクランプ状態)。
〈クランプ装置の構成〉
次に、クランプ装置40の詳細な構成について図面を参照しながら説明します。
図3および図4に示すように、クランプ装置40は、ケーシング41、スピンドル42、モータ43、ドローバー44およびアンクランプ機構48を備えている。なお、以下で説明するクランプ装置40の「前、前方」および「後、後方」は、それぞれ図1において下側(即ち、工具Tが装着される側)および上側を意味する。
ケーシング41は、略円筒状に形成され、その軸心がZ軸方向(鉛直方向)に延びる状態で配設されている。スピンドル42は、中空状の主軸であり、ケーシング41に軸受46を介して回転自在に支持されている。スピンドル42は、その軸心がZ軸方向(鉛直方向)に延びる状態で配設されている。なお、軸受46はスピンドル42の前方側と後方側の二箇所に設けられている。モータ43は、ケーシング41内に固定支持されている。そして、モータ43は、そのロータ431がスピンドル42と連結されており、スピンドル42を回転駆動する。
ドローバー44は、スピンドル42の中空部に進退自在に挿通される内挿軸である。つまり、ドローバー44はスピンドル42内において前後方向に移動可能に構成されている。ドローバー44は基軸441を有しており、その基軸441の前方端部442にはコレット45が配設されている。コレット45は、略円筒状に形成された弾性体であり、基軸441の前方端部442が挿通されている。コレット45は、後述する工具ホルダTHを保持するためのチャック部を構成している。スピンドル42の中空部には、皿バネ47が配設されている。皿バネ47は、ドローバー44を後方へ付勢するための弾性部材(付勢部材)である。
クランプ装置40では、皿バネ47の付勢力によってドローバー44の基軸441が後退する(後方へ移動する)と、コレット45が径方向に拡がって(拡開して)工具ホルダTHを保持するように構成されている。このように、工具ホルダTHが保持された状態がクランプ状態となる。また、クランプ装置40では、後述するアンクランプ機構48によってドローバー44の基軸441が前進する(前方へ移動する)と、コレット45が径方向に縮まって工具ホルダTHを解放するように構成されている。このように、工具ホルダTHが解放された状態がアンクランプ状態となる。
アンクランプ機構48は、スピンドル42やドローバー44の後方においてケーシング41に設けられている。アンクランプ機構48は、皿バネ47の付勢力に抗してドローバー44を前進させてアンクランプ状態にするものである。
アンクランプ機構48は、シリンダ481およびピストン482を備えた油圧シリンダを構成している。ピストン482は、シリンダ481内に収容され、シリンダ481の内部空間を前側油圧室484と後側油圧室485とに仕切っている。ピストン482には、前後方向(Z軸方向)に延びるロッド部483が形成されている。具体的に、ロッド部483はドローバー44(基軸441)と同軸に配置されている。アンクランプ機構48では、図示しない油圧源から作動油が何れかの油圧室484,485へ供給されることで、ロッド部483が前後方向に進退するように構成されている。そして、アンクランプ機構48は、ロッド部483が前進してドローバー44の基軸441の後方端部443を押すことによって、ドローバー44を前進させて上述したアンクランプ状態にするように構成されている。また、アンクランプ機構48は、ロッド部483が後退してドローバー44から離隔することによって、ドローバー44を後退させて上述したクランプ状態にする。
〈クランプ装置の位置検出機構〉
先ず、アンクランプ機構48には、ロッド部483の位置検出機構として、被検出部489と2つの近接スイッチ487,488が設けられている。具体的に、被検出部489は、シリンダ481の後方外方に延出されたロッド部483の後方端に形成され、ロッド部483と共に前後方向に移動する。被検出部489の近傍にはブラケット486を介して第1近接スイッチ487および第2近接スイッチ488が取り付けられ、第1近接スイッチ487はZ軸方向において第2近接スイッチ488よりも前方側に配設されている。第1近接スイッチ487は、アンクランプ状態になるときの被検出部489の位置(即ち、ロッド部483の位置)を検出するものである。第2近接スイッチ488は、クランプ状態になるときの被検出部489の位置(即ち、ロッド部483の位置)を検出するものである。
ここで、第1近接スイッチ487が被検出部489を検出するアンクランプ状態では、図8に示すように、ロッド部483がドローバー44の基軸441の後方端部443に接する状態となる。一方、第2近接スイッチ488が被検出部489を検出するクランプ状態では、例えば図7に示すように、皿バネ47の付勢力によって後退したドローバー44の基軸441の後方端部443からロッド部483が所定距離だけ離隔した状態となる。これは、クランプ状態では、工具ホルダTHを保持するのに必要なドローバー44の後退距離を確実に確保するために、ロッド部483をドローバー44の必要後退距離よりも少し長めに後退させるようにしているからである。
さらに、本実施形態のクランプ装置40には、ドローバー44の位置検出機構として、光電センサ49と2つの通光部447,448が設けられている。
図5に示すように、光電センサ49は、発光部491と、該発光部491から発した光を受ける受光部492とを有している。発光部491と受光部492は、ケーシング41に取り付けられており、ドローバー44における基軸441の後方端部443を間に置いて互いに対向するように配設されている。発光部491と受光部492とは、ドローバー44の軸方向と直交する方向に対向配置されている。
2つの通光部447,448は、図4に示すように、ドローバー44における基軸441の後方端部443に形成されている。ここで、ドローバー44における基軸441の後方端部443は、ドローバー44の進退動作によってスピンドル42の外方に露出する部分である。この基軸441の後方端部443は、後方端に向かって、二段階に段落ちしたいわゆる段付き軸部であり、大径部444と中径部445と小径部446を有している。第1通光部447は、大径部444の外周部に形成された切欠き溝である。第1通光部447は、図7に示すようにドローバー44が後退して工具ホルダTHが正常に保持された状態(以下、正常クランプ状態という。)のときだけ、発光部491の光が通光する位置に形成されている。つまり、第1通光部447は「正常クランプ状態」となるドローバー44の位置を検出するように構成されている。第2通光部448は、大径部444と中径部445の段落ち部分、つまり大径部444の端面の側方領域である。第2通光部448は、図8に示すようにドローバー44が前進して工具ホルダTHが正常に解放された状態(以下、正常アンクランプ状態という。)のときだけ、発光部491の光が通光する位置に形成されている。つまり、第2通光部448は「正常アンクランプ状態」となるドローバー44の位置を検出するように構成されている。
また、第1通光部447である切欠き溝は、大径部444の全周に亘って形成されてもよいし、発光部491の光が通行し得るのであれば、大径部444の周方向の一部に形成されてもよい。
また、第1通光部447は、光が通行して受光部492に受光し得る程度の微小な溝幅(即ち、前後方向の長さ)に形成されている。例えば、本実施形態では、第1通光部447の溝幅は0.3〜0.5mmとなっている。一般に光電センサの最小スポット径はφ0.5mmであり、そして、後述する図9および図10に示すような「異常クランプ状態」でのドローバー44の位置は上述した図7の「正常クランプ状態」でのドローバー44の位置からそれぞれ2mm以上ズレる。このことから、第1通光部447の溝幅を上記の値に設定することで、確実に「正常クランプ状態」のときだけ発光部491の光を第1通光部447に通すことができ、「正常クランプ状態」を安定して検出することができる。
〈クランプ装置のコントローラ〉
クランプ装置40には、コントローラ100が設けられている。コントローラ100は、クランプ状態の異常検出動作を行う異常検出部を構成している。
図6に示すように、コントローラ100には、入力部110と判定部120と処理部130が設けられている。入力部110は、各近接スイッチ487,488の検出信号や受光部492の受光信号が入力される。判定部120は、入力部110に入力された信号に基づいて、クランプ装置40におけるクランプ状態の異常判定を行う。処理部130は、判定部120が異常と判定すると、警報を発したり、クランプ装置40の運転を停止するなどの制御を行う。このコントローラ100における異常検出動作の詳細については後述する。
−クランプ/アンクランプ動作−
クランプ装置40における工具Tのクランプ動作およびアンクランプ動作について説明する。クランプ動作は工具Tをスピンドル42に保持させる動作であり、アンクランプ動作は工具Tをスピンドル42から解放する動作である。クランプ動作およびアンクランプ動作は、例えば工具交換装置50による工具Tの交換時に行われる。
先ず、クランプ動作について説明する。クランプ装置40は、図1や図2に示すように、工具交換装置50における所定のチャック54の位置まで移動する。この所定のチャック54は、所定の工具Tが着装されているチャックであり、予めモータ51によって所定位置(交換位置)まで回転移動される。所定のチャック54の位置まで移動したクランプ装置40では、工具Tの工具ホルダTHがスピンドル42のホルダ挿入孔421に挿入される。この状態で、アンクランプ機構48においてロッド部483が後退する。具体的に、アンクランプ機構48では、油圧源からの作動油が前側油圧室484に供給されると共に後側油圧室485から作動油が排出されることで、ロッド部483が後退する。このロッド部483の後退動作に伴い、ドローバー44(基軸441)が皿バネ47の付勢力によって後退する。ドローバー44の後退動作に伴い、基軸441の前方端部442が、コレット45を後方へ引き込みながら径方向に拡げる(拡開する)。これにより、コレット45の前端部が工具ホルダTHのプルスタッドTHaに引っ掛かり、工具ホルダTHが後方へ引き込まれる。その結果、図7に示すように、工具ホルダTHがスピンドル42に保持されて、クランプ動作が完了する。
次に、アンクランプ動作について説明する。工具Tが保持されたクランプ装置40は、図1や図2に示すように、工具交換装置50における所定のチャック54の位置まで移動する。この所定のチャック54は、工具Tが着装されていないチャックであり、予めモータ51によって所定位置(交換位置)まで回転移動される。所定のチャック54の位置まで移動したクランプ装置40では、保持している工具Tがチャック54に把持される。この状態で、アンクランプ機構48においてロッド部483が前進する。具体的に、アンクランプ機構48では、油圧源からの作動油が後側油圧室485に供給されると共に前側油圧室484から作動油が排出されることで、ロッド部483が前進する。これにより、ドローバー44(基軸441)がロッド部483に押されて前進する。ドローバー44が前進すると、基軸441の前方端部442の一部がコレット45から前方へ抜け出て、コレット45が径方向に縮まる。その結果、図8に示すように、コレット45が工具ホルダTHから離れるので工具ホルダTHが解放されて、アンクランプ動作が完了する。
−異常検出動作−
上述したクランプ動作時およびアンクランプ動作時のコントローラ100による異常検出動作について説明する。
クランプ動作時では、ロッド部483は被検出部489が第2近接スイッチ488によって検出されるまで後退する。つまり、クランプ動作時のアンクランプ機構48では、第2近接スイッチ488の検出信号がコントローラ100の入力部110へ送られると、前側油圧室484への作動油の供給が停止してロッド部483の後退動作が停止する。そして、この状態において、図7に示すように発光部491の光が第1通光部447を通行して受光部492に受光されると、受光部492から入力部110へ受光信号が送られる。図7では、光の位置を●で示しており、以降の図8〜図10についても同様である。このように、第2近接スイッチ488の検出信号と受光部492の受光信号が入力部110へ送られると、判定部120は「正常クランプ状態(図7の状態)」であると判定する。つまり、判定部120は、クランプ動作時において発光部491の光が第1通光部447を通行したことをもって、ドローバー44が正常な位置まで後退して工具ホルダTHが正常に保持されたと判定する。
アンクランプ動作時では、ロッド部483は被検出部489が第1近接スイッチ487によって検出されるまで前進する。つまり、クランプ動作時のアンクランプ機構48では、第1近接スイッチ487の検出信号がコントローラ100の入力部110へ送られると、後側油圧室485への作動油の供給が停止してロッド部483の前進動作が停止する。そして、この状態において、図8に示すように発光部491の光が第2通光部448を通行して受光部492に受光されると、受光部492から入力部110へ受光信号が送られる。このように、第1近接スイッチ487の検出信号と受光部492の受光信号が入力部110へ送られると、判定部120は「正常アンクランプ状態(図8の状態)」であると判定する。つまり、判定部120は、アンクランプ動作時において発光部491の光が第2通光部448を通行したことをもって、ドローバー44が正常な位置まで前進して工具ホルダTHが正常に解放されたと判定する。以上のように、判定部120が「正常クランプ状態」または「正常アンクランプ状態」と判定した場合、処理部130は特に何も動作しない。
ところで、上述したクランプ動作(アンクランプ動作)では、図9や図10に示すように、何らかの原因で異常なクランプ状態(以下、異常クランプ状態という。)となる場合がある。
例えば、工具交換装置50の所定のチャック54に工具Tが何も装着されていなかった場合、スピンドル42のホルダ挿入孔421に工具ホルダTHが存在しない状態でクランプ動作が行われることになる。この場合でも、図9に示すように、ロッド部483は第2近接スイッチ488が検出するまで後退する。そして、ドローバー44の後退動作に伴い、コレット45は後方へ引き込まれながら径方向に拡がるが工具ホルダTHに引っ掛かることがないため、ドローバー44は上述した「正常クランプ状態」時よりも少し長めに後方移動してしまう。つまり、この場合、ドローバー44は正常な位置よりも少し後方側の位置で停止してしまう。そうすると、発光部491の光は基軸441の後方端部443において第1通光部447よりも前方側の部分によって遮光されることとなり(図9参照)、受光部492から入力部110へ受光信号は送られない。つまり、この場合は入力部110へは第2近接スイッチ488の検出信号のみが入力される。そうすると、判定部120は「異常クランプ状態」であると判定する。
また、スピンドル42のホルダ挿入孔421に工具ホルダTHが挿入されている状態でクランプ動作が行われても、図10に示すように、何らかの要因で、正常にコレット45が工具ホルダTHのプルスタッドTHaに引っ掛からない場合がある。そうすると、ドローバー44によってコレット45が工具ホルダTHの内部に引き込まれてしまう現象(ミスクランプ)が起こる。この場合でも、ロッド部483は第2近接スイッチ488が検出するまで後退する。ところが、コレット45はドローバー44(基軸441の前方端部442)によって径方向外方へ押されながら工具ホルダTHの内部に引き込まれるため、コレット45と工具ホルダTHとの間で大きな摺動抵抗が生じる。そのため、ドローバー44は上述した「正常クランプ状態」時よりも短い距離しか後方移動できなくなる。つまり、この場合、ドローバー44は正常な位置よりも少し前方側の位置で停止してしまう。そうすると、発光部491の光は基軸441の後方端部443において第1通光部447よりも後方側の部分によって遮光されることとなり(図10参照)、受光部492から入力部110へ受光信号は送られない。つまり、この場合は入力部110へは第2近接スイッチ488の検出信号のみが入力される。そうすると、判定部120は「異常クランプ状態」であると判定する。
また、図示しないが、例えばボーリング工具のような一方向のみに取り付けないと機械や工具を破損してしまう場合、取付けミスを防ぐためにドライブキー(図示せず)には段差が予め設けられている。180度反対に取り付けた場合、この段差分だけ工具ホルダが浮いた状態でクランプが行われる。このような場合であっても、ドローバー44は正常な位置まで後退しないので、判定部120は「異常クランプ状態」であると判定する。
また、図示しないが、アンクランプ動作において、ロッド部483(被検出部489)は第1近接スイッチ487によって検出されたが、例えばドローバー44が何らかの要因で正常な位置まで前進しない状態(異常アンクランプ状態)が起こり得る。この場合、発光部491の光は基軸441の後方端部443において第2通光部448よりも後方側の部分によって遮光されることとなり、受光部492から入力部110へ受光信号は送られない。つまり、この場合は入力部110へは第1近接スイッチ487の検出信号のみが入力される。そうすると、判定部120は「異常アンクランプ状態」であると判定する。
以上のように、実際には異常なクランプ状態またはアンクランプ状態であるにも拘わらず、近接スイッチ487,488の検出信号をもって正常であると誤判定してしまうのを防止することができる。
判定部120が「異常クランプ状態」または「異常アンクランプ状態」であると判定した場合、処理部130は異常警報を発したり現在の動作(例えば、スピンドル42の回転動作)を緊急停止する制御を行う。
−実施形態の効果−
本実施形態では、上述したようにクランプ状態ではロッド部483とドローバー44とが所定距離だけ離隔する状態にしているため、第2近接スイッチ488によってロッド部483(被検出部489)の位置検出が高精度に行われたとしても、ドローバー44の後退位置を検出することはできない。ところが、本実施形態では、光電センサ49および第1通光部447を設けるようにしたため、ドローバー44の後退位置が正常であるか異常であるかを確実に検出することができる。その結果、「正常クランプ状態」か「異常クランプ状態」かを確実に判定することが可能となる。
また、本実施形態のクランプ状態において、仮に、ロッド部483とドローバー44とが互いに接する状態にした場合、即ちロッド部483をドローバー44の必要後退距離と同じだけ後退させるようにした場合でも、近接スイッチ487,488の検出感度が比較的緩慢であるため、やはりドローバー44の後退位置を正確に検出することはできない。
「正常クランプ状態」時のドローバー44の後退位置と、各「異常クランプ状態」時のドローバー44の後退位置との差は、非常に小さい。つまり、双方の状態においてドローバー44の後退距離のズレは非常に小さい。そのため、検出感度が比較的緩慢な近接スイッチ487,488だけでは、ロッド部483およびドローバー44の後退位置を正確に検出することはできない。本実施形態では、このような場合あっても、ドローバー44の後退位置が正常か異常かを確実に検出でき、「正常クランプ状態」か「異常クランプ状態」かを確実に判定することが可能となる。
アンクランプ状態についても、光電センサ49および第2通光部448を設けるようにしたため、上記と同様に、ドローバー44の前進位置が正常か異常かを確実に検出でき、「正常アンクランプ状態」か「異常アンクランプ状態」かを確実に判定することが可能となる。
また、光電センサ49は、他の距離センサや位置センサに比べて比較的安価であるため、製造コストを抑えることができる。
また、光電センサ49をケーシング41の外周部に設けるようにしたため、ケーシング内に設置する場合に比べて、位置の調整が容易である。
また、光電センサ49を設け、ドローバー44に切欠きを形成するという簡易な構成で以上のような効果を奏することができる。
また、本実施形態では、大径部444と中径部445の段落ち部分を第2通光部448として利用したため、通光部447,448について加工コストを抑えることが可能である。なお、本実施形態は、第2通光部448を第1通光部447と同様に大径部444や中径部445の途中を切り欠いて構成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、近接スイッチ487,488に代えてリミットスイッチを本発明に係る検出スイッチとして用いてよい。つまり、本発明に係る検出スイッチは、検出感度が比較的緩慢な検出手段である。
以上説明したように、本発明は、工作機械において、工具を保持するクランプ装置について有用である。
1 工作機械
40 クランプ装置
42 スピンドル
44 ドローバー
45 コレット
47 皿バネ(弾性部材)
100 コントローラ(異常検出部)
447 第1通光部
448 第2通光部
483 ロッド部
487 第1近接スイッチ(第1検出スイッチ)
488 第2近接スイッチ(第2検出スイッチ)
491 発光部
492 受光部

Claims (2)

  1. 中空のスピンドルと、該スピンドルに進退自在に挿通されたドローバーと、該ドローバーを後退方向へ付勢する弾性部材と、前記ドローバーの進退動作に伴って工作機械の工具を保持および解放するコレットと、前記ドローバーの軸方向後方に配置され且つ該軸方向に進退自在に構成され、後退することで、前記ドローバーを前記弾性部材によって後退させて工具の保持を行う一方、前進して前記ドローバーを押すことで、前記ドローバーを前進させて工具の解放を行うロッド部とを備えた工作機械のクランプ装置であって、
    工具の解放が行われる前記ロッド部の位置を検出する第1検出スイッチおよび工具Tの保持が行われる前記ロッド部の位置を検出する第2検出スイッチと、
    互いに、前記ドローバーを間に置き且つ前記ドローバーの軸方向と直交する方向に対向配置された一対の発光部および受光部と、
    前記ドローバーにおいて、工具の保持が行われた状態のときだけ前記発光部の光が通行する位置に形成された第1通光部および工具の解放が行われた状態のときだけ前記発光部の光が通行する位置に形成された第2通光部と、
    前記第1検出スイッチまたは第2検出スイッチの検出信号と、前記受光部の受光信号とが入力されると、工具の保持状態または解放状態は正常であると判定し、前記第1検出スイッチまたは第2検出スイッチの検出信号のみが入力されると、工具の保持状態または解放状態は異常であると判定する異常検出部とを備えている
    ことを特徴とする工作機械のクランプ装置。
  2. 請求項1において、
    前記ドローバーは、段付き軸であり、
    前記第1通光部または第2通光部は、前記ドローバーにおける段落ち部分に形成されている
    ことを特徴とする工作機械のクランプ装置。
JP2012083695A 2012-04-02 2012-04-02 工作機械のクランプ装置 Active JP5894837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083695A JP5894837B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 工作機械のクランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083695A JP5894837B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 工作機械のクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013212550A JP2013212550A (ja) 2013-10-17
JP5894837B2 true JP5894837B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=49586312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012083695A Active JP5894837B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 工作機械のクランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5894837B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6492502B2 (ja) * 2014-10-03 2019-04-03 株式会社ジェイテクト 工作機械の主軸装置
JP6603110B2 (ja) * 2015-11-24 2019-11-06 ローランドディー.ジー.株式会社 切削加工機および加工ツールを取り外す方法
JP6566847B2 (ja) * 2015-11-24 2019-08-28 ローランドディー.ジー.株式会社 切削加工機および加工ツールを把持する方法
CN105772526A (zh) * 2016-05-03 2016-07-20 无锡市威特机械有限公司 一种用于挤压机的棒料限位机构
DE102016108407A1 (de) * 2016-05-06 2017-11-09 Ott-Jakob Spanntechnik Gmbh Löseeinrichtung für einen Werkzeug- oder Werkstückspanner

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61297044A (ja) * 1985-06-26 1986-12-27 Toyoda Mach Works Ltd 主軸工具アンクランプ装置
FR2588492B1 (fr) * 1985-10-14 1989-05-26 Aerospatiale Porte-outil de securite pour machine-outil
DE3619071A1 (de) * 1986-06-06 1987-12-10 Heller Geb Gmbh Maschf Bearbeitungsmaschine mit einem schwenkkopf
JPH0435046Y2 (ja) * 1988-07-29 1992-08-20
JPH08174315A (ja) * 1994-10-25 1996-07-09 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の主軸における工具ホルダの仮保持装置
JPH08197313A (ja) * 1995-01-20 1996-08-06 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の主軸における工具ホルダの仮保持装置
JP3159923B2 (ja) * 1996-09-06 2001-04-23 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の工具クランプ装置
JP2003181747A (ja) * 2001-12-19 2003-07-02 Makino J Kk 工具装着状態検出装置を備えた工作機械の主軸装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013212550A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5894837B2 (ja) 工作機械のクランプ装置
JP6415687B2 (ja) 工具装着評価方法および工作機械
KR101157249B1 (ko) 프린트기판의 천공방법 및 프린트기판가공기
WO2018042831A1 (ja) 工作機械
JP4310301B2 (ja) 工作機械の工作物イジェクティング装置
JP4769285B2 (ja) 工具折損検出装置
KR100728282B1 (ko) 복합가공 터닝센터의 툴 클램프 확인 장치 및 그 방법
JP6297128B1 (ja) 工作機械
JP2005319540A (ja) 工作機械の主軸装置
JP6600194B2 (ja) チャック装置
KR20030069674A (ko) 수직형 머시닝센터의 고속 공구 교환장치
WO2023033024A1 (ja) タレット、クランプ状態の検出方法、およびクランプ状態の検出プログラム
JP4232017B2 (ja) 工作機械のドローバー位置検出機構
JP6670219B2 (ja) 主軸装置、および工作機械
JP5374195B2 (ja) 工作機械
JP3159923B2 (ja) 工作機械の工具クランプ装置
JP2003260638A (ja) 工作機械のツールクランプ異常検知装置
KR102308676B1 (ko) 공작기계
KR20090070818A (ko) Nc 선반 주축각도 인덱싱장치
JP6484273B2 (ja) 工作機械
JP2004025388A (ja) 主軸の工具装着確認装置及び方法
JP2007044792A (ja) 長物加工用工作機械
KR101116514B1 (ko) 공작물 배출용이를 위한 nc선반의 워크 이젝터 장치
JP2009018353A (ja) 工具アンクランプ装置
JP6299391B2 (ja) 工具交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5894837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250